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JP3146838B2 - 測距センサーヘッド - Google Patents

測距センサーヘッド

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JP3146838B2
JP3146838B2 JP07471294A JP7471294A JP3146838B2 JP 3146838 B2 JP3146838 B2 JP 3146838B2 JP 07471294 A JP07471294 A JP 07471294A JP 7471294 A JP7471294 A JP 7471294A JP 3146838 B2 JP3146838 B2 JP 3146838B2
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Japan
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light
vehicle
distance
signal
sensor head
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学 関根
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用の測距センサー
ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用の測距センサーヘッドを用
いた車両間距離測定の一例として、図6に示す方式によ
るものがある。この方式は、図6で先行車両65の後部
に向けてLED光を送光する測距センサーヘッド61を
車両60に設け、先行車両65の後部のリフレクター6
6で反射したLED光を測距センサーヘッド61で受光
し(図6(a))、送光から受光までの時間を測定して
既知であるLED光の速度から先行車両との距離をR=
C×ΔT/2として算出する(図6(b))。ここで、
CはLED光の速度(光速)、ΔTはLED光の往復時
間である。
【0003】上述の測距センサーヘッドの構造として
は、例えば、図7に示すものがある。
【0004】CPU71でLD駆動回路72を制御し、
レーザダイオードLD1,LD2,LD3を順次切換え
て駆動させLED光を発光させる。
【0005】LED光は、送光レンズ73で集光されて
測距センサーヘッド70の前面の透明カバー74を透過
して先行車両のリフレクターに達する。先行車両のリフ
レクターで反射されたLED光は測距センサーヘッド7
0に戻り、前面の透明カバー74を再び透過して受光レ
ンズ75で受光素子としてのフォトダイオードPD1,
PD2に入光し反射光信号として出力される。反射光信
号は増幅器76で増幅されCPU71に送出され、CP
U71では送光から受光までの時間を基に既知であるL
ED光の速度から先行車両との距離を上述した車間距離
算出式より計算する。
【0006】また、LED光が透過する透明カバー74
の汚れを検出するために測距センサーヘッド70には測
距するための送受光用の素子とは別に、微弱な出力の発
光素子LED(発光ダイオード)と受光素子フォトダイ
オードPDを設け、発光素子LEDからの光を送光し、
受光素子フォトダイオードPDで受光した透明カバー7
4による反射光を反射光信号とし、増幅器76で増幅し
てCPU71に送出する。CPU71では入力した反射
光信号から透明カバー74の汚れ16の存在を判別する
と共に、この判別結果に応じて増幅器76の増幅度合を
変化させている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
測距センサーヘッドにあっては、透明カバー74の汚れ
を検出するために測距用の発光素子PD1,PD2,P
D3のみを用いるとその出力が高いため、極めて近距離
にある透明カバー74の面からの反射光の受光について
みると、透明カバー74の面が汚れている場合も汚れて
いない場合も受光強度が非常に大きく、受光レベルの差
が僅かであるために透明カバー面74が汚れているか汚
れていないかの判定ができないこととなる。
【0008】そこで、遠距離の測距を可能にするために
高出力の発光素子PD1,PD2,PD3をもつLED
