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JP3147878U - 高周波スイッチモジュール - Google Patents

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JP3147878U
JP3147878U JP2008007782U JP2008007782U JP3147878U JP 3147878 U JP3147878 U JP 3147878U JP 2008007782 U JP2008007782 U JP 2008007782U JP 2008007782 U JP2008007782 U JP 2008007782U JP 3147878 U JP3147878 U JP 3147878U
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永徳 村瀬
永徳 村瀬
孝紀 上嶋
孝紀 上嶋
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Abstract

【課題】スイッチ回路の高周波特性の劣化を抑制できる高周波スイッチモジュールを提供する。【解決手段】高周波スイッチモジュール10は、多層基板12と、多層基板12に実装されているスイッチ回路14と、を備えている。多層基板12は、複数の周波数帯域の受信信号又は送信信号が入出力する共通端子T26と、送信端子T1,T2と、受信端子T3〜T10と、共通端子T26に入出力する受信信号又は送信信号の周波数帯域に応じてスイッチ回路14の制御を行う制御信号が印加される制御端子T11〜T14と、スイッチ回路14に供給される電源電圧が印加される電源端子T15と、を含んでいる。スイッチ回路14は、制御信号に基づいて、送信端子T1,T2又は受信端子T3〜T10と共通端子T26とを接続する。共通端子T26及び送信端子T1,T2は、端子T11〜T15と隣り合っていない。【選択図】図2

Description

本考案は、高周波スイッチモジュールに関し、より特定的には、複数の異なる通信方式に使用できる無線機に用いる高周波スイッチモジュールに関する。
携帯無線システムには、例えば、欧州で広く用いられているGSM900(Global System for Mobile Communications 900)方式及びGSM1800(Global System for Mobile Communications 1800)方式、又は北米で広く用いられているGSM850(Global System for Mobile Communications 850)方式、日本で広く用いられているPDC(Personal Digital Celluar)方式等がある。また、GSMと並んで用いられているCDMA方式では、Cdma One(Code Division Multiple Access One)、IMT−2000(International Mobile Telecommunications 2000)等がある。近年の携帯電話の急激な普及に伴い、特に、大都市近郊において各無線システムに割り当てられた周波数帯域では、全システム利用者をまかないきれず、通信が途中切断されたり、接続が困難になったりするといった問題が生じていた。そこで、利用者が複数の無線システムを利用できるようにして、実質的に利用可能な周波数の増加を図り、サービスの向上やインフラの有効活用をすることが提案されている。
そこで、特許文献1に記載のアンテナスイッチ回路が知られている。該アンテナスイッチ回路は、アンテナ及びスイッチ回路を備えている。アンテナは、複数の周波数帯域の送受信信号を送受信する。スイッチ回路には、周波数帯域毎に送信回路及び受信回路が接続される。スイッチ回路は、アンテナから入力してくる複数の周波数帯域の受信信号が対応する受信回路に正確に出力されるように、信号の伝送経路を切り替えると共に、送信回路からの送信信号がアンテナに正確に出力されるように伝送経路を切り替える。このようなスイッチ回路は、複数のFETトランジスタにより構成され、該FETトランジスタは、制御信号によりONとOFFとに切り替えられることにより、伝送経路を切り替えている。以上のようなアンテナスイッチ回路によれば、携帯電話において、複数種類の周波数帯域の送受信信号を取り扱うことが可能となる。
