JP3146150B2 - 監視カメラシステム - Google Patents
監視カメラシステムInfo
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- JP3146150B2 JP3146150B2 JP7894096A JP7894096A JP3146150B2 JP 3146150 B2 JP3146150 B2 JP 3146150B2 JP 7894096 A JP7894096 A JP 7894096A JP 7894096 A JP7894096 A JP 7894096A JP 3146150 B2 JP3146150 B2 JP 3146150B2
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- monitoring
- camera
- surveillance camera
- surveillance
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- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08B—SIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
- G08B13/00—Burglar, theft or intruder alarms
- G08B13/18—Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength
- G08B13/189—Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength using passive radiation detection systems
- G08B13/194—Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength using passive radiation detection systems using image scanning and comparing systems
- G08B13/196—Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength using passive radiation detection systems using image scanning and comparing systems using television cameras
- G08B13/19617—Surveillance camera constructional details
- G08B13/1963—Arrangements allowing camera rotation to change view, e.g. pivoting camera, pan-tilt and zoom [PTZ]
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防犯の要請がある
公共施設、販売店、金融機関などで利用される監視カメ
ラシステムに関する。
公共施設、販売店、金融機関などで利用される監視カメ
ラシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】監視カメラシステムは、監視カメラを利
用して監視エリアを監視するシステムであり、防犯の要
請がある各施設で活用されている。従来、各監視点毎に
監視カメラを設置する場合もあるが、システムコスト面
や設置スペースなどを考慮し、1台の監視カメラで複数
箇所の監視点を順次監視する場合もある。
用して監視エリアを監視するシステムであり、防犯の要
請がある各施設で活用されている。従来、各監視点毎に
監視カメラを設置する場合もあるが、システムコスト面
や設置スペースなどを考慮し、1台の監視カメラで複数
箇所の監視点を順次監視する場合もある。
【0003】後者の監視カメラシステムは、予め設定さ
れた複数の監視ポイントを決められた順番に従って監視
カメラで監視するものであり、各監視点の切り換え毎に
監視カメラの姿勢やズーム量などが切り換え制御され
る。
れた複数の監視ポイントを決められた順番に従って監視
カメラで監視するものであり、各監視点の切り換え毎に
監視カメラの姿勢やズーム量などが切り換え制御され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、予め決められた順序で各監視点を監視する従来
システムでは、犯罪者が監視カメラの周期的動作を暫く
の間観察することにより、その犯罪者に監視点の移動順
序や特定の監視点が監視される周期を知覚されてしまう
可能性もあり、カメラ監視の合間をぬって行動を起こす
ことが危惧されていた。すなわち、従来システムにおい
ては、監視カメラの動作が規則的かつ固定的に行われて
いたため、監視カメラの将来の動作を容易に予測可能で
あった。それゆえ、より防犯効果の高いシステムが要請
されている。
ように、予め決められた順序で各監視点を監視する従来
システムでは、犯罪者が監視カメラの周期的動作を暫く
の間観察することにより、その犯罪者に監視点の移動順
序や特定の監視点が監視される周期を知覚されてしまう
可能性もあり、カメラ監視の合間をぬって行動を起こす
ことが危惧されていた。すなわち、従来システムにおい
ては、監視カメラの動作が規則的かつ固定的に行われて
いたため、監視カメラの将来の動作を容易に予測可能で
あった。それゆえ、より防犯効果の高いシステムが要請
されている。
【0005】なお、特開平6−6644号公報には、家
庭用のハンディカメラに関する技術が開示されている。
この従来例では、ビデオカメラがそれを昇降自在・回転
自在に保持する雲台機構上にマウントされ、リモコン操
作でビデオカメラの撮像方向やズーム量を自在に制御で
きるように構成されている。また、この従来例では、所
