JP3165457B2 - ポリゴンスキャナのスラスト軸受構造 - Google Patents
ポリゴンスキャナのスラスト軸受構造Info
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- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリゴンスキャナのス
ラスト軸受構造、例えば、レーザプリンタ、デジタル複
写機等レーザ光書込みユニットの非接触の磁気軸受を用
いた高速ポリゴンスキャナのスラスト軸受構造に関す
る。
ラスト軸受構造、例えば、レーザプリンタ、デジタル複
写機等レーザ光書込みユニットの非接触の磁気軸受を用
いた高速ポリゴンスキャナのスラスト軸受構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のポリゴンスキャナのスラスト軸受
構造としては、例えば、特公昭53−6854号公報に
記載された図5(a)に示すようなものがある。このポ
リゴンスキャナ1はスラスト軸受を支持する回転軸2の
上部にミラー3を固定し、下部にスラスト磁気軸受4を
構成する2個のマグネット5を有し、中央部にはインナ
ーロータモーター部6を構成するマグネット7を有して
いる。また、ラジアル軸受8はティルティングパットに
よる動圧軸受を構成した非接触軸受構造である。
構造としては、例えば、特公昭53−6854号公報に
記載された図5(a)に示すようなものがある。このポ
リゴンスキャナ1はスラスト軸受を支持する回転軸2の
上部にミラー3を固定し、下部にスラスト磁気軸受4を
構成する2個のマグネット5を有し、中央部にはインナ
ーロータモーター部6を構成するマグネット7を有して
いる。また、ラジアル軸受8はティルティングパットに
よる動圧軸受を構成した非接触軸受構造である。
【0003】また、高速ポリゴンスキャナのスラスト軸
受構造11として図5(b)に示すようなものも考えられ
ている。このポリゴンスキャナのスラスト軸受構造は、
台座12上に固定された円柱状の固定軸13と、固定軸13の
外周で回転する中空回転体15と、を有している。固定軸
13の外周部には、ヘリングボーン溝が設けられ、ヘリン
グボーン溝は中空回転体15の回転により動圧空気が発生
し、ラジアル方向に非接触で支持する構成である。中空
回転体15は、筒状の回転軸15Aの上部のフランジ部にポ
リゴンミラー16をミラー押え17でネジ止め固定し、ミラ
ー押え17の中央部の内側にはリング状の永久磁石18bを
固定している。また、固定軸13の軸線A上には上蓋19に
固定した永久磁石18aと固定軸13上部に固定した永久磁
石18cが設けられている。これらの上下に配置された3
つの永久磁石18は互いに反発するように配置されアキシ
ャル方向の磁気軸受構造の一部を構成している。
受構造11として図5(b)に示すようなものも考えられ
ている。このポリゴンスキャナのスラスト軸受構造は、
台座12上に固定された円柱状の固定軸13と、固定軸13の
外周で回転する中空回転体15と、を有している。固定軸
13の外周部には、ヘリングボーン溝が設けられ、ヘリン
グボーン溝は中空回転体15の回転により動圧空気が発生
し、ラジアル方向に非接触で支持する構成である。中空
回転体15は、筒状の回転軸15Aの上部のフランジ部にポ
リゴンミラー16をミラー押え17でネジ止め固定し、ミラ
ー押え17の中央部の内側にはリング状の永久磁石18bを
固定している。また、固定軸13の軸線A上には上蓋19に
固定した永久磁石18aと固定軸13上部に固定した永久磁
石18cが設けられている。これらの上下に配置された3
つの永久磁石18は互いに反発するように配置されアキシ
ャル方向の磁気軸受構造の一部を構成している。
【0004】ミラー押え17の中央部には細孔20が設けら
れており、この細孔20は中空回転体15が上下振動したと
き、中空回転体15内の空間内の空気を細孔20を通して出
入させ、中空回転体15の振動を減衰するダンピング効果
を有している。
れており、この細孔20は中空回転体15が上下振動したと
き、中空回転体15内の空間内の空気を細孔20を通して出
入させ、中空回転体15の振動を減衰するダンピング効果
を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の図5(a)に示すポリゴンスキャナのスラス
ト軸受構造にあっては、スラスト磁気軸受が回転軸2の
下端部に2個のマグネット5による単純な反発を用いた
ものであるため、反発剛性が低く、さらに、上下振動に
対してダンピング機能を有していないので、耐振動特性
が悪いという問題点がある。
うな従来の図5(a)に示すポリゴンスキャナのスラス
ト軸受構造にあっては、スラスト磁気軸受が回転軸2の
下端部に2個のマグネット5による単純な反発を用いた
ものであるため、反発剛性が低く、さらに、上下振動に
対してダンピング機能を有していないので、耐振動特性
が悪いという問題点がある。
【0006】また、図5(b)に示すポリゴンスキャナ
のスラスト軸受構造にあっては、中空回転体15の上部中
央にある細孔20により中空回転体15の振動に対する一応
のダンピング効果を有しているが、磁気軸受構造の振動
の共振点の周波数が、図1(b)に矢印Bにて示すよう
に低く、輸送時に多い10〜50Hzの振動の周波数帯にあ
るので、輸送時などの外部の振動が働いたとき、耐振性
が低く、回転体と固定軸が接触し、金属粉を発生する。
この金属粉が作動時に動圧空気軸受のすき間内に浸入
し、逐には焼き付き、回転不能になる。この様な構成で
は耐外乱振動は0.5 G程度が限界である。
のスラスト軸受構造にあっては、中空回転体15の上部中
央にある細孔20により中空回転体15の振動に対する一応
のダンピング効果を有しているが、磁気軸受構造の振動
の共振点の周波数が、図1(b)に矢印Bにて示すよう
に低く、輸送時に多い10〜50Hzの振動の周波数帯にあ
るので、輸送時などの外部の振動が働いたとき、耐振性
が低く、回転体と固定軸が接触し、金属粉を発生する。
この金属粉が作動時に動圧空気軸受のすき間内に浸入
し、逐には焼き付き、回転不能になる。この様な構成で
は耐外乱振動は0.5 G程度が限界である。
【0007】
【発明の目的】本発明は、このような従来技術の背景の
もとになされたものであり、アキシャル磁気軸受の空気
剛性を高めて耐振性を向上させ、ダンピング効果を増加
してその耐振性をさらに高め、さらに、部品数の増加を
抑制しながら簡単に耐振性を向上できるポリゴンスキャ
ナのスラスト軸受構造を提供することを目的とする。