ところで、特許文献1に記載のアンテナスイッチ回路では、スイッチ回路を制御するための制御信号VC2が印加される電極と送信信号Tx1が入力する電極とが隣り合うように配置されている(特許文献1の図5参照)。そのため、以下に説明するように、スイッチ回路の高周波特性が劣化するという問題がある。
より詳細には、スイッチ回路は、FETトランジスタにより構成されている。FETトランジスタは、ONとOFFとの切り替え時にノイズを発生することがある。このようなノイズは、FETトランジスタを動作させるための制御信号VC2の伝送経路を経由して、制御信号VC2が印加される電極から放射され、送信信号Tx1が印加される電極へと入力する。これにより、送信信号Tx1がノイズにより変調されてしまう。送信信号Tx1は、比較的大きな電力を有している。そのため、送信信号Tx1がノイズにより変調されると、大きな高調波歪みが送信信号Tx1において発生する。その結果、スイッチ回路の高周波特性が大きく劣化する。
特開平2004−253953号公報(図5参照)
そこで、本考案の目的は、スイッチ回路の高周波特性の劣化を抑制できる高周波スイッチモジュールを提供することである。
本考案の一形態に係る高周波スイッチモジュールは、基板と、前記基板に実装されているスイッチ回路と、を備えており、前記基板は、複数の周波数帯域の受信信号又は送信信号が入出力する共通端子と、前記送信信号が入力してくる送信端子と、前記受信信号が出力していく受信端子と、前記共通端子に入出力する前記受信信号又は前記送信信号の周波数帯域に応じて前記スイッチ回路の制御を行う制御信号が印加される制御端子と、前記スイッチ回路に供給される電源電圧が印加される電源端子と、を含んでおり、前記スイッチ回路は、前記制御信号に基づいて、前記送信端子又は前記受信端子と前記共通端子とを接続し、前記共通端子及び前記送信端子は、前記制御端子及び前記電源端子と隣り合っていないこと、を特徴とする。
本考案によれば、スイッチ回路の高周波特性の劣化を抑制できる。
以下に、本考案の実施形態に係る高周波スイッチモジュールについて説明する。
(高周波スイッチモジュール)
以下に、本考案の一実施形態に係る高周波スイッチモジュールについて図面を参照しながら説明する。図1は、高周波スイッチモジュール10のブロック図である。高周波スイッチモジュール10は、複数種類の周波数帯域の送受信信号を取り扱うことができる携帯電話に用いられる。高周波スイッチモジュール10には、周波数帯域毎に図示しない複数の送信回路及び複数の受信回路が接続されている。高周波スイッチモジュール10は、アンテナから入力してくる複数の周波数帯域の受信信号が対応する受信回路に正確に出力されるように、信号の伝送経路を切り替えると共に、送信回路からの送信信号がアンテナに正確に出力されるように伝送経路を切り替える。
高周波スイッチモジュール10は、図1に示すように、多層基板12、スイッチ回路14及びSAWフィルタ20,22,24,26を備えている。また、高周波スイッチモジュール10には、アンテナ30が接続されている。SAWフィルタ20,22,24,26は、不平衡入力端子及び平衡出力端子を備えている。
多層基板12は、内部に回路が形成された矩形状の基板である。図2(a)は、多層基板12の裏面を示した図であり、図2(b)は、多層基板12の表面を示した図である。多層基板12の裏面とは、多層基板12がプリント配線基板上に実装される際に、プリント配線基板と対向する面であり、多層基板12の表面とは、多層基板12の裏面と平行な面である。
図2(a)に示すように、多層基板12の裏面には、端子T1〜T28が設けられている。図1に示すように、送信端子T1,T2にはそれぞれ、GSM方式の送信信号GSM−Tx1,GSM−Tx2が図示しない送信回路から入力してくる。受信端子T3〜T10からはそれぞれ、GSM方式の受信信号Rx1〜Rx8が図示しない受信回路へと出力していく。制御端子T11〜T14のそれぞれは、アンテナ30に入出力する高周波信号の周波数帯域に応じてスイッチ回路14の制御を行う制御信号Vc1〜Vc4が印加される。電源端子T15には、スイッチ回路14に供給される電源電圧Vddが印加される。送受信端子T16〜T19には、UMTS方式の送信信号UMTS−Tx1〜UMTS−Tx4が図示しない送信回路から入力してくると共に、UMTS方式の受信信号UMTS−Rx1〜UMTS−Rx4が図示しない受信回路へと出力していく。接地端子T20〜T25には、接地電圧GNDが印加される。共通端子T26には、アンテナ30が接続され、複数の周波数帯域の高周波信号が入出力する。図2(a)の接地端子T27,T28は、接地電圧GNDが印加される。該接地端子T27,T28は、他の端子T1〜T26よりも大きな面積を有しており、図示しないプリント配線基板側の電極に対して固定されることにより、図1のプリント配線基板に多層基板12を固定する接着端子として機能している。
