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JP3137802B2 - エンジンの過給装置 - Google Patents

エンジンの過給装置

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Publication number
JP3137802B2
JP3137802B2 JP05109298A JP10929893A JP3137802B2 JP 3137802 B2 JP3137802 B2 JP 3137802B2 JP 05109298 A JP05109298 A JP 05109298A JP 10929893 A JP10929893 A JP 10929893A JP 3137802 B2 JP3137802 B2 JP 3137802B2
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JP
Japan
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engine
compressor
turbine
state
passage
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JP05109298A
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English (en)
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JPH06323152A (ja
Inventor
久典 中根
啓二 荒木
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPH06323152A publication Critical patent/JPH06323152A/ja
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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Supercharger (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ターボチャージャーを
備えたエンジンの過給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ターボチャージャーが装備され
たエンジンは、ターボチャージャーを有しないエンジン
よりも発進加速性が劣る傾向がある。これは、発進時の
エンジン回転数が不足しているため、ターボチャージャ
ーのコンプレッサ及びタービンを所望の加速性が得られ
るトルクで駆動するだけの排気ガス量が得られず、ター
ボチャージャーによる過給の分だけエンジンの圧縮比が
低く設定されているために却って出力トルクが低下する
ことに起因する。
【0003】そこで従来は、例えば特開平3−2493
29号公報に示されるように、コンプレッサホイールと
タービンホイールとをつなぐシャフトに油圧タービンを
装着し、発進加速時等の所定の条件下で上記油圧ポンプ
から吐出した作動油を油圧タービンに向けてノズルを通
じ噴射することにより、上記油圧タービンと一体に上記
シャフトを補助的に駆動し、これによってターボチャー
ジャーの出力を高めるようにした過給装置が提案される
に至っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記エンジンでは、タ
ーボチャージャーの熱容量が比較的大きいため、その
分、エンジンの冷間始動時における排気ガス浄化用触媒
の昇温が遅れる。従って、ターボチャージャーをもたな
い他の通常のエンジンに比べ、冷間始動時におけるエミ
ッションの低下が顕著であり、その改善が大きな課題と
なっている。
【0005】本発明は、このような事情に鑑み、ターボ
チャージャー付きエンジンにおいて、このターボチャー
ジャーを利用することにより、特にエンジン冷間始動時
のエミッションを効果的に改善することができるエンジ
ンの過給装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ターボチャー
ジャーにおいて吸気通路内に設けられるコンプレッサと
排気通路内に設けられるタービンとを相互連結する連結
軸を補助駆動する補助駆動手段を備えたエンジンの過給
