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JP3164965U - 遊技場用椅子の肘掛け装置 - Google Patents

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JP3164965U
JP3164965U JP2010006760U JP2010006760U JP3164965U JP 3164965 U JP3164965 U JP 3164965U JP 2010006760 U JP2010006760 U JP 2010006760U JP 2010006760 U JP2010006760 U JP 2010006760U JP 3164965 U JP3164965 U JP 3164965U
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JP
Japan
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JP2010006760U
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杉本 直樹
直樹 杉本
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Quali Co Ltd
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Quali Co Ltd
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Abstract

【課題】高さの調節のみならず、平面上の位置について簡便かつ任意に変えられる遊技場用椅子の肘掛け装置を提供する。【解決手段】肘掛け装置は、肘掛台10を支持腕20の上端に備え、基端部を座受体に回動可能に取り付けている。支持腕20は、上面に肘掛台10を取付けた支柱カバー24を支柱21の上端部にスライド可能に外嵌している。そして、支柱カバー24内に支柱21の上端部に形成した複数の係止溝21aに係脱し得る係止金具26を設けて、肘掛台10の高さを調整可能としている。また、肘掛台10は、底部に長手方向の長孔を形成しており、支柱カバー24に長孔を貫通させた支軸で回動可能に取付けている。また、肘掛台10は、後方へ自動復帰させるための戻しバネ15を内装している。【選択図】図2

Description

本考案は遊技場用椅子の肘掛け装置に関するものである。
遊技場では隣りとの間隔が狭く、離着席を容易にするためコンパクトな椅子が使用されている。ところで、電動式パチンコ機においては、長時間右手でパチンコ台のハンドルを握ったままの状態を維持することとなるので、右腕が疲れるという問題がある。
そこで、離着席時に邪魔にならないように格納できるようにした肘掛け装置が開発されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1のパチンコ用椅子の肘掛け装置は、上端に肘掛体を固設した略L字状のアームを座部の下部に回動可能に設けたものである。
また、特許文献2の肘掛け装置は、着座していないときは格納できるとともに、遊技者の体格に合わせて肘掛体の高さを調節可能としたものである。すなわち、上端に肘掛体を固設したアームを座板の下部に前後に傾動可能に取付けるとともに、アームの上端部に複数の係合孔を形成し、この係合孔に係脱し得る係合金具を備えた肘掛体をアームに沿ってスライド可能に装着している。
実開平6−64553号公報 特開平10−327981号公報
ところで、遊技場用椅子は、その遊技場内では同じものが使用されており、さまざまな体格の不特定多数の人が利用している。肘掛台の適正な位置は、遊技者の体格によって異なることは当然であるが、同じ遊技者であっても、長時間同じ姿勢で着座していることは苦痛なので、着座姿勢を変えることがあり、これに伴って肘掛台の位置も変えなければならないこともある。特許文献2の肘掛け装置のように、肘掛台の高さを変えるだけではその遊技者にとって最適な肘掛台とは言えないという問題があった。
そこで、本考案は、高さの調節のみならず、平面上の位置について簡便かつ任意に変えられる遊技場用椅子の肘掛け装置を提供することを目的としている。
上記の目的を解決するため、本考案の遊技場用椅子の肘掛け装置は、次のように構成した。すなわち、上面に肘掛台が取付けられた支柱カバーを支柱の上端部にスライド可能に外嵌するとともに、該支柱の基端部を座受体に回動可能に取り付け、該支柱カバー内に該支柱の上端部に形成した複数の係止溝に係脱し得る係止金具を設けて、肘掛台の高さを調整可能とした遊技場用椅子の肘掛け装置において、該肘掛台は、底部に長手方向の長孔を形成し、支柱カバーに該長孔を貫通させた支軸で回動可能に取付けるとともに、該肘掛台を後方へ自動復帰させるための戻しバネを内装したことを特徴としている。
この肘掛け装置は、肘掛台を適宜の高さに調節して固定するが、平面位置は、一定の範囲において自由に移動可能としたものである。
支柱は、座受けに回動可能に取付けられ、使用位置と格納位置において保持されるように構成する。この保持の構成については、特に限定しない。
肘掛台の高さの調節手段は、支柱の上端部に複数の係止溝を形成し、支柱にスライド可能に外嵌した支柱カバーに手動で係脱できる係止金具を設けたものでよい。
肘掛台は、支柱カバーに支軸で回動可能に取付ける。そして、肘掛台の底部に支軸を貫通させた長手方向の長孔を設ける。
肘掛台の平面上の移動は、長孔が露出しないように、一定の範囲に制限するとよい。この手段は、請求項3に記載のように、支柱カバーの上端に肘掛台受を固設し、該肘掛受台の上端に肘掛台底部の長孔に遊嵌する凸部を設けるのが望ましい。
肘掛台には、使用していないときには、後方へ自動復帰させるための戻しバネを設ける。この手段は、請求項2に記載のように、肘掛台の長孔の上に支軸が貫通する摺動部材を設け、戻しバネの一端を該摺動部材に係止させ、他端を肘掛台の前部中央に係止させるとよい。
本考案の遊技場用椅子の肘掛け装置は、肘掛台の底部に長手方向の長孔を形成し、支柱カバーに該長孔を貫通させた支軸で回動可能に取付けるとともに、該肘掛台を後方へ自動復帰させるための戻しバネを内装したので、遊技者が高さを一定に調節した後は肘掛台を自由に適宜な位置に移動できる。また、離席するときなど遊技台から手を戻したときは、自動的に肘掛台が長孔の後端位置に復帰する。
また、請求項2に記載のように、肘掛台に支軸が貫通する摺動部材を備えて、戻しバネを係止させれば、簡便で、故障の少ない装置にできる。
また、請求項3に記載のように、前記支柱カバーの上端に肘掛受台を固設し、その上面に肘掛台底部の長孔に遊嵌する凸部を固設して、肘掛台の平面移動を簡便確実に制限することができる。
本考案の遊技場用椅子の肘掛け装置の実施の形態を示す斜視図である。 同、肘掛け装置の縦断面図である。 同、支持腕20の分解斜視図である。 同、肘掛台10の分解斜視図である。 同、(a)は、肘掛台枠12の平面図、(b)は、肘掛台受30の平面図である。 同、肘掛台10の移動範囲を示す平面説明図である。
本考案の遊技場用椅子の肘掛け装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、遊技場用椅子の全体を示す側面図であり、右肘を載せるための肘掛台10を支持腕20の上端に備えた肘掛け装置が設けられている。
なお、図1において、3は、脚、4は、伸縮軸、5は、背もたれである。
肘掛け装置は、その縦断面を図2に示しているが、理解を助けるため、支持腕20の分解斜視図(図3)と、肘掛台10の分解斜視図(図4)を参照しながら説明する。
支持腕20は、楕円状に形成した管をL字状に曲げた支柱21と、支柱21の上端側に外嵌され、上端に肘プレート29を介して肘掛受台30が取付けられた支柱カバー24と、レバー25とから概略構成されている。
支柱21は、その基端部が座受2に軸受で回動可能に取付けられており、図1で実線で示す使用位置と一点鎖線で示す格納位置において軸受に取付けた弾性体23によって保持されるようにしている。この弾性体23は、ここでは変形量が大きい、微細セル発泡ウレタンエラストマーを使用しており、使用位置と格納位置において楕円状になるように組み込まれている。
支柱21の上端には、レバー25が挿嵌されており、レバー25の上端部は支柱カバー24にピン28で回動可能に取付けられている。そして、支柱21の上端側には、複数個(ここでは6個)の係止部21bを有する係止溝21aが形成されており、レバー25の下端部には該係止溝21aに係合する係止金具26が設けられている。また、レバー25の前部には支柱カバー24に設けられた押しボタン24aに連接される押片25aが設けられている。
このように構成されているので、押しボタン24aを押すことにより、レバー25の押片25aが押され、ピン28を支点として後方へ(反時計回り)回動し、係止金具26が係止溝21aの縦に連通した溝へ移動する。この状態(押しボタン24aを押したまま)では、支柱カバー24を持って縦方向に移動させることができる。そして、押しボタン24aを離せば、戻しバネ27によって、レバー25が前方へ復帰し、係止金具26がその高さにおける係止部21bに係止される。なお、図中22は、スペーサである。
肘掛台10は、肘掛枠12の上面に肘パッド11が取付けられたものであり、支柱21の上端の肘掛受台30の上に、取付けられている。
肘掛枠12の底面には長孔12aが形成されており、肘掛受台30の上面には楕円状の凸部30bが形成されている。凸部30bは長孔12aより面積が小さく遊嵌している。そして、長孔12aの上面には摺動部材13が設けられ、支軸14で肘掛受台30に取付けられている。すなわち、支軸14は、摺動部材13の軸孔13a、肘掛枠12の長孔12a、および肘掛受台30の軸孔30aを貫通させて取付けられている。なお、17は座金である。
摺動部材13の前端部には、ピン16が取付けられ、肘掛枠12の前部に設けられたバネ受け12bに一端が係止された戻しバネ15が連結されている。
肘掛台10は、このように、構成されているので、肘掛受台30に対して、一定範囲において前後方向および左右に回動可能である。この一定範囲は、肘掛枠12の長孔12aが有する肘掛受台30の凸部30bとの遊嵌の範囲である。具体的には、図6に示すように、2点鎖線で示される範囲で、肘パッド11は、移動可能である。
肘パッド11を使用していないときは、戻しバネ15によって実線で示す最後部で水平方向に位置する。なお、戻しバネ15は、復帰ができればよい程度の弱いバネ力のものを使用している。
次に、このように構成された遊技場用椅子の肘掛け装置の作用について説明する。
肘掛け装置は、使用していないときは、通常、図1に一点鎖線で示すように、背もたれ側へ格納されている。なお、このとき、肘掛台10は戻しバネ15によって後端に位置している。
遊技者が、肘掛け装置を使用するときは、まず、肘掛け装置を前方へ回動させる。肘掛け装置は、使用位置まで回動すると弾性体23が楕円状になってロックされた状態となり、支持腕20はその姿勢で保持される。
次に、肘掛台10を遊技者にとって最適な高さに調節する。この操作は、押しボタン24aを押して、支柱カバー24を上または下へスライドさせ、適宜な位置のところで押しボタン24aを離すのみでよい。この操作によって、係止金具26が当初の係止部21bの位置から、その遊技者の最適な高さの位置に変更される。
遊技者は、肘の支持させたい部分を肘パッド11に載せて前方へ押しパチンコ機のハンドルを掴んでプレイする。
遊技者は、疲れたりして姿勢を変えることが少なくないが、それに伴って肘を動かせば、肘掛台10の位置も自由に追従するので、平面上の位置における調整のための操作は必要としない。肘を肘掛台10から離したときは、肘掛台10は自動的に戻しバネ15によって後端へ復帰する。なお、肘掛け装置の使用位置における肘掛台10の高さの調節および前後方向の移動は、ここでは、図1において一点鎖線で示す範囲としている。
1 シート
2 座受
3 脚
4 伸縮軸
5 背もたれ
10 肘掛台
11 肘パッド
12 肘掛台枠
12a 長孔
12b バネ受け
13 摺動部材
13a 軸孔
14 支軸
15 戻しバネ
16 ピン
17 座金
20 支持腕
21 支柱
21a 係止溝
22 スペーサ
23 弾性体
24 支柱カバー
24a 押しボタン
25 レバー
25a 押片
26 係止金具
27 戻しバネ
28 ピン
29 肘プレート
30 肘掛台受
30a 軸孔
30b 凸部

Claims (3)

  1. 上面に肘掛台が取付けられた支柱カバーを支柱の上端部にスライド可能に外嵌するとともに、該支柱の基端部を座受体に回動可能に取り付け、該支柱カバー内に該支柱の上端部に形成した複数の係止溝に係脱し得る係止金具を設けて、肘掛台の高さを調整可能とした遊技場用椅子の肘掛け装置において、該肘掛台は、底部に長手方向の長孔を形成し、支柱カバーに該長孔を貫通させた支軸で回動可能に取付けるとともに、該肘掛台を後方へ自動復帰させるための戻しバネを内装したことを特徴とする遊技場用椅子の肘掛け装置。
  2. 前記肘掛台は、前記長孔の上に支軸が貫通する摺動部材を備え、前記戻しバネは、一端を該摺動部材に係止させ、他端を肘掛台の前部中央に係止させたことを特徴とする請求項1に記載の遊技場用椅子の肘掛け装置。
  3. 前記肘掛台の移動範囲を制限するため、前記肘掛台底部の長孔に遊嵌する凸部を前記支柱カバーの上端に固設した肘掛台受の上面に設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技場用椅子の肘掛け装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111012094A (zh) * 2020-01-21 2020-04-17 艾路 一种椅子及其可用于安装靠背的椅子扶手

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