JP3152133B2 - マスクとワークの位置合わせ方法および装置 - Google Patents
マスクとワークの位置合わせ方法および装置Info
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Description
ント基板、LCD(液晶画面)の生産等に使用される露
光装置におけるマスクとワークの位置合わせ方法および
装置に関する。
方式のプリンタヘッド、一枚の基板の上に多種多数の電
気素子を製作して1つのモジュールにするマルチチップ
モジュール等、ミクロンサイズの加工が必要である様々
な電気部品の製作工程に露光工程が用いられている。
パターンを転写する場合、前に形成したパターンに対し
て次に転写するパターンを正確に位置合わせすることが
重要である。上記位置合わせは、通常、マスクおよびワ
ークのアライメント・マークを重ね合わせるようにして
行っている。
装置としては、露光光、例えば、i線、h線、g線(i
線:波長365nm、h線:波長405nm、g線:波
長436nm)を用いて位置合わせを行うものと、非露
光光、例えば、e線、d線、c線(e線:波長546n
m、d線:波長588nm、c線:波長656nm)を
用いて位置合わせを行う投影方式の露光装置が知られて
いる。
ストが感光されてしまうため、図6に示すように位置合
わせに使われる領域に回路パターンを形成することがで
きない。すなわち、同図に示すように、ワークW上のワ
ークアライメント・マークWAMが印された領域Aには
回路パターンを形成することができず、回路パターンを
形成できる領域は同図の斜線で示した領域Bとなる。
クから複数個のチップを取る場合、その取れる個数が位
置合わせに使われる領域分だけ減少することになり、生
産効率が悪くなるという欠点がある。一方、後者の場
合、位置合わせの時にフォトレジストが感光されないた
め、回路パターンの領域が位置合わせ領域によって制限
されないという利点がある。
長が異なっているので、マスクのパターンは同じところ
に投影されないという問題がある。図7は上記したe線
を用いて位置合わせを行う従来の露光装置の構成を示す
図であり、同図において、1は露光光(非露光光)照射
装置であり、1aはランプ、1bは集光鏡、1cはシャ
ッタ、1dは光学フィルタ、1eはコンデンサレンズで
ある。
ジ2には真空チャック等によりマスクMが固定され、マ
スクステージ2は図示しない駆動装置によりX,Y,
Z,θ(X,Y軸:マスク面に平行な平面上の直交軸、
Z軸:同図の上下方向の軸、θ:Z軸を中心とした回転
軸)方向に駆動される。また、マスクMにはマスクパタ
ーンと位置合わせ用のマスク・アライメント・マークM
AM(以下、マスクマークという)が印されている。
クWには位置合わせ用のワーク・アライメント・マーク
WAM(以下ワークマークという)が印されている。5
はアライメント・ユニットであり、アライメント・ユニ
ット5はレンズ5a、対物レンズ5b、ハーフミラー5
c、CCDカメラを具備する画像センサ5dから構成さ
れており、ワークマークWAMと、ワークW上に投影さ
れるマスクマークMAMをハーフミラー5c→対物レン
ズ5b→レンズ5aを介して画像センサ5dで受像し、
両者の位置を観察する。
が一つしか図示されていないが、マスクマークMAMと
ワークマークWAMはマスクMとワークW上にそれぞれ
複数(少なくとも2箇所)設けられており、アライメン
ト・ユニット5はアライメント・マークにそれぞれ対応
して設けられるので複数(少なくとも2箇所)設けられ
る。
常、同図に示した矢印方向に退避可能に構成されてお
り、露光時、アライメント・ユニット5が露光範囲内に
入る場合にはアライメント・ユニット5を退避させる。
さらに、アライメント・ユニット5は同図のBの位置以
外に同図のAもしくはCの位置に設けることもできる。
同図において、ワークW上に露光処理を行う際には、ま
ず、露光光(非露光光)照射装置1から非露光光である
e線を照射し、アライメント・ユニット5により、ワー
クマークWAMとワークW上に投影されるマスクマーク
MAMとを受像する(このように投影レンズを通してワ
ーク上に投影されるマスクマークMAMを検出する方式
をTTL:Through The Lens方式という)。
は、図示しない制御装置がマスクマークMAMとワーク
マークWAMの特徴からそれぞれのマークを認識し、両
者の位置が一致するようにマスクステージ2または/お
よびワークステージ4を移動させる。また、手動アライ
メントの場合には、受像されたマスクマークMAMとワ
ークマークWAMを図示しないモニタ上に表示して、作
業者がモニタに見ながら両者が一致するように、マスク
ステージ2または/およびワークステージ4を移動させ
る。
射装置1から露光光であるi線を照射し、マスクパター
ンをワークW上に投影して露光を行う。ここで、露光光
としてi線を用い、非露光光としてe線を用いる場合に
は、両者の光の波長が異なっているので、上記位置合わ
せに際し次のような問題が生ずる。 露光波長で収差がないように設計された投影レンズ
においては、非露光波長において、マスクパターン投影
面がずれる。すなわち、同図のIとEに示すように、マ
スクパターンが同じ面に投影されない。 倍率の色収差により、e線によるマスクパターン投
