JP3122446B2 - ストロボ制御装置 - Google Patents
ストロボ制御装置Info
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- JP3122446B2 JP3122446B2 JP01062647A JP6264789A JP3122446B2 JP 3122446 B2 JP3122446 B2 JP 3122446B2 JP 01062647 A JP01062647 A JP 01062647A JP 6264789 A JP6264789 A JP 6264789A JP 3122446 B2 JP3122446 B2 JP 3122446B2
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Description
ロボ制御装置に関し、特に、充電電圧を細かいレベルで
検知して制御に用いることができる装置に関するもので
ある。
が所定の検出レベルとなったか否かを判定し、発光許可
あるいは表示等を行うために利用している。
に応じた細かい制御は不可能である。
を分割してA/D変換し、各レベルに達しているか否かを
個別に判断するような構成が採られるため、回路規模が
大きくなりスペース的に不利であるばかりか、回路の複
雑化によるコストアップをも招来する。
り、簡単な構成で充電電圧を多段階で検出することがで
きるストロボ制御装置の提供を目的とする。
であり、請求項1は、ストロボ用のメインコンデンサの
充電電圧をチェックする電圧チェック信号が入力された
際に、メインコンデンサの充電電圧に応じた時間幅のパ
ルスを出力するパルス出力手段と、該パルスの時間幅を
測定して前記充電電圧を検出する電圧測定手段とを備
え、前記パルス出力手段は、充電電圧が所定の基準電圧
を越えた場合にのみパルスを出力するもので、メインコ
ンデンサの充電電圧をチェックする電圧チェック信号に
基づいてON/OFFするスイッチ手段と、 通電開始電圧と通電中電圧とが異なり、通電電流が通
電保持電流以下になるとOFFする特性を有し、前記スイ
ッチ手段のONによりメインコンデンサの電圧が印加され
るヒステリシス素子と、 前記ヒステリシス素子の通電中に前記スイッチ手段が
ONからOFFした後に前記ヒステリシス素子への通電電流
が通電保持電流に減少するまで前記ヒステリシス素子へ
の通電を補償する補償手段とを備え、 該補償手段は前記ヒステリシス素子の通電を補償して
いる時間に対応したパルスを出力し、前記基準電圧はス
トロボ発光許可電圧であることを特徴とする。
ン管であることを特徴とする。
であることを特徴とする。
ある。
ロボ制御装置を搭載したカメラの外観を説明する。
ンズ鏡筒を示している。カメラ本体1の正面側には、第
2図に志江すように測距部4、ファインダー窓5、スト
ロボ6、測光用受光素子としてのCdS、セルフタイマー
ランプ7が設けられ、カメラ本体1の背面側には、裏蓋
8、LCD表示9、モードボタンA、モードボタンB、ク
リアボタンC、ズームレバー10、緑ランプD、赤ランプ
E、裏蓋開放レバー11が設けられ、裏蓋開放レバー11を
その上昇停止位置から下降停止位置に向かって矢印方向
に操作すると裏蓋8が開かれる。その裏蓋8が開いてい
るときには、裏蓋開放レバー11は下降停止位置にあり、
裏蓋8を閉じると裏蓋開放レバー11が上昇する。
13が設けられている。なお、カメラ本体1の底部には図
示を略すリワインドボタンが設けられている。
レバー14、シャッターボタン15、マクロボタン16が設け
られている。電源レバー14は電源ON位置と電源OFF位置
との間でスライドされる。
r2方向に操作される。
ン16の操作により、収納状態であるロック位置と、ワイ
ド端(焦点距離35mm)とテレ端(焦点距離70mm)との間
のズーム域、近接撮影用のマクロ位置との間で移動さ
れ、ズーム域においてはズームレバー10の操作により撮
影レンズをズーミングさせることができる。
ある。
れと並列してシャッター関係の処理を行なうサブCPUが
ドライブICを介して接続されている。
に基づき、以下の制御を行う。
ムモータを制御する。
の表示を行う赤ランプE、セルフタイマー関係の表示を
行うセルフタイマーランプ7の点灯、点滅を制御する。
以下のものがある。
ックスイッチLOCK。
ッチSWS。
スイッチSWR。
のマクロスイッチMCRO。
するズームのテレスイッチTELE。
ONするズームのワイドスイッチWIDE。
よってONするセルフバックのモードAスイッチMDA、モ
ードBスイッチMDB、クリアスイッチMDC。
を閉じてレバーがロック位置まで上がるとONする裏蓋ス
イッチBACK。
フバックのリワインドスイッチREW。
EDとPSDとから成る測距ユニットを制御すると共に、こ
のオートフォーカスICの出力に基づく測距データと、Cd
Sの出力に基づく測光データとをメインCPUへ転送する。
ター回路の制御、及びストロボ回路のトリガ信号TRGの
出力を行う。
お、第5図においては、メインCPUとサブCPUとをまとめ
て表示している。
Tの電圧変化に拘らずCPUへの供給電圧を安定させるレギ
ュレータと、CPUからの充電許可信号CHENにより電池電
圧を昇圧してメインコンデンサC1への充電を開始する昇
圧回路と、CPUからのトリガ信号TRGによりXe(キセノ
ン)管を発光させるトリガ回路と、CPUからの電圧チェ
ック信号CHCKによりメインコンデンサの充電電圧をRLS
パルスとして検出する電圧検出回路とから構成されてい
る。
Tr1,Tr2、抵抗R1,R2,R3、コンデンサC2、ダイオードD1,
D2とから構成され、充電許可信号CHENがL(ローレベル
出力)となると充電を開始し、H(オープン)となると
充電を停止する。
