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JP3139915B2 - スピーカ - Google Patents

スピーカ

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Publication number
JP3139915B2
JP3139915B2 JP06110340A JP11034094A JP3139915B2 JP 3139915 B2 JP3139915 B2 JP 3139915B2 JP 06110340 A JP06110340 A JP 06110340A JP 11034094 A JP11034094 A JP 11034094A JP 3139915 B2 JP3139915 B2 JP 3139915B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
speaker
voice coil
edge
damper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP06110340A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07298389A (ja
Inventor
暁広 古田
和栄 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP06110340A priority Critical patent/JP3139915B2/ja
Priority to CA002147684A priority patent/CA2147684C/en
Priority to EP95106124A priority patent/EP0680242B1/en
Priority to US08/426,707 priority patent/US5664024A/en
Priority to DE69535049T priority patent/DE69535049T2/de
Publication of JPH07298389A publication Critical patent/JPH07298389A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3139915B2 publication Critical patent/JP3139915B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、細長構造で音質の優れ
たスピーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、所謂ハイビジョンやワイドビジョ
ンテレビ等の普及により、テレビの画面は横長のものが
一般的になりつつある。しかし一方では、我が国の住宅
事情から、テレビセット全体として狭幅・薄型のものが
望まれている。
【0003】テレビ用のスピーカユニット(以下、スピ
ーカと呼ぶ)は、通常ブラウン管の両脇に取り付けられ
るため、テレビセットの横幅を大きくする一因となって
いる。そのため、従来からテレビ用には角型や楕円型等
の細長構造のスピーカが用いられてきた。またブラウン
管の横長化により、スピーカの横幅はますます狭くする
ことが求められ、これと同時に画面の高画質化に対応し
た音声の高音質化が要求されている。
【0004】ここで、従来の細長型のスピーカについ
て、図16〜図18を参照しながら説明する。図16は
従来の細長構造のスピーカの構成図であり、(a)は平
面図、(b)は長径方向の断面図、(c)は短径方向の
断面図である。本図において振動板1eは空気振動を発
生する細長い振動板で、例えば図18に示すような寸法
を有している。振動板1eの外周部にはエッジ3eが接
合され、フレーム11eに保持されている。
【0005】振動板1eの中央部にはボイスコイルボビ
ン6eが固着され、ダンパー4eを介してフレーム11
eに振動自在に保持されている。一方、フレーム11e
の中央凹部には、ヨーク8e、磁石9e、プレート10
eからなる磁気回路26が設けられている。そして磁気
回路26の空隙部に、ボイスコイルボビン6eに回巻さ
れたボイスコイルが保持され、駆動電流によりボイスコ
イルボビン6eがピストン運動し、振動板1eがその方
向に振動する。その結果、振動板1eから音波が放射さ
れる。
【0006】図17はこのスピーカの再生音圧レベルの
周波数特性を示したものであり、縦軸はこのスピーカに
1Wを入力したときの正面軸上1mの点における再生音