影面E上のマスクマークMAM’と、i線によるマスク
パターン投影面I上のマスクマークMAMの位置は一致
しない。
クパターン投影面I間の距離より、投影レンズ3とe線
によるマスクパターン投影面E間の距離の方が大きくな
り、同図に示すように、e線によるマスクパターン投影
面E上のマスクマークMAM’の間隔Le は、i線によ
るマスクパターン投影面I上のマスクマークMAMの間
隔Li より広くなる。
マークMAM’の投影像の位置はアライメント・マーク
の場所によって変わる。すなわち、図8に示すように、
ワークマークと投影されたマスクマークの間隔ΔLとΔ
L’が異なった値となる。さらに、図9に示すように、
非露光光によってできるマスクパターンは歪む。そこ
で、従来においては、投影光学系の光路に平行平面板を
挿入し、非露光光の波長に応じてその板厚を変えたり、
その傾きを調整することにより投影面のずれを補正して
いた(特公平5−43168号参照)。
挿入することにより、図10に示すようにピント位置が
ΔSだけずれるという性質を利用して、投影レンズとワ
ーク間に平行平面板を挿入し、露光光と非露光光による
投影像のずれを補正するものである。平行平面板は、光
軸方向および光軸に垂直な方向に移動しても光学系の結
像性能に影響を与えないという性質を持っており、平行
平面板を高い位置精度で挿入する必要がなく、高速の切
り換えできるといった特徴を持っている。
来技術は次のような問題点をもっている。 (1)図8に示したように、アライメント・マークの場
所によって、非露光光によるマスクマークの投影像の位
置が変わる。このため、例えば、従来例に示されるよう
に、マスクと投影レンズ間に平行平面板を挿入してその
傾きを調整して、アライメント・マークの場所による位
置ずれを補正する必要がある。
ライメント・マークも8か所あり、その都度平行平面板
の傾きを調整しなければならず、実用上問題がある。 (2)露光用波長とアライメント用波長が変わると、ピ
ント補正量が変化するので、平行平面板を上記波長の組
み合わせに応じて用意する必要がある。前記した図10
に示すように、平行平面板によるピント補正量をΔSと
し、平行平面板の厚さをd、屈折率をNとすると、ピン
ト補正量ΔSは次の式で表される。
ることにより生ずるピント誤差を補正するための挿入さ
れるものであるから、その板厚dは露光用波長とアライ
メント用波長に応じて定める必要がある。ここで、ピン
ト位置の波長依存性は図11に示すようになり、同図か
ら明らかなように、波長の組み合わせが変化するとその
誤差も変化し、例えば、露光用波長が405nm、アラ
イメント用波長が546nmの場合には、ピント補正量
はΔS1 であるのに対し、露光用波長が436nm、ア
ライメント用波長が578nmの場合には、ピント補正
量はΔS2 となる。
長の組み合わせに応じて平行平面板の板厚を変える必要
があるが、実際のプロセスでは、使用するレジストや処
理ワークの下地によって、露光用波長とアライメント用
波長の組み合わせを変えて使う場合が多い。このため、
上記した従来例のように平行平面板を用いる場合には、
露光用波長とアライメント用波長の組み合わせの数だけ
平行平面板を用意し、その組み合わせにリンクして平行
平面板を挿入する必要があり、挿入機構が複雑になると
いう問題がある。 (3)投影光学系の光路に平行平面板が光軸に対して傾
いて挿入されると、光路に位置ずれが発生する。
傾けて挿入した場合の光路のずれを示す図であり、同図
に示すように、厚さd(mm)の平行平面板を光軸に対
してθ(ラジアン)傾けたとき、ΔYの位置ずれが発生
し、この位置ずれΔYは、Nを平行平面板の屈折率とす
ると、次の式で表される。 ΔY={(N−1)/N}d・θ このため、アライメント時と露光時で平行平面板の傾き
が異なると、微妙な位置ずれが発生し、高いアライメン
ト精度を得ることができない。特に、平行平面板を高速
に挿入した場合、その傾きは避けられない問題である。 (4)倍率を調整するため、平行平面板からなる光学部
材を使用しているため、その保持機構を新たに設ける必
要があり、特に、光学部材を挿入離脱させる場合には、
機構が複雑、かつ、大きくなるという問題がある。 (5)ワークの真上に平行平面板挿入機構があるため、
発塵によりワークが汚れるという問題がある。
せは、アライメント・マーク近傍までパターンを形成で
きるというメリットがあるが、平行平面板を使用した光
路長の補正等が必要となり、それにともなう種々の問題
点が発生する。特に、投影レンズによっては、非露光波
長でピント合せを行うことができない特性のものもあ
り、このような投影レンズを使用する場合には、上記の
ような非露光光によるアライメントを行うことができな
い。
にマスクマークを投影した状態で、2つのアライメント
・マークの相対位置を検出する従来方式においては、オ
ートアライメントを行う際、次のような問題点が発生す
る。 (1)オートアライメントにおいては、前記したように
受像されたアライメント・マークを画像処理してその特
徴からマスクマークMAMとワークマークWAMを認識
し両者の位置合わせを行っている。
ークWAMが図13のCASE1のように分離している
場合には、それぞれのマークの特徴を把握することがで
きるが、同図のCASE2のようにマスクマークMAM
