JP3140137U - 杭打ち設置用具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 プレハブPの壁面に固定される保持部材5と、この保持部材5に固定され、杭7が通される案内部材9とを備える。保持部材5は、プレハブPの壁面に当接されて固定される取付片11と、この取付片11に直角に固定される板状の保持片13とを有する。案内部材9は、円筒状とされ、その周側壁の一部を、保持片13の切欠部13a,13c,13dにはめ込まれて固定される。保持片13の切欠部13bには、杭7を締め付けて固定する締付部材17が設けられる。
【選択図】 図2
Description
本考案の杭打ち設置用具は、プレハブや物置などを地面に固定したり、水平に保持したりするのに使用される。
図2は、図1におけるX部の拡大図であり、図3は、その分解斜視図である。
なお、以下の説明においては、図2において、紙面と直交する方向を前後とし、左右方向を左右とする。
また、保持片13の前記他端辺には、上下に離隔して複数の切欠部が形成されており、図示例では、四個の矩形状の切欠部13a,13b,13c,13dが形成されている。各切欠部13a,13b,13c,13dは、前後および右側へ開口している。また、切欠部13a,13b,13c,13dのうち、一番上側の切欠部13aは上側へ、一番下側の切欠部13dは下側へも開口している。
締付部材17は、円筒体の一部が軸方向に切り欠かれた略C字形状の部材とされ、その開口端部を手前側に向けて保持片13,13間に配置され、周側壁の一部が各保持片13の切欠部13cにはめ込まれて溶接により各保持片13に固定されている。この際、締付部材17は、各案内部材9と中心軸が同一直線上に配置されるように保持片13に固定されている。締付部材17は、その開口端部同士が、近接および離間可能に撓み変形可能とされる。また、締付部材17の開口端部には、手前側へ延出してそれぞれ締付片19,21が一体に形成されている。各締付片19,21には、左右に沿って貫通穴19a,21aが形成されており、一方の締付片19の貫通穴19aはネジ穴とされる。
本実施例1では、締付片19,21が図2において右側ではなく手前側へ向けて延出していることで、服やズボンが引っ掛かることを防止できる。
本実施例2では、案内部材37は、保持片41の上から一番目、三番目および四番目の貫通穴41a,41c,41dに取り付けられる。
具体的には、案内部材37は、軸線を上下方向に配置して、その周側壁の一部が保持片41の貫通穴41a,41c,41dにそれぞれはめ込まれて、保持片41に溶接により固定される。この際、各案内部材37は、中心軸が同一直線上に配置されるよう保持片41に固定されている。
締付部材43は、円筒体の一部が軸方向に切り欠かれた略C字形状の部材とされ、軸線を上下方向に配置し、その開口端部を取付片39側に向けて配置され、周側壁の一部が保持片41の貫通穴41bにはめ込まれて溶接により保持片41に固定されている。この際、締付部材43は、各案内部材37と中心軸が同一直線上に配置されるように保持片41に固定されている。締付部材43は、その開口端部同士が、近接および離間可能に撓み変形可能とされる。
また、締付部材43の開口端部には、取付片39側へ延出してそれぞれ締付片45,47が一体に形成されている。各締付片45,47には、貫通穴45a,47aが形成されており、一方の締付片45の貫通穴45aはネジ穴とされる。本実施例2では、締付片45,47が取付片39側へ向けて延出していることで、服やズボンが引っ掛かることを防止できる。
杭35が地面に打ち込まれた状態では、杭35は、その下端部が地面に埋め込まれ、上端部が一番上の案内部材37より上側に配置されている。
図8は、本考案の杭打ち設置用具の実施例3を杭と共に示す斜視図である。また、図9は、図8の杭打ち設置用具の使用状態を示す正面図であり、一部を断面にして示している。
ネジ棒75は、丸棒状とされ、その外周面にネジが形成されており、雌ネジ材73にねじ込み可能とされる。
受板79は、その貫通穴79aにナット77の上端部77aがはめ込まれて設けられる。ナット77に受板79が取り付けられた状態では、受板79の上面は、ネジ棒75の上面およびナット77の上面と面一に配置される。
このようにネジ棒75にナット77および受板79が設けられた状態で、ネジ棒75とナット77、およびナット77と受板79とがそれぞれ溶接されて、ネジ棒75、ナット77および受板79が一体化される。
これにより座63は、調整棒61に対して相対回転可能とされる。つまり、第一板81の大径穴85a内において、受板79が回転し、小径穴85b内において六角ナット77が回転可能とされる。
具体的には、ネジ棒75の下端部には、径方向に貫通して丸穴75aが形成されていると共に、下面中央から前記丸穴75aへ連通するネジ穴75bが形成されている。また、差込部59の下端部には、径方向に貫通して丸穴59aが形成されている。
そして、差込部59に固定された雌ネジ材73にネジ棒75がねじ込まれ、ネジ棒75の丸穴75aと差込部59の丸穴59aとが重なった状態でピン91が差し込まれ、ネジ棒75の下端部にピン91が通される。
そして、基台57の水平片69に形成された貫通穴69aを介してネジ棒75の下面のネジ穴75bからネジ93がねじ込まれ、ネジ93の先端部がピン91を押圧することで、ネジ棒75の下端部にピン91が取り付けられる。なお、本実施例では、ネジ93はゆるみ止め用のナット95を介してねじ込まれている。
このような構成により、調整棒61が上方へ移動していくと、ピン91が雌ネジ材73に当接することで、調整棒61の一定以上の上方への移動が規制される。
また、案内部材9は、実施例1と同様の構成であり、一対の保持片13,13に実施例1と同様に固定されている。さらに、保持片13には、実施例1と同様に、締付部材17が設けられている。