ン)管と、スイッチング用のトランジスタTr3及びRLSパ
ルス発生用のトランジスタTr4と、抵抗R4〜R8、コンデ
ンサC3とから構成され、電圧チェック信号CHCKのH(ハ
イレベル出力)からL(ローレベル出力)への変化によ
って電圧に比例するRLSパルスを発生させる。ここで示
したNe管は、電圧270V以上を印加することで点灯を開始
し、点灯中は電流値に依らず220V付近の電圧を維持す
る。この点灯開始電圧と点灯保持電圧とのヒステリシス
をRLSパルスの発生に利用している。
明する。
Tr3がONしてコンデンサC3の放電が行われると同時に、N
e管のマイナス側は抵抗R4、トランジスタTr3を介してグ
ランド側に接続される。このとき充電電圧VFが270V以上
であればCHCKのHから点灯の遅れ時間経過後にNe管が点
灯し、Ne管、R4、Tr3の順に電流が流れることとなる。
従って、抵抗R4のNe管側の電圧は充電電圧VFからNe管の
点灯保持電圧VNを引いた値VF−VNとなる。
をOFFすると、抵抗R4からトランジスタTr3へ流れていた
電流がしばらくの間抵抗R4からコンデンサC3側に流れ
る。これにより、コンデンサC3の充電が行われると共に
トランジスタTr4がONしてRLSがLとなる。
側の電位が徐々に上昇し、Ne管の点灯を維持するのに必
要な電流が流せなくなる。これによってNe管は消灯し、
抵抗R4からコンデンサC3への電流も流れなくなるため、
トランジスタTr4がOFFしてRLSはHとなる。
るため、RLSがLとなっている間の時間(RLSパルスの
幅)Tは(VF−VN)によって決定されることとなる。
電圧VFを検出することができる。
示したものである。
スタTr3をONしてもNe管は点灯しないため、RLSはHのま
まとなる。
て説明する。
露出方式としては、オート(ストロボ自動発光モー
ド)、ストロボON(ストロボ強制発光モード)、ストロ
ボOFF(ストロボ発光禁止モード)、露出補正、バル
ブ、バルブ&ストロボONの6種類が準備されている。
8種類のマニュアルシャッター時間が準備されている。
撮影方式としては、ここでは、1コマ撮影、連続撮影、
セルフタイマー、ダブルセルフ、多重撮影、インターバ
ルの6種類が準備されている。
バル時間が準備されている。
あり、インターバル時間の初期値は60秒であり、モード
イニシャライズ処理の実行、またはクリアボタンCのON
により設定される。
て上述したメインCPUに格納されたプログラムをカメラ
の作動と共に説明する。
処理から説明する。メイン処理は、カメラの基本動作を
規定するものであり、他の処理は種々の条件に応じてメ
イン処理から分岐あるいはコールされて行なわれるもの
である。
れ、第8図のリセット処理が開始される。メインCPUは
ステップ(以下、S.とする)RS1,RS2においてメモリの
イニシャライズとスイッチデータの入力とを行い、S.RS
3においてモードイニシャライズ処理を行い、S.RSでズ
ームイニシャライズ処理を行った後、メイン処理に入
る。なお、モードイニシャライズ処理は、前述した各種
のモードの設定を初期値に戻し、ストロボ自動発光、1
コマ撮影のモードとする処理である。
る1秒のタイマをクリア、スタートさせる。
チSWR、ワイドスイッチWIDE、テレスイッチTELE、モー
ドAスイッチMDA、モードBスイッチMDB、クリアスイッ
チMDC、マクロスイッチMCROの全てがOFFしている場合に
スイッチ判定フラグ?SWOFFに1がセットされ、何れかが
ONしている場合には0がセットされる。なお、以下の説
明においてフラグ名には、語の頭に「?」を付して他の
記号と区別することとする。
チSWR、ワイドスイッチWIDE、テレスイッチTELEの4つ
のスイッチが全てOFFであり、かつ、モード設定におい
て撮影が禁止されるモードの組合せが選択されていない
場合に測光スイッチ有効フラグ?SWSENに1がセットさ
れ、何れかのスイッチがONしている場合、あるいは撮影
禁止のモード組合せが設定されている場合に0がセット
される。
下この入力されたスイッチデータに基づいて処理が行わ
れる。
ていると判断された場合には、S.MI11でモードイニシャ
ライズ処理された後、S.MI12で第10図に示したループ抜
け出し処理が行われる。この処理は、後述するストロボ
回路の充電停止処理S.LO1と、充電表示用の赤ランプを
消灯させるS.LO2との2ステップから成り、メイン処理
から他の処理に分岐する前に必ずコールされる。
に分岐する。リワインド処理については詳述しないが、
フィルムの巻き戻しが終了するとリワインド終了フラグ
?REWENDが1にセットされ、メイン処理の先頭にジャン
プして処理が進められる。
は、S.MI14においてローディング終了フラグ?LDENDの状
態からローディングが終了しているか否かを判断し、終
了していない場合(?LDEND=0)にはS.MI15,S.MI16の
モードイニシャライズ処理とループ抜け出し処理とを経
てS.MI161のローディング処理に分岐する。終了してい
る場合にはS.MI17,MI18をスキップして処理が進められ
る。
セットされ、メイン処理の先頭にジャンプして処理が進
められる。
LDEND.?REWENDが共にクリアされる。
FからONになった場合、すなわち電源レバーが電源ON位
置から電源OFF位置になった場合の処理を示している。
撮影レンズがロック位置にないと判断された場合には、
LCD表示上のフィルム枚数表示を焦点距離表示に切替え
た後、抜け出し処理を行い、ズーム逆転処理へ分岐して
レンズをロック位置に引き戻す。レンズが既にロック位
置にあり、リワインド終了状態でない場合には、ループ
抜け出し処理を経て後述のロック処理に分岐する。リワ
インド終了状態ならば、第13図に示したメイン処理の