とワークマークWAMが重なっている場合には、マスク
マークMAMとワークマークWAMが検出エリア内の存
在するにもかかわらず、制御装置がワークマークWAM
を認識することが困難となる。
メント・マークの特徴が記憶されており、制御装置は上
記のように受像した画像からそれぞれのアライメント・
マークを認識しているが、ワークマークWAMはマスク
マークMAMに比べコントラストが低いため、同図に示
すように、ワークマークWAMの一部にマスクマークM
AMが重なっていると、制御装置はワークマークWAW
を同図に示すような十字形として把握することができ
ず、ワークマークWAMを認識することが困難となる。
いては、CASE2のようにマークが重なっている場合
には、一度、マスクステージまたは/およびワークステ
ージを移動させて重なったマークを分離させた後、再度
位置合わせ操作を行うといった複雑な操作をする必要が
あり、位置合わせ操作が複雑となり、位置合わせに時間
がかかるといった問題があった。 (2)上記と同様な問題は、マスクマークMAMの近傍
までマスクパターンが設けられている場合にも発生す
る。すなわち、マスクマークMAMとワークマークWA
Mが図13のCASE1のように分離していても、マス
クマークMAMの近傍のマスクパターンがワークマーク
WAM上に投影され、図13のCASE2と同様、ワー
クマークWAMの特徴を把握出来なくなる。このため、
マスクマーク周辺にマスク設計上の制限が発生し、客先
ニーズに対応できないという問題が発生する。
してなされたものであって、本発明の第1の目的は、平
行平面板を使用することなく、また、投影レンズの特性
に依存せずに高精度なマスクとワークの位置合わせを行
うことができる方法および装置を提供することである。
本発明の第2の目的は、マスクマークとワークマークが
重なっている場合等、ワークマークの識別が困難な場合
であっても、マークマークとワークマークの相対位置を
自動的にかつ容易に検出することができ、短時間に高精
度な位置合わせを行うことができるマスクとワークの位
置合わせ方法および装置を提供することである。
め、本発明の請求項1の発明は、マスクとワークの位置
合わせ方法において、第1の光照射部より露光光をマス
クのアライメント・マークに照射し、ワークステージに
設けられた反射部材にマスクのアライメント・マークを
投影して、該投影像を画像センサにより受像し、画像処
理して、その相対位置を検出/記憶し、また、第1の光
照射部からの露光光の放出を停止して、ワークステージ
にワークを載置し、上記第1の光照射部もしくは第2の
光照射部より非露光光をワークのアライメント・マーク
へ照射し、ワークのアライメント・マークを上記画像セ
ンサにより受像し、画像処理して、相対位置を検出/記
憶し、該両アライメント・マークの相対位置データを演
算して、該両アライメント・マークが重なるようにワー
クおよび/またはマスクを移動させるようにしたもので
ある。
明において、ワークステージに設けられた反射部材とし
て、ワークステージ表面に埋設されたミラーを用いたも
のである。本発明の請求項3の発明は、請求項1の発明
において、ワークステージに設けられた反射部材に代え
て、ワークステージに載置されるワーク表面位置にマス
クのアライメント・マークの投影像を結像させるよう
に、ワークステージの下側にミラーと補助結像レンズを
設けたものである。
クの位置合わせ装置において、マスクと、該マスクを移
動させるマスクステージと、投影レンズと、ワークと、
該ワークを移動させるワークステージと、非露光光もし
くは露光光をマスクのアライメント・マークに照射する
第1の光照射部と、ワークステージに設けられ、上記第
1の光照射部から放出される露光光によるマスクのアラ
イメント・マークの投影像を結像させる反射部材と、マ
スクのアライメント・マークの投影像を受像するととも
に、上記第1の光照射部もしくは第2の光照射部から放
出される非露光光により照明されるワークのアライメン
ト・マークを受像する受像手段と、上記受像手段が受像
した画像データに基づき、マスクステージおよびワーク
ステージの移動を制御する制御手段とを設け、上記制御
手段が、第1の光照射部から露光光が放出されていると
き、上記反射部材に投影されるマスクのアライメント・
マークを上記受像手段により受像し、画像処理してその
相対位置を検出/記憶し、第1の光照射部が露光光の放
出を停止し、第1の光照射部もしくは第2の光照射部が
非露光光を放出しているとき、ワークステージ上に載置
されたワークのアライメント・マークを上記受像手段に
より受像し、画像処理してその相対位置を検出/記憶
し、該両アライメント・マークの相対位置データを演算
して、該両アライメント・マークが重なるようにワーク
および/またはマスクを移動させるように構成したもの
である。本発明の請求項5の発明は、マスクと、該マス
クを移動させるマスクステージと、投影レンズと、ワー
クと、該ワークを移動させるワークステージと、非露光
光もしくは露光光をマスクのアライメント・マークに照
射する第1の光照射部と、ワークステージの下側に設け
られ、上記第1の光照射部から放出される露光光による
マスクのアライメント・マークの投影像を結像させる補
助結像レンズおよびミラーと、マスクのアライメント・
マークの投影像を受像するとともに、上記第1の光照射
