JP3151739B2 - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルブの断線を検
出するための断線検出回路を備えた車両用灯具に係わ
り、特にバルブを装着したバックカバーを灯具ボディの
背面に配設し、断線検出回路と、バルブへの給電を行う
灯具側コネクターとをバックカバーに設けた車両用灯具
に関する。
出するための断線検出回路を備えた車両用灯具に係わ
り、特にバルブを装着したバックカバーを灯具ボディの
背面に配設し、断線検出回路と、バルブへの給電を行う
灯具側コネクターとをバックカバーに設けた車両用灯具
に関する。
【0002】
【従来の技術】図16および図17は、この種の灯具の
従来技術を示し、図16は灯具の正面図、図17は同灯
具の縦断面図である。符号1は、前面開口部にレンズ2
が組付けられた灯具ボディで、灯具ボディ1の背面側開
口部には、バルブ9(テール&ストップランプ用バルブ
9a,ターンシグナルランプ用バルブ9b,バックアッ
プランプ用バルブ9c)を装着したバックカバー7が着
脱可能に取り付けられている。符号8は、バックカバー
7の前面に固定されたバルブソケットで、このバルブソ
ケット8にバルブ9(9a,9b,9c)が装着されて
いる。バックカバー7の前面所定位置には、テール&ス
トップランプ用バルブ9aにおけるストップランプの断
線を検出するための断線検出回路ユニット3が固定され
るとともに、バックカバー7の背面に取着された灯具側
コネクター4から延びる灯具コード11が、バルブソケ
ット8および断線検出回路ユニット3に接続されて、バ
ルブ9および断線検出回路ユニット3への給電が確保さ
れている。なお図5における符号Rは、バルブ9の背後
に配置されたリフレクター、符号5は、灯具側コネクタ
ー4に接続される給電用の車体側コネクター、符号6は
車体パネルPと灯具ボディ1間に介装されて、バックカ
バー7周辺の防水を図るガスケットである。なお図示し
ないが、断線検出回路は、灯具コード11,コネクター
4内の端子4aおよび車体側コネクター5に接続された
灯具コードを介して、運転席のダッシュボードに設けら
れているインジケータに接続されており、断線検出回路
がストップランプの断線状態を検出すると、このインジ
ケータにおいてインジケータを点灯させる等の表示が行
われて、運転者がストップランプの断線を認識できるよ
うになっている。
従来技術を示し、図16は灯具の正面図、図17は同灯
具の縦断面図である。符号1は、前面開口部にレンズ2
が組付けられた灯具ボディで、灯具ボディ1の背面側開
口部には、バルブ9(テール&ストップランプ用バルブ
9a,ターンシグナルランプ用バルブ9b,バックアッ
プランプ用バルブ9c)を装着したバックカバー7が着
脱可能に取り付けられている。符号8は、バックカバー
7の前面に固定されたバルブソケットで、このバルブソ
ケット8にバルブ9(9a,9b,9c)が装着されて
いる。バックカバー7の前面所定位置には、テール&ス
トップランプ用バルブ9aにおけるストップランプの断
線を検出するための断線検出回路ユニット3が固定され
るとともに、バックカバー7の背面に取着された灯具側
コネクター4から延びる灯具コード11が、バルブソケ
ット8および断線検出回路ユニット3に接続されて、バ
ルブ9および断線検出回路ユニット3への給電が確保さ
れている。なお図5における符号Rは、バルブ9の背後
に配置されたリフレクター、符号5は、灯具側コネクタ
ー4に接続される給電用の車体側コネクター、符号6は
車体パネルPと灯具ボディ1間に介装されて、バックカ
バー7周辺の防水を図るガスケットである。なお図示し
ないが、断線検出回路は、灯具コード11,コネクター
4内の端子4aおよび車体側コネクター5に接続された
灯具コードを介して、運転席のダッシュボードに設けら
れているインジケータに接続されており、断線検出回路
がストップランプの断線状態を検出すると、このインジ
ケータにおいてインジケータを点灯させる等の表示が行
われて、運転者がストップランプの断線を認識できるよ
うになっている。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】しかし、前記した従来
の灯具では、灯具コード11によって灯具側コネクター
4とバルブソケット8を接続する他、断線検出回路ユニ
ット3と灯具側コネクター4,バルブソケット8と断線
検出回路ユニット3をそれぞれ接続する必要があり、灯
具コード11による配線接続作業が非常に面倒であっ
た。
の灯具では、灯具コード11によって灯具側コネクター
4とバルブソケット8を接続する他、断線検出回路ユニ
ット3と灯具側コネクター4,バルブソケット8と断線
検出回路ユニット3をそれぞれ接続する必要があり、灯
具コード11による配線接続作業が非常に面倒であっ
た。
【0004】本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的は、配線接続作業の容易なバルブ
断線検出回路内蔵型車両用灯具を提供することにある。
れたもので、その目的は、配線接続作業の容易なバルブ
断線検出回路内蔵型車両用灯具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係わる車両用灯具においては、前面開口
部にレンズを組付けた灯具ボディの背面開口部に、バル
ブソケットおよび灯具側コネクターを設けたバックカバ
ーが組付けられ、前記バックカバーには、前記バルブの
断線状態を検出する断線検出回路が設けられた車両用灯
具において、前記バルブソケット,灯具側コネクターお
よび断線検出回路間を接続する導電路を、灯具コード配
線により構成し、前記断線検出回路を、プリント基板上
に電子部品を実装したユニット構造とし、前記断線検出
回路ユニットに設けられた断線検出回路の入出力端子
に、ユニット外に突出する二股状のコード外皮切断刃を
形成し、前記バックカバーの内側に沿って敷設した断線
検出回路接続用の灯具コードに前記切断刃を圧接させ
て、断線検出回路ユニットをバックカバーに固定するよ
うにしたものである。請求項2においては、請求項1記
載の車両用灯具において、前記バルブソケットと灯具側
コネクターの少なくともいずれか一方を、内部のターミ
ナル端子が外部に突出し、この端子突出部に二股状のコ
ード外皮切断刃を形成した構造とし、バックカバーの内
側に沿って敷設した所定の灯具コードに前記切断刃を圧
接させて、バルブソケット又は/および灯具側コネクタ
ーをバックカバーに固定するようにしたものである。請
求項3においては、請求項1記載の車両用灯具におい
て、前記断線検出回路と灯具側コネクターとを、断線検
出回路・コネクターユニットとして一体化し、かつ灯具
側コネクターにバルブへの給電端子および断線検出回路
の入出力端子を設けるとともに、前記端子に、ユニット
外に突出する二股状のコード外皮切断刃をそれぞれ形成
し、バックカバーの内側に沿って敷設した所定の灯具コ
ードに前記切断刃を圧接させて、断線検出回路・コネク
ターユニットをバックカバーに固定するようにしたもの
である。請求項4に係わる車両用灯具においては、前面
開口部にレンズを組付けた灯具ボディの背面開口部に、
バルブソケットおよび灯具側コネクターを設けたバック
カバーが組付けられ、前記バックカバーには、前記バル
ブの断線状態を検出する断線検出回路が設けられた車両