圧レベルを示し、横軸は駆動周波数を示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のスピーカには次のような問題点があった。
即ち図16のスピーカでは、細長の振動板1eの中央部
を点駆動するという駆動方法を採っているため、長軸方
向の分割共振が発生し易い。その結果、中高域では再生
音圧の周波数特性上にピーク・ディップを生じ、音質の
劣化を招いていた。例えば、図17に示す特性上では、
2kHz、3kHz及び5kHzに顕著なディップが見
られる。
【0008】また、磁気回路26とボイスコイルボビン
6eを含む駆動系の幅は、スピーカの短径の長さより小
さくする必要がある。従ってこのような構造のスピーカ
では、ボイスコイルボビン6eの口径を大きく取ること
は物理的に不可能であるから、ボイスコイルの線長Lも
長くすることはできない。また磁石9eの体積も小さく
限定されるために、空隙の磁束密度Bを充分に確保する
ことができない。その結果、駆動系の力係数(B×L)
は小さくなり、変換効率を高くすることが困難であっ
た。さらにダンパー4eは、フレーム11eの内部に納
まるように曲率半径・幅ともに小さくする必要がある。
その結果、振動系のスティフネスが大きくなって、最低
共振周波数f0が上昇し、低音域の再生が困難になると
いう欠点があった。
【0009】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものあって、細幅(細長構造)でありながら、
分割共振が起こりにくく、かつ平坦な周波数特性が得ら
れ、変換効率が高まり、共振周波数f0を低く抑えて低
音域の再生を可能とした、音質の優れたスピーカを得る
ことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、振動方向から見た平面形状が長径と短径とを有する
非軸対称形であって、音を放射する方向に凸状に湾曲さ
せた振動板と、前記振動板に接着されたボイスコイルボ
ビンと、前記ボイスコイルボビンの外周面に回巻された
ボイスコイルと、前記ボイスコイルに振動用の磁束を与
える磁気回路と、を具備し、前記振動板は、前記振動板
の短径方向に前記振動板の内面と接合される上端部が円
弧状の薄板の補強部材を有することを特徴とするもので
ある。
【0011】本願の請求項2の発明は、請求項1のスピ
ーカにおいて、前記振動板は、前記補強部材と一体に成
形されたことを特徴とするものである。
【0012】本願の請求項3の発明は、振動方向から見
た平面形状が長径と短径とを有する非軸対称形であっ
て、音を放射する方向に凸状に湾曲させた振動板と、前
記振動板の外周部に沿って帯状に接合され、前記振動板
を振動自在に保持する弾性を有するエッジと、前記振動
板の外周部に沿って振動方向と平行に帯状に形成され、
該帯状の上端部が前記振動板の外周面に接着されたボイ
スコイルボビンと、前記ボイスコイルボビンの外周部に
回巻されたボイスコイルと、前記ボイスコイルに振動用
の磁束を与える磁気回路と、前記振動板の短径方向に設
けられ、前記振動板と接合される薄板状の連結部材と、
前記連結部材を振動自在に保持するダンパーと、前記エ
ッジの外周部、前記磁気回路、前記ダンパーを保持する
フレームと、を具備することを特徴とするものである。
【0013】本願の請求項4の発明は、請求項3のスピ
ーカにおいて、前記連結部材は、前記振動板の内面に上
端部が接合する部材であり、前記ダンパーは、連結部材
の下端部を振動自在に保持し、前記エッジに平行する弾
性部材が設けられたことを特徴とするものである。
【0014】本願の請求項5の発明は、請求項3のスピ
ーカにおいて、前記連結部材は、前記振動板の内面に上
端部が接合する部材であり、前記ダンパーは、連結部材
の下端部を振動自在に保持し、前記振動板の短径方向に
平行する弾性部材が設けられたことを特徴とするもので
ある。
【0015】本願の請求項6の発明は、請求項3のスピ
ーカにおいて、前記連結部材は、前記振動板の外面と接
合される薄板状の部材であり、前記ダンパーは、連結部
材の上端部を振動自在に保持し、前記エッジに平行する
ものであり、前記スピーカは、前記エッジの外周部に設
けられ、前記ダンパーを保持する取付部材を具備し、前
記フレームは、前記エッジの外周部、前記磁気回路に加
えて、前記取付部材を保持することを特徴とするもので
ある。
【0016】本願の請求項7の発明は、請求項3のスピ
ーカにおいて、前記連結部材は、前記振動板の外面と接
合される薄板状の部材であり、前記ダンパーは、前記連
結部材の上端部を振動自在に保持し、前記振動板の短径
方向に平行するものであり、前記スピーカは、前記振動
板を跨ぐよう前記エッジの外周部間に設けられ、前記ダ
