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JP3151733B2 - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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Publication number
JP3151733B2
JP3151733B2 JP32151691A JP32151691A JP3151733B2 JP 3151733 B2 JP3151733 B2 JP 3151733B2 JP 32151691 A JP32151691 A JP 32151691A JP 32151691 A JP32151691 A JP 32151691A JP 3151733 B2 JP3151733 B2 JP 3151733B2
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JP
Japan
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pulse
data
Prior art date
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JP32151691A
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JPH05133764A (ja
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和也 坂元
満廣 船津
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SG CORPORATION
Original Assignee
SG CORPORATION
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Publication date
Application filed by SG CORPORATION filed Critical SG CORPORATION
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Publication of JPH05133764A publication Critical patent/JPH05133764A/ja
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体の移動によって
生じた磁気抵抗変化を出力交流信号の電気的位相角の変
化として検出する位相シフト方式の位置検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】磁気抵抗変化を利用した位置検出装置と
してはマイクロシンといわれる回転形差動トランスが従
来からよく知られている。これは、回転位置を電圧レベ
ルに変換するものであるため、外乱による影響を受け易
くて誤差が生じ易いという欠点を有する。例えば、温度
変化の影響を受けてコイルの抵抗が変化し、これによっ
て検出信号レベルが変動したり、また、検出器からその
検出信号を利用する回路までの信号伝送路におけるレベ
ルの減衰量がその伝送距離によってまちまちであり、さ
らに、ノイズによるレベル変動がそのまま検出誤差とな
って顕れてしまうなどといった欠点を有している。
【0003】そこで、本発明の出願人は、外乱等による
出力レベル変動に影響されることなく正確に回転位置を
検出することのできる位相シフト方式の回転位置検出装
置を先に提案している(特開昭57−60212号公
報、特開昭57−88317号公報、特公昭62−58
445号公報等)。また、本発明の出願人は、この回転
位置検出装置と同様の原理による位相シフト方式の直線
位置検出装置も提案している(実開昭57−13462
2号公報、実開昭57−151503号公報、実開昭5
7−135917号公報、実開昭58−136718号
公報又は実開昭59−175105号公報)。
【0004】図4は、本発明の出願人が先に提案した回
転位置検出装置の概略構成を示す図である。図4の回転
位置検出装置は、回転軸の垂直方向(回転軸を中心とす
る法線方向)に突出した複数の極A〜Dが円周方向に所
定間隔(90度)で設けられたステータ11aと、各極
A〜Dによって取り囲まれたステータ11aの空間内に
挿入されたロータ11bとを備えている。すなわち、ス
テータ11aは、ロータ11bの外周面に対向して設け
られている。
【0005】ロータ11bは、回転角度に応じて各極A
〜Dのリラクタンスを変化させる形状及び材質からな
り、一例として回転軸に対して中心の偏心した円柱体で
構成されている。ステータ11aの各極A〜Dには、1
次コイル1A〜1D及び2次コイル2A〜2Dがそれぞ
れ巻回されている。そして、ロータ11bを挟んで互い
に対向する2つの極Aと極Cの第1の対及び極Bと極D
の第2の対は差動的に動作するようにコイルが巻かれ
て、かつ差動的なリラクタンス変化が生じるように構成
されている。
【0006】第1の極の対(極A,C)に巻かれている
1次コイル1A及び1Cは、正弦波信号sinωtで励
磁され、第2の極の対(極B,D)に巻かれている1次
コイル1B及び1Cは余弦波信号cosωtで励磁され
ている。その結果、2次コイル2A〜2Dからは、それ