「MID」の位置へとジャンプして処理が進められる。
いてレンズがロック位置にあると判断される場合には、
S.MI26,MI27において焦点距離表示を行うと共に、表示
ホールドフラグ?WAITDを1として表示を1秒間ホールド
するよう設定する。このホールドの処理は、メイン処理
の最後に説明する。その後、S.MI28でマクロ要求フラグ
?RQMCROに0をセットし、S.MI29で抜け出し処理を実行
してズーム正転処理へ分岐する。ズーム正転処理内で
は、マクロ要求フラグ?RQMCROが0である場合にはレン
ズをロック位置からワイド端へ移動させ、このフラグが
1である場合にはレンズをマクロ位置まで移動させる。
場合に、焦点距離表示を行うと共に、表示ホールドフラ
グ?WAITDを1にセットする。そして、撮影レンズがマク
ロ位置にあるか否かを判断し、マクロ位置にあれば表示
ホールド用のタイマをクリア、スタートして第13図の
「MIC」へとジャンプして処理を進める。マクロ位置に
なければマクロ要求フラグ?RQMCROを1にセットし、ル
ープ抜け出し処理を経てズーム正転処理へ分岐し、レン
ズをマクロ位置まで移動させる。
チTELEがONしている場合に、焦点距離表示に切り換えて
表示ホールドフラグを立て、テレ端にない場合には抜け
出し処理を経てレンズがマクロ位置にあるかズーム域に
あるかを判断する。ズーム域にある場合には、テレ移動
処理へ分岐してレンズをテレ側に移動させ、マクロ位置
にある場合にはズーム逆転処理へ分岐してレンズをテレ
端に引き戻す。
クリアしてこの時点から再度1秒のカウントを行う。
場合に、焦点距離表示に切り換えると共に表示ホールド
フラグを立て、レンズがワイド端にあればそのままS.MI
48でタイマーをクリア、スタートさせてメイン処理を進
める。ワイド端にない場合には、ループ抜け出し処理を
経てレンズがマクロ位置にあるかズーム域にあるかを判
断する。
レンズをワイド側へ移動させる。マクロ位置にある場合
には、ズーム逆転処理に分岐してレンズをテレ端に引き
戻す。
イッチのONによって行い、マクロ位置に設定されたレン
ズをズーム域に戻すためには、ズームレバーをいずれか
の方向に操作すればよい。
?MTSIFTの状態からシフトが要求されていると判断され
る場合に、焦点距離表示処理を行うと共に、表示ホール
ドフラグ?WAITDを1とし、ループ抜け出し処理を経てズ
ーム逆転処理に分岐してレンズをテレ端に引き戻す。
レンズがマクロ位置にあって測距結果が1メートル以上
である場合にはこのままシャッターを切ってもピントの
あった写真を得ることができない。そこで、このカメラ
では、上記のような場合にレリーズロックをかけ、レン
ズをマクロ位置からテレ端へシフトさせるよう制御して
いる。フラグ?MTSIFTは、AEAF制御処理内のLL演算処理
において設定されるものである。
状態を判断し、リワインドが終了している場合にはS.MI
56でLCD表示に「00EX」の表示を行わせる。このフラグ
が0の場合には、S.MI57でモード設定処理がコールされ
る。
チ判定フラグ?SWOFFをみて前回の入力でスイッチが全て
OFFしていた場合にのみ設定処理に入り、いずれかのス
イッチがONしていた場合には設定を行わずにメイン処理
へリターンする。
は、モードチェンジフラグ?MDCHGが1とされ、変更がな
ければ0とされる。
設定されたフラグの状態を判定し、モードの変更があっ
た場合にはS.MI59,MI60で表示ホールドフラグを1にセ
ットしてループ抜け出し処理を経てメイン処理の先頭に
ジャンプする。
いて測光スイッチSWSと測光スイッチ有効フラグ?SWSEN
との状態を判定し、所定の条件を満たす場合にS.MI63〜
MI65で焦点距離表示を行って表示ホールドフラグをクリ
アし、ループ抜け出し処理を経てシャッター関係の制御
を行うAEAF制御処理へと分岐する。
おり、かつ、メモリされたSWS,SWR,TELE,WIDEの各スイ
ッチデータが何れもOFFであり、かつ、撮影可能なモー
ド設定である場合である。すなわち、AEAF制御処理に分
岐するのはSWSがOFFからONに変化した場合のみであり、
ズームレバーが操作されていた場合等は分岐せずにメイ
ン処理が続行される。
67〜MI71において表示切り換えの処理が実行される。
マーのクリアから1秒経ったか否かが判断される。
示がホールドされる。
マーが1秒経過すると、枚数表示以外の表示がなされて
いる場合には枚数表示を行い、表示ホールドフラグ?WAI
TDをクリアする。
られる際を除いて他の表示より優先的に表示されること
となる。
後述する充電禁止時間処理がコールされ、リターン後メ
イン処理のS.MI12へとジャンプして処理が続けられる。
よるストロボ回路の加熱を防止するため、ストロボの使
用頻度に応じて設定された充電禁止時間だけ充電の開始
を遅らせるようにしている。充電禁止時間処理は、スト
ロボが使用されない場合に設定された充電禁止時間を短
縮するための処理である。
てメイン処理から分岐するフロー、サブルーチンについ
て説明する。
電処理、インターバル制御処理内でコールされる充電制
御処理を第14図に基づいて説明する。この処理は、充電
実行の中心となる処理であり、何れの処理からも125ms
周期でコールされる。
トロボ回路加熱防止のために設けられた充電禁止時間が
経過したか否かを判断し、経過していない場合(0)に
はS.CC2において後述の充電禁止処理を実行した後、S.C
C3で禁止時間中フラグ?FWTSTRの状態から禁止時間中で
あるか否かを判断する。禁止時間中と判断される場合
(1)にはS.CC7へ分岐して充電停止処理が実行され
る。
が1となっている場合、あるいは充電禁止処理内で充電
禁止時間が完了して禁止時間中フラグ?FWTSTRが0とさ