部もしくは第2の光照射部から放出される非露光光によ
り照明されるワークのアライメント・マークを受像する
受像手段と、上記受像手段が受像した画像データに基づ
き、マスクステージおよびワークステージの移動を制御
する制御手段とを備え、上記制御手段は、第1の光照射
部から露光光が放出されてい るとき、上記補助結像レン
ズおよびミラーによるマスクのアライメント・マークの
投影像を上記受像手段により受像し、画像処理してその
相対位置を検出/記憶し、第1の光照射部が露光光の放
出を停止し、第1の光照射部もしくは第2の光照射部が
非露光光を放出しているとき、ワークステージ上に載置
されたワークのアライメント・マークを上記受像手段に
より受像し、画像処理してその相対位置を検出/記憶
し、該両アライメント・マークの相対位置データを演算
して、該両アライメント・マークが重なるようにワーク
および/またはマスクを移動させるようにしたものであ
る。
マークが印されたワーク上にマスクマークを投影した状
態で、2つのアライメント・マークの相対位置を検出し
ていた。このため、露光光を用いてマスクマークをワー
ク上に投影すると、ワークのフォトレジストが感光され
てしまうといった問題が生じたり、また、これを避ける
ため非露光光を用いると、非露光光と露光光との波長の
違いによる投影レンズの収差の問題が発生し平行平面板
等を用いて光路長を補正する必要が生じていた。さら
に、マスクマークやマスクパターンに影響されてワーク
マークの検出が困難になるといった問題が生じていた。
け、ワークステージにワークを載置しない状態で露光光
をマスクに照射して上記反射部材に結像するマスクマー
クの投影像の位置を求めて記憶し、ついで、ワークをワ
ークステージに載置して、ワークに非露光光を照射して
ワークマークの位置を求めれば、露光光をワークに照射
することなく、マスクマークとワークマークの相対位置
を求めることができ、また、非露光光を用いることによ
り生ずる前記した問題点を解消することができる。
クがワーク上に投影されることがないので、マスクマー
クやマスクパターンの影響を受けることなくワークマー
クを検出することが可能となり、オートアライメント時
におけるワークマークの検出の問題を解消することがで
きる。本発明は上記点に着目し、マスクマークとワーク
マークの位置合わせを行うようにしたものであり、本発
明の請求項1および請求項4の発明においては、上記の
ように、第1の光照射部より露光光をマスクのアライメ
ント・マークに照射し、ワークステージに設けられた反
射部材にマスクのアライメント・マークを投影して、該
投影像を画像センサにより受像し、画像処理して、その
相対位置を検出/記憶し、また、第1の光照射部からの
露光光の放出を停止して、ワークステージにワークを載
置し、上記第1の光照射部もしくは第2の光照射部より
非露光光をワークのアライメント・マークへ照射し、ワ
ークのアライメント・マークを画像センサにより受像
し、画像処理して、相対位置を検出/記憶し、該両アラ
イメント・マークの相対位置データを演算して、該両ア
ライメント・マークが重なるようにワークおよび/また
はマスクを移動させるようにしたので、平行平面板等を
使用することなく、非露光光と露光光との波長の違いに
よる投影レンズの収差の問題を解消することができ、投
影レンズの特性に依存せずに高精度なマスクとワークの
位置合わせを行うことができる。
ってワークマークの識別が困難になることがなく、マー
クマークとワークマークの相対位置を自動的にかつ容易
に検出することができ、短時間に高精度な位置合わせを
行うことができる。本発明の請求項2の発明において
は、ワークステージに設けられた反射部材として、ワー
クステージ表面に埋設されたミラーを用いたので、従来
のものに簡単な構成を付加するだけで、上記効果を得る
ことが出来る。
おいては、ワークステージに設けられた反射部材に代え
て、ワークステージの下側にミラーと補助結像レンズを
設けたので、マスクマークの投影像をワークステージ上
に載置されるワーク表面位置に結像させることができ、
ワークステージをZ軸方向に移動させることなく位置合
わせ操作を行うことが可能となる。
す図である。同図において、図7に示したものと同一の
ものには同一の符号が付されており、1は露光光(非露
光光)照射装置であり、1aはランプ、1bは集光鏡、
1cはシャッタ、1dは光学フィルタ、1eはコンデン
サレンズである。
ジ2は図示しない駆動装置によりX,Y,Z,θに駆動
される。また、Mはマスクであり、マスクMにはマスク
パターンと位置合わせ用のマスクマークMAMが印され
ている。3は投影レンズ、Wはワークであり、ワークW
には位置合わせ用のワークマークWAMが印されてい
る。4はワークステージであり、ワークステージ4に
は、全反射ミラーもくしはハーフミラー4aが埋設され
ている。また、ワークステージ4は図示しない駆動装置
によりX,Y,Z,θ方向に駆動される。なお、上記し
たミラー4aは後述するようにハーフミラーが好まし
い。
分照明系であり、図示しない光源が放射する非露光光は
光ファイバ6aを介してレンズ6b→ハーフミラー6c
を介してアライメント・ユニット5のハーフミラー5e
に入射し、ワークW上のワークマークWAMを照射す
る。なお、ワークアライメント・マーク用部分照明系W