もとになされたものであり、アキシャル磁気軸受の空気
剛性を高めて耐振性を向上させ、ダンピング効果を増加
してその耐振性をさらに高め、さらに、部品数の増加を
抑制しながら簡単に耐振性を向上できるポリゴンスキャ
ナのスラスト軸受構造を提供することを目的とする。
【0008】
【発明の構成】上記目的達成のため、請求項1記載の発
明は、円柱状の固定軸の上部と該固定軸の外周で回転可
能な中空回転体の上部との間に振動減衰作用をなすよう
空気を 流出入させることができる上部空間を備え、前記
固定軸と同一軸線上に上下に配置されたリング状の永久
磁石のうち少なくとも2つをそれぞれ前記中空回転軸の
上部と前記固定軸の上部に固定し、前記上下の永久磁石
の内周により磁石内空間を形成して、アキシャル方向の
磁気軸受の一部を構成するポリゴンスキャナのスラスト
軸受構造において、非磁性体または磁性体からなり前記
磁石内空間の一部に挿入された少なくとも1つの挿入部
材を前記固定軸側または前記中空回転体側に固定し、前
記磁石内空間の容積を減少させることにより前記上部空
間内の空気剛性を高くしたことを特徴とするものであ
り、 請求項2記載の発明は、請求項1記載のポリゴンス
キャナのスラスト軸受構造において、前記挿入部材は前
記上下の永久磁石の少なくとも片方の内周または外周に
固定されていることを特徴とし、請求項3記載の発明
は、請求項1または2記載のポリゴンスキャナのスラス
ト軸受構造において、前記挿入部材は2つの前記永久磁
石の少なくとも一方の内周に固定され他方の内周内に凸
形状に突出していることを特徴とする。 また、上記目艇
達成のため、請求項4記載の発明は、円柱状の固定軸と
該固定軸の外周で回転可能な中空回転体とを備え、前記
固定軸と同一軸線上に上下に配置されたリング状の永久
磁石のうち少なくとも2つをそれぞれ前記中空回転軸の
上部と前記固定軸の上部に固定し、前記上下の永久磁石
の内周により磁石内空間を形成して、アキシャル方向の
磁気軸受の一部を構成するポリゴンスキャナのスラスト
軸受構造において、非磁性体または磁性体からなり、前
記磁石内空間の一部に挿入された少なくとも1つの挿入
部材を前記固定軸側または前記中空回転体側に固定し、
前記磁石内空間の容積を減少させ該空間内の空気剛性を
高くするとともに、前記挿入部材の軸線方向の端末と該
端末に対向する部材の間隔を、前記中空回転体の下端と
前記固定軸を固定する台座の間隔よりも大きくしたこと
を特徴とするものであり、請求項5記載の発明は、請求
項1、2または3におけるポリゴンスキャナのスラスト
軸受構造において、前記挿入部材は2つの前記永久磁石
の少なくとも一方の内周に固定され外部に連通する軸孔
を有することを特徴とするものである。 さらに、上記目
艇達成のため、請求項6記載の発明は、円柱状の固定軸
と該固 定軸の外周で回転可能な中空回転体とを備え、前
記固定軸と同一軸線上に上下に配置されたリング状の永
久磁石のうち少なくとも2つをそれぞれ前記中空回転軸
の上部と前記固定軸の上部に固定し、前記上下の永久磁
石の内周により磁石内空間を形成して、アキシャル方向
の磁気軸受の一部を構成するポリゴンスキャナのスラス
ト軸受構造において、非磁性体または磁性体からなり、
前記磁石内空間の一部に挿入された複数の挿入部材のう
ち1つは前記固定軸側の永久磁石の内周に一体的に形成
され、全体として円板状をなし、他の1つは前記中空回
転体側の永久磁石の内周に固定され外部に連通する軸孔
を有する環状体とし、前記磁石内空間の容積を減少させ
ることにより該空間内の空気剛性を高くしたことを特徴
とするものであり、請求項7記載の発明は、円柱状の固
定軸と該固定軸の外周で回転可能な中空回転体とを備
え、前記固定軸と同一軸線上に上下に配置されたリング
状の永久磁石のうち少なくとも2つをそれぞれ前記中空
回転軸の上部と前記固定軸の上部に固定し、前記上下の
永久磁石の内周により磁石内空間を形成して、アキシャ
ル方向の磁気軸受の一部を構成するポリゴンスキャナの
スラスト軸受構造において、前記固定軸側の永久磁石の
上面を閉止する円板状体を設け、前記磁石内空間の容積
を減少させることにより該空間内の空気剛性を高くした
ことを特徴とするものであり、請求項8記載の発明は、
円柱状の固定軸と該固定軸の外周で回転可能な中空回転
体とを備え、前記固定軸と同一軸線上に上下に配置され
たリング状の永久磁石のうち少なくとも2つをそれぞれ
前記中空回転軸の上部と前記固定軸の上部に固定し、前
記上下の永久磁石の内周により磁石内空間を形成して、
アキシャル方向の磁気軸受の一部を構成するポリゴンス
キャナのスラスト軸受構造において、前記固定軸側の永
久磁石の内周面側に接着剤を充填し、前記磁石内空間の
容積を減少させることにより該空間内の空気剛性を高く
したことを特徴とするものである。
明は、円柱状の固定軸の上部と該固定軸の外周で回転可
能な中空回転体の上部との間に振動減衰作用をなすよう
空気を 流出入させることができる上部空間を備え、前記
固定軸と同一軸線上に上下に配置されたリング状の永久
磁石のうち少なくとも2つをそれぞれ前記中空回転軸の
上部と前記固定軸の上部に固定し、前記上下の永久磁石
の内周により磁石内空間を形成して、アキシャル方向の
磁気軸受の一部を構成するポリゴンスキャナのスラスト
軸受構造において、非磁性体または磁性体からなり前記
磁石内空間の一部に挿入された少なくとも1つの挿入部
材を前記固定軸側または前記中空回転体側に固定し、前
記磁石内空間の容積を減少させることにより前記上部空
間内の空気剛性を高くしたことを特徴とするものであ
り、 請求項2記載の発明は、請求項1記載のポリゴンス
キャナのスラスト軸受構造において、前記挿入部材は前
記上下の永久磁石の少なくとも片方の内周または外周に
固定されていることを特徴とし、請求項3記載の発明
は、請求項1または2記載のポリゴンスキャナのスラス
ト軸受構造において、前記挿入部材は2つの前記永久磁
石の少なくとも一方の内周に固定され他方の内周内に凸
形状に突出していることを特徴とする。 また、上記目艇
達成のため、請求項4記載の発明は、円柱状の固定軸と
該固定軸の外周で回転可能な中空回転体とを備え、前記
固定軸と同一軸線上に上下に配置されたリング状の永久
磁石のうち少なくとも2つをそれぞれ前記中空回転軸の
上部と前記固定軸の上部に固定し、前記上下の永久磁石
の内周により磁石内空間を形成して、アキシャル方向の
磁気軸受の一部を構成するポリゴンスキャナのスラスト
軸受構造において、非磁性体または磁性体からなり、前
記磁石内空間の一部に挿入された少なくとも1つの挿入
