JP3167093B2 - 電磁型発音体 - Google Patents
電磁型発音体Info
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- JP3167093B2 JP3167093B2 JP12836895A JP12836895A JP3167093B2 JP 3167093 B2 JP3167093 B2 JP 3167093B2 JP 12836895 A JP12836895 A JP 12836895A JP 12836895 A JP12836895 A JP 12836895A JP 3167093 B2 JP3167093 B2 JP 3167093B2
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- Japan
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- electrode terminal
- electromagnetic sounding
- casing
- electromagnetic
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/18—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
- H05K1/181—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with surface mounted components
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/325—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by abutting or pinching, i.e. without alloying process; mechanical auxiliary parts therefor
Landscapes
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電磁型発音体に係り、特
にプリント基板等に電磁型発音体を実装する際の作業性
を向上させた電磁型発音体の電極端子構造に関する。
にプリント基板等に電磁型発音体を実装する際の作業性
を向上させた電磁型発音体の電極端子構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電磁型発音体としては、
例えば図8に示したようなものが知られている。この電
磁型発音体1は、ヨークや振動板などの発音部材が内蔵
された円柱状のケーシング2と、このケーシング2の下
面から突出する一対のピン形電極端子3とで構成され
る。プリント基板4上に電磁型発音体1を実装する場合
には、図9に示したように、プリント基板4のピン孔5
に電極端子3を挿入し、プリント基板4にケーシング2
の下面を当接させた状態で、プリント基板4の裏面側で
電極端子3と配線パターン6とを半田7によって固定し
ている。
例えば図8に示したようなものが知られている。この電
磁型発音体1は、ヨークや振動板などの発音部材が内蔵
された円柱状のケーシング2と、このケーシング2の下
面から突出する一対のピン形電極端子3とで構成され
る。プリント基板4上に電磁型発音体1を実装する場合
には、図9に示したように、プリント基板4のピン孔5
に電極端子3を挿入し、プリント基板4にケーシング2
の下面を当接させた状態で、プリント基板4の裏面側で
電極端子3と配線パターン6とを半田7によって固定し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電磁型発音体1にあっては、電極端子3を半田付け
によってプリント基板4に固定しなければならないため
に、実装時には半田付け工程が必要となり、作業性の面
で問題があった。特に、この種の電磁型発音体1は携帯
電話やポケットベルなどの小型電子機器に利用されるこ
とが多いために、プリント基板4の狭い箇所に半田付け
しなければならず、細かい作業が強いられるものとなっ
ていた。
来の電磁型発音体1にあっては、電極端子3を半田付け
によってプリント基板4に固定しなければならないため
に、実装時には半田付け工程が必要となり、作業性の面
で問題があった。特に、この種の電磁型発音体1は携帯
電話やポケットベルなどの小型電子機器に利用されるこ
とが多いために、プリント基板4の狭い箇所に半田付け
しなければならず、細かい作業が強いられるものとなっ
ていた。
【0004】そこで、本発明に係る電磁型発音体は、プ
リント基板への電磁型発音体の実装を簡易な手段で行え
るようにして作業性の向上を図らんとするものである。
リント基板への電磁型発音体の実装を簡易な手段で行え
るようにして作業性の向上を図らんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の請求項1
に係る電磁型発音体は、発音部材を内蔵したケーシング
