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JP3128681U - 新聞配達用の雨避けカバー装置 - Google Patents

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JP3128681U
JP3128681U JP2006008957U JP2006008957U JP3128681U JP 3128681 U JP3128681 U JP 3128681U JP 2006008957 U JP2006008957 U JP 2006008957U JP 2006008957 U JP2006008957 U JP 2006008957U JP 3128681 U JP3128681 U JP 3128681U
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Abstract

【課題】雨天時には配達の途中であっても容易に積載してある新聞紙に被覆して雨水による濡れを回避することが可能で、配達の際の新聞紙の取り出しにも支障が生じないこと。
【解決手段】周側にその長さ方向に沿って引出スリット1を開口した筒状ケース2と、筒状ケース2の軸心に沿って回転自在に配した巻軸3と、巻軸3に内端を固設して巻き付けて引出スリット1から引出可能に配したカバー部材4と、カバー部材4の先端にその両端を固設し、二輪車又は三輪車の荷台nの前部両側のフックh、hに掛け渡すことを可能にした弾性の無端係止ベルト5と、巻軸3の一端部に配した巻取グリップ6と、筒状ケース2の周側に構成した二組の一対の係止孔7a、7a及びこれらに挿通した結束ベルト7bからなる取付手段7、7と、面状ファスナ8a及びベルト部材8bからなる閉じ具8とで構成したものである。
【選択図】 図3

Description

本考案は、二輪車又は三輪車を利用して新聞の配達を行う場合に、その荷台に積んだ新聞を雨天時の雨水から保護するための新聞配達用の雨避けカバー装置に関する。
この種の新聞配達用の雨避けカバー装置としては、二輪車等の荷台に設置する箱形の装置が提案されている。特許文献1、2は、そのような装置の例である。
特許文献1に示された装置は、自転車、普通自動二輪車、或いは小型自動三輪車等の後部荷台に載置固定して使用される箱形の新聞配達用雨水雨水防止装置であって、該装置の四周側面を形成する各側枠板が、荷台に積載される新聞紙の量に応じて上下方向にスライド伸縮自在となるように上下複数段に組み付けられ、下部開口部が荷台上の新聞紙に被さる状態となって車両の荷台に固定され、上部開口側には新聞紙装入の際の開閉自在の防水用蓋体が蝶着されていて、配達運転者の利き手に対応する左右いずれかの側枠板最下段部を上方へスライド開放させて内部の新聞紙を取り出せるようにした新聞配達用雨水防止装置である。
この装置を用いれば、雨天の際にも新聞紙を雨に濡らすことなく搬送し、配達先では素早く対象の新聞紙を取り出してその配達作業を行うことができる。また晴天の不使用時には、折り畳んで小型にすることも可能である。しかしながらこの装置が折り畳んで小型になるものであるとは云え、前記二輪車等では、通常、これを保管するスペースは持ち合わせていない。従って新聞配達の途中で雨が降り出した場合などの緊急の場合に使用する手段としては不適当である。
また特許文献2に示された装置は、配達用の新聞を所定荷台上に載置固定する新聞配達用の枠体を形成し、この枠体内に収納した新聞を枠体ごと被覆する新聞配達用荷台カバーであって、枠体の上方から被覆するほぼ箱体状のカバー体を形成し、このカバー体側面の後端上方の一部を除く全周囲を矩形状に開口する開口部を形成し、この開口部を複数の引き手付ファスナーで開閉する蓋体を設けた新聞配達用荷台カバーである。
この装置も、これを用いれば、雨天の際にも、新聞紙を濡らすことなく搬送し、配達先では、引き手付きファスナーで開口部を開いて該装置内から新聞紙を取り出すことが可能である。従って配達の際に新聞紙を殆ど濡らすことない利点がある。他方、晴天時には、この装置は不要であるが、配達用の二輪車等では、これを保管するスペースはないので、配達の途中で雨が降り出す場合等を考慮すると、この装置を常時取り付けておく必要があることになる。しかしこの装置では、新聞紙の配達時の取り出しが、前記のように、若干厄介であり、また荷台への積み込み時にも枠体が若干邪魔をする不都合がある。要するにこの装置は晴天時には良好に適合できない難点がある。
