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JP3138276B2 - 特に歯科医療に使用される流体混合物を吹き付けるための注射装置 - Google Patents

特に歯科医療に使用される流体混合物を吹き付けるための注射装置

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Publication number
JP3138276B2
JP3138276B2 JP03515772A JP51577291A JP3138276B2 JP 3138276 B2 JP3138276 B2 JP 3138276B2 JP 03515772 A JP03515772 A JP 03515772A JP 51577291 A JP51577291 A JP 51577291A JP 3138276 B2 JP3138276 B2 JP 3138276B2
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syringe device
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JP03515772A
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ソルゥ、ミシェール
ラムシュタイネル、ジェラール
ベリー、アラン
Original Assignee
ソルゥ、ミシェール
ラムシュタイネル、ジェラール
ベリー、アラン
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Application filed by ソルゥ、ミシェール, ラムシュタイネル、ジェラール, ベリー、アラン filed Critical ソルゥ、ミシェール
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Publication of JP3138276B2 publication Critical patent/JP3138276B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C17/00Devices for cleaning, polishing, rinsing or drying teeth, teeth cavities or prostheses; Saliva removers; Dental appliances for receiving spittle
    • A61C17/02Rinsing or air-blowing devices, e.g. using fluid jets or comprising liquid medication
    • A61C17/0202Hand-pieces

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、特に歯科医療に使用される流体混合物を
吹き付けるためシリンジ装置に関する。
現在、歯科手術箇所に対して空気および水からなる混
合物を吹き付けるため、(各種モデルの)シリンジ、お
よび、その自由端部が患者の口に挿入されるカニューレ
からなる装置が使用されている。再使用可能なこれらの
カニューレは、もちろん、その使用により汚れるので、
使用後において殺菌消毒される必要がある。
しかし、医療分野、特に、歯科医療分野においては、
使用ごとに骨の折れる殺菌消毒を行う必要性を無くし、
また、患者の安全を確保し、もしくは、場合によっては
医療スタッフが汚れた器具によって汚染されるのを防止
するため、使い捨て式の器具を使用することが現在の趨
勢となっている。
そこで、流体流動方向における上流側端部がシリンジ
に接続可能であり、下流側端部が使い捨てのカニューレ
に接続可能な金属製のアダプタが提案されている。この
場合、カニューレは、互いに並行して延びる少なくとも
2つの流体送出通路を形成し、前記金属製のアダプタ
は、前記流体送出通路と流体連通可能な同数の供給通路
を備えるものである。
HeuillonのFR−A−2639534に提案されている装置
は、その構成材料が明記されていない使い捨てのカニュ
ーレと、アダプタとを備えるものである。円形断面の2
つの供給通路は、該供給通路の円形断面積よりかなり大