と、このケーシングの上面から斜め下方に延びる板バネ
状の電極端子とで構成され、該電極端子の先端部には先
端が上向きにくの字状に折れ曲る屈曲部が設けられると
共に該屈曲部の外側面には突起部が突き出し形成された
ことを特徴とする。
に係る電磁型発音体は、発音部材を内蔵したケーシング
と、このケーシングの上面から斜め下方に延びる板バネ
状の電極端子とで構成され、該電極端子の先端部には先
端が上向きにくの字状に折れ曲る屈曲部が設けられると
共に該屈曲部の外側面には突起部が突き出し形成された
ことを特徴とする。
【0006】また、本発明の請求項2に係る電磁型発音
体は、発音部材を内蔵したケーシングと、このケーシン
グの下面から真下方向へ下面と平行に湾曲して略U字状
に延びる板バネ状の電極端子とで構成され、該電極端子
のU字部分の下面側には突起部が突き出し形成されたこ
とを特徴とする。
体は、発音部材を内蔵したケーシングと、このケーシン
グの下面から真下方向へ下面と平行に湾曲して略U字状
に延びる板バネ状の電極端子とで構成され、該電極端子
のU字部分の下面側には突起部が突き出し形成されたこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】上述の手段によれば、携帯電話やポケットベル
などのケース本体を組付ける際、このケース本体に電磁
型発音体を固定することで、プリント基板の配線パタ−
ン面に電極端子が弾性的に圧接し、半田を要することな
く電気的な接続を得ることができる。
などのケース本体を組付ける際、このケース本体に電磁
型発音体を固定することで、プリント基板の配線パタ−
ン面に電極端子が弾性的に圧接し、半田を要することな
く電気的な接続を得ることができる。
【0008】また、電極端子の圧接部に突起部を設けた
ことで、プリント基板の配線パタ−ン面には突起部が食
い込むようにして接触するために、配線パタ−ン面や電
極端子に塵や埃などが付着していても接続不良が起こる
ようなことはない。
ことで、プリント基板の配線パタ−ン面には突起部が食
い込むようにして接触するために、配線パタ−ン面や電
極端子に塵や埃などが付着していても接続不良が起こる
ようなことはない。
【0009】
【実施例】以下添付図面に基づいて本発明に係る電磁型
発音体の端子構造の実施例を詳細に説明する。図1乃至
図4は、本発明に係る電磁型発音体の第1実施例を示し
たものである。この実施例で電磁型発音体10は、ヨー
クや振動板などの発音部材が内蔵されている円柱状のケ
ーシング11と、このケーシング11の上面から斜め下
方に延びる一対の電極端子12とで構成される。電極端
子12はばね鋼やステンレス鋼などによって形成されて
おり、全体がバネ性を備えている。また、斜め下方に延
びた電極端子12の先端部が上向きにくの字状に屈曲し
ており、この屈曲部13の外側面がプリント基板14上
に形成された配線パターン15に弾性的に圧接する。な
お、この実施例では電極端子12の屈曲部13の位置と
ケーシング11の下面の位置がほぼ同一線上にある。
発音体の端子構造の実施例を詳細に説明する。図1乃至
図4は、本発明に係る電磁型発音体の第1実施例を示し
たものである。この実施例で電磁型発音体10は、ヨー
クや振動板などの発音部材が内蔵されている円柱状のケ
ーシング11と、このケーシング11の上面から斜め下
方に延びる一対の電極端子12とで構成される。電極端
子12はばね鋼やステンレス鋼などによって形成されて
おり、全体がバネ性を備えている。また、斜め下方に延
びた電極端子12の先端部が上向きにくの字状に屈曲し
ており、この屈曲部13の外側面がプリント基板14上
に形成された配線パターン15に弾性的に圧接する。な
お、この実施例では電極端子12の屈曲部13の位置と
ケーシング11の下面の位置がほぼ同一線上にある。
【0010】更に、この実施例では、図3及び図4に示
したように、前記電極端子12の屈曲部13に外方へ突
き出した突起部16が設けられている。この突起部16
は、一般にバンプと呼ばれる鋭角形状の突起であり、前
記屈曲部13の内側を凹まして外側へ突出形成したもの
である。従って、圧接時にはプリント基板14の配線パ
タ−ン15上に突起部16が強く食い込むように当たる
ため両者が確実に接触し、配線パタ−ン15上や電極端
子12に塵や埃などの異物が付着していたり、電極端子
12を作る際に生ずるバリなどがあっても、確実な導通
を確保することができる。また、上記電極端子12の材
質は、導電性を備えるものであれば、上記ばね鋼やステ
ンレス鋼などの鋼材のみならず、黄銅、リン青銅など板
バネ材として一般に用いられるものであっても構わな
い。
したように、前記電極端子12の屈曲部13に外方へ突
き出した突起部16が設けられている。この突起部16
は、一般にバンプと呼ばれる鋭角形状の突起であり、前
記屈曲部13の内側を凹まして外側へ突出形成したもの
である。従って、圧接時にはプリント基板14の配線パ
タ−ン15上に突起部16が強く食い込むように当たる
ため両者が確実に接触し、配線パタ−ン15上や電極端
子12に塵や埃などの異物が付着していたり、電極端子
12を作る際に生ずるバリなどがあっても、確実な導通