A1を設けず、後述するように、露光光(非露光光)照
射装置1から非露光光をワークWに照射することもでき
る。
イメント・ユニット5は、レンズ5a、対物レンズ5
b、ハーフミラー5c,5e、CCDカメラを具備する
画像センサ5dから構成されており、ワークステージ4
に設けられたミラー4aに投影されるマスクマークMA
Mおよび上記ワークアライメント・マーク用部分照明系
WA1により照射されるワークマークWAMをハーフミ
ラー5c→対物レンズ5b→ハーフミラー5e→レンズ
5aを介して画像センサ5dで受像する。ここで、ハー
フミラー5cにある程度の厚みがあると、該ハーフミラ
ー5cにおいて、マスクマークMAMの投影像の光路が
ずれ、マスクマークMAMのワークW上での結像位置が
変化するので、その分、補正が必要である。通常、ハー
フミラー5cは、例えば、厚さ数μm程度のペリクル等
の樹脂膜で構成され、上記厚みの影響を使用上問題がな
い程度まで軽減している。なお、前記したように、アラ
イメント・ユニット5および部分照明系WA1はマスク
マークとワークマークの数に対応して設けられ、少なく
とも2か所設けられる。
であり、同図において、11は操作パネル、12は図1
に示した投影露光装置を制御する演算装置、13はステ
ージ制御部であり、ステージ制御部13は図1に示した
マスクステージ2、ワークステージ4をX,Y,Z,θ
方向に制御する。14は画像処理部であり、画像処理部
14は、後述するように、アライメント・ユニット5の
画像センサ5dで受像されたマスクマークMAMを認識
してその位置座標を記憶し、ついで、アライメント・ユ
ニット5の画像センサ5dで受像されたワークマークW
AMを認識して、その位置座標を検出する。
出された上記マスクマークMAMの位置座標とワークマ
ークWAMの位置座標の差を求め、ステージ制御部13
は両者が一致するようにマスクステージ2または/およ
びワークステージ4を移動させる。また、アライメント
・ユニット5により受像されたマスクマークMAMとワ
ークマークWAMはモニタ15に表示される。
明する。 (1) マスクMをマスクステージ2に載せて固定し、露光
光(非露光光)照射装置1のシャッタ1cを開き、露光
光をマスクM上に照射する。なお、この段階ではワーク
ステージ4にワークWは載置されていない。 (2) ワークステージ4に埋設されたミラー4aの反射面
が露光光のマスクパターン投影面Zo に一致するように
ワークステージ4のZ方向位置を移動する。 (3) アライメント・ユニット5を挿入する(アライメン
ト・ユニット5を退避してある場合)。なお、ワークア
ライメント・マーク用部分照明系WA1はアライメント
・ユニット5と一体に構成されており、アライメント・
ユニット5と共に挿入される。 (4) アライメント・ユニット5の画像センサ5dにより
ワークステージ4のミラー4a上に投影されたマスクマ
ークMAMを受像し画像処理部14に送る。画像処理部
14は受像された画像からマスクマークMAMを識別
し、その位置座標(XM ,YM )を記憶する。
Mの上記ミラー4a上での投影像の光強度は、画像セン
サ5dが像を良好に受像できる範囲の光強度より大きい
場合が多く、ミラー4aとして全反射ミラーを用いる
と、画像センサ5dにおいてマスクマークMAMの受像
画像にハレーション等の不都合が発生し、アライメント
・マークの認識が困難になることもある。そこで、上記
ミラー4aとしてハーフミラーを用い、ミラー4a上で
のマスクマークMAMの光強度を軽減させることが望ま
しい。 (5) 露光光(非露光光)照射装置1のシャッタ1cを閉
じる。これにより、マスクM上への露光光の照射は停止
する。 (6) ワークWをワークステージ4上に載置し、ステージ
4上に固定する。その際、ワークマークWAMがアライ
メント・ユニット5の視野に入るようにするためワーク
Wのプリアライメントを行い、200μm程度の精度で
ワークWの位置決めを行う。 (7) ワークWの表面がマスクパターン投影面Zo に一致
するようにワークステージ4をZ軸方向に移動させる。 (8) ワークアライメント・マーク用部分照明系WA1に
照明光を導入する。すなわち、図示しない部分照明用光
源のシャッタを開き、光ファイバ6a→レンズ6b→ミ
ラー6c→ハーフミラー5e→レンズ5b→ハーフミラ
ー5cを介してワークW上のワークマークWAMを照射
し、ワークマークWAMを画像センサ5dで受像する。
WAMの画像は画像処理部14に送られ、画像処理部1
4はワークマークWAMを識別し、その位置座標(XW
,YW )を求める。なお、上記したワークアライメン
ト・マーク用部分照明系WA1を設ける代わりに、露光
光(非露光)照射装置1に光学フィルタ1dを挿入し、
露光光(非露光)照射装置1が放射する非露光光により
ワークW全面を照射することもできる。
投影されるが、通常、投影レンズ3の収差により露光光
と非露光光によるマスクパターンのピント位置は異なる
ので、ワークステージ4が同図のZo の位置にあると
き、マスクパターンはワークW上に結像せず、ワークマ
ークWAMとマスクマークMAMとが重なって表示され
ることがない。 (9) 演算装置12は記憶されたマスクマークMAMの位
置座標(XM ,YM )と求めたワークマークの位置座標
