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JP3162834B2 - 耐水性染料および水性インク - Google Patents

耐水性染料および水性インク

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JP3162834B2
JP3162834B2 JP29805092A JP29805092A JP3162834B2 JP 3162834 B2 JP3162834 B2 JP 3162834B2 JP 29805092 A JP29805092 A JP 29805092A JP 29805092 A JP29805092 A JP 29805092A JP 3162834 B2 JP3162834 B2 JP 3162834B2
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テレンス・イー・フレイニー
ジェームス・エフ・フィーマン
ジョン・エム・オルソン
アレン・シー・サンダース
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/32Inkjet printing inks characterised by colouring agents
    • C09D11/328Inkjet printing inks characterised by colouring agents characterised by dyes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B31/00Disazo and polyazo dyes of the type A->B->C, A->B->C->D, or the like, prepared by diazotising and coupling
    • C09B31/02Disazo dyes
    • C09B31/08Disazo dyes from a coupling component "C" containing directive hydroxyl and amino groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
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    • C09B31/16Trisazo dyes
    • C09B31/18Trisazo dyes from a coupling component "D" containing a directive amine group

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水性で耐水性のある
インクに使用するための染料、およびこの種の染料を含
む水性インクに関する。こういったインクは印刷に使用
可能であり、その他のいかなる方法にも使用することが
できるが、一般には、デマンド(demand)プリント上への
滴下によって使用することができる。
【0002】
【従来の技術】この発明の染料分子を普通の紙に使用し
た場合、この発明の染料分子は一般の水に対して極めて
耐水性が高く、塩基性紙上での色安定性が非常によい。
この染料は塩基性のpHを示す水に可溶であるため、塩
基性染料に対して従来表されていた通り、染料とアンモ
ニアが結合している化学式で示される。
【0003】同一ではないが類似の化学式を有する多数
の染料が知られており、以下の引例のリストに見られ
る。しかし、普通の紙に単一成分として印刷した場合、
この発明の染料と同じく優れた耐水性及び色忠実性をも
たらす染料は知られていない。酸性紙に塗布した場合、
類似の分子に有意差のある色忠実性がでないために、そ
の機構は解明されていない。一連の引例は以下の通りで
ある。ヒンダゴラの米国特許第4,963,189号、 オータら
の米国特許第4,841,037号、 オータらの米国特許第4,62
6,284号、 ペドラジの米国特許第4,594,410号、 スティン
グルの米国特許第4,143,035号、 シェフベルガーの米国
特許第4,083,840号、 フィッシャーらの米国特許第2,26
