JP3133113B2 - 圧縮動画データ伸長再生システム - Google Patents
圧縮動画データ伸長再生システムInfo
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 15
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は同一システム上で圧縮さ
れた動画データを伸長、再生時にさらに他の応用プログ
ラムを実行し、同一ディスプレイ上に表示することので
きる圧縮動画データ伸長再生システムに関する。
れた動画データを伸長、再生時にさらに他の応用プログ
ラムを実行し、同一ディスプレイ上に表示することので
きる圧縮動画データ伸長再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧縮された動画データを伸長、再
生するシステムとしては、例えば、『NIKKEI B
YTE 』/AUGUST 日経BP社 1989 3
09頁〜321頁に記載の装置がある。
生するシステムとしては、例えば、『NIKKEI B
YTE 』/AUGUST 日経BP社 1989 3
09頁〜321頁に記載の装置がある。
【0003】上記従来技術を図2、図4および図6を用
いて説明する。図2は従来のシステム構成図、図4は従
来のシステムのCPU(Central Processing Unit)負荷
状態を示す図、図6はCPUの負荷状態を処理別に示す
図である。
いて説明する。図2は従来のシステム構成図、図4は従
来のシステムのCPU(Central Processing Unit)負荷
状態を示す図、図6はCPUの負荷状態を処理別に示す
図である。
【0004】図2において、システムバス1は共通バス
であり、CPU2、表示制御回路3、動画伸長・再生部
4、動画ファイル5、入出力インターフェイス6、メモ
リ7およびプログラムデータファイル8が接続されてい
る。入出力インターフェイス6には、入力装置のキーボ
ード20とマウス19とが接続されており、動画再生等
の入力指示を受け付けてシステムバスに出力する。動画
ファイル5には、圧縮された動画データを蓄積してい
る。メモリ7には、伸長された動画データやプログラム
データファイル8のマイクロプログラムを展開して一時
的に蓄積したりする。プログラムデータファイル8は動
画の圧縮伸長の制御プログラムや、表計算やグラフ表
示、統計処理などのアプリケーションプログラム(応用
プログラム)のマイクロプログラムを記憶している。動
画伸長・再生部4は、動画ファイル5の圧縮された動画
データをプログラムデータファイル8のプログラムにし
たがって伸長再生して、動画出力10と音声信号14と
を出力する。ここで、通常の伸長再生方法を方式1とい
う。表示制御回路3は、ディスプレイ13に出力する際
のレイアウトの指示や、他のアイコン表示、アプリケー
ション処理後のグラフや表の表示制御をして、表示出力
9を出力する。表示制御回路3から出力される表示出力
9と動画伸長・再生部4から出力される動画出力10
は、表示重ね合わせ回路(MIX)11に入力される。
表示重ね合わせ回路11から出力する表示信号12はデ
ィスプレイ13に入力される。動画伸長・再生部4から
出力される音声信号14はスピーカー15に入力され
る。CPU2では、動画伸長・再生部4での起動指示、
メモリへのアクセス、制御プログラムのロード、レジス
タの設定、表示制御や、グラフ・表などのアプリケーシ
ョンプログラムの処理等を行う。
であり、CPU2、表示制御回路3、動画伸長・再生部
4、動画ファイル5、入出力インターフェイス6、メモ
リ7およびプログラムデータファイル8が接続されてい
る。入出力インターフェイス6には、入力装置のキーボ
ード20とマウス19とが接続されており、動画再生等
の入力指示を受け付けてシステムバスに出力する。動画
ファイル5には、圧縮された動画データを蓄積してい
る。メモリ7には、伸長された動画データやプログラム
データファイル8のマイクロプログラムを展開して一時
的に蓄積したりする。プログラムデータファイル8は動
画の圧縮伸長の制御プログラムや、表計算やグラフ表
示、統計処理などのアプリケーションプログラム(応用
プログラム)のマイクロプログラムを記憶している。動
画伸長・再生部4は、動画ファイル5の圧縮された動画
データをプログラムデータファイル8のプログラムにし
たがって伸長再生して、動画出力10と音声信号14と
を出力する。ここで、通常の伸長再生方法を方式1とい
う。表示制御回路3は、ディスプレイ13に出力する際
のレイアウトの指示や、他のアイコン表示、アプリケー
ション処理後のグラフや表の表示制御をして、表示出力
9を出力する。表示制御回路3から出力される表示出力
9と動画伸長・再生部4から出力される動画出力10
は、表示重ね合わせ回路(MIX)11に入力される。
表示重ね合わせ回路11から出力する表示信号12はデ
ィスプレイ13に入力される。動画伸長・再生部4から
出力される音声信号14はスピーカー15に入力され
る。CPU2では、動画伸長・再生部4での起動指示、
メモリへのアクセス、制御プログラムのロード、レジス
タの設定、表示制御や、グラフ・表などのアプリケーシ
ョンプログラムの処理等を行う。
【0005】説明の便宜上、CPUの負荷状態をわかり
やすくするために、図6のように各処理におけるCPU
の負荷を仮定する。実際にCPUの負荷状態を知るに
は、割込み信号をカウントしたりシステムバス上のデー
タを監視したりする。図6において、図2のシステムが
作動状態であり、動画再生や他のアプリケーションを実
行していない場合を定常状態とし、定常状態におけるC
PU負荷を20%±5%と仮定する。動画を伸長再生し
ているときのCPU負荷を60%±5%(方式1の場
合)と仮定する。他アプリケーション実行時のCPU負
荷を30%±5%と仮定する。