装置において、上記吸気通路においてコンプレッサより
も下流側の部分を上記排気通路において排気ガス浄化用
触媒よりも上流側の部分に連通する二次空気供給通路
と、この二次空気供給通路を開通する状態と遮蔽する状
態とに切換えられる開閉手段と、エンジンの温度状態を
検出する温度状態検出手段と、この温度状態検出手段で
検出された温度状態が予め設定された低温域にありかつ
エンジン回転数が少なくとも予め設定された低速域にあ
る場合に上記補助駆動手段を作動させるとともに上記開
閉手段を開通状態に切換える過給制御手段とを備えたも
のである(請求項1)。
【0007】上記二次空気供給通路は、上記排気通路に
おいて上記タービンよりも上流側の部分に接続すること
が、より好ましい(請求項2)。
【0008】また、上記連結軸を互いに同軸状態で並ぶ
コンプレッサ側軸とタービン側軸とに分割し、これらコ
ンプレッサ側軸とタービン側軸とを互いに連動回転する
ように連結する連結状態と互いに相対回転するように切
り離す切離し状態とに切換えられるクラッチ手段を備
え、コンプレッサ側軸を補助駆動するように上記補助駆
動手段を構成するとともに、上記開閉手段を開通状態に
切換える運転領域で上記クラッチ手段を切離し状態に切
換えるように上記過給制御手段を構成したり(請求項
3)、上記補助駆動手段を、この補助駆動手段がエンジ
ンの動力を駆動源として作動するように構成するととも
に、上記吸気通路におけるコンプレッサを迂回してその
上流側通路と下流側通路とを連通する状態と遮蔽する状
態とに切換えられる吸気バイパス手段を備え、上記開閉
手段を開通状態に切換える運転領域で上記吸気バイパス
手段を連通状態に切換えるように上記過給制御手段を構
成したりする(請求項4)ことにより、後述のようなよ
り優れた効果が得られる。
【0009】
【作用】請求項1記載の装置では、エンジン冷間時の少
なくとも低速域において、ターボチャージャーが補助駆
動されることにより、コンプレッサ及びタービンの回転
数が上昇する。そして、上記コンプレッサの回転数上昇
で過給圧が高められ、このコンプレッサから吐出される
高圧空気が二次空気として二次空気供給通路を通じて排
気通路における排気浄化用触媒の上流側に供給されると
ともに、上記タービンの回転数上昇による排気脈動の促
進により上記二次空気と排気ガスとの混合が促される。
これによって、排気浄化用触媒における排気浄化反応が
促進され、その分エミッションが向上する。
【0010】特に、請求項2記載の装置では、コンプレ
ッサで加圧された二次空気がタービンの上流側に供給さ
れるため、この二次空気は、上記タービンの回転によっ
て排気ガスとより効果的に撹拌される。
【0011】また、請求項3記載の装置では、上記二次
空気供給領域において、ターボチャージャーにおけるコ
ンプレッサ側軸を慣性モーメントの大きなタービン及び
タービン側軸から切離し、コンプレッサ及びコンプレッ
サ側軸のみ補助回転駆動するので、コンプレッサ及びタ
ービンを一体に補助回転駆動する場合に比べてコンプレ
ッサ回転数及び過給圧がさらに上昇し、その分二次空気
の供給量が増大する。また、過給圧の上昇によって排気
ガスエネルギも上昇し、補助駆動を行わない場合に比べ
てタービン回転数も上昇するため、このタービン回転に
起因する排気脈動による上記二次空気と排気ガスとの混
合効果も促進される。
【0012】請求項4記載の装置では、上記二次空気供
給領域で、上記吸気通路におけるコンプレッサを迂回し
てその上流側通路と下流側通路とを開通しているので、
この開通による吸気還流でコンプレッサの仕事量が増え
ることにより、このコンプレッサを駆動する補助駆動手
段の負荷ひいてはエンジンの負荷が高まる。その分、エ
ンジンの暖機が促進され、排気ガス浄化用触媒における
排気ガス浄化反応がより促進される。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図5に基づいて説
明する。
【0014】図1に示すエンジン10の各気筒には、吸
気マニホールド12を介して共通吸気管14が接続され
ている。この共通吸気管14の途中には、スロットル弁
15、インタクーラー16、ターボチャージャー(実際
には後述のように補助駆動を受けるスーパーチャージャ
ーとしての機能も兼ね備えたターボチャージャー)2
4、エアクリーナー18等が設けられている。
【0015】この共通吸気管14において、上記ターボ
チャージャー24の上流側部分と下流側部分とは、同タ
ーボチャージャー24を迂回するバイパス通路17で接
続されており、このバイパス通路17の途中に吸気バイ