らの合成出力信号Yが得られる。この合成出力信号Y
は、図6に示すように、基準信号となる1次交流信号
(1次コイルの励磁信号)sinωtに対して、ロータ
11bの回転角度θに応じた電気的位相角度だけ位相シ
フトした信号Y=sin(ωt−θ)である。
【0007】上述のような誘導型の位相シフト方式の位
置センサを用いる場合には、1次交流信号sinωt又
はcosωtを発生する基準信号発生部と、合成出力信
号Yの電気的位相ずれθを測定しロータ11bの位置デ
ータを算出する位相差検出部とからなる位置センサ変換
手段が必要である。図5はこの位置センサ変換手段の一
構成例を示す図である。図5において、位置センサ変換
手段は基準交流信号sinωt及びcosωtを発生す
る基準信号発生部と、2次コイル2A〜2Dの相互誘導
電圧Y=sin(ωt−θ)と基準交流信号sinωt
との間の位相差(位相ずれ量)Dθを検出する位相差検
出部とからなる。
【0008】基準信号発生部はクロック発振器12、同
期カウンタ13、ROM14a,14b、D/A変換器
15a,15b及びアンプ16a,16bからなり、位
相差検出部はアンプ17、ゼロクロス回路18及びラッ
チ回路19からなる。クロック発振器12は高速の正確
なクロック信号CLxを発生するものであり、このクロ
ック信号に基づいて他の回路は動作する。クロック信号
CLxの周波数fxは40.96MHzである。
【0009】同期カウンタ13はクロック発振器12の
クロック信号CLxをカウントする巡回型のカウンタで
あり、そのカウント値Nyをアドレス信号としてROM
14a,14b及び位相差検出部のラッチ回路19に出
力する。同期カウンタ13の巡回カウント値(最大カウ
ント値)Nxによって、基準交流信号sinωtの周波
数、即ち1次キャリア周波数fcが決まる。巡回カウン
ト値Nxが4096の場合は、1次キャリア周波数fc
は10kHz(=40.96MHz÷4096)であ
り、巡回カウント値Nxが8192の場合は、1次キャ
リア周波数fcは5kHz(=40.96MHz÷81
92)である。即ち、1次キャリア周波数fcはクロッ
ク発振器12の発振周波数fxと、同期カウンタ13の
巡回カウント値Nxによって決まる。図6は、巡回カウ
ント値Nxが8192の場合を示す。
【0010】ROM14a及び14bは基準交流信号s
inωt及びcosωtに対応した振幅データを記憶し
ており、同期カウンタ13からのアドレス信号(カウン
ト値Ny)に応じて基準交流信号の振幅データを発生す
る。ROM14aはcosωtの振幅データを、ROM
14bはsinωtの振幅データを記憶している。従っ
て、ROM14a及び14bは同期カウンタ13から同
じアドレス信号を入力することによって、2種類の基準
交流信号sinωt及びcosωtを出力する。なお、
同じ振幅データのROMを位相のそれぞれ異なるアドレ
ス信号で読み出しても同様に2種類の基準交流信号si
nωt及びcosωtを得ることができる。
【0011】D/A変換器15a及び15bはROM1
4a及び14bからのデジタルの振幅データをアナログ
信号に変換してアンプ16a及び16bに出力する。ア
ンプ16a及び16bはD/A変換器15a及び15b
からのアナログ信号を増幅し、それを基準交流信号si
nωt及びcosωtとして1次コイル1A,1C及び
1B,1Dのそれぞれに印加する。同期カウンタ13の
巡回カウント値がNxの場合、そのカウント値Nxが基
準交流信号の最大位相角2πラジアン(360度)に相
当する。すなわち、同期カウンタ13の1カウント値は
2π/Nxラジアンの位相角に相当する。
【0012】アンプ17は2次コイル2A〜2Dに誘起
された2次電圧の合成値を増幅して、ゼロクロス回路1
8に出力する。ゼロクロス回路18は回転位置検出装置
の2次コイル2A〜2Dに誘起された相互誘導電圧(2
次電圧)に基づいて負電圧から正電圧へのゼロクロス点
を検出し、ラッチパルスLPをラッチ回路19に出力す
る。
【0013】ラッチ回路19は基準交流信号の立上りの
クロック信号にてスタートした同期カウンタのカウント
値をゼロクロス回路18の検出信号(ラッチパルス)L
Pの出力時点(ゼロクロス点)でラッチする。従って、
ラッチ回路19にラッチされた値はちょうど基準交流信
号と相互誘導電圧(合成2次出力)との間の位相差(位
相ずれ量)θに等しい。
【0014】すなわち、2次コイル2A〜2Dの合成出
力信号Y=sin(ωt−θ)は、ゼロクロス回路18
に与えられる。ゼロクロス回路18は合成出力信号Yの
電気位相角がゼロのタイミングに同期してラッチパルス
LPをラッチ回路19に出力する。すると、ラッチ回路
19は、図6のようにラッチパルスLPの立ち上がりに
応じて同期カウンタ13のカウント値Nyをラッチす
る。
【0015】このとき、同期カウンタ13が一巡する周
期と正弦波信号sinωtの1周期Tcとは一致するよ
うに設定されているので、ラッチ回路19には基準交流
信号sinωtと合成出力信号Y=sin(ωt−θ)
との位相差θに対応するカウント値Nyがラッチされる
こととなる。従って、ラッチ回路19は、ラッチされた
カウント値Nyをデジタルの位置データとして出力す
る。この位置データNyに2π/Nxを乗じることによ
って、ロータ11bの回転方向における位置データを算
出することができる。このように、位相シフト方式の位
置検出装置は絶対位置を位相差信号として出力している
ので、ノイズの影響を受けにくいという優れた特徴を有