部材を前記固定軸側または前記中空回転体側に固定し、
前記磁石内空間の容積を減少させ該空間内の空気剛性を
高くするとともに、前記挿入部材の軸線方向の端末と該
端末に対向する部材の間隔を、前記中空回転体の下端と
前記固定軸を固定する台座の間隔よりも大きくしたこと
を特徴とするものであり、請求項5記載の発明は、請求
項1、2または3におけるポリゴンスキャナのスラスト
軸受構造において、前記挿入部材は2つの前記永久磁石
の少なくとも一方の内周に固定され外部に連通する軸孔
を有することを特徴とするものである。 さらに、上記目
艇達成のため、請求項6記載の発明は、円柱状の固定軸
と該固 定軸の外周で回転可能な中空回転体とを備え、前
記固定軸と同一軸線上に上下に配置されたリング状の永
久磁石のうち少なくとも2つをそれぞれ前記中空回転軸
の上部と前記固定軸の上部に固定し、前記上下の永久磁
石の内周により磁石内空間を形成して、アキシャル方向
の磁気軸受の一部を構成するポリゴンスキャナのスラス
ト軸受構造において、非磁性体または磁性体からなり、
前記磁石内空間の一部に挿入された複数の挿入部材のう
ち1つは前記固定軸側の永久磁石の内周に一体的に形成
され、全体として円板状をなし、他の1つは前記中空回
転体側の永久磁石の内周に固定され外部に連通する軸孔
を有する環状体とし、前記磁石内空間の容積を減少させ
ることにより該空間内の空気剛性を高くしたことを特徴
とするものであり、請求項7記載の発明は、円柱状の固
定軸と該固定軸の外周で回転可能な中空回転体とを備
え、前記固定軸と同一軸線上に上下に配置されたリング
状の永久磁石のうち少なくとも2つをそれぞれ前記中空
回転軸の上部と前記固定軸の上部に固定し、前記上下の
永久磁石の内周により磁石内空間を形成して、アキシャ
ル方向の磁気軸受の一部を構成するポリゴンスキャナの
スラスト軸受構造において、前記固定軸側の永久磁石の
上面を閉止する円板状体を設け、前記磁石内空間の容積
を減少させることにより該空間内の空気剛性を高くした
ことを特徴とするものであり、請求項8記載の発明は、
円柱状の固定軸と該固定軸の外周で回転可能な中空回転
体とを備え、前記固定軸と同一軸線上に上下に配置され
たリング状の永久磁石のうち少なくとも2つをそれぞれ
前記中空回転軸の上部と前記固定軸の上部に固定し、前
記上下の永久磁石の内周により磁石内空間を形成して、
アキシャル方向の磁気軸受の一部を構成するポリゴンス
キャナのスラスト軸受構造において、前記固定軸側の永
久磁石の内周面側に接着剤を充填し、前記磁石内空間の
容積を減少させることにより該空間内の空気剛性を高く
したことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、中空回転体内の上部
空間において、非磁性体または磁性体からなる少なくと
も1つの挿入部材がリング状の永久磁石の内周により形
成される磁石内空間の一部に挿入されているので、磁石
内空間の容積が挿入部材の挿入により減少し、振動減衰
のために空気の流出入がされる上部空間内の空気剛性が
高くなる。
空間において、非磁性体または磁性体からなる少なくと
も1つの挿入部材がリング状の永久磁石の内周により形
成される磁石内空間の一部に挿入されているので、磁石
内空間の容積が挿入部材の挿入により減少し、振動減衰
のために空気の流出入がされる上部空間内の空気剛性が
高くなる。
【0010】請求項2記載の発明では、請求項1におけ
るポリゴンスキャナのスラスト軸受構造において、前記
挿入部材が永久磁石の内周または外周に固定されている
ので、前記磁石内空間の空気剛性が高くなるとともに、
該挿入部材の脱着が永久磁石と同時にでき、組立脱着作
業が容易になる。請求項3記載の発明では、請求項1ま
たは2におけるポリゴンスキャナのスラスト軸受構造に
おいて、挿入部材が非磁性体からなり他方の永久磁石の
内周内に凸形状に突出しているので、前述と同様に凸形
状の容積分だけ空気剛性がさらに高くなるとともに挿入
部材または永久磁石等の部品の寸法のバラツキがあって
も、前記他方の内周に対する凸形状の挿入部材の径差分
だけ空間があり、互いに接触するのを防止できる。
るポリゴンスキャナのスラスト軸受構造において、前記
挿入部材が永久磁石の内周または外周に固定されている
ので、前記磁石内空間の空気剛性が高くなるとともに、
該挿入部材の脱着が永久磁石と同時にでき、組立脱着作
業が容易になる。請求項3記載の発明では、請求項1ま
たは2におけるポリゴンスキャナのスラスト軸受構造に
おいて、挿入部材が非磁性体からなり他方の永久磁石の
内周内に凸形状に突出しているので、前述と同様に凸形
状の容積分だけ空気剛性がさらに高くなるとともに挿入
部材または永久磁石等の部品の寸法のバラツキがあって
も、前記他方の内周に対する凸形状の挿入部材の径差分
だけ空間があり、互いに接触するのを防止できる。
【0011】また、挿入部材が、磁性体からなり、永久
磁石の内周に一体的に固定し前述同様に凸形状に突出す
ることにより、前述の作用効果の外に、永久磁石と一体
的に形成でき、部品数を減少できる。請求項4記載の発
明では、挿入部材の端末と対向部材の間隔を所定の間隔
にすることにより、たとえ、接触しても間隔の小さい中
空回転体の下端と台座との間で起こり、中空回転体内部
での接触は回避される。
磁石の内周に一体的に固定し前述同様に凸形状に突出す
ることにより、前述の作用効果の外に、永久磁石と一体
的に形成でき、部品数を減少できる。請求項4記載の発
明では、挿入部材の端末と対向部材の間隔を所定の間隔
にすることにより、たとえ、接触しても間隔の小さい中
空回転体の下端と台座との間で起こり、中空回転体内部
での接触は回避される。
【0012】請求項5記載の発明では、請求項1、2ま
たは3におけるポリゴンスキャナのスラスト軸受構造に
おいて、挿入部材が外部に連通する軸孔を有しているの
で、前述と同様に、空気剛性が高くなるとともに、軸孔
の長さの分だけ空気の流動抵抗が高くなり、ダンピング
効果がさらに向上する。請求項6記載の発明では、前述
と同様に空気剛性が高くなるとともに、挿入部材が磁性
体からなり、固定軸側および回転軸側がともに対向して
円板形状であるので、磁性体がリング状から円板状に面
積の増加分だけ磁気的反発力が大幅に向上する。
たは3におけるポリゴンスキャナのスラスト軸受構造に
おいて、挿入部材が外部に連通する軸孔を有しているの
で、前述と同様に、空気剛性が高くなるとともに、軸孔
の長さの分だけ空気の流動抵抗が高くなり、ダンピング
効果がさらに向上する。請求項6記載の発明では、前述
と同様に空気剛性が高くなるとともに、挿入部材が磁性
