JP3151654U - 吊りボルト用支持金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】吊りボルトの任意の位置に容易に半割ナット体を固定配置することができ、装置物の取付け作業性を向上することができる吊りボルト用支持金具を提供する。【解決手段】吊下配置された吊りボルトBに螺着可能なナット体を半割状に形成してなる一対の半ナット体1・2と、一対の半ナット体を吊りボルトに止着可能な結合ボルトとを備えてなることを特徴とする。【選択図】図1
Description
本考案は、例えば、電線管やケーブル、ケーブルラック、空調ダクトなどの配管類、配線類などを支持する際に用いられる吊りボルト用支持金具である。
この種の吊りボルト用金具として、支持材に天井部分に吊下配置された吊りボルトのボルト径より若干大きな幅の長穴及び吊りボルトに螺着された一対のナットの外径より若干大きな内径の挿通穴を連通状に形成してなる構造のものが知られている。
しかしながら上記従来構造の場合、上記支持材を上記吊りボルトに長穴及び挿通穴を挿通して係合した後、支持材を吊りボルトに予め螺着した一対のナットにより挟持して固定することになり、支持材が特殊な形状となってコスト高となり易く、しかも、この一対のナットをスパナ等により締め付け回動する作業が必要となり、それだけ、支持材の取付け作業性が低下することがあるという不都合を有している。
本考案はこれらの不都合を解決することを目的とするもので、本考案のうちで、請求項1記載の考案は、吊下配置された吊りボルトに螺着可能なナット体を半割状に形成してなる一対の半ナット体と、該一対の半ナット体を該吊りボルトに止着可能な結合ボルトとを備えてなることを特徴とする吊りボルト用支持金具にある。
又、請求項2記載の考案は、上記半ナット体に取り付け可能な支持材を備えてなることを特徴とするものであり、又、請求項3記載の考案は、上記支持材を上記半ナット体に上記結合ボルトにより取り付けてなることを特徴とするものである。
本考案は上述の如く、請求項1記載の考案にあっては、吊下配置された複数個の吊りボルトにナット体に半割状に形成してなる一対の半ナット体を結合ボルトにより止着し、この半割ナット体を用いて、例えば、電線管やケーブル、ケーブルラック、空調ダクトなどの配管類、配線類などの装置物を止着することができ、半割ナット体を吊りボルトに止着する構造であるから、吊りボルトの任意の位置に結合ナットの締付作業により容易に半割ナット体を固定配置することができ、装置物の布設位置や形態、大きさなどに対する配置の融通性を高めることができ、装置物の取付け作業性を向上することができる。
又、請求項2記載の考案にあっては、上記半ナット体に取り付け可能な支持材を備えてなるから、隣り合う半ナット体に支持材を固定架設することができ、支持材を用いて、装置物を止着したり、載置したりすることができ、装置物を一層容易に取り付けることができ、又、請求項3記載の考案にあっては、上記支持材を上記半ナット体に上記結合ボルトにより取り付けてなるから、支持材を容易に半ナット体に取り付けることができる。
図1乃至図10は本考案の実施の形態例を示し、図1乃至図7は第一形態例、図8乃至図10は第二形態例である。
図1乃至図7の第一形態例において、1・2は一対の半ナット体であって、図1、図2、図3、図6の如く、天井部分Hに吊下配置された吊りボルトB・・・に螺着可能な四角状のナット体を半割状に形成した形状となっており、一方の半ナット体1に半円弧状の半雌螺子部1aが形成され、この半雌螺子部1aを境にして一対の通穴1b・1bが形成され、他方の半ナット体2に半円弧状の半雌螺子部2aが形成され、この半雌螺子部2aを境にして一対の雌螺子部2b・2bが形成されている。
この場合、図6の如く、天井部分Hにおいて、スラブSのコンクリート打設面に複数個のインサートNを埋め込み状に取付け、インサートNに吊りボルトB・・・の上端部を螺着し、吊りボルトB・・・の下端部に受け金具Kを取付け、受け金具Kに野縁材Pを布設し、野縁材Pに天井材Tを取り付けるように構成している。尚、吊りボルトBの上端部をスラブSのコンクリート打設時に直接埋め込むこともある。
3・3は結合ボルトであって、図4、図5の如く、上記一対の通穴1b・1bから雌螺子部2b・2bに螺着することにより、一対の半ナット体1・2を結合して一対の半ナット体1・2を吊りボルトBに止着するように構成している。