れた場合には、S.CC5で充電要求フラグ?CHGRQの状態を
判断し、充電要求がある場合(1)にはS.CC6、ない場
合にはS.CC4へ処理を進める。
フラグ?FCNTSTPを0として後述する充電禁止時間処理で
の充電禁止時間の短縮を許可するよう設定し、S.CC7〜C
C9において充電及び電圧チェックを停止して赤ランプを
消灯してコールされたステップへとリターンする。
トチェック処理内で立てられるタイムアウトフラグ?FTO
UTの状態に基づき充電開始から8秒以上経過したか否か
を判断し、経過している場合(1)にはS.CC10内で充電
中フラグ?FCHGと禁止時間完了フラグ?FWTCMP及び充電要
求フラグ?CHGRQをクリアした後、充電を停止する。
=0)であればS.CC11〜CC15において充電中フラグ?FCH
Gを1として充電時間タイマーをスタートさせ、充電を
禁止したまま電圧チェック信号を出力する。これは、充
電開始時の充電電圧が不明であるため、充電を実行させ
る前に電圧を測定するためである。
6,CC17で後述するRLSパルス時間測定処理とタイムアウ
トチェック処理とを実行し、両処理内で立てられる充電
完了フラグ?FCCMPの状態から充電が完了したか否かを判
断する。なお、このフラグは、通常RLSパルス時間測定
処理内で充電電圧が330V以上となった場合に1とされる
が、充電開始から8秒経過しても330Vに達していない場
合は、270V以上充電されていれば1とされる。
介して充電停止処理を実行し、未完と判断されればS.CC
19〜CC21で充電許可信号と電圧チェック信号を出力して
リターンする。
1回実行して充電電圧測定のために充電チェック信号を
出力する。そして、125ms後にS.CC16〜CC21の処理を通
って充電電圧測定を行い、充電電圧が330Vに達していな
ければ充電が開始される。充電中はS.CC16〜CC21の処理
を繰り返し、終了時にはS.CC7〜CC9の処理が実行され
る。
禁止処理を示している。
ールされ、充電禁止時間TWと禁止時間タイマーとの比較
を行うことにより、ストロボ回路加熱防止のための充電
禁止時間だけストロボ充電を待たせる。充電禁止時間TW
は、RLSパルス時間測定処理と充電禁止時間処理とで設
定された禁止時間データnに基づいて決定される。
いと判断される場合(?FWTSTR=0)には、S.CS2,CS3で
禁止時間タイマーをスタートさせると共に禁止時間中フ
ラグと禁止時間短縮禁止フラグとを1として第14図の充
電制御処理内で充電を停止させるよう設定する。
い場合には禁止時間を一律に10秒とするために禁止時間
10秒設定フラグ?FWT10Sを立ててデータnを強制的に50
とし、7より大きく50より小さい場合にはこのフラグを
クリアしてリターンする。
S11で禁止時間処理を解除してリターンする。
場合には、S.CS1からS.CS12へと処理が進められる。
セットされていない場合には禁止時間TWにn×125msを
セットすると共に、S.CS2でスタートされた禁止時間タ
イマーが禁止時間TWを越えたか否かを判断し、禁止時間
10秒設定フラグがセットされている場合には禁止時間タ
イマーが10秒経過したか否かを判断する。
ままリターンし、越えた場合にはS.CS9〜CS11で禁止時
間を完了してリターンする。
のときはn×125ms、n≧50のときは10秒となる。後述
するように、nは1回の充電で2加算され、4秒間開放
されると1減算されるので、ストロボ使用頻度に応じた
充電禁止時間が常に設定される。
パルス時間測定処理を示したものである。この処理は、
電圧−時間変換されたパルス時間によりストロボ用メイ
ンコンデンサの充電電圧を測定する処理である。
タイマーのタイムアップ前にRLSがLとなるか否かを判
定する。
以上となってNe管が点灯した場合のみであるため、2ms
間RLSがHのままである場合は充電電圧が270V以下と判
断し、S.RL5,RL6において充電電圧270V,280Vフラグを共
にクリアし、DGVを0/4としてリターンする。
り、この際の発光量によってガイドナンバーが定められ
ている。一方、このカメラでは、コンデンサがフルチャ
ージされていなくとも充電された分のみ発光させる場合
がある。従って、ガイドナンバーは充電電圧により補正
を加えなければ適正露出が得られない。DGVは、ストロ
ボ充電電圧によるガイドナンバーの補正量を示すパラメ
ータであり、315V以上で2/4、285V〜315Vの場合に1/4、
285V以下で0/4の値に設定される。
合、すなわち充電電圧が270V以上となっている場合に
は、S.RL7〜RL9でRLSパルス時間タイマーによりRLSがH
となるまでの時間を測定してパルス時間Tにセットす
る。
のパルスが現れてS.RL10に進んだ場合は、S.RL11〜RL14
の処理を一回実行し、測定されたRLSパルス時間Tによ
り測定基準時間T1を補正する。充電開始から500ms経過
後であれば、RAM中に保存された過去のT1の平均値T1AV
に重点を置いてT1を決定した後、このT1を新しい平均値
T1AVとして禁止時間データnに2プラスする。
がLとなった場合には、最初から270V以上に充電されて
いたと判断してT1の補正をせず、T1にはT1AVの値が設定
される。また、この場合には充電時間が短くトランスの
温度上昇も小さいものと判断し、禁止時間データnの加
算も行わない。
7図に示すように一定の関係を有している。しかし、製
品毎に多少のバラツキが生じる可能性がある。そこで、
ほぼ充電電圧270Vに対応しているものと考えられる初回
のRLSパルスの値を、充電時間毎に平均化してパルス時
間の評価に加えることにより、電圧検出の製品バラツキ
による格差を補正する構成としている。
アし、DGVを0/4として充電電圧270Vフラグ?FCH270を1
