JP3133929B2 - インクタンクおよびインクジェット記録装置 - Google Patents
インクタンクおよびインクジェット記録装置Info
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Description
ンクおよび該インクタンクを用いたインクジェット記録
装置に関し、特に、インク貯留室と廃インク貯留室とを
有したカートリッジタイプのインクタンクに関するもの
である。
示す形態のインクカートリッジが知られている。図1
は、そのインクカートリッジの詳細を示す図であり、そ
の側面を断面で示す図である。
ジ10は、インク貯留室1と廃インク貯留室2とからな
る。インク貯留室1の端部にはインク供給針を貫通させ
るためのゴム栓4が2ケ所に設けられ、同様に、廃イン
ク貯留室2の端部にもゴム栓4が1ケ所に設けられる。
これらのゴム栓4は針の貫通部を除き、インクカートリ
ッジのケース部材とインク吸収体6およびゴム栓押え7
とによって挟まれる構造となっている。この構造によ
り、インクカートリッジをプリンタから取外すとき、こ
れに伴なってカートリッジから抜けるインク供給針に付
着するインクをインク吸収体6によって除去することが
でき、供給針に付着したインクがプリンタ内部を汚染し
たり、供給針自身に目詰まりを生じたりすることを未然
に防止できる。
層の貯留部からなり、上記インク供給針が貫通する部位
は下層の貯留部に対応して設けられる。すなわち、廃イ
ンク貯留室2には、インクジェット記録装置のインク供
給路に接続する供給針が貫通し、これにより吐出回復処
理等で排出された廃インクが、廃インク貯留室2の下層
部内に流入することができる。廃インク貯留室2の略全
体には吸収体8が充填されており、下層部に流入した廃
インクは下層部の吸収体8によって吸収される。廃イン
クの流入に従って、吸収体8のうち廃インクを保持する
領域は徐々に上層部の吸収体8にまで広がり、これとと
もに廃インクの一部は吸収体外へ滲み出す。一方、上層
部の廃インク吸収体8の端部に隣接して隔壁2Aが設け
られており、これにより、廃インク量が吸収体の保持能
力を越えないうちは上述の滲み出したインクは隔壁2A
によって、その右側の吸収体の無い部分へ移動できない
状態とされる。累積的に流入した廃インク量が吸収体の
保持能力を越えて始めて、滲み出した廃インクは隔壁2
Aから溢れて右側の室に移り、その液位を高くして行
き、所定の廃液検知電極(不図示)に触れるに至る。こ
の結果、廃インク貯留室2が廃インクで満たされたこと
を検知でき、インクカートリッジ10の交換等を促すこ
とが可能となる。また、廃インク貯留室2の後端部上方
には大気連通部9が設けられており、この連通部9を介
して廃インク貯留部2の内部とインクカートリッジ外部
の大気とが連通することができる。
インクタンクは、上述のもののように、インク貯留室1
と廃インク貯留室2とを一体に形成するものであるた
め、主に製造上の観点から以下のような解決すべき課題
があった。
その製造の際、インク貯留室1および廃インク貯留室2
を一体に覆う蓋、すなわち図1に示すカートリッジの全
面を覆う蓋として溶着する。このような製造過程では、 ゴミの混入があることが好ましくないインク貯留室
1に、製造中常に隣接している吸収体8から生じる吸収
体カスが入り込んでしまう場合がある。一方、このよう
な吸収体カスがインク貯留室1に入り込まないように製
造すること、あるいはゴミを管理することは容易ではな
かった。
着により行い、各室をそれぞれ密閉状態にしなければな
らないが、図1に示すように溶着する面積が比較的大き
くなるため、各部材のソリ等の問題から完全な溶着を行
うことは困難な場合が多い。特に、インク貯留室1と廃
インク貯留室2を仕切っている隔壁部分を介してインク
連通が発生しないように確実に溶着することは比較的困
難であり、また、溶着が良好に行われたか否かの検査も
充分に行うことができない。
なされたものであり、その目的とするところはその製造
過程においてインク貯留室へのゴミの混入を低減でき、
また、インク貯留室や廃インク貯留室の密閉性を高める
ことができ信頼性が高く使い勝手のよいインクタンクお
よびそのインクタンクを用いたインクジェット記録装置
を提供することである。
記録装置で用いられるインクおよび記録装置で用いられ
たインクを貯留するためのインクタンクにおいて、前記
記録装置で用いられるインクを貯留するインク容器と、