を確保することができる。また、上記電極端子12の材
質は、導電性を備えるものであれば、上記ばね鋼やステ
ンレス鋼などの鋼材のみならず、黄銅、リン青銅など板
バネ材として一般に用いられるものであっても構わな
い。
【0011】次に、上記構成からなる電磁型発音体10
の実装方法について説明する。図2及び図3に示したよ
うに、この実施例に係る電磁型発音体10は、携帯電話
やポケットベルなどのケース本体を組付ける際に、この
ケース本体と一体に固定されるものである。例えば、ケ
ース本体の下蓋17の内側面にプリント基板14を配置
する一方、電磁型発音体10の下面に両面接着テープ1
9を貼付しておく。次いで、この両面接着テープ19を
下にして電磁型発音体10を下蓋17の所定位置に固着
し、電極端子12を配線パターン15面に圧接する。こ
の状態において電極端子12は、図3に示したように弾
性的に撓んで屈曲部13の突起部16が配線パターン1
5に圧接し、配線パターン15との間で導通するが、更
に下蓋17に上蓋18を被せてケーシング11を下蓋1
7と上蓋18との間で挟持し、電磁型発音体10を確実
に固定することで、電極端子12の導通を確実に確保す
ることができる。
の実装方法について説明する。図2及び図3に示したよ
うに、この実施例に係る電磁型発音体10は、携帯電話
やポケットベルなどのケース本体を組付ける際に、この
ケース本体と一体に固定されるものである。例えば、ケ
ース本体の下蓋17の内側面にプリント基板14を配置
する一方、電磁型発音体10の下面に両面接着テープ1
9を貼付しておく。次いで、この両面接着テープ19を
下にして電磁型発音体10を下蓋17の所定位置に固着
し、電極端子12を配線パターン15面に圧接する。こ
の状態において電極端子12は、図3に示したように弾
性的に撓んで屈曲部13の突起部16が配線パターン1
5に圧接し、配線パターン15との間で導通するが、更
に下蓋17に上蓋18を被せてケーシング11を下蓋1
7と上蓋18との間で挟持し、電磁型発音体10を確実
に固定することで、電極端子12の導通を確実に確保す
ることができる。
【0012】このように、下蓋17に上蓋18を被せて
ケース本体を組付け、電磁型発音体10を下蓋17と上
蓋18との間に挟み込むことで、電磁型発音体10の固
定と同時に電極端子12の確実な導通が確保され、従来
のような半田付けなどの煩わしい作業から解放される。
また、ケース本体内で電磁型発音体10を収納するのに
必要な高さ方向のスペースは、ケーシング11の高さ幅
があれば足りるので、従来のものがケーシングの高さ幅
以外に電極端子の収納スペースも必要としていたのに比
べて高さ方向のスペースが狭くてよく、その分ケース本
体の厚さを薄くすることができるといった効果も奏す
る。なお、上記実施例では電磁型発音体10を実装する
際に、ケース本体の下蓋17に電磁型発音体10を固着
する場合について説明したが、勿論上蓋18側に両面接
着テープ19を介して固着することも可能であり、その
場合には下蓋17と上蓋18を組み付けた時に電極端子
12が配線パターン15に圧接して導通が確保されるこ
とになる。
ケース本体を組付け、電磁型発音体10を下蓋17と上
蓋18との間に挟み込むことで、電磁型発音体10の固
定と同時に電極端子12の確実な導通が確保され、従来
のような半田付けなどの煩わしい作業から解放される。
また、ケース本体内で電磁型発音体10を収納するのに
必要な高さ方向のスペースは、ケーシング11の高さ幅
があれば足りるので、従来のものがケーシングの高さ幅
以外に電極端子の収納スペースも必要としていたのに比
べて高さ方向のスペースが狭くてよく、その分ケース本
体の厚さを薄くすることができるといった効果も奏す
る。なお、上記実施例では電磁型発音体10を実装する
際に、ケース本体の下蓋17に電磁型発音体10を固着
する場合について説明したが、勿論上蓋18側に両面接
着テープ19を介して固着することも可能であり、その
場合には下蓋17と上蓋18を組み付けた時に電極端子
12が配線パターン15に圧接して導通が確保されるこ
とになる。
【0013】図5乃至図7は本発明に係る電磁型発音体
の第2実施例を示したものである。この実施例に係る電
磁型発音体20も、上記実施例と同様に、ヨークや振動
板などの発音部材を内蔵した円柱状のケーシング21
と、ケーシング21の下面から延びる一対のバネ性の電
極端子22とで構成されるが、この電極端子22はケー
シング21の下面から真下方向へ下面と平行に湾曲して
略U字状に延びている。そして、横向きとなったU字部
分の下側面には前述と同様の鋭角形状の突起部23が形
成されている。
の第2実施例を示したものである。この実施例に係る電
磁型発音体20も、上記実施例と同様に、ヨークや振動
板などの発音部材を内蔵した円柱状のケーシング21
と、ケーシング21の下面から延びる一対のバネ性の電
極端子22とで構成されるが、この電極端子22はケー
シング21の下面から真下方向へ下面と平行に湾曲して
略U字状に延びている。そして、横向きとなったU字部
分の下側面には前述と同様の鋭角形状の突起部23が形
成されている。