ここで、図2(a)に示すように、端子T1〜T26は、多層基板12の外縁近傍において、1本の線上に並んでいる。すなわち、端子T1〜T26は、多層基板12上においてロ字状に配置されている。更に、制御端子T11〜T14及び電源端子T15は、受信端子T10と接地端子T20との間において連続して一列に並んでいる。そして、制御端子T11〜T14及び電源端子T15の列の一端に位置する電源端子T15と送信端子T1との間には、受信端子T3〜T10及び接地端子T25が配置されている。また、制御端子T11〜T14及び電源端子T15の列の他端に位置する制御端子T14と送受信端子T16との間には、接地端子T20が配置されている。以上の構成により、送信端子T1,T2、送受信端子T16〜T19及び共通端子T26は、制御端子T11〜T14及び電源端子T15と隣り合わないように配置されている。これにより、高周波スイッチモジュール10において、スイッチ回路14の高周波特性の劣化を抑制している。
また、本実施形態では、送信端子T1,T2は、図2に示すように、多層基板12の第1の辺(図2の左側の辺)に沿って並ぶように配置されている。一方、制御端子T11〜T14及び電源端子T15は、前記第1の辺に対向する多層基板12の第2の辺(図2の右側の辺)に沿って並ぶように配置されている。これにより、送信端子T1,T2と制御端子T11〜T14及び電源端子T15とのアイソレーションを確保している。更に、接地端子T27,T28は、第1の辺と第2の辺との間に配置されている。これにより、送信端子T1,T2と制御端子T11〜T14及び電源端子T15とのアイソレーションをより確実に確保している。
多層基板12の表面には、図2(b)に示すように、スイッチ回路14、SAWフィルタ(表面波フィルタ)20,22,24,26及び抵抗器R1(図1には図示せず)が実装されている。また、多層基板12は、送信端子T1,T2とスイッチ回路14との間に接続されているローパスフィルタ16,18を内蔵している。スイッチ回路14、ローパスフィルタ16,18、SAWフィルタ20,22,24,26及び抵抗器R1は、図2(a)に示す端子T1〜T28と多層基板12内に設けられているビアホール導体及び配線とを介して電気的に接続されている。以下に、図2を参照しながらより詳細に説明する。
図2(b)に示した丸印は、多層基板12の最上層に設けられているビアホール導体である。多層基板12の最上層には、ビアホール導体b1〜b30が設けられている。送信端子T1,T2はそれぞれ、多層基板12内のローパスフィルタ16,18(図2には図示せず)及びビアホール導体b1,b2を介してスイッチ回路14と電気的に接続されている。
受信端子T3,T4は、ビアホール導体b3,b4を介してSAWフィルタ20と電気的に接続されている。更に、ビアホール導体b3,b4は、SAWフィルタ20においてビアホール導体b20と電気的に接続されている。更に、ビアホール導体b20は、ビアホール導体b21を介してスイッチ回路14と電気的に接続されている。これにより、図1に示すように、スイッチ回路14と受信端子T3,T4とは、SAWフィルタ20を介して電気的に接続されている。
受信端子T5,T6は、ビアホール導体b5,b6を介してSAWフィルタ22と電気的に接続されている。更に、ビアホール導体b5,b6は、SAWフィルタ22においてビアホール導体b22と電気的に接続されている。更に、ビアホール導体b22は、ビアホール導体b23を介してスイッチ回路14と電気的に接続されている。これにより、図1に示すように、スイッチ回路14と受信端子T5,T6とは、SAWフィルタ22を介して電気的に接続されている。