前記記録装置で用いられたインクを貯留する廃インク容
器と、該廃インク容器に設けられた大気連通孔と、前記
インク容器および前記廃インク容器のいずれか一方また
は双方に設けられ当該インク容器と廃インク容器との結
合に供される部材であって、前記大気連通孔から流出す
るインクを当該インク容器または廃インク容器の所定部
位へ導くインク誘導路を形成する結合部材と、を具えた
ことを特徴とする。
録媒体に記録を行うためのインクジェット記録装置にお
いて、前記インクジェット記録装置で用いられるインク
および記録装置で用いられたインクを貯留するためのイ
ンクタンクであって、前記記録装置で用いられるインク
を貯留するインク容器と、前記記録装置で用いられたイ
ンクを貯留する廃インク容器と、該廃インク容器に設け
られた大気連通孔と、前記インク容器および前記廃イン
ク容器のいずれか一方または双方に設けられ当該インク
容器と廃インク容器との結合に供される部材であって、
前記大気連通孔から流出するインクを当該インク容器ま
たは廃インク容器の所定部位へ導くインク誘導路を形成
する結合部材とを有したインクタンクを用いることを特
徴とする。
の大気連通孔からインクが流出しても、この流出したイ
ンクは、インク容器と廃インク容器との結合に供される
部材によって形成される誘導路を通って所定の部位に導
かれる。
施形態を詳細に説明する。
形態に係るインクカートリッジを示す分解斜視図であ
り、11はインク容器、12はインク容器11の蓋であ
り、これら部材によりインク貯留室1が形成される。ま
た、13は廃インク容器であり、この廃インク容器13
には吸収体14が収納される。吸収体14は、廃インク
容器13内に回収されたインクを吸収保持するためのも
のである。吸収体14が収納された廃インク容器には廃
インク蓋15が取付けられ、これにより、廃インク貯留
室が形成される。インク容器11に対しその蓋12は超
音波溶着の手法により取付けられる。また、同様に廃イ
ンク容器13と廃インク蓋15も超音波溶着の手法によ
り組付けられる。
器13の一方の端部にはそれぞれ連通口を形成するハウ
ジング20が設けられ、それぞれにドーム状の弾性体1
6が組付けられ、さらに冠体17が組付けられることに
より、インク流通等のための装置本体との結合部が形成
される。インク容器11と廃インク容器13は、後述の
ように係止部18および係止爪19により係合合体し一
体のインクタンクすなわちインクカートリッジが形成さ
れる。以下では、図3に示すインクカートリッジ製造工
程フローに従って本実施形態のインクタンクの製造につ
いて説明する。
ク容器13、廃インク蓋15および冠体17はインジェ
クションモールド成形により予め個々の部品として成形
されたものを用いる。また、弾性体16は、本実施形態
ではゴム材を用いるが、このゴムの成形したものをまた
はインジェクション等で成形したものを用いる。さら
に、吸収体14は積層紙等吸収性のあるものをビク型等
で型抜きして形成したものを用いることができる。な
お、弾性体16の材料としては他にエラストマーを用い
ることができる。
と蓋12を超音波溶着によって組付ける。この際、イン
ク容器11と蓋12はインクを直に入れる構造物である
ので必要に応じて洗浄を行ってから組付けることが望ま
しい。(2)次に、組付けられたものの溶着部の状態を
確認するためリークチェックを行う。これは、例えば2
つのハウジング(図2参照)の一方を圧力検出孔として
用い、他方を介して内部を加圧しその状態で一定の時間
圧力の変動がないか否かを確認することによって行うこ
とができる。ただし、溶着そのものが安定していれば、
リークチェックを全ての場合に行わず、サンプルとして
のいくつかについて行うか、あるいは全く行わなくても
よい。
4を収納し、(4)廃インク蓋15を超音波溶着により
廃インク容器13に組付ける。(5)この場合も、溶着
部のリークチェックを必要に応じて行う。なお、この場
合の内部の加圧は大気連通孔36(図2参照)を介して
行うことができる。
れたインク容器と廃インク容器とを合体させる。この合
体は、インク容器11に設けられた係止部18と廃イン
ク容器13に設けられた係止爪19を後述のように係合
させることで可能となる。
20が設けられた側を上になるようその容器11をイン
ク注入機にセットし、蓋12のハウジング20のいづれ
か一方を注入口に、他方を内部空気の排気口に用いて必
要な量のインクを注入する。(8)その後、必要に応じ
