JP3142786U - 携帯用傘袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】軽量で折り畳んで嵩張らず、ユーザーが必要に応じて防水性を付与できる携帯用傘袋を提供する。
【解決手段】携帯用傘袋1Aは、布地を用いて作られる、傘袋本体10Aと、ポケット20と、ループ状提げ紐30とを備えている。傘袋本体10Aは、上端を袋入口14、下端15を密閉して縫製され、傘50を容れたときに露先51付近まで収容できる深さを有し、上端中程に対向嵌合式の第1の係止具41と第1の被係止具42とが対設されている。ポケット20は、布地により傘袋本体10Aの一方の側面部11の上部に縫製され、傘袋本体10Aを下端より丸めて折畳み収容することができ、該収容したときに、第2の係止具が第2の被係止具43の内側に対応して位置し掛け止められる。
【選択図】図1
【解決手段】携帯用傘袋1Aは、布地を用いて作られる、傘袋本体10Aと、ポケット20と、ループ状提げ紐30とを備えている。傘袋本体10Aは、上端を袋入口14、下端15を密閉して縫製され、傘50を容れたときに露先51付近まで収容できる深さを有し、上端中程に対向嵌合式の第1の係止具41と第1の被係止具42とが対設されている。ポケット20は、布地により傘袋本体10Aの一方の側面部11の上部に縫製され、傘袋本体10Aを下端より丸めて折畳み収容することができ、該収容したときに、第2の係止具が第2の被係止具43の内側に対応して位置し掛け止められる。
【選択図】図1
Description
本考案は、雨の日に傘とともに携帯し混雑した電車やレストラン等に入る際に雨天で濡れた傘を収容し自分及び他人の衣服、床面等に付着させることがなく、繰り返し使用できる携帯用傘袋に関する。
人が集まる施設の多くは、雨が降ると一度きり使用で使い捨てるプラスチックフィルム製の傘袋を来場者に提供しており、この傘袋は資源の無駄遣いになっている。中でも、特許文献1に記載された防水傘袋は、ビニール等の防水性のシートにより細長い袋に成形され、畳んだ傘を開口より収容し、突出骨部を袋に開けた穴に通し、この係止状態で袋に雨水が溜まってもその重みで袋が傘からずり落ちるのを防ぐようになっている。
しかしながら、特許文献1に記載された防水傘袋によれば、携帯用でなく使い捨て用であり資源の無駄である、複数の突出骨部を袋に開けた複数の穴に通すので傘を取り出しにくい、複数の突出骨部を袋に開けた複数の穴に通すので該穴の縁に負荷がかかり伸びてしまうから、平面的な折畳みがしにくくなる。
他方、雨の日混み合った電車内、混雑した店内での濡れた傘の取り扱いにはとても気をつかうので、そのようなときに使用する傘袋が要望されている。また、雨天時に繰り返し使いたい、傘を収容し易い傘袋、携帯性を備えた傘袋が欲しい等の要望がある。
本考案は、上記事情にかんがみ案出されたもので、その目的とするところは、閉じた傘からの水滴で建物の床面を濡らし、滑り易くし、汚すことを防止でき、あるいは混雑する電車やバス等に持ち込んでも、自分及び他人の衣服を濡らすことを回避でき、傘立てに入れる必要がない、携帯用傘袋を提供することを課題としている。
