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JP3129314U - 食事用自助具セット - Google Patents

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JP3129314U
JP3129314U JP2006009777U JP2006009777U JP3129314U JP 3129314 U JP3129314 U JP 3129314U JP 2006009777 U JP2006009777 U JP 2006009777U JP 2006009777 U JP2006009777 U JP 2006009777U JP 3129314 U JP3129314 U JP 3129314U
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JP2006009777U
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Inventor
敏行 宮谷
Original Assignee
吉村 信子
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Abstract

【課題】 幼児や障害者等が食事を行う際に、内容物が食品容器の外に零れたり、食品容器が転倒したりする事故を未然に防止でき、収納や持ち運びも容易で、しかも、衛生面においても優れた食事用自助具セットを提供すること
【解決手段】 食品容器の高台Hを包囲可能な内壁を形成する挿入孔11を備えた定置ブロック1と;食品容器Cの開口部にリング下部を伸縮させて装着され、その際にリング上部が開口部に内鍔21を形成せしめる鍔付きリング2とから食事用自助具セットを構成した。
【選択図】 図1

Description

本考案は、食事用自助具の改良、詳しくは、幼児や障害者などが食事を行う際に、内容物が食品容器の外に零れたり、食品容器が転倒したりする等の事故を未然に防止することができ、使い勝手も極めて好都合で、しかも、衛生面でも優れた食事用自助具セットに関するものである。
周知のとおり、最近では、お碗や箸を持つことができない幼児や老人、障害者でも自分だけで介添なく食事を行えるようにするために、食事中に生じる様々な不都合を解消できる補助器具(以下、自助具)が開発されている。
そして、このような食事用自助具としては、<特許文献1>にあるように、食品容器の開口部に内側に突き出した内鍔を設けることによって、内容物が容器の外に零れ落ちないようにした技術が従来において公知となっている。
しかしながら、上記従来の食事用自助具においては、嵌合溝に食品容器の開口部を被せて内鍔体を冠着する構造を採用しており、その内鍔体の嵌合溝に様々な雑菌や汚れが溜まることによって、衛生面の問題が生じ易かった。
さらに、上記従来の食事用自助具では、幼児等が食事中にスプーンなどで容器を転倒させてしまうことにより、内容物が飛び出して周囲を汚損する問題を解消できなかった。
そこで、従来においては、<特許文献2>にあるように、筒体の内壁面で容器側部を支持することにより、容器の転倒を防止する技術も公知となっているが、椀等の食品容器の大きさに合わせて作製すると器具が大きくなり過ぎてしまい、収納や持ち運びが非常に不便であった。
登録実用新案3074707号公報(第2−4頁、第1−4図) 特開2002−255182号公報(第2−5頁、第1−9図)
本考案は、この上記の問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、幼児や障害者等が食事を行う際に、内容物が食品容器の外に零れたり、食品容器が転倒したりする事故を未然に防止することができ、収納や持ち運びも容易で、しかも、衛生面においても優れた食事用自助具セットを提供することにある。
本考案者が、上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
即ち、本考案は、食品容器Cの高台Hを包囲可能な内壁を形成する挿入孔11を備えた定置ブロック1と;食品容器Cの開口部にリング下部を伸縮させて装着され、その際にリング上部が開口部に内鍔21を形成せしめる鍔付きリング2とから構成した点に特徴がある。
また、本考案においては、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、定置ブロック1を、柔軟性を有する発泡材料で作製するという技術的手段を採用することができる。
また、本考案においては、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、定置ブロック1の底面に滑止め部12を設けるという技術的手段を採用することができる。
また、本考案においては、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、定置ブロック1と鍔付きリング2を、鍔付きリング2を定置ブロック1の周囲に嵌装することによって一体的に収納可能とするという技術的手段を採用することができる。
また、本考案においては、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、鍔付きリング2の内鍔21に、透明性の高い材料を使用するという技術的手段を採用することができる。
本考案においては、鍔付きリングにより食品容器の開口部に内鍔を形成することができるため、その内鍔によってスプーン等で掬い上げられた内容物を制止して、内容物の食品容器外への零れ落ちを防止することができる。
そして、鍔付きリングは、リング下部の伸縮性によって食品容器の開口部に装着できるようにしたことから、嵌合溝を形成する必要がなくなり簡素な形状で作製できるため、簡単な洗浄によって衛生状態を保持することができる。
また、本考案では、食品容器の高台を嵌入可能な挿入孔を備えた定置ブロックを用いたことにより、定置ブロックの挿入孔内に食品容器の高台を設置すれば、定置ブロックにより食品容器の底面積を拡大することができるため、安定性が向上して食品容器の転倒を防止することができる。
加えて、定置ブロックに関しては、食品容器の高台よりも一回り大きい程度の大きさで作製すればよいため、収納や持ち運びに困るようなことはもない。
したがって、本考案により、機能性及び実用性に優れた食事用自助具セットを提供することができることから、本考案の実用的利用価値は頗る高いと云える。