体からなり、固定軸側および回転軸側がともに対向して
円板形状であるので、磁性体がリング状から円板状に面
積の増加分だけ磁気的反発力が大幅に向上する。
【0013】請求項7記載の発明では、前述と同様に空
気剛性が高くなるとともに、挿入部材が、非磁性体から
なり、永久磁石の上面を円板状体で閉止しているので、
前記空間内の容積の減少を簡単にでき、空気剛性を高く
できる。請求項8記載の発明では、前述と同様に空気剛
性が高くなるとともに、挿入部材が永久磁石の内径部に
充填した充填剤のみであり、簡単に空気剛性が高くな
る。
気剛性が高くなるとともに、挿入部材が、非磁性体から
なり、永久磁石の上面を円板状体で閉止しているので、
前記空間内の容積の減少を簡単にでき、空気剛性を高く
できる。請求項8記載の発明では、前述と同様に空気剛
性が高くなるとともに、挿入部材が永久磁石の内径部に
充填した充填剤のみであり、簡単に空気剛性が高くな
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の第1実施例に係るポリゴンスキャ
ナのスラスト軸受構造を示す図で、本発明をレーザプリ
ンタの超高速ポリゴンスキャナに適用した場合を示す。
まず、構成について説明する。図1において、21は超高
速のポリゴンスキャナであり、ポリゴンスキャナ21は、
台座22に圧入固着または焼きばねなどにより堅固に固定
された筒状の固定軸23と、固定軸23と同一軸線Aを有
し、固定軸23の外周で回転可能な筒状の回転体25とを備
えている。
する。図1は本発明の第1実施例に係るポリゴンスキャ
ナのスラスト軸受構造を示す図で、本発明をレーザプリ
ンタの超高速ポリゴンスキャナに適用した場合を示す。
まず、構成について説明する。図1において、21は超高
速のポリゴンスキャナであり、ポリゴンスキャナ21は、
台座22に圧入固着または焼きばねなどにより堅固に固定
された筒状の固定軸23と、固定軸23と同一軸線Aを有
し、固定軸23の外周で回転可能な筒状の回転体25とを備
えている。
【0015】中空回転体25は、固定軸23の外周に間隙24
を介する管状の回転軸26と、回転軸26の上部フランジ26
a上に載置されたポリゴンミラー27と、ポリゴンミラー
27の上側からフランジ26a上にポリゴンミラー27をネジ
止めする円板状のミラー押え28と、回転軸26の中央部外
周に固定されたパイプ状のロータマグネット29と、を有
している。ロータマグネット29に対向して外方には、ス
テータ等のモータ部30がポリゴンスキャナ21のハウジン
グ21Aに固定されている。モータ部30の駆動により回転
軸26を有する中空回転体25は、回転し、固定軸23との間
に固定軸23の外周部に設けられた上下2対のヘリングボ
ーン溝23a、23bによりラジアル方向の動圧軸受31を構
成している。中空回転体25の回転時のバランスはロータ
マグネット29の下方のバランスリング32と、中空回転体
25上部のミラー押え28の外周部のバランス修正溝28aに
よりバランス修正がなされる。
を介する管状の回転軸26と、回転軸26の上部フランジ26
a上に載置されたポリゴンミラー27と、ポリゴンミラー
27の上側からフランジ26a上にポリゴンミラー27をネジ
止めする円板状のミラー押え28と、回転軸26の中央部外
周に固定されたパイプ状のロータマグネット29と、を有
している。ロータマグネット29に対向して外方には、ス
テータ等のモータ部30がポリゴンスキャナ21のハウジン
グ21Aに固定されている。モータ部30の駆動により回転
軸26を有する中空回転体25は、回転し、固定軸23との間
に固定軸23の外周部に設けられた上下2対のヘリングボ
ーン溝23a、23bによりラジアル方向の動圧軸受31を構
成している。中空回転体25の回転時のバランスはロータ
マグネット29の下方のバランスリング32と、中空回転体
25上部のミラー押え28の外周部のバランス修正溝28aに
よりバランス修正がなされる。
【0016】ミラー押え28の中央部と固定軸23の上部
で、固定軸23と同一軸線A上には、上下にリング状の2
つの永久磁石35Bおよび35C(代表するときは35とい
う)が配置されており、上側永久磁石35Bはミラー押え
28の中央内側に、下側永久磁石35Cは固定軸23の上部に
固定されている。永久磁石35は同一内径D1 を有する内
周を有し、上下の永久磁石35B、35Cの内周により筒状
の空間36(磁石内空間)が形成されている。空間36は動
圧軸受31の間隙24に連通している。また、ポリゴンスキ
ャナ21の上部を覆う上蓋の中央内側には軸線A上にリン
グ状の永久磁石35Aが設けられている。永久磁石35A、
35B、35Cは互いに対向する面を同極とし、互いに反発
し非接触になるように配置され、アキシャル方向に中空
回転体25を支持している。ミラー押え28の中央には空間
36と中空回転体25の外部とを連通する微細穴38が設けら
れ、微細穴38は中空回転体25の上下方向の振動に対して
中空回転体25内の上部空間である空間36内への空気の流
出入を制御し振動減衰効果を出すようになされている。
永久磁石35および微細穴38は中空回転体25をアキシャル
方向に支持するスラスト軸受構造39を構成している。
で、固定軸23と同一軸線A上には、上下にリング状の2
つの永久磁石35Bおよび35C(代表するときは35とい
う)が配置されており、上側永久磁石35Bはミラー押え
28の中央内側に、下側永久磁石35Cは固定軸23の上部に
固定されている。永久磁石35は同一内径D1 を有する内
周を有し、上下の永久磁石35B、35Cの内周により筒状
の空間36(磁石内空間)が形成されている。空間36は動
圧軸受31の間隙24に連通している。また、ポリゴンスキ
ャナ21の上部を覆う上蓋の中央内側には軸線A上にリン
グ状の永久磁石35Aが設けられている。永久磁石35A、
35B、35Cは互いに対向する面を同極とし、互いに反発
し非接触になるように配置され、アキシャル方向に中空
回転体25を支持している。ミラー押え28の中央には空間
36と中空回転体25の外部とを連通する微細穴38が設けら
れ、微細穴38は中空回転体25の上下方向の振動に対して
中空回転体25内の上部空間である空間36内への空気の流
出入を制御し振動減衰効果を出すようになされている。
永久磁石35および微細穴38は中空回転体25をアキシャル
方向に支持するスラスト軸受構造39を構成している。
【0017】41は挿入部材である凸部材であり、凸部材
41は非磁性体からなり空間36の一部に挿入され、円板状
