JP3136591U - Carrying case for film thermometer - Google Patents
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Abstract
【課題】口腔体温計の衛生的な携帯を容易にする。
【解決手段】外側面に表示スペースが設けられた表板と、外側面2aに表示スペース5が設けられた裏板2と、表板と裏板2との間にフィルム状の口腔体温計6の少なくとも測定部6aを収容する空間を形成する板状スペーサ3と、表板と裏板2のうち少なくともいずれか一方の収容空間7に対向する位置に設けられた吸水部材10とを備え、裏板2には収容空間7に通じる窓孔8が設けられており、表板と裏板2との間に板状スペーサ3を挟み込んでこれらを一体化させて1枚のカード状ケースにし、口腔体温計6を窓孔8から収容空間7に差し込んで収容するようにしている。表板の表示スペースと裏板2の表示スペース5には、宣伝広告、口腔体温計の使用説明等が表示され、新しいタイプの宣伝広告媒体として使用することができる。
【選択図】図1To facilitate hygienic carrying of an oral thermometer.
SOLUTION: A front plate having a display space on the outer surface, a back plate 2 having a display space 5 on the outer surface 2a, and a film-like oral thermometer 6 between the front plate and the back plate 2. A back plate comprising a plate-like spacer 3 that forms at least a space for housing the measuring portion 6a, and a water absorbing member 10 provided at a position facing at least one of the housing space 7 of the front plate and the back plate 2; 2 is provided with a window hole 8 leading to the accommodating space 7. A plate-like spacer 3 is sandwiched between the front plate and the back plate 2 to integrate them into a single card-like case. 6 is inserted into the accommodation space 7 through the window hole 8 and accommodated. In the display space of the front plate and the display space 5 of the back plate 2, advertising advertisements, instructions for use of the oral thermometer, etc. are displayed, and can be used as a new type of advertising media.
[Selection] Figure 1
Description
本考案は、フィルム状体温計用携帯ケースに関する。さらに詳しくは、本考案は、フィルム状の口腔体温計を収容するカード状の携帯ケースに関するものである。 The present invention relates to a carrying case for a film thermometer. More specifically, the present invention relates to a card-like carrying case that houses a film-like oral thermometer.
手軽に且つ正確に体温を測定できる口腔体温計として、フィルム状の口腔体温計がある。この口腔体温計を収納するケースとして、例えば特開平7−239274号公報に開示された体温計収納用ケースがある。この体温計収納用ケースを図13〜図16に示す。ケース101は樹脂製のものであり、ケース基台102とケース蓋体103より構成されている。ケース基台102には、口腔体温計104の収納空間105を形成する溝が設けられており、ケース基台102に開口部106が形成されたケース蓋体103を重ね合わせることで、ケース101内に収納空間105を生じさせる。ケース101には3本の収納空間105が設けられており、一度に3枚のフィルム状の口腔体温計104を収納することができる。
As an oral thermometer that can easily and accurately measure a body temperature, there is a film-shaped oral thermometer. As a case for storing the oral thermometer, for example, there is a case for storing a thermometer disclosed in JP-A-7-239274. This thermometer storage case is shown in FIGS. The
口腔体温計104は、開口部106から収納空間105内に差し込まれて収納される。また、口腔体温計104を取り出す場合には、先ず最初に口腔体温計104の枕状部102aに載置される部位よりも少し手前の部位をケース基台102側に向けて押す。これにより、口腔体温計104が湾曲して把持部104a側の先端部がケース101の表面から浮くように突出する。この状態で口腔体温計104をスライドさせることで、口腔体温計104を収納空間105から引き抜くことができる。
The
しかしながら、上述の口腔体温計104は口の中に入れて使用するものであり、使用によって濡れてしまう。口腔体温計104を濡れたままケース101に収納すると、口腔体温計104の濡れた部分がケース基台102やケース蓋体103に密着して乾き難く、不衛生である。
However, the above-mentioned
本考案は、フィルム状の口腔体温計の衛生的な携帯を容易にするフィルム状体温計用携帯ケースを提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide a carrying case for a film thermometer that facilitates hygienic carrying of a film-shaped oral thermometer.
