JP3133272U - 上板回転タイプデスクサイドキャビネット - Google Patents
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Abstract
【課題】無駄なスペースを有効に利用できると共に、ユーザの好みに応じ簡易にレイアウトを変更できるデスクサイドキャビネットを提供すること。
【解決手段】机など天板を有する什器に附設して使用するデスクサイドキャビネットであって、金属乃至は合成樹脂などの硬質素材を箱形に形成してなるキャビネット本体と、該キャビネット本体左右長の二分の一以上の長さの上板とを備え、該上板は、上面が前記天板の上面と略同一面に整合すると共に、下面側の適宜位置に配設された軸状部材が前記キャビネット本体の上面略中央部に配設された軸受部によって回動自在に軸支されたこと。
【選択図】図5
【解決手段】机など天板を有する什器に附設して使用するデスクサイドキャビネットであって、金属乃至は合成樹脂などの硬質素材を箱形に形成してなるキャビネット本体と、該キャビネット本体左右長の二分の一以上の長さの上板とを備え、該上板は、上面が前記天板の上面と略同一面に整合すると共に、下面側の適宜位置に配設された軸状部材が前記キャビネット本体の上面略中央部に配設された軸受部によって回動自在に軸支されたこと。
【選択図】図5
Description
本考案は机の脇や下部などに設置して使用するデスクサイドキャビネットに関し、特に回動自在な上板を備えたデスクサイドキャビネットに関するものである。
机等の天板下部スペースには、物品収納部として機能するキャビネットを机と一体又は別体に設けることがある。このキャビネットの上面に対しては、机天板と同じ高さの上面を有する上板を配設してデスクサイドに並設し、作業スペースの拡大を図るデスクサイドキャビネットについての提案が既になされている(特許文献1参照)。
しかしながら、双方の天板及び上板の高さ位置が同じであると什器天板下部にキャビネットを挿入することができないため天板下部においてデッドスペースを生じてしまい、収納効率が悪くなってしまう。
この点については、キャビネット本体の左右長のほぼ半分の長さの上板を、該キャビネット本体の左半部と右半部との上面に選択的に取付けうるように設けてスペースを有効利用する技術が既に提案されている(特許文献2参照)。
ところが、上記特許文献2に記載されたキャビネットは上板下面側の四隅に配設された支持ピンをキャビネット本体の適所に設けた取付孔に嵌合して該上板を取付ける構成であるため、ユーザが好みにより什器のレイアウトを変更するに際しては、その都度四隅の支持ピンを抜いて再度左右逆側の取付孔へ該支持ピンをひとつひとつ挿入するという手間を要し、煩に堪えず、大いに改善の余地を残している。
特開平10−057167
特開2003−135179
そこで本考案は従来のデスクサイドキャビネットが有する上記の不具合に鑑み、無駄なスペースを有効活用できると共に、ユーザの好みに応じ簡易にレイアウトを変更できるデスクサイドキャビネットを提供することを課題とするものである。
上記課題の解決を目的としてなされた本考案デスクサイドキャビネットの構成は、机など天板を有する什器に附設して使用するデスクサイドキャビネットであって、金属乃至は合成樹脂などの硬質素材を箱形に形成してなるキャビネット本体と、該キャビネット本体左右長の二分の一以上の長さの上板とを備え、該上板は、上面が前記天板の上面と略同一面に整合すると共に、下面側の適宜位置に配設された軸状部材が前記キャビネット本体の上面略中央部に配設された軸受部によって回動自在に軸支されることを特徴とするものである。また、前記軸状部材をクランク状に形成し、さらに、上板の長さを、前記キャビネット本体左右長の二分の一以下にして構成してもよい。前記上板は下面側に脚部材を備え、該脚部材の下端部には高さ調節用の回転調節部材を螺入して構成することも任意である。軸状部材はキー部材を備え、軸受部は該キー部材を受けるキー溝を備えるようにしてもよく、また、軸受部を上板に、軸状部材をキャビネット本体に配設することも可能である。
