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JP3124244U - 収納袋 - Google Patents

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JP3124244U
JP3124244U JP2006004181U JP2006004181U JP3124244U JP 3124244 U JP3124244 U JP 3124244U JP 2006004181 U JP2006004181 U JP 2006004181U JP 2006004181 U JP2006004181 U JP 2006004181U JP 3124244 U JP3124244 U JP 3124244U
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JP2006004181U
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English (en)
Inventor
哲也 田仲
Original Assignee
株式会社アストロ
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Abstract

【課題】調湿性能を有し且つ汗やアンモニア臭に対して高い消臭効果を有する収納袋を提供すること。
【解決手段】袋本体の構成壁には、通気性を有しない外面側の樹脂シート10と、調湿及び吸臭機能を有する中間のシート状の機能性繊維11と、通気性を有する内面側の不織布12を、溶着一体化して成る積層シート部材1が使用されている。袋本体の構成壁は、通気性を有する不織布2を有している。
【選択図】図1

Description

この考案は、調湿・消臭機能を有する、羽毛布団、衣類や靴等の収納袋に関するものである。
羽毛布団、衣類や靴等を収納するための袋は、従来から存在しており、風通しを良好とすべく全体を不織布で形成したものがある。
しかしながら、従来の収納袋では、内部の湿度は外部の湿度に完全に依存しており、また、汗やアンモニア臭については全く対応できないものであった。
したがって、この種の収納袋を製造・販売する業界および使用者の間では、調湿性能を有し且つ汗やアンモニア臭に対して高い消臭効果を有するものが開発されることを待ち望んでいる。
そこで、この考案では、調湿性能を有し且つ汗やアンモニア臭に対して高い消臭効果を有する収納袋を提供することを課題とする。
(請求項1記載の考案)
この考案の収納袋は、袋本体の構成壁には、通気性を有しない外面側の樹脂シートと、調湿及び吸臭機能を有する中間のシート状の機能性繊維と、通気性を有する内面側の不織布を、溶着一体化して成る積層シート部材が使用されている。
(請求項2記載の考案)
この考案の収納袋は、上記請求項1記載の考案に関し、袋本体の構成壁は、通気性を有する不織布を有している。
(請求項3記載の考案)
この考案の収納袋は、上記請求項1又は2記載の考案に関し、機能性繊維は、アクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物より構成されている。
(請求項4記載の考案)
この考案の収納袋は、上記請求項3記載の考案に関し、機能性繊維には、アクリロニトリル、アクリル酸メチル、ナトリウム塩、メタクリルスルホン酸ナトリウムの共重合体にセルロースジアセテートとアルミノ珪酸亜鉛を含有させたものが含まれている。
(請求項5記載の考案)
この考案の収納袋は、上記請求項1乃至4のいずれかに記載の考案に関し、ファスナーにより開閉可能である。
(請求項6記載の考案)
この考案の収納袋は、上記請求項1乃至5のいずれかに記載の考案に関し、衣服収納、靴収納、布団収納、又は毛布収納を目的としたものである。
この考案の収納袋によると、調湿性能を有し且つ汗やアンモニア臭に対して高い消臭効果を有する。
以下にこの考案の収納袋を実施するための最良の形態として実施例について詳しく説明する。
図1〜図3はこの考案の実施例1における収納袋B(図1は羽毛布団収納袋に羽毛布団を収納した状態)の外面斜視図、図4は前記収納袋Bを構成する積層シート部材1の部分拡大図を示している。
(この収納袋Bの構成について)
この収納袋Bは、図1に示すように羽毛布団収納袋であり、折り畳んだ圧縮状態を維持しながら収納できるようにしたものである。
この収納袋Bの袋本体は、図1に示すように、積層シート部材1と不織布2から構成された薄い直方体状のものであり、収納部b1に対して蓋部b2がファスナーFにより開閉可能となっている。また、この収納袋Bでは、図2に示すように、収納部b1の底側辺部分にそれぞれ二本の帯状体b3(面ファスナーfを備える)を設けてある。
そして、この収納袋Bに羽毛布団Hを収納する場合、先ず、図2に示す如く折り畳んだ羽毛布団Hを収納部b1内に収納した後、図3に示す如く面ファスナーf,f相互を接触させる態様で帯状体b3,b3により折り畳んだ圧縮状態を維持させ、続いてファスナーFを閉めることにより完了する。
