JP3143494B2 - 動きベクトル装置及びその方法 - Google Patents
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Description
クトルを検出する動きベクトル検出装置及びその方法に
関する。
チング型と呼ばれるものがある。
式とは、前フレームと現フレームとの間で、(8×8)
或は(16×16)等の画素をとって1ブロックとし、
ブロック毎にマッチングをとり、現フレームの各ブロッ
クに対し、動ベクトルを与えるものである。
な考え方について詳細に説明する。
(i,j)である、横m画素、縦n画素のブロックをB
ij(m,n)と表し、前フレーム上の同位置のブロック
をPij(m,n)と表す。この時、BとPの誤差の評価
関数を
パラメータ)まで変化させた時に、最も小さいfの値を
得るような、i,jからの変移x,yをもって動ベクト
ルとする。
輝度データ(Y)、色差データ(Cr,Cb等)の分割
された形で構成されており、動ベクトルの検索には、構
造情報を多く含む輝度データ(Y)が用いられている。
また、直前のブロックや、周囲ブロックにおいて求めら
れたベクトルを中心として、新たなベクトルを探査する
方法や、個々のブロックから発生するベクトルと、ブロ
ック位置との相関を求めて、画面全体の動きを推定する
方法などが知られている。
意味のある画像(単なるRGB輝度データの集合ではな
く、人物、風景、テストパターン等の、いわゆる絵とし
ての情報がある画像)は、多くの色を含んでおり、大
体、同一色相の点の集合が一つのまとまった対象を意味
している。
を用いたブロックによるマッチングでは、計算上の誤差
値は局所的に最小にすることができるが、画像中の同一
対象を検知することは困難である。
きを求めようとする時や、前ブロックや処理済の周囲の
ブロックで発生したベクトルを現ブロックにおけるベク
トル探査に利用しようとした時に、却って大きな誤差を
招くことになる。
に対する現画面の画像の動きを従来よりも正確に検出で
きる動きベクトル検出装置及びその方法を提供すること
を目的とする。
クトル検出装置は、輝度成分データと色成分データとで
構成されたカラー画像データを入力する入力手段と、前
記入力手段によって入力された現画面のカラー画像デー
タを他画面のカラー画像データと比較することによって
前記現画面のカラー画像データの動きベクトルを検出す
る検出手段とを有し、前記検出手段は、輝度成分データ
と色成分データとをパラメータとする評価関数を用いて
前記動きベクトルを検出し、前記評価関数内での輝度成
分データと色成分データとに対して前記入力手段によっ
て入力されたカラー画像データの輝度成分データと色成
分データとに応じて適応的に重み付けを行うことを特徴
とする。また、本願発明にかかる動きベクトル検出方法
は、輝度成分データと色成分データとで構成されたカラ
ー画像データを入力する入力ステップと、前記入力され
た現画面のカラー画像データを他画面のカラー画像デー
タと比較することによって前記現画面のカラー画像デー
タの動きベクトルを検出する検出ステップとを有し、前
記検出ステップは、輝度成分データと色成分データとを
パラメータとする評価関数を用いて前記動きベクトルを
検出し、前記評価関数内での輝度成分データと色成分デ
ータとに対して前記入力されたカラー画像データの輝度
成分データと色成分データとに応じて適応的に重み付け
を行うことを特徴とする。
2を用いて詳細に説明する。
用いた動画像圧縮符号化装置のブロック図、図2は前記
ベクトル検出回路の構成を示すブロック図である。
クトル検出回路、2は前フレームを記憶しておくフレー
ムメモリ、3は減算回路、4はバッファメモリ、5は量
子化回路、6は可逆符号化回路、7は前記量子化回路3
の全く逆の動作をする逆量子化回路、8は加算回路であ
る。
装置の圧縮動作を詳細に説明する。
ームの画像データ(明度L*、色度a*,b*各々8bi
tで表現されている)が1フレームを複数のブロック
(例えば8×8画素で構成されている)に分割し、その
ブロック単位でベクトル検出回路1に入力される。
レス信号がフレームメモリ2に入力される。
ムメモリ2からブロック周囲のベクトル検索範囲の画像
データが読み出され信号線104を介してベクトル検出
回路1に入力される。
ている検索範囲の中から最適であると評価されたブロッ
クデータを信号線105及び106に出力する。
遅延された現画像ブロックが信号線107を介して減算
回路3に入力され、同時に信号線105を介して最適ブ
ロックの値が前記減算回路3に入力される。
クと最適ブロックの値が減算されて、その差分値データ
が量子化回路5に入力され量子化される。
逆量子化回路7に入力される。
号を割り当てて、可逆符号化されたデータは信号線10
8を介して出力される。
分値と信号線109を介して入力される最適ブロックデ
ータが加算回路8により加算される。その加算されたデ
ータはフレームメモリ2に記憶される。
について図2を用いて詳細に説明する。
信号線104を介して、検索領域の前フレーム画像デー
タがメモリ20に入力される。現画像データは信号線1
02を介して評価回路21に入力される。
タ分布により、ブロックマッチングにおける評価関数の
