JP3167349U - 介護用衣服 - Google Patents
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Abstract
【課題】容易に着脱でき、介護者及び被介護者の肉体的・精神的負担の少ない、普段着及び外出用にデザインした介護用衣服を提供する。【解決手段】衣服上下方向に延びる分離位置が、人を中心にして前身頃は左側に後身頃は右側にずれており、分離位置をスライダーを有するオープンファスナーで連絡する。【選択図】図3
Description
本考案は、着脱衣時の介護者及び被介護者の肉体的・精神的負担が少なく、かつ普段着用及び外出用に使用できる介護用衣服に関するものである。
自力で着衣・脱衣が困難な人は、着衣、脱衣時に介護者の助けが必要である。特に寝たきりの人においては多大な負担が掛かる。下記特許文献1は、同形の片袖を有する一対の衣類で構成され、脇両サイドでスナップボタン数箇所を介して前面背面完全交差した寝巻きとなる介護服を示す。
下記特許文献2は、衣類の袖と身ごろを平面状に展開形成し、袖を腕下で、双方の身ごろ相互を脇でループ紐と結び紐とで係り止めできる介護服を示す。
下記特許文献3は、左右脇側から袖口または、首周りから袖口までを連結するラインに一対のダブルファスナーを取り付け、両端から中央側へと引くことで着易くした介護服を示す。
下記特許文献4は、下記特許文献2の連結手段をスナップとした介護服を示す。
下記特許文献5は、下記特許文献3のダブルファスナーをオープンファスナーとし、完全に開放できる来客用・外出用にデザインされた介護服を示す。
前記の従来の介護服は完全に他者から着せ易いことのみに着目しており、被介護者の着心地に配慮されていない。また、寝巻きまたは反対に外出時のみに特化し過ぎ、日常のおしゃれ着には不適当であり、普段着から外出着用の使用に適さない。
本考案は、介護者、被介護者共に肉体的精神的負担を軽減するために、容易に着脱を行うことが出来、且つ日常着から外出用まで幅広く使用できる介護用衣服を提供することを目的とする、
本考案は、介護者、被介護者共に肉体的精神的負担を軽減するために、容易に着脱を行うことが出来、且つ日常着から外出用まで幅広く使用できる介護用衣服を提供することを目的とする、
本考案による介護用衣服は、片袖のみを有する異形の一対の片袖衣服A Bからなる介護用衣服で、片袖を有する衣服Aは身幅が広い前身ごろA2と身幅の狭い後ろ見ごろA1を備えている。
片袖を有する衣服Bは身幅が狭い前身ごろB2と身幅の広い後ろ見ごろB1を備えている。
前身ごろA2の縦に延伸する前縁A4は前身ごろB2の縦に延伸する前縁B4と開閉手段Dにより脇線C2に沿って分離可能に接続する。後身ごろA1の縦に延伸する後縁A3は後身ごろB1の縦に延伸する後縁B3と開閉手段Dにより分離可能に接続する。A4とB4の開閉部分がC1に近いので胸への圧迫感がなく、さらに検温時にもわずかなファスナーの上げ下ろしだけで肌を露出することなく対応できる。また、A3とB3の開閉部分がC2に近いので、背中心に違和感がない。左右から容易に着脱、分離可能なので、かぶることなく無理に腕を上下させることなく介護衣服1として使用できる。また、上着開閉手段Dが脇線C1 C2に近いので、外見上目立たないことから、普段着から外出用衣服として介護用衣服として使用できる。イスや車いすなどに座った状態でも着用者は無理な姿勢をすることなく簡単に着用することが出来る。
1枚仕立てで涼しく着ることが出来、裏地を着ければ正装感が増し、ウールやニットの生地を使用すれば保温性も十分に確保できる介護衣服として使用できる。
備えたスカート2及びズボン3は、背面開放型で開放を必要に応じ固定できるのでトイレ使用時に前面をはだけることなく下着の上げ下ろしまた着脱が容易に出来る介護用衣服として使用できる。
片袖を有する衣服Bは身幅が狭い前身ごろB2と身幅の広い後ろ見ごろB1を備えている。
前身ごろA2の縦に延伸する前縁A4は前身ごろB2の縦に延伸する前縁B4と開閉手段Dにより脇線C2に沿って分離可能に接続する。後身ごろA1の縦に延伸する後縁A3は後身ごろB1の縦に延伸する後縁B3と開閉手段Dにより分離可能に接続する。A4とB4の開閉部分がC1に近いので胸への圧迫感がなく、さらに検温時にもわずかなファスナーの上げ下ろしだけで肌を露出することなく対応できる。また、A3とB3の開閉部分がC2に近いので、背中心に違和感がない。左右から容易に着脱、分離可能なので、かぶることなく無理に腕を上下させることなく介護衣服1として使用できる。また、上着開閉手段Dが脇線C1 C2に近いので、外見上目立たないことから、普段着から外出用衣服として介護用衣服として使用できる。イスや車いすなどに座った状態でも着用者は無理な姿勢をすることなく簡単に着用することが出来る。
1枚仕立てで涼しく着ることが出来、裏地を着ければ正装感が増し、ウールやニットの生地を使用すれば保温性も十分に確保できる介護衣服として使用できる。
備えたスカート2及びズボン3は、背面開放型で開放を必要に応じ固定できるのでトイレ使用時に前面をはだけることなく下着の上げ下ろしまた着脱が容易に出来る介護用衣服として使用できる。
上着開閉部分は外観デザインを損なうことなく取り付けられるので、ファッション性にあふれたデザインに作成可能であり、またファスナーを着用者の介護度に合わせてボタンやスナップに変えることで、リハビリとしての機能を持たせることが出来るので、着用者の日常の気分高揚につながり、社会への働きかけを促進し、社会活動を容易にすることができる。