の基部41aと、基部41aの上側に一体的に連結し基部41
aより小径で突出した先端部41bを有する凸形状体であ
る。凸部材41の基部41aは2つの永久磁石35の一方であ
る固定軸23側の永久磁石35Cの内周に固定され、先端部
41bは中空回転体25の上部の他方の永久磁石35Bの内周
内に凸形状に突出している。凸部材41は基部41aの外径
は永久磁石35Cの内径D1 と一致し、先端部41bの外径
は永久磁石35Cの内径D1 より小さく、中空回転体25の
振動時にも永久磁石35Bの内周に接触しないようになさ
れている。凸部材41は凸部材41の軸線A方向の先端部41
bの端末41cと、端末41cに対向する部材であるミラー
押え28の中央部の内側との間隙Z3 が中空回転体25の下
端25aと台座22の間隙Z1 よりも大きくなるようになさ
れている。
41は非磁性体からなり空間36の一部に挿入され、円板状
の基部41aと、基部41aの上側に一体的に連結し基部41
aより小径で突出した先端部41bを有する凸形状体であ
る。凸部材41の基部41aは2つの永久磁石35の一方であ
る固定軸23側の永久磁石35Cの内周に固定され、先端部
41bは中空回転体25の上部の他方の永久磁石35Bの内周
内に凸形状に突出している。凸部材41は基部41aの外径
は永久磁石35Cの内径D1 と一致し、先端部41bの外径
は永久磁石35Cの内径D1 より小さく、中空回転体25の
振動時にも永久磁石35Bの内周に接触しないようになさ
れている。凸部材41は凸部材41の軸線A方向の先端部41
bの端末41cと、端末41cに対向する部材であるミラー
押え28の中央部の内側との間隙Z3 が中空回転体25の下
端25aと台座22の間隙Z1 よりも大きくなるようになさ
れている。
【0018】また、中空回転体25の振動時の共振点を通
常の方法により調べたところ、振動曲線は図2の曲線A
に示すように、従来の曲線Bに対し、振幅は約1/2 に減
少し、共振点も実用域外の50Hz以上へと回避したもの
であった。次に、作用について説明する。本発明では、
凸部材41が非磁性体からなり、空間36の一部に挿入さ
れ、固定軸23側の上部に固定されているので、空間36の
空間の空気の容積は凸部材41の容積分だけ減少してお
り、中空回転体25の振動により膨張、圧縮する空気の容
量は減少し、空気剛性はその分増加する。また、中空回
転体25の振動の共振点は図1(b)に示すように、従来
より大きく、通常の外部振動の周波数より大きく、振幅
も半分以下である。このため、外部振動による中空回転
体25の振動は大幅に抑制され、ポリゴンスキャナ21の耐
振性が大幅に増加する。
常の方法により調べたところ、振動曲線は図2の曲線A
に示すように、従来の曲線Bに対し、振幅は約1/2 に減
少し、共振点も実用域外の50Hz以上へと回避したもの
であった。次に、作用について説明する。本発明では、
凸部材41が非磁性体からなり、空間36の一部に挿入さ
れ、固定軸23側の上部に固定されているので、空間36の
空間の空気の容積は凸部材41の容積分だけ減少してお
り、中空回転体25の振動により膨張、圧縮する空気の容
量は減少し、空気剛性はその分増加する。また、中空回
転体25の振動の共振点は図1(b)に示すように、従来
より大きく、通常の外部振動の周波数より大きく、振幅
も半分以下である。このため、外部振動による中空回転
体25の振動は大幅に抑制され、ポリゴンスキャナ21の耐
振性が大幅に増加する。
【0019】また、凸部材41が凸形状体で凸部材41の基
部41aが永久磁石35Cの内周に固定されているので、ポ
リゴンスキャナ21への着脱が永久磁石35Cと同時にで
き、組立て脱着が容易になる。また、凸部材41は基部41
aが回転軸26側の永久磁石35Cの内周に固定され、先端
部41bが中空回転体25側の永久磁石35Bの内周内に突出
し、永久磁石35Bの内周に接触しないように先端部41b
の外径を小さくしているので、凸部材41の先端部41bの
分だけ空間36の内の空気の容積がさらに減少し、空気剛
性がさらに高くなり、ポリゴンスキャナ21の耐振性がさ
らに向上するとともに、凸形状の径差分だけ、これら部
分の工作寸法のバラツキを緩和できる。
部41aが永久磁石35Cの内周に固定されているので、ポ
リゴンスキャナ21への着脱が永久磁石35Cと同時にで
き、組立て脱着が容易になる。また、凸部材41は基部41
aが回転軸26側の永久磁石35Cの内周に固定され、先端
部41bが中空回転体25側の永久磁石35Bの内周内に突出
し、永久磁石35Bの内周に接触しないように先端部41b
の外径を小さくしているので、凸部材41の先端部41bの
分だけ空間36の内の空気の容積がさらに減少し、空気剛
性がさらに高くなり、ポリゴンスキャナ21の耐振性がさ
らに向上するとともに、凸形状の径差分だけ、これら部
分の工作寸法のバラツキを緩和できる。
【0020】また、凸部材41は先端部41bの端末41cと
ミラー押え28の中央の内側の間隙Z3 が中空回転体25の
下端25aと台座22のZ1 より大きいので、たとえ、中空
回転体25が振動で接触しても間隙の小さい中空回転体25
の下端25aと台座22とが接触するのみであり、空間36内
の固定軸23側と中空回転体側との接触は回避できる。こ
のため、スラスト軸受構造39内部での接触による金属粉
の発生および、これによる焼き付き等の発生が防止でき
る。
ミラー押え28の中央の内側の間隙Z3 が中空回転体25の
下端25aと台座22のZ1 より大きいので、たとえ、中空
回転体25が振動で接触しても間隙の小さい中空回転体25
の下端25aと台座22とが接触するのみであり、空間36内
の固定軸23側と中空回転体側との接触は回避できる。こ
のため、スラスト軸受構造39内部での接触による金属粉
の発生および、これによる焼き付き等の発生が防止でき
る。
【0021】また、中空回転体25の振動特性が、図1
(b)の曲線Aに示すように、振幅が従来の約1/2と
なり共振点も実用域の50Hz以上となり耐振性が大幅に
向上し、輸送時の安全性が大幅に向上する。次に、本発
明の第2実施例を説明する。図2は、本発明の第2実施
例に係るポリゴンスキャナのスラスト軸受構造を示す図
で、第1実施例と同じ構成には同じ符号をつける。
(b)の曲線Aに示すように、振幅が従来の約1/2と
なり共振点も実用域の50Hz以上となり耐振性が大幅に
向上し、輸送時の安全性が大幅に向上する。次に、本発
明の第2実施例を説明する。図2は、本発明の第2実施
例に係るポリゴンスキャナのスラスト軸受構造を示す図
で、第1実施例と同じ構成には同じ符号をつける。