ンパーを保持する取付部材を具備し、前記フレームは、
前記エッジの外周部、前記磁気回路、前記取付部材を保
持することを特徴とするものである。
【0017】本願の請求項8の発明は、請求項3のスピ
ーカにおいて、前記連結部材は、前記振動板の内面及び
前記ボイスコイルボビンの内面と接合される薄板状の部
材であり、前記ダンパーは、前記連結部材の下端部を振
動自在に保持し、前記振動板の長径方向に平行すること
を特徴とするものである。
【0018】本願の請求項9の発明は、請求項1又は2
のスピーカにおいて、前記磁気回路は、断面が凹状に形
成されたヨークと、前記ヨークの一方の内側面に固着さ
れ、前記ヨークの他方の内側面と空隙を介して対向し、
前記振動板の振動方向と直角方向に着磁された磁石と、
を具備するものであり、前記磁気回路が前記振動板の長
径の中心軸を対称軸として2組設けられたことを特徴と
するものである。
【0019】本願の請求項10の発明は、振動方向から
見た平面形状が長径と短径とを有する非軸対称形の振動
板と、前記振動板に接着されたボイスコイルボビンと、
前記ボイスコイルボビンの外周面に回巻されたボイスコ
イルと、前記ボイスコイルに振動用の磁束を与える磁気
回路と、を具備し、前記ボイスコイルボビンは、振動方
向と平行に帯状に形成された上端部に、前記振動板の外
周部と平行な線状の突起が一体に形成されたひだを有す
ることを特徴とするものである。
【0020】本願の請求項11の発明は、請求項3〜7
のいずれか1項のスピーカにおいて、前記エッジは、前
記振動板の外周部が円弧状となる部分では、外周部が直
線状となる部分より前記エッジの幅が広くなることを特
徴とするものである。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1,2,
9,10の発明によれば、ボイスコイルボビンの形状を
振動板と同じ非軸対称形とすることによって、振動板の
全体が駆動される。そのため長軸方向の分割共振が発生
しにくくなる。さらにボイスコイルの線長は従来のもの
に比べてかなり長くなり、磁石の体積も大きくできるた
め、駆動力が増加する。また振動板の短径方向に沿って
補強部材を接着したり、補強部材を一体に成形すること
により、振動板の剛性が高まる。
【0025】また本願の請求項3〜8の発明によれば、
エッジと平行か、もしくは振動板の短径方向に平行する
ダンパーを設けることにより振動系のスティフネスが低
くなる。
【0026】さらに本願の請求項11の発明によれば、
振動板の外周の曲率半径が小さくなる部分において、エ
ッジの幅を広くしている。このためエッジのスティフネ
スが低くなり、低音域の再生が可能となる。
【0027】
【0028】
【実施例】本発明の第1実施例におけるスピーカについ
て図1を参照しつつ説明する。図1は第1実施例におけ
る細長構造のスピーカの構成図であり、(a)は平面
図、(b)は長径方向の断面図、(c)は短径方向の断
面図である。本図において振動板1aは略楕円形の振動
板で、図1(b),(c)に示すように長径方向と短径
方向とを有する非軸対称形(非回転対称形)のもので、
振動方向に向かってふくらみを持っている。そして振動
板1aの外周部にはエッジ3aが接合され、フレーム1
1aに保持されている。
【0029】エッジ3aは弾性に優れた素材とし、断面
が円弧状の部材であり、振動板1aの外周に沿うよう帯
状に形成されている。従来例のスピーカと異なり、振動
板1aの外周部と同一輪郭形状のボイスコイルボビン6
aが振動板1aに固着されている。ボイスコイルボビン
6aは、シート状の部材を振動板1aの外周に沿うよう
帯状に形成したもので、その上端が振動板1aに接着さ
れ、下端部には図示しないボイスコイルが回巻される。
【0030】フレーム11aは箱状に形成され、その側
面はエッジ3aに沿うよう楕円形に曲げられ、底面は楕
円板状になっている。そしてフレーム11aの底面に
は、磁気回路21を構成するためのヨーク8a、磁石9
a、プレート10aが取付けられている。ヨーク8aは
フレーム11aと同様に箱状に形成された磁性体で、そ
の断面形状は短軸方向と長軸方向とで共にコの字状とな
っている。またヨーク8aの底面上部に取付けられた磁
石9aは、振動板1aの平面形状と同様に楕円形であ
る。プレート10aはセンタプレートとも言われ、ヨー
ク8aの側面内周部と対向する空隙に磁束を発生させる
部材で、磁性体で構成される。ここではプレート10a
の平面形状はヨーク8aの側面内周部よりやや小さい。
【0031】このように構成されたスピーカでは、振動
板1aをその中心軸方向にふくらみを持たせているの
で、振動板1aの剛性が向上する。さらに振動板1a全
体が一体的に駆動力を受けるため、長軸方向の分割共振