5,425号、 クレブサーの米国特許第2,227,546号、 メンド
ザの米国特許第2,112,920号、 グーベルマンらの米国特
許第1,913,382号、 リーミングの米国特許第1,365,040
号、 およびクレブサーの米国特許第2,193,729号、 1989
年10月10日に提出された欧州特許出願第356,080号(発行
番号第89308157.0)、 1942年9月17日に提出されたドイツ
特許明細書第723,224号、 1934年11月22日に提出された
英国特許第418,454号、 1989年12月19日に提出された特
願平1-313,568号、 1989年3月24日に提出された特願昭64
-79,277号、 1985年12月3日に提出された特願昭60-243,1
57号、 ならびに1879年11月30日に提出されたスイス国明
細書第614,458号。
【0004】水性インク中に水酸化アンモニウムを含有
させることによって塩基に溶ける物質を可溶化させるこ
とは、従来の技術である。代表的な技術には、アルゲニ
オの米国特許第3,891,581号、 フラーの米国特許第5,01
7,644号の13欄に見られる実施例XIII、 ならびに前記の
米国特許第4,93,189号および欧州特許出願第356,080号
(これら2つの引例の内容は極めて類似している)が挙
げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】水溶性または相当する
極性溶媒混合物(例えば、水とアルコールの混合物)お
よびアンモニアを含む溶媒に溶解させた場合、この発明
の染料は以下の構造式で示される。
【0006】
【化1】
【0007】式中、式中、Rは、−H、−COM、
−CH、−OR、一Clであり、Rは、炭素数1
〜4の低級アルキル基、炭素数1〜4の低級アルキル
基、−CHCOMであり、Rは、炭素数1〜4の
低級アルキル基であり、Rは、−NH、−NH
、−NHCHCO H、
【0008】
【化2】 であり、
【0009】Rは、−H、炭素数1〜4の低級アルキ
ル基、−CO であり、Mは、H、HN、Na、
K、Liであり、そして式中、−COM基の総数は1
〜3であって、Rは、−H、−NHである。
【0010】ドロップ−オン−デマンド(drop-on-deman
d)ジェット印刷のためのインク状のこれら染料は、この
明細書に記載された機構によって耐水性印刷特性を生じ
るすべての特性を発揮する。すなわち、1)これら染料
は、pH6.0未満で水に不溶となる;2)インク中に
わずか2%濃度の染料が存在するだけで強い黒色を呈す
る;3)これら染料は、水性インク配合物中で安定であ
る;および4)ドロップ−オン−デマンド印刷用に使用
された場合、これら染料は未使用中に小さなオリフィス
を詰まらせることがないので印刷ヘッドの優れた保持が
可能となる。
【0011】さらに、これら染料は、酸性紙上に印刷さ
れた場合、黒色がいつまでも残るという特性を併せ持
つ。多くの黒色染料は酸性紙上で褐色に変化する。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の好ましい染料
は以下の構造式を有する
【0013】
【化9】式中、Mは、−H、−NH4、−Li、Na、
−Kである。
【0014】好ましいインクの配合は以下の通りであ
る。 成分 重量(g) 前記の染料(酸型) 2 2−ピロリドン 5 リン酸ナトリウム 0.1 水および2規定水酸化アンモニウム (pH8.6への調節用) 92.9 総量 100
【0015】成分は、攪拌によって容易に溶解する。ピ
ロリドンは、標準的な保湿剤または補助溶媒であって、
染料の溶解度を保持する。リン酸ナトリウムは、未使用
期間中における印刷ヘッドのノズルの目詰まりを防ぐの
に役立つ。
【0016】前記染料は、優れた耐水性および優れた色
密度と共に、優れた保持性能(未使用期間にインクジェ
ットのノズルが目詰まりしない)があるために選ばれ
た。
【0017】好ましいインクによる印刷物の耐水性は、
中性の一般的な水または酸性水に対して97%である。
耐水性は、このインクで印刷された紙の水への浸漬をす
ることによって測定される。パーセント耐水性は、脱イ
オン水中で5分間浸漬した後に得られる光学密度のパー