送光部とは別にLED光が透過する透明カバー74の汚
れを検出するために測距用の発光素子の出す波長とは異
なる波長で、微弱な出力の発光素子LEDを有する送光
部と透明カバー74の汚れに反射した微弱なLED光を
受光する受光部を設けている。
【0009】このため、距離測距センサーヘッドの容積
が大きくなること、及び部品数が多いという問題点があ
った。
【0010】本発明はこのような従来の問題点に着目し
てなされたものであり、車間距離測定用として設けた送
光部及び受光部の他に、透明カバーの汚れ検出用に送光
部及び受光部を設けなくても済む構成とした測距センサ
ーヘッドを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明の測距センサーヘッドは、
図1に示す如く、車両前方へ光を出射する複数の発光素
子A1 〜An を有する発光部Aと、この発光部Aの複数
の発光素子A1 〜An のうち少なくとも1つの発光素子
を所定タイミング毎に発光させる駆動手段Eと、この発
光部Aによる出射光を車両前方の外部へ透過させる一
方、前記出射光に基づく車両前方の外部からの到来光を
車両後方へ透過させる透過部Bと、前記発光部Aの複数
の発光素子A1 〜An のうち少くとも1つの発光素子の
出射光による前記透過部Bでの反射光及び前記到来光を
受光する受光素子Cと、前記発光部Aの発光素子A1 〜
An が1回の出射光を出射してから前記受光素子が到来
光を受光するまでの往復時間に基づき自車両と自車両前
方の先行移動体との間の距離を算出する距離算出手段D
と、前記発光部Aの発光素子が前記1回の出射光を出射
した際に、前記透過部Bでの反射光を前記受光素子で受
光した受光レベルに基づいて前記透過部Bの汚れを判断
する汚れ判断手段Fと、を有することを特徴とする。上
記の目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、
請求項1記載の発明の測距センサーヘッドにおいて、前
記距離算出手段Dは、前記受光素子Cが受光したアナロ
グ信号を所定周波数のサンプリングパルス毎に所定基準
レベルと比較し、前記アナログ信号が前記所定基準レベ
ルを超えるときを“1”、前記アナログ信号が前記所定
基準レベル以下のときを“0”に対応させてデジタル信
号に変換するサンプリング手段と、前記サンプリング手
段により変換された前記デジタル信号を前記サンプリン
グパルス毎に所定送信回数だけ加算した加算値を算出す
る加算手段とを有し、前記加算値が最大値を示したサン
プリングパルスを前記先行移動体からの反射信号と見な
して前記先行移動体との距離を算出することを特徴とす
【0012】
【作用】請求項1記載の発明による測距センサーヘッド
であれば、駆動手段Eにより発光部Aの複数の発光素子
A1 〜An のうち少なくとも1つの発光素子を所定タイ
ミング毎に発光させるため、この発光素子での出射光に
基づく車両前方の外部からの到来光を透過部Bを通して
受光素子Cが受光して得られるこの受光素子Cでの1回
出射光を出射してから反射光を受光するまでの往復時
間に基づき、距離算出手段Dにより自車両と自車両前方
の先行移動体との間の距離を算出することができる。ま
た、発光部Aの発光素子がこの1回の出射光を出射した
際に、受光素子Cで受光した反射光の受光レベルに基づ
いて透過部Bの汚れを汚れ判断手段Fにて判断すること
ができる。請求項2記載の発明による測距センサーヘッ
ドによれば、受光素子Cが受光したアナログ信号を所定
周波数のサンプリングパルス毎にデジタル信号に変換
し、このデジタル信号をサンプリングパルス毎に所定送
信回数だけ加算し、加算値が最大となったところが先行
移動体からの反射信号であると判断することにより、受
光信号を反射光信号とノイズとに分離することが可能と
なる
【0013】
【実施例】図2は本発明に基づく測距センサーヘッドの
一実施例の構成を示すブロック図であり、1はCPU
(制御・演算部)、2は送光駆動回路、3は複数の発光
素子(例えばLED)からなる発光部、4は送光レン
ズ、5は測距センサーヘッドの透過部としての透明カバ
ー、6は先行車両による反射波、7はガラス面の汚れに
よる反射光、8は距離データ出力部、9は受光フィル
タ、10は受光レンズ、11は受光素子(フォトダイオ
