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JP3157622U - 肥料用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単にかつ気軽に施肥ができ、風雨等によって肥料の効果が損なわれることがない肥料用容器を提供する。【解決手段】土壌中に埋設される肥料用容器10であって、肥料を充填するための空間部が形成された容器本体11と、容器本体11を貫通して設けられた貫通穴22と、を有し、経時的に土壌中で分解する材料からなる。【選択図】図1

Description

本考案は生分解性肥料用容器に関し、より詳細には、簡単に肥料を詰め入れられ、持ち運びが簡単で、土壌に刺し(打ち)込み、簡単に施肥のできる肥料用容器に関する。
農業をはじめ、園芸やガーデニングの分野では、通常、植物の育成のために適宜施肥することが必要である。特に、植物の成長が長期間にわたる場合には、継続的かつ定期的に、植物の生育面積が広い場合には、広範囲に施肥を行うことになる。
従来、樹木等の成長が長期にわたる植物への施肥方法としては、定期的に、植物の幹(茎)周辺に肥料を直に散布する方法が一般的である。散布位置は、植物の幹(茎)の太さによって異なり、幹(茎)が太くなるほど幹(茎)から離れる。そのため、施肥後の天候により、風雨等によって肥料が飛ばされたり流されたりして、植物に十分に行き渡らない場合がある。また、肥料が地表面に露出しているために、カビが生える等外観上の見苦しさがあり、肥料の臭気も問題となり得る。また、長期間の施肥が必要な植物は、風雨による飛散等に対処する他、定期的にまたは頻繁に施肥する結果となり、施肥に手間がかかると共にコスト増の原因ともなっている。
風雨による飛散を防止するために、施肥の際には、幹(茎)の周囲に、幹(茎)の太さが太くなるほど離れて、根の上部と思われる位置に、適宜ガラスコップ大の穴を掘り、肥料を投入し、土をかける方法も行われている。この場合には、肥料を重量のある袋のまま持ちながら、植物の幹(茎)の周囲を広く移動し、穴を掘ったり、肥料を投入したり、土をかけたりといった作業をしなければならない。したがって、施肥には手間と時間がかかり、農業分野においては、長時間にわたる作業が重労働になっている。また、穴を掘る場合には、植物の根(根毛等)を傷めるおそれもあった。加えて、植物の根の上部に多量の肥料があり、急速に与えられるため、根焼け(根枯れ)といった悪影響を及ぼすおそれもあった。
したがって、施肥が広範囲の面積にわたる場合でも、肥料を簡単に持ち運びでき、作業が簡単になるような手段が求められている。
本考案は、上記の従来技術の問題点を解決するためになされたもので、風雨等によって肥料の効果が損なわれることがなく、肥料の持ち運びが簡単で、長期間および広範囲の施肥を手間をかけずに、かつ、簡単に、低コストで行い得る肥料用容器を提供することを目的とする。
上記の目的のため、本考案者は、以下のような肥料用容器を完成した。すなわち、土壌中に埋設される肥料用容器であって、肥料を充填するための空間部が形成された容器本体と、前記容器本体を貫通して設けられた貫通穴と、を有し、経時的に土壌中で分解する材料からなる肥料用容器である。
好ましくは、肥料用容器は、生分解性樹脂を使用し、容器本体がパイプ状をしている。パイプ状の先端部(土壌中に埋設するときの先端)には、肥料の溶出、流出および容器の分解、崩壊を促進する目的で、土壌に刺し込み(打ち込み)時の強度を損なわない程度に、内蔵する肥料が抜け出さない程度の大きさの穴が、適宜設けられる。
また、肥料の溶出、流出を促進する目的で、平坦に形成された、先端部と反対側の一端にも、内蔵する肥料が抜け出さない程度の大きさで、空気および水分流通用の穴が、数か所設けられている。この空気および水分流通用の穴を密閉シール等によって開閉調節することにより、内蔵した肥料の溶出または流出時期を調整できる。
肥料用容器は、好ましくは、施肥の作業者が肥料を簡単に詰められる(入れられる)ように、分割できる構造となっている。
