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JP3125667U - ラケット用ストリング - Google Patents

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JP3125667U
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秀勤 謝
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彰▲ちょん▼工業股▲ふん▼有限公司
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Abstract

【課題】打球性も耐摩耗性も更に良いラケット用ストリングを提供しようとする。
【解決手段】その軸線方向に沿っている芯部と、該芯部を周りから囲んでいる鞘部とからなった芯鞘構造を有する第1芯線と、それぞれが前記芯鞘構造を有する上、互いに並んで前記第1芯線を周りから囲んでいる複数本の第2芯線と、前記第2芯線を周りから被覆している外皮層とから構成されており、且つ、前記複数本の第2芯線の芯線同士間の隙間をも含めた、前記第1芯線の外周面と前記外皮層の内周面との間に接着剤が充填されて前記第1芯線と前記第2芯線と前記外皮層とが互いに固着されており、また、前記第1芯線及び第2芯線それぞれの芯部及び鞘部、並びに前記外皮層の一部が弾性材料からなり、残りの部分が硬性材料からなっているラケット用ストリングを提供する。
【選択図】図2

Description

本考案は、テニス、バドミントン、スカッシュなどのフェース面をもつラケットに張設されるストリングに関するものである。
従来より、緩衝性、制球性などの打球性及び耐摩耗性に優れたテニス、バドミントン、スカッシュなどのラケット用ストリングがいつも人々に望まれている。
例えば、その軸線方向に沿っている弾性材料製の芯部11と、該芯部11を周りから囲んでいる硬性材料製の鞘部12とからなった、図4のような芯鞘構造を有するストリング10(特許文献1参照)が出てきて一時に流行っていた。
このような芯鞘構造を有するストリング10は、その芯部による弾性とその鞘部による硬性との組み合わせで打球性も耐摩耗性も大いに改善されたが、人々の満足を得なかった。
その後のヒット商品は、図5のようなストリング30であった。このストリング30は、前記のような芯鞘構造を有する芯線10と、それぞれが少々捩じれる上、内外2重にもなるように互いに並んで前記芯線11を周りから囲んでいる複数のフィラメント31と、前記複数のフィラメント31を周りから被覆している外皮層32とからなっている。(特許文献2参照)
このようなストリング30は、芯鞘構造の外に、更に2重のフィラメント層と一重の外皮層を加えて大きな工夫をしたので、打球性も耐摩耗性も多かれ少なかれ高められるが、その改善の程度、特に打球性に対する改善の程度がそれにかかった工夫と比例にならない上、やはり人々の満足を得なかった。
台湾特許第441379号 台湾特許第468494号
前記に鑑みて、本考案は、打球性も耐摩耗性も更に良いラケット用ストリングを提供しようとすることを目的とする。
前記目的を達成するために、本願の考案者は、研究に研究を重ねるうちに、前記文献1に導入された技術と前記文献2に導入された技術とを比べてみた結果、下記の事実に気付いた。
即ち、文献1に導入された技術の割合に大きな改善は、芯部になった弾性材料と鞘部になった硬性材料との互いに相俟ってなったものであること。言い換えれば、文献2におけるフィラメントを芯鞘構造を有するものに代えれば、ラケットの打球性を文献2よりもっと改善することができる。
また、文献2に導入された技術の割合に小さな改善は、そのフィラメント層と外皮層が打球時に芯線に対し滑りやすいことにもよるのであること。言い換えれば、それらを芯線に対しもっと丈夫に固定することができれば、ラケットの打球性をもっと改善することができる。
従って、本考案は、その軸線方向に沿っている芯部と、該芯部を周りから囲んでいる鞘部とからなった芯鞘構造を有する第1芯線と、それぞれが前記芯鞘構造を有する上、互いに並んで前記第1芯線を周りから囲んでいる複数本の第2芯線と、前記第2芯線を周りから被覆している外皮層とから構成されており、且つ、前記複数本の第2芯線の芯線同士間の隙間をも含めた、前記第1芯線の外周面と前記外皮層の内周面との間に接着剤が充填されて前記第1芯線と前記第2芯線と前記外皮層とが互いに固着されており、また、前記第1芯線及び第2芯線それぞれの芯部及び鞘部、並びに前記外皮層の一部が弾性材料からなり、残りの部分が硬性材料からなっているラケット用ストリングを提供する。
前記構成によるラケット用ストリングは、まず、複数本の第2芯線の芯線同士間の隙間をも含めた、前記第1芯線の外周面と前記外皮層の内周面との間に接着剤が充填されて前記第1芯線と前記第2芯線と前記外皮層とが互いに固着されているので、複数本の第2芯線と外皮層が打球時に第1芯線に対し滑りににくく、ラケットの打球性に悪影響を与えない。
また、複数本の第2芯線も第1芯線と同じようにそれぞれ芯鞘構造を有するので、第1芯線の芯鞘構造と合わせて弾性材料と硬性材料との組合わせを調和し、また、必要であれば、同一の芯線における芯鞘とも同じく弾性材料または硬性材料の一方を使用しても、弾性または硬性の違うものを使用して調和しても良い。それにより、ストリングの各部位の弾性材料と硬性材料との互いに相俟つことにより、ラケットの打球性を容易に向上させることができる。
以下、図示を参照しながら本考案の好適な実施例を詳細に説明する。
本考案の好適な実施例のラケット用ストリング4は、図1に示したテニス、バドミントン、スカッシュなどのラケット8に使われる。詳細な構造としては、図2及び図3に示すように、その軸線方向(I)に沿っている芯部41と、該芯部41を周りから囲んでいる鞘部42とからなった芯鞘構造を有する第1芯線40と、それぞれが前記芯鞘(51、52参照)構造を有する上、互いに並んで第1芯線40を周りから囲んでいる複数本の第2芯線50と、複数本の第2芯線50を周りから被覆している外皮層60とから構成されている。
図示をもっと詳しくみると、複数本の第2芯線50はそれぞれ直径が第1芯線40の直径より遥かに小であるものであって周囲からしっかりと第1芯線40を囲んで有効に被覆している上、複数本の第2芯線50の芯線同士間の隙間をも含めた、第1芯線40の外周面と外皮層60の内周面との間に接着剤70が充填されて第1芯線40と第2芯線50と外皮層60とが互いに固着されている。
この実施例においては、第1芯線40及び第2芯線50はそれぞれ断面が円形となったものであるが、必要があれば他の形状にしても構わない。
また、この実施例においては、第2芯線50が第1芯線40と同様に芯部51と鞘部52とを有する芯鞘構造にされ、且つ、第1芯線40と第2芯線50とも、芯部41、51が弾性材料からなり、鞘部42、52が硬性材料からなり、それに外皮層60が弾性材料からなっているので、第2芯線50がただその芯部51による弾性とその鞘部52による硬性との組み合わせで打球性も耐摩耗性も大いに改善されるばかりでなく、ストリング4全体も、第1芯線40の芯鞘構造と第2芯線50の芯鞘構造と外皮層60の弾性材料とが相俟って相乗効果を生じ、打球性も耐摩耗性ももっと大幅に改善される。
そして、この実施例のストリング4は、その第1芯線40と第2芯線50と外皮層60とが接着剤70によって互いに固着されているので、従来例のような、打球時の構造間の滑りによる歪みがなく、打球性はよく確保できる。
なお、この実施例においては、弾性材料としてポリウレタンが使用されたが、ポリエステル弾性体、スチレン弾性体などの熱可塑性ポリマーが使用されても良い。硬性材料としてポリアミドが使用されたが、ポリエチレンテレフタレートなど、またはそれとポリアミドとの混合物が使用されても良い。
そして、前記いずれかの芯鞘構造における芯部も鞘部も同じく弾性材料または同じく硬性材料を使用しても良い。その場合、弾性材料であれば芯鞘それぞれ弾性の異なる材料を、硬性材料であれば芯鞘それぞれ硬性の異なる材料を使用した方が良い。それにより、ストリング4は特殊な打球性を謀るために、その第1芯線40及び第2芯線50の芯鞘構造の材料を任意に組み合わせて調和することができるからである。
前記構成によるラケット用ストリングは、まず、複数本の第2芯線の芯線同士間の隙間をも含めた、前記第1芯線の外周面と前記外皮層の内周面との間に接着剤が充填されて前記第1芯線と前記第2芯線と前記外皮層とが互いに固着されているので、複数本の第2芯線と外皮層が打球時に第1芯線に対し滑りににくく、ラケットの打球性に悪影響を与えない。
また、複数本の第2芯線も第1芯線と同じようにそれぞれ芯鞘構造を有するので、第1芯線の芯鞘構造と合わせて弾性材料と硬性材料との組合わせを調和し、また、必要であれば、同一の芯線における芯鞘とも同じく弾性材料または硬性材料の一方を使用しても、弾性または硬性の違うものを使用して調和しても良い。それにより、ストリングの各部位の弾性材料と硬性材料との互いに相俟つことにより、ラケットの打球性を容易に向上させることができる。
本考案のストリングから構成されたラケットの正面図。 本考案の好適な実施例におけるラケット用ストリングの構成図。 図2のラケット用ストリングの横断面図。 従来例のラケット用ストリングの横断面図。 他の一つの従来例であるラケット用ストリングの構成図。
符号の説明
4...ストリング
8...ラケット
40...第1芯線
50...第2芯線
41、51...芯部
42、52...鞘部
60...外皮層
70...接着剤