ード)からなる受光部、12は増幅器、13は信号処理
部、14はサンプリング回路、15は加算回路、16は
ガラス面に付着した汚れ、100は車両用の測距センサ
ーヘッドである。
【0014】なお、図2で、透過部として前面ガラス5
が用いられているが、ガラスに限ることなくLED光等
の電磁波を透過する透明な物質から構成されたカバー状
のものであればよい。
【0015】図3は、本発明の測距センサーヘッドの基
本的動作を示すフローチャートである。
【0016】ステップS1で、CPU1は送光駆動回路
2を制御し複数の発光素子3の全てを順次駆動させ出力
レベルの低いLEDによる(以下LEDと称す)光を発
生させ、そのLED光を送光レンズ4で集光してビーム
状とし測距センサーヘッドの前面ガラス5を透過させて
ヘッド外に送光する。
【0017】ステップ2で、前面ガラス5のガラス面で
の反射光及び対象車両からの反射光はいずれも受光素子
11に入力し反射光信号(アナログ信号)に変換される
が、出力が微弱なので増幅器12で増幅してからCPU
1に与えられる。
【0018】ステップS3では、CPU1はガラス面か
らの反射光と対象車両からの反射光の判別をLED光の
出力タイミングごとの受光レベルの比較により行い、ガ
ラス面からの反射光の場合はステップS4に移行し、対
象車両からの反射光の場合はステップS5に移行する。
【0019】ここで、図4は送光LED光及び受光信号
の波形図であり、図4(a)は送光LED出力の波形を
示し、図4(b)はガラスに汚れのない場合の受光信号
の波形を示し、図4(c)はガラスに汚れのある場合の
受光信号の波形を示す。また、図4(b),(c)でA
区間はガラス面からの反射光による反射光信号ピークで
あり、B区間は対象車両からの反射光信号とノイズの混
在した受光信号区間である。
【0020】測距のために送光する微弱なLED光は図
4(a)に示すように一定の周期で送光され、受光素子
11で受光され反射光信号となるが、周期の始めに図4
(b),(c)のA区間に示すようにガラス面からの反
射光による反射光信号のピーク41があり、対象車両か
らの反射光による受光信号がそのあとに続く。このよう
にLED光の出力のタイミングよりピークを検出するこ
とでガラス面からの反射光と対象車両からの反射光の判
別ができる。
【0021】ステップ4で、CPU1はガラス面の汚れ
の判定を行い、汚れが基準値を超えている場合にはステ
ップS6に移行し、汚れていないか、汚れが基準値内の
場合にはステップS5に移行する。
【0022】ガラス面の汚れの判定において、送光され
るLED光は出力レベルが低いために図4に示すように
極く距離の短いガラス面からの反射光による反射光信号
のピークの強度の方が(汚れのあるなしに拘らず)距離
の遠い対象車両からの反射光による反射光信号の強度よ
りも大きくなる。これにより、CPU1は増幅器12で
変換されたアナログ信号のレベルがガラス面の汚れの基
準値を超えるか否を検出し判定することができる(詳細
は後述(<1.汚れの判定>参照))。
【0023】ステップS5では、CPU1は先行車両後
部のリフレクターで反射した反射光による受光信号(反
射光信号+ノイズ)から反射光信号基準値を基に反射光
信号を判別して車間距離計算を行う(詳細は後述(<
3.車間距離計算>参照))。なお、反射光信号基準値
レベルは、予め、ノイズだけの場合のアナログ信号の変
動幅から中央値として求めておくことができる。
【0024】ステップS6では、前面ガラス5の汚れが
限度(汚れの基準値)を超えているので、前面ガラス5
の汚れがひどく距離算可能な受光強度が確保できない
場合として、例えば、”ガラスの汚れにより距離測定不
可能”のような測距不能表示を行って、前面ガラスの清
掃の必要性をユーザに報知することができる(汚れの基
準値については、後述<2.汚れ限度の判定>参照)。
【0025】<1.汚れの検出>発光素子3から出て送
光レンズ4を透過したLED光はセンサーヘッドの前面
ガラス5に到達する。
【0026】このとき、ガラス表面に汚れ16が付着し
ていなければLED光は前面ガラス5を透過してセンサ
ーヘッド外側に送光される。
【0027】一方、前面ガラス5に泥等の汚れ16が付
着している場合にはLED光は前面ガラス5の汚れが付
着した部分のガラス面で反射する。そしてその反射LE
D光は受光素子11としてのフォトダイオードに入光