定秒毎に乱数を発生する乱数発生器が設けられ、発生さ
れた乱数に基づいてビデオカメラの撮像方向やズーム量
を自動可変させることによって、意外性のあるビデオ作
品を制作可能としたものが開示されている。しかし、こ
の従来装置では、撮像方向がまったくのランダムであ
り、また撮像位置の切り換えは固定周期で行われている
ため、監視用途としては不向きであった。
庭用のハンディカメラに関する技術が開示されている。
この従来例では、ビデオカメラがそれを昇降自在・回転
自在に保持する雲台機構上にマウントされ、リモコン操
作でビデオカメラの撮像方向やズーム量を自在に制御で
きるように構成されている。また、この従来例では、所
定秒毎に乱数を発生する乱数発生器が設けられ、発生さ
れた乱数に基づいてビデオカメラの撮像方向やズーム量
を自動可変させることによって、意外性のあるビデオ作
品を制作可能としたものが開示されている。しかし、こ
の従来装置では、撮像方向がまったくのランダムであ
り、また撮像位置の切り換えは固定周期で行われている
ため、監視用途としては不向きであった。
【0006】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、犯罪を行おうとする者が監視
カメラの動作を予見困難な防犯性の高い監視カメラシス
テムを提供することにある。
ものであり、その目的は、犯罪を行おうとする者が監視
カメラの動作を予見困難な防犯性の高い監視カメラシス
テムを提供することにある。
【0007】また、本発明の目的は、監視方向のみなら
ず各監視点の一回の監視時間も見破ることが困難な監視
カメラシステムを提供することにある。
ず各監視点の一回の監視時間も見破ることが困難な監視
カメラシステムを提供することにある。
【0008】また、本発明は、複数の監視ポイントをラ
ンダムに監視する際に同一の監視ポイントの監視時間が
不必要に長くなることのない監視カメラシステムを提供
することにある。
ンダムに監視する際に同一の監視ポイントの監視時間が
不必要に長くなることのない監視カメラシステムを提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、姿勢可変機構を備えた監視カメラと、乱
数を発生する乱数発生器と、あらかじめ設定された複数
の監視点の中から実際に監視を行う監視点を前記乱数に
基づきランダムに順次選択する監視点選択部と、前記監
視カメラの動作を制御し、前記選択された監視点に対す
る監視を行わせる監視制御部と、を含むことを特徴とす
る。
に、本発明は、姿勢可変機構を備えた監視カメラと、乱
数を発生する乱数発生器と、あらかじめ設定された複数
の監視点の中から実際に監視を行う監視点を前記乱数に
基づきランダムに順次選択する監視点選択部と、前記監
視カメラの動作を制御し、前記選択された監視点に対す
る監視を行わせる監視制御部と、を含むことを特徴とす
る。
【0010】上記構成によれば、乱数発生器によって発
生された乱数に基づいて、監視点選択部によって監視点
が選択される。そして、監視制御部の制御の下で、その
選択された監視点に対し監視カメラによる監視が行われ
る。本発明によれば、複数の監視点の切り換えがランダ
ムに行われることになるので、犯罪を行おうとする者が
監視カメラの動作を予見することは不可能であり、防犯
効果を高められる。
生された乱数に基づいて、監視点選択部によって監視点
が選択される。そして、監視制御部の制御の下で、その
選択された監視点に対し監視カメラによる監視が行われ
る。本発明によれば、複数の監視点の切り換えがランダ
ムに行われることになるので、犯罪を行おうとする者が
監視カメラの動作を予見することは不可能であり、防犯
効果を高められる。
【0011】本発明の好適な態様では、前記各監視点毎
に前記監視カメラの動作条件が対応付けられた動作条件
テーブルを含み、前記監視制御部は前記動作条件テーブ
ルを参照して前記監視カメラの動作を制御する。ここ
で、前記動作条件には、望ましくは、パン値(パン座
標)、チルト値(チルト座標)、ズーム値(ズーム量)
の内で少なくとも1つが含まれる。
に前記監視カメラの動作条件が対応付けられた動作条件
テーブルを含み、前記監視制御部は前記動作条件テーブ
ルを参照して前記監視カメラの動作を制御する。ここ
で、前記動作条件には、望ましくは、パン値(パン座
標)、チルト値(チルト座標)、ズーム値(ズーム量)
の内で少なくとも1つが含まれる。
【0012】また、本発明の好適な態様では、前記監視
制御部は、乱数に基づいて各監視点毎の監視時間をラン
ダムに設定する機能を有する。すなわち、監視点のラン
ダム切り換えに加えて、監視時間のランダム制御を行え
ば、より一層監視カメラの動作を予見困難である。もち
ろん、監視時間の最小値と最大値とは任意に設定可能で
あり、その範囲内においてランダムに監視時間が設定さ
れる。
制御部は、乱数に基づいて各監視点毎の監視時間をラン
ダムに設定する機能を有する。すなわち、監視点のラン
ダム切り換えに加えて、監視時間のランダム制御を行え
ば、より一層監視カメラの動作を予見困難である。もち
ろん、監視時間の最小値と最大値とは任意に設定可能で
あり、その範囲内においてランダムに監視時間が設定さ
れる。
【0013】また、本発明の好適な態様では、前記監視
制御部は、前記乱数に基づく前記監視カメラの現在の動
作条件と次回の動作条件とが一致する場合に、次回の動
作条件を再度ランダムに選択する。すなわち、乱数に基
づいて決定された動作条件が偶然に連続してしまうよう
な場合に、ある監視点の監視が予想外に長引くことにな
るため、それを回避するものである。
制御部は、前記乱数に基づく前記監視カメラの現在の動
作条件と次回の動作条件とが一致する場合に、次回の動
作条件を再度ランダムに選択する。すなわち、乱数に基
づいて決定された動作条件が偶然に連続してしまうよう
な場合に、ある監視点の監視が予想外に長引くことにな
るため、それを回避するものである。
【0014】上記の動作条件の概念には、監視カメラの
姿勢制御条件、撮像条件などのすべての条件が含まれ、