パス弁21が設けられている。この吸気バイパス弁21
は、電磁切換弁等で構成され、外部からの信号を受けて
上記バイパス通路17を開通する状態と遮断する状態と
に切換えられるように構成されている。
【0016】また、上記各気筒には、排気マニホールド
19を介して共通排気管20が接続され、この共通排気
管20の途中に、上記ターボチャージャー24、排気ガ
ス浄化用触媒(この実施例では三元触媒)22等が設け
られている。
【0017】上記ターボチャージャー24の内部構造を
図2,3に示す。このターボチャージャー24は、通常
のターボチャージャーと同様、コンプレッサ26及びタ
ービン28を備えている。コンプレッサ26はコンプレ
ッサハウジング30に収容され、タービン28はタービ
ンハウジング32に収容されている。コンプレッサハウ
ジング30は上記共通吸気管14の途中に組み込まれ、
タービンハウジング32は上記共通排気管20の途中に
組み込まれており、両ハウジング30,32は略円筒状
の本体ハウジング34を介して連結されている。
【0018】なお、上記コンプレッサ26はアルミニウ
ム等の比較的軽量な材料で比較的薄肉に形成されている
のに対し、タービン28は、排気ガスの高熱に耐えるべ
く鉄系材料等の比較的重い材料で厚肉に形成されてい
る。従って、タービン28の慣性モーメントは上記コン
プレッサ26の慣性モーメントよりも大幅に大きくなっ
ている。
【0019】この本体ハウジング34内の中央には、こ
れと同軸状態でコンプレッサ側軸36及びタービン側軸
38が収容されている。そして、コンプレッサ側軸36
の外側端部(図2では右側端部)が上記コンプレッサ2
6の中心部に固定され、タービン側軸38の外側端部
(図2では左側端部)がタービン28の中心部に固定さ
れている。
【0020】上記コンプレッサ側軸36の内側端部(図
2では左側端部)は、先端に向かって開口する筒部37
とされ、タービン側軸38の内側端部(図2では右側端
部)は、上記筒部37内に相対回転可能に嵌入される小
径の嵌入部39とされている。
【0021】上記コンプレッサ側軸36の径方向外側に
は、これと一体に回転する状態で外筒41が外嵌され、
この外筒41において上記タービン側よりの部分(図2
では左側よりの部分;本体ハウジング34内において左
右方向略中央の部分)に、油圧タービン(補助駆動用タ
ービン)43が一体形成されている。この油圧タービン
43は、この実施例ではペルトンホイール状に形成さ
れ、その外周部に所定方向から作動油が吹き付けられる
ことにより、上記外筒41及びコンプレッサ側軸36と
一体に回転駆動されるように構成されている。
【0022】本体ハウジング34の内側には、その軸方
向略全域にわたって延びる筒状の軸受ハウジング40が
嵌挿されている。そして、この軸受ハウジング40に、
上記コンプレッサ側軸36外側の外筒41と、タービン
側軸38の双方が、軸受42を介して回転可能に支持さ
れている。また、各軸受42の傍らには油路形成リング
45が配設されている。
【0023】上記コンプレッサ側軸36とタービン側軸
38との間には、図3に示すような油圧クラッチ(クラ
ッチ手段)44が設けられている。この油圧クラッチ4
4は、油路形成ブロック46、スリーブ48、外側クラ
ッチ部材50、内側クラッチ部52、スプリング58等
で構成されている。
【0024】上記油路形成ブロック46は、後述の油圧
クラッチ作動油用油路が形成されたものであり、全体が
筒状をなしている。この油路形成ブロック46のタービ
ンよりの部分は上記軸受ハウジング40内周面にほぼ摺
接する大径部46aとされ、コンプレッサよりの部分は
上記大径部46aよりも小径の小径部46bとされてお
り、油路形成ブロック46全体がタービン側軸38に外
嵌、固定されている。また、この油路形成ブロック46
の大径部46aと小径部46bとの境界部分にはリング
55が固定されている。
【0025】外側クラッチ部材50は、タービン側軸3
8の外径よりも大きな内径をもつ筒状部を有し、ナット
51と上記油路形成ブロック46との間に挾まれた状態
でタービン側軸38の途中部分に固定されている。上記
筒状部は、コンプレッサ側軸36に向かって開口してお
り、この開口端の周縁内周面は、筒状部の奥(図3では
左側)に向かうに従って縮径するテーパー状内周面53
とされている。
【0026】これに対し、内側クラッチ部52はコンプ
レッサ側軸36の筒部37の端部に一体形成されたもの
であり、筒状をなしている。そして、この内側クラッチ