が励起されにくくなり、中高域で平坦な周波数特性が得
られる。さらに、ボイスコイルの線長Lは図16に示す
従来のスピーカに比べてかなり長くでき、磁石9aの体
積も大きくとることができるため、駆動力が大きくな
り、変換効率を高めることができる。なお、本実施例で
は振動板1a及び磁気回路21の平面形状が楕円形の場
合について説明したが、形状はこれに限定されるもので
はない。
【0032】次に、本発明の第2実施例のスピーカにつ
いて、図2〜図5を参照しつつ説明する。図2は第2実
施例のスピーカ(その1)の構造を示す図であり、
(a)は平面図、(b)は長径方向の断面図、(c)は
短径方向の断面図であって、2倍に拡大している。図2
において振動板1bは空気振動を発生する略トラック形
の振動板で、図2(b),(c)に示すように長径方向
と短径方向とを有する非軸対称形のもので、振動方向に
向かって半円柱状のふくらみを持っている。そして振動
板1bの外周部にはエッジ3bが接合され、フレーム1
1bに保持されている。
【0033】エッジ3bは第1実施例と同様に断面が円
弧状の部材であり、振動板1bの外周に沿うよう帯状に
形成されている。また振動板1bの外周部と同一輪郭形
状のボイスコイルボビン6bが振動板1bに固着されて
いる。ボイスコイルボビン6bの形状は、シート状の部
材を振動板1bの外周に沿うよう帯状に形成したもの
で、その上端には振動板1bが接着され、下端部には図
示しないボイスコイルが回巻される。
【0034】フレーム11bは箱状に形成され、その側
面はエッジ3bに沿うよう矩形に曲げられ、底面は長方
形になっている。そしてフレーム11bの底面には、磁
気回路22を構成するためのヨーク8b、磁石9b、プ
レート10bが取付けられている。ヨーク8bの底面上
部に取付けられた磁石9bは、振動板1bの中心軸方向
に着磁されている。
【0035】このように構成されたスピーカにおいて、
第1実施例と同様にボイスコイルボビン6bが一体的に
駆動されるため、振動板1bでの長軸方向の分割共振が
励起されにくい。図3は、本実施例のスピーカの周波数
特性を図17と同一の条件で測定したものである。ここ
では図17の特性と比較して、中高域のピーク・ディッ
プが解消され、中高域で平坦な周波数特性が得られてい
ることが分かる。また最低共振周波数f0は、図17で
は180Hzであるのに対し、図3では100Hzと大
きく低下しており、より低音域の再生が可能である。さ
らに、磁気回路22が直線形状であるため、磁気回路を
構成する部材の製作が容易となり、量産性に優れてい
る。
【0036】図4は、本実施例の第2実施例におけるス
ピーカ(その2)の構成を示す図であり、(a)は平面
図、(b)は長径方向の断面図、(c)は短径方向の断
面図であって、2倍に拡大している。図2のスピーカと
同一部分は同一の符号を付け、説明を省略する。図4
(c)に示すように磁気回路23は短軸方向に対し、2
組みに分割されている。磁気回路23は、断面がコの字
状のヨーク8cと、ヨーク8cの両側面のうち、振動板
1bの中心軸に近い方に取付けられた磁石9cとに構成
される。磁石9cは図2(c)に示すものより小型であ
り、振動板1bの中心軸と直交する方向に着磁されてい
る。
【0037】このように構成されたスピーカは、図2の
スピーカと磁気回路の構成が異なるが、動作およびその
効果は同じである。なお、第2実施例でのスピーカは、
振動板1b及びボイスコイルボビンbの平面形状とし
て、トラック形のものについて説明したが、形状はこれ
に限定されるものではない。例えば、図5のように、L
字形の振動板1c、エッジ3c、磁気回路24、フレー
ム11cを持つ場合等も考えることができ、従来のスピ
ーカにはない斬新なデザインが可能となる。また、磁気
回路は上記の実施例のものに限らず、空隙が直線形状を
なしていれば良い。また振動板の形状は上記の実施例に
ものに限らず、例えば平板型振動板であってもよい。
【0038】次に、本発明の第3実施例のスピーカにつ
いて、図6を参照しつつ説明する。図6は第3実施例の
スピーカのボイスコイルボビン6cの構造を示す斜視図
であり、その他の構造は第2実施例のスピーカと同一で
ある。ボイスコイルボビン6cの中心軸方向からみた形
状は、図2(a)に示すものと同様であり、長径方向と
短径方向とを有する非軸対称形になっている。しかし第
2実施例と異なり、ボイスコイルボビン6cの上の部分
にひだ31が一体に形成されている。
【0039】細長いボイスコイルボビンは、円型のもの
に比べてその短径方向に変形しやすい性質がある。スピ
ーカの組立の際に、不注意によってボイスコイルボビン
を変形させると、ギャップ(空隙)こすり等の不良の原
因となる。しかし本実施例ではひだ31を設けているの