かかる目的を達成するために請求項1記載のフィルム状体温計用携帯ケースは、外側面に表示スペースが設けられた表板及び裏板と、フィルム状の口腔体温計の少なくとも測定部を収容する空間を表板と裏板との間に形成する板状スペーサと、表板と裏板のうち少なくともいずれか一方の収容空間に対向する位置に設けられた吸水部材とを備え、裏板には収容空間に通じる窓孔が設けられており、表板と裏板との間に板状スペーサを挟み込んでこれらを一体化させて1枚のカード状ケースにし、口腔体温計を窓孔から収容空間に差し込んで収容するものである。
In order to achieve such an object, the film-type thermometer carrying case according to
したがって、使い終わった口腔体温計を携帯ケースに収める場合には、口腔体温計をその測定部側から裏板の窓孔に差し込めば良い。口腔体温計は窓孔から摘み部を露出させた状態で携帯ケースに収められる。口腔体温計は口に入れて使用するものであり、使用によって測定部は濡れてしまう。濡れたままの状態で測定部を窓孔に差し込んだとしても、測定部に付着している水分は吸水部材に接触することで吸収される。 Therefore, when storing the used oral thermometer in the carrying case, the oral thermometer may be inserted into the window hole of the back plate from the measurement unit side. The oral thermometer is housed in the carrying case with the knob portion exposed from the window hole. The oral thermometer is used by putting it in the mouth, and the measurement part gets wet by use. Even if the measurement unit is inserted into the window hole in a wet state, moisture adhering to the measurement unit is absorbed by contacting the water absorbing member.
携帯ケースに収められている口腔体温計を使用する場合には、裏板の窓孔から露出している口腔体温計の摘み部を摘んで口腔体温計を窓孔から引き抜けば良い。 When using an oral thermometer housed in a carrying case, the oral thermometer may be pulled out of the window hole by grasping the knob portion of the oral thermometer exposed from the window hole of the back plate.
口腔体温計は携帯ケースに収められた状態で携帯される。表板の外側面と裏板の外側面には表示スペースが設けられており、この表示スペースに例えば宣伝広告や口腔体温計の使用説明を印刷等することができる。 The oral thermometer is carried in a state of being contained in a carrying case. Display spaces are provided on the outer surface of the front plate and the outer surface of the back plate, and advertisements and instructions for use of the oral thermometer can be printed on the display space.
また、請求項2記載のフィルム状体温計用携帯ケースは、表板と裏板と板状スペーサとは一枚の紙で形成され、折り曲げられて重ねられると共に、表板と裏板によって吸水部材が構成されているものである。したがって、表板と裏板と板状スペーサとなる一枚の紙について折り重ねられる部分に、のり,接着剤,両面テープ等の接着手段を付け、表板と裏板との間に板状スペーサを挟み込むように折り重ねると、携帯ケースが製造される。
In the portable case for a film thermometer according to
また、請求項3記載のフィルム状体温計用携帯ケースは、表板と裏板と板状スペーサとは別々の紙で形成されて重ねられると共に、表板と裏板によって吸水部材が構成されているものである。したがって、別々の紙で形成された表板と裏板と板状スペーサについて、重ね合わされる部分に接着手段を付け、表板と裏板との間に板状スペーサを挟み込むようにして重ね合わせると、携帯ケースが製造される。