特開2000−225975号公報 特開平6−239273号公報
本考案は、以上の従来例の箱形の装置の問題点を解消し、晴天時も雨天時も特に変わることなく、二輪車等の荷台に従来の仕方で新聞紙を積載して配達が可能であり、雨天時には、たとえ、配達の途中で雨が降り出した場合でも、容易にそのまま積載してある新聞紙に被覆して雨水による濡れを回避することが可能であり、かつ配達の為の新聞紙の取り出しに支障の生じない新聞配達用の雨避けカバー装置を提供することを解決の課題とするものである。
本考案の1は、周側にその長さ方向に沿って引出スリットを開口した筒状ケースと、
該筒状ケースの軸心に沿って回転自在に配した巻軸と、
該巻軸に巻き付けたカバー部材であって、前記引出スリットから引出可能に配したカバー部材と、
該カバー部材の先端に取り付けた弾性の無端係止ベルトであって、二輪車又は三輪車の荷台前部両側のフックに掛け渡すことが可能な無端係止ベルトと、
前記巻軸の少なくとも一端部に配した、該巻軸を回転操作するための巻取操作手段と、
前記筒状ケースの周側に構成した、該筒状ケースを二輪車又は三輪車の荷台のフレーム部材に、その後部下で吊り下げ状態に取り付けるための取付手段と、
で構成した新聞配達用の雨避けカバー装置である。
本考案の2は、本考案の1の新聞配達用の雨避けカバー装置に於いて、前記カバー部材を、非透水性のシート状部材で構成し、その後端部を除いて両側部に両側方向に拡大した拡大カバー部を構成したものである。
本考案の3は、本考案の1又は2の新聞配達用の雨避けカバー装置において、前記取付手段を、前記筒状ケースの両端近傍に開口した各一対の係止孔と、該各一対の係止孔に各々貫通させて配した結束ベルトであって、二輪車又は三輪車の荷台の後部両側の縦フレームに抱持状に係止して結束する結束ベルトとで構成したものである。
本考案の1の新聞配達用の雨避けカバー装置によれば、前記取付手段を用いて二輪車等の荷台の後部下に常時吊り下げ状態に取り付けておくことが可能であり、またこれを取り付けておいても該荷台上に通常の仕方で配達対象の新聞紙を積載するのに不都合はない。また配達先で必要部数の新聞紙を取り出す際にも当然邪魔になることもない。一方、雨天の際には、前記引出スリットからカバー部材を引き出してこれを荷台に積載した新聞紙上に被せ、先端の無端係止ベルトで荷台前部のフックに係止して、その被覆状態を保持し、雨避けとすることができる。従って雨天の際には、初めからこの装置のカバー部材を引き出して新聞紙上に被覆しておくことができるし、途中から降り出した場合にも、これに対応して、直ちにカバー部材を引き出し、新聞紙上に被覆することも可能である。
このように、カバー部材で新聞紙を被覆して配達を行う場合は、配達先での新聞の取り出しは、そのカバー部材の側部を捲ることで、容易にその側方から行うことが可能である。そのため、いちいちカバー部材による被覆を取り除くようなことをしなくても不都合なく、配達作業を行うことができる。
本発明の2の新聞配達用の雨避けカバー装置によれば、側部に拡大カバー部を構成したので、新聞紙の雨水による濡れを一層確実に回避できることになったものである。
本発明の3の新聞配達用の雨避けカバー装置によれば、簡単な構成でもって、この装置の荷台後部下方への取付が簡単かつ確実に行えることになるものである。
以下、本考案の実施の形態を、実施例に基づいて添付図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施例の新聞配達用の雨避けカバー装置は、図1〜図5に示すように、基本的に、引出スリット1を開口した筒状ケース2と、該筒状ケース2の軸心に沿って配した巻軸3と、該巻軸3に巻き付けたカバー部材4と、該カバー部材4の先端に取り付けた無端係止ベルト5と、前記巻軸3の一端部に配した巻取グリップ(巻取操作手段)6と、前記筒状ケース2の周側に構成した取付手段7、7とで構成したものである。
前記筒状ケース2は、新聞配達に利用可能な自転車、原動機付き自転車、自動二輪車、小型自動三輪車等の荷台nの横幅を下回る長さの筒体であり、前記巻軸3に巻き付けたカバー部材4を収容するのに適する径を持った筒体である。該筒状ケース2は、プラスチックで構成し、特に図1及び図4に示すように、両端は各々筒状周側部と底部とからなるカップ状の端部閉止部材2a、2aで閉じてある。該端部閉止部材2a、2aもまた同様のプラスチックで構成したものである。