ここで、積層シート部材1は、図1〜図4に示す如く通気性を有しない外面側の樹脂シート10と、調湿及び吸臭機能を有する中間のシート状の機能性繊維11と、通気性を有する内面側の不織布12を、溶着一体化(超音波により点加工にて三層生地を溶着させることで気密性及び嵩高の風合いを持たせてある。以下の実施例において同じ。)して成るものであり、不織布2は通気性を有するものとしてある。なお、この収納袋Bでは羽毛布団1枚を収納できるように、サイズ:幅88cm、奥行き65cm、高さ10cmとしてあり、積層シート部材1の面積は1.012mとしてある。
積層シート部材1は、図1において斜線で示されており(以下の実施例においても同じ)、例えば、樹脂シート10はポリエチレンやポリプロピレン等により、機能性繊維11はアクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物より、不織布12はポリエチレンやポリプロピレン等により、それぞれ構成されている。
不織布2は、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等で構成されている。
上記機能性繊維11の基本物性を更に詳しく説明すると、(一例)化学組成:アクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物、比重:1.55g/cm、公定水分率:14wt%、繊維太さ:9d(例えば9g/9000m)、強力:2.46g/9d、伸度:28.4%、例えば、帝人ファイバー株式会社が販売している「ベルオアシス(登録商標)」が採用できる。
そして、この機能性繊維11は、大きな吸湿能力:150%(at相対湿度90%)、アンモニアを主として、水に溶けやすいガスの消臭性能が高い、という特性を有している。
(この収納袋Bの優れた効果について)
この収納袋Bは上記のような構成を有していることから、強い吸湿性能により内部の調湿ができ、その他汗やアンモニア臭を消臭できることが明らかである。よって、毛布布団を長期間収納しても、カビや虫が発生したり、臭くなるようなことが抑制される。また、天日乾燥等させることにより何度でも再使用可能である。
ここで、外部の湿度を上げていったときの、この実施例の収納袋Bの内部の湿度と、不織布のみで構成された収納袋の内部の湿度とを比較する実験をおこないグラフ化(図5)した。その結果、この実施例の収納袋Bの内部の湿度は、不織布のみで構成された収納袋と比較すると、調湿されていることが明らかである。このような現象が生じたのは、アクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物は、湿度が高いときには水分を吸収し、湿度が低いときには水分を放出する性質があるからである。
よって、以下の実施例2〜4においても同様に調湿されることは明らかである。
図6はこの考案の実施例2における収納袋B(羽毛布団収納袋)の外面斜視図を示している。
(この収納袋Bの構成について)
この収納袋Bは、図1に示すように羽毛布団収納袋であり、一対の手提げ部を設けてある。
この収納袋Bの袋本体は、図1に示すように、積層シート部材1と不織布2から構成された直方体状のものであり、ファスナーFにより開閉可能となっている。ここで、積層シート部材1は図4や図6に示す如く通気性を有しない外面側の樹脂シート10と、吸湿及び吸臭機能を有する中間のシート状の機能性繊維11と、通気性を有する内面側の不織布12を、溶着一体化して成るものであり、不織布2は通気性を有するものである。なお、この収納袋Bでは羽毛布団1枚を収納できるように、サイズ:幅70cm、奥行き30cm、高さ50cmとしてあり、積層シート部材1の面積は0.469mとしてある。
積層シート部材1及び不織布2の材料や特性については実施例1と全く同様である。
(この収納袋Bの優れた効果について)
この収納袋Bは上記のような構成を有していることから、強い吸湿性能により内部の調湿ができ、その他汗やアンモニア臭を消臭できることが明らかである。よって、毛布布団を長期間収納しても、カビや虫が発生したり、臭くなるようなことが抑制される。また、天日乾燥等させることにより何度でも再使用可能である。
図7はこの考案の実施例2における収納袋B(ロングブーツ収納袋)の外面斜視図を示している。
(この収納袋Bの構成について)
この収納袋Bは、図7に示すようにロングブーツ収納袋であり、ロングブーツの形状に合わせて形成されている。
この収納袋Bの袋本体は、実施例1と同様に、積層シート部材1と不織布2から構成されており、ファスナーFにより開閉可能となっている。ここで、積層シート部材1は図4や図6に示す如く通気性を有しない外面側の樹脂シート10と、吸湿及び吸臭機能を有する中間のシート状の機能性繊維11と、通気性を有する内面側の不織布12を、溶着一体化して成るものであり、不織布2は通気性を有するものである。なお、1足のロングブーツを収納できるように、サイズ:幅21cm、奥行き29cm、高さ50cmとしてあり、積層シート部材1の面積は0.245mとしてある。
積層シート部材1及び不織布2の材料や特性については実施例1と全く同様である。
(この収納袋Bの優れた効果について)
この収納袋Bは上記のような構成を有していることから、ロングブーツについて強い吸湿性能により内部の調湿ができ、その他汗やアンモニア臭を消臭できることが明らかである。よって、ロングブーツを長期間収納しても、カビや虫が発生したり、臭くなるようなことが抑制される。また、天日乾燥等させることにより何度でも再使用可能である。