本考案デスクサイドキャビネットは、机等の什器に附設して使用するに際し、キャビネット本体の左右長の二分の一以上の長さを有し什器天板と当接して略同一面に整合される上板を備えているので、相当程度の作業スペースを拡張することができる。また、上板の長さをキャビネット本体の左右長の二分の一以下に構成したときは、上板を有しない残りのキャビネット本体部分が什器天板の下部に収められるため、デッドスペースを収納部としてより有効に利用することができる。さらに、本考案デスクサイドキャビネットは上板がキャビネット本体に対して回動自在に軸支されているため、キャビネット本体に対する上板の左右位置を簡易に変更することができる。この結果、什器下部に無駄なスペースを余し、或いは好みのレイアウトに配置変更するに際して手間を要するといった事態は完全に防止することができる。
次に本考案デスクサイドキャビネットの実施の形態例について図に拠り説明する。図1は本考案デスクサイドキャビネットを例示した正端面図、図2は図1の側端面図、図3は本考案デスクサイドキャビネットの一例の斜視図、図4は上板を回転させた後の本考案デスクサイドキャビネットの一例の斜視図、図5は軸受部及び軸状部材の取付態様の一例を示した分解斜視図、図6は脚部材の取付態様を例示した分解斜視図、図7は本考案デスクサイドキャビネットの別の実施態様を例示した正端面図、図8はクランク状軸状部材の取付態様を例示した分解斜視図である。
図1において、1は本考案に係るデスクサイドキャビネットの一例であって、金属乃至は合成樹脂製など適宜の硬質素材を箱形に形成してなるキャビネット本体Bと、該キャビネット本体B左右長の約三分の二程度の長さの上板Dとを備えている。また、キャビネット本体Bの底部にはキャスタCを配設して、本考案デスクサイドキャビネット1を移動自在に構成することもできる。
前記上板Dは、下面側の四隅に配設された脚部材Lによって支持され、キャビネット本体Bの上部に配置されている。この脚部材Lは、図6において例示したように固定基材Lbの両端部に配設されており、羅合部材Lbsを螺着することによって該固定基材Lbと共に前記上板Dに対して固着される。
脚部材Lの先端部には、高さ調節用の回転調節部材Laを螺入して構成することも任意である。これにより、上板Dがキャビネット本体B上でガタつくのを防止することができ、本考案デスクサイドキャビネット1を机やテーブルなど天板を有する什器に並設するに際してもユーザが使用感を損ねることなく作業スペースを拡張することができる。
上板Dは下面側の適宜の位置において、図5に例示するように、軸状部材Spを備えており、一方、キャビネット本体Bの上面略中央部には軸受部Srが配設されている。また、これとは逆に軸受部Srを上板Dの下面側に、軸状部材Spをキャビネット本体Bの上面側に配設して構成することも可能である。
軸状部材Spは固定基材Spbの略中央部分に配設され、羅合部材Spsを螺着することによって、固定基材Spbと共に上板Dへ固定される。軸受部Srは固定基材Srb上に配設され、羅合部材Srsを螺着することによって、固定基材Srbと共にキャビネット本体Bへ固定される。
軸受部Srは、中央部分に軸状部材Spの直径と略同一の直径をもつ円柱状の空洞を有しており、この空洞部分に軸状部材Spが枢着されて上板Dは回動自在に軸支されることとなる。
また、軸状部材Spは、上部側(固定基材Spb側)に軸直径よりも長い幅を有する板状のキー部材Spkを備えており、軸受部Srは上部側(固定基材Srbと反対側)に、このキー部材Spkを遊嵌可能なキー溝Srkを備えている。
ユーザは、什器のレイアウト変更等に際しても、上板D全体をキャビネット本体Bからいちいち取外して位置変えを行う必要はなく、上板Dをキャビネット本体Bから少し持上げキー部材Spk及びキー溝Srkの嵌合をはずして回動させることで、簡易に上板Dの位置変えを行うことができる。一方、キー部材Spkとキー溝Srkとが遊嵌した通常の使用状態では、キー溝Srkにより軸状部材Spはキャビネット本体Bと略一体に固定されるので、上板Dを作業スペースとして遊動することなく安定的に利用することが可能となる。
前述の通り、上板Dはキャビネット本体Bの左右長の約三分の二程度の長さを備えるため、什器天板に当接させて使用すれば充分に作業スペースの拡張をはかることができ、ユーザは作業効率を向上させることができる。
なお、什器天板下部のデッドスペースを有効利用するためには、図7に示すように上板Dの左右長をキャビネット本体Bの二分の一以下として、本考案デスクサイドキャビネット1を構成することも任意である。かかる構成においては、図8に例示するように軸状部材Spをクランク状に形成するなどして解決を図ることが可能であり、これによってユーザは天板下部における収納効率の向上を図ることができる。脚部材Lについては、軸状部材Spの固定基材Spbの両端部に配設して構成することが可能である。