(XW ,YW )とからワークWとマスクMの位置ずれを
求める。
き、マスクステージ2または/およびワークステージ4
をX,Y,θ方向に駆動してマスクマークMAMとワー
クマークWAMの位置を一致させる。 (10)露光光(非露光光)照射装置1のシャッタ1cを開
き、露光光をマスクM上に照射し、露光を行う。なお、
露光時、アライメントユニット5が露光範囲内に入る場
合には、露光前にアライメントユニット5を退避させて
おく。
クWをワークステージ4に載置しない状態で、ワークス
テージ4のミラー反射面をマスクパターン投影面に一
致させ、露光光を照射してマスクマークMAMをミラー
4a上に投影してマスクマークMAMの位置座標を記憶
したのち、上記露光光の照射を停止して、ワークステ
ージ4にワークWを載置して、ワークWの表面をマスク
パターン投影面に一致させ、非露光光によりワークマー
クWAMを照射してワークマークWAMの位置座標を求
めているので、平行平面板を使用することなく、また、
投影レンズの特性に依存せずに高精度なマスクとワーク
の位置合わせを行うことができる。
WAMの位置を個別に検出しているので、マスクマーク
MAMもしくはマスクパターン等に影響されてワークマ
ークWAMの識別が困難になることがなく、マスクマー
クとワークマークの相対位置を容易に検出することがで
きる。このため、オートアライメントにおいて、短時間
に高精度な位置合わせを行うことができる。
をワークステージの略全面に設ける例を示したが、ミラ
ー4aをマスクマークMAMが投影される領域にのみ設
けてもよい。図3、図4は本発明の第2の実施例を示す
図であり、本実施例はワークステージ4にミラー4aを
埋設する代わりに、ワークステージ4の下側に補助結像
レンズ4bとミラー4cを設け、マスクマークMAMの
投影像を上記ミラー4cで反射させ、補助結像レンズ4
bでマスクパターン投影面Zo に結像させるようにした
ものであり、その他の構成は第1の実施例と同様であ
る。なお、前記したように、上記ミラー4cとしては、
ハーフミラーを用いるのが望ましい。また、ミラー4c
はワークステージ4の略全面に設けることもできるし、
また、マスクマークMAMが投影される領域にのみ設け
ることもできる。
明する。 (1) マスクMをマスクステージ2に載せて固定し、露光
光(非露光光)照射装置1のシャッタ1cを開き、露光
光をマスクM上に照射する。なお、この段階では図3に
示すようにワークステージ4にワークWは載置されてい
ない。また、ワークステージ4のZ方向の位置は、ワー
クWを載せたときのワーク表面がマスクパターン投影面
Zo 一致するように位置決めされている。 (2) 補助結像レンズ4bの位置を調整して、マスクマー
クMAMの投影像がマスクパターンの投影面Zo に結像
するようにする。 (3) アライメント・ユニット5を挿入する (4) アライメント・ユニット5の画像センサ5dによ
り、ワークステージ4のマスクパターン投影面Zo に結
像しているマスクマークMAMを受像し画像処理部14
に送る。画像処理部14は受像された画像からマスクマ
ークMAMを識別し、その位置座標(XM ,YM )を記
憶する。 (5) 露光光(非露光光)照射装置1のシャッタ1cを閉
じる。 (6) 図4に示すように、ワークWをワークステージ4上
に載置し、ステージ4上に固定する。 (7) ワークアライメント・マーク用部分照明系WA1に
照明光を導入し、ワークW上のワークマークWAMを照
射し、ワークマークWAMを画像センサ5dで受像す
る。画像センサ5dで受像されたワークマークWAMの
画像は画像処理部14に送られ、画像処理部14はワー
クマークWAMを識別し、その位置座標(XW ,YW )
を求める。
光)照射装置1が放射する非露光光によりワークW全面
を照射することもできる。 (8) 演算装置12は記憶されたマスクマークMAMの位
置座標(XM ,YM )と求めたワークマークの位置座標
(XW ,YW )とからワークWとマスクMの位置ずれを
求める。
き、マスクステージ2または/およびワークステージ4
をX,Y,θ方向に駆動してマスクマークMAMとワー
クマークWAMの位置を一致させる。 (10)露光光(非露光光)照射装置1のシャッタ1cを開
き、露光光をマスクM上に照射し、露光を行う。なお、
露光時、アライメントユニット5が露光範囲内に入る場
合には、露光前にアライメントユニット5を退避させて
おく。
クステージ4の下側に補助結像レンズ4bとミラー4c
とを設け、マスクマークMAMをマスクパターン投影面
Zoに結像させるようにしているので、第1の実施例と
同様の効果を得ることができるとともに、ワークステー
ジ4の位置をZ軸方向に補正することなく位置合わせを
行うことができる。
図であり、本発明の第3の実施例は、第1の実施例のワ
ークアライメント・マーク用部分照明系WA1に換え、
ワークアライメント・マーク用部分照明系WA2を設け
たものであり、また、本発明の第4の実施例は第1の実
施例のワークアライメント・マーク用部分照明系WA1
に換え、ワークアライメント・マーク用部分照明系WA
3を設けたものであり、他の構成は図1に示した第1の
実施例と同様である。
ークアライメント・マーク用部分照明系WA2を設け、
ワークマークWAMを画像センサ5dで受像する際(第