とする。
ルス時間測定処理では、S.RL17〜RL25において、最新の
RLSパルス時間Tを、電圧対応時間と比較して充電電圧
を判定している。
sが315V、T1/2+500μsが285V、T1/2+400μsが280V
となるように設計されている。前述の第7図では、この
T1が600μsである場合の例を示している。
する。そして、電圧に対応したDGVを設定し、充電電圧
が280V以上であれば充電電圧フラグを共に1としてリタ
ーンする。
る。
ムアウトチェック処理を示したものである。この処理
は、充電制御処理のS.CC12でスタートされる充電時間タ
イマーの計測時間に基づいて充電時間の上限を規定する
ものである。
間タイマーが6秒経過しても充電が継続されている場合
にタイムアップフラグ?FCHTUPを1とする。
ていれば充電完了フラグ?FCCMPを1とし、達していなけ
ればタイムアウトフラグ?FTOUTを1としてリターンす
る。タイムアウトフラグが立てられると、充電制御処理
内で充電が停止される。
内で実行される充電禁止時間処理を示している。この処
理は、カメラが放置状態にあってストロボが使用されな
い場合に、設定された禁止時間データnを減算する処理
であり、これにより充電禁止時間がTWが短縮される。
止されていると判断される場合、すなわち充電禁止時間
のカウント中、あるいは充電禁止時間が既に0になって
いる場合には、S.TC1から何も処理を行わずにリターン
する。
し、禁止時間データnが0となっていればS.TC5で禁止
時間短縮禁止フラグを1としてリターンし、次回のコー
ルからはnの減算を行わないよう設定する。
において4秒タイマーを用い、4秒放置される毎にnか
ら1づつ減算する。
が0となった場合のみである。
のフローを示したものである。この処理は、ロックスイ
ッチがONされて撮影レンズがロック位置に収納された際
に分岐して実行される処理である。
終了フラグ?LDENDの状態に応じてLCD表示に枚数表示を
点灯あるいは消灯させ、モードを初期値に戻す。
Fしていること、裏蓋スイッチBACKがOFFしているか、ON
していてもローディングが終了していること、ロックス
イッチがONしていることを条件に125msの繰り返しで実
行される。
禁止時間処理が行われる。
岐してS.LK61のリワインド処理を実行し、メイン処理の
先頭にジャンプする。
は、S.LK9,LK10をスキップしてループが形成され、裏蓋
が開放されるとローディング終了フラグがクリアされる
と共に、枚数表示が消灯される。そして、次回のループ
において裏蓋が閉じられれば、S.LK8からS.LK81のロー
ディング処理に進み、この処理が終了するとメイン処理
の先頭にジャンプする。
で充電要求フラグ?CHGRQと表示ホールドフラグ?WAITDと
を1にセットしてメイン処理へジャンプして処理が進め
られる。
ンデンサが放電されている場合が多いので、充電要求を
行うことにより電源ON後の最初のレリーズでストロボ発
光が必要な場合にも、充電完了を待つことなくすばやく
対応できるようにしている。
から分岐するシャッター制御関係のAEAF制御処理を説明
する。この処理には、前述したように測光スイッチSWS
がOFFからONへ変化し、かつ、モードの組合せが適正で
あるときに入るが、その他にも、この処理の中で一旦レ
リーズ待充電処理に分岐した後、あるいは連続撮影の際
のワインド後には、それぞれAEAF制御2、AEAF制御3の
端子からこの処理に入る。
入ったかにより測光測距ジャンプフラグ?AEAFをセット
する。AEAF制御処理の途中からレリーズ待充電処理に分
岐して再びこの処理に戻った場合には、後述するように
既に測光、測距等の検出は終了しているため、これらの
処理をジャンプさせるために?AEAFを1とし、その他の
場合に0としている。
オートレリーズフラグ?AUTORELの状態に従い、これが0
である場合に焦点距離表示を行っている。このフラグ
は、後述するようにインターバルのモード、あるいはダ
ブルセルフのモードの2枚目の撮影の際に1にセットさ
れ、これらの場合に測光スイッチSWS、レリーズスイッ
チSWRがOFFであっても自動的に撮影を実行させる。
トロボ用メインコンデンサの充電電圧を測定する。
求フラグ?CHGRQを0とする。
ルフの2枚目でなく、かつ、メイン処理、ワインド処理
からこのフローに入った場合にサブCPUから測距データ
を入力してこれに基づいてLL(レンズラッチ)演算を行
う。
することとなり、従って、インターバル撮影等の際には
ピントは1枚目と同一となる。インターバル撮影の場合
には撮影者がカメラから離れていることが一般的であ
り、撮影対象が画面中央の測距エリアから移動した場合
のピントズレを防止する必要があるからである。
ためのレンズ移動量を決める演算である。また、LL演算
では、レンズがズーム域にあって被写体が近距離にある
場合には、警告のための緑ランプ点滅フラグ?GLMPFLを
1にセットすると共に、レリーズロックフラグ?RLOCKを
1とする。レンズがマクロ位置にあって被写体が遠距離
にある場合には、上記の2つのフラグに加えてマクロテ
レシフトフラグ?MTSIFTを1とする。
から再びAEAF処理に入った場合を除いて、測光関係の処
理が実行される。
ISO感度を演算に用いるSv値に変換し、S.AF14ではレン
ズの焦点距離から開放Fナンバーの補正量αを求める。
そして、これらのデータとS.AF15においてサブCPUから
入力される測光データとに基づき、S.AF16においてAE
(自動露出)演算処理を実行してAEデータを求める。
演算処理がコールされ、FMデータがセットされる。な
お、一旦分岐したレリーズ待充電処理から再度この処理
に入った場合、AE演算はスキップするが、充電によって