例えば上記のパン値、チルト値、ズーム値、監視時間な
どの他、必要に応じてフォーカス量、絞り量、レンズ選
択、なども含まれる。また、複数の監視点を走査しなが
ら連続監視するような場合も本発明の一態様に含まれ
る。
姿勢制御条件、撮像条件などのすべての条件が含まれ、
例えば上記のパン値、チルト値、ズーム値、監視時間な
どの他、必要に応じてフォーカス量、絞り量、レンズ選
択、なども含まれる。また、複数の監視点を走査しなが
ら連続監視するような場合も本発明の一態様に含まれ
る。
【0015】さらに、本発明は1台の監視カメラを有す
るシステムのみならず、複数台の監視カメラを有するシ
ステムにも適用でき、その場合には、その内の1台又は
複数台の監視カメラに対し上記のランダム制御が適用さ
れる。このようなシステムにおいて、複数の監視カメラ
がランダム制御されそれらの間で監視点が一致(重複)
するような場合、その一致を判定して一方の監視カメラ
の監視点を再設定し、効率的な監視を行わせることも可
能である。
るシステムのみならず、複数台の監視カメラを有するシ
ステムにも適用でき、その場合には、その内の1台又は
複数台の監視カメラに対し上記のランダム制御が適用さ
れる。このようなシステムにおいて、複数の監視カメラ
がランダム制御されそれらの間で監視点が一致(重複)
するような場合、その一致を判定して一方の監視カメラ
の監視点を再設定し、効率的な監視を行わせることも可
能である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0017】図1には、本発明に係る監視カメラシステ
ムが設置された施設の状態が示されている。この施設は
例えば金融機関であり、店内には天井などに監視カメラ
10が設置されている。監視カメラ10は店内の複数の
監視点(1)〜(N)の監視を行うものであり、図1に
示すようにカメラを透明なドーム内に収納させておくこ
ともできる。このカメラは姿勢可変機構として機能する
雲台機構に保持されており、その姿勢を自在に変化させ
つつ各監視点の様子を撮像できる。この図1に示す例で
は、監視カメラ10が設置された部屋に隣接して監視ル
ーム12が設けられており、その監視ルーム12内には
監視者によって操作されるホストコンピュータ15を内
蔵した中央制御装置14が設置されている。中央制御装
置14と監視カメラ10はケーブル16によって接続さ
れ、中央制御装置14側で監視カメラ10の動作を制御
可能であり、また監視カメラ10からの映像信号が中央
制御装置14に送出され、その映像がモニタに映し出さ
れる。
ムが設置された施設の状態が示されている。この施設は
例えば金融機関であり、店内には天井などに監視カメラ
10が設置されている。監視カメラ10は店内の複数の
監視点(1)〜(N)の監視を行うものであり、図1に
示すようにカメラを透明なドーム内に収納させておくこ
ともできる。このカメラは姿勢可変機構として機能する
雲台機構に保持されており、その姿勢を自在に変化させ
つつ各監視点の様子を撮像できる。この図1に示す例で
は、監視カメラ10が設置された部屋に隣接して監視ル
ーム12が設けられており、その監視ルーム12内には
監視者によって操作されるホストコンピュータ15を内
蔵した中央制御装置14が設置されている。中央制御装
置14と監視カメラ10はケーブル16によって接続さ
れ、中央制御装置14側で監視カメラ10の動作を制御
可能であり、また監視カメラ10からの映像信号が中央
制御装置14に送出され、その映像がモニタに映し出さ
れる。
【0018】なお、図1には1台の監視カメラ10が図
示されているが、一般的には複数台の監視カメラ101
〜10n が設置される。このような場合にも以下に詳述
する本発明を適用できる。監視点(1)〜(N)は防犯
上監視が要請される客入口、窓口、待合場所、金庫室前
などに設定されるが、もちろん各監視点の設定は任意に
行える。
示されているが、一般的には複数台の監視カメラ101
〜10n が設置される。このような場合にも以下に詳述
する本発明を適用できる。監視点(1)〜(N)は防犯
上監視が要請される客入口、窓口、待合場所、金庫室前
などに設定されるが、もちろん各監視点の設定は任意に
行える。
【0019】図2には図1に示した監視カメラ10の構
造が示されている。カメラ20は雲台機構22に保持さ
れており、その雲台機構22によってチルト方向及びパ
ン方向のいずれにも自在に姿勢可変可能である。また、
後述のようにカメラ20のズーム量なども自在に制御可
能である。図示のように、チルト方向にはカメラ20の
姿勢を90度可変可能であり、パン方向にはカメラ20
の姿勢を360度可変可能である。実際のチルト値やパ
ン値は後述するセンサによって検出可能である。また、
この監視カメラ10にはズーム機構も搭載されており、
撮像する画角を広角から望遠まで所望の値に設定可能で
ある。本実施形態では、カメラ20としては例えば1/
4インチのCCD撮像素子を内蔵したものが使用されて
おり、レンズとしては6mm〜72mmまでの範囲で焦
点距離を可変制御可能なものが使用されている。
造が示されている。カメラ20は雲台機構22に保持さ
れており、その雲台機構22によってチルト方向及びパ
ン方向のいずれにも自在に姿勢可変可能である。また、
後述のようにカメラ20のズーム量なども自在に制御可
能である。図示のように、チルト方向にはカメラ20の
姿勢を90度可変可能であり、パン方向にはカメラ20
の姿勢を360度可変可能である。実際のチルト値やパ
ン値は後述するセンサによって検出可能である。また、
この監視カメラ10にはズーム機構も搭載されており、
撮像する画角を広角から望遠まで所望の値に設定可能で
ある。本実施形態では、カメラ20としては例えば1/
4インチのCCD撮像素子を内蔵したものが使用されて
おり、レンズとしては6mm〜72mmまでの範囲で焦
点距離を可変制御可能なものが使用されている。
【0020】図3には、監視カメラ10のブロック図が
示されている。カメラコントローラ24は例えばマイク
ロコンピュータで構成され、そのカメラコントローラ2