本考案の肥料用容器を用いれば、肥料が風雨等で散逸することがないため、肥料を無駄なく植物に与えることができる。さらに、肥料を充填した状態での持ち運びが簡単で、手離れがよく、手軽に土壌中に刺し込み(打ち込み)、施肥ができる形状となっている。加えて、施肥する際に、手荒れをする心配が少なくなる。それと共に、植物の根を傷めることが少ない。また、容器を分割できる構造にしておくことによって、所望の種類の肥料を簡単に詰める(入れる)ことができる。したがって、効率的な施肥ができると共にコストも低減できる。また、肥料は容器に充填されて土壌中に埋設される状態となるので、外観上肥料が目立たず、肥料の臭気も問題とならない。
本考案に係る肥料用容器の長手方向に沿った断面図である。 図1の肥料用容器を、土壌中に埋設するときの後端となる一端を示した図である。
以下、肥料用容器の好ましい実施形態を説明する。しかしながら、以下は好ましい例であって、経時的に土壌中で分解する材料、すなわち生分解性の材料で形成され、肥料を充填でき、土壌中に埋設して使用し、徐々に肥料を溶出または流出させ得る点を満たせば、変更が可能である。
図1を参照して、土壌中に埋設される肥料用容器は、概説すれば、肥料を充填するための空間部50が形成された容器本体11と、容器本体11を貫通して設けられた第1貫通穴22および第2貫通穴32(貫通穴)と、を有し、経時的に土壌中で分解する材料、すなわち生分解性の材料で形成されている。以下、詳述する。
図1中、肥料用容器10は、肥料を収納するための空間部50を有する容器本体11からなり、土壌に刺し込み(打ち込み)し易いように、全体がほぼ円柱状(棒状)である。肥料用容器10は円筒形に限らず、三角柱、四角柱等の多角柱であってもよい。肥料用容器10は、容器本体11の分解を促進するため、容器本体11を貫通して設けられた第1貫通穴22、第2貫通穴32を有している。容器本体11は、土壌中に埋設されるときの後端となる側の一端、すなわち第1端23の平坦な面に、水や空気等の流体が流入するための第1貫通穴22を有している。加えて、容器本体11は、土壌中に埋設されるときの先端となる側の一端、すなわち第2端33の円錐の裾部分に、肥料および水分が流出するため並びに微生物が侵入するための第2貫通穴32を有している。第1貫通穴22および第2貫通穴32は、水や空気が流入または流出でき、一般的な形態である顆粒状の肥料(典型的には1.8〜2.0φであり、2.0φ以上も含む)が抜け出さず、かつ打ち込み時の強度を損なわない程度の大きさ、形状および数であればよく、特に制限はない。容器本体11を貫通して設けられた第1貫通穴22、第2貫通穴32を通過してしまうような肥料、例えば通常よりも小さい顆粒状(1.8φ未満)、粉末状、ペースト状、ゼリー状等の肥料を空間部50に充填する場合は、空間部50の第1貫通穴22および第2貫通穴32の部分に綿(真綿)、綿布等の生分解性のフィルター機能を有するものを詰め、これらの肥料を充填する。また、容器本体11は、全体が経時的に分解する材料で形成される。経時的に分解する材料としては、後述する生分解性プラスチックが好適である。
前記容器本体は、複数個に分割でき、再び組み合わせできるように構成されている。本実施形態では、容器本体11は、空間部50に肥料を充填するために、互いに嵌合する第1部材21および第2部材31に分割されている。分割した容器本体11を再び組み合わせるために、第1部材21は開放端の外周の一部が削られた嵌合部24を有し、第2部材31は、これと嵌合する、開放端の内周の一部が削られた嵌合部34を有している。嵌合部24と嵌合部34とは、差し込み式で互いに固定される。このように嵌合すると、刺し込み(打ち込み)時に強度が保持されやすく、肥料を詰め(入れ)る時および嵌合時の作業性がよいためである。第1部材21と第2部材31との嵌合部24、34の位置は、肥料が充填できさえすれば、必ずしも肥料用容器の円筒部分の端でなくてもよい。しかし、プラスチックの成型工程を考慮し、なるべく低コストに成型できる形状に分割することが好ましい。また、容器本体11は、二つに限られず、三つ以上の部材に分割されてもよく、三つ以上の部材を用いる場合は、肥料用容器の長さ調節に便利である。また、第1部材21と第2部材31とは、差し込み式で嵌合するように形成することが、打ち込みのための肥料用容器の強度を確保する観点から好ましいが、これに限定はされない。ねじ込み式や締まりばめで相互に固定されてもよい。
