JP3137083B2 - 移動体通信システム、通信装置、通信方法、並びに記録媒体 - Google Patents
移動体通信システム、通信装置、通信方法、並びに記録媒体Info
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- JP3137083B2 JP3137083B2 JP10196499A JP19649998A JP3137083B2 JP 3137083 B2 JP3137083 B2 JP 3137083B2 JP 10196499 A JP10196499 A JP 10196499A JP 19649998 A JP19649998 A JP 19649998A JP 3137083 B2 JP3137083 B2 JP 3137083B2
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/0001—Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff
- H04L1/0002—Systems modifying transmission characteristics according to link quality, e.g. power backoff by adapting the transmission rate
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- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ム、通信装置、通信方法、並びに記録媒体に関し、特
に、通信端末の移動速度に応じてデータ速度を変更する
ことにより、安定した通信が可能な移動体通信システ
ム、通信装置、通信方法、並びに記録媒体に関する。
ム、通信装置、通信方法、並びに記録媒体に関し、特
に、通信端末の移動速度に応じてデータ速度を変更する
ことにより、安定した通信が可能な移動体通信システ
ム、通信装置、通信方法、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、次世代の移動体通信システムとし
て、IMT−2000と呼ばれる高速で大容量なシステ
ムが検討されている。このシステムでは、データ速度が
最大で2メガビット/秒(Mbps)と言われており、
現在の移動体通信システムとは比較にならない程の高速
なシステムである。
て、IMT−2000と呼ばれる高速で大容量なシステ
ムが検討されている。このシステムでは、データ速度が
最大で2メガビット/秒(Mbps)と言われており、
現在の移動体通信システムとは比較にならない程の高速
なシステムである。
【0003】しかしながら、無条件にデータを2Mbp
sで送れる訳ではなく、移動端末の移動速度により、最
大のデータ速度を制限しようとしている。これは、移動
端末の移動速度が高速になればなる程、ハンドオフ(1
つの基地局がカバーするゾーン又はセルをまたがって通
信の継続性を保証する機能)の実行回数が増え、システ
ムに与えるインパクトが大きくなるからである。具体的
には、低速移動では最大2Mbps、中速移動では最大
384キロビット/秒(Kbps)、高速移動では最大
64Kbps程度になることが予想される。
sで送れる訳ではなく、移動端末の移動速度により、最
大のデータ速度を制限しようとしている。これは、移動
端末の移動速度が高速になればなる程、ハンドオフ(1
つの基地局がカバーするゾーン又はセルをまたがって通
信の継続性を保証する機能)の実行回数が増え、システ
ムに与えるインパクトが大きくなるからである。具体的
には、低速移動では最大2Mbps、中速移動では最大
384キロビット/秒(Kbps)、高速移動では最大
64Kbps程度になることが予想される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、仮に移動端末が高速で移動していたとして
も、最大2Mbpsで通信を行う可能性がある課題があ
った。この場合、ハンドオフが頻繁に起これば、システ
ムに対するインパクトは多大になることが予想される。
その理由は、現時点で、移動端末の移動速度を計測する
手段がないからである。
技術では、仮に移動端末が高速で移動していたとして
も、最大2Mbpsで通信を行う可能性がある課題があ
った。この場合、ハンドオフが頻繁に起これば、システ
ムに対するインパクトは多大になることが予想される。
その理由は、現時点で、移動端末の移動速度を計測する
手段がないからである。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、移動端末の移動速度に応じて通信速度を変
化させるようにし、ハンドオフの回数に拘わらず、安定
した通信を行うことができるようにするものである。
ものであり、移動端末の移動速度に応じて通信速度を変
化させるようにし、ハンドオフの回数に拘わらず、安定
した通信を行うことができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の移動体
通信システムは、基地局と移動端末が通信を行う移動体
通信システムであって、移動端末は、基地局との間でデ
ータの送受信を行う送受信手段と、データ要求速度を入
力する入力手段と、複数の測地衛星からの電波を受信す
る受信手段と、受信手段によって受信された電波から、
所定の時間間隔で現在位置を算出し、算出した現在位置
の経時的な変化に基づいて、移動端末の移動速度を測定
する測定手段と、測定手段によって測定された移動速度
と、移動速度において許容される最大データ速度を対応
づけたテーブルを記憶する記憶手段と、入力手段によっ
て入力されたデータ要求速度と、記憶手段によって記憶
されている移動端末の移動速度において許容される最大
データ速度とを比較する比較手段と、比較手段による比
較結果に応じて、入力手段によって入力されたデータ要
求速度と、記憶手段によって記憶されている移動端末の
移動速度において許容される最大データ速度のうちの低
い方の速度を通信時のデータ速度として設定するよう、
基地局に対して指示するデータ速度指示手段とを備え、
データ速度指示手段は、比較手段による比較結果に応じ
て、入力手段によって入力されたデータ要求速度が、測
定手段によって測定された移動速度において許容される