4にはパンHPセンサ26とチルトHPセンサ28とが
接続されている。これらのセンサ26,28は雲台機構
の初期化時における回転方向の位置出しに利用される。
また、カメラコントローラ24には、モータ駆動回路3
0が接続され、そのモータ駆動回路30を制御すること
によって、パン方向の駆動を行うパンモータ32、チル
ト方向の駆動を行うチルトモータ34、ズーム駆動を行
うズームモータ36をぞれぞれ個別に制御可能である。
示されている。カメラコントローラ24は例えばマイク
ロコンピュータで構成され、そのカメラコントローラ2
4にはパンHPセンサ26とチルトHPセンサ28とが
接続されている。これらのセンサ26,28は雲台機構
の初期化時における回転方向の位置出しに利用される。
また、カメラコントローラ24には、モータ駆動回路3
0が接続され、そのモータ駆動回路30を制御すること
によって、パン方向の駆動を行うパンモータ32、チル
ト方向の駆動を行うチルトモータ34、ズーム駆動を行
うズームモータ36をぞれぞれ個別に制御可能である。
【0021】カメラコントローラ24には、CPU4
0、ROM42、RAM44、I/Oポート46、I/
F(インターフェイス回路)48が含まれ、各構成は内
部バス38に接続されている。ここで、ROM42内に
はカメラの各機構や雲台機構の動作を制御するために必
要なプログラムなどが格納され、RAM44にはそのプ
ログラムを動作させる上で必要な記憶領域が形成され
る。そして、CPU40は前記プログラムに基づく監視
カメラ10の制御を行う。CPU40にはI/Oポート
46を介して各センサ26,28からの信号が入力さ
れ、またCPU40からの駆動信号はI/Oポート46
を介してモータ制御回路30に出力される。CPU40
には、I/F48を介して中央制御装置14のホストコ
ンピュータ15が接続されている。
0、ROM42、RAM44、I/Oポート46、I/
F(インターフェイス回路)48が含まれ、各構成は内
部バス38に接続されている。ここで、ROM42内に
はカメラの各機構や雲台機構の動作を制御するために必
要なプログラムなどが格納され、RAM44にはそのプ
ログラムを動作させる上で必要な記憶領域が形成され
る。そして、CPU40は前記プログラムに基づく監視
カメラ10の制御を行う。CPU40にはI/Oポート
46を介して各センサ26,28からの信号が入力さ
れ、またCPU40からの駆動信号はI/Oポート46
を介してモータ制御回路30に出力される。CPU40
には、I/F48を介して中央制御装置14のホストコ
ンピュータ15が接続されている。
【0022】図4には中央制御装置14のブロック図が
示されている。この中央制御装置14は、大別して、ホ
ストコンピュータ15と操作部50とで構成される。な
お、モニタや映像記録装置などは図示省略されている。
示されている。この中央制御装置14は、大別して、ホ
ストコンピュータ15と操作部50とで構成される。な
お、モニタや映像記録装置などは図示省略されている。
【0023】操作部50は、複数のスイッチ類で構成さ
れ、具体的には各監視点の監視を指定するための監視点
(1)SW〜監視点(N)SW、及びランダム監視を行
わせるためのランダムSWで構成される。本実施形態の
システムは、後述するように通常はランダム監視モード
が実行されており、必要に応じて、監視点(1)SW〜
監視点(N)SWを利用して個別監視モードに切り替え
ることができる。その場合、個別監視モードからランダ
ム監視モードへの復帰は、所定時間後自動的に又は上記
ランダムSWの操作により行われる。
れ、具体的には各監視点の監視を指定するための監視点
(1)SW〜監視点(N)SW、及びランダム監視を行
わせるためのランダムSWで構成される。本実施形態の
システムは、後述するように通常はランダム監視モード
が実行されており、必要に応じて、監視点(1)SW〜
監視点(N)SWを利用して個別監視モードに切り替え
ることができる。その場合、個別監視モードからランダ
ム監視モードへの復帰は、所定時間後自動的に又は上記
ランダムSWの操作により行われる。
【0024】ホストコンピュータ15は、CPU52、
ROM54、RAM56、I/Oポート58、計時タイ
マ60、割り込みタイマ62、I/F64で構成され、
それらの各構成が内部バス66に接続されている。ここ
で、ROM54には、システム全体の制御や操作部50
による入力を検出してカメラ制御を行うためのプログラ
ムが内蔵され、RAM56には、システムの制御プログ
ラムを実行させる上で必要な記憶領域が形成される。計
時タイマ60は、ランダム監視モードではない個別監視
モードを実行させる場合において、特定の監視点の監視
時間を一定時間に制限するためのものである。割り込み
タイマ62は、CPU52に割り込み処理を行わせるた
めの回路で、それにセットされた時間が経過した時点で
CPU52に対し割り込み信号を出力する。I/Oポー
ト58には上記操作部50が接続されている。I/F6
4にはケーブル16が接続され、このケーブル16を介
して、ホストコンピュータ15からカメラコントローラ
24(図3)へ制御信号(コマンド)が伝送され、また
ケーブル16を介してカメラコントローラ24からの映
像信号などがホストコンピュータ15に伝送される。上
記CPU52は後述するように乱数発生器としても機能
している。
ROM54、RAM56、I/Oポート58、計時タイ
マ60、割り込みタイマ62、I/F64で構成され、
それらの各構成が内部バス66に接続されている。ここ
で、ROM54には、システム全体の制御や操作部50
による入力を検出してカメラ制御を行うためのプログラ
ムが内蔵され、RAM56には、システムの制御プログ
ラムを実行させる上で必要な記憶領域が形成される。計
時タイマ60は、ランダム監視モードではない個別監視
モードを実行させる場合において、特定の監視点の監視
時間を一定時間に制限するためのものである。割り込み
タイマ62は、CPU52に割り込み処理を行わせるた