やすくするために、図6のように各処理におけるCPU
の負荷を仮定する。実際にCPUの負荷状態を知るに
は、割込み信号をカウントしたりシステムバス上のデー
タを監視したりする。図6において、図2のシステムが
作動状態であり、動画再生や他のアプリケーションを実
行していない場合を定常状態とし、定常状態におけるC
PU負荷を20%±5%と仮定する。動画を伸長再生し
ているときのCPU負荷を60%±5%(方式1の場
合)と仮定する。他アプリケーション実行時のCPU負
荷を30%±5%と仮定する。
【0006】図4は、図2に示すのシステムが定常状態
から動画の再生を起動し、動画再生中にさらに他のアプ
リケーションを起動した場合のCPUの負荷状態を示し
ている。図4において、CPUの負荷は、現在CPUが
行っている各処理に対する負荷が加算されるものとして
示している。定常状態ではCPUには15〜25%の負
荷がかかっている。図2に示すシステムにおいて、入力
装置から動画の再生を起動すると、CPU2は動画圧縮
ファイル5から圧縮された動画データを読みだし、動画
伸長・再生部4に入力する。動画伸長・再生部4では、
方式1に従ってデータを伸長、再生し、動画出力10と
音声信号14とを出力する。動画出力10と、表示制御
回路3からの表示出力9とは、表示重ね合わせ回路11
で重ね合わせて表示信号12とし、ディスプレイ13に
動画が表示される。また、音声信号14は、スピーカー
15に入力され、スピーカー15が音声を出力する。こ
の動画伸長、再生時(方式1)で60%±5%のCPU
負荷がさらにかかるので、図4に示すように全体で70
〜90%のCPU負荷状態となる。つぎに、他アプリケ
ーションを起動させる。図2において、キーボード20
あるいはマウス19等の入力装置は、他アプリケーショ
ンの起動指示を受け付けて、CPU2は他アプリケーシ
ョンの起動を行う。CPU2は、プログラムデータファ
イル8からプログラムデータを読みだし、メモリ7にプ
ログラムを展開する。CPU2でプログラムにしたがっ
て処理を行い、表示制御回路3により表示を行い、ディ
スプレイ13に表示する。このとき、CPU2にはさら
に25〜30%の負荷が加わるので図4に示すように、
全体としては95〜125%の負荷となり、CPUの負
荷状態が100%を超えることになり(図4の斜線で示
す)、この時点で処理は正常に行われないことになる。
従来は、負荷状態を検出していないので、負荷状態が1
00%を超えると、動画の再生フレームレートが小さく
なったり、システム全体が停止したり、他の応用プログ
ラム処理が停止してしまう。
から動画の再生を起動し、動画再生中にさらに他のアプ
リケーションを起動した場合のCPUの負荷状態を示し
ている。図4において、CPUの負荷は、現在CPUが
行っている各処理に対する負荷が加算されるものとして
示している。定常状態ではCPUには15〜25%の負
荷がかかっている。図2に示すシステムにおいて、入力
装置から動画の再生を起動すると、CPU2は動画圧縮
ファイル5から圧縮された動画データを読みだし、動画
伸長・再生部4に入力する。動画伸長・再生部4では、
方式1に従ってデータを伸長、再生し、動画出力10と
音声信号14とを出力する。動画出力10と、表示制御
回路3からの表示出力9とは、表示重ね合わせ回路11
で重ね合わせて表示信号12とし、ディスプレイ13に
動画が表示される。また、音声信号14は、スピーカー
15に入力され、スピーカー15が音声を出力する。こ
の動画伸長、再生時(方式1)で60%±5%のCPU
負荷がさらにかかるので、図4に示すように全体で70
〜90%のCPU負荷状態となる。つぎに、他アプリケ
ーションを起動させる。図2において、キーボード20
あるいはマウス19等の入力装置は、他アプリケーショ
ンの起動指示を受け付けて、CPU2は他アプリケーシ
ョンの起動を行う。CPU2は、プログラムデータファ
イル8からプログラムデータを読みだし、メモリ7にプ
ログラムを展開する。CPU2でプログラムにしたがっ
て処理を行い、表示制御回路3により表示を行い、ディ
スプレイ13に表示する。このとき、CPU2にはさら
に25〜30%の負荷が加わるので図4に示すように、
全体としては95〜125%の負荷となり、CPUの負
荷状態が100%を超えることになり(図4の斜線で示
す)、この時点で処理は正常に行われないことになる。
従来は、負荷状態を検出していないので、負荷状態が1
00%を超えると、動画の再生フレームレートが小さく
なったり、システム全体が停止したり、他の応用プログ
ラム処理が停止してしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、ある動画データを伸長、再生しているときに、動画
再生時のCPUの処理負荷と、他の応用プログラムの実
行処理時のCPUの処理負荷とが重なって、CPUにあ
る一定以上の処理負荷がかかると、CPUの処理能力の
限界を越えてしまう。このため、例えば、表計算やグラ
フ表示、統計処理等の他の応用プログラムを同時に実行
し、同じ表示画面上に同時に表示させるようにすると、
正常に動画が再生されず、動画の再生フレームレートが
小さくなったり、システム全体が停止したり、他の応用
プログラム処理が停止してしまう等の問題が生じること
がある。
ば、ある動画データを伸長、再生しているときに、動画
再生時のCPUの処理負荷と、他の応用プログラムの実
行処理時のCPUの処理負荷とが重なって、CPUにあ
る一定以上の処理負荷がかかると、CPUの処理能力の
限界を越えてしまう。このため、例えば、表計算やグラ
フ表示、統計処理等の他の応用プログラムを同時に実行
し、同じ表示画面上に同時に表示させるようにすると、
正常に動画が再生されず、動画の再生フレームレートが
小さくなったり、システム全体が停止したり、他の応用
プログラム処理が停止してしまう等の問題が生じること
がある。