In the portable case for a film thermometer according to
また、請求項4記載のフィルム状体温計用携帯ケースは、表板と裏板は一枚の紙で形成され、板状スペーサは別の紙で形成され、表板と裏板とは折り曲げられて板状スペーサを挟み込むと共に、表板と裏板によって吸水部材が構成されているものである。したがって、表板と裏板が形成された紙と板状スペーサが形成された紙について、重ね合わされる部分に接着手段を付け、表板と裏板との間に板状スペーサを挟み込むように折り重ねると、携帯ケースが製造される。
The portable case for a film thermometer according to
さらに、請求項5記載のフィルム状体温計用携帯ケースは、窓孔の口腔体温計を潜り込ませる側の縁には口腔体温計を表板側に向けて押圧する舌片が設けられている。したがって、口腔体温計は窓孔の舌片の下に潜り込むようにして収容空間に差し込まれる。このとき、舌片が口腔体温計を拭う。また、口腔体温計を収容空間に収容した状態では、口腔体温計は舌片によって押さえ付けられている。
Furthermore, the portable case for film thermometers according to
請求項1記載のフィルム状体温計用携帯ケースでは、表板の外側面と裏板の外側面、即ち携帯ケースの表裏両面に表示スペースが設けられているので、例えば宣伝広告や口腔体温計の使用説明等を印刷等することができる。このため、携帯ケースを宣伝広告用の媒体や販促商品等として使用することができると共に、口腔体温計と一緒に使用説明の印刷物(以下、使用説明書きという)を携帯することができる。特に、フィルム状の口腔体温計は目新しいものであり、注目度が高いので、フィルム状体温計用携帯ケースは宣伝広告用媒体や販促商品等としての使用に適している。また、口腔体温計とその使用説明書きとを常に一緒に携帯することになるので、使用説明を読みたいときに読むことができて便利であると共に、使用説明書きの紛失を防止することができる。さらに、この携帯ケースはカード状のものであり、名刺、クレジットカード、運転免許証等とほぼ同じサイズにすることで、普段持ち歩く財布やカードホルダ等に入れることが可能になり、携帯にとても便利である。また、口の中に入れる口腔体温計を衛生的に携帯することができる。また、表板と裏板のうち少なくともいずれか一方の収容空間に対向する位置には吸水部材が設けられており、たとえ口腔体温計を濡れたまま携帯ケースに収めたとしても水分を吸収することができる。そのため、口腔体温計を乾燥させることができ、雑菌の繁殖を抑えることができると共に、次に口腔体温計を使うときに気持ち良く使うことができる。さらに、口腔体温計を他の物に触れないようにして携帯できるので、たいへん衛生的である。
In the portable case for a film thermometer according to
この場合、請求項2記載のフィルム状体温計用携帯ケースのように、表板と裏板と板状スペーサとを一枚の紙で形成し、折り曲げて重ねるようにしても良く、請求項3記載のフィルム状体温計用携帯ケースのように、表板と裏板と板状スペーサとを別々の紙で形成し重ねるようにしても良く、請求項4記載のフィルム状体温計用携帯ケースのように、表板と裏板を一枚の紙で形成し、板状スペーサを別の紙で形成し、表板と裏板とを折り曲げて板状スペーサを挟み込むようにしても良い。
In this case, the front plate, the back plate, and the plate-like spacer may be formed of a single sheet of paper as in the portable case for a film thermometer described in
また、請求項5記載のフィルム状体温計用携帯ケースでは、口腔体温計を窓孔から収容空間に差し込む際、口腔体温計は舌片に対して摺動するので、口腔体温計を収容する前に口腔体温計の表面に付着した水分を舌片によって拭い取ったり掻き取ったりすることができる。また、口腔体温計を収容空間に収容した状態では、舌片が口腔体温計を表板側に向けて押さえ付けているので、口腔体温計が簡単に脱落してしまうのを防止することができる。
Further, in the portable case for a film thermometer according to
以下、本考案の構成を図面に示す最良の形態に基づいて詳細に説明する。 Hereinafter, the configuration of the present invention will be described in detail based on the best mode shown in the drawings.