てインク注入量の確認として重量チェック等を行う。
6をインク容器および廃インク容器それぞれのハウジン
グ20に組付け、(10)その上に冠体17をはめ込
み、結合部の組立てを終了する。その後、(11)イン
ク容器および廃インク容器の側面の後述される部分にラ
ベル(図示せず)を貼り、(12)また、装置本体装着
時に、カートリッジの誤装着を防止等するためのを色識
別板21をその収容するインクの色に応じたパターンに
カットする。
成する。なお、以上示した工程フローは一例であり、必
ずしもこの順に行われなくても良いことは勿論である。
図を示す。
インク容器11と蓋12との組付ける工程と、廃インク
容器13に吸収体14を収納して廃インク蓋15を組付
ける工程とは全く別の工程で行われるため、インク容器
11内を特に吸収体14のカスで汚すことを防止でき
る。
着が確実に行われたか否かの確認も個々に行うことがで
きるためその検査が容易であり、また、万が一溶着不良
があっても、発生個所の限定が容易であり、かつ原因の
追及および対策をほどこすことも容易である。これによ
り、組立条件等に不具合を生じたことによる不良がいつ
までも続くようなことは無く、また、インク容器または
廃インク容器の一方の不良について対応すればよく歩留
りも向上し信頼性の高いインクタンクを提供できる。さ
らに、図からも明らかなように従来例に比べて格段に溶
着する面積を小さくできるので、部品のソリや寸法のバ
ラツキ等の不安定要因に対しても溶着を安定的に行うこ
とができ、また、大型の溶着用装置を必要としない等の
効果を得ることもできる。また、逆にこの効果を利用す
れば従来よりも大型の容量を持つインクカートリッジを
製造することも可能となる。
ることにより、ポリプロピレン(P.P.)やポリブチ
レンテレフタノール(P.B.T.)等といった、ガス
バリヤ性が高く、インクタンク容器用材料としては理想
的であるが、溶着性に劣ることから用い難かった材料
も、確実な溶着を行うことができる。特に、PP材料は
材料コストも低く、かつ透明性を有するものもであるの
でPP材料によってタンク容器を形成することはインク
残量を目視で確認可能となりユーザーにとって使い勝手
の良いものとなりうる。
面11aは、廃インク容器13と合体した状態で結合部
側が低くなるよう形成されており、これにより、インク
が残り少なくなったとき結合部20B側にインクを集中
させることができる。なお、この底面の傾きはインク容
器11をインジェクションモールドで成形する際の抜き
勾配を利用して形成することもできる。
36は、廃インク容器13内を大気圧に保ち、これによ
り、装置本体から結合部20Cを介した廃インクの流入
をスムーズに行うことができる。この大気連通孔36
は、廃インク容器13の結合部20Cに対して離れた位
置に設けられている。これは、廃インク容器13内でも
比較的高い位置にあって万が一回収される廃インクが多
くなっても内部が満杯になるまで外部にもれだすことの
無い位置におかれていることになる。
があふれた場合、そのインクは必ず前方すなわち結合部
20C側に流れていきユーザが手にふれる廃インク蓋1
5の把手にインクが回ることはない。これは、廃インク
容器の天井の壁13aが結合部20C側において低くな
っており、また、図5に示すように、廃インク容器13
の上面にはインク容器11と結合、位置決めするための
部材が設けられており、これらがあふれた廃インクのガ
イド部を形成しているからである。すなわち、廃インク
容器13の上面には、その係止ツメ19がインク容器1
1の係止部18と係合する際の係合動作の案内を行うガ
イド部材40aおよび40bが設けられており、また、
把手側端部には係止ツメ19を突出させる壁部材40と
が設けられており、これにより、大気連通孔36から、
廃インク容器13の前端部、すなわち、結合部20C側
に至る廃インク経路が構成される。
端側の係止ツメ19を形成する際にモールド型の関係か
ら必要となる切り欠きがあり、従って、インジェクショ
ン成形の型によっては切り欠き44は不要となるもので
ある。また、この切り欠き部44は、図4において一点
鎖線で示す範囲にラベルを貼ることにより上記廃インク
の経路を閉空間とすることができ、また、これにより、
上記切り欠き部44からインクが漏れることを防止でき
る。
ク容器11の底面11aと同様に抜き勾配を利用して形
成することができる。
置の仕様等により廃インク回収時に廃インク容器13へ