きい円形断面積を有する前記アダプタの固体部分中に並
行して形成されている。前記カニューレには、上流側か
ら下流側に急激に狭小となる円形断面積の空洞によって
形成されており、且つ、各々が急激に狭小となる略半円
形断面積を有するよう仕切壁によって直径方向に分割さ
れた2つの送出通路を有する。前記仕切られた空洞の上
流側において、カニューレは、前記アダプタの下流側端
部を収容可能なソケット部を備える。前記アダプタの下
流側端部において、前記2つの供給通路から等距離の直
径方向面には、カニューレがアダプタにはめ込まれる際
上述の仕切壁を収容するためのスロットが形成されてい
る。
しかし、この装置には多数の問題点があり、これら問
題点のほとんどは、前記供給通路の下流側端部における
流動断面積と、それより15倍大きい前記送出通路の上流
側端部における流動断面積との間のかなり大きな差に関
係するものである。
このため、平衡状態となる前においては、流体の動き
に乱流が発生し、カニューレの端部からの流体送出が不
規則になる。また、例えば水のような流体が吹き付けら
れる際、カニューレに水の貯留部が形成され、このた
め、医師が水の供給を停止したときでも、水の流動がす
ぐには停止せず、カニューレから水がしたたり落ちる。
同じ理由により、医師が合成物を乾燥させるため、水の
噴射から空気の噴射に切り換えた場合でも、ベンチュリ
効果によって、空気が隣接する送出通路に残留した水を
吸込み、これにより、乾燥すべき合成物には湿った空気
が送られることになる。
さらに、上述した乱流によって発生する圧力によっ
て、前記カニューレとアダプタとの接続が適当でない時
に切れることがある。
さらに、ここに提案されているカニューレは、成形型
から外すのが難しいので、プラスチック成型によっては
製造できないと思える。
また、SegalのWO90/07912には、別の解決法が提案さ
れている。ここにおいて、アダプタの供給通路とカニュ
ーレの対応する送出通路とは、並行したものではなく、
同軸上に延びている。この場合、上述した接続切れを防
止するため、カニューレにアダプタ接続用の差込みソケ
ットを設けるので、カニューレの製造がさらに困難であ
る。また、このような構成は、使い捨てされる物品の製
造に見合わないようなコストがかかる製造方法を必要と
し、その結果、カニューレの製造コストが高くなり、事
実上、使い捨てすべきカニューレが再使用されることが
ある。
この発明の目的は、上述した2つの既知の装置の問題
点を解決することである。この目的を達成するため、こ
の発明は、上述タイプの装置であって、前記カニューレ
がプラスチック材料を成形したものであり、前記送出通
路が少なくとも前記カニューレの全長にわたって一定の
断面積を有するものであり、前記供給通路に接続される
“アウトレット”スリーブと称される管状スリーブが前
記アダプタの下流側端面から突出しており、前記管状ア
ウトレットスリーブが、前記送出通路の上流側端部に収
容されるような相対位置および寸法に形成されているこ
とを特徴とする装置を提供するものである。
前記カニューレは、その使い捨て可能性と両立可能な
極めて経済的な条件下で、射出成形可能である。前記管
状アウトレットスリーブによる前記供給通路と送出通路
との接続は完全に満足ゆくものであることが証明されて
おり、この発明に係る装置について行われた多くの試験
においては、前記供給通路と送出通路との間の適当では
ない時の分離は観察されなかった。
それ自体公知の方法により、前記カニューレは、その
底部において前記送出通路の上流側端部が開口する接続
ソケット部を有し、該接続ソケット部が前記アダプタの
下流側端部部分にはめ込み可能である。しかし、従来の
技術とは異なり、前記供給通路と前記送出通路との接続
部において、前記供給通路と流体流動断面積は、前記送
出通路の流体流動断面積と略同等である。
接続時における前記カニューレとアダプタとの間にお
ける相互の方向付けを容易にするため、前記ソケット部
の周囲壁部の内方面、および、前記アダプタの下流側端
部部分の外周面には、互いに係合可能な、相補的な形状
の軸方向突条部と軸方向切欠部とが設けられている。
好ましい実施例において、前記ソケット部の周囲壁部
の内方面が、その自由端部近傍において、規則的に離隔
した弾性変形可能な一連の突起を有し、前記アダプタの
側壁部に、前記突起を収容可能な周囲溝が形成されてい
る。前記突起と前記溝との係合により、医師は、カニュ
ーレがアダプタに対して十分はめ込まれたことを確認す