本考案の携帯用傘袋によれば、布地により縫製され、上端を袋入口とされかつ下端を密閉され、傘を容れたときに露先付近まで収容できる深さを有する扁平筒状である傘袋本体と、布地により前記傘袋本体の一側面部の上部に縫製され、ポケット入口が下向きで奥行き端が前記傘袋本体の袋入口の縁に略一致し幅が袋幅に等しく深さが袋幅前後であるポケットと、両端を前記傘袋本体の上端に連結されたループ状提げ紐とを備え、前記傘袋本体には、一方の側面部の上部一側と他方の側面部の上部一側とを左右に開けるスリットを有すると共に、該一方の側面部の上端中程と該他方の側面部の上端中程に、傘骨を傘軸の周りに寄せ集めた状態に前記傘を収容したときに露先の周囲を押さえる対向嵌合式の第1の係止具と第1の被係止具とが対設され、前記ポケットには略中央入口寄りに第2の被係止具が設けられていると共に、前記ポケットに前記傘袋本体を下端より丸めて折畳み収容したときに、前記傘袋本体の前記ポケットとは反対側の側面部に取り付けられた第2の係止具が前記第2の被係止具の内側に対応して位置し該第2の被係止具に掛け止められる、ことを特徴とする。
上記構成の携帯用傘袋によれば、雨天時に傘を使用し屋内に入った場合、閉じた雨傘から水滴を床面に垂れ流して、床が滑り易くなり、また汚れることを防止することができ、雨天時に傘を使用し混雑する電車やバス等に持ち込んでも、自分及び他人の衣服を濡らさない、傘立てに入れる必要がなく、椅子にぶら下げるなどにより身近に置くことができて、傘の置き忘れを防止できる。一度のみ使用のビニール製の使い捨て傘袋とは異なり、繰り返し使用できるので小さなエコにつながり、提げ紐を傘の握柄に括り付けて傘をさしている時もいない時も携帯でき、洋服のポケットに収納することができ、あるいは鞄に収納しまたは括り付けることができる。
上記構成において、傘袋本体が防水加工と撥水加工の一方又は両方が施されていることが好ましい。また、上記構成において、防水性を有する扁平短袋状であり前記傘袋本体の下端の内面または外面に接着或いは縫製された補強底を備えていることが好ましい。
本考案の携帯用傘袋によれば、以下の効果を有する。
(1)傘の雨滴を振り払ってから該傘を傘袋本体に収納すると、傘袋本体の下端からの浸み出しが無いか少ないので、閉じた傘からの水滴で建物の床面を濡らし、滑り易くし、汚すことを防止でき、あるいは混雑する電車やバス等に持ち込んでも、自分及び他人の衣服を濡らすことを回避でき、傘立てに入れる必要がなく、椅子にぶら下げるなどにより身近に置くことができて、傘の置き忘れを防止できる。
(2)傘袋本体の開口に傘の石付き部を入れ易いから、傘袋本体に傘を容れ易い。
(3)第1の係止具と第1の被係止具とを嵌合させることにより、傘骨を傘軸の周りに寄せ集めた状態に傘を収容したときに露先の周囲を押さえることができ、握柄を手に持ち振り回しても傘袋本体が脱出方向にずれることがない。
(4)傘袋本体をきちんと又はクシャクシャに折り畳んでポケットに収納でき、ユーザーの服のポケットにも収容できるコンパクトな大きさになる。
(5)傘袋本体に傘を容れ傘の露先付近に提げ紐を絡ませて第1の係止具と第1の被係止具を嵌合させることができ、これにより、傘に対して傘袋本体を一層確実に係止させることができる。
(6)ポケットに傘袋本体を下端より丸めて折畳み収容したときに、傘袋本体のポケットとは反対側の側面部に取り付けられたボタンがボタン孔の内側に対応して位置し該ボタン孔に掛け止められる構成であるから、ポケットから傘袋本体が不如意に脱出して自転車の車輪に絡む等の事故に繋がることを回避できる。
(1)傘の雨滴を振り払ってから該傘を傘袋本体に収納すると、傘袋本体の下端からの浸み出しが無いか少ないので、閉じた傘からの水滴で建物の床面を濡らし、滑り易くし、汚すことを防止でき、あるいは混雑する電車やバス等に持ち込んでも、自分及び他人の衣服を濡らすことを回避でき、傘立てに入れる必要がなく、椅子にぶら下げるなどにより身近に置くことができて、傘の置き忘れを防止できる。
(2)傘袋本体の開口に傘の石付き部を入れ易いから、傘袋本体に傘を容れ易い。