用灯具において、前記バルブソケット,灯具側コネクタ
ーおよび断線検出回路間を接続する導電路を、所定形状
に切断加工された薄板状金属板がインサート成形により
バックカバーに一体化された後に、所定の部位が切断除
去されて複数の分離された帯状導電路をもつバスバー配
線板により構成するとともに、バスバー配線板の所定の
帯状導電路に、二股状の端子圧接挟持部を形成し、この
圧接挟持部に前記断線検出回路を構成する電子部品の入
出力端子を圧接固定して、断線検出回路をバスバー配線
板に一体化するようにしたものである。請求項5に係わ
る車両用灯具においては、前面開口部にレンズを組付け
た灯具ボディの背面開口部に、バルブソケットおよび灯
具側コネクターを設けたバックカバーが組付けられ、前
記バックカバーには、前記バルブの断線状態を検出する
断線検出回路が設けられた車両用灯具において、前記断
線検出回路は、プリント基板上に電子部品が実装された
ユニット構造で、前記バルブソケット,灯具側コネクタ
ーおよび断線検出回路間を接続する導電路を、所定形状
に切断加工された薄板状金属板がインサート成形により
バックカバーに一体化された後に、所定の部位が切断除
去されて複数の導電路をもつバスバー配線板により構成
するとともに、バスバー配線板の所定の帯状導電路に、
二股状の端子圧接挟持部を形成し、この圧接挟持部に前
記プリント基板から導出する断線検出回路の入出力端子
を圧接固定して、断線検出回路ユニットをバスバー配線
板に一体化するようにしたものである。請求項6におい
ては、請求項4又は5記載の車両用灯具において、前記
バスバー配線板に、灯具側コネクターに収容されるター
ミナル端子が一体に形成するとともに、灯具側コネクタ
ーとバックカバーとを一体成形するようにしたものであ
る。次に、本発明における作用について説明する。請求
項1では、バックカバーに敷設された灯具コードによっ
て、バルブソケット,灯具側コネクターおよび断線検出
回路が電気的に接続される。断線検出回路ユニットの入
出力端子に設けられている外皮切断刃を灯具コードに圧
接させると、外皮切断刃が灯具コードの外皮を切断し、
灯具コードの芯線と入出力端子間が電気的に接続され
る。請求項2では、ターミナル端子の外皮切断刃が灯具
コードの外皮を切断し、灯具コードの芯線とバルブソケ
ット内のターミナル端子又は/および灯具コードの芯線
と灯具側コネクター内のターミナル端子間が電気的に接
続される。請求項3では、断線検出回路と灯具側コネク
ターとはユニット化されて予め電気的に接続されてい
る。またバルブの給電端子および断線検出回路の入出力
端子に形成されている外皮切断刃を灯具コードにそれぞ
れ圧接させると、灯具コードの芯線とバルブ間および灯
具コードの芯線と断線検出回路間がそれぞれ電気的に接
続される。請求項4および5では、インサート成形によ
りバックカバーに一体化されたバスバー配線板によっ
て、バルブソケット,灯具側コネクターおよび断線検出
回路間が電気的に接続される。また請求項4では、バス
バー配線板に形成した端子圧接挟持部に断線検出回路を
構成する電子部品の端子を圧接させ、請求項5では、バ
スバー配線板に形成した端子圧接挟持部にプリント基板
から導出する断線検出回路の入出力端子を圧接させる
と、導電路であるバスバー配線板と断線検出回路が電気
的に接続される。請求項6では、バスバー配線板に一体
に形成されたターミナル端子によって、予め灯具側コネ
クターとバスバー配線板とが電気的に接続されている。
また灯具側コネクターがバックカバーに一体成形されて
いるため、灯具側コネクターをバックカバーに固定する
手段が不要となる。
に、請求項1に係わる車両用灯具においては、前面開口
部にレンズを組付けた灯具ボディの背面開口部に、バル
ブソケットおよび灯具側コネクターを設けたバックカバ
ーが組付けられ、前記バックカバーには、前記バルブの
断線状態を検出する断線検出回路が設けられた車両用灯
具において、前記バルブソケット,灯具側コネクターお
よび断線検出回路間を接続する導電路を、灯具コード配
線により構成し、前記断線検出回路を、プリント基板上
に電子部品を実装したユニット構造とし、前記断線検出
回路ユニットに設けられた断線検出回路の入出力端子
に、ユニット外に突出する二股状のコード外皮切断刃を
形成し、前記バックカバーの内側に沿って敷設した断線
検出回路接続用の灯具コードに前記切断刃を圧接させ
て、断線検出回路ユニットをバックカバーに固定するよ
うにしたものである。請求項2においては、請求項1記
載の車両用灯具において、前記バルブソケットと灯具側
コネクターの少なくともいずれか一方を、内部のターミ
ナル端子が外部に突出し、この端子突出部に二股状のコ
ード外皮切断刃を形成した構造とし、バックカバーの内
側に沿って敷設した所定の灯具コードに前記切断刃を圧
接させて、バルブソケット又は/および灯具側コネクタ
ーをバックカバーに固定するようにしたものである。請
求項3においては、請求項1記載の車両用灯具におい
て、前記断線検出回路と灯具側コネクターとを、断線検
出回路・コネクターユニットとして一体化し、かつ灯具
側コネクターにバルブへの給電端子および断線検出回路
の入出力端子を設けるとともに、前記端子に、ユニット
外に突出する二股状のコード外皮切断刃をそれぞれ形成
し、バックカバーの内側に沿って敷設した所定の灯具コ
ードに前記切断刃を圧接させて、断線検出回路・コネク
ターユニットをバックカバーに固定するようにしたもの
である。請求項4に係わる車両用灯具においては、前面
開口部にレンズを組付けた灯具ボディの背面開口部に、
バルブソケットおよび灯具側コネクターを設けたバック
カバーが組付けられ、前記バックカバーには、前記バル
ブの断線状態を検出する断線検出回路が設けられた車両
用灯具において、前記バルブソケット,灯具側コネクタ
ーおよび断線検出回路間を接続する導電路を、所定形状
に切断加工された薄板状金属板がインサート成形により
バックカバーに一体化された後に、所定の部位が切断除
去されて複数の分離された帯状導電路をもつバスバー配
線板により構成するとともに、バスバー配線板の所定の
帯状導電路に、二股状の端子圧接挟持部を形成し、この
圧接挟持部に前記断線検出回路を構成する電子部品の入
出力端子を圧接固定して、断線検出回路をバスバー配線
板に一体化するようにしたものである。請求項5に係わ
る車両用灯具においては、前面開口部にレンズを組付け
た灯具ボディの背面開口部に、バルブソケットおよび灯
具側コネクターを設けたバックカバーが組付けられ、前
記バックカバーには、前記バルブの断線状態を検出する
断線検出回路が設けられた車両用灯具において、前記断
線検出回路は、プリント基板上に電子部品が実装された
ユニット構造で、前記バルブソケット,灯具側コネクタ
ーおよび断線検出回路間を接続する導電路を、所定形状
に切断加工された薄板状金属板がインサート成形により
バックカバーに一体化された後に、所定の部位が切断除
去されて複数の導電路をもつバスバー配線板により構成
するとともに、バスバー配線板の所定の帯状導電路に、
二股状の端子圧接挟持部を形成し、この圧接挟持部に前
記プリント基板から導出する断線検出回路の入出力端子
を圧接固定して、断線検出回路ユニットをバスバー配線
板に一体化するようにしたものである。請求項6におい
ては、請求項4又は5記載の車両用灯具において、前記
バスバー配線板に、灯具側コネクターに収容されるター