【0008】本発明は、上記課題を解決するために、C
PUの処理負荷を検知して、さらに、システム全体が停
止したりすることがないように、従来システムで使用し
ているCPUを処理能力の高いものに変更せずに、CP
Uの処理負荷をおさえて、圧縮された動画データを伸
長、再生し、同時に他の応用プログラムを実行し、同一
画面上に表示することのできる圧縮動画データ伸長再生
システムを提供することにある。
PUの処理負荷を検知して、さらに、システム全体が停
止したりすることがないように、従来システムで使用し
ているCPUを処理能力の高いものに変更せずに、CP
Uの処理負荷をおさえて、圧縮された動画データを伸
長、再生し、同時に他の応用プログラムを実行し、同一
画面上に表示することのできる圧縮動画データ伸長再生
システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
させるために、データ圧縮された動画データの伸長・再
生をする伸長・再生部と、他のアプリケーションの処理
や伸長再生の起動指示をするCPUとを有する表示画面
に動画表示を行うシステムにおいて、上記伸長・再生部
は、データ圧縮された動画データの伸長・再生をして相
対的に処理負荷が大きい従来の方式である第1の再生方
式とCPUの処理負荷を低減させて伸長・再生をする第
2の再生方式との方式のうち少なくとも2以上の方式を
持ち、CPUの負荷状態を検出する検出手段と、検出手
段からのCPUの負荷状態により上記伸長・再生部の方
式を切り換える切り換え部とを有する。
させるために、データ圧縮された動画データの伸長・再
生をする伸長・再生部と、他のアプリケーションの処理
や伸長再生の起動指示をするCPUとを有する表示画面
に動画表示を行うシステムにおいて、上記伸長・再生部
は、データ圧縮された動画データの伸長・再生をして相
対的に処理負荷が大きい従来の方式である第1の再生方
式とCPUの処理負荷を低減させて伸長・再生をする第
2の再生方式との方式のうち少なくとも2以上の方式を
持ち、CPUの負荷状態を検出する検出手段と、検出手
段からのCPUの負荷状態により上記伸長・再生部の方
式を切り換える切り換え部とを有する。
【0010】上記切り換え部は、検出手段からのCPU
の負荷状態と予め設定した閾値とを比較してCPUの負
荷状態が閾値以上の過負荷の場合には、CPUの処理負
荷を押さえて伸長・再生をする第2の再生方式に切り換
えて、それ以外の場合には、第1の再生方式で再生する
ように伸長・再生部に指示する手段を備える。
の負荷状態と予め設定した閾値とを比較してCPUの負
荷状態が閾値以上の過負荷の場合には、CPUの処理負
荷を押さえて伸長・再生をする第2の再生方式に切り換
えて、それ以外の場合には、第1の再生方式で再生する
ように伸長・再生部に指示する手段を備える。
【0011】上記切り換え部の閾値は、2つ閾値を持つ
ヒステリシスの特性を有し、1の閾値以上の過負荷にな
ったときに第2の再生方式に切り換えて、その後、2の
閾値以下になったときに第1の再生方式に切り換えるこ
とができる。
ヒステリシスの特性を有し、1の閾値以上の過負荷にな
ったときに第2の再生方式に切り換えて、その後、2の
閾値以下になったときに第1の再生方式に切り換えるこ
とができる。
【0012】また、切り換え部は、閾値を記憶してお
き、設定・変更が可能な閾値テーブルを有してもよい。
き、設定・変更が可能な閾値テーブルを有してもよい。
【0013】
【作用】CPUの負荷状態を検出手段により常時検出
し、動画を伸長・再生してさらに他の応用プログラムが
起動した場合などに、CPUの負荷が閾値を超えると、
切り換え手段により、動画を伸長・再生する方式をCP
Uの処理を低減した第2の再生方式に切り換える。さら
に、切り換え手段の閾値を2つ持つヒステリシスの特性
を備えることで、1の閾値以上の過負荷になったときに
第2の再生方式に切り換えて、その後、2の閾値以下に
なったときに第1の再生方式に切り換える。
し、動画を伸長・再生してさらに他の応用プログラムが
起動した場合などに、CPUの負荷が閾値を超えると、
切り換え手段により、動画を伸長・再生する方式をCP
Uの処理を低減した第2の再生方式に切り換える。さら
に、切り換え手段の閾値を2つ持つヒステリシスの特性
を備えることで、1の閾値以上の過負荷になったときに
第2の再生方式に切り換えて、その後、2の閾値以下に
なったときに第1の再生方式に切り換える。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1を用いて説明す
る。図1は本実施例のシステム構成図である。図1にお
いて、システムバス1は共通バスであり、CPU2、表
示制御回路3、動画伸長・再生部4a、動画ファイル
5、入出力インターフェイス6、メモリ7、プログラム
データファイル8が接続されている。入出力インターフ
ェイス6には、入力装置のキーボード20とマウス19
とが接続されており、動画再生等の入力指示を受け付け
てシステムバスに出力する。動画ファイル5には、圧縮
された動画データを蓄積している。動画データは、外部
から入力されることもできる。メモリ7には、伸長され
た動画データやプログラムデータファイル8のマイクロ
プログラムを展開して一時的に蓄積したりする。プログ
ラムデータファイル8は動画の圧縮伸長の制御プログラ
ムや、表計算やグラフ表示、統計処理などのアプリケー
ションプログラムのマイクロプログラムを記憶してい
る。動画伸長・再生部4aは、動画ファイル5の圧縮さ
れた動画データをプログラムデータファイル8のプログ
ラムにしたがって伸長再生して、動画出力10と音声信
号14とを出力する。ここで、CPUの処理負荷を低減
した伸長再生方法を方式2という。方式2はCPUの処
理負荷が方式1より低減するような方法ならばよく、予
め設定しておく。方式2は、例えば、コマ落としなどを