最大データ速度より低いとき、通信時のデータ速度を、
入力手段によって入力されたデータ要求速度に変更する
よう、基地局に対して指示し、測定手段によって測定さ
れた移動速度において許容される最大データ速度が、入
力手段によって入力されたデータ要求速度より低いと
き、通信時のデータ速度を、測定手段によって測定され
た移動速度において許容される最大データ速度に変更す
るよう、基地局に対して指示し、基地局は、移動端末よ
り指示されたデータ速度で通信を行うように制御するこ
とを特徴とする。請求項2に記載の通信装置は、基地局
を介して通信を行う通信装置であって、基地局との間で
データの送受信を行う送受信手段と、データ要求速度を
入力する入力手段と、複数の測地衛星からの電波を受信
する受信手段と、受信手段によって受信された電波か
ら、所定の時間間隔で現在位置を算出し、算出した現在
位置の経時的な変化に基づいて、通信装置自身の移動速
度を測定する測定手段と、 測定手段によって測定された
移動速度と、移動速度において許容される最大データ速
度を対応づけたテーブルを記憶する記憶手段と、入力手
段によって入力されたデータ要求速度と、記憶手段によ
って記憶されている通信装置自身の移動速度において許
容される最大データ速度とを比較する比較手段と、比較
手段による比較結果に応じて、入力手段によって入力さ
れたデータ要求速度と、記憶手段によって記憶されてい
る通信装置自身の移動速度において許容される最大デー
タ速度のうちの低い方の速度を通信時のデータ速度とし
て設定するよう、基地局に対して指示するデータ速度指
示手段とを備え、データ速度指示手段は、比較手段によ
る比較結果に応じて、入力手段によって入力されたデー
タ要求速度が、測定手段によって測定された移動速度に
おいて許容される最大データ速度より低いとき、通信時
のデータ速度を、入力手段によって入力されたデータ要
求速度に変更するよう、基地局に対して指示し、測定手
段によって測定された移動速度において許容される最大
データ速度が、入力手段によって入力されたデータ要求
速度より低いとき、通信時のデータ速度を、測定手段に
よって測定された移動速度において許容される最大デー
タ速度に変更するよう、基地局に対して指示し、基地局
に対して指示したデータ速度で基地局と通信を行うこと
を特徴とする。請求項3に記載の通信方法は、基地局を
介して通信を行う通信方法であって、基地局との間でデ
ータの送受信を行う送受信ステップと、データ要求速度
を入力する入力ステップと、複数の測地衛星からの電波
を受信する受信ステップと、受信ステップにおいて受信
された電波から、所定の時間間隔で現在位置を算出し、
算出した現在位置の経時的な変化に基づいて、通信装置
自身の移動速度を測定する測定ステップと、測定ステッ
プにおいて測定された移動速度と、移動速度において許
容される最大データ速度を対応づけたテーブルを記憶す
る記憶ステップと、入力ステップにおいて入力されたデ
ータ要求速度と、記憶ステップにおいて記憶された通信
装置自身の移動速度において許容される最大データ速度
とを比較する比較ステップと、比較ステップにおける比
較結果に応じて、入力ステップにおいて入力されたデー
タ要求速度と、記憶ステップにおいて記憶された通信装
置自身の移動速度において許容される最大データ速度の
うちの低い方の速度を通信時のデータ速度として設定す
るよう、基地局に対して指示するデータ速度指示ス テッ
プとを備え、データ速度指示ステップにおいては、比較
ステップにおける比較結果に応じて、入力ステップにお
いて入力されたデータ要求速度が、測定ステップにおい
て測定された移動速度で許容される最大データ速度より
低いとき、通信時のデータ速度を、入力ステップにおい
て入力されたデータ要求速度に変更するよう、基地局に
対して指示し、測定ステップにおいて測定された移動速
度で許容される最大データ速度が、入力ステップにおい
て入力されたデータ要求速度より低いとき、通信時のデ
ータ速度を、測定ステップにおいて測定された移動速度
で許容される最大データ速度に変更するよう、基地局に
対して指示し、基地局に対して指示したデータ速度で基
地局と通信を行うことを特徴とする。請求項4に記載の
記録媒体は、請求項3に記載の通信方法を実行可能なプ
ログラムが記録されていることを特徴とする。本発明に
係る移動体通信システム、通信装置、通信方法、並びに
記録媒体においては、入力されたデータ要求速度が、測
定された移動端末又は通信装置の移動速度で許容される
最大データ速度より低いとき、通信時のデータ速度を、
入力されたデータ要求速度に変更するよう、基地局に対
して指示し、測定された移動速度で許容される最大デー
タ速度が、入力されたデータ要求速度より低いとき、通
信時のデータ速度を、測定された移動速度で許容される
最大データ速度に変更するよう、基地局に対して指示
し、基地局に対して指示したデータ速度で基地局と通信
を行う。
通信システムは、基地局と移動端末が通信を行う移動体
通信システムであって、移動端末は、基地局との間でデ
ータの送受信を行う送受信手段と、データ要求速度を入
力する入力手段と、複数の測地衛星からの電波を受信す
る受信手段と、受信手段によって受信された電波から、
所定の時間間隔で現在位置を算出し、算出した現在位置
の経時的な変化に基づいて、移動端末の移動速度を測定
する測定手段と、測定手段によって測定された移動速度
と、移動速度において許容される最大データ速度を対応
づけたテーブルを記憶する記憶手段と、入力手段によっ
て入力されたデータ要求速度と、記憶手段によって記憶
されている移動端末の移動速度において許容される最大
データ速度とを比較する比較手段と、比較手段による比
較結果に応じて、入力手段によって入力されたデータ要
求速度と、記憶手段によって記憶されている移動端末の
移動速度において許容される最大データ速度のうちの低
い方の速度を通信時のデータ速度として設定するよう、
基地局に対して指示するデータ速度指示手段とを備え、
データ速度指示手段は、比較手段による比較結果に応じ
て、入力手段によって入力されたデータ要求速度が、測
定手段によって測定された移動速度において許容される
最大データ速度より低いとき、通信時のデータ速度を、
入力手段によって入力されたデータ要求速度に変更する
よう、基地局に対して指示し、測定手段によって測定さ
れた移動速度において許容される最大データ速度が、入