ることができ、これにより、接続切れの心配が無くな
る。前記突起は弾性変形可能であるので、使用後におい
てカニューレをアダプタから外して捨てる際、医師はカ
ニューレを引っ張るだけでよい。
上記から理解されるように、この発明に係るシリンジ
装置は、一般的に、空気と水との混合物を吹き付けるた
めに使用されるものであり、従って、カニューレは2つ
の送出通路を有することになる。しかしながら、3つ以
上の流体を吹き付ける用途も考えることができ、その場
合、カニューレは3つ以上の送出通路を有することにな
る。
前記送出通路は一般的に平行するよう設けられるもの
であり、前記流体が混合されるよう、少なくとも1つの
前記送出通路の下流側端部は、該送出通路を介して送出
される流体が他方の前記送出通路を介して送出される流
体に合流するような形状を有するものである。
少なくとも1つの前記送出通路の自由端部は、吹き付
け圧力を高めることができるよう、狭小化されているの
が好ましい。
前記アダプタは、各種モデルのシリンジに対応できる
よう、各種モデルのものが提供されなければならない。
これらのモデルは、もちろん、単一モデルのカニューレ
と共働する一定形状の部分と、シリンジのモデルに応じ
た形状の部分とを有することになる。
このため、例えばAdecおよびHanau型のシリンジに適
したこの発明の第1の実施例において、前記アダプタ
は、第1の流体を前記管状アウトレットスリーブの1つ
に送るため、該アダプタの上流側端面から突出して前記
供給通路の1つに接続される管状のインレットスリーブ
を有し、該管状のインレットスリーブが前記アダプタの
長手軸に平行するものであり、さらに、前記アダプタ
は、該アダプタの上流側端面中および他の前記管状アウ
トレットスリーブに接続される他の前記供給通路中に第
2の流体を送るため開口したインレット通路を有し、該
インレット通路が前記アダプタの長手軸に対して傾斜し
ている。
例えばLucciani型のシリンジに適した他の実施例にお
いて、前記アダプタは、2つの管状インレットスリーブ
と、該アダプタの長手軸に平行して該アダプタの上流側
端面から突出したコレクタとを備え、前記2つの管状イ
ンレットスリーブの各々が前記管状アウトレットスリー
ブと流体連通し、前記コレクタが前記アダプタに形成さ
れた盲管通路中に開口している。
このモデルにおいては、前記アダプタが、前記カニュ
ーレのソケット部に収容可能な形状および寸法を有する
外皮部と、管状スリーブが設けられる供給通路が形成さ
れたコア部とを備えるのが好ましい。
この発明の特徴および利点は、添付図面を参照した以
下の説明から明らかであろう。
図1は、この発明の第1の実施例に係る装置の縦断面
図、 図2aおよび図2bは、図1に示した構成要素が分離され
た状態を、より小さい縮尺で示す縦断図、 図3は、この発明の第2の実施例に係るシリンジ装置
の縦断面図、 図4a、図4bおよび図4cは、図3に示した構成要素が分
離された状態をより小さい縮尺で示す縦断面図であっ
て、図2bと同一の構成であるカニューレを省略して示す
図。
先ず、この説明および請求の範囲に使用されている上
流側および下流側という用語が、図1および図3におい
て矢印Am−Avによって示されている流体流動方向に関す
るものである、ということを理解されたい。
図1、図2aおよび図2bにおいて、この発明の第1の実
施例に係る装置は、アダプタ2上にはめられたカニュー
レ1を備えている。
より詳しくは、前記カニューレ1は、一定の弾性を有
するプラスチック材料を成形したものであり、ソケット
部3を有する。該ソケット部3は円筒状の空洞60とロッ
ド4とを有し、該ロッド4内に、2つの平行して延びる
送出通路5,6が設けられている。各送出通路5,6は、その
全長にわたり略一定の円形断面積を有するものである。
ロッド4の自由端部は、斜めに形成されている。また、
送出通路5において前記ソケット部3とは反対側の端部
は、この通路5から吹き付けられる流体の噴射流がその
長手軸X−X′方向からD−D′方向に偏向され、通路
6の長手軸Y−Y′に合流するよう狭小化されている。
また、通路6の端部も、出力圧力を増加するよう狭小化
されている。ソケット部3における自由縁部のすぐ近傍
の内方面には、一連の弾性変形可能な突起8が設けられ
ている。
カニューレ1とアダプタ2とが適確に且つ高速に相互
に方向付けされ得るよう、ソケット部3の内壁には、ア
ダプタ2の壁部に形成された軸方向の切欠部62に進入す