DGVが変化している可能性があるため、FM演算は再度実
行することとしている。
たか否かをS.AF18においてレリーズロックフラグ?RLOCK
の状態から判断する。レリーズロックと判定されるの
は、レンズがズーム域にあって被写体が近すぎる場合
と、レンズがマクロ位置にあって被写体が遠すぎる場合
とである。これらの場合にはピントのあった写真が得ら
れないため、S.AF19〜AF21において緑ランプを点滅させ
て警告し、測光スイッチSWSが離されるのを待って赤、
緑ランプを消灯してメイン処理へとジャンプする。
所定値に達しておらず充電要求がある場合、インターバ
ルのモードでないこと、あるいはインターバルのモード
であっても1枚目の撮影であることを条件に第25図のレ
リーズ待充電処理へ分岐する。すなわち、インターバル
の2枚目以降では、充電電圧が所定値に達していなくと
も、充電された分のみ発光させることとし、以下のレリ
ーズシーケンスが実行される。
充電制御がなされており、この制御で所定値に達しなか
った場合には、再び充電処理を実行しても電圧が上昇す
る可能性は少ないからである。
Uへ出力する。
リーズスイッチの判断をスキップして第21図の「AFA」
へとジャンプする。自動撮影モードでない通常の撮影時
には、S.AF29,AF30においてFMデータに基づいてストロ
ボを発光させる場合に赤ランプを点灯させ、第21図の
「AFB」へと処理を進める。
プ点滅フラグ?GLMPFLに基づいて緑ランプを点灯、また
は点滅させる。ここで、緑ランプの点灯は撮影許可、点
滅は警告を意味する。
ることを条件にレリーズスイッチSWRがONされるのを待
ち、シャッターボタンから手が離された場合にはS.AF34
aで赤、緑ランプを消灯してメイン処理へとジャンプす
る。
に3sタイマーをスタートさせ、セルフタイマー、あるい
はダブルセルフの1枚目の場合に10sタイマーをスター
トさせ、ダブルセルフモードの2枚目の場合に5sタイマ
ーをスタートさせる。
バルタイマーが作動しているためそのままS.AF44以降の
タイムアップ待ちの処理へ進み、インターバルでもセル
フモードでもない場合には第22図の「AFC」へジャンプ
する。
5s,3sタイマーがタイムアップとなるのを待つループで
あり、タイムアップの他、モードボタンの操作によって
抜けることができ、この場合にはS.AF55,AF56で赤、緑
ランプ、セルフタイマランプを消灯すると共に、自動撮
影フラグをクリアしてモードをイニシャライズした後、
メイン処理へとジャンプする。
ーの残り時間表示がなされる。
イマーの残り時間がが3秒以内となると、セルフタイマ
ランプを4Hzで点滅させる。
基づき、セルフタイマの場合にはそのまま、ダブルセル
フの場合にはS.AF59でオートレリーズフラグ?AUTORELを
反転させた後に第22図の「AFC」へ進む。ダブルセルフ
の場合、1枚目の撮影においてはフラグを0から1と
し、2枚目の撮影においては1から0に戻して自動撮影
を解除する。
されたインターバル時間でインターバルタイマーをスタ
ートさせ、1枚目の撮影の際には撮影枚数の最大値を40
枚とし、2枚目以降の撮影を自動的に行うためにオート
レリーズフラグ?AUTORELを1とする。2枚目以降の撮影
の際には、LCD表示のインターバル残り時間表示を「0
s」とし、第22図の「AFC」へ進む。S.AF64の処理は、タ
イマーのタイムアップにより表示が0以外の数字に戻っ
てしまうことを避けるために行われる。
て各ランプ表示を消灯し、シャッター始動信号をサブCP
Uへ出力する。S.AF68,AF69では、多重撮影である場合に
デート写し込みを禁止する。
71でサブCPUからシャッター作動終了信号が入力される
のを確認し、第26図のワインド処理へ進む。
らシャッター開放信号が入力されるのを確認し、S.AF73
において本来のバルブであるか、マニュアルシャッター
であるかを判断する。バルブの場合には、S.AF74,AF75
でシャッターボタンから手が離されるのを待ち、S.AF76
でシャッター閉じ信号を出力する。マニュアルシャッタ
ーである場合には、S.AF77でマニュアルシャッター時間
のカウントを実行し、カウント終了後にシャッター閉じ
信号を出力する。
チェック処理を示したものである。
後、Ne管の立ち上がりを考慮して50ms待ち、前述のRLS
パルス時間測定処理を実行し、次に電圧チェック信号CH
CKをLとする。
ブルセルフ、またはインターバル作動中であれば禁止時
間短縮禁止フラグ?FCNTSTPをクリアし、それ以外の場合
にはそのままS.VC8へ進められる。従って、ダブルセル
フとインターバル作動中は禁止時間の短縮は実行しな
い。
?FCCMPとを共にクリアし、AEAF制御処理へとリターンす
る。
フラグ?FCHG270により、後述するFM演算内で充電要求フ
ラグ?CHGRQが立てられ、これによってレリーズ待充電処
理への分岐が行われる。
算処理を示したものである。
光時の絞り値Avsの決定を行うものである。
バルブの場合、あるいはオートであってAE演算処理内で
非発光とされた場合にFMデータを非発光としてAEAF制御
処理へリターンする。
プ)と基準のガイドナンバーとから絞り値Avsを求め、
S.FM7で充電電圧の情報DGVを加味して絞り値Avsを補正
する。上記のガイドナンバーは、ストロボコンデンサの
フルチャージ時を基準として設定されているため、電圧
が低い場合のガイドナンバーの低下を考慮にいれないと
露出がアンダーとなってしまうからである。
9,FM10ではズーム域にある場合にストロボ自身のズーミ
ングによるガイドナンバーの変化量ZDGVを加える。
ナンバーの変化量αを絞り値Avsからマイナスする。
ットすると共に、AEAF制御処理のS.FM6でコールされた