流入する廃インクの流入圧力が比較的高い場合には容器
内の廃インクが連通孔36から噴き出し、不要なインク
漏れを生じる場合がある。このような、装置本体に用い
られるインクカートリッジにあっては、図6に示すよう
な構成が望ましい。
合より結合部20C側に設けるとともに、この大気連通
孔36から結合部20に至るインク誘導溝46を形成し
その誘導溝の上面に蓋部材47を貼付ける。蓋部材47
としてはテープのような部材を用いることができる。
まで廃インクの誘導溝を形成することにより、装置本体
の廃インク回収系がどのようなものであっても確実に廃
インクを結合部側に導くことができる。
に導いた廃インクは、図7に示すように装置本体の収納
下フレーム140L上に至る。そして、この収納下フレ
ーム140Lは傾斜部を有していて廃インクは最終的に
フレーム140Lの端部に集められる。この端部に貯留
される廃インクは所定量となるとその旨が検知され廃イ
ンクの排出等、適切な処置がとられる。
を結合固定する部分の構成について説明する。
容器11の係止部18および廃インク容器13の係止爪
19の拡大断面図である。
向する側にバネ部30を有している。また、係止爪19
には同様に係止用突部28を有している。
と廃インク容器13との結合動作により図中矢印Aの方
向に係止爪19は係止部18に挿入される。その後、そ
の挿入動作より図8(b)に示すように係止爪19の係
止用突部28は係止部18の係止用突部29を越えよう
とするが、この時、係止爪19はその付け根を支点とし
て図に示すように反りながら係止用突部29を越えよう
とし、これに応じてバネ部30は図に示すようにたわ
む。係止用突部28が係止用突部29を越えると、それ
ぞれの突部は互いの凹部と係合し、また、バネ部30は
この係合を固定するよう作用する。これにより、係止部
18と係止爪19は緊密に係合固定される。
除するような力が働いた場合、係止爪19をバネ部30
が押さえ付けるよう働くので係合状態を維持できる。た
だしこれもバネ部のバネ力を越えるような力が作用した
場合には係合状態は解除されることがありうる。
の構成について説明する。
のは図8に示す場合と同様であるが、ここでは、図9
(a)に示すように係合する前にエポキシ樹脂からなる
接着剤のように固まる材料31をバネ部30の上面に塗
布する。
経時的に硬化するタイプが望ましく、また、硬化後は硬
いものつまり弾性の少ないものが望ましい。
接着剤のように硬化する材料31は固まっておらず係合
用突起29を係合用突起29が越えるとき、図8に示す
場合と同様にバネ部30は係止爪19に押されたわむが
接着剤のように硬化する材料31は形を変え、係合部1
8および係合爪19の係合を阻害することはない。しか
し一度、係合状態になると接着剤のように固まる材料3
1はバネ部30と容器の壁面32の間で時間とともに硬
化する。従って、硬化後はバネ部30のたわみを押える
のでこの状態になると、係合部はその解除が困難とな
る。
に固まる材料31を入れない場合では、組み付けられた
インクカートリッジを高い位置から落下させた場合には
2つの容器がはずれることがあったが接着剤のように固
まる材料31を用いたものでははずれることはなかっ
た。
ネ部30もしくは壁面32に必ずしも接着されている必
要はなくバネ部30がたわまない位置に存在しているだ
けで良く、従ってこのような材料は接着剤に限られない
ことは明らかである。
さらに追加した例について示す。
9を図中矢印Aの方向から組付ける(図10(a))。
係止用突部29を係止用突部28が越えるとき、追加さ
れた係止用突部33もバネ部30の先端34を越える
(図10(b))。これにより図10(c)に示すよう
に係合を終えた状態となる。このように、係合部18と
係合爪19との係合により、係止用突部29と28と
が、係止用突部33とバネ部30の先端34とが、それ
ぞれ係合された状態となる。
がはずれるような力が作用しても図10の(d)に示す
ようにバネ部30の先端34と係合爪19の係止用突部
33がはずれることはないので力が取り除かれると元の
状態にもどり(図10(c))結合状態を維持すること
ができる。
9の断面を示す。
りバネ部30に係止用突部33に対応する溝35を形成
しておくことで図8に示すものと形状的に大きく変える
ことなく対応できる。
器11と廃インク容器13とを結合する際の長手方向の
位置決めは、廃インク容器13の上部に設けられた突き