めの回路で、それにセットされた時間が経過した時点で
CPU52に対し割り込み信号を出力する。I/Oポー
ト58には上記操作部50が接続されている。I/F6
4にはケーブル16が接続され、このケーブル16を介
して、ホストコンピュータ15からカメラコントローラ
24(図3)へ制御信号(コマンド)が伝送され、また
ケーブル16を介してカメラコントローラ24からの映
像信号などがホストコンピュータ15に伝送される。上
記CPU52は後述するように乱数発生器としても機能
している。
【0025】図5には、図4のROM54などに格納さ
れる動作条件テーブルの内容が示されている。この動作
条件テーブルは、監視カメラ10の動作制御に当たって
CPU52により参照される。この動作条件テーブルに
おいて、各監視点(1)〜(N)には、各監視点を監視
する際の監視カメラ10の動作条件を示すパン座標、チ
ルト座標、ズーム値のそれぞれが対応付けられている。
各監視点に対応付けられたPos値は各監視点のインデ
ックス値として機能するものである。なお、監視点及び
その動作条件は操作者により任意に変更できるようにし
てもよい。
れる動作条件テーブルの内容が示されている。この動作
条件テーブルは、監視カメラ10の動作制御に当たって
CPU52により参照される。この動作条件テーブルに
おいて、各監視点(1)〜(N)には、各監視点を監視
する際の監視カメラ10の動作条件を示すパン座標、チ
ルト座標、ズーム値のそれぞれが対応付けられている。
各監視点に対応付けられたPos値は各監視点のインデ
ックス値として機能するものである。なお、監視点及び
その動作条件は操作者により任意に変更できるようにし
てもよい。
【0026】図6には、ホストコンピュータ15のメイ
ン動作がフローチャートとして示されている。まずS1
01では、最初にコンピュータシステムとしての初期化
が行われる。この初期化の中には割り込み禁止設定が含
まれる。S102では、監視カメラ10をランダム監視
モードで動作させるために、割り込みタイマ62の設定
が行われる。
ン動作がフローチャートとして示されている。まずS1
01では、最初にコンピュータシステムとしての初期化
が行われる。この初期化の中には割り込み禁止設定が含
まれる。S102では、監視カメラ10をランダム監視
モードで動作させるために、割り込みタイマ62の設定
が行われる。
【0027】この設定の詳細が図7に示されており、す
なわち図7は割り込みタイマ設定を示すフローチャート
である。S201では、まず0以上〜1未満の間で乱数
が発生される。この乱数が変数Rndにいったん代入さ
れる。S202では、設定時間Timeが、乱数Rnd
×最大変動時間T1に最小時間を加算したものとして算
出される。ここで、最大変動時間を例えば20秒に設定
し、最小時間を例えば1秒に設定すると、1秒から21
秒の間で設定時間Timeが毎回ランダムに算出される
ことになる。なお、各係数の値は例えばRAM56上に
保存される。
なわち図7は割り込みタイマ設定を示すフローチャート
である。S201では、まず0以上〜1未満の間で乱数
が発生される。この乱数が変数Rndにいったん代入さ
れる。S202では、設定時間Timeが、乱数Rnd
×最大変動時間T1に最小時間を加算したものとして算
出される。ここで、最大変動時間を例えば20秒に設定
し、最小時間を例えば1秒に設定すると、1秒から21
秒の間で設定時間Timeが毎回ランダムに算出される
ことになる。なお、各係数の値は例えばRAM56上に
保存される。
【0028】S203では、割り込みタイマ62にS2
02で算出された設定時間Timeが設定される。する
と、S204において割り込みタイマ62が設定時間T
imeからカウントダウンを始める。このようにタイマ
がスタートした後、処理が図6のルーチンに戻る。
02で算出された設定時間Timeが設定される。する
と、S204において割り込みタイマ62が設定時間T
imeからカウントダウンを始める。このようにタイマ
がスタートした後、処理が図6のルーチンに戻る。
【0029】図6のS103では、割り込み禁止状態が
解除され、割り込みが許可される。次にS104、S1
05、S106において、いずれかの監視点に対応する
操作部50内のスイッチが操作されたか否かが判定さ
れ、いずれのスイッチも操作されていないと判定された
場合には、S104で処理が待機状態におかれる。
解除され、割り込みが許可される。次にS104、S1
05、S106において、いずれかの監視点に対応する
操作部50内のスイッチが操作されたか否かが判定さ
れ、いずれのスイッチも操作されていないと判定された
場合には、S104で処理が待機状態におかれる。
【0030】ここで、そのような処理待ち状態におい
て、割り込みタイマ62の時間がゼロとなり、割り込み
タイマ62が割り込み信号を発生すると、CPU52が
それを判定し、処理がS121にジャンプしてS122
のランダム監視ルーチンが実行される。
て、割り込みタイマ62の時間がゼロとなり、割り込み
タイマ62が割り込み信号を発生すると、CPU52が
それを判定し、処理がS121にジャンプしてS122
のランダム監視ルーチンが実行される。
【0031】図8には、そのランダム監視ルーチンの具
体的内容がフローチャートとして示されている。S30
1では、新たな割り込みがかかることを禁止するため、
最初に割り込みが禁止され、S302では0以上〜1未
満の間で乱数が発生される。その乱数が係数Rndに代
入される。S303では、その乱数Rndに監視点の総
数Nが乗算され、その乗算値の整数部が抽出される。そ
の整数部はPosに代入される。S304では現在の監
視点と次回の監視点の一致を判定するため、現在の監視
点Currentと次回の監視点Posとを比較する。
それらが一致していれば、同じ監視点の監視を必要以上
に長引かせないために、S302の乱数発生からの処理
が再度行われる。
体的内容がフローチャートとして示されている。S30
1では、新たな割り込みがかかることを禁止するため、
最初に割り込みが禁止され、S302では0以上〜1未