【0022】本実施例において、ポリゴンスキャナ50の
凸部材51は、基部51aが中空回転体25側のミラー押え28
に固定された永久磁石35Bの内周に固定され、先端部51
bが固定軸23側の永久磁石35Cの内周内に突出し、微細
穴38を通って外部に連通する軸孔51cを有する場合であ
る。上記以外は第1実施例と同じである。このポリゴン
スキャナ50では空間36内の空気は軸孔51cおよび微細穴
38を通って中空回転体25外に流出入するので、空気の流
動抵抗は軸孔51cの長さの分だけさらに大きくなり、空
気の流出入はさらに抑制され、中空回転体25の耐振性は
さらに向上する。
凸部材51は、基部51aが中空回転体25側のミラー押え28
に固定された永久磁石35Bの内周に固定され、先端部51
bが固定軸23側の永久磁石35Cの内周内に突出し、微細
穴38を通って外部に連通する軸孔51cを有する場合であ
る。上記以外は第1実施例と同じである。このポリゴン
スキャナ50では空間36内の空気は軸孔51cおよび微細穴
38を通って中空回転体25外に流出入するので、空気の流
動抵抗は軸孔51cの長さの分だけさらに大きくなり、空
気の流出入はさらに抑制され、中空回転体25の耐振性は
さらに向上する。
【0023】次に、本発明の第3、4実施例につき説明
する。図3(a)および図3(b)は、本発明の第3実
施例および第4実施例に係るポリゴンスキャナのスラス
ト軸受構造の要部をそれぞれ示す図で、第1実施例と同
じ構成には同じ符号をつける。
する。図3(a)および図3(b)は、本発明の第3実
施例および第4実施例に係るポリゴンスキャナのスラス
ト軸受構造の要部をそれぞれ示す図で、第1実施例と同
じ構成には同じ符号をつける。
【0024】第3、4実施例においては、それぞれ第
1、2実施例における凸部材が磁性体からなる場合であ
り、他はそれぞれ第1、2実施例と同じである。第3実
施例を適用したポリゴンスキャナ60は、凸部材61が磁性
体からなり、永久磁石35Cの内周に一体的に形成された
場合であり、凸部材61が永久磁石35と一体的に形成でき
るので、第1実施例の作用効果の外に、部品数を減少で
きる。また、第4実施例を適用したポリゴンスキャナ70
は、凸部材71が磁性体からなり、中空回転体25側の永久
磁石35Bの内周に一体的に形成された場合であり、前述
同様に、第2実施例の作用効果の外に部品数を減少でき
る。
1、2実施例における凸部材が磁性体からなる場合であ
り、他はそれぞれ第1、2実施例と同じである。第3実
施例を適用したポリゴンスキャナ60は、凸部材61が磁性
体からなり、永久磁石35Cの内周に一体的に形成された
場合であり、凸部材61が永久磁石35と一体的に形成でき
るので、第1実施例の作用効果の外に、部品数を減少で
きる。また、第4実施例を適用したポリゴンスキャナ70
は、凸部材71が磁性体からなり、中空回転体25側の永久
磁石35Bの内周に一体的に形成された場合であり、前述
同様に、第2実施例の作用効果の外に部品数を減少でき
る。
【0025】次に、本発明の第5実施例につき説明す
る。図3(c)は、本発明の第5実施例に係るポリゴン
スキャナのスラスト軸受構造を示す図で、第1実施例と
同じ構成には同じ符号をつける。本実施例のポリゴンス
キャナ80は、挿入部材が2つの磁石体からなり、固定軸
23側の永久磁石35Cの内周に一体的に固定され全体的に
円板状となる円板材81と、円板材81に対向し中空回転体
25側の永久磁石35Bの内周に一体的に固定され、外部に
連通する軸孔82aを有する環状材82とからなる場合であ
る。他は第1実施例と同じである。この場合、空間36に
挿入された円板材81と環状材82の容積分だけ空気容積が
減少し、この分空気剛性が高くなるとともに、円板材81
と環状材82の対向する磁石体の面積の増加分だけ磁気的
な反発力が増加し、微細穴38の軸受剛性を格段に向上で
き、ポリゴンスキャナ80の耐振性を大幅に向上できる。
る。図3(c)は、本発明の第5実施例に係るポリゴン
スキャナのスラスト軸受構造を示す図で、第1実施例と
同じ構成には同じ符号をつける。本実施例のポリゴンス
キャナ80は、挿入部材が2つの磁石体からなり、固定軸
23側の永久磁石35Cの内周に一体的に固定され全体的に
円板状となる円板材81と、円板材81に対向し中空回転体
25側の永久磁石35Bの内周に一体的に固定され、外部に
連通する軸孔82aを有する環状材82とからなる場合であ
る。他は第1実施例と同じである。この場合、空間36に
挿入された円板材81と環状材82の容積分だけ空気容積が
減少し、この分空気剛性が高くなるとともに、円板材81
と環状材82の対向する磁石体の面積の増加分だけ磁気的
な反発力が増加し、微細穴38の軸受剛性を格段に向上で
き、ポリゴンスキャナ80の耐振性を大幅に向上できる。
【0026】次に、本発明の第6実施例を説明する。図
4(a)は本発明の第6実施例に係るポリゴンスキャナ
のスラスト軸受構造の要部を示す図で、第1実施例と同
じ構成には同じ符号をつける。本実施例のポリゴンスキ
ャナ90は、挿入部材が非磁性体からなり、固定軸23側の
永久磁石35Cの永久磁石35B側の上面を、円板状体91で
閉止した場合である。空間36が円板状体91および円板状
体91で閉止された永久磁石35Cの内周内の容積分だけ減
少するので、この分に対応する空気剛性が高くなる。
4(a)は本発明の第6実施例に係るポリゴンスキャナ
のスラスト軸受構造の要部を示す図で、第1実施例と同
じ構成には同じ符号をつける。本実施例のポリゴンスキ
ャナ90は、挿入部材が非磁性体からなり、固定軸23側の
永久磁石35Cの永久磁石35B側の上面を、円板状体91で
閉止した場合である。空間36が円板状体91および円板状
体91で閉止された永久磁石35Cの内周内の容積分だけ減
少するので、この分に対応する空気剛性が高くなる。
【0027】円板状体91で永久磁石35Cの上面を閉止す
るという簡単な構成により、空気剛性を高くできる。ま
た、永久磁石35Cの上面を円板状体91で閉止する代わり
に、永久磁石35Cの内周内に請求項8に記載のように、
接着剤を充填することによっても同じ作用効果を得るこ
とができる。次に、本発明の第7実施例を説明する。
るという簡単な構成により、空気剛性を高くできる。ま
た、永久磁石35Cの上面を円板状体91で閉止する代わり
に、永久磁石35Cの内周内に請求項8に記載のように、
接着剤を充填することによっても同じ作用効果を得るこ
とができる。次に、本発明の第7実施例を説明する。
【0028】図4(b)は、本発明の第7実施例に係る