で、ボイスコイルボビン6cの剛性が高まり、変形に強
くなる。またスピーカの組立が容易となり、不良の発生
を防止できる。
【0040】なお、ボイスコイルボビン6cの形状につ
いては、特に図6のように限定されるものではない。ま
た、ひだ31の代わりに、同様の形状を持つリブを形成
又は接着しても同じ効果が得られる。
【0041】次に、本発明の第4実施例のスピーカにつ
いて、図7を参照しながら説明する。図7は第4実施例
のスピーカの駆動部分である磁気回路25及びボイスコ
イルボビンの構成を示す斜視図である。振動板及びフレ
ームを含むその他の部分は第2実施例のスピーカと同一
である。第1〜第3実施例と異なり、振動板の長軸方向
に磁気回路25が分割して設けられている。
【0042】図7(b)に示すように、1つの磁気回路
25は、ヨーク8d、磁石9d、プレート10dにより
構成されている。ヨーク8dは溝状に形成された磁性体
で、その断面形状は短軸方向にコの字状となっている。
またヨーク8dの底面上部に取付けられた磁石9dは、
振動板の中心軸と平行な方向に着磁された直方体状の磁
石である。プレート10dはヨーク8dの側面内周部と
対向する空隙に磁束を発生させる部材で、磁性体で構成
される。このような磁気回路25が例えば振動板の長軸
方向に3組設けられている。
【0043】一方、図7(a)に示すようにボイスコイ
ルボビン6dには、補強部材7が固着されている。ボイ
スコイルボビン6dの形状は図2に示すものと同様であ
る。補強部材7は例えば紙製の矩形の板状部材であり、
隣接する磁気回路25の間に位置するようボイスコイル
ボビン6dに接着される。
【0044】このような構造のスピーカでは、第3実施
例のものと同様に、ボイスコイルボビン6dは変形しに
くくなり、スピーカの組立を容易にし、組み立て不良の
発生を防止できる。なお、ボイスコイルボビン6d及び
磁気回路25の形状、並びに補強用部材7や磁気回路2
5の個数については、特に図7に示すように限定される
ものではない。
【0045】次に本発明の第5実施例のスピーカについ
て、図8、図9を参照しながら説明する。図8は第5実
施例のスピーカにおける振動板1dの構成を示す斜視図
である。振動板1dは図2に示すものと同一であり、短
軸方向の断面形状は半円状に形成され、長軸方向に対し
てはその終端部を除き、均一にできている。なお、終端
部はエッジに対しその表面が球状に曲げられている。
【0046】さて振動板1dの内面に補強部材2が複数
個取付けられている。補強部材2は半円形の板状部材で
あり、そのエッジが接着剤を介して振動板1dに接着さ
れる。
【0047】振動板の剛性が不足した場合には、低い周
波数から短径方向に共振モードが生じ、屈曲振動による
非線形歪を発生することがある。図9に示すグラフにお
いて、破線Aで示すグラフは図2のスピーカの振動板1
bに紙を用い、補強部材を用いずにその重量を0.6g
とした場合の第2次高調波歪の周波数特性を示したもの
である。測定条件は図17の場合と同一である。この場
合、振動板の剛性が不足しているために、630Hzお
よび1740Hz付近でレベルの高い歪が発生している
ことが分かる。
【0048】図9の実線Bで示すグラフは、振動板1d
の裏側に補強部材2を接着した場合の第2次高調波歪の
周波数特性を示したものである。本図に示すように、例
えば100Hz以上の周波数での高調波歪が大幅に少な
くなり、共振モードの発生が抑えられ、歪のレベルが1
0dB以上低減した。
【0049】本実施例では、補強部材2を振動板1dの
裏側に接着した場合について述べたが、振動板の表側に
接着しても同様の効果が得られることは明らかである。
また、補強部材2を振動板1dに接着する代わりに、振
動板と補強部材を同一材料としてリブを持つ振動板を形
成することによっても、同様の効果を得ることができ
る。
【0050】次に、本発明の第6実施例のスピーカにつ
いて、図10〜図13を参照しながら説明する。図10
は、第6実施例のスピーカ(その1)において、振動板
1b及び支持系の構成を示す斜視図である。振動板1b
は図2に示すものと同一形状の振動板であり、その外周
部に固着したエッジ3bを介してフレーム11dに振動
自在に保持されている。
【0051】さて本実施例の振動板1bは第2実施例の
ものと異なり、連結部材5aを介してダンパー4aにも
保持されている。連結部材5aは、上部が半円状に、下
部は長方形状に形成された板状部材であり、振動板1b
の長軸方向に複数個取り付けられている。さらにこの連
結部材5aは、その下端部がダンパー4aに固着され、
振動板1bと一体に振動自在になっている。タンパー4
aは従来例のスピーカと同様に、その他端がフレームに