具体的には、基台57が地面に設置され、杭99が各案内部材9および締付部材17に通されて、実施例1と同様に地面に打ち込まれ、締付部材17により杭99を締め付けることで、杭打ち設置用具1Cが地面に固定される。
本実施例3では、調整棒61の上端部に設けられた受板79が、第一板81と第二板83との間で空転しながら、座63を上方へ押し上げていく。プレハブPが水平になった位置でナット77の回転操作を止め、ゆるみ止め用のナット89を差込部59の上端部に当接させればよい。このように、調整棒61の突出量を調整することで、プレハブPを水平に保持することができる。なお、本実施例3では、プレハブPの四隅に設けたが、四隅に配置する必要が無い場合には、一箇所や二箇所など適宜に設けるようにしてもよい。
例えば、上記各実施例では、案内部材を複数個、保持部材に設けたが、上下に長い案内部材を保持部材に一つ設けるようにしてもよい。
具体的には、実施例1の変更例として、図10および図11に示すように、上下に細長い円筒状の案内部材101を一対の保持片103間に設けるようにしてもよい。この際、締付部材105は各保持片103から上方へ延出して設けられる板片107に固定されている。
また、上記実施例3では、調整棒を差込部に対してネジで上下動可能に設けて高さ調整を可能としたが、基台にピストンを設けて、ピストンにより高さ調整を可能としてもよい。また、上記実施例3では、基台に差込部を立設し、この差込部に対して調整棒を進退可能に設けたが、基台にネジ棒を立設し、このネジ棒に円筒状の差込部を進退可能に設ける構成でもよい。この際、プレハブなどは差込部の上端部に載せ置かれる。
さらに、上記各実施例では、プレハブや物置などを固定したりしたが、他の建物などを固定したりすることも可能である。
7 杭
9 案内部材
17 締付部材
57 基台
59 差込部
61 調整棒
63 座
79 受板
Claims (5)
- 杭を用いて対象物を設置するための杭打ち設置用具であって、
前記対象物に取り付けられるか、前記対象物が載置される保持部材と、
この保持部材に設けられ、杭が通されて地面に固定される案内部材と
を備えることを特徴とする杭打ち設置用具。 - 前記保持部材に、筒状の前記案内部材が複数個、同一軸線上に設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の杭打ち設置用具。 - 前記保持部材に、杭を締め付ける締付部材が設けられる
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の杭打ち設置用具。 - 前記保持部材は、地面に載置され上方へ開口する筒状の差込部と、
この差込部に上下動可能に設けられる調整棒と、
この調整棒の上端部に設けられ、前記対象物が載置される座と
を備えることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の杭打ち設置用具。 - 前記調整棒は、ネジ棒を有し、
このネジ棒は、前記差込部に進退可能にねじ込まれて設けられ、
前記座は、調整棒に対して相対回転可能に設けられる
ことを特徴とする請求項4に記載の杭打ち設置用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007009886U JP3140137U (ja) | 2007-12-25 | 2007-12-25 | 杭打ち設置用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007009886U JP3140137U (ja) | 2007-12-25 | 2007-12-25 | 杭打ち設置用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3140137U true JP3140137U (ja) | 2008-03-13 |
Family
ID=43290284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007009886U Expired - Lifetime JP3140137U (ja) | 2007-12-25 | 2007-12-25 | 杭打ち設置用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3140137U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3159269U (ja) * | 2010-02-23 | 2010-05-13 | 新東化成株式会社 | プレハブ式階段 |
JP2015052207A (ja) * | 2013-09-05 | 2015-03-19 | 誠治 君岡 | 太陽電池モジュール設置具 |
JP2015200077A (ja) * | 2014-04-04 | 2015-11-12 | 株式会社共成レンテム | 杭用支持具 |
-
2007
- 2007-12-25 JP JP2007009886U patent/JP3140137U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3159269U (ja) * | 2010-02-23 | 2010-05-13 | 新東化成株式会社 | プレハブ式階段 |
JP2015052207A (ja) * | 2013-09-05 | 2015-03-19 | 誠治 君岡 | 太陽電池モジュール設置具 |
JP2015200077A (ja) * | 2014-04-04 | 2015-11-12 | 株式会社共成レンテム | 杭用支持具 |
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