受信端子T7,T8は、ビアホール導体b7,b8を介してSAWフィルタ24と電気的に接続されている。更に、ビアホール導体b7,b8は、SAWフィルタ24においてビアホール導体b24と電気的に接続されている。更に、ビアホール導体b24は、ビアホール導体b25を介してスイッチ回路14と電気的に接続されている。これにより、図1に示すように、スイッチ回路14と受信端子T7,T8とは、SAWフィルタ24を介して電気的に接続されている。
受信端子T9,T10は、ビアホール導体b9,b10を介してSAWフィルタ26と電気的に接続されている。更に、ビアホール導体b9,b10は、SAWフィルタ26においてビアホール導体b27と電気的に接続されている。更に、ビアホール導体b27は、ビアホール導体b28を介してスイッチ回路14と電気的に接続されている。これにより、図1に示すように、スイッチ回路14と受信端子T9,T10とは、SAWフィルタ26を介して電気的に接続されている。
制御端子T11〜T14、電源端子T15及び送受信端子T16〜T19は、ビアホール導体b11〜b19を介してスイッチ回路14と電気的に接続されている。端子T26は、ビアホール導体b26を介して抵抗器R1と電気的に接続されている。ビアホール導体b26は、抵抗器R1においてビアホール導体b29と電気的に接続されている。ビアホール導体b29は、ビアホール導体b30を介して、スイッチ回路14と電気的に接続されている。これにより、図1に示すように、スイッチ回路14と共通端子T26とは、電気的に接続されている。
接地端子T27,T28は、図示しないビアホール導体により、多層基板12に内蔵されているグランド電極(図示せず)に接続されている。
以上のように構成された高周波スイッチモジュール10では、スイッチ回路14は、制御信号Vc1〜Vc4に基づいて、アンテナ30が受信した受信信号の周波数帯域に応じた受信端子T3〜T10と共通端子T26とを接続する。また、スイッチ回路14は、制御信号Vc1〜Vc4に基づいて、アンテナ30から送信すべき送信信号の周波数帯域に応じた送信端子T1,T2と共通端子T26とを接続する。これにより、高周波スイッチモジュール10は、複数種類の周波数帯域の送受信信号を取り扱うことができる。
(効果)
以上のように構成された高周波スイッチモジュール10によれば、以下に説明するように、スイッチ回路14の高周波特性の劣化を抑制できる。より詳細には、共通端子T26、送信端子T1,T2及び送受信端子T16〜T19は、制御端子T11〜T14及び電源端子T15と隣り合わないように配置されている。制御端子T11〜T14及び電源端子T15は、スイッチ回路14の制御及び駆動に用いられるため、制御端子T11〜T14及び電源端子T15に接続された電流経路ではノイズが発生し易い。そして、該ノイズは、制御端子T11〜T14及び電源端子T15より周囲に放射される。よって、制御端子T11〜T14及び電源端子T15には、ノイズの影響を受け易い信号が入出力する端子を配置しないことが望ましい。
ここで、送信端子T1,T2、送受信端子T16〜T19及び共通端子T26は、比較的大きな電力を有している送信信号GSM−Tx1,GSM−Tx2,UMTS−Tx1〜UMTS−Tx4が入出力する端子である。そのため、送信信号GSM−Tx1,GSM−Tx2,UMTS−Tx1〜UMTS−Tx4がノイズにより変調されると、大きな高調波歪みが送信信号GSM−Tx1,GSM−Tx2,UMTS−Tx1〜UMTS−Tx4に発生する。すなわち、送信信号GSM−Tx1,GSM−Tx2,UMTS−Tx1〜UMTS−Tx4は、ノイズの影響を受け易い。
そこで、高周波スイッチモジュール10では、送信端子T1,T2、送受信端子T16〜T19及び共通端子T26と制御端子T11〜T14及び電源端子T15とが隣り合わないように配置されている。具体的には、電源端子T15と送信端子T1との間には、受信端子T3〜T10及び接地端子T25が配置されている。また、制御端子T14と送受信端子T16との間には、接地端子T20が配置されている。これにより、送信端子T1,T2、送受信端子T16〜T19及び共通端子T26と制御端子T11〜T14及び電源端子T15とのアイソレーションが確保されるようになり、制御端子T11〜T14及び電源端子T15から放射されるノイズが、送信端子T1,T2、送受信端子T16〜T19及び共通端子T26へと入力することが抑制される。よって、送信信号GSM−Tx1,GSM−Tx2,UMTS−Tx1〜UMTS−Tx4がノイズにより変調されにくくなり、大きな高調波歪みが送信信号GSM−Tx1,GSM−Tx2,UMTS−Tx1〜UMTS−Tx4において発生しにくくなる。その結果、スイッチ回路14における高周波特性の劣化が抑制されるようになる。