部52の外周面は、上記外側クラッチ部材50のテーパ
ー状内周面53に内側から圧接可能なテーパー状外周面
54とされている。
【0027】スリーブ48は、上記外側クラッチ部材5
0の外周面に外側から摺接しており、そのコンプレッサ
側端部(図3右側端部)には、上記内側クラッチ部52
をコンプレッサ側から抱きかかえるリング56が固定さ
れている。また、このスリーブ48の適所からは内方の
油路形成ブロック46に向かって突出するつば部49が
形成されており、このつば部49と上記リング55との
間に油圧室59が形成されている。
【0028】上記つば部49と上記外側クラッチ部材5
0との間には、スプリング(圧接手段)58が圧入され
ている。このスプリング58は、その弾発力でスリーブ
48及び上記リング56をタービン側に付勢している。
この弾発力により、上記リング56にコンプレッサ側か
ら抱きかかえられるようにしてコンプレッサ側軸36が
タービン側に押圧され、この押圧により、通常は上記内
側クラッチ部52の外側テーパー面54が外側クラッチ
部材50の内側テーパー面53に内側から圧接し、これ
らテーパー面53,54の圧接による摩擦力で、コンプ
レッサ側軸36とタービン側軸38とが同軸状態で相対
回転不能に連結されるようになっている。
【0029】次に、このターボチャージャー24に形成
されている作動油の油路を説明する。なお、この実施例
では上記作動油として軸受42の潤滑油が共用されてい
る。
【0030】本体ハウジング34の側壁適所には、作動
油供給ポート62が形成され、この作動油供給ポート6
2は作動油供給路64を介して軸受ハウジング40に連
通されている。軸受ハウジング40の側壁には、上記作
動油供給路64と通ずる溝65が全周にわたって形成さ
れるとともに、この溝65と軸受ハウジング40内とを
連通する複数の作動油噴射口63が穿設されている。各
作動油噴射口63の位置は、該噴射口63から噴射され
た作動油が上記油圧タービン43の外周部に吹き付けら
れ、これによって油圧タービン43が回転駆動される位
置に形成されている。
【0031】本体ハウジング34側壁において、上記作
動油供給ポート62と異なる位置には作動油供給ポート
66が設けられ、この作動油供給ポート66は、軸受ハ
ウジング40において上記溝65と異なる位置に開口し
ている。軸受ハウジング40において上記開口に臨む部
分には、溝69が全周にわたって形成されるとともに、
この溝69と軸受ハウジング40内における上記油路形
成ブロック46の大径部46a外周面とを連通する複数
の作動油供給口67が形成されている。
【0032】タービン側軸38の中央には、その中心軸
に沿って作動油路70が形成されている。このタービン
側軸38及び油路形成ブロック46の大径部46aに
は、上記作動油供給口67と作動油路70とを径方向に
連通する作動油路71,68が形成されている。さら
に、上記タービン軸38において上記作動油路71より
もコンプレッサ側の部分及び油路形成ブロック46の小
径部46bには、上記作動油路70と前記油圧室59と
を径方向に連通する作動油路73,72が形成されてい
る。
【0033】そして、これらの作動油路73,72から
上記油圧室59内に作動油が供給されることにより、そ
の油圧でスリーブ48及びリング56がスプリング58
の弾発力に抗してコンプレッサ側に押され(図3二点鎖
線参照)、これにより両テーパー面53,54の圧接が
解除されてコンプレッサ側軸36とタービン側軸38と
が相対回転可能に切り離されるようになっている。
【0034】本体ハウジング34には、上記軸受ハウジ
ング40内に通ずる作動油回収路81,82が形成され
ており、これらは作動油排出ポート84に合流してい
る。
【0035】本体ハウジング34において、上記作動油
供給ポート62と異なる位置には、潤滑油供給ポート8
6が形成されている。この潤滑油供給ポート86は、本
体ハウジング34内に形成された潤滑油供給路88,9
4を通じて軸受ハウジング40の外周面に連通されてい
る。
【0036】軸受ハウジング40の外周面において、上
記潤滑油供給路88,94につながる位置には、全周に
わたって溝89,96が形成されており、さらに、この
軸受ハウジング40及び油路形成リング45には、上記
溝89,96に通ずる潤滑油路90,98が形成されて
いる。各油路形成リング45には、各潤滑油路90,9
8と通ずるオイルジェット92,99が形成されてお
り、各オイルジェット92,99の向きは、これらオイ
ルジェット92,99から噴射された潤滑油が各軸受4