固定されている。本実施例のダンパー4aは、フレーム
に沿う波形に成形された部分の長さが短く、各連結部材
5aに対し1対づつ設けられている。なお、第1〜第5
実施例のスピーカにおいては、ダンパーについては明確
にしなかったが、普通はダンパーが設けられているもの
とする。しかし高音再生用のツイータのように、振動板
の振幅が小さいときには、ダンパーは不要となる。
【0052】さて図16のような従来のスピーカでは、
円周状又は楕円周状のダンパーに対して、上下運動に伴
って周方向にも力が働く。特に幅の狭いダンパーではス
ティフネスが大きくなる。これに対して本実施例のダン
パー4aは線状であるためにそのような力は働かず、ス
ティフネスを小さくすることができる。その結果、最低
共振周波数f0を低く抑え、低音域の再生が可能とな
る。
【0053】なお、支持系の構成については本実施例に
限らず、他の構成も考えることができ、同様の効果を有
する。図11は第6実施例のスピーカ(その2)におい
て、振動板1b及び支持系の構成を示す斜視図である。
ここではダンパー4bを振動板1bの短径方向と平行に
取り付けている。なお、振動板1bを含むその他の構成
は図10に示すものと同一である。
【0054】図12は第6実施例のスピーカ(その3)
において、振動板1b及び支持系の構成を示す斜視図で
ある。本図においてダンパー4cは取付部材12aを介
して振動板1bの上方に取付けられている。取付部材1
2aは、コの字状に形成された部材で、その下端部がフ
レーム11dに固定されている。そして取付部材12a
の上面にダンパー4cの片端が固着され、ダンパー4c
の内側端部に連結部材5cが保持されている。なお、振
動板1bを含むその他の構成は図10に示すものと同一
である。
【0055】さらに図13は、第6実施例のスピーカ
(その4)において、振動板1b及び支持系の構成を示
す斜視図である。本図においてダンパー4dは2つの取
付部材12bを組みとして、振動板1bの上方に取付け
られている。図12に示すものと異なり、取付部材12
bは手前及び向側のエッジ3bを跨ぐようにフレーム1
1dに取付けられている。そして2つの取付部材12b
の上面にダンパー4dの片端が夫々固着され、ダンパー
4dの中心線に連結部材5dが保持されている。連結部
材5dの形状は図12に示すものと同一である。なお、
振動板1bを含むその他の構成は図10に示すものと同
一である。
【0056】なお、第6実施例では、振動板1b及びエ
ッジ3bとして、図2のスピーカと同様のものを用いた
が、この形状に限定されるものではない。
【0057】次に、本発明の第7実施例のスピーカにつ
いて、図14を参照しながら簡単に説明する。図14は
第7実施例のスピーカの構成を示す斜視図である。振動
板1b及び支持系の構成部材(エッジ3b、ダンパー4
a、連結部材5a、フレーム11d)は第6実施例と同
様であり、それらの説明は省略する。本実施例では、連
結部材5aは振動板1bに固着されると共に、ボイスコ
イルボビン6dにも固着されている。こうすると部品点
数を増やさず両実施例の効果を共に得ることができる。
【0058】最後に、本発明の第8実施例のスピーカに
ついて、図15を参照しながら説明する。図15は第8
実施例のスピーカを構成する振動板1b及びエッジ3d
の平面図である。本図に示すように振動板1bの平面形
状は、図18に示すものと同様にトラック形であり、そ
の外周に沿ってエッジ3dが取り付けられている。エッ
ジ3dの寸法は、直線部分では例えば5mm幅である
が、振動板1bの曲率半径が小さくなる部分では幅が広
くなり、最大で12.5mmである。
【0059】これに対して図18の従来例のエッジ3f
では、その幅が振動板1bの外周の曲率半径に関係な
く、5mmとしている。図18のエッジ3fの場合、曲
線部分にはその上下運動に伴って周方向の力が働くた
め、直線部分に比較してスティフネスが大きくなる。例
えばこのエッジを0.25mm厚の布で作った場合、曲
線部分の1cm当たりのスティフネスは100[N/
m]、直線部分の1cm当たりのスティフネスは36
[N/m]と計算され、エッジ全体のスティフネスの増
加に対しては、曲線部分の影響が大きい。従って、図1
5のようにエッジ3dの曲線部分のみ幅を広げること
で、スピーカの幅は変えずにエッジ3dのスティフネス
をある程度低減させることができる。
【0060】図18のエッジ3fのスティフネスは11
90[N/m]であるのに対し、本実施例のエッジは9
20[N/m]となる。これによって、最低共振周波数
f0が12%低下し、より低音の再生が可能となった。
なお、本実施例ではトラック形の振動板及びエッジにつ
いて説明したが、特にこの形状に限定されるものではな