している。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述のような位相シフ
ト方式の位置検出装置は、ゼロクロス回路18から出力
されるラッチパルスLPに同期して位置データを出力す
る。すなわち、位相シフト方式の位置検出装置は、図6
のクロック発振器12の発振周波数fxが40.96M
Hzで、同期カウンタ13の巡回カウント値Nxが81
92の場合だと、1次キャリア周波数fcは5KHzと
なり、0.2ms(200μs)毎に位置データを出力
し、また、同期カウンタ13の巡回カウント値Nxが4
096の場合だと、1次キャリア周波数fcは10KH
zとなり、0.1ms(100μs)毎に位置データを
出力することとなる。
【0017】従って、この位相シフト方式の回転位置検
出装置をモータの回転軸に取り付けた場合、その回転位
置検出装置の基準交流信号sinωtと、その合成出力
信号Yとの関係は図7のようになる。また、位置データ
DA4〜DA0及びDB4〜DB0はゼロクロス回路1
8から出力されるラッチパルスLPに同期して約0.2
ms毎に出力される。
【0018】基準交流信号sinωtと合成出力信号Y
との間の位相差は、モータの回転に応じてθ,2θ,3
θ・・・のように徐々に大きくなっている。この位相差
θは、ラッチパルスLPに同期して約0.2ms毎にサ
ンプリングされる回転軸の回転角度であり、モータの回
転速度に依存する値である。従って、モータ(回転軸)
の回転速度が大きい場合には位相差θは大きくなり、回
転速度が小さい場合には位相差θは小さくなる。
【0019】図7において、位置データDA4〜DA0
は、1次キャリア周波数fcが5KHzでモータの回転
速度が30rpmの場合にラッチ回路19から出力され
る位置データの下位5ビットを示し、位置データDB4
〜DB0はモータの回転速度が40rpmの場合に出力
される位置データの下位5ビットをそれぞれ示す。
【0020】1次キャリア周波数fcが5KHzでモー
タの回転速度が30rpmの場合に、0.2msの間に
回転移動する回転位置データの値は2π×30÷(60
×5000)=π/5000ラジアンであり、同期カウ
ンタ13の1カウント値に相当する回転位置データの値
は2π/8192(=π/4096)ラジアンである。
すなわち、0.2msの間に回転移動する回転位置デー
タの値の方が同期カウンタ13の1カウント値に相当す
る回転位置データの値よりも小さい。
【0021】従って、位置検出装置がラッチパルスLP
に同期して約0.2ms毎に位置データを出力しても、
位置データとしては変化しない部分が生じる。例えば、
第0及び第1番目のラッチパルスLPでは位置データD
A4〜DA0は『00000』であり、第5及び第6番
目のラッチパルスLPでは、位置データDA4〜DA0
は『00100』であり、第11及び第12番目のラッ
チパルスLPでは位置データDA4〜DA0は『010
01』であり、第16及び第17番目のラッチパルスL
Pでは、位置データDA4〜DA0は『01101』で
あり、第21及び第22番目、第26及び第27番目の
ラッチパルスLPについても同様に位置データDA4〜
DA0は変化していない。
【0022】約0.2ms毎に出力される位置データを
観測すると、位置データの変化する部分と変化しない部
分とが生じる。これは、実際にモータは一定速度(ここ
では30rpm)で回転しているにもかかわらず、位置
データ上ではモータの回転速度は変動しているというこ
とになる。
【0023】一方、1次キャリア周波数fcが5KHz
でモータの回転速度が40rpmの場合に、同期カウン
タ13の1カウント値に相当する回転位置データの値は
同様にπ/4096ラジアンであるが、0.2msの間
に回転移動する回転位置データの値は2π×40÷(6
0×5000)=π/3750ラジアンとなり、回転速
度40rpmの場合よりも大きい値である。すなわち、
回転速度40rpmの場合は、0.2msの間に回転移
動する回転位置データの値の方が同期カウンタ13の1
カウント値に相当する回転位置データの値よりも大きく
なっている。
【0024】従って、前述の回転速度30rpmの場合
とは逆にラッチパルスLPの出力毎に位置データが変化
して出力されるようになる。そして、第10番目のラッ
チパルスLPの時点では位置データDA4〜DA0とし
て『01010』が出力され、第11番目のラッチパル
スLPの時点では位置データDA4〜DA0として『0
1100』が出力される。しかしながら、実際には第1
0番目の位置データが出力してから第11番目の位置デ
ータが出力されるまでの間に位置データDA4〜DA0
として『01011』が出力されなければならないので
あるが、『01101』なる位置データは抜け落ちてし
まっている。これは、0.2msの間に回転移動する回
転位置データの値の方が同期カウンタ13の1カウント
値に相当する回転位置データの値よりも大きいために、
生じたものである。同様に第21番目と第22番目のラ
ッチパルスLPの間でも位置データ『10111』が抜
け落ちている。
【0025】この位置データが抜け落ちるという現象
は、回転速度の上昇に応じて顕著に現れ、抜け落ちる位
置データの数も回転速度に比例して増加する。なお、こ
のような位置データの抜け落ちる現象が生じる回転速度
Nrは、クロック発振器12の発振周波数が40.96
MHzで1次キャリア周波数5KHzの場合には、0.