2の滑動部分に供給されるように設定されている。
【0037】また、本体ハウジング34には、上記軸受
ハウジング40の両端開口と通ずる潤滑油回収路80,
83が形成されており、これらは上記作動油排出ポート
84に合流している。
【0038】なお、図3において78は通路確保用の栓
であり、100は本体ハウジング34に形成されたウォ
ータジャケットである。
【0039】図1に示すように、エンジン10のクラン
ク軸102には、駆動伝達機構104、及びポンプクラ
ッチ106を介して油圧ポンプ108が連結されてい
る。油圧ポンプ108は調圧弁110を介して上記作動
油供給ポート62,66の双方に接続されている。
【0040】上記ポンプクラッチ106は、上記駆動伝
達機構104と油圧ポンプ108とをつなぐオン状態
と、両者を切り離すオフ状態とに切換えられ、オン状態
で上記クランク軸102の駆動力を駆動伝達機構104
を介して油圧ポンプ108に伝達することにより、この
油圧ポンプ108を作動させるように構成されている。
油圧ポンプ108は、その作動により、上記エンジン1
0内の潤滑油を作動油として上記調圧弁110を介し作
動油供給ポート62,66に圧送するように構成されて
いる。
【0041】さらに、上記共通吸気管14において上記
コンプレッサ26とエアクリーナー18との間の部分
と、共通排気管20において上記タービン28よりも上
流側の部分とは、図1に示すような二次空気供給通路1
13を介して連通されている。この二次空気供給通路1
13の途中には、通路開閉用の供給切換弁111と、逆
流防止用のリード弁112とが設けられている。上記供
給切換弁111は、電磁弁からなり、外部からの信号の
入力により、二次空気供給通路113を開通する状態と
遮蔽する状態とに切換えられるようになっている。
【0042】図1に示すように、このエンジンには、上
記タービン28の単位時間当りの回転数Ntを検出する
タービン回転数センサ114、エンジン水温等の検出に
よりエンジンの温度状態を検出するエンジン温度センサ
115、スロットル弁15のスロットル開度θを検出す
るスロットルセンサ116、エンジン回転数Neを検出
するエンジン回転数センサ117、吸気管内圧力を検出
するエンジン吸気管ブーストセンサ118等が設けら
れ、これらのセンサ類がECU(コントロールユニッ
ト;駆動制御手段)120に接続されている。ECU1
20は、各センサの検出信号に基づき、上記ポンプクラ
ッチ106のオンオフ制御、吸気バイパス弁21及び供
給切換弁111の開閉制御等を行うように構成されてい
る。
【0043】次に、このECU120の行う制御動作並
びに装置全体の作用を図4のフローチャートを参照しな
がら説明する。
【0044】まず、ECU120は、エンジン温度セン
サ115の検出信号を受け、その検出温度Twと予め設
定された設定温度Toとを比較する(ステップS1)。
【0045】ここで、上記検出温度Twが上記設定温度
Toよりも低い場合(エンジン冷間時である場合;ステ
ップS1でYES)には、ポンプクラッチ106をオン
に切換えるとともに、供給切換弁111を開く(ステッ
プS2)。
【0046】ポンプクラッチ106のオンにより、油圧
ポンプ108が作動し、エンジン10内の潤滑油が調圧
弁110で一定圧力に調圧された後にターボチャージャ
ー24の作動油供給ポート62に供給される。この作動
油は、溝65を通じて作動油噴射口63から外筒41の
油圧タービン43に噴射され、これにより上記外筒41
と一体にコンプレッサ軸36さらにはコンプレッサ26
が補助回転駆動され、加速される。同時に、上記作動油
は、作動油供給ポート66から溝69、作動油供給口6
7、作動油路68,71,70,73,72を順に通っ
て油圧室59内に導入され、スプリング58の弾発力に
抗してスリーブ48をコンプレッサ側(図3右側)に押
し返す。これにより、それまでスプリング58がその弾
発力でリング56を介し内側クラッチ部52を外側クラ
ッチ部材50の内側に押し込んでいた力が解除され、こ
れに伴い、上記内側クラッチ部52の外側テーパー面5
3と外側クラッチ部材50の内側テーパー面54との圧
接も解除される。従って、この圧接力に起因する摩擦力
でそれまで連結されていたコンプレッサ側軸36とター
ビン側軸38とが、互いに相対回転可能な状態に切り離
される。
【0047】すなわち、上記作動油の供給により、油圧
タービン43の回転駆動とほぼ同時にコンプレッサ側軸
36とタービン側軸38との切離しが行われる。これに
より、慣性モーメントの小さいコンプレッサ26及びコ