るようになった軸方向の突条61が設けられている。
前記アダプタ2は、カニューレ1への接続のために標
準的な外形を有する部分9と、例えばAdecまたはHanau
型のようなある特定のモデルのシリンジへの接続のため
に特有の外形を有する部分10とを有する機械加工された
金属製要素である。
さらに詳しく述べると、前記標準部分9は、前記ソケ
ット部3の空洞60の寸法に対応する寸法を有する円筒状
ブロック11を有し、接続時に、このブロック11がソケッ
ト部3に完全にはまり込み、アダプタ3の下流側端面37
が底部に当接する。前記ブロック11は、カニューレ1の
前記突起8を収容するようになった周囲溝12を有する。
ブロック11は、前記周囲溝12からさらに上流側におい
て、ソケット部3の自由縁部が当接する肩部14を形成す
る大径部13を有する。
アダプタ2の前記特有部分10は、Oリングシール15を
収容する周囲溝70を有し、上流側端面16には、円筒状切
欠部17が形成されている。
2つの流体供給通路18,19は、アダプタ2を貫通して
延びている。カニューレ1がアダプタ2上の正しい位置
にあるとき、供給通路18の長手軸は、その全長にわた
り、カニューレ1の送出通路5の長手軸X−X′と一致
する。
一方、供給通路19の上流側部分20の長手軸Z1−Z2は、
前記円筒状切欠部17の長手軸と一致するが、カニューレ
1の送出通路6の軸Y−Y′とは一致しない。また、供
給通路19の下流側部分22の長手軸は、前記軸Y−Y′と
一致する。さらに、前記部分20,22の間には、カニュー
レ1の中間合流部21が形成されている。
明らかに、このような構成は、アダプタ2にはめられ
たシリンジと標準的なカニューレ1との軸のズレを補正
することを目的とするものである。
供給通路18は、その上流側端部において、前記軸X−
X′に対して傾斜する長手軸W1−W2を有するインレット
通路23を介して、外部と連通している。
管状インレットスリーブ24は、その一部が前記供給通
路19に進入することにより、該通路19の上流側端部内に
固定されている。また、管状アウトレットスリーブ25,2
6も、同様に、供給通路18,19の下流側端部内に固定され
ている。こうして、前記インレットスリーブ24およびア
ウトレットスリーブ25,26は、それぞれ、アダプタ2の
上流側端面および下流側端面から突出している。
Oリングシール27は、円筒空洞27内の管状インレット
スリーブ24の周囲に設けられている。
前記管状インレットスリーブ24とインレット通路23と
は、シリンジとの流体連通を可能にする。また、わずか
な力で送出通路5,6に導入可能な直径を有する管状アウ
トレットスリーブ25,26は、カニューレ1との流体連通
を保証する。
この発明のシリンジ装置によって空気と水との混合物
を吹き付けることが所望の場合、空気は前記インレット
通路23および供給通路18を介して導入され、水は供給通
路19を介して導入される。送出通路5の自由端部におけ
る形状7は、噴射空気流が送出通路6からの噴射水流に
打ち当たり、その水と混合するようにする。
上述内容から理解されるように、金属製アダプタ2の
前記部分10は、シリンジに接続された流体の送出を制御
するものであり、シール15,27は、接続部分からの流体
漏れを確実に防止するものである。アダプタ2の前記部
分9は、特に弾性変形可能な突起8と溝12との係合によ
り、使い捨てカニューレ1を保持する。また、前記スリ
ーブ25,26の突出部分をわずかな力で送出通路5,6中に押
込むことによって、流体漏れの無い状態および相補的な
保持機能が保証される。この押込みは、カニューレ1を
形成している材料の少なくともわずかの弾性によって可
能になる。
図3および図4a−4cに示す第2の実施例は、アダプタ
がいくつかの部品からなる点、および、アダプタの上流
側端部の供給通路に対するアクセス位置において、上述
した第1の実施例と相違している。
この実施例において上記第1の実施例と同一構成要素
は、第1の実施例と同じ参照符号によって示し、再度説
明しない。また、第1の実施例と類似した構成要素は、
第1の実施例と同じ参照符号にプライム符号を付して示
す。
図示のように、アダプタ2′は、外皮部28とコア部29
とで構成されている。
外皮部28は、標準部分9′と特有部分10′とからな
る。標準部分9′は、周囲溝12′が形成されたブロック
11′と、標準的なカニューレ1の自由縁部が当接する肩