2msの間に回転移動する回転位置データの値と同期カ
ウンタ13の1カウント値に相当する回転位置データの
値とが等しい時であるから、2π/8192=2π×N
r÷(60×5000)から、Nr=60×5000÷
8192≒36.6rpmである。
【0026】同様にクロック発振器12の発振周波数が
40.96MHzで1次キャリア周波数10KHzの場
合には、0.1msの間に回転移動する回転位置データ
の値と同期カウンタ13の1カウント値に相当する回転
位置データの値とが等しい時であるから、2π/409
6=2π×Nr÷(60×10000)から、Nr=6
0×10000÷4096≒146.5rpmである。
【0027】このような位置データの抜け落ち現象は、
位相シフト方式の位置検出装置に特有の問題であり、位
相シフト方式の位置検出装置が1次キャリア周波数に同
期して出力されるラッチパルスLPに同期してしか位置
データを出力できないということに起因している。従っ
て、前述のようにラッチパルスLP毎に位置データが出
力しても、位置データが変化しない部分が生じたり、位
置データが抜け落ちるという現象が生じると、位置デー
タ上ではモータの回転速度があたかも変動しているかの
ように観測されることとなり、モータ等の回転速度を制
御したり、位置決め制御したりする場合には問題とな
る。
【0028】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、高速で移動する移動体の移動位置を検出するに際
して、位置データの抜け落ち現象を生じさせることなく
位置データを確実に出力することのできる位相シフト方
式の位置検出装置を提供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】 本発明の位置検出装置
は、移動体の移動によって生じた磁気抵抗変化を出力交
流信号の電気的位相角の変化として前記移動体の移動速
度に応じたサンプリング周期毎にサンプリングし、その
サンプリング値を前記移動体の位置をディジタル値で示
絶対位置データとして出力する位相シフト方式の絶対
位置検出手段と、この絶対位置検出手段から前記サンプ
リング周期毎に出力される前記絶対位置データの前回値
と今回値との差分値を演算する差分演算手段と、前記
回値と今回値のサンプリング時間差に応じたサンプリン
グ周期から所定の余裕時間を減算し、減算した時間内に
前記差分値に相当する数のパルスを等間隔で生成するパ
ルス生成手段と、このパルス生成手段からのパルスの入
力に応じて前記絶対位置データの前回値と今回値との間
の補間位置データを順次出力し、前回値から今回値に至
るまでの抜けのない前記絶対位置データを、今回値のサ
ンプリング時点以降に遅延して、発生する位置データ生
成手段とから構成されたものである。
【0030】
【作用】位相シフト方式の絶対位置検出手段は、従来の
ものと同様に、回転位置検出手段の場合にはその回転方
向における回転位置データを、直線位置検出手段の場合
にはその直線方向における直線位置データを出力交流信
号の電気的位相角の変化として移動体(回転移動体又は
直線移動体)の移動速度に応じたサンプリング周期毎に
サンプリングし、そのサンプリング値を絶対位置データ
として出力する。差分演算手段は、この絶対位置検出手
段からサンプリング周期毎に出力される絶対位置データ
の前回値と今回値との差分値を演算する。移動体の移動
速度が小さくて差分値が『1』又は『0』となるような
場合には、位置データの抜け落ち現象は生じない。とこ
ろが、差分値が『2』以上の場合には、サンプリング周
期毎に出力される絶対位置データの前回値と今回値との
間で位置データの抜けが生じたことを意味する。従っ
て、パルス生成手段は、サンプリング周期から所定の余
裕時間を減算し、減算した時間内に差分値に相当する数
のパルスを均等に生成する。余裕時間は、移動体の移動
速度が減少した場合や反対方向に回転する場合に、サン
プリング周期が前回の周期よりも小さくなることを見込
んで設けた余裕の時間である。位置データ生成手段は、
このパルス生成手段からのパルスの入力に応じて絶対位
置データの前回値と今回値との間の補間位置データを順
次出力し、抜けのない絶対位置データを発生する。これ
によって、高速で移動する移動体の移動位置を検出する
に際して、位置データの抜け落ち現象を生じさせること