【0014】次に、上記構成からなる電磁型発音体20
の実装方法について説明する。図6及び図7に示したよ
うに、この実施例においても、電磁型発音体20は携帯
電話やポケットベルなどのケース本体を組付ける際に、
このケース本体と一体に固定される。先ず、ケース本体
の下蓋17の内側面にプリント基板14を配置する一
方、電磁型発音体20の上面に両面接着テープ19を貼
付しておく。次いで、前記両面接着テープ19を介して
上蓋18の所定の位置に電磁型発音体20を固着し、こ
の状態で下蓋17に上蓋18を被せる。すると、ケーシ
ング21と電極端子22とが下蓋17と上蓋18との間
に挟まれ、ケーシング21の真下で電極端子22のU字
部分が押し撓んで配線パターン15に接する。そして、
上蓋18と下蓋17とを最終的に組付けると、電極端子
22が更に撓み突起部23が配線パターン15面を強く
圧接して導通が図られる。このように、下蓋17に上蓋
18を被せてケース本体を組付け、電磁型発音体20を
下蓋17と上蓋18との間に挟み込むことで、電磁型発
音体20の固定と同時に電極端子22が確実に導通され
る。また、この実施例では電極端子22がケーシング2
1の真下方向に湾曲しており、ケーシング21からのは
み出し部分が少ないので、先の実施例に比べてケース本
体内では水平方向のスペースを取らなくて済む。
の実装方法について説明する。図6及び図7に示したよ
うに、この実施例においても、電磁型発音体20は携帯
電話やポケットベルなどのケース本体を組付ける際に、
このケース本体と一体に固定される。先ず、ケース本体
の下蓋17の内側面にプリント基板14を配置する一
方、電磁型発音体20の上面に両面接着テープ19を貼
付しておく。次いで、前記両面接着テープ19を介して
上蓋18の所定の位置に電磁型発音体20を固着し、こ
の状態で下蓋17に上蓋18を被せる。すると、ケーシ
ング21と電極端子22とが下蓋17と上蓋18との間
に挟まれ、ケーシング21の真下で電極端子22のU字
部分が押し撓んで配線パターン15に接する。そして、
上蓋18と下蓋17とを最終的に組付けると、電極端子
22が更に撓み突起部23が配線パターン15面を強く
圧接して導通が図られる。このように、下蓋17に上蓋
18を被せてケース本体を組付け、電磁型発音体20を
下蓋17と上蓋18との間に挟み込むことで、電磁型発
音体20の固定と同時に電極端子22が確実に導通され
る。また、この実施例では電極端子22がケーシング2
1の真下方向に湾曲しており、ケーシング21からのは
み出し部分が少ないので、先の実施例に比べてケース本
体内では水平方向のスペースを取らなくて済む。
【0015】なお、上記いずれの実施例においてもケー
シング11,21に両面接着テープ19を貼付し、これ
をケース本体の下蓋17又は上蓋18に固着し、更に下
蓋17と上蓋18とで挟持して固定しているが、電磁型
発音体10,20の固定手段がこれら上述の実施例に限
定されないことは勿論である。
シング11,21に両面接着テープ19を貼付し、これ
をケース本体の下蓋17又は上蓋18に固着し、更に下
蓋17と上蓋18とで挟持して固定しているが、電磁型
発音体10,20の固定手段がこれら上述の実施例に限
定されないことは勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電磁
型発音体によれば、発音部材を内蔵したケーシングに外
方へ延びる板バネ状の電極端子を設けたので、ケーシン
グを携帯電話やポケットベルなどのケース本体に接着固
定した時に、プリント基板に設けられた配線パターンに
電極端子が弾性的に圧接して電気的接続が得られ、従来
のような半田付けによる電気的接続に比べて作業性が非
常に向上した。
型発音体によれば、発音部材を内蔵したケーシングに外
方へ延びる板バネ状の電極端子を設けたので、ケーシン
グを携帯電話やポケットベルなどのケース本体に接着固
定した時に、プリント基板に設けられた配線パターンに
電極端子が弾性的に圧接して電気的接続が得られ、従来
のような半田付けによる電気的接続に比べて作業性が非
常に向上した。
【0017】また、上記電極端子に圧接部側へ突き出し
た突起部を設け、この突起部を配線パターンに圧接して
電気的接続を得るようにしたので、配線パタ−ン面や電
極端子に塵や埃などの異物が付着していたり、電極端子
を作る際に生ずるバリなどがあっても接続不良を起こす
ようなことがなく、確実な導通が確保されることにな
る。さらに、電極端子をケーシングの下面から真下方向
へ下面と平行に湾曲して略U字状に延ばした場合には、
電極端子がケーシングからはみ出さないので、ケース本
体内に電磁型発音体を組付ける際のスペースが少なくて
済む。
た突起部を設け、この突起部を配線パターンに圧接して
電気的接続を得るようにしたので、配線パタ−ン面や電
極端子に塵や埃などの異物が付着していたり、電極端子
を作る際に生ずるバリなどがあっても接続不良を起こす
ようなことがなく、確実な導通が確保されることにな
る。さらに、電極端子をケーシングの下面から真下方向
へ下面と平行に湾曲して略U字状に延ばした場合には、
電極端子がケーシングからはみ出さないので、ケース本