容器本体11の、土壌中に埋設されるときの先端となる側の一端、すなわち第2端33は、円錐形状に形成されている。円錐形状は、土壌への打ち込みの際に便利なためである。しかし、第2端33は、土壌への打ち込み(刺し込み)に対して抵抗の少ない形状であればよく、円錐に限らず三角錐、四角錐等の多角錐であってもよい。
容器本体11の、土壌中に埋設されるときの後端となる側の一端、すなわち第1端23は平坦に形成され、第1端23の平坦な面には第1貫通穴22が形成され、第1貫通穴22を取り囲むように、第1端23の平坦な面から突出するフランジ部25が形成されている。フランジ部25は、第1端23の端面の周縁に沿って、第1貫通穴22を取り囲み、平坦な面から肥料用容器10の長手方向に突出している。フランジ部25は、雨等が降った場合に水受けとしての役割を果たす。肥料用容器10は、斜面に斜めに打ち込むこともでき、その際にもフランジ部25は水受けとして機能し、フランジ部25に溜まった水を第1貫通穴22から流入させることができる。また、肥料用容器10を土壌に埋設する場合には、フランジ部25部分をハンマー等でたたいて打ち込むこともできる。肥料用容器10の大きさが大きくなるにつれ、埋設の際は、肥料用容器10を差し込むよりもハンマー等で打ち込むことが適当である。その場合には、肥料用容器10を、ひび割れ等が生じないよう、特に先端部の強度を増すように形成することが好ましい。それには、容器本体11の肉厚を厚く成型することで対応できる。容器本体11の肉厚は、肥料容器10の素材や大きさ、土壌の固さ等の条件に応じて、適当な肉厚を選択することができる。
図2は、第1端23を、土壌に埋設されたときに上となる方向から見た図である(シール材26は除かれている)。第1端23は、周囲にフランジ部25が設けられ、その内側に、放射状の棒状部27および輪状部28で区切られた複数の第1貫通穴22が設けられている。しかし、図2に示した第1端23の形状は例示であって、これに限定はされない。
容器本体11を構成する、経時的に土壌中で分解する材料としては、竹筒等の天然の材料のほか、生分解性プラスチックが好適である。肥料用容器に使用できる生分解性プラスチックは、生分解性を有していれば特に制限されないが、土壌と接触すると、微生物の作用により好気性および/または嫌気性条件下で速やかに分解し始める;分解後の肥料用容器が地下水や河川等に流れ出しても容易に分解する;および土中に肥料用容器断片が残っても、農作業や環境に悪影響を及ぼさない等の特性を有することが好ましい。このため、生分解性プラスチックは、下記特性の少なくとも一を満たすことが好ましい。
(1)15日での好気性条件下での相対生分解率が30%以上である;
(2)28日での好気性条件下での相対生分解率が50%以上である;及び
(3)120日での嫌気性条件下での相対生分解率が50%以上である。
本明細書において、「好気性条件下での相対生分解率」とは、化審法の生分解性試験(MITI法)で試験した際に、標準対象物質であるアニリンの所定時間における生分解率を100としたときの好気性条件下での相対生分解率を意味する。この好気性条件下での相対生分解率は、15日で、30%以上、より好ましくは40%以上、特に好ましくは50%以上であることが好ましい。または、28日での好気性条件下での相対生分解率が、50%以上、より好ましくは60%以上、特に好ましくは80%以上であることが好ましい。また、「嫌気性条件下での相対生分解率」は、ASTM D.5511−94の試験法で試験した際に、標準対象物質であるセルロースの120日における生分解率を100としたときの相対生分解率を意味する。この嫌気性条件下での相対生分解率が、50%以上、より好ましくは60%以上、特に好ましくは70%以上あることが好ましい。