また、備えたスカート2及びズボン3は、背面開放型なのでトイレ使用時に前面をはだけることなく下着の上げ下ろしまた着脱が容易に出来るので人間としての尊厳を維持できる。
また、備えたスカート2及びズボン3は、背面開放型なのでトイレ使用時に前面をはだけることなく下着の上げ下ろしまた着脱が容易に出来るので人間としての尊厳を維持できる。
以下、本考案による介護用衣服の実施の形態を図1〜図12において説明する。
図1〜3に示すように、本考案による介護衣服は、袖A5有する前身ごろA2と後ろ見ごろA1からなるAと袖B5有する前身ごろB2と後ろ見ごろB1からなるBとを有する上着1を備えている。
図4に示すように、前身ごろA2 B2における開閉部D、後ろ見ごろA1 B1における開閉部Dは布の先端を付き合わせた形で配しさらにファスナーと肌とは直接当たらないように下布Eがある。
図1〜3に示すようにDの開閉はオープンファスを有して分離可能にしているが、介護度に応じてオープンファスナーに変えて前身頃Dのみボタンとボタン孔を設けて開閉しても良い。
図3に示すように左右分離型なので介護度により、前身ごろ開閉部Dは閉鎖して後ろ見ごろDのみにても着脱可能であり、また、前身ごろA2 B2の位置を前中心Xに持ってくることで前開きブラウスまたはジャケットにと、介護度に応じ応用可能となる特徴をも兼ね備えた介護衣服である。
図4〜9に示すように、本考案介護服は、スカート2またはズボン3を備えてもよい。スカート2は、図6に示すように開くと8と9からなる2枚の布であり、イスにあらかじめ広げておき着用者が座った状態からでも着用可能である。図4に示すように、図6のスカート中心Yを背中心に置き、O端11aを胴体に巻き11bで面ファスナーを介し固定、更にP端12bを重ね反対側ウエスト12aで面ファスナーを介して固定する。図5に示すように、背面も布が重なり合っていて、更に 左右両端下部10a 10bとを体前面にて図11に示す平面型プラスチックスナップ10で固定可能なのでトイレなど使用する際、前を開放することなく着用できる。
ズボン3も図9に示すように開くと17と18からなる2枚の布であり、イスにあらかじめ広げておき着用者が座った状態からでも着用可能である。図9のズボン中心Zを背中心に置き、Q端19aを胴体に巻き19bで面ファスナーで固定、更にR端20bを重ね反対側ウエスト20bで面ファスナーで固定する。足の部分は両内側13a14a15a16aにオープンファスナーFを開閉手段として使用する。
ズボン3も図9に示すように開くと17と18からなる2枚の布であり、イスにあらかじめ広げておき着用者が座った状態からでも着用可能である。図9のズボン中心Zを背中心に置き、Q端19aを胴体に巻き19bで面ファスナーで固定、更にR端20bを重ね反対側ウエスト20bで面ファスナーで固定する。足の部分は両内側13a14a15a16aにオープンファスナーFを開閉手段として使用する。
本考案の介護用衣服は、ジャケット、マント、コート、スカート、ズボンとして作成できる。1枚仕立てで涼しく着ることが出来、裏地を着ければ正装感が増し、ウールやニットの生地を使用すれば保温性も十分に確保できる介護衣服として使用できる。
1― 上着, 2―スカート, 3―ズボン, 8 9―スカート片側布, 11a b 12a b―スカート開閉手段, 17 18―ズボン片側布,19a b 20a b―ズボン開閉手段, A B―片袖を有する上着1を構成する身頃、D―上着開閉手段,F―スカート裾プラスチックスナップ, G―ズボン裾開閉ファスナー 21―ズボン裾開閉ファスナー開き止まり
Claims (6)
- 片袖のみを有する一対の衣服からなる介護用衣服である。
片袖衣服は、身幅の違う前身頃と後身頃とからなる。片袖衣服の袖が無い側の右前身頃は前中心より左寄りで左前身頃と連結手段を介して連結され、左後身頃は背中心より右寄りにて右後見頃と連結手段を介して連結されていることにより着脱可能になっていることを特徴とする介護用衣服である。 - 上着開閉手段は、スライダを有するオープンファスナーであり、スライダを移動してネックラインから上着裾に向かってスライダを移動させることにより開放でき、上着裾側縁からスライダを除去できることで完全に分離できることを特徴とする請求項1 に記載の介護用衣服である。
- 開閉手段であるオープンファスナーは布の突合せ端部同士を互いに接触させて、開閉手段が容易に見えないようにデザインされた請求項1〜3の介護用衣服である。
- スカート又はズボンを備え、ズボン・スカート共、巻きスカートの形状をしており、後布が重なり合ってベルト部分で縫われていることで上部は固定され、背面のウエスト開き止り部まで必要時に開放開閉可能手段を有した前面開閉式で、ウエスト前面側部開閉手段によりウエストサイズ調整ならびに着脱可能な介護衣類である。ズボンには裾部分にスライダを有するオープンファスナーを有し完全に開放可能にした介護衣服である。
- 重なり合った後ろスカートは両端下部に配した透明な平面プラスチックの薄いスナップを介し体前面にて連結して固定・解除することができる請求項4に記載の介護用衣服である。
- ズボン股下端下部内側に配した開閉手段はオープンファスナーを有し、上から下に向けてスライダを移動して締まり、下から上に引いて完全に開放状態になり、さらに内側両端下部に配した透明な平面プラスチックの薄いスナップを介し体前面にて連結して固定・解除することができる請求項4に記載の介護用衣服である。
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