JP3122478B2 - 下部消化管放出型経口製剤 - Google Patents
下部消化管放出型経口製剤Info
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Description
を、経口投与された後下部消化管で放出させる為の下部
消化管放出型経口製剤に関するものである。
殻類や昆虫類の外骨格の構成成分として含まれ、自然界
に広く存在する天然の塩基性多糖である。N−アセモル
−Dグルコサミンが直鎖に結合したキチン、およびキチ
ンの脱アセチル化によって得られるキトサンは、長い間
未利用生物資源として放置されてきた。ところが近年毒
性のないことやその物理化学的特性に注目され、キチン
やキトサンを有効利用する研究が活発に進められてお
り、凝集剤,イオン交換体,酵素固定化剤,頭髪化粧品
原料,医用材料,食品添加物,土壌改良剤等の幅広い分
野での利用が期待されている。特にキトサンは希塩酸や
有機酸水溶液等にも容易に溶解すること、および分子鎖
を構成するグルコサミン残基が遊離の一級アミン基(-N
H2) を有する高分子電解質である等の利点を有すること
から有望視されている。
れた後薬剤の胃や小腸上部での放出を抑制し、小腸下部
若しくは大腸等の下部消化管に薬剤を到達させる製剤技
術が検討されている。
ポリペプチドホルモンは、胃液やペプシンおよびトリブ
シン等の腸内プロテアーゼにより容易に分解される水溶
性の高分子化合物であるので、上記プロテアーゼによる
分解を受けることなく下部消化管で吸収させる為にも下
部消化管放出型経口製剤の開発には意義がある。また潰
瘍性大腸炎やクローン病等の下部消化管疾患に有効な薬
剤を、副作用を発生させることなく疾患部分に直接的に
投与するという観点からも意義がある。
を開発されているが、操作が煩雑であるという実用上の
不便があるばかりか患者への負担が多いという欠点があ
る。こうしたことから、できるだけ経口投与の形態であ
ることが望まれている。
H領域で溶解する高分子化合物によって製剤表面をフィ
ルムコーティングし、その厚みによって吸収部位を調節
するのが一般的である。しかしながら消化管内のpH値
は個体差があり、上記の様なpH依存型の製剤では、製
剤の崩壊する部位が個体によってばらつきを生じ易いと
いう問題がある。例えば小腸上部で製剤が崩壊して薬剤
が放出されると、薬剤によっては(前述したポリペプチ
ド等)分解され、その薬効が達成されない。また大腸に
おけるpH値が腸内細菌による代謝等に原因して低下し
ている場合には、製剤に施されたコーティング膜が溶解
せず、製剤からの薬剤放出が行われず、薬理作用を示さ
ないでそのまま排泄させるということもある。下部消化
管放出型経口製剤の表面コーティング剤として、大腸内
の細菌によって分解される高分子膜を使用し、大腸内で
製剤の崩壊を行なわせる技術も提案されているが、この
様な製剤によっても大腸内細菌の個人差によって崩壊時
間にばらつきを生じたり、高分子膜の分解に時間がかか
るという問題があった。
のもとになされたものであって、その目的は、キトサン
を有効に利用し、最適な形態の下部消化管放出型経口製
剤を提供することにある。
発明とは、主薬を下部消化管で放出させる為の下部消化
管放出型経口製剤であって、キトサンを主体とする基剤
からなる硬カプセルに、溶液状態でキトサンを溶解する
固体有機酸、および前記主薬を含有する固型製剤を充填
すると共に、前記硬カプセルの表面に腸溶性被膜を形成
した点に要旨を有するものである。上記構成において、
硬カプセルの厚みやキトサンの物理化学的性質によっ
て、カプセルに対する水分の浸透性を調節し、薬剤(主
薬)の放出部位をpHに依存することなく調節すること
ができるのであるが、カプセル基剤に滑沢剤を含有させ
ることも有効であり、該基剤中のキトサンと滑沢剤の比
率を調節することによっても放出部位の制御が可能であ
る。
管放出型経口製剤の素材として有効に利用するという観
点に立脚し、最適な形態の製剤について様々な角度から
検討した。その結果、キトサンを主体とする基剤からな
る硬カプセルに、溶液状態でキトサンを溶解する固体有
機酸、および主薬を含有する固型製剤を充填し、且つ前
記硬カプセルの表面に腸溶性被膜を形成する様な構成を
採用すれば上記目的が見事に達成されることを見出し、
本発明を完成した。
通りである。経口投与された本発明の製剤は、まず最外
層の腸溶性被膜によって胃内で崩壊されるのが防止され
つつ胃から小腸上部に至る。小腸上部において腸溶性被
膜が溶解した後、キトサンを主体とする硬カプセルに水
分が徐々に浸透していき、浸透した水分によってカプセ
ル内の固体の有機酸が溶解して水溶液となる。有機酸の
水溶液は、硬カプセルの組成物であるキトサンを溶解し
て硬カプセルを徐々に崩壊させ、カプセル内部の主薬が
放出する。この様にしてpHに依存することなく、硬カ
プセルへの水分の浸透を利用した構成を採用することに
よって、従来技術で述べた様な不都合は生じない。
の腸溶性被膜が溶解除去された後にカプセル内に水分が
浸透する時間は、消化管内のpH値に依存せずキトサン
の物理化学的性質(脱アセチル度や分子量等)やカプセ
ル厚によって調節することができる。また上述した如
く、カプセルの基剤に滑沢剤を含有させることも有効で
あり、キトサンと滑沢剤の配合比率によっても水分のカ
プセルに対する浸透性を調節することができる。これら
のことは、キトサンの物理化学的性質,カプセル厚およ
び滑沢剤の添加量等によって、主薬が放出される下部消
化管部位を適宜制御できることを示すものである。
に溶解する、キチンを脱アセチル化したものであり、脱
アセチル化度が60%以上であれば由来生物,精製法お
よび脱アセチル化法等に何ら限定されない。また硬カプ
セルを製造する際にキトサンを溶解する溶媒としては、
酢酸,乳酸,クエン酸,リンゴ酸,酒石酸等の溶液が挙
げられる。
されるが、この様な滑沢剤としては、タルク,ステアリ
ン酸マグネシウム,ステアリン酸アルミニウム(モノ,
ジ,トリのいずれをも含む),ステアリン酸カルシウム
等が挙げられ、これらの1種以上を用いることができ
る。また滑沢剤を含有させる場合、滑沢剤の比率があま
り多くなり過ぎると、硬カプセルが脆くなって、亀裂等
の発生が起こり好ましくないので、キトサンと滑沢剤の
配合割合の上限を5:95程度までとすべきである。
される。即ち硬カプセルの表面に上記被膜を形成するこ
とによって、硬カプセルの胃内での溶解を防止しつつ胃
を通過させるものである。この様な被膜の素材となる腸
溶性化合物としては、例えばメタクリル酸コポリマー
(オイドラギットL,オイドラギットS,いずれも商品
名),ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート
(HPMCP),ヒドロキシプロピルメチルセルロース
アセテートサクシネート(HPMCAS),セルロース
アセテートフタレート(CAP),ヒドロキシプロピル
メチルセルロース(HPMC),シェラック等の腸溶性
高分子化合物が挙げられる。上記被膜には、必要によっ
て可塑剤や、前述した様な滑沢剤を含有させることもで
きる。上記可塑剤としては、ヒマシ油,ポリエチレング
リコール,クエン酸ナトリウム,トリアセチン,脂肪酸
グリセリンエステル等が挙げられる。尚本発明の製剤
は、上述した如く硬カプセルの基剤部分の厚み、キトサ
ンの物理化学的性質、滑沢剤添加量等比率等によって、
放出部位を制御することを趣旨とするものであるので、
pH値によって溶解速度が左右されやすい上記腸溶性被
膜は、できるだけ胃内を通過するのに必要最小限量にと
どめるべきである。
状のものであり、溶液状態でキトサンを溶解するもので
あり、この様な有機酸としてはクエン酸,酒石酸,リン
ゴ酸,こはく酸,アジピン酸,安息香酸等が挙げられ、
これらを1種以上用いればよい。また固体有機酸の配合
量は、硬カプセル内に充填される固型製剤全量に対して
5〜90%程度が適当であるが、硬カプセル中に含まれ
るキトサンに対して10%以上とするのが好ましい。
るものではなく、下記の様に様々なものがある。この様
な主薬としては、クローン病,潰瘍性大腸炎,結腸癌等
の下部消化管疾患に有効とされる薬剤、例えばサラゾス
ルファピリジン,酢酸コルチゾン,トリアムシノロン,
テガフール,フルオロウラシル等が挙げられる。またイ
ンシュリン,カルミトニン,アンギオテンシン,パソプ
レシン,デスモプレシン,黄体形成ホルモン放出ホルモ
ン(LHRH),ソマトスタチン,グルカゴン,オキシ
トシン,ガストリン,シクロスポリン等の様に、上部消
化管で分解され易く、下部消化管で吸収されて生理活性
を示す各種ポリペプチド、およびこれらの誘導体も本発
明の主薬として有効に用いることができる。
ては、顆粒剤,細粒剤,散剤若しくは錠剤等様々なもの
が挙げられるが、いずれにしても前述した固体の有機酸
を含有する固型状のものである。尚主薬を各種製剤に調
製する際、必要により結合剤,賦形剤,崩壊剤、或は上
述した様な滑沢剤を使用することができる。上記結合剤
としては、ゼラチン,ヒドロキシプロピルセルロース,
ポリビニルピロリドン等が挙げられる。賦形剤として
は、乳糖,コーンスターチ,バレイショデンプン,結晶
セルロース等、経口製剤用として通常用いられているも
のが挙げられる。崩壊剤としては、カルボキシメチルセ
ルロースカルシウム,低置換ヒドロキシプロピルメチル
セルロース等が挙げられる。
えば下記の様にして得られる。キトサン溶液または滑沢
剤含有キトサン溶液にカプセル型を浸漬し、これを引き
上げた後乾燥するか、必要に応じて適当なアルカリ溶液
に浸して酸を除去してから乾燥し、型から抜き取って所
定の長さに裁断して硬カプセルを形成する。この硬カプ
セルに、固体有機酸と主薬を含有する固型製剤を充填
し、カプセル接合部をキトサン溶液や接着剤等で接着し
てから乾燥し、カプセル表面に腸溶性被膜をコーティン
グすることによって本発明の製剤が得られる。この様に
して得られる製剤が経口投与されると、腸溶性被膜の作
用によって胃内を通過し、その後キトサンの多孔性に由
来する透水性によってカプセルに水分が浸透していき、
カプセル内の固体有機酸が溶解されて溶液状となりカプ
セル基剤のキトサンを溶解し、希望する下部消化管部位
で製剤が崩壊して主薬が放出し、主薬の種類に応じて薬
理作用を発揮する。以下本発明を実施例によって更に詳
細に説明するが、下記実施例は本発明を限定する性質の
ものではなく、前・後記の趣旨に徴して設計変更するこ
とはいずれも本発明の技術的範囲に含まれるものであ
る。
から直径6mm(カプセル本体)および6.2mm (キャッ
プ)のカプセル型を用いて厚み150μm の硬カプセル
を得た。
ターチ,ヒドロキシプロピルセルロースおよび主薬とし
てのトリアムシノロンを用いて細粒剤を作製し、この細
粒剤10.6g に対しクエン酸粉末10g を加えて均一に混
合し、固型製剤としての細粒剤を得た。
セルに充填した後、カプセル接合部にキトサン溶液を塗
布して乾燥し、カプセル製剤を得た。
製剤を用い、実施例1と同様にしてカプセル製剤を得
た。
製した後、該溶液にタルクを投入して均一に分散し、キ
トサン−タルク練合物を得、この練合物から実施例1と
同様にして表4に示す組成の硬カプセルを作製した。
セル中10mgとなる様にした以外は表2と同様に調製し
た細粒剤を充填し、カプセル接合部にキトサン−タルク
練合物を塗布して乾燥し、カプセル製剤を得た。
この硬カプセルに、主薬であるフルオロウラシルが1カ
プセル中20mgとなる様にした以外は実施例3と同様に
して、カプセル製剤を得た。
この硬カプセルに、主薬であるインスリンが1カプセル
中10単位となる様にした以外は実施例3と同様にして
カプセル製剤を得た。
練合物を得、この練合物から実施例1と同様にして硬カ
プセルを得た。
ル中20IUとなる様にした以外は表2と同様に調製し
た細粒剤を充填し、カプセル接合部にキトサン−ステア
リン酸マグネシウム練合物を塗布して乾燥し、本発明の
下部消化管放出型経口製剤を得た。
μm とする以外は実施例1と同様にして硬カプセルを作
製し、この硬カプセルに、表2に示した固型製剤を実施
例1と同様にして充填して本発明の下部消化管放出型経
口製剤を得た。
厚みを300μm とする以外は実施例1と同様にして硬
カプセルを作製し、以下実施例3と同様にしてカプセル
製剤を得た。
表8の組成のコーンティング液を用いてハイコーターで
フィルムコーティングを施し、膜厚50μm の腸溶性被
膜を形成し、本発明の下部消化管放出型経口製剤を得
た。
し、各カプセルに表9に示す組成の細粒剤を充填してカ
プセル製剤を得た。
腸溶性被膜(膜厚50μm )を形成して下部消化管放出
型経口製剤を得た。
主薬の代りに食用色素赤色106号を用い、第11改正
日本薬局方に従って崩壊試験を行なった。試験はまず崩
壊試験第1液で2時間行い、引き続いて第2液を用い最
長4時間行った。第1液での結果を表10に示す。第2
液での結果を表11に示す。
において薬効成分の代りに食用色素赤色106号を用
い、第11改正日本薬局方溶出試験法第1法(回転バス
ケット法)に従って溶出試験を行った。尚試験液は崩壊
試験第2液を用い、カプセルより溶出した色素量を波長
565nmにおける吸光度で測定し、カプセル内に充填し
た色素量に対する溶出割合を求めた。結果を図1に示
す。
の代りに食用色素赤色106号を用い実施例2と同様に
して溶出試験を行った。結果を図2に示す。
サンを主体とするカプセルの膜厚、あるいはキトサンの
多孔性に由来する水透過性の制御すなわちカプセル内へ
の水分の侵入時間を調節し、カプセル内に水分が侵入し
た時点でカプセルを急激に破壊し、内容物を短時間で放
出させることを狙いとした製剤であり特に下部消化管す
なわち、小腸下部ないしは結腸への薬剤の投与に有効で
ある。薬剤投与部位への到達方式は従来行なわれている
pH依存型ではなく、硬カプセル中のキトサンが水分と
接触を開始してからの時間であり、本発明は時間制御型
の放出型経口製剤と位置づけられる。本発明の製剤を用
いれば、下部消化管吸収において局所的に高濃度を要す
る薬剤の投与が可能となる他、下部消化管疾患において
局所作用を有する薬物の疾患部位への投与が効果的に行
なえる等の効果を有する。
である。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】 主薬を下部消化管で放出させる為の下部
消化管放出型経口製剤であって、キトサンを主体とする
基剤からなる硬カプセルに、溶液状態でキトサンを溶解
する固体有機酸、および前記主薬を含有する固型製剤を
充填すると共に、前記硬カプセルの表面に腸溶性被膜を
形成したものであることを特徴とする下部消化管放出型
経口製剤。 - 【請求項2】 キトサンを主体とする基剤は、滑沢剤を
含有したものである請求項1に記載の下部消化管放出型
経口製剤。 - 【請求項3】 滑沢剤が、タルク,ステアリン酸マグネ
シウム,ステアリン酸アルミニウムおよびステアリン酸
カルシウムよりなる群から選択される1種以上である請
求項2に記載の下部消化管放出型経口製剤。 - 【請求項4】 固体有機酸が、クエン酸,酒石酸,リン
ゴ酸,こはく酸,アジピン酸および安息香酸よりなる群
から選択される1種以上である請求項1〜3のいずれか
に記載の下部消化管放出型経口製剤。 - 【請求項5】 腸溶性被膜が、ヒドロキシプロピルメチ
ルセルロースフタレート,ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロースアセテートサクシネート,セルロースアセテー
トフタレート,メタクリル酸コポリマーおよびシェラッ
クよりなる群から選択される1種以上の高分子化合物を
主体とするものである請求項1〜4のいずれかに記載の
下部消化管放出型経口製剤。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP03047729A JP3122478B2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 下部消化管放出型経口製剤 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP03047729A Expired - Fee Related JP3122478B2 (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 下部消化管放出型経口製剤 |
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-
1991
- 1991-02-19 JP JP03047729A patent/JP3122478B2/ja not_active Expired - Fee Related
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