満の間で乱数が発生される。その乱数が係数Rndに代
入される。S303では、その乱数Rndに監視点の総
数Nが乗算され、その乗算値の整数部が抽出される。そ
の整数部はPosに代入される。S304では現在の監
視点と次回の監視点の一致を判定するため、現在の監視
点Currentと次回の監視点Posとを比較する。
それらが一致していれば、同じ監視点の監視を必要以上
に長引かせないために、S302の乱数発生からの処理
が再度行われる。
【0032】一方、S304で不一致が判定された場
合、S305において、動作条件テーブルが参照され、
Pos番の監視点の動作条件が読み取られる。具体的に
は、パン座標、チルト座標、ズーム値が読み取られる。
そして、S306において、パン座標及びチルト座標を
含むコマンドがホストコンピュータ15からカメラコン
トローラ24へ送信される。また、S307では読み取
られたズーム値を含むコマンドがホストコンピュータ1
5からカメラコントローラ24へ送信される。S308
では、現在の監視点を示すPosがCurrentに代
入される。そして、このルーチンが終了すると、すなわ
ち、図6のS122のランダム監視ルーチンが終了する
と、図6に示すS102からの各工程が繰り返し実行さ
れる。
合、S305において、動作条件テーブルが参照され、
Pos番の監視点の動作条件が読み取られる。具体的に
は、パン座標、チルト座標、ズーム値が読み取られる。
そして、S306において、パン座標及びチルト座標を
含むコマンドがホストコンピュータ15からカメラコン
トローラ24へ送信される。また、S307では読み取
られたズーム値を含むコマンドがホストコンピュータ1
5からカメラコントローラ24へ送信される。S308
では、現在の監視点を示すPosがCurrentに代
入される。そして、このルーチンが終了すると、すなわ
ち、図6のS122のランダム監視ルーチンが終了する
と、図6に示すS102からの各工程が繰り返し実行さ
れる。
【0033】次に、図6のS104〜S106の工程に
おいて、いずれかのスイッチが操作された場合の動作
(個別監視モードの動作)について説明する。
おいて、いずれかのスイッチが操作された場合の動作
(個別監視モードの動作)について説明する。
【0034】例えば監視点(1)SWが操作された場合
には、それがS104で判定され、S107において計
時タイマ60がスタートされる。そして、S108にお
いて割り込みが禁止され、S109において動作条件テ
ーブル(図5)が参照され、監視点(1)の動作条件
(パン座標、チルト座標、ズーム値)が読み取られ、そ
の動作条件を含むコマンドがホストコンピュータ15か
らカメラコントローラ24へ出力される。これによっ
て、監視カメラ10は監視点(1)の監視を行う。S1
10では監視点(1)のPos値がCurrentに代
入され保存される。これは次回のランダム監視において
監視点の連続を判定するためである。
には、それがS104で判定され、S107において計
時タイマ60がスタートされる。そして、S108にお
いて割り込みが禁止され、S109において動作条件テ
ーブル(図5)が参照され、監視点(1)の動作条件
(パン座標、チルト座標、ズーム値)が読み取られ、そ
の動作条件を含むコマンドがホストコンピュータ15か
らカメラコントローラ24へ出力される。これによっ
て、監視カメラ10は監視点(1)の監視を行う。S1
10では監視点(1)のPos値がCurrentに代
入され保存される。これは次回のランダム監視において
監視点の連続を判定するためである。
【0035】これと同様に、例えば監視点(2)SWが
操作された場合には、それがS105で判定され、S1
11で計時タイマ60がスタートされ、またS108で
割り込みが禁止される。そして、S113において監視
点(2)の動作条件が読み取られ、その結果、監視カメ
ラ10による監視点(2)の監視が行われる。また、S
114では監視点(2)のPos値がCurrentに
代入され保存される。以上の動作は他の監視点について
同様であり、監視点(N)が指定されると、S106に
おいてそれが判定され、S115、S116を経てS1
17において監視点(N)についての監視が実行され、
S118で監視点(N)のPos値がCurrentに
代入され保存される。
操作された場合には、それがS105で判定され、S1
11で計時タイマ60がスタートされ、またS108で
割り込みが禁止される。そして、S113において監視
点(2)の動作条件が読み取られ、その結果、監視カメ
ラ10による監視点(2)の監視が行われる。また、S
114では監視点(2)のPos値がCurrentに
代入され保存される。以上の動作は他の監視点について
同様であり、監視点(N)が指定されると、S106に
おいてそれが判定され、S115、S116を経てS1
17において監視点(N)についての監視が実行され、
S118で監視点(N)のPos値がCurrentに
代入され保存される。
【0036】S119では、ランダムSWが操作された
か否かが判定されており、そのスイッチが操作されれ
ば、個別監視モードが強制的に終了し、上述したS12
2のランダム監視ルーチンが実行される。一方、S11
9において、ランダムSWが操作されなかった場合に
は、S120において計時タイマ60の計時結果が1分
を経過したか否かが判定される。すなわち、本実施例で
は、個別監視モードにおける特定の監視点の最大の監視
時間は1分に設定されており、その1分を経過するま
で、指定されたの監視点の監視が行われ、その後に速や
かにS122によるランダム監視モードに復帰する。
か否かが判定されており、そのスイッチが操作されれ
ば、個別監視モードが強制的に終了し、上述したS12
2のランダム監視ルーチンが実行される。一方、S11
9において、ランダムSWが操作されなかった場合に
は、S120において計時タイマ60の計時結果が1分
を経過したか否かが判定される。すなわち、本実施例で
は、個別監視モードにおける特定の監視点の最大の監視