力手段によって入力されたデータ要求速度より低いと
き、通信時のデータ速度を、測定手段によって測定され
た移動速度において許容される最大データ速度に変更す
るよう、基地局に対して指示し、基地局は、移動端末よ
り指示されたデータ速度で通信を行うように制御するこ
とを特徴とする。請求項2に記載の通信装置は、基地局
を介して通信を行う通信装置であって、基地局との間で
データの送受信を行う送受信手段と、データ要求速度を
入力する入力手段と、複数の測地衛星からの電波を受信
する受信手段と、受信手段によって受信された電波か
ら、所定の時間間隔で現在位置を算出し、算出した現在
位置の経時的な変化に基づいて、通信装置自身の移動速
度を測定する測定手段と、 測定手段によって測定された
移動速度と、移動速度において許容される最大データ速
度を対応づけたテーブルを記憶する記憶手段と、入力手
段によって入力されたデータ要求速度と、記憶手段によ
って記憶されている通信装置自身の移動速度において許
容される最大データ速度とを比較する比較手段と、比較
手段による比較結果に応じて、入力手段によって入力さ
れたデータ要求速度と、記憶手段によって記憶されてい
る通信装置自身の移動速度において許容される最大デー
タ速度のうちの低い方の速度を通信時のデータ速度とし
て設定するよう、基地局に対して指示するデータ速度指
示手段とを備え、データ速度指示手段は、比較手段によ
る比較結果に応じて、入力手段によって入力されたデー
タ要求速度が、測定手段によって測定された移動速度に
おいて許容される最大データ速度より低いとき、通信時
のデータ速度を、入力手段によって入力されたデータ要
求速度に変更するよう、基地局に対して指示し、測定手
段によって測定された移動速度において許容される最大
データ速度が、入力手段によって入力されたデータ要求
速度より低いとき、通信時のデータ速度を、測定手段に
よって測定された移動速度において許容される最大デー
タ速度に変更するよう、基地局に対して指示し、基地局
に対して指示したデータ速度で基地局と通信を行うこと
を特徴とする。請求項3に記載の通信方法は、基地局を
介して通信を行う通信方法であって、基地局との間でデ
ータの送受信を行う送受信ステップと、データ要求速度
を入力する入力ステップと、複数の測地衛星からの電波
を受信する受信ステップと、受信ステップにおいて受信
された電波から、所定の時間間隔で現在位置を算出し、
算出した現在位置の経時的な変化に基づいて、通信装置
自身の移動速度を測定する測定ステップと、測定ステッ
プにおいて測定された移動速度と、移動速度において許
容される最大データ速度を対応づけたテーブルを記憶す
る記憶ステップと、入力ステップにおいて入力されたデ
ータ要求速度と、記憶ステップにおいて記憶された通信
装置自身の移動速度において許容される最大データ速度
とを比較する比較ステップと、比較ステップにおける比
較結果に応じて、入力ステップにおいて入力されたデー
タ要求速度と、記憶ステップにおいて記憶された通信装
置自身の移動速度において許容される最大データ速度の
うちの低い方の速度を通信時のデータ速度として設定す
るよう、基地局に対して指示するデータ速度指示ス テッ
プとを備え、データ速度指示ステップにおいては、比較
ステップにおける比較結果に応じて、入力ステップにお
いて入力されたデータ要求速度が、測定ステップにおい
て測定された移動速度で許容される最大データ速度より
低いとき、通信時のデータ速度を、入力ステップにおい
て入力されたデータ要求速度に変更するよう、基地局に
対して指示し、測定ステップにおいて測定された移動速
度で許容される最大データ速度が、入力ステップにおい
て入力されたデータ要求速度より低いとき、通信時のデ
ータ速度を、測定ステップにおいて測定された移動速度
で許容される最大データ速度に変更するよう、基地局に
対して指示し、基地局に対して指示したデータ速度で基
地局と通信を行うことを特徴とする。請求項4に記載の
記録媒体は、請求項3に記載の通信方法を実行可能なプ
ログラムが記録されていることを特徴とする。本発明に
係る移動体通信システム、通信装置、通信方法、並びに
記録媒体においては、入力されたデータ要求速度が、測
定された移動端末又は通信装置の移動速度で許容される
最大データ速度より低いとき、通信時のデータ速度を、
入力されたデータ要求速度に変更するよう、基地局に対
して指示し、測定された移動速度で許容される最大デー
タ速度が、入力されたデータ要求速度より低いとき、通
信時のデータ速度を、測定された移動速度で許容される
最大データ速度に変更するよう、基地局に対して指示
し、基地局に対して指示したデータ速度で基地局と通信
を行う。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の移動通信システ
ムの一実施の形態の構成例を示している。同図に示すよ
うに、サービスゾーン1には、基地局2が設置されてお
り、移動端末3はサービスゾーン1内を移動中である。
移動端末3は、測位用の衛星(測地衛星)4,5,6か
らそれぞれ送信される各電波を受信し、その位相差から
現在位置を測定するようになされている。また、移動端
末3が他のサービスゾーンに移動するときには、サービ
スゾーン1の基地局2との間の通信を、他のサービスゾ
ーンの基地局との間の通信に切り替えるハンドオフ動作
が行われるようになされている。
ムの一実施の形態の構成例を示している。同図に示すよ
うに、サービスゾーン1には、基地局2が設置されてお
り、移動端末3はサービスゾーン1内を移動中である。
移動端末3は、測位用の衛星(測地衛星)4,5,6か
らそれぞれ送信される各電波を受信し、その位相差から
現在位置を測定するようになされている。また、移動端
末3が他のサービスゾーンに移動するときには、サービ
スゾーン1の基地局2との間の通信を、他のサービスゾ
ーンの基地局との間の通信に切り替えるハンドオフ動作
が行われるようになされている。
【0008】図2は、図1に示した移動端末3の詳細な
構成例を示すブロック図である。同図に示すように、移
動端末3は、測地衛星4,5,6からそれぞれ送信され
てきた各電波を、アンテナ11を介して受信するGPS
(Global Positioning System)受信部12と、受信した
電波に基づいて、移動端末3の現在位置を計測する位置
計測部13と、位置計測部13によって計測された位置