してデータ量を少なくしたり、フレームレートを下げた
り、表示解像度を粗くしたり、リファレンスだけを表示
したりする方式である。予め通常の伸長再生方法の方式
1と、方式2とを動画伸長・再生部4aに設定してお
く。もしくは、プログラムデータファイル8に方式1と
方式2とのプログラムを格納しておいてもよい。表示制
御回路3は、ディスプレイ13に出力する際のレイアウ
トの指示や、他のアイコン表示、アプリケーション処理
後のグラフや表の表示制御をして、表示出力9を出力す
る。表示制御回路3から出力される表示出力9と動画伸
長・再生部4aから出力される動画出力10は、表示重
ね合わせ回路(MIX)11に入力される。表示重ね合
わせ回路11から出力する表示信号12はディスプレイ
13に入力される。動画伸長・再生部4aから出力され
る音声信号14はスピーカー15に入力される。CPU
2では、動画伸長・再生部4aでの起動指示、制御プロ
グラムのロード、レジスタの設定、表示制御や、グラフ
・表などのアプリケーションプログラムの処理等を行
う。また、CPU2ではCPUの負荷状態を示すための
検出信号16を出力する。CPU2から出力される検出
信号16は負荷検出手段17に入力される。検出信号1
6は、例えば、割込み要求信号や、CPU2からシステ
ムバス1上入出力情報や、メモリ7への書き込みおよび
読み出し信号などがある。検出信号16は、上記のよう
な信号のいずれか1つもしくはそれらを組み合わせた信
号を検出できる。負荷検出手段17では、上記のような
信号を監視して、一定期間に何回発生したかをカウント
して、予め定めた条件により負荷状態を検出する。例え
ば、システムバス1上の使用頻度や、メモリ7への書き
込みおよび読み出し頻度により負荷状態をわりだす。検
出した負荷状態は、CPU負荷の割合(%)として切り
換え部18に出力する。割合を出力する場合には、設定
条件とCPU負荷の割合との対応を示すテーブルを予め
持つこともできる。対応テーブルは、入力装置のキーボ
ード20やマウス19から指示を受け付けることができ
る。対応テーブルを参照することにより、検出信号16
からの信号をカウントして予め定めた条件の時には、対
応するCPU負荷の割合を出力する。また、対応テーブ
ルの代わりに、一定期間に何回発生したかのカウント数
から、割合を算出するようにしてもよい。また、負荷検
出手段17は、CPU2から出力される検出信号16の
かわりに、システムバス1上のデータを監視することに
よっても、負荷検出をすることができる。負荷検出手段
17の出力は切り換え部18に入力され、切り換え部1
8は、CPU負荷状態とあらかじめ定めた閾値とを比較
することにより、CPU負荷状態が閾値以上に過負荷の
場合には、動画伸長・再生部4aに方式1と方式2とを
切り換えるように切り換え指示を出力することができ
る。切り換え部18は、方式切り換えの閾値を設定する
閾値テーブルを有しており、入力装置のキーボード20
やマウス19から指示を受け付けることができる。切り
換えの閾値については、図3を用いて後述する。
る。図1は本実施例のシステム構成図である。図1にお
いて、システムバス1は共通バスであり、CPU2、表
示制御回路3、動画伸長・再生部4a、動画ファイル
5、入出力インターフェイス6、メモリ7、プログラム
データファイル8が接続されている。入出力インターフ
ェイス6には、入力装置のキーボード20とマウス19
とが接続されており、動画再生等の入力指示を受け付け
てシステムバスに出力する。動画ファイル5には、圧縮
された動画データを蓄積している。動画データは、外部
から入力されることもできる。メモリ7には、伸長され
た動画データやプログラムデータファイル8のマイクロ
プログラムを展開して一時的に蓄積したりする。プログ
ラムデータファイル8は動画の圧縮伸長の制御プログラ
ムや、表計算やグラフ表示、統計処理などのアプリケー
ションプログラムのマイクロプログラムを記憶してい
る。動画伸長・再生部4aは、動画ファイル5の圧縮さ
れた動画データをプログラムデータファイル8のプログ
ラムにしたがって伸長再生して、動画出力10と音声信
号14とを出力する。ここで、CPUの処理負荷を低減
した伸長再生方法を方式2という。方式2はCPUの処
理負荷が方式1より低減するような方法ならばよく、予
め設定しておく。方式2は、例えば、コマ落としなどを
してデータ量を少なくしたり、フレームレートを下げた
り、表示解像度を粗くしたり、リファレンスだけを表示
したりする方式である。予め通常の伸長再生方法の方式
1と、方式2とを動画伸長・再生部4aに設定してお
く。もしくは、プログラムデータファイル8に方式1と
方式2とのプログラムを格納しておいてもよい。表示制
御回路3は、ディスプレイ13に出力する際のレイアウ
トの指示や、他のアイコン表示、アプリケーション処理
後のグラフや表の表示制御をして、表示出力9を出力す
る。表示制御回路3から出力される表示出力9と動画伸
長・再生部4aから出力される動画出力10は、表示重
ね合わせ回路(MIX)11に入力される。表示重ね合
わせ回路11から出力する表示信号12はディスプレイ
13に入力される。動画伸長・再生部4aから出力され
る音声信号14はスピーカー15に入力される。CPU
2では、動画伸長・再生部4aでの起動指示、制御プロ
グラムのロード、レジスタの設定、表示制御や、グラフ
・表などのアプリケーションプログラムの処理等を行
う。また、CPU2ではCPUの負荷状態を示すための
検出信号16を出力する。CPU2から出力される検出
信号16は負荷検出手段17に入力される。検出信号1
6は、例えば、割込み要求信号や、CPU2からシステ
ムバス1上入出力情報や、メモリ7への書き込みおよび
読み出し信号などがある。検出信号16は、上記のよう
な信号のいずれか1つもしくはそれらを組み合わせた信
号を検出できる。負荷検出手段17では、上記のような