上記したような特性を有する生分解性プラスチックの好ましい例としては、ポリヒドロキシブチレート/バリレート、ポリカプロラクトン、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネート/アジペート、ポリエチレンサクシネート、ポリエチレンサクシネート/アジペート、ポリブチレンサクシネート/テレフタレート、ポリブチレンアジペート/テレフタレート、ポリエステルカーボネート、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリジオキサノン及びポリ(2−オキセタノン)、デンプン、変性デンプン、セルロース、キチン、キトサン、グルテン、ゼラチン、カゼイン、大豆タンパク、コラーゲン、ケラチン及び天然ゴム、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール及びポリリンゴ酸等が挙げられる。また、上記例示に加えて、優れた加工性や経済性を有し、大量に入手できる等を考慮すると、他の脂肪族ポリエステルも好ましく、更に好ましくは、炭素数2〜6の脂肪族ジカルボン酸成分と炭素数2〜4の脂肪族グリコール成分から得られる脂肪族ポリエステルが使用される。これらの脂肪族ポリエステルは、生分解性を有するものであれば特に制限されず、公知の脂肪族ポリエステルが使用できるが、好ましい例としては、特開平7−252354号及び特開平9−71641号公報等に開示されたもの等が挙げられる。これらのうち、ポリエチレンサクシネート、ポリエチレンサクシネート/アジペート、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネート/アジペートが好ましい。また、ポリエチレンサクシネート、ポリエチレンサクシネート/アジペートがより好ましい。これらの樹脂は、好気性及び嫌気性双方の条件下での生分解性速度が速く、また、活性汚泥中でも良好な生分解性を示すためである。また、水によっては分解・崩壊せず、微生物の作用によって分解・崩壊し始めるため、土中に埋設した場合に初めて分解が始まるため好ましい。上記のうち、ポリエチレンサクシネートが特に好ましい。また、生分解性プラスチックと、デンプン、変性デンプン、セルロース、キチン、キトサン、グルテン、ゼラチン、ゼイン、大豆タンパク、コラーゲン、ケラチン等の天然物とのブレンド物もまた、本発明では特に好適に使用される。上記生分解性プラスチックは、用途を考慮して望ましい生分解速度に応じて適宜選択できる。例えば、生分解速度の速い肥料用容器を目的とする場合には、ポリエチレンサクシネート、ポリエチレンサクシネート/アジペートが特に好ましい。また、ポリエチレンサクシネートおよび/またはポリエチレンサクシネート/アジペートと、天然物との配合比は、十分な生分解性を発揮できるものであれば特に制限されないが、ポリエチレンサクシネートおよび/またはポリエチレンサクシネート/アジペート100質量部に対して、好ましくは1〜900質量部、より好ましくは20〜300質量部である。また、これらのうち、生分解速度のやや速い肥料用容器を目的とする場合には、ポリブチレンサクシネート/アジペートが特に好ましく;生分解速度のやや遅い肥料用容器を目的とする場合には、ポリブチレンサクシネートが特に好ましく;生分解速度の遅い肥料用容器を目的とする場合には、ポリ乳酸が特に好ましい。なお、上記生分解性プラスチックは脂肪族ポリエステルであるため、混合(配合)が非常に容易であり、肥料用容器10の製造が簡便になる。
