JP3163304B2 - 符号化復号化方式 - Google Patents
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Description
に、ホスト制御部と符号化部及び復号化部との間のコマ
ンドの授受を簡素化してホスト制御部の信号処理性能を
向上させるようにした、ファクシミリ装置に用いて好適
な符号化復号化方式に関する。
伝送させる際の伝送効率を向上させるため、CCITT
(国際電信電話諮問委員会)で勧告されているように、
MH、MR、MMR符号化方式を用いて当該画像データ
を伝送させることが行われている。この符号化方式は、
画像データにおける白黒の変化点を符号に対応させて伝
送する方式であって、同じデータビット数を符号化する
場合において、単位長さ当りの白黒の変化点の数が多い
ときにはその分だけ前記データの処理量が増加し、前記
データの処理量の増加に伴って前記データの符号化速度
が低下するという性質を有しているものである。また、
符号化データを復号する場合も同様であって、原データ
における単位長さ当りの白黒の変化点が多い場合には、
同じ符号ビット数を復号したとても、復号されるデータ
のビット数が少なくなるという性質を有している。
ては、このような白黒の変化点が多いデータを処理する
場合においても、高速度で符号化または復号化が行える
ようにした符号化及び復号化手段が開発され始めてお
り、その1例が、特開昭60−194670号または特
開昭62−35780号に開示されている。
なく、ファクシミリシステム全体を見たときには、当該
システムにおけるホスト制御部、メモリ部、読取部、記
録部、符号化部及び復号化部は、それぞれ、密接に関連
して動作を行うものであるから、これら周辺装置間の制
御信号の授受やデータバス負荷の状態を無視したので
は、効率的なファクシミリシステムシステムを構築でき
ないことは明らかである。
例としては、電子技術1988年4月号pp64〜72
及び電子技術1990年8月号pp67〜71に開示の
ものがあるが、このファクシミリシステムにおいては符
号化及び復号化部の高効率化について何等言及されてい
ないものである。
号化及び復号化手段は、ファクシミリシステムをゲ−ト
アレイ化することにより部品点数を削減する手段につい
ての開示を行っているだけで、符号化部、ホスト制御
部、読取部の3者間での制御信号の授受の仕方、及び、
復号化部、ホスト制御部、記録部の3者間での制御信号
の授受の仕方をそれぞれ改良し、ファクシミリシステム
全体として少ない部品点数で高速度の処理を図る点につ
いては何等考慮が払われていないものである。
手段をファクシミリシステムに組込んだ場合には、ホス
ト制御部に対する当該符号化及び復号化手段の制御負荷
が過剰になるため、ホスト制御部に処理能力の高いプロ
セッサを用いるか、または、プロセッサ数を増加させる
かの手段を付加しなければ、当該符号化及び復号化手段
の高速度の処理性能を十分に発揮させることができない
ものである。そして、この場合に、ホスト制御部として
従来の型のプロセッサを用いたときには、ファクシミリ
システム全体として、ユ−ザアプリケ−ションサ−ビス
を向上させようとすると、ホスト制御部における処理負
荷が過剰となって、満足に対応することができなくなる
等の問題点があった。
クシミリにおいても、ホスト制御部が各部の動作の開始
及び完了のタイミングの管理を行っているために、符号
化及び復号化部におけるデータ処理速度を高めようとし
たときには、やはりホスト制御部の処理負荷が過剰とな
り、満足な前記データ処理速度を得ることができないと
いう問題点があった。
化、及び、ユ−ザアプリケ−ションサ−ビスの向上等の
ために、プロセッサとして処理能力の高いものを用いた
り、その数を増加させとりすれば、その分だけコストア
ップになるという問題点も生じるものであった。
するために考案されたもので、その1つの目的は、ホス
ト制御部と符号化部及び復号化部間のコマンド授受を簡
素化することにより、システム全体の情報の処理を、少
ない点数の部品を利用し、かつ、低コストのホスト制御
部を用いて、高スル−プットを達成できるようにした符
号化復号化方式を提供することにある。
からリアルタイムでコマンドを授受する必要がない符号
化復号化方式を提供することにある。
るために、本発明による符号化復号化方式は、少なくと
も、原稿の走査読取りを行う読取部と、前記読取部で読
取ったデータを符号化する符号化復号化部と、情報処理
に対する全体制御を行うホスト制御部とを有し、前記ホ
スト制御部は、前記読取部から原稿読取要求を受ける
と、前記符号化復号化部を符号化モードに設定すると共
に前記符号化復号化部に符号化準備コマンドを供給し、
その後、前記符号化復号化部は、前記ホスト制御部の介
在がない状態で、前記読取部から読取開始要求を受ける
と、前記データの符号化処理を行い、さらに、前記符号
化復号化部は、前記ホスト制御部の介在がない状態で、
前記読取部からページ終了要求を受けると、前記データ
の符号化処理を終了すると共に前記ホスト制御部に符号
化終了信号を供給し、前記ホスト制御部は、前記符号化
終了信号を受けると、前記読取部に符号化終了コマンド
を供給する第1の手段を具備する。
本発明による符号化復号化方式は、少なくとも、受信部
または符号化データ記憶部から入力される符号化データ
を復号する符号化復号化部と、前記符号化復号化部で復
号したデータを記録する記録部と、情報処理に対する全
体制御を行うホスト制御部とを有し、前記ホスト制御部
は、前記受信部または前記符号化データ記憶部から原稿
記録要求を受けると、前記符号化復号化部を復号化記録
モードに設定すると共に前記符号化復号化部に復号化コ