信号を監視して、一定期間に何回発生したかをカウント
して、予め定めた条件により負荷状態を検出する。例え
ば、システムバス1上の使用頻度や、メモリ7への書き
込みおよび読み出し頻度により負荷状態をわりだす。検
出した負荷状態は、CPU負荷の割合(%)として切り
換え部18に出力する。割合を出力する場合には、設定
条件とCPU負荷の割合との対応を示すテーブルを予め
持つこともできる。対応テーブルは、入力装置のキーボ
ード20やマウス19から指示を受け付けることができ
る。対応テーブルを参照することにより、検出信号16
からの信号をカウントして予め定めた条件の時には、対
応するCPU負荷の割合を出力する。また、対応テーブ
ルの代わりに、一定期間に何回発生したかのカウント数
から、割合を算出するようにしてもよい。また、負荷検
出手段17は、CPU2から出力される検出信号16の
かわりに、システムバス1上のデータを監視することに
よっても、負荷検出をすることができる。負荷検出手段
17の出力は切り換え部18に入力され、切り換え部1
8は、CPU負荷状態とあらかじめ定めた閾値とを比較
することにより、CPU負荷状態が閾値以上に過負荷の
場合には、動画伸長・再生部4aに方式1と方式2とを
切り換えるように切り換え指示を出力することができ
る。切り換え部18は、方式切り換えの閾値を設定する
閾値テーブルを有しており、入力装置のキーボード20
やマウス19から指示を受け付けることができる。切り
換えの閾値については、図3を用いて後述する。
【0015】つぎに、本実施例の動作を図1、図3およ
び図5を用いて説明する。図3は切り換え部の特性図、
図5は本実施例のCPU負荷状態を示す図である。
び図5を用いて説明する。図3は切り換え部の特性図、
図5は本実施例のCPU負荷状態を示す図である。
【0016】図1において、動画伸長・再生部4aは、
動画伸長再生(方式1)に加え、動画伸長再生(方式
2)をもち、切り換え部18の出力が0のときは方式
1、切り換え部18の出力が1のときは方式2が選択さ
れ、二つの方式を切り換えるようになっている。動画伸
長再生(方式2)のCPU負荷状態は図6に示すように
30%±5%と仮定する(方式1の1/2)。図1に示
す負荷検出手段17の動作は、CPU2から入力された
検出信号16を用い、一定時間内における検出信号16
の変化を計測することによってCPU2の負荷状態
(%)を出力するものである。切り換え部18に入力さ
れたCPU2の負荷状態により、図3で示すような特性
で、切り換え部18の出力は0または1となる。図3の
例では負荷が95%を超えると切り換え出力が0から1
に変化し、負荷が60%を下回ると切り換え出力が1か
ら0になる。このように、二つの閾値をCPU2の負荷
状態によりヒステリシスを持たせて、閾値テーブルを設
定しておく。この二つの閾値を図5に示すように破線で
表している。図5において、本実施例のシステムが、定
常状態のとき、CPUの負荷状態は15〜25%であ
る。この状態から、動画の再生を起動すると、図1に示
すシステムにおいて、CPU2は動画圧縮ファイル5か
ら圧縮された動画データを読みだし、動画伸長・再生部
4aに入力する。動画伸長・再生部4aに入力された切
り換え部18の出力は始めは0であるので、動画伸長・
再生部4aでは、方式1に従ってデータを伸長・再生
し、動画出力10と音声信号14とを出力する。動画出
力10と表示制御回路3からの表示出力9とは、表示重
ね合わせ回路11で重ね合わせて表示信号12とされ、
ディスプレイ13に表示される。また、音声信号14は
スピーカー15に入力され、スピーカー15から音声が
出力される。この動画伸長・再生時(方式1)で60%
±5%のCPU負荷がかかるので図5に示すように全体
で70〜90%のCPU負荷状態となる。つぎに他アプ
リケーションを起動させる。図1において、キーボード
20あるいはマウス19等の入力装置が、他アプリケー
ションを起動させる指示を受付て、CPUが他アプリケ
ーションを起動させる。CPUは、プログラムデータフ
ァイル8からプログラムデータを読みだし、メモリ7に
プログラムを展開する。CPU2でプログラムにしたが
って処理を行い、表示制御回路3により表示制御を行
い、ディスプレイ13に画像およびアプリケーションの
処理データなどを表示する。図5に示すように、このと
きCPU2にはさらに25〜30%の負荷が加わるので
他アプリケーション起動後まもなく、負荷検出手段17
において、CPU負荷が閾値95%を超えたことを検出
する。切り換え部18は、CPU負荷が閾値95%を超
えたことを検知して、切り換え部18の出力を0から1
にする。これにより、動画伸長・再生部4aの方式が方
式1から方式2に切り換わる。したがってその後は、動
画伸長・再生部4aでは、方式2に従ってデータを伸長
・再生し、これによるCPUの負荷方式1に比べ30%
低減されるので、他アプリケーションのCPU負荷とあ
わせても全体で65〜95%となり、CPUの負荷が1
00%を超えないので、CPU処理が正常に続行可能で
ある。その後、他アプリケーションの処理を終了すると
まもなくCPU全体の処理負荷が閾値60%を下回り、
切り換え部18の出力が1から0に変化し、動画伸長・
再生部4aにおける動画データの伸長・再生方式が方式
2から方式1に変化し、方式1に従ってデータを伸長・
再生する。このとき、CPU全体の負荷状態は、他アプ
リケーションを起動する以前と同様に70〜90%とな
り、CPUの処理が正常に続行する。
動画伸長再生(方式1)に加え、動画伸長再生(方式
2)をもち、切り換え部18の出力が0のときは方式
1、切り換え部18の出力が1のときは方式2が選択さ
れ、二つの方式を切り換えるようになっている。動画伸
長再生(方式2)のCPU負荷状態は図6に示すように
30%±5%と仮定する(方式1の1/2)。図1に示
す負荷検出手段17の動作は、CPU2から入力された