し、増幅器12によって反射光信号として検知される。
【0028】反射光の量は前面ガラス5の汚れている部
分の面積によって異なるので、受光素子11としてのフ
ォトダイオードに入光する受光強度が、汚れている部分
の面積によって異なることとなり、汚れの程度を検出す
ることができる。
【0029】前面ガラス5の表面に汚れの付着がない場
合はLED光の殆どが前面ガラス5を透過していくた
め、ガラス表面からの反射光の強度は弱く、受光素子
(フォトダイオード)11を介して増幅器12により変
換されたアナログ信号レベルは図4(b)のA区間(汚
れ反射信号部分)に示すように汚れ判断の基準値以下に
なっている。
【0030】一方、ガラスの表面に汚れが付着している
場合は汚れの付着した部分のガラス表面からの反射によ
り受光素子11を介して増幅器12で変換したアナログ
信号レベルは図4(c)のA区間に示すように汚れ判断
の基準値を超える。
【0031】<2.汚れ限度の判定> ここで、面ガラス5の汚れの実用上の限界の基準とし
て、発光素子3から送出したLED光が前面ガラス5の
汚れの付着したガラス部分を透過して測距対象物として
の先行車両のリフレクターに反射して戻った反射光の強
度が、信号処理部13で信号とノイズを識別することが
できCPU1で距離算出可能となる、最低レベルの光の
強度で検出した面ガラス5の汚れの程度、言換えれ
ば、フォトダイオード(受光素子11)に入力する上記
反射光の強度を用いることができる。このような基準を
用いることにより、前面ガラス5の汚れがひどく距離算
可能な受光強度が確保できない場合を検知できる。
【0032】<3.車間距離測定>車間距離は前述した
ように、発光素子3からLED光を送光して受光素子1
1が先行車両のリフレクターの反射光を受光するまでの
時間、すなわち、反射物体までのLED光の往復時間を
計測して車間距離を求める。
【0033】ここで、反射光信号とノイズが混在する図
4のB区間のアナログ信号に対しては、前述したように
増幅器12で変換し、更に、信号処理部13でサンプリ
ング処理及び加算処理し、加算処理の結果からCPU1
が反射光信号とノイズとを判別し、判別された反射光信
号を基に対象物までの距離を算出する。
【0034】なお、送光するLED光は微弱なため受光
素子11で受光される対象車両からの反射光も微弱とな
り、そのままではノイズとの判別が困難となるため受光
した反射光信号とノイズが混在しているアナログ信号を
増幅器12で増幅して信号処理部13に入力して反射光
信号とノイズとの識別を行う。
【0035】図5は反射光信号とノイズとの識別処理の
説明図であり、信号処理部13は図5(a)に示すよう
なアナログ信号(反射光信号+ノイズ)を、サンプリン
グ回路14で所定周波数のサンプリングパルス毎に基準
レベルに対するアナログ信号レベルを比較し、アナログ
信号レベルが基準レベルを超えるときを”1”、アナロ
グ信号レベルが基準レベル以下のときを”0”に対応さ
せて図5(b)に示すようにビット値で表し、デジタル
データに変換する。
【0036】次に、上記により送受光のたびに得るサン
プリングパルス毎のビット値を図5(c)に示すように
連続して加算回路15で、対応ビット毎に所定送受光回
数だけ加算する。
【0037】図5(c)は1回目の送受光で得たサンプ
リングパルス毎のビット値,回目の送受光で得たサン
プリングパルス毎のビット値,・・・,5000回の送
受光で得たサンプリングパルス毎のビット値の加算プロ
セスを示し、図2(d)はその加算値をグラフ化して示
したものであり、対象物からの反射光信号が存在するビ
ットの加算値が最も大きな値となる。
【0038】従って、ビット毎の加算値を調べることに
よりノイズと反射光信号の識別を行うことができる。こ
のためにCPU1は加算値が最大のビットがサンプリン
グパルスの何番目にあるかということと、サンプリング
周期を基に送光から受光に要した時間を求め、既知であ
るLED光の速度から反射物体までの距離を算出する。
【0039】この時間算出の分解能はサンプリング周波
数の大きさに依存し、距離算出の分解能に相当する。そ
して、距離算出の分解能の向上は上述のサンプリング周
期を小さくすることにより可能となる。
【0040】上記により、本発明の車両用の測距センサ