ミナル端子が一体に形成するとともに、灯具側コネクタ
ーとバックカバーとを一体成形するようにしたものであ
る。次に、本発明における作用について説明する。請求
項1では、バックカバーに敷設された灯具コードによっ
て、バルブソケット,灯具側コネクターおよび断線検出
回路が電気的に接続される。断線検出回路ユニットの入
出力端子に設けられている外皮切断刃を灯具コードに圧
接させると、外皮切断刃が灯具コードの外皮を切断し、
灯具コードの芯線と入出力端子間が電気的に接続され
る。請求項2では、ターミナル端子の外皮切断刃が灯具
コードの外皮を切断し、灯具コードの芯線とバルブソケ
ット内のターミナル端子又は/および灯具コードの芯線
と灯具側コネクター内のターミナル端子間が電気的に接
続される。請求項3では、断線検出回路と灯具側コネク
ターとはユニット化されて予め電気的に接続されてい
る。またバルブの給電端子および断線検出回路の入出力
端子に形成されている外皮切断刃を灯具コードにそれぞ
れ圧接させると、灯具コードの芯線とバルブ間および灯
具コードの芯線と断線検出回路間がそれぞれ電気的に接
続される。請求項4および5では、インサート成形によ
りバックカバーに一体化されたバスバー配線板によっ
て、バルブソケット,灯具側コネクターおよび断線検出
回路間が電気的に接続される。また請求項4では、バス
バー配線板に形成した端子圧接挟持部に断線検出回路を
構成する電子部品の端子を圧接させ、請求項5では、バ
スバー配線板に形成した端子圧接挟持部にプリント基板
から導出する断線検出回路の入出力端子を圧接させる
と、導電路であるバスバー配線板と断線検出回路が電気
的に接続される。請求項6では、バスバー配線板に一体
に形成されたターミナル端子によって、予め灯具側コネ
クターとバスバー配線板とが電気的に接続されている。
また灯具側コネクターがバックカバーに一体成形されて
いるため、灯具側コネクターをバックカバーに固定する
手段が不要となる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例である
車両用灯具の要部であるバックカバーの概略正面図であ
る。同図において、符号7は、灯具ボディ(図17参
照)の背面開口部に着脱可能に取り付けられるバックカ
バーで、このバックカバー7の内面には、3つのバルブ
9(テール&ストップランプ用のバルブ9a,ターンシ
グナルランプ用のバルブ9b,バックアップランプ用の
バルブ9c)がソケット8(8a,8b,8c)を介し
てそれぞれ配設されている。さらにこのバックカバー7
に形成されたコネクター取付孔12には、ストップラン
プの断線を検出する回路ユニット50と灯具側コネクタ
ー20とが一体化された断線検出回路・コネクターユニ
ット(以下、回路・コネクターユニットという)Aが挿
着固定され、車体側コネクター40を接続できる回路コ
ネクターユニットAのコネクター20と各バルブソケッ
ト8(8a,8b,8c)とは、バックカバー7の内側
に敷設された灯具側コード11によって接続されてい
る。なおバックカバー7の内側には、コード配設溝10
が形成され、この溝10内に灯具コード11が敷設され
ている。符号46は、バルブソケット8(8a,8b,
8c)を取り付けるためのソケット取付用凹部である。
例に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例である
車両用灯具の要部であるバックカバーの概略正面図であ
る。同図において、符号7は、灯具ボディ(図17参
照)の背面開口部に着脱可能に取り付けられるバックカ
バーで、このバックカバー7の内面には、3つのバルブ
9(テール&ストップランプ用のバルブ9a,ターンシ
グナルランプ用のバルブ9b,バックアップランプ用の
バルブ9c)がソケット8(8a,8b,8c)を介し
てそれぞれ配設されている。さらにこのバックカバー7
に形成されたコネクター取付孔12には、ストップラン
プの断線を検出する回路ユニット50と灯具側コネクタ
ー20とが一体化された断線検出回路・コネクターユニ
ット(以下、回路・コネクターユニットという)Aが挿
着固定され、車体側コネクター40を接続できる回路コ
ネクターユニットAのコネクター20と各バルブソケッ
ト8(8a,8b,8c)とは、バックカバー7の内側
に敷設された灯具側コード11によって接続されてい
る。なおバックカバー7の内側には、コード配設溝10
が形成され、この溝10内に灯具コード11が敷設され
ている。符号46は、バルブソケット8(8a,8b,
8c)を取り付けるためのソケット取付用凹部である。
【0007】次に、回路・コネクターユニットAの構造
を、図2〜図5に基づいて説明する。図2は回路・コネ
クターユニットAとコネクター取付孔の斜視図、図3お
よび図4は回路・コネクターユニットをバックカバーの
コネクター取付孔に取り付けた状態の断面図で、図4は
図3に示す線IV−IVに沿う断面図、図5は回路・コネク
ターユニットのコネクター内に収容されているターミナ
ル端子の斜視図である。
を、図2〜図5に基づいて説明する。図2は回路・コネ
クターユニットAとコネクター取付孔の斜視図、図3お
よび図4は回路・コネクターユニットをバックカバーの
コネクター取付孔に取り付けた状態の断面図で、図4は
図3に示す線IV−IVに沿う断面図、図5は回路・コネク
ターユニットのコネクター内に収容されているターミナ
ル端子の斜視図である。
【0008】これらの図において、回路・コネクターユ
ニットAは、内部に端子を収容した下方に開口する矩形
ブロック状の合成樹脂製灯具側コネクター20の上に、
断線検出回路ユニット50がねじ止めや凹凸ランス等の
所定の固定手段によって固定一体化された構造で、バッ
クカバー7の所定位置に形成された矩形状のコネクター
取付孔12に、バックカバー7の前面側から着脱可能に
嵌合固定されて、コネクター20の一部が灯具後方側に
突出し、この後方突出部に車体側コネクター40(図4
参照)が接続されるよう構成されている。符号13,1
3は、バックカバー7のコネクター取付孔12周縁部に
対設された一対のフック型の弾性係止片で、弾性係止片
13がコネクターケース22の外側縁部と係合すること
で、回路・コネクターユニットAがバックカバー7に固
定される。
ニットAは、内部に端子を収容した下方に開口する矩形
ブロック状の合成樹脂製灯具側コネクター20の上に、
断線検出回路ユニット50がねじ止めや凹凸ランス等の
所定の固定手段によって固定一体化された構造で、バッ
クカバー7の所定位置に形成された矩形状のコネクター
取付孔12に、バックカバー7の前面側から着脱可能に
嵌合固定されて、コネクター20の一部が灯具後方側に
突出し、この後方突出部に車体側コネクター40(図4
参照)が接続されるよう構成されている。符号13,1
3は、バックカバー7のコネクター取付孔12周縁部に
対設された一対のフック型の弾性係止片で、弾性係止片
13がコネクターケース22の外側縁部と係合すること
で、回路・コネクターユニットAがバックカバー7に固
定される。
【0009】断線検出回路ユニット50は、図4に示す
ように、所定の導電路52が表面に形成されたプリント
基板51の下面に、断線検出回路を構成する電子部品5
3が搭載された構造で、後述する所定のターミナル端子
30の断線検出回路側接続端部33が、コネクターケー
ス22の底面壁22aおよびプリント基板51に形成さ