い。
【0061】
【発明の効果】以上のように本願の請求項1,2,9,
10の発明によれば、ボイスコイルボビンの形状を振動
板と同じ非軸対称形とすることによって、振動系全体が
一体に振動する。従って振動板の長径方向の分割共振が
発生しにくくなり、中高域で平坦な音圧周波数特性が得
られる。さらに、ボイスコイルの線長は従来のものに比
べてかなり長くでき、磁石の体積も大きくできるので、
振動板の電磁駆動力が大きくなる。このため電気音響変
換効率が向上するという効果が生じる。又振動板の短径
方向に沿って振動板の補強部材を設けたり、補強部材を
一体に成形することにより、振動板の剛性が高くなる。
このため振動板の短径方向の共振モードが発生しにくく
なり、歪の少ない再生音が得られる。
【0062】また本願の請求項3〜8の発明によれば、
振動板の外周部にダンパーを設けることにより、従来の
スピーカユニットに比べて、振動系のスティフネスを低
く抑えることができる。このため低音域の再生がより一
層可能となる。
【0063】さらに本願の請求項11の発明によれば、
振動板の曲率半径が小さくなる部分に幅が広くなるエッ
ジを設けることにより、従来のスピーカユニットに比べ
て、エッジのスティフネスを低く抑えることができる。
このため低音域の再生がより一層可能となる。
【0064】以上のように、本発明のスピーカを横長タ
イプのテレビに取付けると、テレビセットの横幅も広く
ならず、映像と共に音質の優れた音を出力することがで
きる。
【0065】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のスピーカの構造を示す図
で、(a)は平面図、(b)は長径方向の断面図、
(c)は短径方向の断面図である。
【図2】本発明の第2実施例のスピーカ(その1)の構
造を示す図で、(a)は平面図、(b)は長径方向の断
面図、(c)は短径方向の断面図である。
【図3】第2実施例のスピーカにおける再生音圧レベル
の周波数特性図である。
【図4】本発明の第2実施例のスピーカ(その2)の構
造を示す図で、(a)は平面図、(b)は長径方向の断
面図、(c)は短径方向の断面図である。
【図5】本発明の第2実施例のスピーカ(その3)の構
造を示す平面図である。
【図6】本発明の第3実施例のスピーカにおけるボイス
コイルボビンの構造を示す斜視図である。
【図7】本発明の第4実施例のスピーカにおいて、ボイ
スコイルボビンを含む駆動部分の構成を示す斜視図であ
る。
【図8】本発明の第5実施例のスピーカにおける振動板
の構成を示す斜視図である。
【図9】第5実施例のスピーカにおける第2次高調波歪
の周波数特性図である。
【図10】本発明の第6実施例のスピーカ(その1)に
おいて、振動板及び支持系の構成を示す斜視図である。
【図11】本発明の第6実施例のスピーカ(その2)に
おいて、振動板及び支持系の構成を示す斜視図である。
【図12】本発明の第6実施例のスピーカ(その3)に
おいて、振動板及び支持系の構成を示す斜視図である。
【図13】本発明の第6実施例のスピーカ(その4)に
おいて、振動板及び支持系の構成を示す斜視図である。
【図14】本発明の第7実施例のスピーカにおいて、振
動板及び支持系の構成を示す斜視図である。
【図15】本発明の第8実施例のスピーカにおける振動
板及びエッジの平面図である。
【図16】従来例のスピーカの構成例を示す図で、
(a)は平面図、(b)は長径方向の断面図、(c)は
短径方向の断面図である。
【図17】従来例のスピーカにおける再生音圧レベルの
周波数特性図である。
【図18】従来例のスピーカにおける振動板及びエッジ
の平面図である。
【符号の説明】
1a〜1e 振動板 2,7 補強部材 3a〜3f エッジ 4a〜4e ダンパー 5a〜5d 連結部材 6a〜6e ボイスコイルボビン 8a〜8e ヨーク 9a〜9e 磁石 10a〜10e プレート 11a〜11e フレーム 12a〜12b 取付部材 21〜26 磁気回路 31 ひだ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 9/02 102 H04R 7/12 H04R 9/04 102 H04R 9/04 104 H04R 9/06

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動方向から見た平面形状が長径と短径
    とを有する非軸対称形であって、音を放射する方向に凸
    状に湾曲させた振動板と、 前記振動板に接着されたボイスコイルボビンと、 前記ボイスコイルボビンの外周面に回巻されたボイスコ
    イルと、 前記ボイスコイルに振動用の磁束を与える磁気回路と、