パラメータを決定し、その結果を信号線201を介して
演算回路22に伝送する。尚、前記評価関数のパラメー
タの決定方法は後述する。
ブロックへのベクトルを信号線202を介してMPX
(Multiplexor)23に入力する。
じてアドレス信号を発生し、前記アドレス信号は信号線
203を介してメモリ20に入力され、信号線204を
介して前記アドレスデータによって前記メモリ20から
読み出されたブロックデータを受け取り、前記ブロック
データは205を介して演算回路22に入力される。
路22は以下に示す評価関数式によりブロック間誤差を
計算する。
タで後述説明する。添え字は従来例と同じ意味を持ち、
ダッシュの付いたものは前フレーム上のブロックを表
す)演算回路22よりブロック間の誤差値及びマッチン
グされたブロックのベクトルデータが信号線206を介
して比較回路24に入力される。
て計算される多数のブロックマッチングの誤差のデータ
の中から、最も小さいもの、及びその時のベクトルを選
ぶ。一つの現ブロックに対してのブロックマッチングが
終了した時点で演算回路22は、ベクトル出力回路25
に信号線208を介して終了を伝える信号を送る。これ
を受けてベクトル出力回路25は比較回路24に記憶さ
れているベクトルデータを読み出し、信号線106を介
して外部に前記ベクトルデータを出力すると共に、信号
線209を介してMPX23にブロックデータの読み出
し信号を入力する。MPX23はこれに従ってメモリ2
0よりベストマッチングのブロックデータを読み出し、
前記ブロックデータを信号線105を介して外部に出力
する。
おける評価の方法について説明する。
8bitで表現されており、L*においてはL*=255
が白、a*,b*においてはa*=127(b*も同様)が
軸方向の無色であり、a*=0,a*=255(b*も同
様)が軸の両方向で最も彩度が高いものとする。またブ
ロックは(m×n)画素で構成されており、フレーム内
のブロック位置を(i,j)、ブロック内の画素位置を
(p,q)で表すものとする。入力されるL*,a*,b
*各々のブロックをLij,Aij,Bijと称することに
し、特にその中での画素位置を記述するのに、例えばL
ij(p,q)の様に記す。
(a*ブロック)、B(b*ブロック)各々のブロック内
の画素について、データ値127を基準に取った分散値
を計算し、その値をVA,VBとする。
きい方をVCとする。これらVA,VB,VCを用いて
前述の評価関数式における係数、a,b,lを決定す
る。VA,VB,VCとa,b,lの関係は以下に示す
式に従う。
fabの形の一例を図3に示す。
値は図2中の信号線201より出力され演算回路22に
入力する。
ータ(a*,b*)を用いたが、輝度色差データ(YCr
Cb,YIQ,LUV等)を用いても同様に実現できる
ことは自明である。
輝度成分データと色成分データとをパラメータとする評
価関数を用いて動きベクトルを検出し、前記評価関数内
での輝度成分データと色成分データとに対して入力され
たカラー画像データの輝度成分データと色成分データと
に応じて適応的に重み付けを行うので、様々な画像に対
して信頼性の高い動きベクトルを検出することができ
る。
ク図である。
のブロック図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 輝度成分データと色成分データとで構成
されたカラー画像データを入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された現画面のカラー画像デ
ータを他画面のカラー画像データと比較することによっ
て前記現画面のカラー画像データの動きベクトルを検出
する検出手段とを有し、 前記検出手段は、輝度成分データと色成分データとをパ
ラメータとする評価関数を用いて前記動きベクトルを検
出し、前記評価関数内での輝度成分データと色成分デー
タとに対して前記入力手段によって入力されたカラー画
像データの輝度成分データと色成分データとに応じて適
応的に重み付けを行うことを特徴とする動きベクトル検
出装置。 - 【請求項2】 更に前記検出手段によって検出された動
きベクトルを用いて前記現画面のカラー画像データを動
き補償予測符号化する符号化手段とを有することを特徴
とする動きベクトル検出装置。 - 【請求項3】 輝度成分データと色成分データとで構成
されたカラー画像データを入力する入力ステップと、 前記入力された現画面のカラー画像データを他画面のカ
ラー画像データと比較することによって前記現画面のカ
ラー画像データの動きベクトルを検出する検出ステップ
とを有し、 前記検出ステップは、輝度成分データと色成分データと
をパラメータとする評価関数を用いて前記動きベクトル
を検出し、前記評価関数内での輝度成分データと色成分
データとに対して前記入力されたカラー画像データの輝
度成分データと色成分データとに応じて適応的に重み付
けを行うことを特徴とする動きベクトル検出方法。
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1991
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