の経時的な変化から、移動端末3の移動速度を算出し、
記憶する移動速度算出部/記憶部14とを有している。
構成例を示すブロック図である。同図に示すように、移
動端末3は、測地衛星4,5,6からそれぞれ送信され
てきた各電波を、アンテナ11を介して受信するGPS
(Global Positioning System)受信部12と、受信した
電波に基づいて、移動端末3の現在位置を計測する位置
計測部13と、位置計測部13によって計測された位置
の経時的な変化から、移動端末3の移動速度を算出し、
記憶する移動速度算出部/記憶部14とを有している。
【0009】さらに、移動端末3は、データ送信を行う
ときに、希望するデータ要求速度を入力するデータ要求
速度入力部16と、移動端末3の現在の移動速度を移動
速度算出部/記憶部14から読み出し、移動速度/最大
データ速度対応テーブル15から、移動端末3の現在の
移動速度に対応する、移動体通信システムが許容するエ
アー区間(移動端末と基地局間)の最大データ速度を読
み出し、読み出したこの最大データ速度と、データ要求
速度入力部16より入力されたデータ要求速度を比較
し、低い方のデータ速度を出力する比較部17と、比較
部17より出力されたデータ速度を、図3に示したフォ
ーマットの発呼要求電文のデータ速度要求部に載せて発
呼を要求する発呼要求部18と、発呼要求部18からの
発呼要求電文を、アンテナ11を介して送信する送受信
部19とを有している。また、送受信部19は、通常の
音声通信やデータ通信を行うようになされている。
ときに、希望するデータ要求速度を入力するデータ要求
速度入力部16と、移動端末3の現在の移動速度を移動
速度算出部/記憶部14から読み出し、移動速度/最大
データ速度対応テーブル15から、移動端末3の現在の
移動速度に対応する、移動体通信システムが許容するエ
アー区間(移動端末と基地局間)の最大データ速度を読
み出し、読み出したこの最大データ速度と、データ要求
速度入力部16より入力されたデータ要求速度を比較
し、低い方のデータ速度を出力する比較部17と、比較
部17より出力されたデータ速度を、図3に示したフォ
ーマットの発呼要求電文のデータ速度要求部に載せて発
呼を要求する発呼要求部18と、発呼要求部18からの
発呼要求電文を、アンテナ11を介して送信する送受信
部19とを有している。また、送受信部19は、通常の
音声通信やデータ通信を行うようになされている。
【0010】次に、その動作について説明する。測地衛
星4,5,6から送信されてきた電波は、アンテナ11
を介してGPS受信部12により受信され、位置計測部
13に供給される。位置計測部13においては、各測地
衛星4,5,6から送信されてきた各電波の位相差が演
算され、この位相差に基づいて、移動端末3の現在の位
置が計測される。計測された現在の位置は、例えば、経
緯度で示される。
星4,5,6から送信されてきた電波は、アンテナ11
を介してGPS受信部12により受信され、位置計測部
13に供給される。位置計測部13においては、各測地
衛星4,5,6から送信されてきた各電波の位相差が演
算され、この位相差に基づいて、移動端末3の現在の位
置が計測される。計測された現在の位置は、例えば、経
緯度で示される。
【0011】この経緯度情報は、移動速度算出部/記憶
部14に供給される。移動速度算出部/記憶部14は、
経緯度情報を周期的に観測することにより、移動端末3
の移動速度を算出し、所定のメモリに記憶する。移動速
度算出部/記憶部14は、移動速度/最大データ速度対
応テーブル15に接続されており、後述するように、移
動端末3の移動速度を移動速度/最大データ速度対応テ
ーブル15に適宜、提供する。移動速度/最大データ速
度対応テーブル15には、移動端末3の移動速度と、移
動端末3が移動体通信システムに要求できる最大データ
速度との対応表が記憶されている。
部14に供給される。移動速度算出部/記憶部14は、
経緯度情報を周期的に観測することにより、移動端末3
の移動速度を算出し、所定のメモリに記憶する。移動速
度算出部/記憶部14は、移動速度/最大データ速度対
応テーブル15に接続されており、後述するように、移
動端末3の移動速度を移動速度/最大データ速度対応テ
ーブル15に適宜、提供する。移動速度/最大データ速
度対応テーブル15には、移動端末3の移動速度と、移
動端末3が移動体通信システムに要求できる最大データ
速度との対応表が記憶されている。
【0012】一方、移動端末3のユーザがデータを送ろ
うとする場合、ユーザはそのデータ量により、データ要
求速度入力部16から所望のデータ要求速度を入力す
る。入力したデータ要求速度は、比較部17に供給され
る。比較部17は、データ要求速度入力部16よりデー
タ要求速度が供給されたとき、移動速度算出部/記憶部
14に記憶されている移動端末3の現在の移動速度を読
み出し、読み出した現在の移動速度に対応した、移動体
通信システムが許容する最大データ速度を、移動速度/
最大データ速度対応テーブル15より読み出す。
うとする場合、ユーザはそのデータ量により、データ要
求速度入力部16から所望のデータ要求速度を入力す
る。入力したデータ要求速度は、比較部17に供給され
る。比較部17は、データ要求速度入力部16よりデー
タ要求速度が供給されたとき、移動速度算出部/記憶部
14に記憶されている移動端末3の現在の移動速度を読
み出し、読み出した現在の移動速度に対応した、移動体
通信システムが許容する最大データ速度を、移動速度/
最大データ速度対応テーブル15より読み出す。
【0013】そして、比較部17は、データ要求速度入
力部16より供給された、ユーザが入力したデータ要求
速度と、移動端末3の現在の移動速度に対応した最大デ
ータ速度とを比較し、データ要求速度と最大データ速度
の内の低い方の速度を選択し、選択したデータ速度を発
呼要求部18に供給する。
力部16より供給された、ユーザが入力したデータ要求
速度と、移動端末3の現在の移動速度に対応した最大デ
ータ速度とを比較し、データ要求速度と最大データ速度
の内の低い方の速度を選択し、選択したデータ速度を発
呼要求部18に供給する。
【0014】発呼要求部18は、比較部17より供給さ
れたデータ速度を、図3に示したフォーマットの発呼要
求電文のデータ速度要求部に挿入し、送受信部19に供
給する。発呼要求部18より送受信部19に供給された
発呼要求電文は、送受信部19により、アンテナ11を