1の実施例の(8) の手順)、上記部分照明系WA2を挿
入して、光ファイバ8aから非露光光を導入し、ミラー
8b→投影レンズ3→ハーフミラー5cを介してワーク
W上のワークマークWAMを照射するようにしたもので
あり、その他の手順は第1の実施例と同様である。
うにワークアライメント・マーク用部分照明系WA3を
設け、ワークマークWAMを画像センサ5dで受像する
際(第1の実施例の(8) の手順)、上記部分照明系WA
3を挿入して、光ファイバ9aから非露光光を導入し、
レンズ9bを介してワークW上のワークマークWAMを
照射するようにしたものであり、その他の手順は第1、
第2の実施例と同様である。
上記のように、ワークアライメント・マーク用部分照明
系WA2,WA3を設けているので、第1の実施例と同
様、ワークマークWAMの位置を確実に認識することが
でき、短時間に精度よく位置合わせを行うことができ
る。なお、第1の実施例のようにアライメント・ユニッ
ト5と部分照明系WA1を一体構造とした場合には、両
者間の位置調整をする必要はないが、上記第3、第4の
実施例のようにアライメント・ユニット5と部分照明系
WA2,WA3を別体とした場合には、それら相互の位
置を調整する必要があり、操作が若干複雑となる。
に適用し、部分照明系WA2またはWA3を設けてもよ
い。さらに、上記第1、第2の実施例においては、マス
クマークMAMとワークマークWAMの位置合わせを自
動的に行うオートアライメントについて説明したが、本
発明は作業者がモニタ画面を見ながらワークステージ4
または/およびマスクステージ2を移動させて位置合わ
せを行う手動アライメントにも適用することができる。
メントを行う場合には、マスクマークMAMの位置座標
を記憶させる代わりに、例えば、モニタに表示されるマ
スクマークMAMの位置にカーソル等を合わせておき、
ワークマークWAMが受像されたとき、該ワークマーク
の位置が上記カーソル位置に一致するようにワークステ
ージ4または/およびマスクステージ2を移動させれば
よい。
第1の光照射部より露光光をマスクのアライメント・マ
ークに照射し、ワークステージに設けられた反射部材に
マスクのアライメント・マークを投影して、該投影像を
画像センサにより受像し、画像処理して、その相対位置
を検出/記憶し、また、第1の光照射部からの露光光の
放出を停止して、ワークステージにワークを載置し、上
記第1の光照射部もしくは第2の光照射部より非露光光
をワークのアライメント・マークへ照射し、ワークのア
ライメント・マークを上記画像センサにより受像し、画
像処理して、相対位置を検出/記憶し、該両アライメン
ト・マークの相対位置データを演算して、該両アライメ
ント・マークが重なるようにワークおよび/またはマス
クを移動させるようにしたので、平行平面板等を使用す
ることなく、非露光光と露光光との波長の違いによる投
影レンズの収差の問題を解消することができ、投影レン
ズの特性に依存せずに高精度なマスクとワークの位置合
わせを行うことができる。
位置を自動的にかつ容易に検出することができるので、
オートアライメントにおいて、短時間に高精度な位置合
わせを行うことができる。また、上記反射部材に代え
て、ワークステージの下側にミラーと補助結像レンズを
設けることにより、マスクマークの投影像をワークステ
ージ上に載置されるワーク表面位置に結像させることが
でき、ワークステージをZ軸方向に移動させることなく
位置合わせ操作を行うことが可能となる。
る。
示す図である。
クの位置を示す図である。
である。
である。
れを示す図である。
を説明する図である。
分照明系 WA2 ワークアライメント・マーク用部
分照明系 WA3 ワークアライメント・マーク用部
分照明系
Claims (5)
- 【請求項1】 第1の光照射部より露光光をマスクのア
ライメント・マークに照射し、 ワークステージに設けられた反射部材にマスクのアライ
メント・マークを投影して、該投影像を画像センサによ
り受像し、画像処理して、その相対位置を検出/記憶
し、 また、第1の光照射部からの露光光の放出を停止して、
ワークステージにワークを載置し、上記第1の光照射部
もしくは第2の光照射部より非露光光をワークのアライ
メント・マークへ照射し、 ワークのアライメント・マークを上記画像センサにより
受像し、画像処理して、相対位置を検出/記憶し、 該両アライメント・マークの相対位置データを演算し
て、該両アライメント・マークが重なるようにワークお
よび/またはマスクを移動させることを特徴とするマス
クとワークの位置合わせ方法。 - 【請求項2】 ワークステージに設けられた反射部材
が、ワークステージ表面に埋設されたミラーであること
を特徴とする請求項1のマスクとワークの位置合わせ方
法。 - 【請求項3】 ワークステージに設けられた反射部材に
代えて、ワークステージに載置されるワーク表面位置に
マスクのアライメント・マークの投影像を結像させるよ
うに、ワークステージの下側にミラーと補助結像レンズ
を設けたことを特徴とする請求項1のマスクとワークの
位置合わせ方法。 - 【請求項4】 マスクと、該マスクを移動させるマスク
ステージと、投影レンズと、ワークと、該ワークを移動
させるワークステージと、 非露光光もしくは露光光をマスクのアライメント・マー
クに照射する第1の光照射部と、 ワークステージに設けられ、上記第1の光照射部から放
出される露光光によるマスクのアライメント・マークの
投影像を結像させる反射部材と、 マスクのアライメント・マークの投影像を受像するとと
もに、上記第1の光照射部もしくは第2の光照射部から
放出される非露光光により照明されるワークのアライメ
ント・マークを受像する受像手段と、 上記受像手段が受像した画像データに基づき、マスクス
テージおよびワークステージの移動を制御する制御手段
とを備え、 上記制御手段は、第1の光照射部から露光光が放出され
ているとき、上記反射部材に投影されるマスクのアライ
メント・マークを上記受像手段により受像し、画像処理
してその相対位置を検出/記憶し、 第1の光照射部が露光光の放出を停止し、第1の光照射
部もしくは第2の光照射部が非露光光を放出していると
き、ワークステージ上に載置されたワークのアライメン
ト・マークを上記受像手段により受像し、画像処理して
その相対位置を検出/記憶し、 該両アライメント・マークの相対位置データを演算し
て、該両アライメント・マークが重なるようにワークお
よび/またはマスクを移動させることを特徴とするマス
クとワークの位置合わせ装置。 - 【請求項5】 マスクと、該マスクを移動させるマスク
ステージと、投影レンズと、ワークと、該ワークを移動
させるワークステージと、 非露光光もしくは露光光をマスクのアライメント・マー
クに照射する第1の光照射部と、 ワークステージの下側に設けられ、上記第1の光照射部
から放出される露光光によるマスクのアライメント・マ
ークの投影像を結像させる補助結像レンズおよびミラー
と、 マスクのアライメント・マークの投影像を受像するとと
もに、上記第1の光照射部もしくは第2の光照射部から
放出される非露光光により照明されるワークのアライメ
ント・マークを受像する受像手段と、 上記受像手段が受像した画像データに基づき、マスクス
テージおよびワークステージの移動を制御する制御手段
とを備え、 上記制御手段は、第1の光照射部から露光光が放出され
ているとき、上記補助結像レンズおよびミラーによるマ
スクのアライメント・マークの投影像を上記受像手段に
より受像し、画像処理してその相対位置を検出/記憶
し、 第1の光照射部が露光光の放出を停止し、第1の光照射
部もしくは第2の光照 射部が非露光光を放出していると
き、ワークステージ上に載置されたワークのアライメン
ト・マークを上記受像手段により受像し、画像処理して
その相対位置を検出/記憶し、 該両アライメント・マークの相対位置データを演算し
て、該両アライメント・マークが重なるようにワークお
よび/またはマスクを移動させる ことを特徴とするマス
クとワークの位置合わせ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30486295A JP3152133B2 (ja) | 1994-11-29 | 1995-11-22 | マスクとワークの位置合わせ方法および装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29427994 | 1994-11-29 | ||
JP6-294279 | 1994-11-29 | ||
JP30486295A JP3152133B2 (ja) | 1994-11-29 | 1995-11-22 | マスクとワークの位置合わせ方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08233529A JPH08233529A (ja) | 1996-09-13 |
JP3152133B2 true JP3152133B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=26559758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30486295A Expired - Lifetime JP3152133B2 (ja) | 1994-11-29 | 1995-11-22 | マスクとワークの位置合わせ方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3152133B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5839398B2 (ja) * | 2012-02-21 | 2016-01-06 | 株式会社アドテックエンジニアリング | 露光装置及び露光方法 |
JP2024141745A (ja) | 2023-03-29 | 2024-10-10 | ウシオ電機株式会社 | 露光装置 |
JP2024141744A (ja) | 2023-03-29 | 2024-10-10 | ウシオ電機株式会社 | 露光装置 |
-
1995
- 1995-11-22 JP JP30486295A patent/JP3152133B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH08233529A (ja) | 1996-09-13 |
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