セントであって、例えば、光学的密度計によって観察さ
れる。
【0018】上記に代わる染料およびそれらの二次加工
【実施例】
実施例1:下式で示される染料
【化4】
【0019】工程1 5−アミノ−イソフル酸(9.64g、0.05mol)を水
(80ml)に攪拌し、2N NaOHでそのpHを9.0
に調節した。2N NaNO2溶液(26.8ml)を連続的
に攪拌しながら添加した。この溶液(pH>9.0)
を、水(50ml)と38%HCl(27ml)の混合物に
ゆっくりと添加した。この混合物を40〜50℃に保持
して、30分間攪拌した。スルファミン酸の飽和溶液を
添加することによって過剰な亜硝酸を除去した。
【0020】クレシジン(6.39g,0.05mol)を
25mlの水および38%HCl(5ml)に溶解した。溶
液を氷で<5℃に冷却した。冷(<10℃)ジアゾ溶液
を、よく攪拌しながら、このクレシジン溶液に添加し
て、2N NaOH溶液でpHを2.8に上げた。このと
きのpHを酢酸ナトリウム溶液で3.3〜3.5に維持
した。温度を<10℃に保ち、混合物を20時間攪拌し
た。次いで、このカップリング混合物を2N NaOH溶
液でpH8.0のアルカリ性としたところ、オレンジ色
の溶液が生じた。
【0021】工程2 2N NaNO2(31ml)を工程1から得られた溶液に
添加し、温度を氷の添加によって10℃未満に調節し
た。38%HCl(31ml)を攪拌しながら急速に添加
し、温度を<5℃に保った。この溶液を一晩攪拌した。
スルファミン酸の飽和溶液を添加することによって過剰
な亜硝酸を除去した。ガンマ酸(13.54g,0.0
5mol)を80mlの水に入れ、20gのNa2CO3および
37mlの2NNaOHを添加することによってpHを
9.0に調節した。このジアゾ溶液をガンマ酸溶液に添
加するとともに、20%Na2CO3溶液を同時に添加し
て、pHを>9に保った。氷を添加して温度を5℃に保
った。Na塩型の黒色染料を沈澱させるために、カップ
リングを急速に行った。酸性化によって遊離酸型の沈澱
物が得られ、これを濾過して水溶性の希酸で洗浄した。
この生成物をインクとして配合し、実施例7に記載する
ように、ドロップ−オン−デマンド型プリンターで使用
したところ、優れた結果が得られた。
【0022】実施例2:下式で示される染料
【0023】
【化5】
【0024】p−アミノ安息香酸(6.92g,0.0
5mol)を従来どおりにジアゾ化し、実施例1の場合と
同様に当量のクレシジンでカップリングした。また、こ
うして生成したモノ−アゾ中間体のアミノ基を実施例1
の場合と同様にジアゾ化し、当量のガンマ酸を用いてp
H9で同じようにカップリングさせ、ナトリウム塩とし
ての黒色染料を得た。これを、酸性化、濾過、および水
溶性の希酸による洗浄によって遊離酸型に転化した。得
られた染料をインク中に配合し、実施例7に記載するよ
うな試験を行ったところ、優れた結果が得られた。
【0025】実施例3:下記構造式で示される染料
【0026】
【化7】
【0027】m−アミノ安息香酸(6.92g,0.0
5mol)を従来どおりにジアゾ化し、クレシジンにカッ
プリングした。1−ジアゾ−2−メトキシ−5−メチル
−4−(3−カルボキシフェニルアゾ)ベンゼンを、実
施例1の方法によってガンマ酸にカップリングさせた。
試験結果を実施例7に示す。
【0028】実施例4:下記構造式で示される染料
【0029】
【化9】
【0030】p−アミノ安息香酸(6.92g,0.0
5mol)を水溶液中にて0〜5℃で従来どおりにジアゾ
化した。
【0031】2,5−ジメトキシアニリン(7.8g,
0.05mol)を80mlの水および38%HCl(20m
l)に溶解した。この溶液を<5℃に冷却し、ジアゾ化
合物を添加した。pHを4.0に上げ、16時間攪拌し
ながら2N NaOHでこの値を維持した。次いで、この
pHを10に上げ、2N NaNO2(28ml)に添加し
た。38%HCl(28ml)を迅速に添加して、この溶
液を室温で4時間攪拌した。結晶性のジアゾ化合物を濾
過した。
【0032】ガンマ酸(13.6g,0.05mol)をN
2CO3を使ってpH9.0とした80mlの水に溶解し
た。上記のジアゾペーストを添加し、カップリングは3
時間の攪拌により行った。次いでこのpHを酢酸で5.