介して基地局2に送信される。
れたデータ速度を、図3に示したフォーマットの発呼要
求電文のデータ速度要求部に挿入し、送受信部19に供
給する。発呼要求部18より送受信部19に供給された
発呼要求電文は、送受信部19により、アンテナ11を
介して基地局2に送信される。
【0015】基地局2は、移動端末3より供給された発
呼要求電文を受信し、その中のデータ速度要求部に記述
されているデータ速度で、移動端末3との間で通信を行
う。
呼要求電文を受信し、その中のデータ速度要求部に記述
されているデータ速度で、移動端末3との間で通信を行
う。
【0016】次に、図4を参照して、発呼要求時のシー
ケンスについて説明する。まず、移動端末3において、
ユーザがデータを送信しようとして、発呼要求する場合
について説明する。まず、ユーザは、送るべきデータの
データ量により、ユーザ要求速度入力部16からデータ
要求速度を入力する(手順101)。例として、2メガ
ビット/秒(Mbps)を入力したとする。このデータ
要求速度は、比較部17に供給される。
ケンスについて説明する。まず、移動端末3において、
ユーザがデータを送信しようとして、発呼要求する場合
について説明する。まず、ユーザは、送るべきデータの
データ量により、ユーザ要求速度入力部16からデータ
要求速度を入力する(手順101)。例として、2メガ
ビット/秒(Mbps)を入力したとする。このデータ
要求速度は、比較部17に供給される。
【0017】次に、比較部17は、移動端末3の現在の
移動速度を、移動速度算出部/記憶部14より読み出す
(手順102)。例として、移動速度として、時速15
キロメートル(Km)を読み出したものとする。なお、
この移動速度は、移動速度算出部/記憶部14により、
測地衛星4,5,6から送信されてきた電波に基づいて
算出されたものである。
移動速度を、移動速度算出部/記憶部14より読み出す
(手順102)。例として、移動速度として、時速15
キロメートル(Km)を読み出したものとする。なお、
この移動速度は、移動速度算出部/記憶部14により、
測地衛星4,5,6から送信されてきた電波に基づいて
算出されたものである。
【0018】次に、比較部17は、移動速度/最大デー
タ速度対応テーブル15から、移動端末3の移動速度に
対応する、移動体通信システムが許容する最大データ速
度を読み出す(手順103)。例えば、移動端末3の移
動速度が時速15Kmであれば、最大データ速度は38
4キロビット/秒(Kbps)となる。
タ速度対応テーブル15から、移動端末3の移動速度に
対応する、移動体通信システムが許容する最大データ速
度を読み出す(手順103)。例えば、移動端末3の移
動速度が時速15Kmであれば、最大データ速度は38
4キロビット/秒(Kbps)となる。
【0019】次に、比較部17により、データ要求速度
入力部16より供給されたデータ要求速度と、移動速度
/最大データ速度対応テーブル15より読み出した最大
データ速度とが比較され、低い方のデータ速度が発呼要
求部18に供給される。発呼要求部18に供給されたデ
ータ速度は、発呼要求部18が作成する発呼要求電文の
データ速度要求部に載せられて、送信部19により送信
され、基地局2に対して発呼が行われる(手順10
4)。この例の場合、2Mbps(データ要求速度)
と、384Kbps(最大データ速度)を比較すること
になり、384Kbpsの方がデータ速度が低いので、
384Kbpsを発呼要求電文のデータ速度要求部に載
せて発呼することになる。これにより、データ速度が3
84Kbpsの通信が行われる。
入力部16より供給されたデータ要求速度と、移動速度
/最大データ速度対応テーブル15より読み出した最大
データ速度とが比較され、低い方のデータ速度が発呼要
求部18に供給される。発呼要求部18に供給されたデ
ータ速度は、発呼要求部18が作成する発呼要求電文の
データ速度要求部に載せられて、送信部19により送信
され、基地局2に対して発呼が行われる(手順10
4)。この例の場合、2Mbps(データ要求速度)
と、384Kbps(最大データ速度)を比較すること
になり、384Kbpsの方がデータ速度が低いので、
384Kbpsを発呼要求電文のデータ速度要求部に載
せて発呼することになる。これにより、データ速度が3
84Kbpsの通信が行われる。
【0020】以上のようにして、上記実施の形態におい
ては、移動端末3の移動速度に応じて、移動体通信シス
テムが許容する最大データ速度(移動速度/最大データ
速度対応テーブル15に記憶されている)を越えて、移
動端末3が移動体通信システムに対してデータ速度を要
求してくることがなくなる。即ち、移動端末3は、移動
端末3の移動速度に応じて、移動体通信システムに対し
て、移動体通信システムが許容するデータ速度を要求す
るようにすることができる。
ては、移動端末3の移動速度に応じて、移動体通信シス
テムが許容する最大データ速度(移動速度/最大データ
速度対応テーブル15に記憶されている)を越えて、移
動端末3が移動体通信システムに対してデータ速度を要
求してくることがなくなる。即ち、移動端末3は、移動
端末3の移動速度に応じて、移動体通信システムに対し
て、移動体通信システムが許容するデータ速度を要求す
るようにすることができる。
【0021】その理由は、移動端末3がGPS受信部1
2を持つことにより、自らの移動速度を知ることがで
き、移動速度/最大データ速度対応テーブル15を持つ
ことにより、移動体通信システムが許容する、移動端末
3の移動速度に対応した最大データ速度を知ることがで
きるからである。
2を持つことにより、自らの移動速度を知ることがで
き、移動速度/最大データ速度対応テーブル15を持つ
ことにより、移動体通信システムが許容する、移動端末
3の移動速度に対応した最大データ速度を知ることがで
きるからである。
【0022】このように、移動端末3がGPS受信部1
2を持つことにより、移動端末3の移動速度が算出さ
れ、また、移動速度/最大データ速度対応テーブル15
を持つことにより、移動端末3が移動体通信システムで
許容されるエアー区間の最大データ速度を要求すること
ができ、ハンドオフの回数が増えた場合でも、安定した
通信を行うことが可能となる。
2を持つことにより、移動端末3の移動速度が算出さ
れ、また、移動速度/最大データ速度対応テーブル15
を持つことにより、移動端末3が移動体通信システムで