なお、受信端子T10又は接地端子T20は、電源端子T15又は制御端子T14と隣り合っている。しかしながら、受信端子T10及び接地端子T20には、比較的小さな電力を有する信号しか入出力しない。そのため、受信端子T10及び接地端子T20に入出力する信号がノイズにより変調されたとしても、送信信号GSM−Tx1,GSM−Tx2,UMTS−Tx1〜UMTS−Tx4に発生する高調波歪みほど大きな高調波歪みが発生しない。よって、スイッチ回路14における高周波特性の劣化は発生しにくい。
更に、制御端子T11〜T14及び電源端子T15は、図2に示すように、受信端子T10と接地端子T20との間において連続して一列に並んでいる。このように、ノイズを放射し易い制御端子T11〜T14及び電源端子T15を一塊にして配置すれば、ノイズを放射し易い制御端子T11〜T14及び電源端子T15の隣に位置する端子は、図2に示すように、制御端子T14及び電源端子T15の隣に位置する2つのみとなる。そのため、少なくとも、制御端子T14及び電源端子T15の隣に位置する2つの端子のみが、送信端子T1,T2、送受信端子T16〜T19及び共通端子T26以外の端子であればよい。よって、送信端子T1,T2、送受信端子T16〜T19及び共通端子T26の配置の自由度が高くなる。
また、図2に示すように、送信端子T1,T2は、図2に示すように、多層基板12の第1の辺(図2の左側の辺)に沿って並ぶように配置されている。一方、制御端子T11〜T14及び電源端子T15は、前記第1の辺に対向する多層基板12の第2の辺(図2の右側の辺)に沿って並ぶように配置されている。このように、ノイズを放射する制御端子T11〜T14及び電源端子T15とノイズの影響を受け易い送信端子T1,T2とを離して配置することにより、送信端子T1,T2と制御端子T11〜T14及び電源端子T15とのアイソレーションが確保されるようになる。その結果、スイッチ回路14における高周波特性の劣化がより効果的に抑制される。
更に、接地端子T27,T28は、第1の辺と第2の辺との間に配置されている。すなわち、接地端子T27,T28は、送信端子T1,T2と制御端子T11〜T14及び電源端子T15との間に配置されている。これにより、送信端子T1,T2と制御端子T11〜T14及び電源端子T15とのアイソレーションがより確実に確保されている。
(変形例)
以下に、第1の変形例に係る高周波スイッチモジュール10aについて図面を参照しながら説明する。図3は、第1の変形例に係る高周波スイッチモジュール10aの多層基板12の右側の辺近傍の拡大図である。
高周波スイッチモジュール10と高周波スイッチモジュール10aとの相違点は、電源端子T15及び受信端子T10のそれぞれに隣り合っている端子が異なっている点である。具体的には、図2に示すように、高周波スイッチモジュール10では、受信端子T10が電源端子T15と隣り合っており、接地端子T20が制御端子T14と隣り合っている。一方、図3に示すように、高周波スイッチモジュール10aでは、接地端子T20が電源端子T15と隣り合っており、受信端子T10が制御端子T14と隣り合っている。すなわち、高周波スイッチモジュール10と高周波スイッチモジュール10aとでは、受信端子T10と接地端子T20とが入れ替わっている。以上のような構成を有する高周波スイッチモジュール10aにおいても、高周波スイッチモジュール10と同様に、スイッチ回路14における高周波特性の劣化が抑制される。
図4は、第2の変形例に係る高周波スイッチモジュール10bの多層基板12の右側の辺近傍の拡大図である。図4に示すように、受信端子T10が電源端子T15と隣り合っており、受信端子T3が制御端子T14と隣り合っていてもよい。以上のような構成を有する高周波スイッチモジュール10bにおいても、高周波スイッチモジュール10と同様に、スイッチ回路14における高周波特性の劣化が抑制される。