(3)第1の係止具と第1の被係止具とを嵌合させることにより、傘骨を傘軸の周りに寄せ集めた状態に傘を収容したときに露先の周囲を押さえることができ、握柄を手に持ち振り回しても傘袋本体が脱出方向にずれることがない。
(4)傘袋本体をきちんと又はクシャクシャに折り畳んでポケットに収納でき、ユーザーの服のポケットにも収容できるコンパクトな大きさになる。
(5)傘袋本体に傘を容れ傘の露先付近に提げ紐を絡ませて第1の係止具と第1の被係止具を嵌合させることができ、これにより、傘に対して傘袋本体を一層確実に係止させることができる。
(6)ポケットに傘袋本体を下端より丸めて折畳み収容したときに、傘袋本体のポケットとは反対側の側面部に取り付けられたボタンがボタン孔の内側に対応して位置し該ボタン孔に掛け止められる構成であるから、ポケットから傘袋本体が不如意に脱出して自転車の車輪に絡む等の事故に繋がることを回避できる。
以下、本考案の実施の形態に係る携帯用傘袋を図面を参照して説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1(a)に示すように、携帯用傘袋1Aは、傘袋本体10Aとポケット20とループ状提げ紐30等を備えてなる。傘袋本体10Aとポケット20とループ状提げ紐30は、例えば布地を縫製されてなり、防水加工と撥水加工の一方又は両方が施されていることが好ましい。布地は、合成繊維製であると、防水加工又は撥水加工がし易く、コストが低廉となるので好ましい。
〔第1の実施の形態〕
図1(a)に示すように、携帯用傘袋1Aは、傘袋本体10Aとポケット20とループ状提げ紐30等を備えてなる。傘袋本体10Aとポケット20とループ状提げ紐30は、例えば布地を縫製されてなり、防水加工と撥水加工の一方又は両方が施されていることが好ましい。布地は、合成繊維製であると、防水加工又は撥水加工がし易く、コストが低廉となるので好ましい。
傘袋本体10Aは、略長矩形の扁平筒状に縫製されている。この実施の形態では、傘袋本体10Aは、一方の側面部11と他方の側面部12とに分割された布地で縫製されている。符号13は縫い目を示している。傘袋本体10Aは、上端を袋入口14とされ、下端15を密閉して縫製され、図1(b)に示すように、傘50を容れたときに露先51付近まで収容できる深さL1を有する。
傘袋本体10Aには、一方の側面部11の上部一側と他方の側面部12の上部一側とを左右に開けるスリット13を有すると共に、該一方の側面部11の上端中程と該他方の側面部12の上端中程に、傘骨を傘軸の周りに寄せ集めた状態に傘50を収容したときに、図1(c)に示すように、露先51の周囲を押さえる対向嵌合式の第1の係止具(ここではスナップボタン(オス))41と、第1の被係止具(ここではスナップボタン(メス))42とが対設されている。なお、第1の係止具41と第1の被係止具42は、面ファスナを用いる場合も含まれる。
図1(a)に示すように、ポケット20は、布地によりポケット入口21が下向きにして三方が傘袋本体10Aの一方の側面部11の上部に縫製され、両側縁が傘袋本体10Aの両側縁に一致し、奥行き端22が傘袋本体10Aの袋入口縁に略一致している。従って、ポケット20は、入口幅が袋幅Wに等しい。また、ポケット20は、深さL2が袋幅Wと略同じ位の大きさに設けられている。
ポケット20には、略中央入口寄りに第2の被係止具(ここではボタン孔)43が設けられていると共に、図2(a)に示すように傘袋本体10Aを下端より丸めて折畳み、図2(b)に示すようにポケット20に収容することができ、該収容したときに、傘袋本体10Aの他の側面部(ポケット20とは反対側の側面部)12に取り付けられた第2の係止具(ここではボタン)44が第2の被係止具43の内側に対応して位置し該第2の被係止具43に掛け止められるように構成されている。なお、第2の係止具44と第2の被係止具43は、面ファスナを用いる場合も含まれる。