    を具備し、 前記振動板は、 前記振動板の短径方向に前記振動板の内面と接合される
    上端部が円弧状の薄板の補強部材を有するものであるこ
    とを特徴とするスピーカ。
  2. 【請求項2】 前記振動板は、 前記補強部材と一体に成形されたものであることを特徴
    とする請求項1記載のスピーカ。
  3. 【請求項3】 振動方向から見た平面形状が長径と短径
    とを有する非軸対称形であって、音を放射する方向に凸
    状に湾曲させた振動板と、 前記振動板の外周部に沿って帯状に接合され、前記振動
    板を振動自在に保持する弾性を有するエッジと、 前記振動板の外周部に沿って振動方向と平行に帯状に形
    成され、該帯状の上端部が前記振動板の外周面に接着さ
    れたボイスコイルボビンと、 前記ボイスコイルボビンの外周部に回巻されたボイスコ
    イルと、 前記ボイスコイルに振動用の磁束を与える磁気回路と、 前記振動板の短径方向に設けられ、前記振動板と接合さ
    れる薄板状の連結部材と、 前記連結部材を振動自在に保持するダンパーと、 前記エッジの外周部、前記磁気回路、前記ダンパーを保
    持するフレームと、を具備することを特徴とするスピー
    カ。
  4. 【請求項4】 前記連結部材は、前記振動板の内面に上
    端部が接合する部材であり、 前記ダンパーは、連結部材の下端部を振動自在に保持
    し、前記エッジに平行する弾性部材が設けられたもので
    あることを特徴とする請求項3記載のスピーカ。
  5. 【請求項5】 前記連結部材は、前記振動板の内面に上
    端部が接合する部材であり、 前記ダンパーは、連結部材の下端部を振動自在に保持
    し、前記振動板の短径方向に平行する弾性部材が設けら
    れたものであることを特徴とする請求項3記載のスピー
    カ。
  6. 【請求項6】 前記連結部材は、前記振動板の外面と接
    合される薄板状の部材であり、 前記ダンパーは、連結部材の上端部を振動自在に保持
    し、前記エッジに平行するものであり、 前記スピーカは、前記エッジの外周部に設けられ、前記
    ダンパーを保持する取付部材を具備し、 前記フレームは、前記エッジの外周部、前記磁気回路に
    加えて、前記取付部材を保持するものであることを特徴
    とする請求項3記載のスピーカ。
  7. 【請求項7】 前記連結部材は、前記振動板の外面と接
    合される薄板状の部材であり、 前記ダンパーは、前記連結部材の上端部を振動自在に保
    持し、前記振動板の短径方向に平行するものであり、 前記スピーカは、前記振動板を跨ぐよう前記エッジの外
    周部間に設けられ、前記ダンパーを保持する取付部材を
    具備し、 前記フレームは、前記エッジの外周部、前記磁気回路、
    前記取付部材を保持するものであることを特徴とする請
    求項3記載のスピーカ。
  8. 【請求項8】 前記連結部材は、前記振動板の内面及び
    前記ボイスコイルボビンの内面と接合される薄板状の部
    材であり、 前記ダンパーは、前記連結部材の下端部を振動自在に保
    持し、前記振動板の長径方向に平行するものであること
    を特徴とする請求項3記載のスピーカ。
  9. 【請求項9】 前記磁気回路は、 断面が凹状に形成されたヨークと、 前記ヨークの一方の内側面に固着され、前記ヨークの他
    方の内側面と空隙を介して対向し、前記振動板の振動方
    向と直角方向に着磁された磁石と、を具備する ものであ
    り、 前記磁気回路が前記振動板の長径の中心軸を対称軸とし
    て2組設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載
    のスピーカ。
  10. 【請求項10】 振動方向から見た平面形状が長径と短
    径とを有する非軸対称形の振動板と、 前記振動板に接着されたボイスコイルボビンと、 前記ボイスコイルボビンの外周面に回巻されたボイスコ
    イルと、 前記ボイスコイルに振動用の磁束を与える磁気回路と、
    を具備し、 前記ボイスコイルボビンは、 振動方向と平行に帯状に形成された上端部に、前記振動
    板の外周部と平行な線状の突起が一体に形成されたひだ
    を有するものであることを特徴とするスピーカ。
  11. 【請求項11】 前記エッジは、前記振動板の外周部が
    円弧状となる部分では、外周部が直線状となる部分より
    前記エッジの幅が広くなることを特徴とする請求項3〜
    7のいずれか1項記載のスピーカ。
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