ンプレッサ側軸36のみが補助回転駆動されるため、こ
のコンプレッサ26が慣性モーメントの大きなタービン
28及びタービン側軸38と連結されている場合に比
べ、コンプレッサ26の回転数がより高められ、過給圧
も迅速に上昇する。また、この過給圧の増大に伴い、排
気ガスエネルギが増大するため、補助駆動がない場合に
比べてタービン28の回転数も上昇することになる。
【0048】一方、上記供給切換弁111が開くことに
より、コンプレッサ26から吐出された高圧空気が、エ
ンジン10を迂回して直接共通排気管19(より具体的
にはタービン28の上流側)に二次空気として供給され
る。そして、この二次空気がタービン28の回転によっ
て排気ガスと混合され、その後に排気ガス浄化用触媒2
2に送られることにより、この排気ガス浄化用触媒22
での排気ガス浄化反応(例えばHCやCOの酸化反応)
が促進される。
【0049】このような二次空気供給が開始されてから
の時間tEMが予め設定された時間toに達するまでは
(ステップS3でNO)、ECU120は、エンジン吸
気圧、スロットル開度θ、及びエンジン回転数Neと、
予め記憶したマップとに基づいて、コンプレッサ回転数
の予測値Ncを演算する(ステップS4)。そして、こ
の予測値Ncにタービン回転数Ntが到達した場合(ス
テップS5でYES)、もしくは上記時間tEMが上記設
定時間toに達した場合(ステップS3でYES)に
は、ポンプクラッチ106をオフに切換えるとともに、
供給切換弁111を閉じる(ステップS6)。
【0050】このポンプクラッチ106のオフにより、
油圧ポンプ108による油圧室59内への作動油の供給
が止められるため、スプリング58の弾発力で内側クラ
ッチ部52のテーパー状外周面54が外側クラッチ部材
50のテーパー状内周面53に再び圧接し、この圧接に
よる摩擦力で、コンプレッサ側軸36とタービン側軸3
8とが同軸の状態で相対回転不能に相互連結される。従
って、コンプレッサ26はタービン28と一体に回転
し、通常のターボチャージャー24と同様、タービン2
8が回収する排気ガスエネルギによってコンプレッサ2
6が回転駆動されることとなる。
【0051】これに対し、上記検出温度Twが設定温度
To以上である場合には(ステップS1でNO)、その
時点でポンプクラッチ106のオンオフ状態を確認する
(ステップS7)。ポンプクラッチ106がオフの場合
(ステップS7でNO)にはこれを維持し、ポンプクラ
ッチ106がオンの場合には(ステップS7でYE
S)、エンジン回転数Neが一定値No未満でかつエン
ジン負荷Peが一定値Poを上回る場合(すなわち高負
荷低回転状態)にのみ(ステップS8でYES)クラッ
チオンの状態を維持し、それ以外の場合(ステップS8
でNO)は上記ステップS4,S5を実行する。
【0052】このような装置によれば、次の効果を得る
ことができる。
【0053】(a) エンジン冷間時、供給切換弁111を
開いてコンプレッサ26から吐出された二次空気を排気
側に供給するようにしているので、この二次空気と排気
ガスとの混合により、排気ガス浄化用触媒22における
排気ガス浄化反応を促進することができる。しかも、こ
の二次空気供給領域において、ターボチャージャー24
を補助駆動してコンプレッサ26及びタービン28の回
転数を上げているので、上記コンプレッサ26の回転数
上昇に伴う過給圧の上昇によって排気側への二次空気供
給量を増やすとともに、上記タービン28の回転に起因
する排気脈動を高めることで上記二次空気と排気ガスと
の混合をより促進することができ、その分、上記排気ガ
ス浄化反応をより促進し、エミッションを向上させるこ
とができる。
【0054】(b) 上記二次空気をタービン28の上流側
に供給しているので、このタービン28の回転によって
上記二次空気と排気ガスとの撹拌をより促進することが
できる。
【0055】(c) 二次空気供給領域では、コンプレッサ
側軸36とタービン側軸38とを相対回転可能に切り離
し、コンプレッサ26のみを単独で駆動しているので、
両軸36,38を連結してコンプレッサ26と慣性モー
メントの大きいタービン28とを一体的に補助駆動する
場合に比べ、同じ駆動負荷でコンプレッサ回転数をより
高めることができる。従って、その分過給圧もより高め
ることができ、より多くの二次空気を排気側に供給して
排気ガス浄化をさらに促進することができる。
【0056】これらの効果に加え、さらに、上記二次空
気供給領域で吸気バイパス弁21を開く(すなわちコン