図1〜図3に本考案のフィルム状体温計用携帯ケースの第1の実施形態を、図4にフィルム状の口腔体温計を示す。このフィルム状体温計用携帯ケース(以下、単に携帯ケースという)は、外側面1aに表示スペース4が設けられた表板1と、外側面2aに表示スペース5が設けられた裏板2と、表板1と裏板2との間にフィルム状の口腔体温計6の少なくとも測定部6aを収容する空間(以下、収容空間という)7を形成する板状スペーサ3と、表板1と裏板2のうち少なくともいずれか一方の収容空間7に対向する位置に設けられた吸水部材10を備えている。吸水部材10は、例えば紙である。本実施形態では、表板1と裏板2を紙製にすることで、表板1と裏板2の収容空間7に対向する位置に吸水部材10を設けている。即ち、表板1,裏板2自体によって吸水部材10を形成している。裏板2には収容空間7に通じる窓孔8が設けられている。本発明の携帯ケースは、表板1と裏板2との間に板状スペーサ3を挟み込み、これらを一体化させて1枚のカード状ケースにしている。この携帯ケースは、口腔体温計6を窓孔8から収容空間7に差し込んで収容するものである。
1 to 3 show a first embodiment of a portable case for a film thermometer of the present invention, and FIG. 4 shows a film-like oral thermometer. This film-shaped thermometer carrying case (hereinafter simply referred to as a carrying case) includes a
なお、本発明では板状スペーサ3を挟む2枚の板を表板1と裏板2と称して携帯ケースに表裏を決めているが、これは説明のための便宜的なものであり、いずれの面を表にしても裏にしても良い。即ち、裏板2に窓孔8を設けても良いし、表板1に窓孔8を設けても良い。
In the present invention, the two plates sandwiching the plate-
本実施形態では、表板1と裏板2と板状スペーサ3とは一枚の紙で形成され、折り曲げられて重ねられることで携帯ケースが製造される。各板1,2,3はほぼ同じ大きさに形成されている。ただし、表板1と裏板2に比べて板状スペーサ3を若干小さく形成して表板1と裏板2の間の折り目部分周辺に板状スペーサ3が当たるのを防止しても良く、この場合には表板1と裏板2の間を折り易くすることができる。また、本実施形態では、各板1,2,3の四隅を丸めて携帯ケースをより取り扱いやすいものとしている。ただし、各板1,2,3の四隅を丸めなくても良い。なお、図3では各板1,2,3の四隅の丸みの記載を省略している(後述の図5〜図8も同様である)。
In the present embodiment, the
本実施形態では、図2に示すように、表板1の一側に裏板2が、他側に板状スペーサ3がそれぞれ形成されている。そして、板状スペーサ3が表板1に折り重ねられ、裏板2が板状スペーサ3に更に折り重ねられて1枚のカード状ケースとなっている。このとき、表板1の外側面1aがカード状ケースの表側面となり、裏板2の外側面2aがカード状ケースの裏側面となっている。各板1,2,3の重ね合わせ部分は、例えばのり、接着剤、両面テープ等の接着手段によって接着されている。なお、表板1と裏板2の収容空間7に対向する部分には接着手段は付けられていない。また、カード状ケースは、例えば名刺、運転免許証、クレジットカード等とほぼ同じ大きさになっている。カード状ケースの表裏両面の対角線の長さは、例えば口腔体温計6の長さよりも若干長くなっている。
In this embodiment, as shown in FIG. 2, a
表板1、裏板2、板状スペーサ3が形成される紙は、好ましくはコート紙である。コート紙は比較的安価であり、吸水性に優れ、綺麗に印刷することができる。ただし、コート紙に限るものではなく、例えば上質紙、中質紙、マット紙、アート紙、その他の種類の紙の使用も可能である。また、使用する紙には滅菌処理、例えば紫外線照射による滅菌処理が施されている。ただし、滅菌処理としてはこれに限るものではない。
The paper on which the
板状スペーサ3には収容空間7となる長孔9が形成されている。本実施形態では、口腔体温計6を携帯ケースに対して一の対角線上に配置して収容するので、一の対角線上に収容空間7が直線的に形成されるように、長孔9は板状スペーサ3の一の対角線上に直線的に形成されている。長孔9の幅は、口腔体温計6の幅より若干広くなっている。また、長孔9の両端の縁9aは半円形状に丸みが付けられている。そして、長孔9の長さを口腔体温計6の長さよりも若干短くすることで、口腔体温計6を収容空間7の奥まで進入させても摘み部6bが窓孔8から露出するようにしている。表板1と板状スペーサ3と裏板2を重ね合わせることで長孔9が表板1と裏板2とで挟まれた収容空間7となる。
The plate-
裏板2の窓孔8は、裏板2を板状スペーサ3に重ね合わせた場合に長孔9の片方の端部分に対向する位置に設けられている。窓孔8の幅は長孔9の幅に一致している。また、窓孔8の口腔体温計6を潜り込ませる側の縁8bには舌片8aが形成されている。舌片8aは裏板2に一体成形されている。舌片8aは例えば半円形状を成しており、口腔体温計6の先端を窓孔8に差し込むのを容易にすると共に、口腔体温計6に付着した水分を拭き取る機能を有し、さらに、口腔体温計6の差し込みを示唆する機能も有する。そして、口腔体温計6を窓孔8から収容空間7に差し込むと、舌片8aは口腔体温計6によって表板1から離れる方向に若干持ち上げられる。そのため、舌片8aは口腔体温計6を表板1側に向けて押さえ付けるばねとして機能する。また、窓孔8の舌片8aが設けられている側の縁8bとは反対側の縁8cは、長孔9の縁9aに重なるように半円形状となっている。なお、必ずしも窓孔8の縁8cを長孔9の縁9aに重なるようにしなくても良い。ただし、窓孔8から長孔9の縁9aが見えてしまうと美観を損ねるので、窓孔8から長孔9の縁9aが見えないようにすることが好ましい。
The
本実施形態では、表板1の外側面1a全面が表示スペース4となっている。また、裏板2の外側面2aの窓孔8以外の部分が表示スペース5となっている。表板1と裏板2は紙製であり、表示スペース4,5には印刷を容易に行うことができる。表板1の表示スペース4を例えば宣伝広告を印刷するスペースとして、裏板2の表示スペース5を例えば口腔体温計6の使用説明を印刷するスペースとしてそれぞれ利用することができる。表示スペース4,5への印刷は例えば板状スペーサ3と裏板2を折り曲げる前の1枚の平らな紙の状態のときに行なわれる。図2に示すように、表板1の一側に裏板2を、他側に板状スペーサ3をそれぞれ形成しているので、表板1の表示スペース4と裏板2の表示スペース5が1枚の平らな紙の同じ面になり、折り曲げる前の状態で一度に両方の印刷を行うことができる。
In the present embodiment, the entire outer surface 1 a of the
携帯ケースの製造は、以下の手順で行なわれる。まず最初に各板1,2,3を形成する1枚の紙の表示スペース4,5となる位置に印刷を行なった後、紙を所定の形状、即ち各板1,2,3が連なり、長孔9と窓孔8を有する形状(図2)にカットし、その後、接着手段を付けて折り曲げる。これにより、携帯ケースが製造される。なお、紙をカットした後、印刷を行い、その後、接着手段を付けて各板1,2,3を折り曲げるようにしても良い。
Manufacture of a portable case is performed in the following procedures. First, printing is performed at a position that becomes the
この携帯ケースに使い終わった口腔体温計6を収める場合には、口腔体温計6を測定部6a側から裏板2の窓孔8より収容空間7に差し込めば良い。窓孔8の舌片8aの下に潜り込ませるようにして差し込まれた口腔体温計6は収容空間7内に進入する。収容空間7となる長孔9の長さは口腔体温計6の長さよりも若干短いので、測定部6aを奥まで進めると、口腔体温計6は摘み部6bを窓孔8から露出させた状態で携帯ケースに収められる。また、携帯ケース(カード状ケース)の対角線の長さは口腔体温計6の長さよりも若干長くなっており、携帯ケースに収められた口腔体温計6は裏板2の周縁からはみ出ることはない。
When the used
携帯ケースに収められている口腔体温計6は、舌片8aのばね力によって押さえ付けられ、窓孔8を下に向けた場合等においても携帯ケースから簡単に脱落するのを防止される。
The
口腔体温計6は測定部6aを口に入れて使用するものであり、使用によって測定部6aが濡れてしまう。濡れたままの状態で測定部6aを窓孔8に差し込んだとしても、窓孔8の縁8bには舌片8aが設けられているので、舌片8aによって口腔体温計6が拭われる。即ち、口腔体温計6を舌片8aの下に潜り込ませているので、舌片8aが口腔体温計6の表面に接触し、付着している水分を拭い取ることができる。また、各板1,2,3は紙製であることから、舌片8aよって拭い取れなかった水分は各板1,2,3に染み込み吸収される。また、各板1,2,3が紙製であることから、収容空間7内の通気性がある程度確保される。これらのため、収容空間7内に収容された測定部6aを乾かすことができ、口腔体温計6の表面での雑菌の繁殖を抑えることができると共に、次に口腔体温計6を使うときに気持ち良く使うことができる。
The
口腔体温計6を携帯ケースに収めることで、例えば財布等に入れて携帯する際、口腔体温計6が他の物に触れないようにすることができる。また、各板1,2,3となる紙には滅菌処理が施されている。これらのため、大変衛生的である。
By storing the
携帯ケースに収められている口腔体温計6を使用する場合には、裏板2の窓孔8から露出している摘み部6bを摘んで口腔体温計6を窓孔8から引き抜けば良い。測定部6aと反対側の摘み部6bを摘んでいるので、口腔体温計6を持ち直すことなくそのまま一連の動作で口腔体温計6の測定部6aを口に入れて使用することができる。
When using the
この携帯ケースには表裏両面に表示スペース4,5が設けられており、表側面の表示スペース4には宣伝広告が、裏側面の表示スペース5には口腔体温計の使用説明がそれぞれ印刷されている。このため、携帯ケースを宣伝広告用の媒体や販促商品等として使用することができると共に、口腔体温計6と一緒に使用説明書きを携帯することができる。特にフィルム状の口腔体温計6は目新しいものであり、注目度が高いので、この携帯ケースは宣伝広告用媒体、販促商品等としての使用に適している。また、口腔体温計6と使用説明書きとを常に一緒に携帯することになるので、使用説明を読みたいときに読むことができて便利であると共に、使用説明書きの紛失を防止することができる。
This carrying case is provided with
この携帯ケースはカード状のものであり、名刺、クレジットカード、運転免許証等とほぼ同じサイズにすることができる。そのため、カードホルダや財布等に入れることが可能になり、携帯にとても便利である。また、口の中に入れる口腔体温計6を衛生的に携帯することができる。
This carrying case is card-like and can be almost the same size as a business card, credit card, driver's license, and the like. Therefore, it can be put in a card holder or a wallet, which is very convenient for carrying. Moreover, the
なお、上述の形態は本考案の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。 The above-described embodiment is an example of a preferred embodiment of the present invention, but is not limited to this, and various modifications can be made without departing from the gist of the present invention.
例えば、上述の説明では、1枚の紙に表板1と裏板2と板状スペーサ3を形成する際、表板1の一側に裏板2を、他側に板状スペーサ3をそれぞれ配置していたが、必ずしもこの配置に限るものではない。折り畳むことで表板1と裏板2との間に板状スペーサ3を挟み込むことが可能であればその他の配置でも良い。例えば図5に示すように、裏板2の一側に表板1を、他側に板状スペーサ3をそれぞれ配置しても良い。この場合には、表板1を折り曲げる方向と板状スペーサ3を折り曲げる方向は同じ方向であり、まず最初に裏板2に板状スペーサ3を折り重ねて接着し、さらに板状スペーサ3に表板1を折り重ねて接着する。この場合にも表板1の表示スペース4と裏板2の表示スペース5を1枚の平らな紙の同じ面にすることができ、一度に両方の印刷を行うことができる。
For example, in the above description, when the
また、例えば図6に示すように、板状スペーサ3の一側に表板1を、他側に裏板2をそれぞれ形成しても良い。この場合には、表板1を折り曲げる方向と裏板2を折り曲げる方向とは異なる方向であり、表板1と裏板2とのいずれを先に折り曲げても良く、板状スペーサ3に表板1と裏板2とをそれぞれ折り重ねて接着する。この場合には、表板1の表示スペース4と裏板2の表示スペース5は1枚の平らな紙の別々の面になってしまうが、例えば表示スペース4,5にシールを貼り付けて表示を行なう場合等には特に不都合はない。
For example, as shown in FIG. 6, the
また、上述の説明では、表板1と裏板2と板状スペーサ3を一枚の紙で形成していたが、必ずしもこれに限るものではなく、例えば図7に示すように表板1と裏板2と板状スペーサ3を別々の3枚の紙で形成しても良い。この場合、窓孔8が予め形成された紙(後に裏板2になる紙)と、長孔9が予め形成された紙(後に板状スペーサ3になる紙)と、後に表板1になる紙とを重ね合わせて接着した後、3枚纏めてカットしてカード状ケースを製造しても良く、あるいは、3枚の紙をそれぞれ所定の形状にカットして表板1と裏板2と板状スペーサ3をそれぞれ形成した後、これらを重ね合わせて接着することでカード状ケースを製造しても良い。
In the above description, the
また、表板1と裏板2を一枚の紙で形成し、板状スペーサ3を別の紙で形成しても良い。この場合の実施形態を図8に示す。表板1と裏板2とを折り曲げて間に板状スペーサ3を挟み込んで接着することで、カード状ケースが製造される。なお、この実施形態は、後述するように板状スペーサ3を紙以外の材料で形成する場合に適している。
Alternatively, the
また、上述の説明では板状スペーサ3を紙で形成していたが、紙以外の材料で板状スペーサ3を形成しても良い。即ち、表板1と裏板2の間に収容空間7を形成することができるものであれば、板状スペーサ3の材料は紙に限るものではない。例えば、プラスチック、アルミニウム等の金属等で板状スペーサ3を形成しても良い。
In the above description, the plate-
また、上述の説明では、表板1と裏板2を紙で形成していたが、紙以外の材料で表板1と裏板2を形成しても良い。例えば布、フェルト等の吸水性を有する材料で表板1と裏板2を形成しても良く、この場合にも表板1と裏板2自体で吸水部材10を形成することができる。あるいは、例えばアルミニウム等の金属やプラスチック等の吸水性を有しない材料で表板1と裏板2を形成しても良い。表板1と裏板2をアルミニウム等の金属やプラスチック等の薄板にすることで、紙を使用した場合に比べて、高級感を出すことができる。なお、表板1と裏板2を吸水性を有しない材料で形成した場合には、後述するように表板1と裏板2とは別に吸水部材10を設けるようにする。また、裏板2を吸水性を有しない材料で形成した場合には、舌片8aも吸水性を有しないものになる。吸水性を有しない舌片8aは、吸水性を有する舌片8aのように口腔体温計6の差し込み時に水分を吸収することはできないが、水分を掻き取るスクレーパとして機能させることはできる。さらに、表板1と裏板2を布やフェルト等の軟らかい材料で形成した場合には、板状スペーサ3を芯にすることで携帯ケースとしての剛性を確保する。
In the above description, the
また、上述の説明では、表板1,裏板2自体を吸水部材10にしていたが、表板1と裏板2とは別に吸水部材10を設けても良い。例えばフェルト、布等の吸水性を有する材料によって吸水部材10を形成しても良い。この場合、図9(A)に示すように吸水部材10を表板1と裏板2の両方の収容空間7に対向する位置にそれぞれ貼り付けるようにしても良く、あるいは図9(B)に示すように表板1と裏板2のいずれか一方(図9(B)では表板1)の収容空間7に対向する位置に貼り付けるようにしても良い。なお、吸水部材10を貼り付ける位置としては、収容空間7に対向する位置のみでも良く、収容空間7に対向する位置を含みこれより広い範囲でも良い。
In the above description, the
また、上述の説明では、表板1と裏板2の両方に吸水部材10を設けていたが、表板1と裏板2のいずれか一方にのみ吸水部材10を設けても良い。即ち、表板1と裏板2のいずれか一方を吸水性を有する材料で形成し、いずれか他方を例えばアルミニウム等の金属やプラスチック等の吸水性を有しない材料で形成しても良い。あるいは、表板1と裏板2の両方を吸水性を有しない材料で形成し且つ表板1と裏板2のいずれか一方にのみ吸水部材10を貼り付けるようにしても良い。これらの場合であっても、吸水部材10によって口腔体温計6の水分を吸収して口腔体温計6を乾燥させることができる。なお、表板1と裏板2のいずれか一方にのみ吸水部材10を設ける場合には、表板1に吸水部材10を設けることが好ましい。即ち、窓孔8は裏板2に設けられていることから、窓孔8から差し込まれた口腔体温計6は裏板2よりも表板1に接触し易い。このため、裏板2よりも口腔体温計6に接触し易い表板1に吸水部材10を設けることで、より効率良く口腔体温計6に付着した水分を吸収することができる。
In the above description, the
また、上述の説明では、表板1の外側面1a全面を表示スペース4としたが、必ずしも外側面1a全面を表示スペース4にする必要はなく、外側面1aの一部を表示スペース4にしても良い。同様に、上述の説明では、裏板2の外側面2aの窓孔8以外の部分を表示スペース5としたが、必ずしも裏板2の外側面2aの窓孔8以外の部分を表示スペース5とする必要はなく、これより狭い範囲を表示スペース5としても良い。
In the above description, the entire outer surface 1a of the
また、上述の説明では、表示スペース4,5に印刷を行なっていたが、宣伝広告や口腔体温計6の使用説明を表示する手段としては印刷に限るものではない。例えば、宣伝広告や口腔体温計6の使用説明が印刷されたシール等を表示スペース4,5に貼付するようにしても良く、あるいは、手書き等しても良い。また、表板1や裏板2が金属製のものである場合等には、例えばレーザ印字等であっても良い。
In the above description, printing is performed in the
また、上述の説明では、表板1の表示スペース4に宣伝広告を表示し、裏板2の表示スペース5に口腔体温計の使用説明を表示するようにしていたが、表示するものはこれらに限るものではなく、その他の表示を行なっても良い。
In the above description, advertisements are displayed in the
さらに、上述の説明では、窓孔8を裏板2の長孔9の端部分に対応する位置に形成し、口腔体温計6の収容時に摘み部6bを窓孔8から露出させ、摘み部6b以外の部分を収容空間7内に差し込むようにしていたが、必ずしもこの構成に限るものではない。即ち、少なくとも口に入れる測定部6aを収容空間7内に差し込めば良く、収容空間7内に差し込む長さに合わせて長孔9の大きさと窓孔8の位置を変更しても良い。なお、収容空間7内に差し込む長さを短くするとその分だけ口腔体温計6が携帯ケースから脱落しやすくなる可能性があるので、口腔体温計6が脱落しない程度に収容空間7内に差し込む長さを確保することが必要である。