時間は1分に設定されており、その1分を経過するま
で、指定されたの監視点の監視が行われ、その後に速や
かにS122によるランダム監視モードに復帰する。
【0037】以上のランダム監視によれば、例えば1秒
から21秒の間のランダムに設定された時間間隔で次々
と監視点が切り換えられ、しかも監視点の切り換え順序
はランダムであるため、監視カメラの動作は予見不可能
である。また、ランダム監視モードにおいて及び個別監
視モードからランダム監視モードへの切り換え時に、監
視点の連続を回避できるので、予想外に特定の監視点に
ついての監視が長引いて他の監視点の監視が極端に少な
くなるような問題を未然に防止できる。また、上記実施
形態では、常時ランダム監視モードを実行させておい
て、必要になった場合に個別監視モードを実行できる。
から21秒の間のランダムに設定された時間間隔で次々
と監視点が切り換えられ、しかも監視点の切り換え順序
はランダムであるため、監視カメラの動作は予見不可能
である。また、ランダム監視モードにおいて及び個別監
視モードからランダム監視モードへの切り換え時に、監
視点の連続を回避できるので、予想外に特定の監視点に
ついての監視が長引いて他の監視点の監視が極端に少な
くなるような問題を未然に防止できる。また、上記実施
形態では、常時ランダム監視モードを実行させておい
て、必要になった場合に個別監視モードを実行できる。
【0038】図9には、カメラコントローラ24の動作
がフローチャートとして示されている。
がフローチャートとして示されている。
【0039】S401では初期設定が行われ、S402
ではホストコンピュータ15からのコマンドの受信があ
るまで待機状態におかれる。コマンドが受信された場
合、それがカメラの姿勢制御すなわちパン及びチルトの
指令であれば、S403においてそれが判定され、S4
04においてまず受信された座標情報(パン座標、チル
ト座標)が受け取られる。そして、S405において現
在の座標情報と指定された座標情報との差が演算され、
その差に基づいてカメラの姿勢変化量が決定される。す
なわち、どの程度のパン量、チルト量だけカメラの姿勢
を可変させればよいかが算出される。S406では、S
405で算出された動作方向及び動作量に基づいてパン
モータ32及びチルトモータ34が駆動され、これによ
り現在監視している監視点が指定された監視点に切り換
えられる。
ではホストコンピュータ15からのコマンドの受信があ
るまで待機状態におかれる。コマンドが受信された場
合、それがカメラの姿勢制御すなわちパン及びチルトの
指令であれば、S403においてそれが判定され、S4
04においてまず受信された座標情報(パン座標、チル
ト座標)が受け取られる。そして、S405において現
在の座標情報と指定された座標情報との差が演算され、
その差に基づいてカメラの姿勢変化量が決定される。す
なわち、どの程度のパン量、チルト量だけカメラの姿勢
を可変させればよいかが算出される。S406では、S
405で算出された動作方向及び動作量に基づいてパン
モータ32及びチルトモータ34が駆動され、これによ
り現在監視している監視点が指定された監視点に切り換
えられる。
【0040】受信されたコマンドがズームコマンドであ
る場合には、S407においてそれが判定され、S40
8において受信されたズーム値が読み取られる。そし
て、S409において、現在のズーム値と指定されたズ
ーム値との差が演算され、その差に基づいてズームモー
タ36の動作方向と動作量が決定される。S410で
は、決定された動作量に基づいてズームモータ36が駆
動される。
る場合には、S407においてそれが判定され、S40
8において受信されたズーム値が読み取られる。そし
て、S409において、現在のズーム値と指定されたズ
ーム値との差が演算され、その差に基づいてズームモー
タ36の動作方向と動作量が決定される。S410で
は、決定された動作量に基づいてズームモータ36が駆
動される。
【0041】もちろん、パン座標、チルト座標、ズーム
値が同時に受信されるような場合には、S403〜S4
06の工程とS407〜S410の工程とが同時進行で
実行されることになる。なお、S402において他のコ
マンドが受信された場合には、S411においてそれが
判定され、S412において、当該他のコマンドに従っ
た処理が行われる。そして、各コマンドの処理が終了す
ると、再びS402に戻って受信待機状態におかれる。
値が同時に受信されるような場合には、S403〜S4
06の工程とS407〜S410の工程とが同時進行で
実行されることになる。なお、S402において他のコ
マンドが受信された場合には、S411においてそれが
判定され、S412において、当該他のコマンドに従っ
た処理が行われる。そして、各コマンドの処理が終了す
ると、再びS402に戻って受信待機状態におかれる。
【0042】上記の実施形態では、監視点の切り換え及
び各監視点の監視時間の設定の両方に乱数を利用したが
少なくとも監視点の切り換えに乱数を利用すれば、監視
順序を予測困難にすることができ、防犯効果を高められ
る。もちろん、更に各監視点の監視時間の設定にも乱数
を利用すれば、より防犯性を高められる。よって、監視
カメラの動作のスキを狙った行為を未然に防止できる効
果がある。
び各監視点の監視時間の設定の両方に乱数を利用したが
少なくとも監視点の切り換えに乱数を利用すれば、監視
順序を予測困難にすることができ、防犯効果を高められ
る。もちろん、更に各監視点の監視時間の設定にも乱数
を利用すれば、より防犯性を高められる。よって、監視
カメラの動作のスキを狙った行為を未然に防止できる効
果がある。
【0043】上記実施形態では、ROM内に動作条件テ
ーブルが格納されていたが、そのテーブルの内容は監視
者の入力により追加・変更できるように構成することも
できる。
ーブルが格納されていたが、そのテーブルの内容は監視
者の入力により追加・変更できるように構成することも
できる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、乱数に