電圧チェック処理の結果に基づいてストロボコンデンサ
の電圧が270V以下であるときに充電要求フラグ?CHGRQを
1としてリターンする。
レリーズ待充電処理を示したものである。
し実行するためのループであり、この充電制御処理中で
立てられるタイムアップフラグ?FCHTUPと、280V充電フ
ラグ?FCH280とからタイムアップ、あるいは充電電圧280
V以上と判断された場合に抜け出ることができる。
れかのモードスイッチ(モードボタンA、モードボタン
B、クリアボタンC)をONさせることによりS.CH10へ抜
けることができ、自動撮影でない場合にはシャッターボ
タン15から手が離された際に抜けることができる。
なった場合にもレリーズ待充電処理を抜けることができ
る。これらの抜け出しの場合、S.CH10〜CH12において
赤、緑ランプを消灯すると共に、充電停止処理を行い、
自動撮影を解除してメイン処理へジャンプする。
は、S.CH13の充電停止処理を経てS.CH14〜CH16へ進み、
自動撮影のモードでなければ赤ランプを点灯させて発光
の準備ができた旨を表示させると共に、充電要求フラグ
?CHGRQをクリアして第20図のAEAF制御2へジャンプす
る。この処理からAEAF制御に入った場合には、前述した
ように測光、測距等を省略し、前回のデータを用いて演
算を行う。
後の電圧チェックは270Vを基準としているのは、充電停
止による電圧降下分及びノイズ等を考慮したものであ
る。
で充電完了とし、タイムアップも8秒で監視している。
しかし、レリーズ待充電処理内では、撮影者が測光スイ
ッチSWSを押しながら充電が終了するのを待機している
状態であるため、充電電圧280Vで充電完了、タイムアッ
プは6秒で監視している。従って、充電制御処理のS.CC
10で充電要求?CHGRQがクリアされないため、S.CH16にて
クリアしている。
処理を示したものである。
マ分巻き上げるための処理である。
バルを除いてLCD表示に枚数表示を行い、多重撮影の場
合にはS.WD3からS.WD4へ分岐して撮影方向を1コマ撮影
に戻してメイン処理にジャンプする。すなわち、多重撮
影は1回毎にクリアされることとなる。
げを行い、所定の時間内に巻き上げが終了しない場合に
はS.WD6からS.WD7へ分岐して自動撮影のフラグをクリア
し、S.WD71のリワインド処理を行ってメイン処理へジャ
ンプする。
ントアップし、S.WD9,WD10においてインターバルでなけ
れば新たな枚数カウントを表示する。このようにインタ
ーバルの場合に枚数表示を実行しないのは、後述するよ
うにインターバル撮影中は次の撮影までの残り時間が減
算表示されるからである。
て、ワインド処理後の分岐先が決定される。
れ続けていれば第20図のAEAF制御3へジャンプして露出
のシーケンスが続行され、ボタンが離されていればメイ
ン処理へとジャンプする。
た時点では再びAEAF制御へジャンプし、2枚目が終了し
た時点ではメイン処理へジャンプする。
制御処理へとジャンプし、上記何れのモードでもない場
合、すなわち1コマ撮影、またはセルフタイマーの場合
にはメイン処理へジャンプする。
インターバル制御処理を示したものである。この処理
は、撮影方式がインターバルに設定されている場合に、
2枚目移行の撮影までの時間を計りつつ待機する処理で
ある。インターバル以外の場合には、通常メイン処理内
でループして処理が実行されるが、インターバルの場合
にはメイン処理を介さずにAEAF制御処理とインターバル
制御処理との間でループして処理が実行される。
GRQと充電要求メモリフラグ?CHGRQMとを共にクリアす
る。
てこれが0となったか否かを判断する。このカウント初
期値は、AEAF制御処理のS.AF62でセットされた40枚であ
る。40枚の撮影を終了した場合には、S.IN4〜IN6で充電
停止処理を行うと共に、自動撮影フラグをクリアし、モ
ードイニシャライズ処理を実行した後にメイン処理へと
ジャンプする。
〜IN21のステップを125msの周期でループし、次の撮影
まで待機する。その間、いずれかのモードスイッチ又は
クリアスイッチがONされると、モードをイニシャライズ
してメイン処理へジャンプする。
されているが、測光スイッチをONすると枚数表示がなさ
れ、ズームのテレ、ワイドスイッチをONすると焦点距離
表示を行う。
CHGRQMが共に1にセットされる。このタイマーは、AEAF
制御処理のS.AF60でセット、スタートされるものであ
る。
を行い、0であるときにはそのままパスさせる。
ープで強制的に充電をスタートし、ここで充電が十分行
なわれたことが検知された場合には充電を停止し、更に
次のループからは充電制御をパスすることとなる。
IN22,IN23で充電の停止とタイマーの残り時間表示とを
行い、第27図のAEAF制御処理へとジャンプしてこの処理
のS.AF44〜AF54でタイムアップとなるまで待機する。
素と、上記実施例の対応部分との関係について説明す
る。
する説明(第12ページ)に記載された電圧検出回路に相
当する。電圧検出回路は、Ne管、トランジスタTr3,Tr
4、抵抗R4〜R8、コンデンサC3から構成され、電圧チェ
ック信号CHCKのHからLへの変化が入力され、かつ、充
電電圧が所定の基準電圧を越えたときにのみ充電電圧に
応じたRLSパルスを出力する。
ず、その場合にはパルスは出力されない。
する。CPUは、第16図に示すRLSパルス時間測定処理にし
たがい、RLSパルスの時間幅に対応して充電電圧を5段
階に分け、これに応じてガイドナンバーの補正量を示す
パラメータDGVを設定している。
る270Vであり、これがストロボ発光を許可する最低電圧
として設定されている。すなわち、Ne管が点灯する場合
には、第16図のS.RL16,S.RL20で充電電圧が270V以上で