また前記筒状ケース2には、前記し、図1及び図3に示すように、その周側に長さ方向に沿って引出スリット1を開口してある。この引出スリット1は、該筒状ケース2中に前記巻軸3に巻き付けた状態で収納したカバー部材4を引き出すための開口部であり、該筒状ケース2の長さ方向の大部分を占める範囲、具体的には、その両端の端部閉止部材2a、2aの周側部に若干入り込む程度の長さ方向の範囲とする。該引出スリット1の幅は該カバー部材4を引き出すことが可能な寸法とする。後述するように、カバー部材4はその両側部をその長さ方向中心側に折り返した折り畳み状態で前記巻軸3に巻き付けるべきものであるため、ある程度の厚みが生じる。このある程度の厚みを持った状態で該引出スリット1を通じて巻き込み収納及び巻出しが可能となるように該引出スリット1の幅寸法を設定する。
前記巻軸3は、図1、及び図4に示すように、前記筒状ケース2の軸心に沿って配した小径パイプで構成した部材であり、その両端付近を、該筒状ケース2の両端で回転自在に支持したものである。具体的には、該巻軸3は、その両端付近を該筒状ケース2の端部閉止部材2a、2aの底部中心の支持穴に回転自在に支持してあるものである。軸受部は該支持穴であり、簡易な平軸受と見なすことができるが、回転回数がそれ程多くないのでこのような構成で十分である。
また該巻軸3の一方の最外端部には、図1、図2(a)、図4に示すように、係止鍔3aが構成してあり、これによって該巻軸3は、前記筒状ケース2のこちら側の端部から抜けないようになっている。更に該巻軸3の他方の最外端には、前記巻取グリップ6を固設し、これで該巻軸3を回転させ、前記カバー部材4を巻き取るべく操作できるようになっている。該筒状ケース2のこちら側の端部から該巻軸3が抜けないように抜け止め作用をするものでもある。該巻取グリップ6は、図4に示すように、中心筒部6aを備えたカップ状の部材であり、その中心筒部6aを該巻軸3の該当端部に外装し、接着剤でその外装状態を固定することにより、該巻軸3の該当端部に固設したものである。
前記カバー部材4は、図3、図4及び図12に示すように、非透水性のフレキシブルなシート状部材であり、その内端を前記巻軸3に固設し、前記のように、巻取グリップ6を回転操作することにより、該巻軸3に巻き付けることができるようになっている。該カバー部材4は、特に図12に示すように、その後端部は、前記筒状ケース2の引出スリット1の長さを僅かに下回る幅寸法に構成してあり、この部位(後端部)の前端から該カバー部材4の先端までの間には、同図中波線で示し部位より側方の部位、即ち、両側部に両側外方に拡大した拡大カバー部4a、4aを構成したものである。
該拡大カバー部4a、4aは、その中央のカバー部材4の本体部分と併せて、新聞配達に使用する二輪車等の荷台nに最大限度に積載した新聞紙pをカバーした場合に、その側部下まで被い得る幅寸法を確保できるように、その幅を設定したものである。また前記カバー部材4は、その長さを、同様に、新聞配達に使用する二輪車等の荷台nに最大限度に積載した新聞紙pをカバーした場合に、その前部から後部まで完全に被い得る寸法に構成するものである。
また前記カバー部材4には、前記し、図1、図2(a)、(b)及び図12に示すように、その先端部に無端係止ベルト5を取り付ける。この無端係止ベルト5は、弾力性を備えた合成ゴムで構成した文字通りベルト状の部材であり、その両端を前記カバー部材4の先端に一定間隔をあけて結合する。両端の結合部の間隔は、新聞配達に使用する二輪車等の荷台nの前部側のフックh、hの間隔を考慮して設定する。即ち、前記カバー部材4を後方下部に取り付けた筒状ケース2の引出スリット1から引き出し、これを荷台n上の新聞紙pを被覆しながら前部まで延長した場合に、その先端の無端係止ベルト5を両側に広げ、荷台nの前部両側のフックh、hに掛け渡し係止するのに好都合な程度に、その両端の結合部間の間隔を設定する。
前記取付手段7は、図1、図4及び図5に示すように、前記筒状ケース2の両端近傍に開口した各一対の係止孔7a、7aと、該各一対の係止孔7a、7aに各々貫通させて配した結束ベルト7bとで構成したものである。上記両側の一対の係止孔7a、7aの間の間隔は、新聞配達に使用する二輪車等の荷台nの両側近傍に位置する縦枠(フレーム部材)f、f間の間隔にほぼ一致させたものとする。該結束ベルト7bは、特に図5に示すように、一端に連結部7b1を備えたベルト部材であり、そのベルト本体の一面側に定間隔で係止突条7b2、7b2…を形成したものである。また該連結部7b1は、同図に示すように、連結孔7b3が開口してあり、該連結孔7b3には返り片7b4が備えてある。