検出信号16を用い、一定時間内における検出信号16
の変化を計測することによってCPU2の負荷状態
(%)を出力するものである。切り換え部18に入力さ
れたCPU2の負荷状態により、図3で示すような特性
で、切り換え部18の出力は0または1となる。図3の
例では負荷が95%を超えると切り換え出力が0から1
に変化し、負荷が60%を下回ると切り換え出力が1か
ら0になる。このように、二つの閾値をCPU2の負荷
状態によりヒステリシスを持たせて、閾値テーブルを設
定しておく。この二つの閾値を図5に示すように破線で
表している。図5において、本実施例のシステムが、定
常状態のとき、CPUの負荷状態は15〜25%であ
る。この状態から、動画の再生を起動すると、図1に示
すシステムにおいて、CPU2は動画圧縮ファイル5か
ら圧縮された動画データを読みだし、動画伸長・再生部
4aに入力する。動画伸長・再生部4aに入力された切
り換え部18の出力は始めは0であるので、動画伸長・
再生部4aでは、方式1に従ってデータを伸長・再生
し、動画出力10と音声信号14とを出力する。動画出
力10と表示制御回路3からの表示出力9とは、表示重
ね合わせ回路11で重ね合わせて表示信号12とされ、
ディスプレイ13に表示される。また、音声信号14は
スピーカー15に入力され、スピーカー15から音声が
出力される。この動画伸長・再生時(方式1)で60%
±5%のCPU負荷がかかるので図5に示すように全体
で70〜90%のCPU負荷状態となる。つぎに他アプ
リケーションを起動させる。図1において、キーボード
20あるいはマウス19等の入力装置が、他アプリケー
ションを起動させる指示を受付て、CPUが他アプリケ
ーションを起動させる。CPUは、プログラムデータフ
ァイル8からプログラムデータを読みだし、メモリ7に
プログラムを展開する。CPU2でプログラムにしたが
って処理を行い、表示制御回路3により表示制御を行
い、ディスプレイ13に画像およびアプリケーションの
処理データなどを表示する。図5に示すように、このと
きCPU2にはさらに25〜30%の負荷が加わるので
他アプリケーション起動後まもなく、負荷検出手段17
において、CPU負荷が閾値95%を超えたことを検出
する。切り換え部18は、CPU負荷が閾値95%を超
えたことを検知して、切り換え部18の出力を0から1
にする。これにより、動画伸長・再生部4aの方式が方
式1から方式2に切り換わる。したがってその後は、動
画伸長・再生部4aでは、方式2に従ってデータを伸長
・再生し、これによるCPUの負荷方式1に比べ30%
低減されるので、他アプリケーションのCPU負荷とあ
わせても全体で65〜95%となり、CPUの負荷が1
00%を超えないので、CPU処理が正常に続行可能で
ある。その後、他アプリケーションの処理を終了すると
まもなくCPU全体の処理負荷が閾値60%を下回り、
切り換え部18の出力が1から0に変化し、動画伸長・
再生部4aにおける動画データの伸長・再生方式が方式
2から方式1に変化し、方式1に従ってデータを伸長・
再生する。このとき、CPU全体の負荷状態は、他アプ
リケーションを起動する以前と同様に70〜90%とな
り、CPUの処理が正常に続行する。
【0017】本実施例によれば、動画再生時にある一定
のCPU負荷がかかっているときに、さらに、他のアプ
リケーションを起動しても、負荷検出手段17によりC
PU2の負荷状態を検出してCPU2の負荷が95%を
超えないように切り換え手段18で動画伸長・再生方式
を切り換えるので、他のアプリケーションを起動したこ
とによりシステムが正常に動作しなかったり、システム
が停止してしまうことはない。
のCPU負荷がかかっているときに、さらに、他のアプ
リケーションを起動しても、負荷検出手段17によりC
PU2の負荷状態を検出してCPU2の負荷が95%を
超えないように切り換え手段18で動画伸長・再生方式
を切り換えるので、他のアプリケーションを起動したこ
とによりシステムが正常に動作しなかったり、システム
が停止してしまうことはない。
【0018】本実施例においては、処理別CPU負荷状
態を図6のように仮定し、さらにCPUの負荷状態はC
PUが行っている各処理に対する負荷が加算されるもの
として説明したが、実際にはこの例とは必ずしも一致し
ないので、この場合、切り換え部18の特性における閾
値テーブルの閾値を、入力装置より変更することによ
り、実際のCPU負荷状態に対処することができる。ま
た、負荷検出手段17におけるCPU2からの検出信号
16の変化を測定する一定期間の時間を調整することに
より対処する。この一定期間を短くすることにより、C
PU2の負荷変動の瞬間的な変化を検出でき、また、一
定期間を長くするとCPU2の平均的な負荷状態を検出
することができる。
態を図6のように仮定し、さらにCPUの負荷状態はC
PUが行っている各処理に対する負荷が加算されるもの
として説明したが、実際にはこの例とは必ずしも一致し
ないので、この場合、切り換え部18の特性における閾
値テーブルの閾値を、入力装置より変更することによ
り、実際のCPU負荷状態に対処することができる。ま
た、負荷検出手段17におけるCPU2からの検出信号
16の変化を測定する一定期間の時間を調整することに
より対処する。この一定期間を短くすることにより、C
PU2の負荷変動の瞬間的な変化を検出でき、また、一
定期間を長くするとCPU2の平均的な負荷状態を検出
することができる。
【0019】さらに、閾値にヒステリシスを持たせるこ
とにより、負荷状態が微妙に変動したときにも、方式1
と方式2とが短期間で切り換わることがない。これによ
り、方式1と方式2とによる再生画面が瞬時に切り換わ
ることが無くなる。
とにより、負荷状態が微妙に変動したときにも、方式1
と方式2とが短期間で切り換わることがない。これによ
り、方式1と方式2とによる再生画面が瞬時に切り換わ