れているスルーホール51aを貫通し、所定の導電路5
2にハンダ溶接されて、灯具側コネクター20と断線検
出回路間の電気的な接続が確保されている。符号21
は、コネクター20とプリント基板51間に介装された
スペーサ部材である。
ように、所定の導電路52が表面に形成されたプリント
基板51の下面に、断線検出回路を構成する電子部品5
3が搭載された構造で、後述する所定のターミナル端子
30の断線検出回路側接続端部33が、コネクターケー
ス22の底面壁22aおよびプリント基板51に形成さ
れているスルーホール51aを貫通し、所定の導電路5
2にハンダ溶接されて、灯具側コネクター20と断線検
出回路間の電気的な接続が確保されている。符号21
は、コネクター20とプリント基板51間に介装された
スペーサ部材である。
【0010】灯具側コネクター20は、インサート成形
により所要個数(例えば8個)のターミナル端子30が
コネクターケース22内に一体化されて構成されてい
る。ターミナル端子30は、図5に拡大して示されるよ
うに、U字状のコード外皮切断刃34の形成された箱型
のコード接続端部31と、コード接続端部31からL字
状に延出する巾広の車体側接続端部32と、コード接続
端部31の一部が切り起こされて車体側接続端部32の
延出方向と逆方向に延出する巾の細い断線検出回路側接
続端部33とから構成されている。そして、コネクター
ケース22の対向する側壁の外側には、コード接続端部
31が露呈して、V字状のコード外皮切断刃34が等間
隔に並んだ構造となっている(図2,3参照)。
により所要個数(例えば8個)のターミナル端子30が
コネクターケース22内に一体化されて構成されてい
る。ターミナル端子30は、図5に拡大して示されるよ
うに、U字状のコード外皮切断刃34の形成された箱型
のコード接続端部31と、コード接続端部31からL字
状に延出する巾広の車体側接続端部32と、コード接続
端部31の一部が切り起こされて車体側接続端部32の
延出方向と逆方向に延出する巾の細い断線検出回路側接
続端部33とから構成されている。そして、コネクター
ケース22の対向する側壁の外側には、コード接続端部
31が露呈して、V字状のコード外皮切断刃34が等間
隔に並んだ構造となっている(図2,3参照)。
【0011】一方、コード配設溝10のコネクター取付
孔12に臨む位置には端子30のコード接続端部31の
係合できる凹陥部15(図1,2,4参照)が形成され
ており、灯具コード11はその端部が凹陥部15内に突
出するように配設されている。そしてコネクターケース
22を取付孔12に係合させて回路・コネクターユニッ
トAを図2矢印方向から押圧すると、切断刃34が灯具
コード11の外皮11aを切断し(図3参照)、切断刃
34がコード11の芯線11bと接触する。さらにコー
ド接続端部31の先端縁31aが凹陥部15の底面に当
接(図4参照)するとともに、コネクターケース22の
外側縁部が係止片13と係合して、切断刃34が芯線1
1bを圧接する状態に保持される。
孔12に臨む位置には端子30のコード接続端部31の
係合できる凹陥部15(図1,2,4参照)が形成され
ており、灯具コード11はその端部が凹陥部15内に突
出するように配設されている。そしてコネクターケース
22を取付孔12に係合させて回路・コネクターユニッ
トAを図2矢印方向から押圧すると、切断刃34が灯具
コード11の外皮11aを切断し(図3参照)、切断刃
34がコード11の芯線11bと接触する。さらにコー
ド接続端部31の先端縁31aが凹陥部15の底面に当
接(図4参照)するとともに、コネクターケース22の
外側縁部が係止片13と係合して、切断刃34が芯線1
1bを圧接する状態に保持される。
【0012】このように、コネクターケース22(回路
・コネクターユニットA)が取付孔12(バックカバー
7)に固定保持されると同時に、灯具側コネクター20
と灯具コード11間、即ち、コネクター20内のターミ
ナル端子30と灯具コード11の芯線11b間の電気的
接続が確保される。またターミナル端子30の車体側接
続端部32は、コネクターケース22の底面壁22aか
ら開口側に向かって舌片状に延出し、コネクター20に
接続された車体側コネクター40内のターミナル端子
(図示せず)がこの接続端部32に接触する状態に保持
されて、車体側コネクター40と灯具側コネクター20
間が電気的に接続される(図4参照)。
・コネクターユニットA)が取付孔12(バックカバー
7)に固定保持されると同時に、灯具側コネクター20
と灯具コード11間、即ち、コネクター20内のターミ
ナル端子30と灯具コード11の芯線11b間の電気的
接続が確保される。またターミナル端子30の車体側接
続端部32は、コネクターケース22の底面壁22aか
ら開口側に向かって舌片状に延出し、コネクター20に
接続された車体側コネクター40内のターミナル端子
(図示せず)がこの接続端部32に接触する状態に保持
されて、車体側コネクター40と灯具側コネクター20
間が電気的に接続される(図4参照)。
【0013】なお符号T1 は、テールランプへの給電用
のターミナル端子で、この端子T1に接続された灯具コ
ード111 はテール&ストップランプのバルブソケット
8a内のテールランプ給電用のプラス側端子に接続され
る。符号T2 ,T3 はそれぞれターンシグナルランプ,
バックアップランプへの給電用のターミナル端子で、こ
れらの端子T2 ,T3 に接続された灯具コード112 ,
113 はターンシグナルランプ,バックアップランプの
バルブソケット8b,8c内の給電用のプラス側端子に
それぞれ接続される。符号T4 は、断線検出回路の所定
の導電路に導通する断線検出回路の入出力端子であるア
ース端子(マイナス端子)で、この端子T4 に接続され
た灯具コード114 は、各ランプのバルブソケット8
a,8b,8cの給電用のマイナス側端子に接続され
る。符号T5 は、断線検出回路の所定の導電路と導通す
るストップランプへの給電用のターミナル端子で、この
端子T 5 は灯具コード115 を介してテール&ストップ
ランプのバルブソケット8a内のストップランプ給電用
のプラス側端子に接続される。
のターミナル端子で、この端子T1に接続された灯具コ
ード111 はテール&ストップランプのバルブソケット
8a内のテールランプ給電用のプラス側端子に接続され
る。符号T2 ,T3 はそれぞれターンシグナルランプ,
バックアップランプへの給電用のターミナル端子で、こ
れらの端子T2 ,T3 に接続された灯具コード112 ,
113 はターンシグナルランプ,バックアップランプの
バルブソケット8b,8c内の給電用のプラス側端子に
それぞれ接続される。符号T4 は、断線検出回路の所定
の導電路に導通する断線検出回路の入出力端子であるア
ース端子(マイナス端子)で、この端子T4 に接続され
た灯具コード114 は、各ランプのバルブソケット8
a,8b,8cの給電用のマイナス側端子に接続され
る。符号T5 は、断線検出回路の所定の導電路と導通す
るストップランプへの給電用のターミナル端子で、この
端子T 5 は灯具コード115 を介してテール&ストップ
ランプのバルブソケット8a内のストップランプ給電用
のプラス側端子に接続される。
【0014】符号T6 は、車体側コネクター40から給
電されるストップランプへの給電用のターミナル端子
で、この端子T6 は、ストップランプへの給電用のター