図1(a)に示すように、ループ状提げ紐30は、この実施形態では、布地で細い筒紐状に縫製されてから二つ折りとされその両端を傘袋本体10Aの他方の側面部12の上端に縫い付けられ、傘袋本体10Aより上方へ延びて上端でU字に折り返している。このループ状提げ紐30は、ループを直線に伸ばした時の長さが、傘50の握柄52に対して2巻き半〜3巻きできる長さとされている。
〔上記構成の携帯用傘袋の作用効果〕
傘袋本体10Aが防水加工又は撥水加工されているので、傘50の雨滴を振り払ってから該傘50を傘袋本体10Aに収納すると、傘袋本体10Aの下端からの浸み出しが無いか浸み出しがあっても少ないので、閉じた傘50からの水滴で建物の床面を濡らし、滑り易くし、汚すことを防止でき、あるいは混雑する電車やバス等に持ち込んでも、自分及び他人の衣服を濡らすことを回避でき、傘立てに入れる必要がなく、椅子にぶら下げるなどにより身近に置くことができて、傘の置き忘れを防止できる。
傘袋本体10Aが防水加工又は撥水加工されているので、傘50の雨滴を振り払ってから該傘50を傘袋本体10Aに収納すると、傘袋本体10Aの下端からの浸み出しが無いか浸み出しがあっても少ないので、閉じた傘50からの水滴で建物の床面を濡らし、滑り易くし、汚すことを防止でき、あるいは混雑する電車やバス等に持ち込んでも、自分及び他人の衣服を濡らすことを回避でき、傘立てに入れる必要がなく、椅子にぶら下げるなどにより身近に置くことができて、傘の置き忘れを防止できる。
傘袋本体10Aの開口には、一方の側面部11の上部一側と他方の側面部12の上部一側とを左右に開けるスリット16を有するので、傘袋本体10Aの開口14に傘50の石付き部53を入れ易いから、傘袋本体10Aに傘50を容れ易い。
傘袋本体10Aは傘50を容れ露先51付近まで収容できる深さであり、傘袋本体10Aの一方の側面部11の上端中程と他方の側面部12の上端中程に対向嵌合式の第1の係止具41と第1の被係止具42とが対設されているから、第1の係止具41と第1の被係止具42とを嵌合させることにより、傘骨を傘軸の周りに寄せ集めた状態に傘50を収容したときに露先51の周囲を押さえることができ、握柄52を手に持ち振り回しても傘袋本体10Aが傘50に対して脱出方向にずれることがない。
ポケット20が、布地により傘袋本体10Aの一側面部11の上部に縫製され、ポケット入口21が下向き、奥行き端22が傘袋本体10Aの入口の縁に略一致し幅が袋幅Wに等しく深さが袋幅前後である構成なので、図2(b)に示すように、傘袋本体10Aをきちんと又はクシャクシャに折り畳んでポケット20に収納でき、ユーザーの服のポケットにも収容できるコンパクトな大きさになる。
両端を傘袋本体10Aの上端に連結されたループ状提げ紐30を備えているので、提げ紐30を輪にして該輪の内側で対向嵌合式の第1の係止具41と第1の被係止具42を嵌合させることにより、提げ紐30を二重ループ状の短い状態にすることができるから、傘袋本体10Aに傘50を容れ露先51付近に提げ紐30を絡ませて第1の係止具41と第1の被係止具42を嵌合させることができ、これにより、傘50に対して傘袋本体10Aをずれ落ちないように一層確実に係止させることができる。
ポケット20に傘袋本体10Aを下端より丸めて折畳み収容したときに、傘袋本体10Aのポケット20とは反対側の側面部12に取り付けられた第2の係止具44が第2の被係止具43の内側に対応して位置し該第2の被係止具43に掛け止められる構成であるから、ポケット20から傘袋本体10Aが不意に脱出して自転車の車輪に絡む等の事故に繋がることを回避できる。なお、ループ状提げ紐30は、傘50の握柄52に絡めて携帯でき、また服のポケットや鞄に入れて形態できる。