なく位置データを確実に出力することができる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1は本発明の一実施例である位置センサ
変換手段の構成例を示す図であり、図5に対応してい
る。図1において図5と同じ構成のものには同一の符号
が付してあるので、その説明は省略する。本実施例の位
置センサ変換手段が従来のものと異なる点は、ラッチ回
路19からラッチパルスLPに同期して出力される位相
差θ(カウント値Ny)に基づいてデータ抜けのない位
置データNzを生成する位置データ生成手段を新たに設
けた点である。このラッチパルスLPの出力周期Tpが
位置センサ変換手段のサンプリング周期となる。
【0032】 位置データ生成手段は、現在値データラ
ッチ回路20、前回値データラッチ回路21、差分演算
回路22、パルス間隔変換回路23、パルス数記憶回路
24、タイミング発生回路25、パルス生成回路26及
び位置データ生成回路27から構成される。タイミング
発生回路25はゼロクロス回路18からのラッチパルス
LPを入力する毎に、所定のタイミング信号を位置デー
タ生成手段の各回路に出力し、また、前回ラッチ時点と
今回ラッチ時点の差つまりサンプリング時間差を求めて
サンプリング周期Tpを演算し、サンプリング周期Tp
のデータを含む変換指令信号CPを出力する。
【0033】現在値データラッチ回路20は、タイミン
グ発生回路25から出力されるラッチパルスLPiに応
じてラッチ回路19の位相差θ(i)に対応したカウン
ト値Nyをラッチして、それを今回値データNnewと
して差分演算回路22に出力すると共に、ラッチパルス
LPiの入力前にラッチしていた位相差θ(i−1)に
対応したカウント値Noldを前回値データラッチ回路
21に出力する。カウント値NoldはラッチパルスL
Pの1サイクル前にラッチ回路19にラッチされていた
同期カウンタ13のカウント値である。前回値データラ
ッチ回路21は、タイミング発生回路25のラッチパル
スLPiに応じて現在値データラッチ回路20にラッチ
されていた位相差θ(i−1)に対応したカウント値N
oldをラッチして、それを差分演算回路22及び位置
データ生成回路27に出力する。
【0034】 差分演算回路22は、タイミング発生回
路25からの減算指令パルスDPに応じて現在値データ
ラッチ回路20のカウント値Nnewから前回値データ
ラッチ回路21のカウント値Noldを減算し、その差
分値データDVをパルス間隔変換回路23及びパルス数
記憶回路24に出力する。パルス間隔変換回路23は、
差分演算回路22からの差分値データDVを入力し、タ
イミング発生回路25からの変換指令信号CPに応じて
その差分値データDVをパルス間隔データPWに変換し
てパルス生成回路26に出力する。このパルス間隔デー
タPWはパルス列をラッチパルスLPの出力周期Tp内
に差分値データDVの示す数だけ等間隔に出力するため
に必要なパルス間隔を指定するものである。パルス間隔
変換回路23では、後述するように、ラッチパルスLP
の出力周期Tpから所定の余裕時間Tmを減算した値T
p−Tmを減算値データDVで除した値(Tp−Tm)
/DVに対応したパルス間隔データPWを出力するよう
になっている。
【0035】パルス数記憶回路24は、差分演算回路2
2からの差分値データDVを入力し、タイミング発生回
路25からの記憶指令パルスRPに応じて差分演算回路
22からの差分値データDV(即ち、1次キャリア周波
数fcの1周期内に出力すべきパルス列の数)を記憶し
ておく回路である。パルス生成回路26は、タイミング
発生回路25から出力されるクロック信号CLKをカウ
ントする巡回型のカウンタであり、カウント値が1巡回
する毎にパルス列Piを位置データ生成回路27に出力
する。また、このパルス生成回路26は、パルス間隔変
換回路23からのパルス間隔データPWによってその巡
回カウント値をプログラマブルに変更できるようになっ
ている。
【0036】従って、パルス間隔変換回路23からのパ
ルス間隔データPWが大きい場合には、パルス生成回路
26のカウント値は大きくなるので、パルス列Piの出
力間隔は大きくなり、ラッチパルスLPの1周期内に出
力されるパルス列Piの数は少なくなる。逆にパルス間
隔変換回路23からのパルス間隔データPWが小さい場
合には、パルス生成回路26のカウント値も小さくなる
ので、パルス列Piの出力間隔も小さくなり、ラッチパ
ルスLPの1周期内に出力されるパルス列Piの数も多