ーヘッドでは測距機能と汚れ検知機能を1つの送光部及
び1つの受光部で共有できるので、前面ガラスの汚れ検
出専用の送光部及び受光部を別に設けることを要しな
い。
【0041】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の測距センサ
ーヘッドによれば、発光部の複数の発光素子のうち少な
くとも1つの発光素子を所定タイミング毎に発光させて
車両前方へ透過部を通して光を出射し、1回の出射光を
出射してからこの出射光に基づく到来光を受光するまで
の往復時間に基づき、自車両と自車両前方の先行移動体
との間の距離を測定することができると同時に、この1
回の出射光を用いて透過部の汚れを判断するので、汚れ
検知専用の発光素子及び受光素子を設けなくても済む。
また、発光素子としてLED等の出力が微弱な素子を用
いた場合、受信信号をサンプリング処理し、加算処理を
行うことにより受信信号から反射光信号を抽出すること
が可能となり、正確な測距を行うことができる。
【0043】また、上記により本発明の測距センサーヘ
ッドは部品点数が少なく簡単な構造で構成でき、小型化
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】本発明に基づく測距センサーヘッドの一実施例
の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の測距センサーヘッドの基本的動作を示
すフローチャートである。
【図4】送光LED光及び受光信号の波形図である。
【図5】反射信号とノイズとの識別処理の説明図であ
る。
【図6】従来の車両用の測距センサーヘッドを用いた車
両間距離測定の一例である。
【図7】従来の車両用の測距センサーヘッドの構造の一
例である。
【符号の説明】
A 発光部 A1 〜An 発光素子 B 透過部 C 受光素子 D 距離算出手段 E 駆動手段 F 汚れ判断手段 1 CPU(発光素子駆動手段,汚れ判別手段,距離算
出手段) 2 送光駆動回路(発光素子駆動手段) 3 発光素子(送光部) 5 センサーヘッドの前面ガラス(カバー) 11 受光素子(受光部) 13 信号処理部(距離算出手段) 16 ガラス面に付着した汚れ 100 測距センサーヘッド

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両前方へ光を出射する複数の発光素子
    を有する発光部と、この発光部の複数の発光素子のうち少なくとも1つの発
    光素子を所定タイミング毎に発光させる駆動手段と、 この発光部による出射光を車両前方の外部へ透過させる
    一方、前記出射光に基づく車両前方の外部からの到来光
    を車両後方へ透過させる透過部と、 前記発光部の複数の発光素子のうち少くとも1つの発光
    素子の出射光による前記透過部での反射光及び前記到来
    光を受光する受光素子と、 前記発光部の発光素子が1回の出射光を出射してから前
    記受光素子が到来光を受光するまでの往復時間に基づき
    自車両と自車両前方の先行移動体との間の距離を算出す
    る距離算出手段と、 前記発光部の発光素子が前記1回の出射光を出射した際
    に、前記透過部での反射光を前記受光素子で受光した受
    光レベルに基づいて前記透過部の汚れを判断する汚れ判
    断手段と、 を有することを特徴とする測距センサーヘッド。
  2. 【請求項2】 前記距離算出手段は、 前記受光素子が受光したアナログ信号を所定周波数のサ
    ンプリングパルス毎に所定基準レベルと比較し、前記ア
    ナログ信号が前記所定基準レベルを超えるときを
    “1”、前記アナログ信号が前記所定基準レベル以下の
    ときを“0”に対応させてデジタル信号に変換するサン
    プリング手段と、 前記サンプリング手段により変換された前記デジタル信
    号を前記サンプリングパルス毎に所定送信回数だけ加算
    した加算値を算出する加算手段とを有し、 前記加算値が最大値を示したサンプリングパルスを前記
    先行移動体からの反射信号と見なして前記先行移動体と
    の距離を算出することを特徴とする請求項1記載の測距
    センサーヘッド
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