部14′を有する大径部13′とを備えている。特有部分1
0′は、前記大径部13′より直径の小さい円筒ブロック3
1を有する。外皮部28には、直径が一定した円筒空洞32
が形成されている。
一方、コア部29は、導入部分の遊びを除いて外皮部28
の前記空洞32の内径に対応する外径を有する円筒胴部33
と、肩部43を形成しているより大きな直径の円筒部34と
を備えている。円筒胴部33の長さは、肩部45が外皮部28
の上流側端面48に当接するまでコア部29が外皮部28中に
挿入されたとき、コア軸29の下流側端面35が外皮部28の
下流側端面36と面一となるような長さを有する。これら
の端面35、36は、アダプタ1の端面37を構成し、カニュ
ーレ1のソケット部3の突起8が溝部12′と係合すると
き、ソケット部3の底部と当接する。
コア部29には、2つの供給通路18′、19′が形成され
ており、上記通路19と同様に、各通路18′、19′は、3
つの部分、すなわち、軸X−X′およびY−Y′に対し
てそれぞれ平行であるが位置ずれした長手軸W1′−W
2′、Z1′−Z2′を有する上流側部分と、その長手軸が
前記軸X−X′およびY−Y′とそれぞれ一致する下流
側部分と,中間部分とからなる。供給通路18′、19′
は、上流側端部においては、管状インレットスリーブ3
8、24′の部分的な挿入によって固定され、下流側端部
においては、管状アウトレットスリーブ25′、26′の部
分的な挿入によって固定される。
例えばLucciani型のシリンジにアダプタ2′を接続
し、コア部29を外皮部28内に保持するため、上流側端面
40、下流側端面41および空洞42を有するナット39が設け
られる。空洞42は、上流側円筒部分43と、これより小径
の下流側円筒部分44を形成しており、上流側円筒部分43
と下流側円筒部分44との間の部分には、外皮部28の上流
側端面48から突出するストッパ43の周囲部分と当接する
肩部45が形成されている。面43が面48、45に当接したと
き、ナット39の下流側端面41が外皮部28の大径部13′の
上流側端面41に当接するよう、ナット39の下流側円筒部
分44の長さは外皮部28の円筒部分31の長さに対応してい
る。
ナット39の上流側円筒部分43は46の部分においてネジ
が形成されており、これにより、シリンジにネジ固定さ
れるようになっている。アダプタ2がこのようにしてシ
リンジに接続される際、インレットスリーブ38、24′が
対応するシリンジの導管に進入させられる。
コア部29の上流側端面50からは、管状インレットスリ
ーブ38、24′のみならず、シリンジに設けられた適当な
方向付け穴に進入するよう設計されたコレクタ51から突
出する。
上述の説明は流体混合物の噴射に関して行われたが、
この発明では、一度に例えば空気のような1つの流体の
みを吹き付けるようにしてもよい。これは、この発明の
装置ではなく、注射器の制御性に関連する。
フロントページの続き (72)発明者 ソルゥ、ミシェール フランス国 エフ92400 クールベヴォ ワ、リュ・ピエール・キュリー 6 (72)発明者 ラムシュタイネル、ジェラール フランス国 エフ77170 セルヴォン、 ロルム・ロン、エールエヌ 19 (72)発明者 ベリー、アラン フランス国 エフ91700 サーントゥ・ ジュネーヴィエヴ・デ・ボワ、リュ・ド ゥ・ボワ・デ・ロシェ 20 (56)参考文献 特開 昭61−125356(JP,A) 特許2930640(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61C 17/00 - 17/02

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】歯科医療に使用される流体混合物を吹き付
    けるためのシリンジ装置であって、金属製のアダプタ
    (2,2′)と使い捨て式のカニューレ(1)とを備え、
    前記アダプタ(2,2′)が、流体流動方向に、シリンジ
    に接続可能な上流側端部(10,10′)、および、前記カ
    ニューレ(1)に接続可能な下流側端部(9,9′)とを
    有し、前記カニューレ(1)が互いに並行して延びる流
    体送出用の少なくとも2つの通路(5,6)を有し、前記
    アダプタ(2,2′)が前記送出通路(5,6)と流体連通可
    能であり該送出通路(5,6)に対応する数設けられた供
    給通路(18,19;18′,19′)を有するシリンジ装置にお