図8はこの考案の実施例4における収納袋B(衣類収納袋)の外面斜視図を示している。
(この収納袋Bの構成について)
この収納袋Bは、図8に示すように衣類収納袋であり、直方体形状に形成してある。
この収納袋Bの袋本体は、実施例1〜3と同様に、積層シート部材1と不織布2と前面の透明シートから構成されており、ファスナーFにより開閉可能となっている。ここで、積層シート部材1は図4や図8に示す如く通気性を有しない外面側の樹脂シート10と、吸湿及び吸臭機能を有する中間のシート状の機能性繊維11と、通気性を有する内面側の不織布12を溶着一体化して成るものであり、不織布2は通気性を有するものである。なお、衣服厚物5枚〜8枚は、衣類薄物30枚〜35枚を収納できるように、サイズ:幅48cm、奥行き35cm、高さ20cmとしてあり、積層シート部材1の面積は0.432mとしてある。
積層シート部材1及び不織布2の材料や特性については実施例1と全く同様である。
(この収納袋Bの優れた効果について)
この収納袋Bは上記のような構成を有していることから、衣服・衣類について強い吸湿性能により内部の調湿ができ、その他汗やアンモニア臭を消臭できることが明らかである。よって、衣服・衣類を長期間収納しても、カビや虫が発生したり、臭くなるようなことが抑制される。また、天日乾燥等させることにより何度でも再使用可能である。
(その他の実施形態)
収納袋Bを毛布保存用のものとしてもよい。更に収納対象物は上記実施例に限られるものではない。
また、上記実施例では、積層シート部材1と不織布2により収納袋Bを構成させたが、積層シート部材1のみで収納袋Bを構成させるようにしてもよい。
更に、上記実施例に使用される機能性繊維11を、アクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物に、アクリロニトリル、アクリル酸メチル、ナトリウム塩、メタクリルスルホン酸ナトリウムの共重合体にセルロースジアセテートとアルミノ珪酸亜鉛を含有させたものを加えることができる。この機能性繊維11を採用した場合、上記実施例の効果に加えて以下に示す効果(1) (2)を奏するものとなる。
(1)消臭性
繊維内部の消臭剤が悪臭を素早くキャッチした後、化学反応によって中和し、消臭する。アンモニア、トリメチルアミン、メチルメルカプタン、硫化水素の4大悪臭はもちろん、汗や体臭などの悪臭に対して高い消臭効果を発揮する。
(2)その他、制菌制、吸水・速乾性をも有している。
なお、機能性繊維11としては、KBセーレン(株)「ビオセーフ(WDタイプ 消臭・抗菌 アクリル繊維」を使用できる。
この考案の実施例1における収納袋(羽毛布団収納袋)の外面斜視図。 この考案の実施例1における収納袋を開いた状態を示す斜視図。 この考案の実施例1における収納袋に羽毛布団を詰めた状態を示す斜視図。 図4は前記収納袋を構成する積層シート部材の部分拡大図。 外部の湿度を上げていったときの、この実施例の収納袋の内部の湿度と、不織布のみで構成された収納袋の内部の湿度とを比較するグラフ。 この考案の実施例2における収納袋(羽毛布団収納袋)の外面斜視図。 この考案の実施例3における収納袋(ロングブーツ収納袋)の外面斜視図。 この考案の実施例4における収納袋(衣類収納袋)の外面斜視図。
符号の説明
B 収納袋
F ファスナー
1 積層シート部材
10 樹脂シート
11 機能性繊維
12 不織布
2 不織布

Claims (6)

  1. 袋本体の構成壁には、通気性を有しない外面側の樹脂シートと、調湿及び吸臭機能を有する中間のシート状の機能性繊維と、通気性を有する内面側の不織布を、溶着一体化して成る積層シート部材が使用されていることを特徴とする収納袋。
  2. 袋本体の構成壁は、通気性を有する不織布を有していることを特徴とする請求項1記載の収納袋。
  3. 機能性繊維は、アクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物より構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の収納袋。
  4. 機能性繊維には、アクリロニトリル、アクリル酸メチル、ナトリウム塩、メタクリルスルホン酸ナトリウムの共重合体にセルロースジアセテートとアルミノ珪酸亜鉛を含有させたものが含まれていることを特徴とする請求項3記載の収納袋。
  5. ファスナーにより開閉可能であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の収納袋。
  6. 衣服収納、靴収納、布団収納、又は毛布収納を目的としたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の収納袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0997202A (ja) * 1995-09-29 1997-04-08 Nec Corp データベース整合方法
JP2015051772A (ja) * 2013-09-05 2015-03-19 株式会社アストロ 羽毛布団収納袋

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