ることが無くなる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、CPUの負荷状態を検
出するため、一定値を超えて過負荷になったときに、動
画を伸長・再生する方式をCPUの処理を低減した方式
に切り換えることにより、CPU全体の負荷を低減する
ことができる。すなわち、システムで使用しているCP
Uを処理能力の高いものに変更することなしに、圧縮さ
れた動画データを伸長・再生し、さらに他の応用プログ
ラムを実行しても、システムが停止することなく、同一
画面上に動画と応用プログラムの処理結果とを表示する
ことができる。
出するため、一定値を超えて過負荷になったときに、動
画を伸長・再生する方式をCPUの処理を低減した方式
に切り換えることにより、CPU全体の負荷を低減する
ことができる。すなわち、システムで使用しているCP
Uを処理能力の高いものに変更することなしに、圧縮さ
れた動画データを伸長・再生し、さらに他の応用プログ
ラムを実行しても、システムが停止することなく、同一
画面上に動画と応用プログラムの処理結果とを表示する
ことができる。
【図1】本実施例のシステム構成図。
【図2】従来のシステム構成図。
【図3】切り換え部の特性図。
【図4】従来システムのCPU負荷状態を示す説明図。
【図5】本実施例のCPU負荷状態を示す説明図。
【図6】処理別CPU負荷状態を示す説明図。
1…システムバス、2…CPU、3…表示制御回路、4
…動画伸長・再生部、5…動画圧縮ファイル、9…表示
出力、10…動画出力、11…表示重ね合わせ回路、1
2…表示信号、13…ディスプレイ、14…音声信号、
15…スピーカー、16…検出信号、17…負荷検出手
段、18…切り換え部。
…動画伸長・再生部、5…動画圧縮ファイル、9…表示
出力、10…動画出力、11…表示重ね合わせ回路、1
2…表示信号、13…ディスプレイ、14…音声信号、
15…スピーカー、16…検出信号、17…負荷検出手
段、18…切り換え部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小檜山 智久 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 マイクロエレク トロニクス機器開発研究所内 (72)発明者 武者 正隆 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 マイクロエレク トロニクス機器開発研究所内 (72)発明者 中田 順二 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 マイクロエレク トロニクス機器開発研究所内 (72)発明者 山岸 正巳 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 マイクロエレク トロニクス機器開発研究所内 (72)発明者 木村 祐二 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所 マイクロエレク トロニクス機器開発研究所内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/24 - 7/68
Claims (4)
- 【請求項1】データ圧縮された動画データの伸長・再生
をする伸長・再生部と、他のアプリケーションの処理や
伸長再生の起動指示をするCPUとを有する表示画面に
動画表示を行うシステムにおいて、 上記伸長・再生部は、データ圧縮された動画データの伸
長・再生をして相対的に処理負荷が大きい第1の再生方
式とCPUの処理負荷を低減させて伸長・再生をする第
2の再生方式との方式のうち少なくとも2以上の方式を
持ち、 CPUの負荷状態を検出する検出手段と、検出手段から
のCPUの負荷状態により上記伸長・再生部の方式を切
り換える切り換え部とを有することを特徴とする圧縮動
画データ伸長再生システム。 - 【請求項2】請求項1において、切り換え部は、検出手
段からのCPUの負荷状態と予め設定した閾値とを比較
してCPUの負荷状態が閾値以上の過負荷の場合には、
CPUの処理負荷を押さえて伸長・再生をする第2の再
生方式に切り換えて、それ以外の場合には、第1の再生
方式で再生するように伸長・再生部に指示する手段を備
えることを特徴とする圧縮動画データ伸長再生システ
ム。 - 【請求項3】請求項2において、切り換え部の閾値は、
2つ閾値を持つヒステリシスの特性を有し、1の閾値以
上の過負荷になったときに第2の再生方式に切り換え
て、その後、2の閾値以下になったときに第1の再生方
式に切り換えることを特徴とする圧縮動画データ伸長再
生システム。 - 【請求項4】請求項2または3において、切り換え部
は、閾値を記憶しておき、設定・変更が可能な閾値テー
ブルを有することを特徴とする圧縮動画データ伸長再生
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28165991A JP3133113B2 (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 圧縮動画データ伸長再生システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28165991A JP3133113B2 (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 圧縮動画データ伸長再生システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05122681A JPH05122681A (ja) | 1993-05-18 |
JP3133113B2 true JP3133113B2 (ja) | 2001-02-05 |