くなる。
【0037】位置データ生成回路27は、パルス生成回
路26から出力されるパルス列Piをカウントする巡回
型のカウンタであり、その巡回カウント値は同期カウン
タ13と同じに設定してある。そして、位置データ生成
回路27は初期カウント値として予め前回値データラッ
チ回路21のカウント値Noldに設定されており、タ
イミング発生回路25からの出力開始パルスSPに応じ
て、パルス生成回路26からのパルス列Piをパルス数
記憶回路24の差分値データDVに対応する数だけカウ
ント処理する。すなわち、位置データ生成回路27は、
カウント値NoldからNnewまでの間で抜け落ちた
位置データNzをパルス列Piの入力タイミングに応じ
て順次出力する。
【0038】次に本実施例の動作について図2を用いて
説明する。図2において、位置データDC4〜DC0
は、1次キャリア周波数fcが5KHzでモータの回転
速度が100rpmの場合に位置データ生成回路27か
ら出力される位置データNzの下位5ビットを示す。
【0039】1次キャリア周波数fcが5KHzでモー
タの回転速度が100rpmの場合に、1次キャリア周
波数fcの1周期0.2msの間に回転移動する回転位
置データの値は2π×100÷(60×5000)=π
/1500ラジアンであり、同期カウンタ13の1カウ
ント値に相当する回転位置データの値は2π/8192
(=π/4096)ラジアンである。
【0040】従って、1次キャリア周波数fcの1周期
0.2msの間に同期カウンタ13はそのカウント値N
yを2又は3づつカウントアップする。第0番目のラッ
チパルスLP0の時点では『0』だったカウント値Ny
も第1番目のラッチパルスLP1の時点では『2』とな
り、以後ラッチパルスLP2,LP3,LP4,LP5
・・・の順番でラッチ回路19からは『5』『8』『1
0』『13』『16』『19』『21』『24』・・・
のカウント値Nyが次々と出力される。
【0041】ゼロクロス回路18からラッチパルスLP
がラッチ回路19及びタイミング発生回路25に出力さ
れると、ラッチ回路19はカウント値Nyとして『2』
をラッチし、タイミング発生回路25はラッチパルスL
Piを現在値データラッチ回路20及び前回値データラ
ッチ回路21に出力する。これによって、現在値データ
ラッチ回路20にはカウント値Nyとして『2』がラッ
チされ、前回値データラッチ回路21にはカウント値N
yとして『0』がラッチされる。
【0042】タイミング発生回路25はラッチパルスL
Piを現在値データラッチ回路20及び前回値データラ
ッチ回路21に出力した後に、減算指令パルスDPを差
分演算回路22に出力する。差分演算回路22は現在値
データラッチ回路20及び前回値データラッチ回路21
にラッチされているカウント値NnewとNoldとの
差分値『2』を算出し、それを差分値データDVとして
パルス間隔変換回路23及びパルス数記憶回路24に出
力する。
【0043】 差分値データDVを入力したパルス間隔
変換回路23は、差分値データDVをパルス間隔データ
PWに変換してパルス生成回路26に出力する。まず、
最初は理解を容易にするために、便宜的に、1次キャリ
ア周波数fc(=5KHz)の1周期Tc(=200μ
s)と同じ時間幅内で、差分値データDVに対応する数
のパルスを発生する例について説明する。その場合、今
の例では、差分値は『2』なので、1次キャリア周波数
fc(=5KHz)の1周期Tc(=200μs)の間
に2個のパルス列Piを出力するためには、1周期Tc
をDV(ここでは『2』)で除した値、約100μsの
間隔でパルス列Piを出力すればよいので、Tc/DV
に対応したパルス間隔データPWが出力されることにな
【0044】パルス間隔データPWを入力したパルス生
成回路26は、パルス間隔データPWに対応した時間毎
にパルス列Piを出力する。ここでは、パルス生成回路
26は、約100μs毎にパルス列P1及びP2を出力
する。位置データ生成回路27は、予め前回値データラ
ッチ回路21にラッチされている位置データNoldと
して『0』を格納しているので、パルス生成回路26か
らのパルス列Piの入力に応じてその位置データをイン
クリメンタル処理する。すなわち、第1番目のラッチパ
ルスLP1の時点では位置データ生成回路27は位置デ
ータDA4〜DA0として『00000』,『0000
1』,『00010』を出力する。