図5は、第3の変形例に係る高周波スイッチモジュール10cの多層基板12の右側の辺近傍の拡大図である。図5に示すように、接地端子T20が電源端子T15と隣り合っており、接地端子T21が制御端子T14と隣り合っていてもよい。この場合、電源端子T15に受信端子T10が隣り合っている高周波スイッチモジュール10(図2参照)よりも、電源端子T15と受信端子T9とのアイソレーションがより確実に確保されるようになる。
図6は、第4の変形例に係る高周波スイッチモジュール10dの多層基板12の下側の辺近傍の拡大図である。図6に示すように、送信端子T1,T2,制御端子T11〜T14、電源端子T15及び接地端子T20,T21は、一直線に配置されていてもよい。
なお、高周波スイッチモジュール10,10a〜10dでは、制御端子T11〜T14及び電源端子T15は、連続して一列に並んでいる。しかしながら、制御端子T11〜T14及び電源端子T15は、2つ以上の塊に別れて並んでいてもよい。
本考案の一実施形態に係る高周波スイッチモジュールのブロック図である。 図2(a)は、多層基板の裏面を示した図であり、図2(b)は、多層基板の表面を示した図である。 第1の変形例に係る高周波スイッチモジュールの多層基板の右側の辺近傍の拡大図である。 第2の変形例に係る高周波スイッチモジュールの多層基板の右側の辺近傍の拡大図である。 第3の変形例に係る高周波スイッチモジュールの多層基板の右側の辺近傍の拡大図である。 第4の変形例に係る高周波スイッチモジュールの多層基板の下側の辺近傍の拡大図である。
符号の説明
T1,T2 送信端子
T3〜T10 受信端子
T11〜T14 制御端子
T15 電源端子
T16〜T19 送受信端子
T20〜T25,T27,T28 接地端子
T26 共通端子
10,10a〜10d 高周波スイッチモジュール
12 多層基板
14 スイッチ回路

Claims (7)

  1. 基板と、
    前記基板に実装されているスイッチ回路と、
    を備えており、
    前記基板は、
    複数の周波数帯域の受信信号又は送信信号が入出力する共通端子と、
    前記送信信号が入力してくる送信端子と、
    前記受信信号が出力していく受信端子と、
    前記共通端子に入出力する前記受信信号又は前記送信信号の周波数帯域に応じて前記スイッチ回路の制御を行う制御信号が印加される制御端子と、
    前記スイッチ回路に供給される電源電圧が印加される電源端子と、
    を含んでおり、
    前記スイッチ回路は、前記制御信号に基づいて、前記送信端子又は前記受信端子と前記共通端子とを接続し、
    前記共通端子及び前記送信端子は、前記制御端子及び前記電源端子と隣り合っていないこと、
    を特徴とする高周波スイッチモジュール。
  2. 前記基板は、
    接地電位が印加される接地端子を、
    更に含み、
    前記共通端子、前記送信端子、前記受信端子、前記制御端子、前記電源端子及び前記接地端子は、前記基板上において1本の線上に並んでいること、
    を特徴とする請求項1に記載の高周波スイッチモジュール。
  3. 前記制御端子及び前記電源端子は、前記受信端子又は前記接地端子の間において連続して並んでいること、
    を特徴とする請求項2に記載の高周波スイッチモジュール。
  4. 前記共通端子又は前記送信端子と、前記制御端子又は前記電源端子との間には、前記受信端子又は前記接地端子が配置されていること、
    を特徴とする請求項2又は請求項3のいずれかに記載の高周波スイッチモジュール。
  5. 前記基板は、矩形状をなしており、
    前記送信端子は、前記基板の第1の辺に沿って並ぶように配置されており、
    前記制御端子及び前記電源端子は、前記第1の辺に対向する前記基板の第2の辺に沿って並ぶように設けられていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の高周波スイッチモジュール。
  6. 前記基板は、
    前記第1の辺と前記第2の辺との間に配置され、前記スイッチ回路を前記基板に固定する接着電極を、
    更に備えていること、
    を特徴とする請求項5に記載の高周波スイッチモジュール。
  7. 前記基板は、接地電極を、内蔵しており、
    前記接着電極は、前記接地電極に接続されていること、
    を特徴とする請求項6に記載の高周波スイッチモジュール。
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