4は支持材であって、この場合、L型アングル材に複数個の長穴4a・・を形成してなり、この支持材4は上記半ナット体1・2うちの一方の半ナット体1に上記結合ボルトにより取り付けられている。尚、この支持材は上記半ナット体1・2の一方又は双方に取り付けることもあり、また、この場合、支持材4を上記結合ボルト3・3により取り付けるようにしているが、他の部材により上記半ナット体1・2の一方又は双方に取り付けることもある。
この実施の第一形態例は上記構成であるから、吊下配置された複数個の吊りボルトBにナット体に半割状に形成してなる一対の半ナット体1・2を結合ボルト3・3により止着し、この半割ナット体1・2を用いて、例えば、電線管やケーブル、ケーブルラック、空調ダクトなどの配管類、配線類などの装置物Wを止着することができ、半割ナット体1・2を吊りボルトBに止着する構造であるから、吊りボルトBの任意の位置に結合ナット3・3の締付作業により容易に半割ナット体1・2を固定配置することができ、装置物Wの布設位置や形態、大きさなどに対する配置の融通性を高めることができ、装置物Wの取付け作業性を向上することができ、半ナット体1・2は吊りボルトBに螺着可能であるから、半ナット体1・2を正逆回動することにより吊りボルトBに対する取付け位置を容易に調節することができ、調整後に結合ボルト3・3により半ナット体1・2固着することもでき、使用の融通性を高めることができる。
この場合、図3、図4、図5の如く、上記半ナット体1・2に取り付け可能な支持材4を備えてなるから、隣り合う半ナット体1・2に支持材4を固定架設することができ、支持材4を用いて、装置物Wを止着したり、載置したりすることができ、装置物Wを一層容易に取り付けることができ、又、この場合、上記支持材4を上記半ナット体1・2に上記結合ボルト3・3により取り付けてなるから、支持材4を容易に半ナット体1・2に取り付けることができる。
図8乃至図10の第二形態例は別例構造を示し、この場合、上記半ナット体1・2は内部を空洞化して形成され、半ナット体2の雌螺子部2bはバーリング加工部分に形成されている。
この第二形態例にあっても、上記第一形態例と同様な作用効果を得ることができると共に軽量化を図ることができる。
以上の如く、所期の目的を充分達成することができる。
B 吊りボルト
1 半ナット体
2 半ナット体
3 結合ボルト
4 支持材
1 半ナット体
2 半ナット体
3 結合ボルト
4 支持材
Claims (3)
- 吊下配置された吊りボルトに螺着可能なナット体を半割状に形成してなる一対の半ナット体と、該一対の半ナット体を該吊りボルトに止着可能な結合ボルトとを備えてなることを特徴とする吊りボルト用支持金具。
- 上記半ナット体に取り付け可能な支持材を備えてなることを特徴とする請求項1記載の吊りボルト用支持金具。
- 上記支持材を上記半ナット体に上記結合ボルトにより取り付けてなることを特徴とする請求項2記載の吊りボルト用支持金具。
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JP2009002416U JP3151654U (ja) | 2009-04-15 | 2009-04-15 | 吊りボルト用支持金具 |
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JP3151654U true JP3151654U (ja) | 2009-07-02 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015158071A (ja) * | 2014-02-24 | 2015-09-03 | 株式会社サワタ | 筋交いの取付装置 |
JP2020094678A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | 丸井産業株式会社 | 吊ボルト用鋼材取付け金具 |
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2009
- 2009-04-15 JP JP2009002416U patent/JP3151654U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP7131747B2 (ja) | 2018-12-14 | 2022-09-06 | 丸井産業株式会社 | 吊ボルト用鋼材取付け金具 |
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