ポリゴンスキャナのスラスト軸受構造を示す図で、第1
実施例と同じ構成には同じ符号をつける。本実施例のポ
リゴンスキャナ100 は、挿入部材が非磁性体からなり、
固定軸23側の永久磁石35Cの内周に固定され内周内を充
填する円板体101 と、永久磁石35Cの外周に固定された
リング102 とからなる場合である。これ以外は第1実施
例と同じである。この場合、円板体101 およびリング10
2 を設けることにより、上部の空間36の一部を占めて、
空間36内の空気の容積を減少することにより、前述同様
に空気剛性を高め耐振性を向上させるとともに、永久磁
石35Cの内周および外周の露出した磁性体を覆うので、
永久磁石35の露出面積を大幅に減少でき、磁性粉の飛散
を極力防止できる。
ポリゴンスキャナのスラスト軸受構造を示す図で、第1
実施例と同じ構成には同じ符号をつける。本実施例のポ
リゴンスキャナ100 は、挿入部材が非磁性体からなり、
固定軸23側の永久磁石35Cの内周に固定され内周内を充
填する円板体101 と、永久磁石35Cの外周に固定された
リング102 とからなる場合である。これ以外は第1実施
例と同じである。この場合、円板体101 およびリング10
2 を設けることにより、上部の空間36の一部を占めて、
空間36内の空気の容積を減少することにより、前述同様
に空気剛性を高め耐振性を向上させるとともに、永久磁
石35Cの内周および外周の露出した磁性体を覆うので、
永久磁石35の露出面積を大幅に減少でき、磁性粉の飛散
を極力防止できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、2記載
の発明によれば、アキシャル磁気軸受を構成する固定軸
の上部および中空回転体の上部の間の振動減衰用の上部
空間にリング状の永久磁石を設け、その磁石内空間の一
部に非磁性体、または磁性体からなる挿入部材を挿入し
ているので、上部空間内の空気容積を少なくして空気剛
性を高め、耐振性を向上させることができる。さらに、
請求項3、4記載の発明によれば、それぞれ挿入部材の
形状を特定することにより製造精度がばらついても固定
軸側および中空回転軸側の部材間接触を防止することが
でき、請求項5記載の発明によれば、挿入部材に連通孔
を設けることによりダンピング効果を増加して耐振性を
さらに向上させることができる。また、請求項6記載の
発明によれば、磁性体からなる挿入部材を用いることに
より、部品数の増加を抑制し、さらにまた、円板状にし
て互いに反発させることにより、耐振性をさらに大幅に
向上させることができ、請求項7、8記載の発明によれ
ば、挿入部材の固定場所を特定して、または部材を特定
して簡単に耐振性を向上できる。
の発明によれば、アキシャル磁気軸受を構成する固定軸
の上部および中空回転体の上部の間の振動減衰用の上部
空間にリング状の永久磁石を設け、その磁石内空間の一
部に非磁性体、または磁性体からなる挿入部材を挿入し
ているので、上部空間内の空気容積を少なくして空気剛
性を高め、耐振性を向上させることができる。さらに、
請求項3、4記載の発明によれば、それぞれ挿入部材の
形状を特定することにより製造精度がばらついても固定
軸側および中空回転軸側の部材間接触を防止することが
でき、請求項5記載の発明によれば、挿入部材に連通孔
を設けることによりダンピング効果を増加して耐振性を
さらに向上させることができる。また、請求項6記載の
発明によれば、磁性体からなる挿入部材を用いることに
より、部品数の増加を抑制し、さらにまた、円板状にし
て互いに反発させることにより、耐振性をさらに大幅に
向上させることができ、請求項7、8記載の発明によれ
ば、挿入部材の固定場所を特定して、または部材を特定
して簡単に耐振性を向上できる。
【図1】本発明のポリゴンスキャナのスラスト軸受構造
の第1実施例を適用したレーザプリンタの超高速ポリゴ
ンスキャナを示す図で、(a)はその全体説明図、
(b)はその振動特性を示すグラフである。
の第1実施例を適用したレーザプリンタの超高速ポリゴ
ンスキャナを示す図で、(a)はその全体説明図、
(b)はその振動特性を示すグラフである。
【図2】本発明のポリゴンスキャナのスラスト軸受構造
の第2実施例を適用した超高速ポリゴンスキャナの全体
説明図である。
の第2実施例を適用した超高速ポリゴンスキャナの全体
説明図である。
【図3】本発明のポリゴンスキャナのスラスト軸受構造
の第3〜5実施例を適用した超高速ポリゴンスキャナを
示す図で、(a)〜(c)はそれぞれその要部を示す説
明図である。
の第3〜5実施例を適用した超高速ポリゴンスキャナを
示す図で、(a)〜(c)はそれぞれその要部を示す説
明図である。
【図4】本発明のポリゴンスキャナのスラスト軸受構造
の第6、7実施例を適用した超高速ポリゴンスキャナを
示す図で、(a)、(b)はそれぞれその要部を示す説
明図である。
の第6、7実施例を適用した超高速ポリゴンスキャナを
示す図で、(a)、(b)はそれぞれその要部を示す説
明図である。
【図5】従来のポリゴンスキャナのスラスト軸受構造を
示す図で、(a)、(b)はそれぞれその全体を示す説
明図である。
示す図で、(a)、(b)はそれぞれその全体を示す説
明図である。
21、50、60、70、80、90、100 ポリゴンスキャナ 23 固定軸 25 中空回転体 27 ポリゴンミラー 35、35A、35B、35C 永久磁石 36 空間(磁石内空間、上部空間) 39 スラスト軸受構造 41、51、61、71 凸部材(挿入部材) 81 円板材(挿入部材) 82 環状材(挿入部材) 91 円板状体(挿入部材) 101 円板体(挿入部材) 102 リング(挿入部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−119216(JP,U) 実開 昭50−137453(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16C 32/00 - 32/06 G02B 26/10
Claims (8)
- 【請求項1】 円柱状の固定軸の上部と該固定軸の外周
で回転可能な中空回転体の上部との間に振動減衰作用を
なすよう空気を流出入させることができる上部空間を備
え、前記固定軸と同一軸線上に上下に配置されたリング
状の永久磁石のうち少なくとも2つをそれぞれ前記中空
回転軸の上部と前記固定軸の上部に固定し、前記上下の
永久磁石の内周により磁石内空間を形成して、アキシャ
ル方向の磁気軸受の一部を構成するポリゴンスキャナの
スラスト軸受構造において、非磁性体または磁性体から