または、生分解性プラスチックは、市販品を使用してもよい。このような市販品としては、例えば、昭和高分子社製の商品名ビオノーレ、三菱化学社製の商品名GS−Pla、日本合成化学工業社製の商品名マタービー、島津製作所社製の商品名ラクティ、三菱ガス化学社製の商品名ユーペック、カーギルダウ社製の商品名ネーチャーワークス、三井化学社製の商品名レイシア、ダイセル化学工業社製の商品名セルグリーン及び商品名プラセル(PCL)、モンサント社製の商品名バイオポール、BASF社製の商品名エコフレックス、デュポン社製の商品名バイオマックス、イーストマンケミカル社製の商品名イースターバイオ、日本触媒社製の商品名ルナーレ、チッソ社製の商品名ノボン、三菱ガス化学社製の商品名ビオグリーン、カネボウ合繊社製の商品名ラクトロン、大日本インキ化学工業社製の商品名プラメート及び商品名CPLA、東洋紡績社製の商品名バイオエコール、トヨタ自動車社製の商品名トヨタエコプラ、ダウ社製の商品名TONE、Ire Chemical社製の商品名Enpol、クラレ社製の商品名ポパール、日本合成化学工業社製の商品名ゴーセノール、アイセロ化学社製の商品名ドロンVA、帝人社製の商品名セルロースアセテート、アイセロ化学社製の商品名ドロン、Novamont社製の商品名Mater−Bi、日本食品化工社製の商品名プラコーン、日本コーンスターチ社製の商品名エバーコーン等が挙げられる。なお、これらの生分解性プラスチックは、単独で使用してもあるいは2種類以上ブレンドしたものを用いてもよい。このうち、昭和高分子社製の商品名ビオノーレおよび日本触媒社製の商品名ルナーレは、分解速度が速く、肥料用容器10の構成に好適である。複数の生分解性プラスチックの配合比を変えて混合することにより、容器の分解または崩壊速度を調整することもできる。
また、容器本体11の第1貫通穴22は、肥料の溶出、流出時期を遅らせるときには、剥離可能なシール材26でふさがれている。第1貫通穴22は、肥料用容器10を土壌中に埋設するときの後端となる側に位置し、肥料用容器10を埋設しても通常は地表面に露出しているため、埋設後にシール材26を剥離することは容易である。シール材26は、施肥効果を意図的に遅らせる場合にのみ肥料用容器10に貼った状態で使用されるが、一部にミシン目を入れる等して、部分的に剥離した状態で使用することもできる。シール材26としては、剥離可能で、貫通穴から水や空気が流入するのを数週間から数ヶ月間防止できればよく、ある程度の耐水性があれば特に制限はない。しかしながら、生分解性のシール材が、環境に負荷がかからないという観点から好ましい。生分解性のシール材の材料としては、上記生分解性プラスチックをフィルム状に形成したものを好ましく使用できる。生分解性プラスチックの他には、例えば、粘着剤を塗布した、コート紙、ホイル紙、含浸紙等の紙素材、または、粘着剤を塗布したポリエステルフィルム、合成紙等のシール材等、自然分解が可能な汎用品を使用することもできる。
肥料用容器10は、以下のように使用する。まず、第1部材21の嵌合部24および第2部材31の嵌合部34を外し、空間部50に肥料を充填し、再び嵌合部24および34を嵌合し互いに固定する。次いで、円錐形の第2端33を先端とし、フランジ部25を杭打ちするように所望の場所で、土中の植物の根に対して、概ね垂直(直角)方向に土壌に刺し込み(打ち込み)、肥料用容器全体をできるだけ深く土壌中に埋め込む。このとき、肥料用容器の後端、平坦な第1端23は地表面とほぼ同じ高さとなり、第1貫通穴22がほぼ露出することになる。通常、空間部50に充填された肥料は、土壌水分、土壌微生物の影響等により、第2貫通穴32から、土壌中へ流出または溶出していく。また、第1貫通穴22から流入した雨等によっても、充填した肥料が第2貫通穴32から土壌中に流出または溶出し、肥効が発揮される。
肥料用容器10は分割できる構造なので、肥料を簡単に詰める(入れる)ことができる。具体的には、上記のように第1部材21と第2部材31とを取り外し、空間部50に肥料を充填した後、再度第1部材21と第2部材31とを嵌め込めばよい。必要な数の肥料用容器10にあらかじめ肥料を詰めておけば、容器の状態で施肥位置に持ち運びができるため、従来のように重量のある肥料袋を持ち運ぶ煩わしさがなくなる。さらに、肥料用容器10は手離れよく簡単に差し込みまたは打ち込みできるために、施肥の作業が簡単になる。