当て部42と、インク容器11に設けられた突き当て部
43を当接させることと、上述のように係止部18と係
止ツメ19が係合することによって行われる。また、上
記長手方向に直交する方向の位置決めは、前述したよう
に、廃インク容器のガイド部材40aおよび40bの側
壁とインク容器11に設けられた嵌合部材41の当接部
41aおよび41bとによって行われる。
B,20C(図4参照)について説明する。
あり、弾性体16を収める部分であるハウジング20の
内径の半径rと弾性体16の外径の半径r1 はほぼ同一
寸法をなしている。ここで、ハウジング20の内径rよ
り弾性体外半径r1 の方がやや小さい方が組み込み易い
が、逆にrよりr1 の方がやや大きくなっても弾性体1
6はその形状が力を加えることによって容易に変形する
ので極端にr1 の方が大きくならないかぎり特に問題に
ならない。また、ハウジング20の入口部20aに面取
りまたはアールを形成したり弾性体16の下側16aに
アールや面取りを形成することはより組込み性を良くし
弾性体16のメクレ等の発生も少なくなる。また、弾性
体を、インクの成分である水(純水が望ましい)やイン
ク溶媒で予めぬらすことは組付けをさらに容易にする効
果がある。弾性体16は図からも明らかなように単体で
は曲率Rを持ったドーム状の形状をなしている。
着され、ハウジング20側の係止部25と係合する爪部
23をそなえかつ弾性体16の径方向と略直交する方向
に弾性体16を押すための押圧部22を有している。2
4は本体の針を導くための開口部であり先端24aは後
端24bより広く形成されており本体側の針との位置ず
れに対して確実に弾性体のほぼ中央付近に針が位置する
ようにしている。26は容器内側への連通部である。
態の図を示す。この図からわかるように弾性体16は冠
体17を組付ける前は破線で示した状態であるが、冠体
17を組付けることにより、冠体17の押圧部22によ
って弾性体16は径方向に対し略直交する方向に押され
ハウジング20の内側に実線で示すような形で組み込ま
れる。この時、ハウジング16の内径=2rに対して弾
性体16の単体時の断面方向の長さLは2r<Lの関係
であるので冠体17によって押し込まれた状態ではハウ
ジング20の径方向に弾性体16は拡がろうとする。こ
の拡がろうとする力をハウジング20によって押え付け
られるため、弾性体16はハウジング20と冠体17に
よって径方向に縮められた状態を作り出されている。こ
れにより、針27の抜き差しを行い弾性体16が貫通さ
れても針27を抜いた後の弾性体16の穴はもとの状態
に復帰して閉じられ、内容物であるインクや廃インクの
しみ出し等を防ぐことができる。
側の開口径24bはハウジング側の連通部26の内径2
6aに対して24b≦26aの関係となっている。これ
は、弾性体16を冠体17の押圧部22によって押す場
合開口径24bはなるべく小さくするのが望ましいが針
27との関係からみると開口径24bは大きい方が望ま
しい。従ってギリギリまで開口径24bを小さくした場
合、充分に開口径24bを活用するには冠体17とハウ
ジング20との位置ずれ等を考慮に入れハウジング20
側の連通部26の内径を等しくするがそれ以上にするこ
とが望ましい。逆の関係の場合、冠体17の開口部24
を通過し弾性体を貫通した針27がハウジング20に突
き当たってしまい、さらにさし込めない場合が考えられ
る。
大きくしすぎると、図14に示すように、針27を刺し
たときに弾性体16が“陥没”してしまい、針27を抜
いても復帰しなくなるおそれがある。弾性体16の厚さ
や針27のサイズにもよるが、実験結果によれば、弾性
体16の厚さが3mm程度、針27の径が1.2mmの
場合、内径26aはφ5mm以下が望ましいことがわか
っている。
20の内半径rおよび針27の径xについて抜き差し性
および針27を抜いたあとの弾性体16からの内容物の
しみ出しの有無について調べた結果を次の表1に示す。
については1.05>(R/r)sin-1(r/R)が
必要であり、また、針差し性については(R/r)si
n-1(r/R)<1.57が必要条件となる。従って、 1.05<(R/r)sin-1(r/R)<1.57 の範囲にRおよびrを設定することが望ましい。さら
に、使用条件等による問題等を考慮に入れると、 1.1<(R/r)sin-1(r/R)<1.4 の範囲とすることがより望ましい。
は、針27を差したまま60℃等の環境下に保存し弾性
体16が針27によって永久ひずみを受けた場合、針を