体内に電磁型発音体を組付ける際のスペースが少なくて
済む。
【図1】本発明に係る電磁型発音体の第1実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】上記電磁型発音体をケース本体に組み込んだ状
態を示す側面図である。
態を示す側面図である。
【図3】上記図2のA部拡大図である。
【図4】上記図2のB−B断面拡大図である。
【図5】本発明に係る電磁型発音体の第2実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図6】上記電磁型発音体をケース本体に組み込んだ状
態を示す側面図である。
態を示す側面図である。
【図7】上記図6のC部拡大図である。
【図8】従来における電磁型発音体の一例を示す斜視図
である。
である。
【図9】上記電磁型発音体をプリント基板に半田付けし
た状態を示す説明図である。
た状態を示す説明図である。
10 電磁型発音体 11 ケーシング 12 電極端子 14 プリント基板 15 配線パターン 16 突起部 20 電磁型発音体 21 ケーシング 22 電極端子 23 突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 1/18 G10K 9/12 G10K 9/13 101 G10K 9/22 H01R 12/04
Claims (2)
- 【請求項1】 発音部材を内蔵したケーシングと、この
ケーシングの上面から斜め下方に延びる板バネ状の電極
端子とで構成され、該電極端子の先端部には先端が上向
きにくの字状に折れ曲る屈曲部が設けられると共に該屈
曲部の外側面には突起部が突き出し形成されたことを特
徴とする電磁型発音体。 - 【請求項2】 発音部材を内蔵したケーシングと、この
ケーシングの下面から真下方向へ下面と平行に湾曲して
略U字状に延びる板バネ状の電極端子とで構成され、該
電極端子のU字部分の下面側には突起部が突き出し形成
されたことを特徴とする電磁型発音体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12836895A JP3167093B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 電磁型発音体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12836895A JP3167093B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 電磁型発音体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08321670A JPH08321670A (ja) | 1996-12-03 |
JP3167093B2 true JP3167093B2 (ja) | 2001-05-14 |
Family
ID=14983102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12836895A Expired - Fee Related JP3167093B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 電磁型発音体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3167093B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1071229C (zh) * | 1995-04-11 | 2001-09-19 | 本田技研工业株式会社 | 摆动装置式车辆中的摇臂结构 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3349118B2 (ja) * | 1999-07-23 | 2002-11-20 | 日本電産コパル株式会社 | モータ及び携帯電話 |
JP4834293B2 (ja) | 2002-04-15 | 2011-12-14 | エポス ディベロップメント リミテッド | 測位データを得るための方法およびシステム |
NZ551334A (en) | 2004-05-17 | 2008-07-31 | Epos Technologies Ltd | Acoustic robust synchronization signalling for acoustic positioning system |
WO2006100682A2 (en) * | 2005-03-23 | 2006-09-28 | Epos Technologies Limited | Method and system for digital pen assembly |
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1995
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