【0045】このラッチパルスLP1の期間には、パル
ス生成回路26は2個のパルス列P1及びP2を出力す
ればよいのであるが、誤って3個目のインクリメンタル
パルスを発生する場合がある。このような場合には、位
置データ生成回路27はパルス数記憶回路24からの差
分値データDV以上のパルス列Piが入力したとしても
それについては入力しなかったものとして処理するので
問題はない。
【0046】以上のようにして、本実施例の位置検出装
置からは1次キャリア周波数fcに限定されることな
く、位置データを適宜出力することができる。また、こ
の位置検出装置から出力される位置データのうち下位ビ
ットDC0〜DC3のいずれか1つをインクリメンタル
パルスとし、差分演算回路22から出力される差分値デ
ータDVを回転方向を示すデータとすることによって、
本実施例の位相シフト方式の位置検出装置を用いたイン
クリメンタルエンコーダを実現することができる。
【0047】なお、上述の実施例では、モータの回転速
度が100rpmの場合には、ラッチパルスLPの出力
周期Tpと1次キャリア周波数fcの周期Tcとはほと
んど一定なので問題はないが、実際には、ラッチパルス
LPの出力周期Tpは図3に示すように、モータの回転
速度N及びその回転方向に依存する。すなわち、モータ
の回転速度Nが大きくなるに従ってラッチパルスLPの
出力周期Tpは1次キャリア周波数fcの周期Tcより
も十分大きくなり、モータが反対方向に回転する場合に
は、そのモータの反対方向の回転速度Nが大きくなるに
従ってラッチパルスLPの出力周期Tpは1次キャリア
周波数fcの周期Tcよりも十分小さくなる。
【0048】モータの回転速度をNrpmとすると、合
成出力信号Y=sin〔2πfct−2π(N/60)
t〕=sin〔(2π/Tp)t〕より、ラッチパルス
LPの出力周期TpはTp=1/(fc−N/60)と
なり、この時の差分値データDVはDV=(Nx×N/
60)/(fc−N/60)である。ここでのNはモー
タの回転方向が反対方向の場合には負の値である。従っ
て、上式からNを消去すると、Tp=(Nx+DV)/
(fc×Nx)となる。ここで、Nxは同期カウンタ1
3の巡回カウント値、すなわち1回転当たりの分割数で
ある。例えば、1次キャリア周波数fcが5KHzでモ
ータの回転速度Nが30000rpmの場合、ラッチパ
ルスLPの出力周期Tpは約222μsであり、1次キ
ャリア周波数fcの周期Tc(200μs)よりもta
(約22μs)だけ大きい。逆に、モータの回転速度N
が反対方向に30000rpmの場合には、ラッチパル
スLPの出力周期Tpは約182μsであり、1次キャ
リア周波数fcの周期Tc(200μs)よりもta
(約18μs)だけ小さい。
【0049】従って、差分値データDVを入力したパル
ス間隔変換回路23が、周期TcをDVで除した値Tc
/DVに対応したパルス間隔データPWをパルス生成回
路26に出力すると、位置データ生成回路27からは最
初の200μsは位置データが次々と出力されるが、t
a(約22μs)の間は何ら位置データは変化しないと
いうことになる。逆に、反対方向に回転している場合に
は、ラッチパルスLPの出力周期Tpの間に位置データ
を出力しきれないということが起こる。
【0050】そこで、このような高速回転の場合でも位
置データ生成回路27から均等に位置データが出力され
るようにするため、パルス間隔変換回路23はラッチパ
ルスLPの出力周期Tpから所定の余裕時間Tm(1次
キャリア周波数の1周期Tcの約1〜3パーセントに対
応する時間、1次キャリア周波数が5KHzの場合には
5μs,10KHzの場合には2.5μs)を減算した
値Tp−Tmを減算値データDVで除した値(Tp−T
m)/DVに対応したパルス間隔データPWをパルス生
成回路26に出力するように設定している。ここで、余
裕時間Tmとは、モータの回転速度が減速した場合や反
対方向に回転して加速した場合に、ラッチパルスLPの
出力周期Tpが前回の周期よりも小さくなることを見込
んで設けた余裕の時間である。
【0051】従って、モータの回転速度Nが30000
rpmの場合には、パルス間隔変換回路23は、ラッチ
パルスLPの出力周期Tp:約222μsから5μsを
減算した値:約217μsを減算値データDVで除した
値に対応したパルス間隔データPWをパルス生成回路2
6に出力する。また、モータの反対方向の回転速度Nが
30000rpmの場合には、パルス間隔変換回路23