本考案は以上の通りであって、机等の什器に附設して使用するに際し、キャビネット本体の左右長の二分の一以上の長さを有し什器天板と当接して略同一面に整合される上板を備えているので、相当程度の作業スペースを拡張することができ、また、上板の長さをキャビネット本体の左右長の二分の一以下に構成したときは、上板を有しない残りのキャビネット本体部分が什器天板の下部に収められるため、デッドスペースを収納部としてより有効に利用することができ、さらに、上板がキャビネット本体に対して回動自在に軸支されているため、キャビネット本体に対する上板の左右位置を簡易に変更することができるので、この結果として、什器下部に余剰スペースを持て余し、或いは好みのレイアウトに配置変更するに際して手間を要するといった事態は完全に防止することができるという効果を有するからデスクサイドキャビネットに適用してきわめて有用である。
1 本考案に係るデスクサイドキャビネット
B キャビネット本体
D 上板
L 脚部材
C キャスタ
Sp 軸状部材
Spk キー部材
Spb 固定基材
Sps 羅合部材
Sr 軸受部
Srk キー溝
Srb 固定基材
Srs 羅合部材
Lb 固定基材
Lbs 羅合部材
La 回転調節部材
B キャビネット本体
D 上板
L 脚部材
C キャスタ
Sp 軸状部材
Spk キー部材
Spb 固定基材
Sps 羅合部材
Sr 軸受部
Srk キー溝
Srb 固定基材
Srs 羅合部材
Lb 固定基材
Lbs 羅合部材
La 回転調節部材
Claims (6)
- 机など天板を有する什器に附設して使用するデスクサイドキャビネットであって、金属乃至は合成樹脂などの硬質素材を箱形に形成してなるキャビネット本体と、該キャビネット本体左右長の二分の一以上の長さの上板とを備え、該上板は、上面が前記天板の上面と略同一面に整合すると共に、下面側の適宜位置に配設された軸状部材が前記キャビネット本体の上面略中央部に配設された軸受部によって回動自在に軸支されたことを特徴とするデスクサイドキャビネット。
- 前記軸状部材はクランク状である請求項1のデスクサイドキャビネット。
- 上板の長さを、前記キャビネット本体左右長の二分の一以下にした請求項2のデスクサイドキャビネット。
- 上板は下面側に脚部材を備え、該脚部材の下端部には高さ調節用の回転調節部材を螺入してなる請求項1〜3のいずれかのデスクサイドキャビネット。
- 軸状部材はキー部材を備え、軸受部は該キー部材を受けるキー溝を備えてなる請求項1〜4のいずれかのデスクサイドキャビネット。
- 軸受部を上板に、軸状部材をキャビネット本体に配設してなる請求項1〜5のいずれかのデスクサイドキャビネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007002947U JP3133272U (ja) | 2007-04-24 | 2007-04-24 | 上板回転タイプデスクサイドキャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007002947U JP3133272U (ja) | 2007-04-24 | 2007-04-24 | 上板回転タイプデスクサイドキャビネット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3133272U true JP3133272U (ja) | 2007-07-05 |
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Family Applications (1)
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JP2007002947U Expired - Fee Related JP3133272U (ja) | 2007-04-24 | 2007-04-24 | 上板回転タイプデスクサイドキャビネット |
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2007
- 2007-04-24 JP JP2007002947U patent/JP3133272U/ja not_active Expired - Fee Related
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