ミナル端子T5 と導通するプリント基板51の断線検出
回路と導通し、即ち、端子T5とT6 間に断線検出回路
が設けられている。符号T7 も断線検出回路の所定の導
電路と導通する断線検出回路の入出力端子で、この入出
力端子T7 は、例えば運転席のダッシュボードに設けら
れたインジケータランプに接続されている。そして断線
検出回路によりストップランプの断線が検出されると、
運転席のインジケータランプが点灯して、ドライバーが
ストップランプの断線を知ることができる。
電されるストップランプへの給電用のターミナル端子
で、この端子T6 は、ストップランプへの給電用のター
ミナル端子T5 と導通するプリント基板51の断線検出
回路と導通し、即ち、端子T5とT6 間に断線検出回路
が設けられている。符号T7 も断線検出回路の所定の導
電路と導通する断線検出回路の入出力端子で、この入出
力端子T7 は、例えば運転席のダッシュボードに設けら
れたインジケータランプに接続されている。そして断線
検出回路によりストップランプの断線が検出されると、
運転席のインジケータランプが点灯して、ドライバーが
ストップランプの断線を知ることができる。
【0015】このように、本実施例では、灯具側コネク
ター20に断線検出回路ユニット50が予め固定一体化
されるとともに、コネクター20に断線検出回路の入出
力端子が設けられているため、従来のように断線検出回
路ユニット50と灯具側コネクターとを灯具コードによ
ってわざわざ接続する必要がなく、しかもバックカバー
7のコード配設溝10に灯具コード11を配設し、回路
・コネクターユニットAを取付孔12に押し込んで取付
固定するだけで、回路・コネクターユニットAのバック
カバー7への取り付けと、灯具コード11による灯具内
の配線接続作業を同時に行うことができる。
ター20に断線検出回路ユニット50が予め固定一体化
されるとともに、コネクター20に断線検出回路の入出
力端子が設けられているため、従来のように断線検出回
路ユニット50と灯具側コネクターとを灯具コードによ
ってわざわざ接続する必要がなく、しかもバックカバー
7のコード配設溝10に灯具コード11を配設し、回路
・コネクターユニットAを取付孔12に押し込んで取付
固定するだけで、回路・コネクターユニットAのバック
カバー7への取り付けと、灯具コード11による灯具内
の配線接続作業を同時に行うことができる。
【0016】次に、バルブソケットの取付構造を図6〜
図8に基づいて説明する。図6はバルブソケットとソケ
ット取付用凹部の斜視図、図7はバックカバーのソケッ
ト取付用凹部に同ソケットを取り付けた状態の断面図、
図8はバルブソケット内に収容されている端子の斜視図
である。これらの図において、バルブ9と灯具コード1
1を接続するバルブソケット8(8b,8c)は、バル
ブ9が差し込まれるソケットケース40と、ソケットケ
ース40内に収容されたプラス側とマイナス側とからな
る一対の端子41とから構成されている。なお、テール
&ストップランプ用のバルブソケット8aは、図6に示
されるように、ストップランプ用とテールランプ用の2
つのプラス側端子41,41と、共通の1つのマイナス
側端子41Aが収容されている。バックカバー7の内面
には、ソケット取付用凹部46およびこの凹部46より
一段低い端子係合用の凹陥部47が形成され、凹部46
の周縁に対設されたフック型の弾性係止片48がソケッ
トケース40側の係合突起49に係合して、バルブソケ
ット8(8a,8b,8c)が凹部46に固定される。
図8に基づいて説明する。図6はバルブソケットとソケ
ット取付用凹部の斜視図、図7はバックカバーのソケッ
ト取付用凹部に同ソケットを取り付けた状態の断面図、
図8はバルブソケット内に収容されている端子の斜視図
である。これらの図において、バルブ9と灯具コード1
1を接続するバルブソケット8(8b,8c)は、バル
ブ9が差し込まれるソケットケース40と、ソケットケ
ース40内に収容されたプラス側とマイナス側とからな
る一対の端子41とから構成されている。なお、テール
&ストップランプ用のバルブソケット8aは、図6に示
されるように、ストップランプ用とテールランプ用の2
つのプラス側端子41,41と、共通の1つのマイナス
側端子41Aが収容されている。バックカバー7の内面
には、ソケット取付用凹部46およびこの凹部46より
一段低い端子係合用の凹陥部47が形成され、凹部46
の周縁に対設されたフック型の弾性係止片48がソケッ
トケース40側の係合突起49に係合して、バルブソケ
ット8(8a,8b,8c)が凹部46に固定される。
【0017】端子41は、例えば図8に示すように、箱
型のコード接続端部42から3つの板ばね状の挟持片4
3a,43b,43cが延出した構造となっており、挟
持片43aは、ウェッジベースバルブ9のウェッジベー
スに露出するリード線と接触する給電路として作用し、
挟持片43b,43cは、ウェッジベースのくびれ部と
係合して、バルブ9をソケットケース40から抜け止め
保持する作用がある。
型のコード接続端部42から3つの板ばね状の挟持片4
3a,43b,43cが延出した構造となっており、挟
持片43aは、ウェッジベースバルブ9のウェッジベー
スに露出するリード線と接触する給電路として作用し、
挟持片43b,43cは、ウェッジベースのくびれ部と
係合して、バルブ9をソケットケース40から抜け止め
保持する作用がある。
【0018】コード接続端部42は、ソケットケース4
0の下方に突出し、その側面には灯具側コネクター20
のターミナル端子30のコード接続端部31と同様に、
V字状のコード外皮切断刃45が形成されている。そし
てソケット8をソケット取付用凹部46に弾性係止片4
8により固定すると、図7に示すように、コード11の
外皮11aがコード外皮切断刃45によって切断され、
コード接続端部42の端縁部42aが凹陥部47に当接
して、芯線11bが切断刃45に接触する状態に保持さ
れて、灯具コード11と端子41(41A)とが電気的
に接続された状態となる。
0の下方に突出し、その側面には灯具側コネクター20
のターミナル端子30のコード接続端部31と同様に、
V字状のコード外皮切断刃45が形成されている。そし
てソケット8をソケット取付用凹部46に弾性係止片4
8により固定すると、図7に示すように、コード11の
外皮11aがコード外皮切断刃45によって切断され、
コード接続端部42の端縁部42aが凹陥部47に当接
して、芯線11bが切断刃45に接触する状態に保持さ
れて、灯具コード11と端子41(41A)とが電気的
に接続された状態となる。
【0019】このように、ソケット8においても、回路
・コネクターユニットAの取り付けの場合と同様、バッ
クカバー7の内面にワンタッチで取り付けと電気的接続
とを同時に行うことができる。図9および図10は本発
明の第2の実施例を示すもので、図9はリヤコンビネー
ションランプを構成するバックカバーの正面図、図10
は断線検出回路ユニットに設けられた給電および入出力
端子の斜視図である。
・コネクターユニットAの取り付けの場合と同様、バッ
クカバー7の内面にワンタッチで取り付けと電気的接続
とを同時に行うことができる。図9および図10は本発
明の第2の実施例を示すもので、図9はリヤコンビネー
ションランプを構成するバックカバーの正面図、図10
は断線検出回路ユニットに設けられた給電および入出力
端子の斜視図である。