抜いた後でインクがしみ出す場合とした。また、針差し
性における△の評価は、使い勝手を考慮した場合、特に
女性や力の弱い人にはやや硬すぎると判断されるレベル
のものを示した。
す構成でありインク容器室内のインクが消費され無くな
った場合、結合部の一方に内部エアー抜き用の針を差
し、他方に注射器等を用いてインクの再注入が可能であ
る。さらに冠体17と弾性体16の新部品を用意しそれ
らを組み変えれば信頼性も初期状態と全く同等のものが
再生可能である。
のインク吸収量がある程度観察できる材料例えばポリエ
チレンやポリプロピレン等インクに対して化学的に安定
でインクにアタックされにくい材料でかつ内部のインク
の状態が多少なりとも観察できる材料にしておくことで
廃インクの量すなわち吸収体のインク吸収状態が見られ
れば再インク注入をくり返して廃インク吸収体がインク
でいっぱいになって外部にあふれ出してしまうことをさ
けることができる。
りあふれたインクは結合部側に流れていくので装置本体
に前述したインクセンサーを設けておけばそのような状
態のインクタンクをいつまでも使いつづけてしまう恐れ
はなくなる。
を設けておくことは装置全体の信頼性からみて望ましい
ことである。
ジをその結合部側から視た図である。
インクカートリッジの2つの基準面から所定の位置にそ
れぞれ設けられており、これら基準面はインクカートリ
ッジ10を装置本体に装着したときに所定の部位を当接
し、これにより本体側の供給針等と各結合部との位置合
せが可能となる。水平方向の基準を図のように向って左
の面とすると図からも明らかなように最上部に位置する
結合部20Aのみ他の2個の結合部20B,20Cに比
べ基準面側に変位して設けられる。この結合部の変位に
よって生じるスペースに、凸部48が形成される。この
凸部48は、その高さがインクカートリッジの前端面と
ほぼ同じになるよう形成され(図4参照)、次のよう機
能を果す。
した凸部48の機能を説明するための図であり、装置本
体側の供給針ユニット275の針275Cとインクカー
トリッジ10との装着時の位置関係を示す図である。
トリッジ10の結合部20Aの弾性体16と針275C
とが接触する直前は、レバー275Dには何ら力が及ば
ないのでバルブ275Aはばね275Bに付勢されて連
通路を閉状態としている。
むと、図17に示すように、供給針ユニット275のレ
バー275Dはカートリッジ10の凸部48と当接関係
に至る。この時点では、針275Cの先端の連通口を有
した部分は既に弾性体16を貫通してカートリッジ内に
ある。一方、このとき、レバー275Dはカートリッジ
の凸部48と当接したばかりであるので、これに対して
カートリッジからの押圧力は働き始めようとするところ
である。従って、この時点でバルブ275Aは連通路の
閉状態を維持したままである。
10の挿入がさらに進むと、カートリッジ10からの押
圧力がレバー275Dに作用してこれを押圧し、これに
より、連結レバー275Eは一端を支点として、図中右
方へ変位させられる。この結果、この連結レバー275
Eと接続するバルブ275Aは、ばね275Bの付勢力
に逆らって右方へ変位し、接続管275Dと針275C
の連通口との間を連通状態とする。
ように、不図示のサブタンクからインクカートリッジへ
のインク循環用の供給針ユニット275は、インクカー
トリッジ10の挿入動作に伴なって、まず、針275C
の連通口部分がカートリッジ内に入り、その後、バルブ
275が開く構成となっている。換言すれば、レバー2
75Dの長さと針275Cの長さとの関係が上記のよう
な一連の動作を確保するように定められている。
ートリッジに挿入される前にバルブ275Aが開き、サ
ブタンク側からのインクが針275Cの連通口を介して
装置内に漏れる等の問題を未然に防止できる。
体側の供給針のバルブ動作のために設けられるが、これ
がインク容器の蓋12の凹部に突設されるのは、前述し
た接合部20A,20B等の製造の容易性のためであ
る。すなわち、これら接合部の形成では、ハウジング2
0に対して弾性体を16を取付け、さらに冠体17を取
付けるが、その取付けにはその周囲が凹部の空間となっ
て作業が容易となる。このため、上述のレバー275D
に突き当てるための突部48は、その凹部に突設される
ことになる。
図示のサブタンクから循環するインクをインクカートリ
ッジのインク貯留内に戻すためのものであり、結合部2
0Aの弾性体16を貫通する。その他の結合部20Bは