Claims (6)

  1. その軸線方向に沿っている芯部と、該芯部を周りから囲んでいる鞘部とからなった芯鞘構造を有する第1芯線と、
    それぞれが前記芯鞘構造を有する上、互いに並んで前記第1芯線を周りから囲んでいる複数本の第2芯線と、
    前記複数本の第2芯線を周りから被覆している外皮層とから構成されており、
    且つ、前記複数本の第2芯線の芯線同士間の隙間をも含めた、前記第1芯線の外周面と前記外皮層の内周面との間に接着剤が充填されて前記第1芯線と前記第2芯線と前記外皮層とが互いに固着されており、
    また、前記第1芯線及び第2芯線それぞれの芯部及び鞘部、並びに前記外皮層のうちの一部が弾性材料からなり、残りの部分が硬性材料からなっていることを特徴とするラケット用ストリング。
  2. 前記外皮層は、弾性材料から形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載のラケット用ストリング。
  3. 前記外皮層は、硬性材料から形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載のラケット用ストリング。
  4. 前記第1芯線及び第2芯線それぞれの芯部及び鞘部、並びに前記外皮層の一部に使用された弾性材料は、それぞれポリウレタン、ポリエステル弾性体、スチレン弾性体よりなる群から選ばれた少なくとも1種の熱可塑性ポリマーであることを特徴とする請求項1に記載のラケット用ストリング。
  5. 前記残りの部分に使用された硬性材料は、それぞれポリアミド、ポリエチレンテレフタレート及びそれらの混合物から選んだ少なくとも1種であることを特徴とする請求項4に記載のラケット用ストリング。
  6. 前記第2芯線の直径は第1芯線の直径より小であることを特徴とする請求項1に記載のラケット用ストリング。
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