【0020】前記第1の実施例では、断線検出回路ユニ
ット50が灯具側コネクター20に固定一体化されると
ともに、灯具側コネクター20に収容されるターミナル
端子30にコード外皮切断刃34を形成した構造となっ
ていたが、本実施例では、断線検出回路ユニット50A
が灯具側コネクター20と独立して構成されている。即
ち、電子部品を搭載した断線検出回路ユニット50Aの
プリント基板51の下面に、図10に示すような、コー
ド外皮切断刃34の形成された箱型のコード接続端部3
1および細巾の断線検出回路接続端部33をもつ端子3
0Aが、断線検出回路接続端部33をスルホールにハン
ダ溶接することで固定一体化されている。コネクター2
0からストップランプへの給電路の途中には、端子係合
用の凹陥部47aおよび回路ユニット係止用の一対の係
止片48aの形成された回路ユニット取付用凹部55が
設けられており、この回路ユニット取付用凹部55に断
線検出回路ユニット50Aを取付固定することで、切断
刃34が灯具コード11の芯線11bと接触して、灯具
コード11と断線検出回路ユニット50A間を電気的に
接続することができる。
ット50が灯具側コネクター20に固定一体化されると
ともに、灯具側コネクター20に収容されるターミナル
端子30にコード外皮切断刃34を形成した構造となっ
ていたが、本実施例では、断線検出回路ユニット50A
が灯具側コネクター20と独立して構成されている。即
ち、電子部品を搭載した断線検出回路ユニット50Aの
プリント基板51の下面に、図10に示すような、コー
ド外皮切断刃34の形成された箱型のコード接続端部3
1および細巾の断線検出回路接続端部33をもつ端子3
0Aが、断線検出回路接続端部33をスルホールにハン
ダ溶接することで固定一体化されている。コネクター2
0からストップランプへの給電路の途中には、端子係合
用の凹陥部47aおよび回路ユニット係止用の一対の係
止片48aの形成された回路ユニット取付用凹部55が
設けられており、この回路ユニット取付用凹部55に断
線検出回路ユニット50Aを取付固定することで、切断
刃34が灯具コード11の芯線11bと接触して、灯具
コード11と断線検出回路ユニット50A間を電気的に
接続することができる。
【0021】この断線検出回路ユニット50Aは、灯具
側コネクター20Aとストップランプ間の給電路の途中
に設けられており、端子T7 に接続されているインジケ
ータランプにおいて、ストップランプの断線が表示され
る。図11〜図14は本発明の第3の実施例を示し、図
11はリヤコンビネーションランプを構成するバックカ
バーの正面図、図12はバルブソケットの断面図、図1
3は断線検出回路ユニットと導電路との接続を示す斜視
図、図14は検出抵抗と導電路との接続を示す斜視図で
ある。
側コネクター20Aとストップランプ間の給電路の途中
に設けられており、端子T7 に接続されているインジケ
ータランプにおいて、ストップランプの断線が表示され
る。図11〜図14は本発明の第3の実施例を示し、図
11はリヤコンビネーションランプを構成するバックカ
バーの正面図、図12はバルブソケットの断面図、図1
3は断線検出回路ユニットと導電路との接続を示す斜視
図、図14は検出抵抗と導電路との接続を示す斜視図で
ある。
【0022】バックカバー7の前面には、複数の薄板金
属製帯状導電路71〜76をもつバスバー配線板70が
配設され、導電路71と導電路73,76間にはテール
&ストップランプのバルブソケット8aが設けられ、導
電路71と72間にはターンシグナルランプのバルブソ
ケット8bが設けられ、ストップランプの導電路74,
71間には断線検出回路ユニット50Bが設けられてい
る。各導電路71〜75の端部はバックカバー7の側方
に突出して、車体側コネクター40の接続できる灯具側
コネクター20を構成している。
属製帯状導電路71〜76をもつバスバー配線板70が
配設され、導電路71と導電路73,76間にはテール
&ストップランプのバルブソケット8aが設けられ、導
電路71と72間にはターンシグナルランプのバルブソ
ケット8bが設けられ、ストップランプの導電路74,
71間には断線検出回路ユニット50Bが設けられてい
る。各導電路71〜75の端部はバックカバー7の側方
に突出して、車体側コネクター40の接続できる灯具側
コネクター20を構成している。
【0023】またバックカバー7の前面には、図13,
14に拡大して示すように、金属板状の導電路71,7
4、75,76において折曲形成された二股状の端子圧
接挟持部80が突出し、断線検出回路ユニット50Bの
プリント基板51から側方に導出した4本の端子56
a,56b,56c,56dが圧接挟持部80にそれぞ
れ圧接されるとともに、図示しない所定の固定手段(例
えば、前記第2の実施例における回路ユニット係止手段
である係止片48a等の固定手段)によってプリント基
板51がバックカバー7に固定されている。
14に拡大して示すように、金属板状の導電路71,7
4、75,76において折曲形成された二股状の端子圧
接挟持部80が突出し、断線検出回路ユニット50Bの
プリント基板51から側方に導出した4本の端子56
a,56b,56c,56dが圧接挟持部80にそれぞ
れ圧接されるとともに、図示しない所定の固定手段(例
えば、前記第2の実施例における回路ユニット係止手段
である係止片48a等の固定手段)によってプリント基
板51がバックカバー7に固定されている。
【0024】端子56a,56bは断線検出回路を構成
する電子部品である断線検出スイッチの端子で、ストッ
プランプへの給電用の導電路74,76間に接続され、
端子56c,56dは断線検出回路を構成する電子部品
であるコイルの入出力端子で、端子56dはインジケー
タランプと接続される導電路75に接続され、端子56
cはアース用導電路71に接続されている。符号78
は、ストップランプの導電路74,76間に設けられた
検出抵抗で、バルブ9の数に応じて断線検出回路の抵抗
値を変えることによって断線検出回路の検出レベルを一
定にすることができ、仕向け国によってバルブの数が異
なる態様に適用できるようにしたものである。
する電子部品である断線検出スイッチの端子で、ストッ
プランプへの給電用の導電路74,76間に接続され、
端子56c,56dは断線検出回路を構成する電子部品
であるコイルの入出力端子で、端子56dはインジケー
タランプと接続される導電路75に接続され、端子56
cはアース用導電路71に接続されている。符号78
は、ストップランプの導電路74,76間に設けられた
検出抵抗で、バルブ9の数に応じて断線検出回路の抵抗
値を変えることによって断線検出回路の検出レベルを一
定にすることができ、仕向け国によってバルブの数が異
なる態様に適用できるようにしたものである。
【0025】バスバー配線板70は、薄板状金属板を所
定形状に打ち抜き加工したものであるが、打ち抜き加工
された状態の各導電路71〜76は、図11における斜
線で示す分離予定部77によって連結一体化されてお
り、各導電路が連続するバスバー配線板をインサート成
形によりバックカバー7に一体化した後に、この分離予
定部77を切断除去することで、各導電路71〜76が
互いに分離された状態となる。
定形状に打ち抜き加工したものであるが、打ち抜き加工
された状態の各導電路71〜76は、図11における斜
線で示す分離予定部77によって連結一体化されてお