プレッサ26から吐出された空気をコンプレッサ上流側
に還流させる)ようにすれば、この吸気還流によってコ
ンプレッサ26の仕事量を増やし、このコンプレッサ2
6を駆動する油圧ポンプ108の負荷すなわちエンジン
の負荷を高めることができる。従って、この負荷増大の
分、冷間始動時におけるエンジン10の暖機ひいては排
気ガス浄化用触媒22の温度上昇を早めることができ、
この冷間始動時での排気ガス浄化をさらに促進する効果
が得られる。
【0057】図5は、上記実施例装置及び従来装置にお
ける各緒言の時間変化を示したものであり、同図におけ
る実線200は車速を示し、同図実線201,202,
203はそれぞれ従来装置における排気ガス温度、排気
ガス浄化用触媒通過前の排気ガス中のHC濃度、排気ガ
ス浄化用触媒通過後の排気ガス中のHC濃度を示し、同
図二点鎖線211,212,213はそれぞれ上記実施
例装置における排気ガス温度、排気ガス浄化用触媒通過
前の排気ガス中のHC濃度、排気ガス浄化用触媒通過後
の排気ガス中のHC濃度を示している。この図から明ら
かなように、上記実施例装置によれば、車速、排気ガス
温度、浄化前の排気ガス中HC濃度がそれぞれ従来とほ
ぼ等しい条件で、浄化後の排気ガス中HC濃度、特にエ
ンジン冷間始動時の濃度を従来装置に比べて大幅に軽減
することができる。
【0058】なお、本発明はこのような実施例に限定さ
れるものではなく、例として次のような態様を採ること
も可能である。
【0059】(1) 上記実施例では、エンジン冷間時に無
条件でターボチャージャー24の補助駆動及び二次空気
供給を行うものを示したが、本発明ではエンジン冷間時
における少なくとも低回転領域で上記補助駆動及び二次
空気供給を行えば、エンジンの冷間始動時におけるエミ
ッションの向上という効果を得ることが可能である。
【0060】(2) 本発明では、排気側への二次空気供給
通路113の接続個所(すなわち二次空気供給個所)を
特に問わない。ただし、タービン28の回転を二次空気
と排気ガスとの混合により有効に用いるには、上記接続
個所をタービン28の上流側に設定することが重要であ
る。
【0061】(3) 上記実施例では、コンプレッサ側軸3
6とタービン側軸38とが分割されるターボチャージャ
ー24を示したが、両軸が常に一体に回転する通常のタ
ーボチャージャーを備えた装置においても、二次空気供
給領域において上記軸を補助駆動することにより、エミ
ッションの向上を図ることが可能である。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば次の効果
を得ることができる。
【0063】請求項1記載の装置では、エンジン冷間時
の少なくとも低回転領域において、コンプレッサから吐
出されたされた二次空気を排気側に供給するとともに、
この二次空気供給領域においてターボチャージャーを補
助駆動し、コンプレッサ及びタービンの回転数を高める
ようにしているので、これらの回転数上昇に伴う過給圧
の上昇及び排気脈動の促進によって上記二次空気供給量
の増大及び上記二次空気と排気ガスとの混合促進を実現
し、その分、上記排気ガス浄化反応をより促進すること
ができる。従って、上記ターボチャージャーを有効利用
してエミッションを大幅に向上させることができる効果
がある。
【0064】特に、請求項2記載の装置では、上記二次
空気をタービンの上流側に供給しているので、このター
ビンの回転によって上記二次空気と排気ガスとの撹拌効
果をより高め、排気ガス浄化反応をさらに促進すること
ができる効果がある。
【0065】さらに、請求項3記載の装置では、上記所
定減速時にコンプレッサをタービンから切り離してコン
プレッサのみを補助駆動しているので、所定減速時にコ
ンプレッサとタービンとを連結して双方を補助駆動する
場合に比べ、この所定減速時でのコンプレッサ回転数を
より高い回転数に維持することができる。従って、この
コンプレッサ回転による二次空気供給量をさらに増や
し、エミッションをより向上させることができる効果が
ある。
【0066】また、請求項4記載の装置では、上記二次
空気供給領域で吸気バイパス手段を開通状態に切換え、
コンプレッサ下流側の空気をコンプレッサ上流側に還流
させるようにしているので、この吸気還流によってコン
プレッサの補助駆動手段の負荷ひいてはエンジン負荷を
高めることができる。従って、この負荷増大の分、冷間
始動時におけるエンジンの暖機ひいては排気ガス浄化用
触媒の温度上昇を早め、この冷間始動時での排気ガス浄