施肥する際に、肥料を内蔵した肥料用容器10をそのまま土壌中に刺し込めば(打ち込めば)よいため、植物の根の近く(根元)に効率よく施肥ができる。このように肥料用容器10を埋設しておくと、土壌水分、土壌微生物の影響等により、第2貫通穴32から、肥料は溶出または流出していく。また、容器上部の第1貫通穴22から雨等、水が流れ込み、第2貫通穴32から肥料が溶出または流出し、植物の根に届く。肥料は肥料用容器10に内蔵された状態なので、従来問題であった風雨による肥料の飛散は生じることはない。それと共に、埋設した肥料のほぼ全量が肥効を発揮でき、肥料の無駄が生じない。容器内部の肥料は、第2端33の第2貫通穴32から徐々に、順次土壌中へと溶出または流出するため、肥料の効果が長期間にわたって得られる。
従来行われていたように、植物の根の上部に穴を掘って肥料を埋める方法では、穴を掘る際に根を傷める場合があったが、肥料用容器10は差し込み(打ち込み)により埋設するので、植物の根(根毛等)を傷めることが少ない。加えて、従来は植物の根の上部に穴を掘り、埋められた多量の肥料が急速に与えられるため、根焼け(根枯れ)を起こす場合があった。しかし、肥料用容器10を使用すれば、内蔵された肥料は根の近くにありながら、順次溶け出し土壌中へと浸透していくため、根焼け等の悪影響を及ぼすことが少なく、効率よく植物の根に養分を供給できる。
また、肥料は全量が土壌中に埋設された状態となるため、観賞用の植物に施肥する場合であっても、肥料が外観を損なうことはない。さらに、肥料自体に臭気がある場合には、従来地表に散布すると一帯に臭気が広がることとなるが、土壌中に肥料用容器10が埋設されることにより、臭気はほとんど問題にならない。
また、肥料用容器10の第1端23の第1貫通穴22は、通常、シール材26が貼られていないことにより、土壌水分、土壌微生物の影響のほか、水や空気が流入し始め、選択した肥料により肥効が発揮される。一方シール材26でふさがれている場合には、第一貫通穴22から水や空気が流入しないため、肥料が第2端33の第2貫通穴32から溶出または流出する時期を遅らせることができる。
生分解性プラスチックは、土壌中の微生物と接触することにより分解され始める。肥料用容器10が埋設されることにより、肥料用容器10の先端側の第2端33の第2貫通穴32から微生物が侵入し、容器本体11の先端部分の内部からも分解が進行する。また、シール材26を剥離すれば、肥料用容器10の後端の第1貫通穴22からも微生物が侵入し、肥料用容器10の後端部分においても内部から分解が進行する。また、充填する肥料中に土を混合しておくことにより、容器(生分解性プラスチック)の分解速度を速めることもできる。容器(生分解性プラスチック)の分解および崩壊は、酵素分解(微生物分解)によるもので、この酵素は植物の根の発育に効果的に作用する。根の発育が良好であれば、植物の地上部分の成長も良好となる。
施肥対象とする用途と好ましい肥料用容器10の大きさの例を以下の表1に示す。なお、表1中の長さは、肥料用容器10の先端から後端まで、最も長い部分の長さを示す。しかしながら、以下は例示であって、この大きさ以外のものを採用することもできる。
Figure 0003157622
肥料用容器10に充填して使用する肥料の形態としては、特に制限はなく、顆粒状、粉末状、ペースト状、またはより大きい固形の肥料のいずれも使用できる。また、肥料の種類としては、油粕、骨粉や骨灰、鶏糞、有機肥料、化成肥料、配合肥料等、所望の肥料を使用できる。例えば、植物が吸収できる養分は無機物であるため、無機物からなる化成肥料を充填すれば即効型の肥料として有用である。有機肥料は、微生物により無機物となり、植物が吸収できるようになるため、緩効型の肥料として肥料用容器10に充填して用い得る。被覆肥料は、植物の生育状況に合わせて養分の溶出が考慮されており、長期間養分を供給できる、長期効能型肥料として使用される。このように、各種の肥料は使用者が適宜選択して、時には配合し、施肥しようとする植物に好適な肥料として充填することができる。特に、油粕、鶏糞等は、地表面に散布すると特有の臭気がするほか、カビが生える等外観も見苦しくなるため、このような肥料を施すのに本考案の肥料用容器10は好適である。また、好ましい使用方法として、第1部材21の着色、および第1端23の貫通穴22のシール材26の着色をし、色分けをすることができる。これらにより、空間部50に内蔵する肥料の種類等を区別すると便利である。