許容されるエアー区間の最大データ速度を要求すること
ができ、ハンドオフの回数が増えた場合でも、安定した
通信を行うことが可能となる。
【0023】なお、上記実施の形態においては、3つの
測地衛星を用いて現在位置を算出するようにしたが、4
以上の測地衛星を用いるようにすることも可能である。
測地衛星を用いて現在位置を算出するようにしたが、4
以上の測地衛星を用いるようにすることも可能である。
【0024】また、上記実施の形態においては、測地衛
星からの電波を受信することにより移動端末の移動速度
を測定するようにしたが、その他の方法により、移動端
末の移動速度を測定する場合にも本発明を適用すること
ができる。
星からの電波を受信することにより移動端末の移動速度
を測定するようにしたが、その他の方法により、移動端
末の移動速度を測定する場合にも本発明を適用すること
ができる。
【0025】また、上記実施の形態において、移動速度
/最大データ速度対応テーブル15に記憶されている具
体的な数値は例であって、これに限定されるものではな
い。
/最大データ速度対応テーブル15に記憶されている具
体的な数値は例であって、これに限定されるものではな
い。
【0026】また、上記実施の形態においては、発呼要
求時のシーケンスについて記述したが、通信中に移動端
末の移動速度が変わり、移動体通信システムで許容され
るエアー区間の最大データ速度が変わった場合にも、同
様の方法にて、データ速度の変更を基地局に指示するよ
うにすることができる。
求時のシーケンスについて記述したが、通信中に移動端
末の移動速度が変わり、移動体通信システムで許容され
るエアー区間の最大データ速度が変わった場合にも、同
様の方法にて、データ速度の変更を基地局に指示するよ
うにすることができる。
【0027】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る移動体通信シ
ステム、通信装置、通信方法、並びに記録媒体によれ
ば、入力されたデータ要求速度が、測定された移動端末
又は通信装置の移動速度で許容される最大データ速度よ
り低いとき、通信時のデータ速度を、入力されたデータ
要求速度に変更するよう、基地局に対して指示し、測定
された移動速度で許容される最大データ速度が、入力さ
れたデータ要求速度より低いとき、通信時のデータ速度
を、測定された移動速度で許容される最大データ速度に
変更するよう、基地局に対して指示し、基地局に対して
指示したデータ速度で基地局と通信を行うようにしたの
で、ハンドオフの回数が多くなっても安定した通信を行
うことが可能となる。
ステム、通信装置、通信方法、並びに記録媒体によれ
ば、入力されたデータ要求速度が、測定された移動端末
又は通信装置の移動速度で許容される最大データ速度よ
り低いとき、通信時のデータ速度を、入力されたデータ
要求速度に変更するよう、基地局に対して指示し、測定
された移動速度で許容される最大データ速度が、入力さ
れたデータ要求速度より低いとき、通信時のデータ速度
を、測定された移動速度で許容される最大データ速度に
変更するよう、基地局に対して指示し、基地局に対して
指示したデータ速度で基地局と通信を行うようにしたの
で、ハンドオフの回数が多くなっても安定した通信を行
うことが可能となる。
【図1】本発明の移動体通信システムの一実施の形態の
構成例を示す図である。
構成例を示す図である。
【図2】図1の移動端末3の一実施の形態の構成例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】発呼要求電文のフォーマットを示す図である。
【図4】図2の移動端末3の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
1 サービスゾーン 2 基地局 3 移動端末 4,5,6 測地衛星 11 アンテナ 12 GPS受信部 13 位置計測部 14 移動速度算出部/記憶部 15 移動速度/最大データ速度対応テーブル 16 データ要求速度入力部 17 比較部 18 発呼要求部 19 送受信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/04 - 7/38
Claims (4)
- 【請求項1】 基地局と移動端末が通信を行う移動体通
信システムであって、 前記移動端末は、 前記基地局との間でデータの送受信を行う送受信手段
と、データ要求速度を入力する入力手段と、 複数の測地衛星からの電波を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された前記電波から、所定の
時間間隔で現在位置を算出し、算出した現在位置の経時
的な変化に基づいて、前記移動端末の移動速度を測定す
る測定手段と、 前記測定手段によって測定された前記移動速度と、前記
移動速度において許容される最大データ速度を対応づけ
たテーブルを記憶する記憶手段と、 前記入力手段によって入力された前記データ要求速度
と、前記記憶手段によって記憶されている前記移動端末
の移動速度において許容される最大データ速度とを比較
する比較手段と、 前記比較手段による比較結果に応じて、前記入力手段に
よって入力された前記データ要求速度と、前記記憶手段
によって記憶されている前記移動端末の移動速度におい
て許容される最大データ速度のうちの低い方の速度を通
信時のデータ速度として設定するよう、前記基地局に対
して指示するデータ速度指示手段と を備え、前記データ速度指示手段は、前記比較手段による比較結
果に応じて、前記入力手段によって入力された前記デー
タ要求速度が、前記測定手段によって測定された前記移
動速度において許容される最大データ速度より低いと
き、通信時のデータ速度を、前記入力手段によって入力
された前記データ要求速度に変更するよう、前記基地局
に対して指示し、前記測定手段によって測定された前記
移動速度において許容される最大データ速度が、前記入
力手段によって入力された前記データ要求速度より低い
とき、通信時のデータ速度を、前記測定手段によって測
定された前記移動速度において許容される前記最大デー
タ速度に変更するよう、前記基地局に対して指示し、 前記基地局は、前記移動端末より指示されたデータ速度
で通信を行うように制御することを特徴とする移動体通
信システム。 - 【請求項2】 基地局を介して通信を行う通信装置であ