は、ラッチパルスLPの出力周期Tp:約182μsか
ら5μsを減算した値:約178μsを減算値データD
Vで除した値に対応したパルス間隔データPWをパルス
生成回路26に出力する。
【0052】なお、上述の実施例は、位相シフト方式の
回転位置検出装置の場合を例に説明したが、位相シフト
方式の直線位置検出装置に対しても同様に適用できるこ
とはいうまでもない。また、上述の実施例では、パルス
生成回路26から出力されるパルスはインクリメンタル
パルスとして説明したが、回転方向が逆だった場合には
このインクリメンタルパルスに基づいて前回値からデク
リメンタル処理がなされ、今回値までの補間処理が行わ
れる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、高速で移動する移動体
の移動位置を検出するに際して、位置データの抜け落ち
現象を生じさせることなく位置データを確実に出力する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の位置検出装置の一部である位置セン
サ変換装置の一例を示す図である。
【図2】 図1の位置センサ変換装置の動作を説明する
ためのタイミングチャート図である。
【図3】 図1の位置センサ変換装置の動作を説明する
ためのタイミングチャート図である。
【図4】 本発明の出願人が先に提案した回転位置検出
装置の概略構成を示す図である。
【図5】 図4の回転位置検出装置に接続される位置セ
ンサ変換装置の一例を示す図である。
【図6】 図4の回転位置検出装置の基本原理を説明す
るための図である。
【図7】 図5の位置センサ変換装置の動作を説明する
ためのタイミングチャート図である。
【符号の説明】
1A〜1F…1次コイル、11a…ステータ、11b…
ロータ、12…クロック発振器、13…同期カウンタ、
14a,14b…ROM、15a,15b…D/A変換
器、16a,16b,17…アンプ、18…ゼロクロス
回路、19…ラッチ回路、20…現在値データラッチ回
路、21…前回値データラッチ回路、22…差分演算回
路、23…パルス間隔変換回路、24…パルス数記憶回
路、25…タイミング発生回路、26…パルス生成回
路、27…位置データ生成回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の移動によって生じた磁気抵抗変
    化を出力交流信号の電気的位相角の変化として前記移動
    体の移動速度に応じたサンプリング周期毎にサンプリン
    グし、そのサンプリング値を前記移動体の位置をディジ
    タル値で示す絶対位置データとして出力する位相シフト
    方式の絶対位置検出手段と、この絶対位置検出手段から
    前記サンプリング周期毎に出力される前記絶対位置デー
    タの前回値と今回値との差分値を演算する差分演算手段
    と、前記前回値と今回値のサンプリング時間差に応じた
    サンプリング周期から所定の余裕時間を減算し、減算し
    た時間内に前記差分値に相当する数のパルスを等間隔で
    生成するパルス生成手段と、このパルス生成手段からの
    パルスの入力に応じて前記絶対位置データの前回値と今
    回値との間の補間位置データを順次出力し、前回値から
    今回値に至るまでの抜けのない前記絶対位置データを
    今回値のサンプリング時点以降に遅延して、発生する位
    置データ生成手段とから構成されていることを特徴とす
    る位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記絶対位置検出手段は移動体の回転移
    動位置を検出する回転位置検出手段であることを特徴と
    する請求項1に記載の位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記絶対位置検出手段は移動体の直線移
    動位置を検出する直線位置検出手段であることを特徴と
    する請求項1に記載の位置検出装置。
  4. 【請求項4】 前記位置データ生成手段から出力される
    絶対位置データの所定下位ビットからインクリメンタル
    パルスを形成して出力することを特徴とする請求項1に
    記載の位置検出装置。
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