該取付手段7は、図5に示すように、それぞれ一対の係止孔7a、7aに結束ベルト7bを挿通させて構成したものであり、図9及び図11等に示すように、二輪車等の荷台nの該当する縦枠fに該結束ベルト7bを抱持状態に配し、そのベルト本体を連結部7b1の連結孔7b3に挿入して可能な限り反対側に引き出すことで、該荷台nに取り付けることができるものである。ベルト本体は、その一面の該当する位置の係止突条7b2に連結孔7b3の返り片7b4が係止することで抜け止めとなる。なお、取付手段7、7は、この実施例では、縦枠f、fに取り付けるものとして構成したが、荷台nのフレーム部材のそれ以外の部位に取り付けるものとして構成しても不都合ではない。
なおまた、図中では、縦枠fに抱持状態になっていない場合も、結束ベルト7bのベルト本体を連結部7b1の連結孔7b3に挿入した状態で示してあるが、これは分かりやすくするため便宜的にそのように示してあるに過ぎない。このように、連結孔7b3にベルト本体を挿入すると、該ベルト本体を容易に抜き取ることはできなくなってしまうので、荷台nに取り付けるまでは、挿入しない状態にしておくべきものである。荷台nから取り外す必要が生じた場合は、ベルト本体を鋏又はカッター等により切断する。再度取り付ける場合は、新しい結束ベルト7bを使用する。
前記筒状ケース2には、図1及び図3に示すように、更に、前記カバー部材4をその中に収納した不使用時に、該カバー部材4の先端部が前記引出スリット1から垂れ下がったりすることがないように、その一部を閉じる閉じ具8が配してあるものである。この閉じ具8は、前記二つの取付手段7、7の中間部に固設した面状ファスナ8aと、該面状ファスナ8aと前記引出スリット1を挟んで反対側に一端部を固設したベルト部材8bとで構成したものであり、該ベルト部材8bの先端内面側には、前記面状ファスナ8aと結合することができる対応面状ファスナが配してある。図1に示すように、該ベルト部材8bを反対側の面状ファスナ8a側に延長し、その対応面状ファスナを該面状ファスナ8aに圧接すれば、相互に結合し、該引出スリット1の長さ方向中間付近を閉じることになる。これによって、該引出スリット1からカバー部材4の先端部が垂れ下がるのを防止できることになる。
従ってこの実施例の新聞配達用の雨避けカバー装置によれば、前記取付手段7、7の結束ベルト7bを用いて、新聞配達に使用する二輪車の荷台nの後部下に常時吊り下げ状態に取り付けておくことが可能である。この取り付けは、該荷台nの該当する縦枠fに、図5、図7及び図9に示すように、結束ベルト7bを抱持状態に配し、そのベルト本体を連結部7b1の連結孔7b3に挿入して締め付ければ良い。ベルト本体は、その一面の該当する位置の係止突条7b2に連結孔7b3の返り片7b4が係止して抜け止めとなる。なおこのとき筒状ケース2は、引出スリット1が後方に開口するように向きを定めて荷台nの取り付ける。
この雨避けカバー装置は、このように取り付けると、先に述べ、図6〜図11に示すように、二輪車の荷台nの後部下に吊り下げられた状態になっているので、該荷台n上に従来の仕方で新聞紙pを積載するのに邪魔になることはなく、また配達先で荷台n上から必要部数の新聞紙pを取り出すのにも不都合はなく、何の問題も生じない。図8〜図11中、bは、従来の仕方で積載した新聞紙pを荷台n上に保持すべく緊締した緊締ベルトである。
一方、雨天の際には、配達途中で雨が降り出した場合も含めて、何時でもカバー部材4で荷台4上に積載してある新聞紙pをカバーして雨避けとすることができる。
この場合は、前記閉じ具8のベルト部材8bの先端の対応面状ファスナを面状ファスナ8aから引き剥がして、図3に示すように、引出スリット1を開放状態にし、該引出スリット1に露出している無端係止ベルト5を引っ張って、筒状ケース2中のカバー部材4を引き出す。該カバー部材4は、云うまでもなく、後方に向けて引き出されることになるので、荷台nの後端で前方に向けて折り返し、図10及び図11に示すように、積載した新聞紙pの上方をカバーしながら該荷台nの最前部まで延長し、最前部では、先端の無端係止ベルト5を該荷台nの最前部両側のフックh、hに掛け渡し係止する。こうしてカバー部材4で荷台n上に積載してある新聞紙pを完全にカバーすることができる。