装置本体へインク供給を行うため供給針を接続し、ま
た、廃インク容器の結合部20Cとは廃インクを廃イン
ク貯留室内に流入するための針を接続するものである。
結合部20Bおよび20Cと接続する針の供給針ユニッ
トは上述のようなバルブ構造を有したものではない。
ト記録装置としてのラベルプリンタをロール紙供給ユニ
ット101のカバー111を取外し、また、プリントヘ
ッド部102を上方に回動してこれを開けた状態で示す
斜視図であり、図20はインクカートリッジ部103の
前カバー113を開けた状態で示す斜視図である。
ト101に収納されるロール紙124が巻回されたロー
ル126は、ユニット101の底部に設けられた2本の
駆動ローラ301(一方は不図示)上に載置され、ロー
ル126の外周側と駆動ローラとがロール紙の自重によ
る押圧力を伴なって接触した状態にある。この状態で上
記駆動ローラ301等が不図示のモータの動力を得て回
転することにより、最外周のロール紙124がその内側
のロール紙と分離して送り出される。このロール紙の供
給は、プリンタヘッド部102とカートリッジ収納部1
03との間におけるロール紙搬送機構104(その詳細
は不図示)による搬送とは実質的に無関係に行われるも
のである。従って、これらの2つの部分の間の搬送を調
整するため、上述したロール紙供給では、そのバッファ
となるループ(たるみ、図19には不図示)を形成する
ようにロール紙の供給を制御する。すなわち、搬送機構
104における搬送によってループセンサ(不図示)が
ループを検出しなくなると、上記駆動ローラを駆動して
ループを形成しつつロール紙供給を行うようにする。
6の幅方向にスライドできるように設けられている。す
なわち、ロール紙を収納する際、紙ガイド131をロー
ル紙124の幅より大きくスライドし、ロール126を
駆動ローラ上に載置した後、紙ガイド131をロール1
26の幅までスライドし、その一部をロール126の芯
材125に突き当てることができる。これにより、ロー
ル紙124が供給される際、その供給方向における駆動
ローラより上流側においてロール紙124が幅方向に振
れるのを、一定の微小な振れを許容して規制することが
可能となる。なお、紙ガイド131には、そのスライド
位置を固定するストッパ316が設けられている。
4による搬送路の入口近傍には斜送ユニット128が設
けられる。斜送ユニット128は、ロール紙124の下
面に接触する2つの斜送ローラ(不図示)と、これらロ
ーラに対向するロール紙124の上面に接触する斜送コ
ロ129および130とを有する。2つの斜送ローラ
は、斜送コロ130に対向しかつ搬送機構104側から
駆動力を得て駆動される駆動ローラと、斜送コロ129
に対向しかつ駆動力を得ていない従動ローラとからな
り、それぞれのローラはロール紙の搬送方向に対して斜
めに回転する(回転軸が搬送方向と直交する方向から傾
斜している)よう取付けられている。また、斜送コロ1
29および130も、斜送ローラと同様に搬送方向に対
して斜めに取り付けられている。これらの斜送ローラお
よび斜送コロ129および130により、搬送されるロ
ール紙に斜め方向への搬送力を与えて、図中奥側の所定
のガイドに押し当てるよう、作用することができる。こ
の結果、ロール紙124はその搬送方向が一定方向の規
制力を受けて行われるため、搬送方向の振れ等の無い良
好な搬送が可能となる。
納部103との間に設けられるロール紙搬送機構104
は、図19においてその図示は省略されているが、図
中、ロール紙124の下側に配置される(従って、カー
トリッジ収納部103の上面に配置される)、搬送方向
に延在する複数本のベルトおよびこれらを駆動するため
搬送方向上流側および下流側に設けられるローラ、およ
びプリントヘッド部102の下面に配置され、上記ベル
トのうちの所定のベルトを介して駆動力を得る拍車から
なる。
部103は、本例のラベルプリンタで用いる4種類のイ
ンク、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)
およびブラック(Bk)に対応して4つのカートリッジ
収納室140Y,140M,140Cおよび140Bk
を備えている。各カートリッジ収納室の入口近傍には、
この収納室内部を略遮蔽するシャッタ142Y,142
M,142Cおよび142Bkが設けられている。これ
らシャッタは、その上部が回動自在に軸支されるもので