って、 前記基地局との間でデータの送受信を行う送受信手段
と、データ要求速度を入力する入力手段と、 複数の測地衛星からの電波を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された前記電波から、所定の
時間間隔で現在位置を算出し、算出した現在位置の経時
的な変化に基づいて、前記通信装置自身の移動速度を測
定する測定手段と、 前記測定手段によって測定された前記移動速度と、前記
移動速度において許容される最大データ速度を対応づけ
たテーブルを記憶する記憶手段と、 前記入力手段によって入力された前記データ要求速度
と、前記記憶手段によって記憶されている前記通信装置
自身の移動速度において許容される最大データ速度とを
比較する比較手段と、 前記比較手段による比較結果に応じて、前記入力手段に
よって入力された前記データ要求速度と、前記記憶手段
によって記憶されている前記通信装置自身の移動速度に
おいて許容される最大データ速度のうちの低い方の速度
を通信時のデータ速度として設定するよう、前記基地局
に対して指示するデータ速度指示手段と を備え、前記データ速度指示手段は、前記比較手段による比較結
果に応じて、前記入力手段によって入力された前記デー
タ要求速度が、前記測定手段によって測定された前記移
動速度において許容される最大データ速度より低いと
き、通信時のデータ速度を、前記入力手段によって入力
された前記データ要求速度に変更するよう、前記基地局
に対して指示し、前記測定手段によって測定された前記
移動速度において許容される最大データ速度が、前記入
力手段によって入力された前記データ要求速度より低い
とき、通信時のデータ速度を、前記測定手段によって測
定された前記移動速度において許容される前記最大デー
タ速度に変更するよう、前記基地局に対して指示し、 前記基地局に対して指示したデータ速度で前記基地局と
通信を行う ことを特徴とする通信装置。 - 【請求項3】 基地局を介して通信を行う通信方法であ
って、 前記基地局との間でデータの送受信を行う送受信ステッ
プと、データ要求速度を入力する入力ステップと、 複数の測地衛星からの電波を受信する受信ステップと、 前記受信ステップにおいて受信された前記電波から、所
定の時間間隔で現在位置を算出し、算出した現在位置の
経時的な変化に基づいて、前記通信装置自身の移動速度
を測定する測定ステップと、 前記測定ステップにおいて測定された前記移動速度と、
前記移動速度において許容される最大データ速度を対応
づけたテーブルを記憶する記憶ステップと、 前記入力ステップにおいて入力された前記データ要求速
度と、前記記憶ステップにおいて記憶された前記通信装
置自身の移動速度において許容される最大データ速度と
を比較する比較ステップと、 前記比較ステップにおける比較結果に応じて、前記入力
ステップにおいて入力された前記データ要求速度と、前
記記憶ステップにおいて記憶された前記通信装置自身の
移動速度において許容される最大データ速度のうちの低
い方の速度を通信時のデータ速度として設定するよう、
前記基地局に対して指示するデータ速度指示ステップと
を備え、前記データ速度指示ステップにおいては、前記比較ステ
ップにおける比較結果に応じて、前記入力ステップにお
いて入力された前記データ要求速度が、前記測定ステッ
プにおいて測定された前記移動速度で許容される最大デ
ータ速度より低いとき、通信時のデータ速度を、前記入
力ステップにおいて入力された前記データ要求速度に変
更するよう、前記基地局に対して指示し、前記測定ステ
ップにおいて測定された前記移動速度で許容される最大
データ速度が、前記入力ステップにおいて入力された前
記データ要求速度より低いとき、通信時のデータ速度
を、前記測定ステップにおいて測定された前記移動速度
で許容される前記最大データ速度に変更するよう、前記
基地局に対して指示し、 前記基地局に対して指示したデータ速度で前記基地局と
通信を行う ことを特徴とする通信方法。 - 【請求項4】 請求項3に記載の通信方法を実行可能な
プログラムが記録されている記録媒体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10196499A JP3137083B2 (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 移動体通信システム、通信装置、通信方法、並びに記録媒体 |
US09/344,080 US6618596B1 (en) | 1998-06-29 | 1999-06-25 | Communication system, apparatus, method, and recording medium for mobile communication |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10196499A JP3137083B2 (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 移動体通信システム、通信装置、通信方法、並びに記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000023250A JP2000023250A (ja) | 2000-01-21 |
JP3137083B2 true JP3137083B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=16358783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10196499A Expired - Fee Related JP3137083B2 (ja) | 1998-06-29 | 1998-06-29 | 移動体通信システム、通信装置、通信方法、並びに記録媒体 |
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---|---|
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JP2002009734A (ja) * | 2000-06-27 | 2002-01-11 | Denso Corp | Ofdm方式を用いた通信システム |
