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JP3168936U - バンドの中留構造 - Google Patents

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JP3168936U
JP3168936U JP2011002391U JP2011002391U JP3168936U JP 3168936 U JP3168936 U JP 3168936U JP 2011002391 U JP2011002391 U JP 2011002391U JP 2011002391 U JP2011002391 U JP 2011002391U JP 3168936 U JP3168936 U JP 3168936U
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JP2011002391U
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静雄 永島
静雄 永島
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株式会社 フォー・クリエイターズ
株式会社 フォー・クリエイターズ
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Abstract

【課題】セラミック製の押圧作動部材における連結軸の固定を安定かつ確実に、さらに容易に行うことができるようにしたバンドの中留構造を提供することを目的とする。【解決手段】押圧作動部材4の受け孔4bにCリング7を装着しておき、このCリング7内に連結軸6の一端部6aを嵌入することにより、連結軸6の一端部6aを受け孔4bに保持固定する。【選択図】図5

Description

本考案は、時計バンドや装飾品用のバンドに適用され、一対のバンド端部を連結する中留構造に関する。
本考案に係る中留は、使用者の腕などに捲回された環状の腕時計用バンドに設けられて、腕時計用バンドを緩めたり締め付けたりするためのものであり、腕時計用バンドの一部に取り付けられ、片開き式あるいは両開き式に回動させることにより、腕時計を腕から取り外したり、取り付けたりするためのものである。
ところで、近年、バンドに高級感を持たせるため、バンドにおいて独特の風合いを呈するセラミック製の駒体からなる時計バンドが市販されている。この種の時計バンドには、高級感のある中留として本考案に係る中留のような観音開き型の中留が使用されることが多い。
前記中留は、通常、成型性の良い金属製の構成部材からなるが、セラミック製駒体に整合させるため中留もセラミック製にて構成したいという要求がある。これに対応するため本件出願人等は、特許文献1に示すように、時計用バンドに使用される中留構造において中留本体をセラミックスで製作することを提案した。
特開2010−29355号公報
時計バンド用の中留の構成は、細かい加工を必要とする構成部材からなっている。そして、中留の開閉を行うために、使用者が押圧作動しやすいように、通常、中留の本体側部から突出する押圧作動部材(引用文献1の場合では係止部材7)が設けられる構成になっている。
前記押圧作動部材には、他の構成部材と同様に、連結される部材を保持固定するための部分や部材が設けられる。そして、その部位には連結を確実かつ容易にするために位置精度が要求されるともに、連結部材を受けるための機械的強度も要求される。
セラミック製の部材における課題の一つに、セラミックの機械的強度における、所謂、ネバリが金属などと比較して小さいことが挙げられる。このため、時として、ピンや軸体などを部材の受け孔に圧入する際に、該受け孔の周部にクラックが発生してしまうことがある。
特に、バンドの中留の構成部材は全体寸法が小く、かつ小さな部品に細かな形状加工が施されるため、部材をセラミック製にする場合には、部品連結の圧入を安定かつ確実に、さらに容易に行えるようにすることが製造上の技術的課題の一つである。
そこで本考案は、前記従来の課題を解決し、セラミック製の押圧作動部材における連結軸の固定を安定かつ確実に、さらに容易に行うことができるようにしたバンドの中留構造を提供することを目的とする。
本考案のバンドの中留構造は、バンドの端部が設けられる可動部材と、前記可動部材の側方に並んで配されて該可動部材を開閉可能に軸支する外板部材と、前記外板部材の一側部に端部が露出し、かつ該外板部材内を移動するように設けられた押圧作動部材と、前記外板部材の他側部に配され、かつ前記可動部材と係脱自在な突起部が設けられた係止部材と、前記外板部材を貫通して前記係止部材と前記押圧作動部材とを移動可能に連結する連結軸とを備えたバンドの中留構造であって、バンドを構成する駒部材の少なくとも外表面部分が、セラミック材により成形されてなるバンドに使用されるバンドの中留構造において、前記押圧作動部材をセラミック材により成形し、前記連結軸を前記押圧作動部材に形成した受け孔に弾性管体を介して固定したことを特徴とする。
また、本考案は、同一構造の前記押圧作動部材を前記外板部材における両側に対称配置したことを特徴とする。
また、本考案は、前記弾性管体が、軸方向に溝が形成されている金属製のCリングであることを特徴とする。
また、本考案は、前記弾性管体が、周方向に突起が形成されている金属製のカプサチューブであることを特徴とする。
本考案のバンドの中留構造によれば、中留外部に露出するセラミック製の押圧作動部材と係止部材とを連結する連結軸を、押圧作動部材の止め孔に対して弾性管体を介して嵌入固定することができるため、連結軸をセラミック製の押圧作動部材の止め孔に、直接圧入する場合に比して、その圧入嵌合が安定かつ確実にさらに容易に行うことができる。
よって、セラミック製のバンドの側部から押圧作動部材が突出する構成のものであっても、前記のように押圧作動部材をセラミックにて製造することができるようになったことにより、中留を含む全体がセラミックの整合のとれた高級感のあるバンドを提供することが容易になる。
本考案に係る中留の実施形態を適用したバンドの中留部分を示す斜視図である。 本実施形態の中留とバンドの開放状態を示す斜視図である。 本実施形態においてバンドを取り除いた中留部分の斜視図である。 本実施形態の中留の開放状態を示す斜視図である。 中留の実施形態1の押圧作動部材と関連部材との断面図である。 中留の実施形態1の押圧作動部材と関連部材との斜視図である。 中留の実施形態1の押圧作動部材と関連部材との分解斜視図である。 中留の実施形態1の一対の押圧作動部材と関連部材との分解斜視図である。 中留の実施形態1の係止状態の断面図である。 中留の実施形態1の係止解除時の状態の断面図である。 中留の実施形態2の押圧作動部材と関連部材との分解斜視図である。 中留の実施形態2の一対の押圧作動部材と関連部材との分解斜視図である。
以下に本考案の好適な実施形態を図面にて説明する。
図1〜図4において、1は観音開き型の中留、2,2は一端部にバンドB1,B2の端部が連結された可動部材、3は、可動部材2,2の他端部が回動自在に軸支され、可動部材2,2を内溝3a,3b内に収納する外板部材、4,4は、外板部材3における内溝3a,3b間の隔壁部3c部分の外側に突出し、バンドB1,B2の両外側部から露出するように配設された一対の押圧作動部材である。
図5〜図7において、5は押圧作動部材4の一方の受け孔4aに収納された戻しばね、6は押圧作動部材4の他方の受け孔4bに一端部6aが保持固定された連結軸、7は、押圧作動部材4の他方の受け孔4bに挿入され、挿入された状態で連結軸6の一端部6aが内部に嵌入されるCリングである。Cリング7は、前記のように連結軸6の一端部6aが嵌め込まれることにより、連結軸6の一端部6aを受け孔4bに固定する弾性管体であって、軸方向に溝7aが形成されている。また、8は押圧作動部材4の内壁面に挿着されてCリング7の抜けを防止する平板部材である。
9は連結軸6の他端部6bをカシメなどにより保持固定する複数の平板材からなる係止部材、10,10は、連結軸6の他端部6bに隣接して、内方へ突出するように係止部材9,9にカシメ固定されたピン形状の突起部、11は連結軸6が挿入される軸挿入孔である。
図8に示すように、前記構成の押圧作動部材4とその関連する部材は、一対のものが対称状態で外板部材3の隔壁部3c部分の両側に設けられた凹部3dにそれぞれ配される。隔壁部3cに形成された3つの貫通孔12における中央には、連結軸6が移動可能に挿入され、また両側の貫通孔12には係止部材9の突起部10,10が挿入され、突起部10,10の先端部は、貫通孔12を通って可動部材2に設けられている係止孔2aに係脱可能に係止される。
図9に示すように、組立状態では、各係止部材9における一対の突起部10が、押圧作動部材4が配される側とは反対側の外板部材3における両側の貫通孔12に挿入されて、突起部10の先端部が可動部材2の係止孔2aに着脱可能に係止されている。また、連結軸6の一端部6aは、貫通孔12を通って対向する押圧作動部材4の受け孔4aに前記のように保持固定され、また反対端部は、戻しばね5により突起部10と貫通孔12との係止が維持される方向に付勢されている。
この状態は、中留1が閉鎖して可動部材2と外板部材3とが、係止孔2aと突起部10とによって係合して、バンドB1,B2の端部が閉じている状態である。
図10は図9に示す係止状態を解放して中留1を開くときの状態を示しており、使用者が外板部材3に設けられた押圧作動部材4の露出端を指などで内方(矢印方向)へ押圧することにより、押圧作動部材4と共に連結軸6と係止部材9とが移動し、係止部材9の突起部10が外方へ移動する。これにより、突起部10と可動部材2の係止孔2aとの係合が解除され、可動部材2が外板部材3に対して回動することができる状態になる。
なお、図11,図12に示す本考案の実施形態2は、基本的構成は実施形態1と同様であるが、弾性管体が異なっている。実施形態2では、弾性管体として、周内方向に突出する突起20aが形成されている金属製のカプサチューブ20を用いている。このカプサチューブ20を連結軸6の一端部6aに嵌着し、かつ押圧作動部材4の他方の受け孔4bに嵌め込み、連結軸6の一端部6aを受け孔4bに固定する。
本考案は、各種バンド類、特に装身具などの身体に着ける各種のバンドの中留に適用される。
1 中留
2 可動部材
3 外板部材
4 押圧作動部材
4b 受け孔
5 戻しばね
6 連結軸
7 Cリング
7a Cリングの溝
9 係止部材
10 突起部
20 カプサチューブ
20a カプサチューブの突起