0に調節することによって、染料を沈澱させた。この沈
澱物を濾過し、5%酢酸で洗浄したところ、遊離酸型の
染料が得られた。これをインク中に配合し、実施例7に
記載するとおりに試験して、優れた結果が得られた。
【0033】実施例5:下記構造式で示される染料
【0034】
【化11】
【0035】実施例4から得られた染料を600mlの水
に溶解し、2N NaOH溶液でpHを9.0に調節し
た。2N NaNO2(28ml)を添加して、この溶液を
<5℃まで冷却した。38%HCl(28ml)を添加し
て、該溶液を10℃未満の温度に維持して3時間攪拌し
た。過剰の亜硝酸をスルファミン酸を用いて除去した。
アントラニル酸(7g,0.05mol)を80mlの水およ
び15mlの38%HClに溶解した。このアントラニル
酸溶液をジアゾスラリーに添加して、混合物を15分間
攪拌した。このジアゾ/アントラニル酸混合物を、冷却
した20%Na2CO3溶液240mlに添加して、pH約
7で一晩攪拌した。酢酸で溶液のpHを5.6に下げた
ところ、染料が沈澱した。この沈澱物を濾過し、5%酢
酸で洗浄したところ、遊離酸型の染料が得られた。この
染料をインク中に配合し、実施例7に記載するとおりに
試験して、優れた結果が得られた。
【0036】実施例6:下記構造式で示される染料
【0037】
【化13】
【0038】実施例1から得られた染料0.05mol
を、2N NaOH溶液でpH9.0に調節した水600
mlに溶解した。2N NaNO2(28ml)を添加して、
この溶液を<5℃まで冷却して、38%HCl(28m
l)を迅速に添加してた。このジアゾ化混合物を4時間
攪拌した。過剰の亜硝酸をスルファミン酸の添加によっ
て除去した。m−フェニレン−ジアミン(5.5g,
0.05mol)を38%HCl(15ml)入りの水80m
lに溶解した。このm−フェニレン−ジアミン溶液を上
記のジアゾ溶液に添加して、5℃まで冷却した。20%
Na2CO3溶液240mlを5℃に冷却し、ジアゾ/m−
フェニレン−ジアミン混合物を炭酸溶液に添加した。2
時間攪拌した後、pHは7.5であった。このpHをN
aOH溶液で8.5に上げた。酢酸でこのpHを5.5
に下げ、染料を濾過した。5%酢酸での洗浄によって、
遊離型の染料が得られ、これを実施例7に記載するとお
りに試験した。
【0039】実施例7:印刷試験 実施例1〜6の染料を用いて調節したインクによる、印
刷ヘッドのノズルの耐水性および非目詰まり性の表を下
記に示す。従来のドロップ−オン−デマンド型インクジ
ェットプリンターのノズルには、6時間キャップをせず
においてから使用して目詰まりの程度を測定した。
【0040】
【表1】 染料 %耐水性 未キャップで放置後に 回復したノズルの% 染料の実施例1 92 94 実施例2 90 100 実施例3 97 100 実施例4 87 100 実施例5 100 28 実施例6 86 94
【0041】実施例2および3で使用されたクレシジン
は健康と安全性に疑問があるため、実施例4が最良の形
態として選ばれた。
【0042】耐水性は、インクで印刷した紙の水への浸
漬を調節することによって測定される。パーセント耐水
性は、脱イオン水中で5分間浸漬した後に保持される光
学密度のパーセントであって、例えば、光学密度計によ
って観察される。
【0043】前記実施例の染料はすべて、塩基性pHの
水に可溶な濃い黒色の染料である。これら染料は塩基性
紙上でさえ色忠実度を保持している。その忠実度のため
に、約2重量%の染料を有するインク配合物は、インク
ジェット印刷で良好な機能を発揮し、優れた耐水性を示
す。得られる耐水性は、中性または他の基質の関数であ
って、中性または酸性pHの一般水の関数である。した
がって、染料は、印刷に使用される試験水のpHには不
溶であって、プリントとしてそこに残る。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、次のよう
な効果が得られる。 これらの染料は、pH6.0未満で水に不溶となる。 インク中にわずか2%濃度の染料が存在するだけで、
強い黒色を呈する。 これらの染料は、水性インク配合物中で安定である。 ドロップ・オン・デマンド印刷用に使用された場合、
これらの染料は、未使用中に小さなオリフィスを詰らせ
ることがないので、印刷ヘッドの優れた保持が可能とな
る。 これらの染料は、酸性紙上に印刷された場合、黒色が
いつまでも残るという特性を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブラッドリー・エル・ビーチ アメリカ合衆国 40505 ケンタッキー、 レキシントン、ホーソーン・レーン 1757 (72)発明者 ドナルド・エル・エルバート アメリカ合衆国 40502 ケンタッキー、 レキシントン、レイク・クレアー・コー ト 601 (72)発明者 テレンス・イー・フレイニー アメリカ合衆国 40515 ケンタッキー、 レキシントン、ウッドグレン・コート 940 (72)発明者 ジェームス・エフ・フィーマン アメリカ合衆国 19610 ペンシルバニ ア、ワイオミシング、オリオール・ドラ イブ 6 (72)発明者 ジョン・エム・オルソン アメリカ合衆国 80303 コロラド、ボ ルダー、ロックモント・サークル 1468 (72)発明者 アレン・シー・サンダース アメリカ合衆国 40391 ケンタッキー、 ウインチェスター、チェロキー・ドライ ブ 191 (72)発明者 ロバート・エル・ボルマー アメリカ合衆国 80303 コロラド、ボ ルダー、イースト・アパッチ・コート 3901 (56)参考文献 特開 昭61−285276(JP,A) 特開 昭60−243176(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09B 31/068 - 31/072 C09B 31/18 C09D 11/00 - 11/20 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記構造式 【化1】 [式中、 Rは、−H、−COM、−CH、−OR、一C
    lであり、 Rは、炭素数1〜4の低級アルキル基、炭素数1〜4
    低級アルキル基、−CHCOMであり、 Rは、炭素数1〜4の低級アルキル基であり、 Rは、−NH、−NHR、−NHCHCO
    H、 【化2】 であり、は、−H、炭素数1〜4の低級アルキル基、−CO
    であり、 Mは、H、HN、Na、K、Liであり、 そして式中、−COM基の総数は1〜3であって、 Rは、−H、−NHである]で示される染料。
  2. 【請求項2】 アンモニウム塩として極性ビヒクルに溶
    解した請求項1の染料を含む耐水性インク。
  3. 【請求項3】 前記染料が下記構造式 【化3】 【化6】 【化8】 【化10】 【化12】 【化14】 からなる群のいずれか一つから選択される請求項2記載
    のインク。
  4. 【請求項4】 下記構造式 【化4】 【化5】 【化7】 【化9】 【化11】 【化13】 からなる群のいずれか一つから選択される請求項1記載
    の染料。
  5. 【請求項5】(a)下記構造式 【化1】 [式中、 Rは、−H、−COM、−CH、−OR、一C
    lであり、 Rは、炭素数1〜4の低級アルキル基、炭素数1〜4
    低級アルキル基、−CHCOMであり、 Rは、炭素数1〜4の低級アルキル基であり、 Rは、−NH、−NHR、−NHCHCO
    H、 【化2】 であり、 Rは、−H、炭素数1〜4の低級アルキル基、−CO
    であり、 Mは、H、HN、Na、K、Liであり、 そして式中、−COM基の総数は1〜3であって、 Rは、−H、−NHである]で示される少なくとも
    1%の染料; (b)少なくとも2%の補助溶媒;および (c)インクを、該インク中で該染料を溶解させるに十
    分なアルカリ性pHとするアンモニウムイオンの水溶液
    を重量基準で含む耐水性インク。
  6. 【請求項6】 前記補助溶媒が2−ピロリドンである
    求項5記載のインク。
  7. 【請求項7】 前記染料が下記構造式 【化3】 【化6】 【化8】 【化12】 【化14】 からなる群のいずれか一つから選択される請求項5又は
    請求項6記載のインク。
  8. 【請求項8】 前記染料が下記構造式【化10】 で示される請求項5又は請求項6記載のインク。
  9. 【請求項9】 前記染料が前記インクの約2重量%であ
    る、請求項5〜請求項8記載のインク。
  10. 【請求項10】 前記pHが約8.6である請求項8
    載のインク。
  11. 【請求項11】 前記2−ピロリドンが前記インクの約
    5重量%である請求項10記載のインク。
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