Further, in the above description, the
また、窓孔8の形状は上述のものに限るもではなく、種々変形可能である。例えば、図10に示すように円形状にしても良く、あるいは図11に示すような形状にしても良く、その他の形状でも良い。これらの場合、長孔9の端部形状は窓孔8の形状に合わせることが好ましい。
Further, the shape of the
また、上述の説明では、窓孔8の舌片8aの形状を半円形状にしていたが、舌片8aの形状はこれに限るものではなく、例えば三角形状、半楕円形状、矩形状等でも良く、その他の形状でも良い。
In the above description, the shape of the
また、上述の説明では、窓孔8に舌片8aを形成していたが、舌片8aを形成しなくても良い。また、舌片8aを裏板2とは別に形成し、裏板2に取り付けるようにしても良い。
In the above description, the
また、上述の説明では、口腔体温計6を携帯ケースに対して対角線上に配置して収容していたが、これに限るものではなく、例えば図12(A)に示すように携帯ケースの長辺に平行に配置して収容しても良く、(B)に示すように携帯ケースの短辺に平行に配置して収容しても良く、その他の配置で収容しても良い。これらの場合、図12(A),(B)に示すように、口腔体温計6を片側に寄せて配置しても良く、中央に配置しても良い。
In the above description, the
また、上述の説明では、携帯ケースは表裏面の形状が長方形のカード状のケースであったが、これに限るものではなく、表裏面の形状が正方形のカード状ケース、円形状のカード状ケース、楕円形状のカード状ケース、三角形のカード状ケース、多角形のカード状ケース等でも良い。また、表裏面の形状を細長い長方形にして細長いカード状ケースにしても良い。 In the above description, the mobile case is a card-like case with a rectangular shape on the front and back sides, but the present invention is not limited to this. A card-like case with a square shape on the front and back sides or a circular card-like case. An elliptical card-like case, a triangular card-like case, a polygonal card-like case, or the like may be used. Moreover, the shape of the front and back surfaces may be a long and narrow rectangular card-like case.
1 表板
1a 表板1の外側面
2 裏板
2a 裏板の外側面
3 板状スペーサ
4 表板の外側面の表示スペース
5 裏板の外側面の表示スペース
6 口腔体温計
6a 測定部
7 収容空間
8 窓孔
8a 舌片
8b 口腔体温計を潜り込ませる側の縁
10 吸水部材
DESCRIPTION OF
Claims (5)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007006402U JP3136591U (en) | 2007-08-20 | 2007-08-20 | Carrying case for film thermometer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007006402U JP3136591U (en) | 2007-08-20 | 2007-08-20 | Carrying case for film thermometer |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3136591U true JP3136591U (en) | 2007-11-01 |
Family
ID=43287010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007006402U Expired - Lifetime JP3136591U (en) | 2007-08-20 | 2007-08-20 | Carrying case for film thermometer |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3136591U (en) |
-
2007
- 2007-08-20 JP JP2007006402U patent/JP3136591U/en not_active Expired - Lifetime
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