Claims (4)

  1. バンドの端部が設けられる可動部材と、
    前記可動部材の側方に並んで配されて該可動部材を開閉可能に軸支する外板部材と、
    前記外板部材の一側部に端部が露出し、かつ該外板部材内を移動するように設けられた押圧作動部材と、
    前記外板部材の他側部に配され、かつ前記可動部材と係脱自在な突起部が設けられた係止部材と、
    前記外板部材を貫通して前記係止部材と前記押圧作動部材とを移動可能に連結する連結軸とを備えたバンドの中留構造であって、
    バンドを構成する駒部材の少なくとも外表面部分が、セラミック材により成形されてなるバンドに使用されるバンドの中留構造において、
    前記押圧作動部材をセラミック材により成形し、前記連結軸を前記押圧作動部材に形成した受け孔に弾性管体を介して固定したことを特徴とするバンドの中留構造。
  2. 同一構造の前記押圧作動部材を前記外板部材における両側に対称配置したことを特徴とする請求項1に記載のバンドの中留構造。
  3. 前記弾性管体が、軸方向に溝が形成されている金属製のCリングであることを特徴とする請求項1に記載のバンドの中留構造。
  4. 前記弾性管体が、周方向に突起が形成されている金属製のカプサチューブであることを特徴とする請求項1に記載のバンドの中留構造。
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