化性能をさらに高めることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるエンジンの全体構
成図である。
【図2】上記エンジンに設けられたターボチャージャー
の断面正面図である。
【図3】図2の一部拡大図である。
【図4】上記エンジンに設けられたECUの制御動作を
示すフローチャートである。
【図5】上記エンジンと従来のエンジンとの特性の差異
を示すグラフである。
【符号の説明】
10 エンジン 14 共通吸気管 17 バイパス通路(吸気バイパス手段を構成) 20 共通排気管 21 吸気バイパス弁(吸気バイパス手段を構成) 24 ターボチャージャー 26 コンプレッサ 28 タービン 36 コンプレッサ側軸 38 タービン側軸 43 油圧タービン(補助駆動手段) 44 油圧クラッチ(クラッチ手段) 62,66 作動油供給ポート 102 クランク軸(エンジン出力軸) 108 油圧ポンプ(補助駆動手段) 111 供給切換弁(開閉手段) 113 二次空気供給通路 115 エンジン温度センサ(温度状態検出手段) 120 ECU(過給制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02B 37/16 F02B 39/12 39/12 37/00 303H (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 37/10 F01N 3/22 311 F01N 3/24 F02B 37/00 302 F02B 37/14 F02B 37/16 F02B 39/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターボチャージャーにおいて吸気通路内
    に設けられるコンプレッサと排気通路内に設けられるタ
    ービンとを相互連結する連結軸を補助駆動する補助駆動
    手段を備えたエンジンの過給装置において、上記吸気通
    路においてコンプレッサよりも下流側の部分を上記排気
    通路において排気ガス浄化用触媒よりも上流側の部分に
    連通する二次空気供給通路と、この二次空気供給通路を
    開通する状態と遮蔽する状態とに切換えられる開閉手段
    と、エンジンの温度状態を検出する温度状態検出手段
    と、この温度状態検出手段で検出された温度状態が予め
    設定された低温域にありかつエンジン回転数が少なくと
    も予め設定された低速域にある場合に上記補助駆動手段
    を作動させるとともに上記開閉手段を開通状態に切換え
    る過給制御手段とを備えたことを特徴とするエンジンの
    過給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエンジンの過給装置にお
    いて、上記二次空気供給通路を上記排気通路において上
    記タービンよりも上流側の部分に接続したことを特徴と
    するエンジンの過給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のエンジンの過給
    装置において、上記連結軸を互いに同軸状態で並ぶコン
    プレッサ側軸とタービン側軸とに分割し、これらコンプ
    レッサ側軸とタービン側軸とを互いに連動回転するよう
    に連結する連結状態と互いに相対回転するように切り離
    す切離し状態とに切換えられるクラッチ手段を備え、コ
    ンプレッサ側軸を補助駆動するように上記補助駆動手段
    を構成するとともに、上記開閉手段を開通状態に切換え
    る運転領域で上記クラッチ手段を切離し状態に切換える
    ように上記過給制御手段を構成したことを特徴とするエ
    ンジンの過給装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のエンジンの過給
    装置において、上記補助駆動手段を、この補助駆動手段
    がエンジンの動力を駆動源として作動するように構成す
    るとともに、上記吸気通路におけるコンプレッサを迂回
    してその上流側通路と下流側通路とを連通する状態と遮
    蔽する状態とに切換えられる吸気バイパス手段を備え、
    上記開閉手段を開通状態に切換える運転領域で上記吸気
    バイパス手段を連通状態に切換えるように上記過給制御
    手段を構成したことを特徴とするエンジンの過給装置。
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