マンドを供給し、その後、前記符号化復号化部は、前記
ホスト制御部の介在がない状態で、前記受信部または前
記符号化データ記憶部から記録開始要求を受けると、前
記データの復号化処理を行い、さらに、前記符号化復号
化部は、前記ホスト制御部の介在がない状態で、前記受
信部または前記符号化データ記憶部からページ終了要求
を受けると、前記データの復号化処理を終了すると共に
前記ホスト制御部に復号化終了信号を供給し、前記ホス
ト制御部は、前記復号化終了信号を受けると、前記記録
部に復号化終了コマンドを供給する第2の手段を具備す
る。
行される符号化及び復号化の過程において、前記符号化
部及び復号化部は3ライン分の記憶容量を持ったライン
メモリ部を含み、前記ラインメモリ部は読取ったデータ
の入力が完了していないラインの符号化を防止する機
能、及び、復号された未だデータが入力されていないラ
インのデータの記録を防止する機能、それに、未だ記録
出力していな復元画データの上に再度復元データの書き
込みを防止する機能を有する第4の手段を具備してい
る。
合に、読取部が原稿を読取ることによって得られたデー
タを符号化復号化部で符号化処理を開始する前に、ホス
ト制御部は、符号化処理に必要な符号化コマンドを符号
化復号化部に供給し、符号化復号化部に符号化処理の準
備をさせる。その後、符号化復号化部は、ホスト制御部
を介在させない状態で独自に符号化処理を開始するタイ
ミングを判定し、次いで、当該原稿から得られたデータ
を、外部メモリを用いることなしにページ単位で符号化
する。さらに、符号化復号化部は、前と同様にホスト制
御部を介在させない状態で独自に符号化処理を終了する
タイミングを判定し、それによって符号化処理を終了す
ると共に符号化終了信号をホスト制御部に供給する。こ
の時点に、ホスト制御部は、符号化復号化部からの終了
信号を判定し、次の制御動作の指示を行う。
理を行う場合に、受信部または符号化データ記憶部から
入力される符号化データを符号化復号化部で復号化処理
を開始する前に、ホスト制御部は、復号化処理に必要な
コマンドをに供給し、符号化復号化部に復号化処理の準
備をさせる。その後、符号化復号化部は、ホスト制御部
を介在させない状態で独自に復号化処理を開始するタイ
ミングを判定し、次いで、当該入力される符号化データ
を外部メモリを用いることなしにページ単位で復号化す
る。さらに、符号化復号化部は、前と同様にホスト制御
部を介在させない状態で独自に前記復号化処理を終了す
るタイミングを判定し、それによって前記復号化処理を
終了すると共に記録終了信号をホスト制御部に供給す
る。この時点において、ホスト制御部は、符号化復号化
部からの終了信号の判定を行い、次の制御動作の指示を
行う。
化及び/または復号化の処理中に、これらの処理に対す
るリアルタイム制御を行う必要がなくなり、ホスト制御
部の負荷が大幅に軽減されることになる。さらに、前記
リアルタイム制御に必要とされる時間も他の情報の処理
に利用できるので、ホスト制御部が実行する符号化及び
/または復号化処理のスピ−ドアップを図ることができ
る。
号化復号化の処理がスピ−ドアップされたとしても、符
号化復号化処理の開始及び終了のタイミングをホスト制
御部が管理し、かつ、ホスト制御部が符号化部及び復号
化部をリアルタイムで制御する前記先行技術の方式と比
較して、ホスト制御部の処理負荷は却って減少するの
で、高速度の処理が可能な高性能のプロセッサの使用、
及び、マルチプロセッサの使用の必要性は全くなくなる
ものである。
の読取りデータの符号化時または復号後のデータの記録
時に、それぞれ、3ライン分の記憶容量を持ったライン
メモリ部に前記データを一時的に記憶させているので、
パイプライン処理的に高速化できる。また、未だデータ
が入力されていないラインについての当該データの符号
化を防止したり、未だ復号後のデータが入力されていな
いラインについての当該データの記録部への出力を防止
したり、未だ記録出力されていない復元画データの上に
再度復元データの書き込みを防止する機能を有している
ので、符号と画データの流れを正常に管理するための制
御装置を必要としない。
サイズの用紙を400dpiで読取ったとしても、3ラ
イン分のメモリ量として2kバイト程度のものを用いれ
ば足りる。そして、前記ラインメモリ部を高速度で管理
するためには、独自のプロセッサの使用よりも、符号化
部及び復号化部に内蔵させた方がハ−ド的に経済的であ
り、構成上の簡素化が図れるものである。
は、原稿のページ単位で符号化部及び復号化部に介在す
るだけであるから、符号化部に対するデータの読取り及
び復号化部に対するデータの記録の高速化を高コストパ
フォ−マンスで実現させることが可能になる。
る。
を適用したファクシミリ装置を示すブロック構成図であ
る。
部、3は符号化処理部、4はラインメモリ部、5は復号
化処理部、6はラインメモリ部、7はホスト制御部を構
成するマイクロプロセッサユニット(以下、これをホス
トMPUという)、8は読取部、9は記録部、10は通
信制御部、11は符号データメモリ部、12乃至21は
制御バス、22乃至29はデータラインである。また、
符号化部1と復号化部2とは符号化復号化部40を構成
し、読取部8と記録部9と通信制御部10と符号データ
メモリ部11等はデータ入出力部41を構成している。
インメモリ部4とからなり、復号化部2は復号化処理部
5とラインメモリ部6とからなっている。読取部8は原
稿の走査読取りを行い、その読取った画像データをデー
タライン22を介して符号化部1のラインメモリ部4に
供給する。ラインメモリ部4は、前記原稿の3ライン分
の記憶容量を有し、かつ、10Mb/s以上の一定速度
の読取りが可能なメモリであって、前記読取った画像デ
ータを一時的に記憶し、次いで、符号化のために読出さ