〔第2の実施の形態〕
この実施形態の携帯用傘袋1Bを図3(a)に示す。携帯用傘袋1Bが、傘袋本体10Bと、ポケット20と、ループ状提げ紐30とを備えている構成、また、第1の係止具41と第1の被係止具42とを備えている構成、さらに第2の被係止具43と第2の係止具44とを備えている構成は、図1(a)に示す携帯用傘袋1Aと略同一であるので、対応する構成要素に同一符号を付し、説明は省略する。
携帯用傘袋1Bは、図1(a)に示す携帯用傘袋1Aとは異なり、ポケット20より下側で下端に行くに連れて細幅になっており(テーパ状)、可撓性・防水性を有する扁平短袋状であり傘袋本体10Bの下端の外面に密着して接着或いは縫製された補強底45を備えており、携帯用傘袋1Bのこの点が、図1(a)に示す携帯用傘袋1Aと相違している。補強底45は、例えば、ビニール樹脂、ポリエチレン樹脂、ラバー等より成形できる。補強底45を備えていると、傘50の雨滴を振り払ってから該傘50を傘袋本体10Bに収納すると、傘50から傘袋本体10B内の下部へ流下する少量の雨滴を補強底45内に貯留でき、また、傘50の石付き部53を衝くことで傘袋本体10Bの底部に穴が開くのを防止できる。補強底45を扁平にした時の幅は、ポケット20の幅よりも小さいので、補強底45を巻き芯にして傘袋本体10Bを丸めてポケット20内に収容することが容易にできる。
この実施形態の携帯用傘袋1Bを図3(a)に示す。携帯用傘袋1Bが、傘袋本体10Bと、ポケット20と、ループ状提げ紐30とを備えている構成、また、第1の係止具41と第1の被係止具42とを備えている構成、さらに第2の被係止具43と第2の係止具44とを備えている構成は、図1(a)に示す携帯用傘袋1Aと略同一であるので、対応する構成要素に同一符号を付し、説明は省略する。
携帯用傘袋1Bは、図1(a)に示す携帯用傘袋1Aとは異なり、ポケット20より下側で下端に行くに連れて細幅になっており(テーパ状)、可撓性・防水性を有する扁平短袋状であり傘袋本体10Bの下端の外面に密着して接着或いは縫製された補強底45を備えており、携帯用傘袋1Bのこの点が、図1(a)に示す携帯用傘袋1Aと相違している。補強底45は、例えば、ビニール樹脂、ポリエチレン樹脂、ラバー等より成形できる。補強底45を備えていると、傘50の雨滴を振り払ってから該傘50を傘袋本体10Bに収納すると、傘50から傘袋本体10B内の下部へ流下する少量の雨滴を補強底45内に貯留でき、また、傘50の石付き部53を衝くことで傘袋本体10Bの底部に穴が開くのを防止できる。補強底45を扁平にした時の幅は、ポケット20の幅よりも小さいので、補強底45を巻き芯にして傘袋本体10Bを丸めてポケット20内に収容することが容易にできる。
本考案は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない限度で種々の設計変更や工程の変更が可能であり、そのような変更を技術的範囲に含むものである。
上記の第1、第2の実施の形態では、傘袋本体10A、10Bについて、布地に防水加工と撥水加工の一方又は両方が施されている構成としたが、請求項1の考案に係る傘袋本体は、布地により縫製されていれば足りる。すなわち、傘袋本体が布地により縫製されていれば、ユーザーが防水剤又は撥水剤をスプレーして傘袋本体に防水性又は撥水性を付与することができる。
上記の第2の実施の形態では、補強底45を傘袋本体10Bの下端の外面に接着或いは縫製されている構成を示したが、補強底45を傘袋本体10Bの下端の内面に接着或いは縫製されている構成としても良い。
上記の第1、第2の実施の形態では、傘袋本体10A、10Bについて、布地に防水加工と撥水加工の一方又は両方が施されている構成としたが、請求項1の考案に係る傘袋本体は、布地により縫製されていれば足りる。すなわち、傘袋本体が布地により縫製されていれば、ユーザーが防水剤又は撥水剤をスプレーして傘袋本体に防水性又は撥水性を付与することができる。
上記の第2の実施の形態では、補強底45を傘袋本体10Bの下端の外面に接着或いは縫製されている構成を示したが、補強底45を傘袋本体10Bの下端の内面に接着或いは縫製されている構成としても良い。
1A、1B 携帯用傘袋
10A、10B 傘袋本体
11 一方の側面部
12 他方の側面部
14 袋入口
15 下端
16 スリット
20 ポケット
21 ポケット入口
22 奥行き端
30 ループ状提げ紐
41 第1の係止具(スナップボタン(オス))
42 第1の被係止具(スナップボタン(メス))
43 第2の被係止具(ボタン孔)
44 第2の係止具(ボタン)
45 補強底
50 傘
51 露先
10A、10B 傘袋本体
11 一方の側面部
12 他方の側面部
14 袋入口
15 下端
16 スリット
20 ポケット
21 ポケット入口
22 奥行き端
30 ループ状提げ紐
41 第1の係止具(スナップボタン(オス))
42 第1の被係止具(スナップボタン(メス))
43 第2の被係止具(ボタン孔)
44 第2の係止具(ボタン)
45 補強底
50 傘
51 露先
Claims (3)
- 布地により縫製され、上端を袋入口とされかつ下端を密閉され、傘を容れたときに露先付近まで収容できる深さを有する扁平筒状である傘袋本体と、
布地により前記傘袋本体の一側面部の上部に縫製され、ポケット入口が下向きで奥行き端が前記傘袋本体の袋入口の縁に略一致し幅が袋幅に等しく深さが袋幅前後であるポケットと、
両端を前記傘袋本体の上端に連結されたループ状提げ紐とを備え、
前記傘袋本体には、一方の側面部の上部一側と他方の側面部の上部一側とを左右に開けるスリットを有すると共に、該一方の側面部の上端中程と該他方の側面部の上端中程に、傘骨を傘軸の周りに寄せ集めた状態に前記傘を収容したときに露先の周囲を押さえる対向嵌合式の第1の係止具と第1の被係止具とが対設され、
前記ポケットには略中央入口寄りに第2の被係止具が設けられていると共に、前記ポケットに前記傘袋本体を下端より丸めて折畳み収容したときに、前記傘袋本体の前記ポケットとは反対側の側面部に取り付けられた第2の係止具が前記第2の被係止具の内側に対応して位置し該第2の被係止具に掛け止められる、
ことを特徴とする携帯用傘袋。 - 請求項1に記載の携帯用傘袋において、前記傘袋本体が防水加工と撥水加工の一方又は両方が施された、
ことを特徴とする携帯用傘袋。 - 請求項1に記載の携帯用傘袋において、防水性を有する扁平短袋状であり前記傘袋本体の下端の内面または外面に接着或いは縫製された補強底を備えた、
ことを特徴とする携帯用傘袋。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7253662B1 (ja) | 2022-09-21 | 2023-04-06 | るみ 西村 | 傘袋 |
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JP2024044948A (ja) * | 2022-09-21 | 2024-04-02 | るみ 西村 | 傘袋 |
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