基づくランダム監視によって、犯罪を行おうとする者が
監視カメラの動作を予見困難であり、それゆえ防犯性を
高められる。また、本発明によれば、監視方向のみなら
ず各監視点の一回の監視時間も見破ることが困難な監視
カメラシステムを提供できる。更に、本発明によれば、
複数の監視ポイントをランダムに監視する際に同一の監
視ポイントの監視時間が不必要に長くなることを防止で
き、実用性の高い有用な監視カメラシステムを実現でき
る。
基づくランダム監視によって、犯罪を行おうとする者が
監視カメラの動作を予見困難であり、それゆえ防犯性を
高められる。また、本発明によれば、監視方向のみなら
ず各監視点の一回の監視時間も見破ることが困難な監視
カメラシステムを提供できる。更に、本発明によれば、
複数の監視ポイントをランダムに監視する際に同一の監
視ポイントの監視時間が不必要に長くなることを防止で
き、実用性の高い有用な監視カメラシステムを実現でき
る。
【図1】 本発明に係る監視カメラシステムが設置され
た状態を示す図である。
た状態を示す図である。
【図2】 監視カメラの構成を示す図である。
【図3】 監視カメラのブロック図である。
【図4】 中央制御装置のブロック図である。
【図5】 動作条件テーブルの内容を示す図である。
【図6】 ホストコンピュータの動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図7】 図6に示す割り込みタイマ設定の具体的な内
容を示すフローチャートである。
容を示すフローチャートである。
【図8】 図6に示すランダム監視ルーチンの具体的な
内容を示すフローチャートである。
内容を示すフローチャートである。
【図9】 カメラコントローラの動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【符号の説明】 10 監視カメラ、14 中央制御装置、15 ホスト
コンピュータ、16ケーブル、20 カメラ、22 雲
台機構、40 CPU、50 操作部、52CPU、6
0 計時タイマ、62 割り込みタイマ。
コンピュータ、16ケーブル、20 カメラ、22 雲
台機構、40 CPU、50 操作部、52CPU、6
0 計時タイマ、62 割り込みタイマ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/18 G05B 23/02 301 G08B 13/196 H04N 5/225
Claims (5)
- 【請求項1】 姿勢可変機構を備えた監視カメラと、 乱数を発生する乱数発生器と、あらかじめ設定された 複数の監視点の中から実際に監視
を行う監視点を前記乱数に基づきランダムに順次選択す
る監視点選択部と、 前記監視カメラの動作を制御し、前記選択された監視点
に対する監視を行わせる監視制御部と、 を含むことを特徴とする監視カメラシステム。 - 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記各監視点毎に前記監視カメラの動作条件が対応付け
られた動作条件テーブルを含み、 前記監視制御部は前記動作条件テーブルを参照して前記
監視カメラの動作を制御することを特徴とする監視カメ
ラシステム。 - 【請求項3】 請求項2記載の装置において、 前記動作条件にはパン値、チルト値、ズーム値の内で少
なくとも1つが含まれることを特徴とする監視カメラシ
ステム。 - 【請求項4】 請求項1記載の装置において、 前記監視制御部は、乱数に基づいて各監視点毎の監視時
間をランダムに設定する機能を有することを特徴とする
監視カメラシステム。 - 【請求項5】 請求項1記載の装置において、 前記監視制御部は、前記監視カメラの現在の動作条件と
次回の動作条件とが一致する場合に、次回の動作条件を
再度ランダムに選択することを特徴とする監視カメラシ
ステム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7894096A JP3146150B2 (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 監視カメラシステム |
US08/824,038 US5874990A (en) | 1996-04-01 | 1997-03-26 | Supervisory camera system |
EP97850049A EP0800152A1 (en) | 1996-04-01 | 1997-03-27 | Surveillance camera system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7894096A JP3146150B2 (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 監視カメラシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09271017A JPH09271017A (ja) | 1997-10-14 |
JP3146150B2 true JP3146150B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=13675889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7894096A Expired - Fee Related JP3146150B2 (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 監視カメラシステム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5874990A (ja) |
EP (1) | EP0800152A1 (ja) |
JP (1) | JP3146150B2 (ja) |
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