Family
ID=17642192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28165991A Expired - Fee Related JP3133113B2 (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 圧縮動画データ伸長再生システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3133113B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8472789B2 (en) | 2010-10-05 | 2013-06-25 | Panasonic Corporation | Image editing apparatus, image editing method, and image editing program |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4153995B2 (ja) | 1996-08-07 | 2008-09-24 | 松下電器産業株式会社 | 画像復号化符号化装置、画像符号化装置及び画像復号化装置 |
US8625680B2 (en) | 2003-09-07 | 2014-01-07 | Microsoft Corporation | Bitstream-controlled post-processing filtering |
JP2005287006A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-10-13 | Canon Inc | 画像処理方法、画像処理プログラム、画像処理プログラムを記録した記録媒体及び画像処理装置 |
WO2006033227A1 (ja) * | 2004-09-22 | 2006-03-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 画像符号化装置 |
DE602005015067D1 (de) | 2004-09-30 | 2009-08-06 | Toshiba Kk | Informationsbearbeitungsgerät und Programm |
JP4684878B2 (ja) * | 2005-12-19 | 2011-05-18 | 日本電信電話株式会社 | アクション情報作成方法、映像劣化状態対処方法、アクション情報作成装置、映像劣化状態対処装置、アクション情報作成プログラム、映像劣化状態対処プログラム及びそれらのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP4643453B2 (ja) | 2006-01-10 | 2011-03-02 | 株式会社東芝 | 情報処理装置及び情報処理装置の動画像復号方法 |
WO2007099580A1 (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | マルチメディアデータ再生装置および方法 |
JP4834472B2 (ja) * | 2006-06-20 | 2011-12-14 | 株式会社東芝 | 情報処理装置、動画再生方法、およびプログラム |
JP5030495B2 (ja) * | 2006-07-14 | 2012-09-19 | ソニー株式会社 | 再生装置、再生方法、プログラム、および記録媒体 |
JP4935667B2 (ja) * | 2007-12-25 | 2012-05-23 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像記録装置、画像記録再生装置、画像記録再生システム及びプログラム |
JP5136345B2 (ja) * | 2008-10-08 | 2013-02-06 | 富士通モバイルコミュニケーションズ株式会社 | 電子機器 |
WO2012025962A1 (ja) * | 2010-08-25 | 2012-03-01 | 富士通株式会社 | 負荷制御装置、負荷制御方法及び負荷制御プログラム |
JP5238852B2 (ja) * | 2011-05-30 | 2013-07-17 | 株式会社東芝 | 情報処理装置、動画再生方法、およびプログラム |
JP6120679B2 (ja) * | 2013-05-29 | 2017-04-26 | 三菱電機株式会社 | マルチディスプレイシステム |
JP2018160147A (ja) * | 2017-03-23 | 2018-10-11 | パイオニア株式会社 | 情報処理装置及び処理負荷分配方法 |
JP2020141213A (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | 沖電気工業株式会社 | 画像処理装置、画像処理プログラム及び画像処理方法 |
-
1991
- 1991-10-28 JP JP28165991A patent/JP3133113B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8472789B2 (en) | 2010-10-05 | 2013-06-25 | Panasonic Corporation | Image editing apparatus, image editing method, and image editing program |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05122681A (ja) | 1993-05-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |