JP3141150B2 - 座標入力装置 - Google Patents
座標入力装置Info
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- JP3141150B2 JP3141150B2 JP16632196A JP16632196A JP3141150B2 JP 3141150 B2 JP3141150 B2 JP 3141150B2 JP 16632196 A JP16632196 A JP 16632196A JP 16632196 A JP16632196 A JP 16632196A JP 3141150 B2 JP3141150 B2 JP 3141150B2
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- housing wall
- elastically deformable
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Description
情報機器等の座標入力装置、特に静電容量式センサーを
利用した座標入力装置に関するものである。
置として、操作軸を有する静電容量センサーを使用して
いるものがある。
のであり、剛性の高い環状部91内を起歪部90とする
と共に前記起歪部90の中央部に軸状の受力部92を設
けて成る起歪体9と、これを被蓋すべく設けられた蓋体
8とを有しており、前記起歪部90内面に受力部92の
軸線上を中心とした円形状の電極Dを設けると共に、蓋
体8の内面に円形を四分割してなる電極Dx +,Dx
−,Dy +,Dy −を設けている。
る程度の大きさで起歪部90を変形させる必要があるこ
とから、軸状の受力部92を比較的長くしなければなら
ず、このため背丈が高くなるという問題があった。この
ような装置では、コンピュータや情報機器等を構成する
ハウジング壁近傍の薄い空間部分に設置することができ
ない。
は、コンピュータや情報機器等を構成するハウジング壁
近傍の薄い空間部分にでも容易に設置することができる
座標入力装置を提供することを課題とする。
は、コンピュータや情報機器等のハウジング壁1の内面
側に基板2を配設し、前記ハウジング壁1に孔Hを形成
すると共に前記孔Hから内外端部がハウジング壁1の内
外面から少し突出する態様で軸体4を遊挿し、基板2の
外面に隙間を設けて弾性変形片3aを90°間隔で取り
付け、前記軸体4の内側端を全ての弾性変形片3aに接
触するように載置してあり、前記基板2と各弾性変形片
3aにより可変コンデンサCx +,Cx −,Cy +,C
y −が形成されるべく前記基板2と弾性変形片3aが電
極部を備えたものとしてある。
ング壁1に対して抜け止め状態となっていることが好ま
しい。
図面に従って説明する。
置をキーボードに施した状態を示した断面図である。〔座標入力装置について〕 この座標入力装置は、図1に
示すように、ハウジング壁1に孔Hを形成すると共に薄
い頭部40を有する短い軸体4を遊挿し、基板2の外面
に隙間を設けて弾性変形板3を90°間隔で取り付け、
前記軸体4の内側端を全ての弾性変形板3にほぼ均等に
接触させるようにして載置し、前記基板2と各弾性変形
板3との対向面相互間に可変コンデンサCx +,Cx
−,Cy +,Cy −が形成されるようにしてある。〔ハウジング壁1について〕 ハウジング壁1は合成樹脂
で構成されており、図1に示すように、軸体4よりも少
し直径の大きい円形状の孔Hを設けてある。〔基板2について〕 基板2としては、図1に示すよう
に、キーボードのハウジング内に施されているプリント
基板を利用している。ここで、基板2における孔Hが配
置されている部分と対応する位置には、図3に示すよう
な電極Dx +,Dx −,Dy +,Dy−を形成してある
が、これら電極はプリント基板の製造に用いられるエッ
チング技術により形成してある。〔弾性変形板3について〕 弾性変形板3は、導電性を有
する金属により構成されており、図1や図2に示すよう
に、平面視円形状の主体30と、これを基板2にリベッ
ト止めするための取付部31とから構成されている。
ように、X字状のスリットSを形成することにより三角
形状の弾性変形片3aを構成してあり、図4に示すよう
に、軸体4からの押圧力によりこれと対応する弾性変形
片3aを電極Dx +,Dx −,Dy +,Dy −に接近さ
せ得るようにしてある。なお、前記弾性変形片3aは導
電性を有する金属で構成されているから電極として機能
し、これにより、前記弾性変形片3aと電極Dx +,D
x −,Dy +,Dy −との間に電圧を付与することによ
り、可変コンデンサCx +,Cx −,Cy +,Cy −が
形成される。〔軸体4について〕 軸体4は、図1に示すように、頭部
40と、抜止爪41aを有した挿入部41とから構成さ
れており、頭部40の直径は挿入部41のそれの二倍に
設定してある。そして、前記軸体4の内側端を全ての弾
性変形片3aに同接触面積で載置させた状態では、図1
に示すように、頭部40の下面とハウジング壁の外面と
の間には押し込み域Gが形成されるようにしてある。〔電子装置について〕 電子装置は、上記した可変コンデ
ンサCx +,Cx −,Cy +,Cy −の各静電容量をそ
れぞれ出力電圧Vx +,Vx −,Vy +,Vy −に変換
し、公知のマイコン処理を介して、ディスプレイに表示
されたカーソルが所望の方向に移動させ得るようにする
ものである。なお、具体的なカーソル移動操作は、図4
に示す如く、カーソルを移動させたい方向に比重をかけ
て指Uで軸体4の頭部40を押すことにより弾性変形片
3aを変形せしめ、可変コンデンサCx +,Cx −,C
y +,Cy −の各静電容量を変化させることによりなさ
れる。〔この座標入力装置の優れた効果について〕 この座標入
力装置は、軸体4を介した弾性変形片3aへの押し込み
操作によりカーソル移動は実行されるものであるから先
行技術の如く長い軸状の受圧部は不要となり、その結
果、コンピュータや情報機器等を構成するハウジング壁
近傍の薄い空間部分にでも容易に設置することができる
ことになる。よって、所謂ノートパソコンへの実施も可
能になる。〔電極Dx +,Dx −,Dy +,Dy −の他の形成方法
について〕 上記実施形態の装置では、電極Dx +,Dx
−,Dy +,Dy −はエッチング技術により形成されて
いるが、これに限定されることなく、金属板をインサー
トモールディングして電極を形成してもよく、また、ス
クリーン印刷により電極部を形成するようにしてもよ
い。
ら、コンピュータや情報機器等を構成するハウジング壁
近傍の薄い空間部分にでも容易に設置することができる
座標入力装置を提供できることが明らかである。
図。
電極部を示す平面図。
変形片を押圧した状態を示す断面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 コンピュータや情報機器等のハウジング
壁(1)の内面側に基板(2)を配設し、前記ハウジン
グ壁(1)に孔(H)を形成すると共に前記孔(H)か
ら内外端部がハウジング壁(1)の内外面から少し突出
する態様で軸体(4)を遊挿し、基板(2)の外面に隙
間を設けて弾性変形片(3a)を90°間隔で取り付
け、前記軸体(4)の内側端を全ての弾性変形片(3
a)に接触するように載置してあり、前記基板(2)と
各弾性変形片(3a)により可変コンデンサ(Cx +)
(Cx −)(Cy +)(Cy −)が形成されるべく前記
基板(2)と弾性変形片(3a)が電極部を備えたもの
としてあることを特徴とする座標入力装置。 - 【請求項2】 軸体(4)はハウジング壁(1)に対し
て抜け止め状態となっていることを特徴とする請求項1
記載の座標入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16632196A JP3141150B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 座標入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16632196A JP3141150B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 座標入力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1011185A JPH1011185A (ja) | 1998-01-16 |
JP3141150B2 true JP3141150B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=15829197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16632196A Expired - Fee Related JP3141150B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 座標入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3141150B2 (ja) |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP16632196A patent/JP3141150B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1011185A (ja) | 1998-01-16 |
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