あり、ユーザーが誤って収納室内部に手を入れ、インク
供給用針に触れること等を防止するために設けられる。
インクカートリッジの挿入時には、カートリッジ自体が
収納室奥側へ向けてシャッタを押し開けるようにして、
その挿入が行われる。
によれば、仮りに廃インク容器の大気連通孔からインク
が流出しても、この流出したインクは、インク容器と廃
インク容器との結合に供される部材によって形成される
誘導路を通って所定の部位に導かれる。
体とし、かつこれらを結合して用いるインクタンクにお
いて、不要なインクによる汚れを排し、信頼性の高いイ
ンクタンクを提供することができる。
分解斜視図である。
示すフローチャートである。
る。
インク貯留部におけるインク貯留部との係合部を示す斜
視図である。
おける配置を説明する図である。
インクタンクにおけるインク貯留部と廃インク貯留部と
の係合を説明する図である。
例を説明する図である。
係合の他の例を説明する図である。
ある。
ンク供給針等との結合部を示す断面図である。
めの図である。
図である。
の接続を説明する図である。
の接続を説明する図である。
の接続を説明する図である。
ルプリンタを示す斜視図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 記録装置で用いられるインクおよび記録
装置で用いられたインクを貯留するためのインクタンク
において、 前記記録装置で用いられるインクを貯留するインク容器
と、 前記記録装置で用いられたインクを貯留する廃インク容
器と、 該廃インク容器に設けられた大気連通孔と、 前記インク容器および前記廃インク容器のいずれか一方
または双方に設けられ当該インク容器と廃インク容器と
の結合に供される部材であって、前記大気連通孔から流
出するインクを当該インク容器または廃インク容器の所
定部位へ導くインク誘導路を形成する結合部材と、 を具えたことを特徴とするインクタンク。 - 【請求項2】 前記インク誘導路は、前記結合部材にお
ける前記結合の動作の案内面によって形成されることを
特徴とする請求項1に記載のインクタンク。 - 【請求項3】 前記インク誘導路は、前記結合部材にお
ける前記結合の動作の案内面に形成された溝であること
を特徴とする請求項1に記載のインクタンク。 - 【請求項4】 前記インク誘導路を形成する部材とし
て、前記インク容器および前記廃インク容器の双方にわ
たって貼付されるラベルをさらに具えたことを特徴とす
る請求項1に記載のインクタンク。 - 【請求項5】 前記結合部材は、係合用凹部と、その弾
性変形により該凹部に係止される係合用スナップ部と、
該係合用スナップ部を当該凹部への掛止を固定する方向
に付勢するバネ部とを有することを特徴とする請求項1
ないし4のいずれかに記載のインクタンク。 - 【請求項6】 前記スナップ部には、前記係合用凹部お
よび前記バネ部のそれぞれの先端に係合する係合ツメを
有することを特徴とする請求項5に記載のインクタン
ク。 - 【請求項7】 前記インク容器における記録装置との結
合面には、記録装置への装着動作に伴なって当該記録装
置の所定の部材を当接させるための突部が設けられたこ
とを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のイ
ンクタンク。 - 【請求項8】 前記インク容器には、インクが充填され
ていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに
記載のインクタンク。 - 【請求項9】 インクジェットヘッドを用い、被記録媒
体に記録を行うためのインクジェット記録装置におい
て、 前記インクジェット記録装置で用いられるインクおよび
記録装置で用いられたインクを貯留するためのインクタ
ンクであって、 前記記録装置で用いられるインクを貯留するインク容器
と、 前記記録装置で用いられたインクを貯留する廃インク容
器と、 該廃インク容器に設けられた大気連通孔と、 前記インク容器および前記廃インク容器のいずれか一方
または双方に設けられ当該インク容器と廃インク容器と
の結合に供される部材であって、前記大気連通孔から流
出するインクを当該インク容器または廃インク容器の所
定部位へ導くインク誘導路を形成する結合部材とを有し
たインクタンクを用いることを特徴とするインクジェッ
ト記録装置。
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