US8755473B2 (en) * | 2001-01-29 | 2014-06-17 | Ipr Licensing, Inc. | Method and apparatus for detecting rapid changes in signaling path environment |
US6993337B2 (en) * | 2001-03-30 | 2006-01-31 | Lucent Technologies Inc. | Velocity based scheduling in cellular systems |
US6985746B2 (en) | 2001-04-30 | 2006-01-10 | Ipr Licensing, Inc. | Wireless communication system having mobility-based content delivery |
JP2003204578A (ja) * | 2002-01-09 | 2003-07-18 | Nec Corp | データ通信端末装置及びそれに用いるデータ通信レート変更方法 |
CN1266982C (zh) | 2002-02-07 | 2006-07-26 | 松下电器产业株式会社 | 无线电通信设备和传输速率确定方法 |
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WO2006073817A2 (en) * | 2004-12-30 | 2006-07-13 | Meshnetworks, Inc. | System and method for managing communication links between nodes in a wireless communication network |
EP1832127A4 (en) * | 2004-12-30 | 2010-05-05 | Meshnetworks Inc | SYSTEM AND METHOD FOR DETERMINING NODE MOBILITY IN A WIRELESS COMMUNICATION NETWORK |
JP2007020074A (ja) * | 2005-07-11 | 2007-01-25 | Ntt Docomo Inc | 移動無線局及びその通信パラメータ制御方法 |
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US7633917B2 (en) | 2006-03-10 | 2009-12-15 | Cisco Technology, Inc. | Mobile network device multi-link optimizations |
US20080037661A1 (en) * | 2006-08-08 | 2008-02-14 | Adaptix, Inc. | Mobile communication system having multiple modulation zones |
JP5063255B2 (ja) * | 2007-08-22 | 2012-10-31 | 日本電信電話株式会社 | 伝送速度選択方法、および無線通信システム |
US8258942B1 (en) | 2008-01-24 | 2012-09-04 | Cellular Tracking Technologies, LLC | Lightweight portable tracking device |
US20090273513A1 (en) * | 2008-05-01 | 2009-11-05 | Skytraq Technology Inc. | Method of dynamically optimizing the update rate of gps output data |
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US10102606B2 (en) * | 2016-09-30 | 2018-10-16 | Intel Corporation | Transmission of data based on a configuration database |
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US5835857A (en) * | 1990-03-19 | 1998-11-10 | Celsat America, Inc. | Position determination for reducing unauthorized use of a communication system |
JPH0490664A (ja) | 1990-08-06 | 1992-03-24 | Nissan Motor Co Ltd | 無線ファクシミリ装置 |
US5455823A (en) * | 1990-11-06 | 1995-10-03 | Radio Satellite Corporation | Integrated communications terminal |
JPH0682587A (ja) | 1992-09-02 | 1994-03-22 | Toshiba Corp | 制御棒引抜監視装置 |
JPH0865731A (ja) | 1994-08-25 | 1996-03-08 | Canon Inc | 移動体通信システム |
JP2606595B2 (ja) | 1994-08-29 | 1997-05-07 | 日本電気株式会社 | ディジタル無線通信方式 |
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-
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- 1998-06-29 JP JP10196499A patent/JP3137083B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-06-25 US US09/344,080 patent/US6618596B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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