この後は、配達先に移動する際にも、このようにカバー部材4で被覆してあるので、新聞紙pが雨水で濡れる虞はなくなる。配達先では、荷台nの側部側をカバー部材4の該当部位を捲ることにより開いて該部位から新聞紙pを取り出し、配布することができる。カバー部材4の側部側の捲り操作は極めて簡単に行い得るため、新聞の配布作業は、新聞紙pをカバー部材4でカバーしていない場合と余り変わることなくスピーディに行える。
配達の終了後には、カバー部材4の上面側の水分を拭き取り、更にしばらく引き出したままの状態を保持して乾燥させた後、前記無端係止ベルト5を荷台nの該当するフックh、hから外した上で、前記巻取グリップ6を回転操作し、該カバー部材4を、前記引出スリット1から引き込み前記巻軸3に巻き込んで筒状ケース2中に収納する。なお、このとき、予め該カバー部材4は、図12中、波線で示す位置で、拡大カバー部4a、4aを内側に折って重ね合わせ、幅を該引出スリット1の長さ方向寸法より狭くしておくものとする。こうしてスムーズにカバー部材4を巻軸3に巻き込み、筒状ケース2中に収納させることができる。
この後は、前記閉じ具8のベルト部材8bを前記引出スリット1を越えて反対側に延長し、その先端内面の対応面状ファスナを反対側に配してある面状ファスナ8aに圧接結合する。こうして、該引出スリット1からカバー部材4の先端部が垂れ下がるような事態が生じるのを防止できることになる。
実施例の新聞配達用の雨避けカバー装置の正面図。 (a)は実施例の新聞配達用の雨避けカバー装置の左側面図、(b)は右側面図。 閉じ具を外した状態の図1のA−A線拡大断面図。 図2(a)のB−B線断面図。 図4中のC部分の拡大図。 実施例の新聞配達用の雨避けカバー装置を取り付けた二輪車の荷台の側面図。 図6の平面図。 実施例の新聞配達用の雨避けカバー装置を取り付けた二輪車の荷台に新聞紙を積載した状態の側面図。 図8の平面図。 荷台に積載した新聞紙上に、該荷台に取り付けた実施例の新聞配達用の雨避けカバー装置から引き出したカバー部材をカバーした状態を示す側面図。 図10の平面図。 実施例の新聞配達用の雨避けカバー装置の筒状ケースからカバー部材を引き出した状態を示す平面図。
符号の説明
1 引出スリット
2 筒状ケース
2a 端部閉止部材
3 巻軸
3a 係止鍔
4 カバー部材
4a 拡大カバー部
5 無端係止ベルト
6 巻取グリップ(巻取操作手段)
6a 中心筒部
7 取付手段
7a 係止孔
7b 結束ベルト
7b1 連結部
7b2 係止突条
7b3 連結孔
7b4 返り片
8 閉じ具
8a 面状ファスナ
8b ベルト部材
b 緊締ベルト
f 縦枠(フレーム部材)
h フック
n 荷台
p 新聞紙

Claims (3)

  1. 周側にその長さ方向に沿って引出スリットを開口した筒状ケースと、
    該筒状ケースの軸心に沿って回転自在に配した巻軸と、
    該巻軸に巻き付けたカバー部材であって、前記引出スリットから引出可能に配したカバー部材と、
    該カバー部材の先端に取り付けた弾性の無端係止ベルトであって、二輪車又は三輪車の荷台前部両側のフックに掛け渡すことが可能な無端係止ベルトと、
    前記巻軸の少なくとも一端部に配した、該巻軸を回転操作するための巻取操作手段と、
    前記筒状ケースの周側に構成した、該筒状ケースを二輪車又は三輪車の荷台のフレーム部材に、その後部下で吊り下げ状態に取り付けるための取付手段と、
    で構成した新聞配達用の雨避けカバー装置。
  2. 前記カバー部材を、非透水性のシート状部材で構成し、その後端部を除いて両側部に両側方向に拡大した拡大カバー部を構成した請求項1の新聞配達用の雨避けカバー装置。
  3. 前記取付手段を、前記筒状ケースの両端近傍に開口した各一対の係止孔と、該各一対の係止孔に各々貫通させて配した結束ベルトであって、二輪車又は三輪車の荷台の後部両側の縦フレームに抱持状に係止して結束する結束ベルトとで構成した請求項1又は2の新聞配達用の雨避けカバー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112659563A (zh) * 2020-11-27 2021-04-16 常州安一智能科技有限公司 圆桶滤网热压拼接设备及其工作方法

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