施肥する対象の植物としては、特に制限はなく、リンゴ、梨、桃、栗、ミカン、ブドウ等の果樹、植木、庭木等の樹木、ナス、ピーマン、トマト、キュウリ等の野菜の家庭菜園、花壇、鉢植え、プランター、盆栽、ミニ盆栽等に利用できる。施肥は、植物の根の近く(根元)に肥料を充填した肥料用容器10を差し込む、または打ち込むことにより、効率よく行うことができる。さらに、肥料用容器10を使用すれば、根に直接肥料が触れないために根の傷みが少ない。盆栽や鉢植え等屋内での観賞用の植物の場合には、油粕、骨粉や骨灰、鶏糞等を肥料用容器10に充填して使用すれば、臭気が気になることもなく、カビ等外観上も目立たず、特に好適である。
上記表1に記載の容器を用いて施肥(刺し込み(打ち込み))する位置の目安としては、これらに限定はされないが、植物の幹(茎)が太くなる程に幹(茎)から離れ、幹(茎)上部の枝(葉)が広がった範囲内に容器(肥料)を刺し込み(打ち込み)することが好ましい。施肥(刺し込み(打ち込み))量(容器の本数)の目安は、内蔵する肥料の種類により肥効時期、効果等が異なるため、基準となるものがなく、一律に規定することは難しい。そのため、概略の施肥量(容器の本数)は、表1に記載の容器の直径、長さ、主な用途を参考とし、植物の幹(茎)の直径が3cmくらいまでの植物には2〜3本くらいを幹(茎)の周りに刺し込み(打ち込み)、4cm以上の植物には3本以上を刺し込む(打ち込む)ことが望ましいと考えられる。
また、果樹栽培等の分野では、肥料を充填しシール材26を貼付した肥料用容器10を、いわゆる農閑期にあらかじめ土壌中に埋設しておき、施肥することが可能である。土壌微生物は通常土壌中の温度が20℃を超えると活動が活発になるため、地温の低い時期は、より長期間土壌中に肥料用容器10が残存する。このことを利用し、例えば秋や春先にあらかじめ肥料を充填した肥料用容器10を土壌に埋設しておけば、忙しい時期に特に作業をすることなく、施肥することができる。
肥料用容器10は、植物に施肥するほか、土壌改良剤を充填して使用することもできる。例えば、工場跡地、傾斜地の土留め等に、土を固めるため等の土壌改良剤を充填して使用することもできる。また、農作物の病害防止のため、ヒドロキシイソキサゾール、ヒメキサゾール、フルスルファミド、フルアジナム、ダゾメット、チアジニル、チラウム、チオファネート、チフルザミド、テクロフタラム、トリシクラゾール、トリクロホスメチル等を有効成分に含む、粉剤等の固体の土壌殺菌剤を充填して使用するのにも有用である。
10 肥料用容器、
11 容器本体、
21 第1部材、
22 第1貫通穴(貫通穴)、
23 第1端、
24、34 嵌合部、
25 フランジ部、
26 シール材、
27 棒状部、
28 輪状部、
31 第2部材、
32 第2貫通穴(貫通穴)、
33 第2端、
50 空間部。

Claims (6)

  1. 土壌中に埋設される肥料用容器であって、
    肥料を充填するための空間部が形成された容器本体と、
    前記容器本体を貫通して設けられた貫通穴と、
    を有し、経時的に土壌中で分解する材料からなる肥料用容器。
  2. 前記容器本体が、複数個に分割でき、再び組み合わせできる請求項1に記載の肥料用容器。
  3. 前記容器本体の、土壌中に埋設されるときの先端となる側の一端が、円錐または多角錐である請求項1または2に記載の肥料用容器。
  4. 前記容器本体の、土壌中に埋設されるときの後端となる側の一端が平坦に形成され、前記後端となる側の一端の平坦な面に形成された前記貫通穴を取り囲むように、前記平坦な面から突出するフランジ部を有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の肥料用容器。
  5. 前記経時的に土壌中で分解する材料が生分解性プラスチックである請求項1〜4のいずれか一項に記載の肥料用容器。
  6. 前記貫通穴が、剥離可能なシール材でふさがれている請求項1〜5のいずれか一項に記載の肥料用容器。
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