『実施例1』
本考案の実施例1を具体的に図示した図1から図4に基いて更に詳細に説明すると次のとおりである。まず、図中において符号1で指示するものは、定置ブロックであり、符号2で指示するものは、鍔付きリングである。
次に、本実施例の構成を以下から説明する。まず、本実施例においては、食品容器Cの高台Hを嵌入可能な挿入孔11を備えた定置ブロック1を、柔軟性を有する発泡材料から作製した(図1参照)。
これにより、この定置ブロック1の挿入孔11に食品容器Cの高台Hを設置すれば、定置ブロック1により食品容器Cの底面積を拡大することができるため、容器Cの安定度が増して食品容器の転倒を防止することができる(図2参照)。
加えて、定置ブロックに関しては、食品容器の高台よりも一回り大きい程度の大きさで作製すればよいため、収納や持ち運びに困るようなことはもない。
また、定置ブロック1の底面には摩擦係数の大きいゴム材料を接着して滑止め部12を形成したことにより、定置ブロック1を食卓上に固定することができる。
次いで、リング下部が食品容器Cの開口部に装着可能で、その際にリング上部が開口部に内鍔21を形成せしめる鍔付きリング2を伸縮性材料により作製した。
これにより、鍔付きリング2で食品容器Cの開口部に内鍔21を形成することができ、その内鍔21によってスプーン等で掬い上げられた内容物を制止して、内容物の食品容器C外への零れ落ちを防止することができる。
そして、鍔付きリング2においては、伸縮性を利用して食品容器Cの開口部に装着したことにより嵌合溝が不要となり、簡素な形状で作製することができるため、簡単な洗浄で衛生状態を保持できる。
なお、本実施例では、鍔付きリング2を形態安定性に優れた高硬度のゴム材料で作製すると共に、直径が5mm間隔で異なる複数の鍔付きリング2・2…を予め準備することによって、開口部の大きさが異なる複数の食品容器Cに対応できるようにしている。
『実施例2』
本考案の実施例2を図3及び図4に基いて以下に説明する。本実施例では、鍔付きリング2を伸縮性に優れた薄いゴム材料で作製したことにより、開口部の大きさや形状が異なる食品容器Cに対して一つの鍔付きリング2で対応できる(図3参照)。
さらに、定置ブロック1を一定の重量を有した硬質のプラスチック材料から作製して定置ブロック1の安定性を高めると共に、挿入孔11内側には変形性が大きい軟質軟質発泡体13を付設することによって、食品容器Cの高台Hに軟質発泡体13を密着させて食品容器Cをより安定して定置できるようにしている。
また、定置ブロック1と鍔付きリング2は、鍔付きリング2を定置ブロック1の周囲に嵌装できる大きさ及び形状に作製することによって、収納をコンパクト化し、持ち運びにおける利便性を向上させた(図4参照)。
『実施例3』
本考案の実施例3を図7に基いて詳細に説明する。まず、本実施例では、複数の定置ブロク1・1…及び鍔付きリング2・2…から構成することにより、食事中において複数の食品容器Cを使用する使用者に適した自助具セットを作製した。
更に、定置ブロック1・1…の外周には、鍔付きリング2を面一状態に嵌装する沈み溝14を形成し、定置ブロック1・1…を重ねた状態で鍔付きリング2・2を嵌装できる形状としたことにより収納性を高めた(図5参照)。
なお、鍔付きリング2には、透明度の高い材料を使用したことにより、内鍔部21から容器内部を視認することができ、それによってスプーンの位置や状態を確認できるようにした。
また、本考案は、概ね上記のように構成されるが、図示の実施形態に限定されるものではなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、定置ブロック1を、比重の大きい金属材料やセラミック材料から作製して安定性を高めることもできる。
また、定置ブロック1の挿入孔11に関しては、図6に示すように食品容器Cの高台Hを遊嵌できる大きさであればよい。
そしてまた、鍔付きリング2においても、伸縮性を有し食器として使用可能なものであれば、他の合成ゴムや天然ゴム、エラストマー材料から適宜選択すればよく、何れも本考案の技術的範囲に属する。
近年においては、福祉社会の到来によって幼児や障害者の自立を促す多種多様な自助具の開発が行われている。ところが、市場においては、食事用自助具としての機能性だけでなく、その実用性まで考慮した商品を見受けることはできない。
そのような中で、本考案の食事用自助具セットは、収納や持ち運びに便利で衛生面でも優れた実用性の高い技術であることから、市場での需要は大きく、本考案の産業上の利用価値は非常に高いと云える。
本考案の実施例1における食事用自助具セットを表わす全体斜視図である。 本考案の実施例1における食事用自助具セットの使用状態を表わす説明断面図である。 本考案の実施例2における食事用自助具セットの使用状態を表わす説明断面図である。 本考案の実施例2における食事用自助具セットの収納状態を表わす全体斜視図である。 本考案の実施例3における食事用自助具セットの収納状態を表わす全体斜視図である。 本考案の変形例における食事用自助具セットの使用状態を表わすを表わす説明断面図である。
符号の説明
1 定置ブロック
11 挿入孔
12 滑止め部
13 軟質発泡体
14 沈み溝
2 鍔付きリング
21 内鍔
C 食品容器
H 高台

Claims (5)

  1. 食品容器Cの高台Hを嵌入可能な挿入孔11を備えた定置ブロック1と;伸縮性を有するリング下部が食品容器Cの開口部に装着され、その際にリング上部が開口部に内鍔21を形成せしめる鍔付きリング2とから構成されることを特徴とする食事用自助具セット。
  2. 定置ブロック1全体が柔軟性を有する発泡材料により作製されていることを特徴とする請求項1記載の食事用自助具セット。
  3. 定置ブロック1の底面に滑止め部12が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の食事用自助具セット。
  4. 定置ブロック1と鍔付きリング2が、鍔付きリング2を定置ブロック1の周囲に嵌装することによって一体的に収納可能であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の食事用自助具セット。
  5. 鍔付きリング2の内鍔21に、透明性の高い材料が使用されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の食事用自助具セット
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