り、各導電路が連続するバスバー配線板をインサート成
形によりバックカバー7に一体化した後に、この分離予
定部77を切断除去することで、各導電路71〜76が
互いに分離された状態となる。
【0026】即ち、図12に拡大して示すソケット8
(8a,8b)内のプラス側端子81,82およびマイ
ナス側端子83を、打ち抜き加工したバスバー配線板の
互いに連続する導電路71,72間および導電路71,
73,76間にスポット溶接により固定一体化した後、
インサート成形によりバックカバー7に一体化する。そ
の後、分離予定部77を切断除去し、最後に断線検出回
路ユニット50Bを取り付ける。
(8a,8b)内のプラス側端子81,82およびマイ
ナス側端子83を、打ち抜き加工したバスバー配線板の
互いに連続する導電路71,72間および導電路71,
73,76間にスポット溶接により固定一体化した後、
インサート成形によりバックカバー7に一体化する。そ
の後、分離予定部77を切断除去し、最後に断線検出回
路ユニット50Bを取り付ける。
【0027】図15は、本発明の第4の実施例の要部で
あるバックカバーの正面図である。本実施例では、前記
した第3の実施例における断線検出回路ユニット50B
に代えて、断線検出回路を構成する断線検出スイッチS
wとコイルCのそれぞれの端子を導電路74,76、7
1,75の圧接挟持部80に直接圧接固定した構造とな
っている点に特徴がある。
あるバックカバーの正面図である。本実施例では、前記
した第3の実施例における断線検出回路ユニット50B
に代えて、断線検出回路を構成する断線検出スイッチS
wとコイルCのそれぞれの端子を導電路74,76、7
1,75の圧接挟持部80に直接圧接固定した構造とな
っている点に特徴がある。
【0028】その他は前記第3の実施例と同一であり、
同一の符号を付すことによりその説明を省略する。
同一の符号を付すことによりその説明を省略する。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係る車両用灯具によれば、断線検出回路ユニットを
バックカバーに取付固定すると同時に、断線検出回路と
灯具コード間を電気的に接続できるので、断線検出回路
の灯具コードによる配線接続作業が簡単となる。請求項
2によれば、バルブソケットや灯具側コネクターもバッ
クカバーに取付固定するだけで、灯具コードとバルブソ
ケット、灯具コードと灯具側コネクター間を電気的に接
続できるので、バルブソケットや灯具側コネクターの灯
具コードによる配線接続作業が簡単となる。請求項3に
よれば、断線検出回路と灯具側コネクターとはユニット
化されて予め電気的に接続されており、外皮切断刃を灯
具コードに圧接させるようにして断線検出回路・コネク
ターユニットをバックカバーに取付固定するだけで、灯
具コードとバルブ間および灯具コードと断線検出回路間
を電気的に接続できるので、灯具側コネクターおよび断
線検出回路の灯具コードによる配線接続作業が簡単とな
る。請求項4および5によれば、インサート成形により
バックカバーに一体化されたバスバー配線板によって、
バルブソケット,灯具側コネクターおよび断線検出回路
間接続用の導電路が構成されているので、バルブソケッ
ト,灯具側コネクターおよび断線検出回路を接続するた
めの灯具コード配線が全く不要で、それだけ電気的配線
接続作業が簡単となる。また請求項4では、断線検出回
路を構成する電子部品の端子を、請求項5では、プリン
ト基板から導出する断線検出回路の入出力端子を、それ
ぞれバスバー配線板に形成した端子圧接挟持部に圧接さ
せるだけで、導電路であるバスバー配線板と断線検出回
路とを電気的に接続できるので、断線検出回路の電気的
配線接続作業が簡単となる。請求項6によれば、バスバ
ー配線板に一体に形成されたターミナル端子によって、
予め灯具側コネクターとバスバー配線板とが電気的に接
続されるとともに、灯具側コネクターがバックカバーに
一体成形されているため、灯具側コネクターのバックカ
バーへの固定手段および導電路であるバスバー配線板と
の電気的接続手段が全く不要となり、それだけ灯具の組
み立ておよび配線が容易となる。
1に係る車両用灯具によれば、断線検出回路ユニットを
バックカバーに取付固定すると同時に、断線検出回路と
灯具コード間を電気的に接続できるので、断線検出回路
の灯具コードによる配線接続作業が簡単となる。請求項
2によれば、バルブソケットや灯具側コネクターもバッ
クカバーに取付固定するだけで、灯具コードとバルブソ
ケット、灯具コードと灯具側コネクター間を電気的に接
続できるので、バルブソケットや灯具側コネクターの灯
具コードによる配線接続作業が簡単となる。請求項3に
よれば、断線検出回路と灯具側コネクターとはユニット
化されて予め電気的に接続されており、外皮切断刃を灯
具コードに圧接させるようにして断線検出回路・コネク
ターユニットをバックカバーに取付固定するだけで、灯
具コードとバルブ間および灯具コードと断線検出回路間
を電気的に接続できるので、灯具側コネクターおよび断
線検出回路の灯具コードによる配線接続作業が簡単とな
る。請求項4および5によれば、インサート成形により
バックカバーに一体化されたバスバー配線板によって、
バルブソケット,灯具側コネクターおよび断線検出回路
間接続用の導電路が構成されているので、バルブソケッ
ト,灯具側コネクターおよび断線検出回路を接続するた
めの灯具コード配線が全く不要で、それだけ電気的配線
接続作業が簡単となる。また請求項4では、断線検出回
路を構成する電子部品の端子を、請求項5では、プリン
ト基板から導出する断線検出回路の入出力端子を、それ
ぞれバスバー配線板に形成した端子圧接挟持部に圧接さ
せるだけで、導電路であるバスバー配線板と断線検出回
路とを電気的に接続できるので、断線検出回路の電気的
配線接続作業が簡単となる。請求項6によれば、バスバ
ー配線板に一体に形成されたターミナル端子によって、
予め灯具側コネクターとバスバー配線板とが電気的に接
続されるとともに、灯具側コネクターがバックカバーに
一体成形されているため、灯具側コネクターのバックカ
バーへの固定手段および導電路であるバスバー配線板と
の電気的接続手段が全く不要となり、それだけ灯具の組
み立ておよび配線が容易となる。
【図1】本発明の一実施例である車両用灯具の要部であ
るバックカバーの概略正面図
るバックカバーの概略正面図
【図2】回路・コネクターユニットとコネクター取付孔
の斜視図
の斜視図
【図3】回路・コネクターユニットをバックカバーのコ
ネクター取付孔に取り付けた状態の断面図
ネクター取付孔に取り付けた状態の断面図
【図4】回路・コネクターユニットをバックカバーのコ
ネクター取付孔に取り付けた状態の断面図(図3に示す
線IV−IVに沿う断面図)
ネクター取付孔に取り付けた状態の断面図(図3に示す
線IV−IVに沿う断面図)
【図5】回路・コネクターユニットのコネクター内に収
容されているターミナル端子の斜視図
容されているターミナル端子の斜視図
【図6】バルブソケットとソケット取付用凹部の斜視図
【図7】バックカバーのソケット取付用凹部にバルブソ
ケットを取り付けた状態の断面図
ケットを取り付けた状態の断面図
【図8】バルブソケット内に収容されている端子の斜視
図
図
【図9】本発明の第2の実施例を示すリヤコンビネーシ
ョンランプを構成するバックカバーの正面図
ョンランプを構成するバックカバーの正面図