れ、データライン23を介して符号化処理部3に供給さ
れる。ラインメモリ部6も、前記原稿の3ライン分の記
憶容量を有し、かつ、10Mb/s以上の一定速度の読
取りが可能なメモリで、復号化処理部5で復号された画
像データを一時的に記憶し、次いで、記録のために読出
され、データライン27を介して記録部9に供給されて
そこで記録される。また、読取部8、記録部9、それに
符号化部1及び復号化部2はそれぞれ制御バス12乃至
17を介してホストMPU7に結合され、読取部8とラ
インメモリ部4間、ラインメモリ部4と符号化処理部3
間、復号化処理部5とラインメモリ部6間、ラインメモ
リ部6と記録部9間はそれぞれ制御バス18乃至21及
びデータライン22、23、26、27によって結合さ
れている。さらに、符号化処理部3、復号化処理部5、
通信制御部10、符号データメモリ部11はそれぞれデ
ータライン24、25、28、29を介してホストMP
U7に結合されている。
メモリ部11は、本発明に係わる符号化復号化方式にお
いて必須のものではなく、例えば、ファイリング装置等
においては、ファイル装置等に接続されるものである。
作について、図2に示すホストMPUが行う処理フロ−
図、及び、図3に示すシステム、ホストMPU、符号化
部の3者間の処理の時間的経緯を表す図を用いて説明す
る。
うところのページとは、通常の意味の物理的な切れ目を
表すページの他に、予めマ−クを付したりまたは紙の形
状的特徴等により定めた切れ目からなるページも含まれ
るものである。そして、原稿の走査読取り及び画像デー
タの印刷を行う場合における単位となるページは、画像
の縦方向(副走査方向)の移動量により決められるもの
で、ここでいう移動量とは原稿または印刷記録用紙の送
り量(繰り出し量)で決まる画像の大きさを意味してい
る。ところで、図9に示すように、画像が、例えば、文
字だけで形成されている場合、文字の間に写真が挿入さ
れている場合、文字と写真と絵が混在している場合であ
っても、前記各場合における移動量m1 、m2 、m3 は
同じような扱いを受けてカウントされるものである。
を行う原稿がセットされ、読取部8からの原稿読取要求
信号50が制御バス14を介してホストMPU7に供給
されると、ホストMPU7は制御バス17を介して符号
化部1の符号化処理部3に符号化モード設定コマンド5
1を供給する。このとき、符号化部1は前記コマンド5
1によって符号化準備状態に入り、読取部8からの読取
開始要求信号52を待機する状態になる。次いで、読取
開始要求信号52がホストMPU7を介すことなく直接
制御バス18を通して符号化部1に入力されると、符号
化部1は読取開始要求信号52の受信後直ちに符号化処
理状態になり、読取部8からデータライン22を介して
供給される原稿を読取ることにより得られた画像データ
の符号化を行う。この符号化処理状態はページ終了要求
信号53が読取部8からホストMPU7を介することな
く直接制御バス18を通して符号化部1に入力されるま
で続行される。符号化部1がページ終了要求信号53を
受信すると、符号化部1はアイドル状態となり、同時
に、制御バス16を介してホストMPU7へ符号化終了
信号54を供給する。ホストMPU7は符号化終了信号
54を受信すると、符号化終了の確認を行い、同時に、
システムに対してコマンド55を供給し、システムが必
要とする制御を行なう。ここで、前記必要とする制御と
は、ファクシミリ操作の正常な実行の障害になる紙詰ま
りの有無の点検や、次の原稿があるときにはその次の原
稿を所定の位置まで移送させるための読み取りモ−タ等
の制御がこれに当たる。そして、次の原稿があるときに
は、読取部8からホストMPU7に次の原稿読取要求信
号56が供給され、それ以後は、上に述べた処理が再度
実行され、このときに途中で処理中断の指示がなけれ
ば、全ての原稿の読取り及び読取ったデータの符号化が
完了するまで前記処理が継続実行される。
りまたは紙の形状的特徴等により定めた切れ目を用いて
いる場合には、読取部、あるいは読取部とは別に当該マ
−クや特徴を検出する新たに設けた処理部によって、当
該マ−クや特徴を検出するように構成しておけば、当該
検出が行われた個所が論理的にページの切れ目として認
識され、以下、前述と同様の処理の継続が可能になるも
のである。
PU7が実行する処理フロ−を示している。
あればファクシミリ全体制御、即ち、原稿の読取りや画
像データの記録の際の制御を行っているだけではなく、
通信系を介して伝送される画像データの制御や、マンマ
シンI/F部における情報の処理等も行っているもので
あり、始めに、ホストMPU7が待機状態のときに、ホ
ストMPU7に対してシステムから何等かの制御要求が
あったときには全体システム制御処理が起動実行される
(ステップ30)。この際、前記全体システム制御処理
は、各システムからの要求に応じた適切な処理を行うた
めに、前記ステップ30に付随して、図示のように、前
記システムからの要求の判別を行っている(ステップ3
0’)。この要求の判別においては、原稿の読取りや画
像データの記録に関する処理は個別の判別が行われ、そ
の他の処理はその他のシステム要求判定処理としてまと
めて判別になっている。
び読取ったデータの符号化の実行または中止の決定は次
のようにしてなされる。まず、読取部8に原稿があるか
否かの判断が行われ(ステップ31)、その判断におい
てイエスYのときは原稿読取要求信号50の供給に従っ
て符号化モード設定の処理を行う(ステップ32)とと
もに、制御バス17を介して符号化部1に符号化モード
設定コマンド51を供給して最初の待機状態に戻り、前
記判断においてノウNのときは直ちに最初の待機状態に
戻る。前記コマンド51の出力後に、読取部8における
原稿の1ページ読取りが終了されたか否かの判断が行わ
れ(ステップ33)、その判断においてイエスYのとき
は符号化終了確認とシステムが必要とする制御とが行わ
れ(ステップ34)て最初の待機状態に戻り、前記判断
においてノウNのときは直ちに最初の待機状態に戻る。
種信号の伝送経路と伝送順序を示した系統図である。な
お、図中、乃至は前記信号の伝送順序を示してい
る。
され、読取部8から制御バス14を介して原稿読取要求
信号50がホストMPU7に出力されると、ホストMP
U7はこの原稿読取要求信号50の検知を行う。、前
記検知を行うと、ホストMPU7は符号化モード設定コ
マンド51を制御バス17を介して符号化部1に供給す
る。、符号化部1は、読取開始要求信号52を待機す
る状態に入り、読取部8から制御バス18を介して読取
開始要求信号52が供給されると、データライン22を
介して供給される原稿を読取ることにより得られた画像
データの符号化処理を開始する。この符号化処理の開始
後は、ページ終了要求信号53が入力されるまで、符号
化部1は設定された符号化モードにより前記符号化処理
を継続実行する。、原稿1ページ分の読取りが終了
し、読取部8から制御バス18を介してページ終了要求
信号53が符号化部1に供給されると、符号化部1は前
記符号化処理を停止する。、このとき、符号化部1
は、制御バス16を介して符号化終了信号54をホスト
MPU7に出力し、アイドル状態に入る。その後は、最
初の状態に戻り、これ以降、未だ読取りを行うべき原稿
があるときには、前記乃至の順序で前記動作が繰り
返し行われる。
取った画像データの符号化に関して見たときには、ホス
トMPU7は、読取部8から供給される原稿読取要求信
号50の印加の監視を行い、当該原稿読取要求信号50
が供給されたときに、符号化部1に対して符号化の準備
のための符号化モード設定コマンド51の供給の実行を
行いさえすれば、その後はホストMPU7を介在させる
ことなく、読取部8と符号化部1との間だけで独自に原
稿の読取り及び読取った画像データの符号化が行われる
ようになり、この間ホストMPU7のリアルタイム制御
を必要としないものである。また、読取った画像データ
の符号化処理の終了時においても、ホストMPU7は、
同じく原稿のページ単位毎に読取部8から供給される符
号化終了信号54の印加の監視を行い、当該符号化終了
信号54の受信が検出された後は他の情報処理の制御を
適宜実行できるものである。
デ−タの復号化及び復号された画像デ−タの記録の際の
動作について説明する。
メモリ部11内に記録部9で記録したい原稿の符号化デ
−タがあるときに、通信制御部10または符号デ−タメ
モリ部11から原稿記録要求信号60がホストMPU7
に供給されると、ホストMPU7は、制御バス13を介
して記録部9に記録モ−ド設定コマンド67を供給する
とともに、制御バス17を介して復号化部2の復号化処
理部5に復号化モ−ド設定コマンド61を供給する。こ
のとき、記録部9は前記コマンド67の供給によって記
録準備状態になり、また、復号化部2は前記コマンド6
1の供給により復号化準備状態に入り、次いで、記録部
9から供給される記録開始要求信号62を待機する状態
になる。このとき、記録開始要求信号62がホストMP
U7を介することなく直接記録部9から制御バス21を
介して復号化部2に入力されると、復号化部2は記録開
始要求信号62の受信後直ちに復号化処理状態になり、
通信制御部10または符号デ−タメモリ部11からデ−
タライン25を介して供給される符号化デ−タの復号化
を実行する。この復号化処理状態はペ−ジ終了要求信号
63が通信制御部10または符号デ−タメモリ部11か
らホストMPU7を介して復号化部3に入力されるまで
続行される。復号化部2がペ−ジ終了要求信号63を受
信すると、復号化部2はアイドル状態となり、制御バス
16を介してホストMPU7へ復号化終了信号64を供
給する。ホストMPU7は、復号化終了信号64を受信
すると、復号化終了の確認を行い、かつ、システムに対
してコマンド65を供給してシステムが必要とする制御
を行うものである。
クシミリ操作の正常な実行の障害になる紙詰まりの有無
の点検や、次にさらに記録したい原稿の符号化デ−タが
あるときにはその記録の準備を行うための記録モ−タ等
の制御がこれに当たる。そして、次に記録したい原稿の
符号化デ−タがあるときには、通信制御部10または符
号デ−タメモリ部11からホストMPU7に次の原稿記
録要求信号66が供給され、それ以後は、前述の処理が
再度実行され、このときに途中で処理中断の指示がなけ
れば、記録したい全ての原稿の符号化デ−タがなくなる
まで前記処理が継続実行される。
MPU7が実行する処理フロ−をも示している。
ったデ−タの符号化の際の処理フロ−とほぼ同様なもの
であって、始めに、ホストMPU7が待機状態のとき
に、ホストMPU7に対して何等かの制御要求があった
ときは全体システム制御処理が起動実行され(ステップ
30)、次いで、前記システムからの要求の判別を行う
(ステップ30’)。この際にも、符号化デ−タの復号
化及び復号されたデ−タの記録を実行または中止するか
決定は以下のようにしてなされる。まず、記録したい符
号化デ−タがあるか否かの判断が行われ(ステップ3
5)、その判断においてイエスYのときは原稿記録要求
信号60の供給に応じて復号化モ−ド設定処理を行う
(ステップ36)とともに、制御バス17を介して復号
化部3に復号化モ−ド設定コマンド61を供給して最初
の待機状態に戻り、前記判断においてノウNのときは直
ちに最初の待機状態に戻る。前記コマンド61の出力後
に、記録部9において原稿の1ペ−ジ記録が終了された
か否かの判断が行われ(ステップ37)、その判断にお
いてイエスYのときは復号化終了確認とシステムが必要
とする制御とが行われ(ステップ38)て最初の待機状
態に戻り、前記判断においてノウNのときは直ちに最初
の待機状態に戻る。
種信号の伝送経路と伝送順序を示した系統図である。な
お、図中で、乃至は前記信号の伝送順序を示してい
る。
符号デ−タメモリ部11に記録したい原稿の符号化デ−
タがあって、通信制御部10または符号デ−タメモリ部
11から原稿記録要求信号60がホストMPU7に出力
されると、ホストMPU7はこの原稿記録要求信号60
の検知を行う。、前記検知を行うと、ホストMPU7
は、復号化モ−ド設定コマンド61を制御バス17を介
して復号化部2に供給し、同時に、記録モ−ド設定コマ
ンド67を制御バス13を介して記録部9に供給する。
、復号化部2は、記録開始要求信号62を待機する状
態に入り、記録部9から制御バス21を介して記録開始
要求信号62が供給されると、デ−タライン25を介し
て供給される符号化デ−タの復号化処理を開始する。こ
の復号化処理の開始後は、ペ−ジ終了要求信号63が入
力されるまで、復号化部2は設定された復号化モ−ドに
より前記復号化処理を継続実行する。、原稿1ペ−ジ
分の符号化デ−タの送出が終了し、通信制御部10また
は符号デ−タメモリ部11からペ−ジ終了要求信号63
がホストMPU7に、さらに、ホストMPUから制御バ
ス17を介して復号化部2に供給されると、復号化部2
は前記復号化処理を停止する。、このとき、復号化部
2は、制御バス16を介して復号化終了信号64をホス
トMPU7及び記録部9に出力し、アイドル状態に入
る。その後は、最初の状態に戻り、これ以降、未だ記録
したい原稿の符号化デ−タがあるときには、前記乃至
の順序で前記動作が繰り返される。
化及び復号されたデ−タの記録に関して見ると、ホスト
MPU7は、通信制御部10または符号デ−タメモリ部
11から供給される原稿記録要求信号60の印加の監視
を行い、当該原稿記録要求信号60が供給されたとき
に、復号化部2と記録部9に復号化の準備のための復号
化モ−ド設定コマンド61及び記録の準備のための記録
モ−ド設定コマンド67の供給の実行を行いさえすれ
ば、その後はホストMPU7を介在させることなく、復
号化部2と記録部9との間だけで独自に符号化デ−タの
復号化及び復号されたデ−タの記録が行われるようにな
り、この間ホストMPU7のリアルタイム制御を必要と
しないものである。また、符号化デ−タの復号化及び復
号されたデ−タの記録の終了時においても、ホストMP
U7は、前と同様に、通信制御部10または符号デ−タ
メモリ部11から原稿のペ−ジ単位毎に供給される復号
化終了信号64の印加の監視を行い、当該復号化終了信
号64の受信が検出された後は他の情報処理の制御を適
宜実行できるものである。
部8との間、及び、ラインメモリ4と符号化処理部3と
の間の制御信号の授受の仕方について説明する。
フェイス(I/F)、101は3ラインアドレス制御I
/F、102は読取制御I/F、103は符号化演算部
であり、これらは連鎖状に結合されて、符号化処理部3
を構成している。
ス18を介して授受される制御信号の内のペ−ジ開始信
号とペ−ジ終了信号を検知する機能を具備し、その機能
によりペ−ジ開始信号とペ−ジ終了信号の検知を行い、
他の何等の制御を介在することなく原稿のペ−ジ単位毎
の読取り開始及び読取り終了のタイミングを読取部8と
の間で取り、読取制御I/F102に内蔵されているデ
−タ入出力タイミング信号の制御を行って、原稿の読取
り及び読取ったデ−タの符号化を実行している。また、
3ラインアドレス制御I/F101及びデ−タバスI/
F100は、ラインメモリ部4と符号化処理部3との間
で行う以下に述べるような画像デ−タの授受の制御を行
うものである。
は、当該画像デ−タ中の単位長さ当たりの白黒画素の変
化点の数が多いほど、画像デ−タの符号化に時間を要す
る。そして、通常、画像デ−タの読取りに際しては、一
定速度で画像デ−タの読取りを行うように構成されてい
るが、一定速度で画像デ−タの読込みを行ったときに、
読取部8と符号化部1との間にメモリ手段を配置してい
ない場合には、一定速度の画像デ−タの読込みに同期し
て当該読込みデ−タの符号化を行わねばならない。一
方、一定速度で画像デ−タの符号化を行う場合にはその
符号化が遅れたときに未符号化画像デ−タ信号が発生し
ないようにするため、通常は、その安全性を見越して符
号化部1に入力される画像デ−タの入力速度を抑えるよ
うにしている。
メモリ手段を配置した場合においても、画像デ−タの符
号化の速度が比較的速くなるように設定されているとき
には、未だ画像デ−タの読取りが完了していないライン
まで符号化を実行してしまう危険性があるため、符号化
を実行しているラインが当該メモリ手段の画像デ−タ入
力ラインを追い越さないような機能を付加する必要性が
生じてくる。
行うためには、画像デ−タを原稿のペ−ジ単位にRAM
などのメモリに記憶し、記憶完了後に符号化を実行すれ
ば、符号化時間に対する安全性を見越した設定を行う必
要がなくなって高速化が期待できるが、膨大なビットマ
ップペ−ジメモリが必要になり、かつ、メモリ管理機能
も大きくなって、極めて不経済になるものである。
うな構成を採用しているもので、前記機能を符号化処理
部4に内蔵させることにより、外部の制御素子の処理負
荷を増加させることなく、簡素化された構成で実施する
ことができるものである。
像デ−タ未設定ラインの追越しを防止する機能を持った
3ラインアドレス制御I/F101を配置し、さらに、
符号化部2に3ライン分のラインメモリ4を配置したも
のである。前記画像デ−タ未設定ラインの追越し防止機
能としては、例えば、ライン単位毎に画像デ−タ設定完
了フラグを設ける方法や、用紙サイズと読取り密度から
予めラインアドレスの設定を行い、符号化ラインと画像
デ−タ入力ラインとの間に必ず前記設定アドレス差を有
するように制御する方法、またはカウンタを設けて画像
デ−タ入力ラインと符号化ラインとの間に必ず一定以上
の差を生じるように設定する方法等の、一般的な方法を
用いることにより十分実現可能なものである。この場
合、読取部8から供給される画像デ−タは、3ラインア
ドレス制御I/F101の制御によってラインメモリ4
に供給されて一時的に記憶され、次いで、デ−タバスI
/F100を介して符号化演算部103へ送られ、そこ
で符号化が実行された後、符号化デ−タとして出力され
る。
号化処理部4に3ライン分の新たなメモリ管理機能を付
加するだけで、その他に大きなメモリ管理機能の付加を
必要としないことから、十分にハ−ドの簡素化を図るこ
とができる。
量を有するだけでデ−タ処理の高速化が図れる理由につ
いて説明すると、MR、MMR符号化は、符号化するラ
インの一つ手前のラインを参照ラインとして2次元符号
化を行っているため、2ライン分のラインメモリを必要
とするが、3ライン分の容量を持つラインメモリの管理
機能を有すれば、当該符号化処理の実行中に、残りの1
ラインをパイプライン的に画像デ−タの入力用として使
用できるので、前記デ−タ処理の高速化が図れるもので
ある。そして、通常、ファクシミリやオフィスで使用さ
れるドキュメントは、最大A3サイズ程度であって、4
00dpiという高精細な読込にを行ったとしても、高
々2kバイト程度の制御をすれば足りることから、この
ような制御にプロセッサを使用したのでは不経済にな
る。
ン分のラインメモリ4と3ラインアドレス制御I/F1
01等を付加するだけで、経済的なパイプライン的処理
を行うことができ、デ−タ処理の高速化が可能になるも
のである。このため、各制御バスの負荷が軽減し、原稿
の読取り速度として10Mb/sが達成でき、G3ファ
クシミリで使用される副走査方向の線密度7.7本/m
mの場合においても、A4サイズの原稿を1秒程度で読
取り、その読取ったデ−タの符号化が可能になる。ちな
みに、この速度は、通常のG3ファクシミリ通信の場合
の10倍以上であり、原稿をセットし、符号化圧縮し、
メモリ等に蓄積した後に、通信を行えば、送信者の原稿
読込み待ち時間の短縮を高コストパフォ−マンスで実現
できることになる。
9との間、及び、ラインメモリ6と復号化処理部5との
間の制御信号の授受の仕方について説明する。
フェイス(I/F)、111は3ラインアドレス制御I
/F、112は記録制御I/F、113は復号化演算部
であり、これらは連鎖状に結合されて、復号化処理部5
を構成している。
ス21を介して授受される制御信号の内の記録ペ−ジ開
始信号を検知する機能と記録ペ−ジ終了信号を出力する
機能を具備し、その機能により記録ペ−ジ開始信号の検
知と記録ペ−ジ終了信号の出力を行い、他の何等の制御
を介在させることなく原稿のペ−ジ単位毎の記録の開始
及び記録の終了のタイミングを記録部9との間で取り、
記録制御I/F112に内蔵されているデ−タ入出力タ
イミング信号の制御を行って、符号化デ−タの復号化及
び復号されたデ−タの記録を実行している。また、3ラ
インアドレス制御I/F111及びデ−タバスI/F1
10は、ラインメモリ部6と復号化処理部5との間で行
う以下に述べる画像デ−タの授受の制御を行うものであ
る。
デ−タを復号する場合には、当該符号化デ−タ中の単位
長さ当たりの白黒画素の変化点の数が多いほど、単位時
間当たりの符号化デ−タの復号される割合は少なくな
る。そして、一般に、復号された画像デ−タの記録に際
しては、一定速度で当該画像デ−タの記録を行うように
構成されているが、一定速度で画像デ−タを記録を行っ
たときに、記録部9と復号化部2との間にメモリ手段を
配置していない場合には、符号化デ−タの復号速度に同
期した一定速度で以って当該画像デ−タの記録を行わね
ばならない。一方、一定速度で当該画像デ−タの記録を
行う場合にはその復号化が遅れたときに未復号デ−タが
記録されないようにするため、通常は、その安全性を見
越して当該画像デ−タの記録速度を抑えるようにしてい
る。
モリ手段を配置した場合においても、符号化デ−タの復
号化の速度が比較的速くなるように設定されているとき
には、未だ画像デ−タを記録部9に出力していないライ
ン上に復元した画像デ−タを再度書き込んでしまう、所
謂、オ−バ−ライトが発生してしまう危険性があるた
め、復号化を実行しているラインが当該メモリ手段の画
像デ−タの記録ラインを追い越さないような機能を付加
する必要性が生じてくる。
化を高速度で行うためには、復号された画像デ−タをペ
−ジ単位毎にRAMなどのメモリに記憶し、記憶完了後
に記録の実行を行えば、復号化時間に対する安全性を見
越した設定を行う必要がなくなって高速化が期待できる
が、この場合も膨大なビットマップペ−ジメモリが必要
になり、かつ、メモリ管理機能も大きくなって、極めて
不経済になる。
うな構成を採用しているもので、前記機能を復号化処理
部5に内蔵させることにより、外部の制御素子の処理負
荷を増加させることなく、簡素化された構成で実施する
ことができるものである。
号されたデ−タの記録が復号化ラインを追越してしまう
のを防止する追越し防止機能を持った3ラインアドレス
制御I/F111を配置し、さらに、復号化部2に3ラ
イン分のラインメモリ6を配置したものである。前記追
越し防止機能としては、符号化の際に用いられる前述の
追越し防止機能と同様の一般的な方法を用いることによ
り十分実現可能なものである。この場合にも、符号化デ
−タは復号化演算部113によって復号され、その復号
された画像デ−タは3ラインアドレス制御I/F111
の制御によりデ−タバスI/F110を介してラインメ
モリ部6に入力されて一時的に記憶され、次いで、読出
されて記録部9に供給され、そこで記録される。
号化処理部5に3ライン分の新たなメモリ管理機能を付
加するだけで、その他に大きなメモリ管理機能の付加を
必要としないことから、十分にハ−ドの簡素化を図るこ
とができる。
イン分の容量を有するだけでデ−タ処理の高速化が図れ
る理由について説明すると、MR、MMR復号化は、復
号化したラインの一つ手前のラインを参照ラインとして
2次元復号化を行っているため、2ライン分のラインメ
モリを必要とするものの、3ライン分の容量を持つライ
ンメモリの管理機能を有すれば、当該復号化処理の実行
中に、残りの1ラインをパイプライン的に記録すべき復
号されたデ−タの出力用として使用できるので、デ−タ
処理の高速化が図れるものである。そして、この場合
も、通常、ファクシミリやオフィスで使用されるドキュ
メントは、最大A3サイズ程度であって、400dpi
という高精細な読込にを行ったとしても、高々2kバイ
ト程度の制御をすればよいことから、このような制御に
プロセッサを使用したのでは不経済になることは前述の
場合と同じである。
デ−タの復号及び復号されたデ−タの記録においても、
3ライン分のラインメモリ部6と3ラインアドレス制御
I/F111等を付加するだけで、経済的なパイプライ
ン的処理を行うことができ、デ−タ処理の高速化が可能
になるものである。このため、各制御バスの負荷が軽減
し、符号化デ−タの復号時の速度として10Mb/sが
達成でき、G3ファクシミリで使用される副走査方向の
線密度7.7本/mmの場合においても、A4サイズの
原稿の符号化デ−タを1秒程度で復号し、その復号され
たデ−タの記録が可能になる。ちなみに、この速度は、
通常のG3ファクシミリ通信の場合の10倍以上であ
り、受信した符号化デ−タを一旦圧縮してメモリ等に蓄
積しておき、当該通信の終了後に一括して出力させれ
ば、扱い者の記録待ち時間を短縮でき、扱い者にとって
快適と思われる記録サ−ビスを高いコストパフォ−マン
スで実現できることになる。
立して動作できるものであることを前提として行ったも
のであるが、この場合には原稿の読取りと復号されたデ
−タの記録との同時動作を可能にするマルチ動作が実現
でき、サ−ビス向上に大きく貢献するするものである。
そして、このマルチ動作を実行すれば、タイムシェアリ
ング等の採用により、複雑な制御を必要としたり、実行
時間の遅れが生じることもあるものの、ハ−ドコストが
削減できるという非常に大きな効果を奏するものであ
る。
は、符号化部1と復号化部2の構成を簡素化し、例え
ば、ラインメモリ部4、6を共有させたり、デ−タバス
I/F100、110を総合させて双方向バスI/Fに
変更させたりすることができる。さらに、3ラインアド
レス制御I/F101、111や、読取制御I/F10
2と記録制御I/F112のデ−タ入出力タイミング信
号等も共有させることができるので、より簡素化した構
成を得ることが可能になる。
方式をファクシミリ装置に適用した場合について行って
いるが、本発明による符号化復号化方式の適用機種はフ
ァクシミリ装置に限られるものではなく、他の機種にも
適用可能なものである。
1、復号化部2、ホストMPU7、読取部8、記録部
9、通信制御部10、符号デ−タメモリ部11等を個別
に構成したものとして行ってきたが、本発明は、このよ
うな個別の構成のものに限られるものではなく、前記各
構成が有する機能を含むものであれば、それらの構成の
ものを適宜組み合わせたものにすることができる。
構成に際しては、従来行っていたのと同様に、符号化部
1と復号化部2を1つの大規模集積回路(LSI)に組
込み、前記LSIと外部回路との接続を前記LSIに導
出したピンによって行うか、または、符号化部1と復号
化部2を1つのボ−ドに組込み、このボ−ドと外部回路
との接続を前記ボ−ドに導出したピンによって行うよう
にしてもよい。ただし、このようなLSIまたはボ−ド
の構成を採用した場合には、従来導出したピンの他に、
ペ−ジ終了信号が入出力されるピンを新たに設ける必要
がある。
読取り、及び/または、記録部9で行っているデ−タの
記録のための媒体としては、単に紙類だけに限られるも
のではなく、磁気装置や光ファイル等の媒体を適宜用い
るようにしてもよい。
の構成を一体的な装置にまとめ、それらをプリンタの形
式に構成することもできる。
化復号化方式は、原稿のぺ−ジ単位毎に、符号化または
復号化の処理開始以前にホスト制御部が必要なコマンド
を所定のものに供給するだけで、その後、符号化部また
は復号化部が、ホスト制御部を介在させない状態で、す
なわち大容量の外部メモリを用いることなしに独自に、
原稿の読取り及び読取りデ−タの符号化、並びに、符号
化デ−タの復号及び復号されたデ−タの記録をそれぞれ
実行するようにしているので、全期間ホスト制御部が制
御を管理している従来の方式に比べて負荷は非常に軽減
される。
は、符号化処理中または復号化処理中に、ホスト制御部
7のリアルタイムでの制御信号の授受が不要になったた
め、符号化処理及び復号化処理自体も従来のものに比べ
て高速化され、通常のG3ファクシミリにおける原稿の
入出力速度の10倍以上の高速度で原稿の入出力処理が
可能となるという顕著な効果を奏するものである。
従来必要とされていたビットマップペ−ジメモリを使用
しないため、当該部分の信号処理が簡素化され、その分
だけ他の信号処理時の高速化を図ることができる。さら
に、前記簡素化された信号処理の採用により、ホスト制
御部7の負荷が大幅に軽減されるため、制御機能が向上
したにも係わらず、処理性能の高いプロセッサの使用や
マルチプロセッサの使用が不要になり、より高度なサ−
ビスを低コストで実現させることができる。
縮したサ−ビスや、マンマシン性を向上させるサ−ビス
を高いコストパフォ−マンスで提供できるという優れた
効果を奏するものである。
ミリ装置を示すブロック構成図である。
ーチャートである。
号化部間の処理の時間的経緯を示す説明図である。
号化部間の処理の時間的経緯を示す説明図である。
すハードイメージ図である。
すハードイメージ図である。
である。
である。
る。
0、21 制御バス 22、23、24、25、26、27、28、29 デ
ータライン 40 符号化復号化部 41 データ入出力部 100、110 データバスインターフェイス(I/
F) 101、111 3ラインアドレス制御I/F 102 読取制御I/F 103 符号化演算部 112 記録制御I/F 113 復号化演算部
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも、原稿の走査読取りを行う読
取部と、前記読取部で読取ったデータを符号化する符号
化復号化部と、情報処理に対する全体制御を行うホスト
制御部とを有し、前記ホスト制御部は、前記読取部から
原稿読取要求を受けると、前記符号化復号化部を符号化
モードに設定すると共に前記符号化復号化部に符号化準
備コマンドを供給し、その後、前記符号化復号化部は、
前記ホスト制御部の介在がない状態で、前記読取部から
読取開始要求を受けると、前記データの符号化処理を行
い、さらに、前記符号化復号化部は、前記ホスト制御部
の介在がない状態で、前記読取部からページ終了要求を
受けると、前記データの符号化処理を終了すると共に前
記ホスト制御部に符号化終了信号を供給し、前記ホスト
制御部は、前記符号化終了信号を受けると、前記読取部
に符号化終了コマンドを供給することを特徴とする符号
化復号化方式。 - 【請求項2】 少なくとも、受信部または符号化データ
記憶部から入力される符号化データを復号する符号化復
号化部と、前記符号化復号化部で復号したデータを記録
する記録部と、情報処理に対する全体制御を行うホスト
制御部とを有し、前記ホスト制御部は、前記受信部また
は前記符号化データ記憶部から原稿記録要求を受ける
と、前記符号化復号化部を復号化記録モードに設定する
と共に前記符号化復号化部に復号化コマンドを供給し、
その後、前記符号化復号化部は、前記ホスト制御部の介
在がない状態で、前記受信部または前記符号化データ記
憶部から記録開始要求を受けると、前記データの復号化
処理を行い、さらに、前記符号化復号化部は、前記ホス
ト制御部の介在がない状態で、前記受信部または前記符
号化データ記憶部からページ終了要求を受けると、前記
データの復号化処理を終了すると共に前記ホスト制御部
に復号化終了信号を供給し、前記ホスト制御部は、前記
復号化終了信号を受けると、前記記録部に復号化終了コ
マンドを供給することを特徴とする符号化復号化方式。 - 【請求項3】 前記符号化復号化部は、3ライン分の記
憶容量を持ったラインメモリ部を備え、前記読取ったデ
ータを一時的に記憶させることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の符号化復号化方式。 - 【請求項4】 前記符号化復号化部は、ラインメモリ部
から読出される画素データのアドレスが、前記ラインメ
モリ部に入力される画素データのアドレスを追い越さな
い手段を内蔵していることを特徴とする請求項3記載の
符号化復号化方式。 - 【請求項5】 前記符号化復号化部は、1つの大規模集
積回路(LSI)または単一ボ−ド内に構成され、前記
LSIまたは前記単一ボ−ドにページ終了要求を受信及
び送信する各ピンを設けていることを特徴とする請求項
1または2記載の符号化復号化方式。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17189991A JP3163304B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 符号化復号化方式 |
US07/900,476 US5485287A (en) | 1991-06-18 | 1992-06-18 | High-speed image signal processing system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17189991A JP3163304B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 符号化復号化方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH04369972A JPH04369972A (ja) | 1992-12-22 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3163304B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
JP4748807B2 (ja) * | 2007-01-31 | 2011-08-17 | キヤノン株式会社 | 復号回路 |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP17189991A patent/JP3163304B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH04369972A (ja) | 1992-12-22 |
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