    いて、 前記カニューレ(1)がプラスチック材料を成形したも
    のであり、前記送出通路(5,6)が少なくとも前記カニ
    ューレの全長にわたって一定の断面積を有するものであ
    り、前記供給通路(18,19;18′,19′)に接続された
    “アウトレット”スリーブと称される管状スリーブ(2
    5,26;25′,26′)が前記アダプタ(2,2′)の下流側端
    面(37,35)から突出しており、前記管状アウトレット
    スリーブ(25,26;25′,26′)が、前記送出通路(5,6)
    の上流側端部に収容され得るような相対位置および寸法
    に形成されていることを特徴とするシリンジ装置。
  2. 【請求項2】前記カニューレ(1)が、その底部におい
    て送出通路(5,6)の上流側端部が開口する接続ソケッ
    ト部(3)を有し、該接続ソケット部(3)が前記アダ
    プタ(2,2′)の下流側端部(9,9′)にはめ込み可能で
    あり、前記供給通路(18,19;18′,19′)と前記送出通
    路(5,6)との接続部において、前記供給通路(18,19;1
    8′,19′)の流体流動断面積が前記送出通路(5,6)の
    流体流動断面積と略同等である請求の範囲第1項に記載
    のシリンジ装置。
  3. 【請求項3】前記ソケット部(3)の周囲壁部の内方面
    および前記アダプタ(2,2′)の下流側端部(9,9′)の
    外周面に、互いに係合可能な、相補的な形状の軸方向突
    条部(61)と軸方向切欠部(62)とが設けられている請
    求の範囲第2項に記載のシリンジ装置。
  4. 【請求項4】前記ソケット部(3)の周囲壁部の内方面
    が、その自由縁部近傍において、規則的に離隔した弾性
    変形可能な一連の突起(8)を有し、前記アダプタ(2,
    2′)の側壁部に、前記突起(8)を収容可能な周囲溝
    (12,12′)が形成されている請求の範囲第2項または
    第3項に記載のシリンジ装置。
  5. 【請求項5】前記カニューレ(1)に2つの送出通路
    (5,6)が形成されており、該送出通路(5,6)の少なく
    とも1つの下流側端部は、該送出通路を介して送出され
    る流体が他の送出通路を介して送出される流体に合流す
    るような形状を有するものである請求の範囲第1項から
    第4項までのいずれか1項に記載のシリンジ装置。
  6. 【請求項6】前記アダプタ(2)が、第1の流体を前記
    管状アウトレットスリーブの1つ(26)に送るため、該
    アダプタの上流側端面から突出して前記供給通路の1つ
    (19)に接続された管状のインレットスリーブ(24)を
    有し、該管状のインレットスリーブ(24)が前記アダプ
    タ(2)の長手軸に平行するものであり、さらに、前記
    アダプタが、該アダプタ(2)の上流側端面中および他
    の管状アウトレットスリーブ(25)に接続された他の供
    給通路(18)中に第2の流体を送るため開口したインレ
    ット通路(23)を有し、該インレット通路(23)が前記
    アダプタ(2)の長手軸に対して傾斜している請求の範
    囲第5項に記載のシリンジ装置。
  7. 【請求項7】前記アダプタ(2′)が、2つの管状イン
    レットスリーブ(38,24′)と、該アダプタ(2′)の
    長手軸に平行して該アダプタ(2′)の上流側端面から
    突出したコレクタ(51)とを備え、前記2つの管状イン
    レットスリーブ(38,24′)の各々が前記管状アウトレ
    ットスリーブ(25′,26′)と流体連通し、前記コレク
    タ(51)が前記アダプタ(2′)に形成された盲管通路
    中に開口している請求の範囲第5項に記載のシリンジ装
    置。
  8. 【請求項8】前記アダプタが、前記カニューレ(1)の
    ソケット部(3)に収容可能な形状及び寸法を有する外
    皮部(28)と、管状スリーブ(38,24′,25′,26′)が
    設けられた供給通路(18′,19′)が形成されたコア部
    (29)とを備える請求の範囲第1項から第6項までのい
    ずれか1項に記載のシリンジ装置。
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