【図10】断線検出回路ユニットに設けられた給電およ
び入出力端子の斜視図
び入出力端子の斜視図
【図11】本発明の第3の実施例を示すリヤコンビネー
ションランプを構成するバックカバーの正面図
ションランプを構成するバックカバーの正面図
【図12】バルブソケットの断面図
【図13】断線検出回路ユニットと導電路との接続を示
す斜視図
す斜視図
【図14】検出抵抗と導電路との接続を示す斜視図
【図15】本発明の第4の実施例の要部であるバックカ
バーの正面図
バーの正面図
【図16】従来の灯具構成部品であるバックカバーの正
面図
面図
【図17】従来の灯具の縦断面図(図16に示す線XVII
−XVIIに沿う断面図)
−XVIIに沿う断面図)
1 灯具ボディ 2 前面レンズ 7 バックカバー 8(8a,8b,8c) バルブソケット 9a テール&ストップランプ用バルブ 10 コード配設溝 11 灯具コード 20 灯具側コネクター 30 ターミナル端子 34 コード外皮切断刃 40 車体側コネクター 50 断線検出回路ユニット 51 プリント基板 53 断線検出回路を構成する電子部品 70 バスバー配線板 71〜76 帯状導電路 80 圧接挟持部 A,B コネクター・断線検出回路ユニット T4 ストップランプへの給電用のアース端子 T5 ストップランプへの給電用端子 T7 断線検出回路の入出力端子
Claims (6)
- 【請求項1】 前面開口部にレンズを組付けた灯具ボデ
ィの背面開口部に、バルブソケットおよび灯具側コネク
ターを設けたバックカバーが組付けられ、前記バックカ
バーには、前記バルブの断線状態を検出する断線検出回
路が設けられた車両用灯具において、前記バルブソケッ
ト,灯具側コネクターおよび断線検出回路間を接続する
導電路は、灯具コード配線により構成され、前記断線検
出回路は、プリント基板上に電子部品が実装されたユニ
ット構造で、前記断線検出回路ユニットに設けられた断
線検出回路の入出力端子には、ユニット外に突出する二
股状のコード外皮切断刃が形成され、前記バックカバー
の内側に沿って敷設された断線検出回路接続用の灯具コ
ードに前記切断刃を圧接させて、断線検出回路ユニット
がバックカバーに固定されたことを特徴とする車両用灯
具。 - 【請求項2】 前記バルブソケットと灯具側コネクター
の少なくともいずれか一方は、内部のターミナル端子が
外部に突出し、この端子突出部に二股状のコード外皮切
断刃が形成された構造で、バックカバーの内側に沿って
敷設された所定の灯具コードに前記切断刃を圧接させ
て、バルブソケット又は/および灯具側コネクターがバ
ックカバーに固定されたことを特徴とする請求項1記載
の車両用灯具。 - 【請求項3】 前記断線検出回路と灯具側コネクターと
は、断線検出回路・コネクターユニットとして一体化さ
れ、かつ灯具側コネクターにバルブへの給電端子および
断線検出回路の入出力端子が設けられるとともに、前記
端子には、ユニット外に突出する二股状のコード外皮切
断刃がそれぞれ形成された構造で、バックカバーの内側
に沿って敷設された所定の灯具コードに前記切断刃を圧
接させて、断線検出回路・コネクターユニットがバック
カバーに固定されたことを特徴とする請求項1記載の車
両用灯具。 - 【請求項4】 前面開口部にレンズを組付けた灯具ボデ
ィの背面開口部に、バルブソケットおよび灯具側コネク
ターを設けたバックカバーが組付けられ、前記バックカ
バーには、前記バルブの断線状態を検出する断線検出回
路が設けられた車両用灯具において、前記バルブソケッ
ト,灯具側コネクターおよび断線検出回路間を接続する
導電路は、所定形状に切断加工された薄板状金属板がイ
ンサート成形によりバックカバーに一体化された後に、
所定の部位が切断除去されて複数の分離された帯状導電
路をもつバスバー配線板により構成されるとともに、バ
スバー配線板の所定の帯状導電路には、二股状の端子圧
接挟持部が形成され、この端子圧接挟持部に前記断線検
出回路を構成する電子部品の入出力端子が圧接固定され
て、断線検出回路がバスバー配線板に一体化されたこと
を特徴とする車両用灯具。 - 【請求項5】 前面開口部にレンズを組付けた灯具ボデ
ィの背面開口部に、バルブソケットおよび灯具側コネク
ターを設けたバックカバーが組付けられ、前記バックカ
バーには、前記バルブの断線状態を検出する断線検出回
路が設けられた車両用灯具において、前記断線検出回路
は、プリント基板上に電子部品が実装されたユニット構
造で、前記バルブソケット,灯具側コネクターおよび断
線検出回路間を接続する導電路は、所定形状に切断加工
された薄板状金属板がインサート成形によりバックカバ
ーに一体化された後に、所定の部位が切断除去されて複
数の導電路をもつバスバー配線板により構成されるとと
もに、バスバー配線板の所定の帯状導電路には、二股状
の端子圧接挟持部が形成され、この圧接挟持部に前記プ
リント基板から導出する断線検出回路の入出力端子が圧
接固定されて、断線検出回路ユニットがバスバー配線板
に一体化されたことを特徴とする車両用灯具。 - 【請求項6】 前記バスバー配線板には、灯具側コネク
ターに収容されるターミナル端子が一体に形成されると
ともに、灯具側コネクターがバックカバーに一体成形さ
れたことを特徴とする請求項4又は5記載の車両用灯
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30242295A JP3151739B2 (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30242295A JP3151739B2 (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 車両用灯具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09142205A JPH09142205A (ja) | 1997-06-03 |
JP3151739B2 true JP3151739B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=17908736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30242295A Expired - Fee Related JP3151739B2 (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3151739B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4052009B2 (ja) | 2002-05-20 | 2008-02-27 | 住友電装株式会社 | 車両用灯具 |
KR100500289B1 (ko) * | 2002-08-12 | 2005-07-11 | 현대모비스 주식회사 | 빔 레벨링 기능을 갖는 차량의 헤드램프 조립체 |
-
1995
- 1995-11-21 JP JP30242295A patent/JP3151739B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09142205A (ja) | 1997-06-03 |
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