なり、前記磁石内空間の一部に挿入された少なくとも1
つの挿入部材を前記固定軸側または前記中空回転体側に
固定し、前記磁石内空間の容積を減少させることにより
前記上部空間内の空気剛性を高くしたことを特徴とする
ポリゴンスキャナのスラスト軸受構造。 - 【請求項2】 前記挿入部材は前記上下の永久磁石の少
なくとも片方の内周または外周に固定されていることを
特徴とする請求項1記載のポリゴンスキャナのスラスト
軸受構造。 - 【請求項3】 前記挿入部材は2つの前記永久磁石の少
なくとも一方の内周に固定され他方の内周内に凸形状に
突出していることを特徴とする請求項1または2記載の
ポリゴンスキャナのスラスト軸受構造。 - 【請求項4】 円柱状の固定軸と該固定軸の外周で回転
可能な中空回転体とを備え、前記固定軸と同一軸線上に
上下に配置されたリング状の永久磁石のうち少なくとも
2つをそれぞれ前記中空回転軸の上部と前記固定軸の上
部に固定し、前記上下の永久磁石の内周により磁石内空
間を形成して、アキシャル方向の磁気軸受の一部を構成
するポリゴンスキャナのスラスト軸受構造において、非
磁性体または磁性体からなり、前記磁石内空間の一部に
挿入された少なくとも1つの挿入部材を前記固定軸側ま
たは前記中空回転体側に固定し、該空間内の空気剛性を
高くするとともに、前記挿入部材の軸線方向の端末と該
端末に対向する部材の間隔を、前記中空回転体の下端と
前記固定軸を固定する台座の間隔よりも大きくしたこと
を特徴とするポリゴンスキャナのスラスト軸受構造。 - 【請求項5】 前記挿入部材は2つの前記永久磁石の少
なくとも一方の内周に固定され外部に連通する軸孔を有
することを特徴とする請求項1、2または3記載のポリ
ゴンスキャナのスラスト軸受構造。 - 【請求項6】 円柱状の固定軸と該固定軸の外周で回転
可能な中空回転体とを備え、前記固定軸と同一軸線上に
上下に配置されたリング状の永久磁石のうち少なくとも
2つをそれぞれ前記中空回転軸の上部と前記固定軸の上
部に固定し、前記上下の永久磁石の内周により磁石内空
間を形成して、アキシャル方向の磁気軸受の一部を構成
するポリゴンスキャナのスラスト軸受構造において、非
磁性体または磁性体からなり、前記磁石内空間の一部に
挿入された複数の挿入部材のうち1つは前記固定軸側の
永久磁石の内周に一体的に形成され、全体として円板状
をなし、他の1つは前記中空回転体側の永久磁石の内周
に固定され外部に連通する軸孔を有する環状体とし、前
記磁石内空間の容積を減少させることにより該空間内の
空気剛性を高くしたことを特徴とするポリゴンスキャナ
のスラスト軸受構造。 - 【請求項7】 円柱状の固定軸と該固定軸の外周で回転
可能な中空回転体とを備え、前記固定軸と同一軸線上に
上下に配置されたリング状の永久磁石のうち少なくとも
2つをそれぞれ前記中空回転軸の上部と前記固定軸の上
部に固定し、前記上下の永久磁石の内周により磁石内空
間を形成して、アキシャル方向の磁気軸受の一部を構成
するポリゴンスキャナのスラスト軸受構造において、前
記固定軸側の永久磁石の上面を閉止する円板状体を設
け、前記磁石内空間の容積を減少させることにより該空
間内の空気剛性を高くしたことを特徴とするポリゴンス
キャナのスラスト軸受構造。 - 【請求項8】 円柱状の固定軸と該固定軸の外周で回転
可能な中空回転体とを備え、前記固定軸と同一軸線上に
上下に配置されたリング状の永久磁石のうち少なくとも
2つをそれぞれ前記中空回転軸の上部と前記固定軸の上
部に固定し、前記上下の永久磁石の内周により磁石内空
間を形成して、アキシャル方向の磁気軸受の一部を構成
するポリゴンスキャナのスラスト軸受構造において、前
記固定軸側の永久磁石の内周面側に接着剤を充填し、前
記磁石内空間の容積を減少させることにより該空間内の
空気剛性を高くしたことを特徴とするポリゴンスキャナ
のスラスト軸受構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06363991A JP3165457B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | ポリゴンスキャナのスラスト軸受構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06363991A JP3165457B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | ポリゴンスキャナのスラスト軸受構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04300418A JPH04300418A (ja) | 1992-10-23 |
JP3165457B2 true JP3165457B2 (ja) | 2001-05-14 |
Family
ID=13235130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06363991A Expired - Fee Related JP3165457B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | ポリゴンスキャナのスラスト軸受構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3165457B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101764421B1 (ko) * | 2013-07-24 | 2017-08-02 | 얀마 가부시키가이샤 | 작업 차량 |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP06363991A patent/JP3165457B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101764421B1 (ko) * | 2013-07-24 | 2017-08-02 | 얀마 가부시키가이샤 | 작업 차량 |
US10369921B2 (en) | 2013-07-24 | 2019-08-06 | Yanmar Co., Ltd. | Work vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04300418A (ja) | 1992-10-23 |
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