あることを示すフラグ?FCH270が1となり、これがスト
ロボ発光の条件となる。
を構成するトランジスタTr3、「ヒステリシス素子」はN
e管、「補償手段」は、コンデンサC3に相当する。実施
例に記載されるように、Ne管の通電開始電圧は270V、通
電中電圧は220Vであり、トランジスタTr3がONすること
によりメインコンデンサC1の電圧が印加される。また、
トランジスタTr3がOFFした後、Ne管からの電流がコンデ
ンサC3へ流れ、その間Ne管への通電が補償される。通電
が補償されている間はトランジスタTr4がONしてRLSがL
となる。コンデンサC3の充電が進むと、抵抗R4のコンデ
ンサC3側の電位が徐々に上昇し、Ne管の点灯を維持する
のに必要な電流を流せなくなる。これによってNe管は消
灯し、抵抗R4からコンデンサC3への電流も流れなくなる
ため、トランジスタTr4がOFFしてRLSはHとなる。コン
デンサC3による通電が補償されてRLSがLとなっている
時間が、請求項1の「通電を補償している時間」であ
り、RLSのLレベルが「時間に対応したパルス」であ
る。
いる。
置によれば、ストロボのメインコンデンサの充電電圧を
比較的簡単な構成で細かいレベルで検出することがで
き、例えば充電電圧に応じた発光量に対応して露出制御
等を行うことができると共に、充電電圧が所定の基準電
圧を越えた場合にのみパルスを出力するため、パルス時
間の測定に際して誤判断の可能性を低減することがで
き、また、パルスの時間測定を実行する際には既にスト
ロボが発光可能となるため、たとえパルス時間の測定を
誤った場合にも、ストロボを発光させるべき場合に非発
光となるといった事態を避けることができる。
メラを示したものである。 第1図〜第3図はカメラの外観を示したものであり、第
1図は平面図、第2図は正面図、第3図は背面図であ
る。 第4図は制御回路のブロック図、第5図はストロボ関係
の回路図、第6図は電圧チェックのタイミングチャー
ト、第7図はRLSパルス時間と電圧との関係を示すグラ
フである。 第8図〜第27図は、この実施例のストロボ制御装置を備
えるカメラの機能を示すフローチャートであり、第8図
はリセット処理、第9,11,12,13図はメイン処理、第10図
はループ抜け出し処理、第14図は充電制御(充電停止処
理含む)処理、第15図は充電禁止処理、第16図はRLSパ
ルス時間測定処理、第17図はタイムアウトチェック処
理、第18図は充電禁止時間短縮処理、第19図はロック処
理、第20,21,22図はAEAF制御処理、第23図は電圧チェッ
ク処理、第24図はFM演算処理第25図はレリーズ待充電処
理、第26図はワインド処理、第27図はインターバル制御
処理を示している。 1……カメラ本体 2、3……ズームレンズ鏡筒 4……測距部 5……ファインダー窓 6……ストロボ CdS……測光用受光素子 7……セルフタイマーランプ 8……裏蓋 9……LCD表示 10……ズームレバー A,B……モードボタン C……クリアボタン D……緑ランプ E……赤ランプ 11……裏蓋開放レバー 14……電源レバー 15……シャッターボタン 16……マクロボタン LOCK……ロックスイッチ SWS……測光スイッチ SWR……レリーズスイッチ MCRO……マクロスイッチ TELE……ズームのテレスイッチ WIDE……ズームのワイドスイッチ MDA……モードAスイッチ MDB……モードBスイッチ MDC……クリアスイッチ BACK……裏蓋スイッチ REW……リワインドスイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】ストロボ用のメインコンデンサの充電電圧
をチェックする電圧チェック信号が入力された際に、前
記メインコンデンサの充電電圧に応じた時間幅のパルス
を出力するパルス出力手段と、該パルスの時間幅を測定
して前記充電電圧を検出する電圧測定手段とを備え、 前記パルス出力手段は、充電電圧が所定の基準電圧を越
えた場合にのみパルスを出力するもので、メインコンデ
ンサの充電電圧をチェックする電圧チェック信号に基づ
いてON/OFFするスイッチ手段と、 通電開始電圧と通電中電圧とが異なり、通電電流が通電
保持電流以下になるとOFFする特性を有し、前記スイッ
チ手段のONによりメインコンデンサの電圧が印加される
ヒステリシス素子と、 前記ヒステリシス素子の通電中に前記スイッチ手段がON
からOFFした後に前記ヒステリシス素子への通電電流が
通電保持電流に減少するまで前記ヒステリシス素子への
通電を補償する補償手段とを備え、 該補償手段は前記ヒステリシス素子の通電を補償してい
る時間に対応したパルスを出力し、前記基準電圧はスト
ロボ発光許可電圧であることを特徴とするストロボ制御
装置。 - 【請求項2】前記ヒステリシス素子はネオン管であるこ
とを特徴とする請求項1記載のストロボ制御装置。 - 【請求項3】前記補償手段は、コンデンサであることを
特徴とする請求項1記載のストロボ制御装置。
Priority Applications (9)
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US07/494,237 US5016038A (en) | 1989-03-15 | 1990-03-15 | Strobe control apparatus |
DE4042663A DE4042663B4 (de) | 1989-03-15 | 1990-03-15 | Verfahren zum Laden des Kondensators eines Blitzlichtgeräts |
FR9003344A FR2644663B1 (fr) | 1989-03-15 | 1990-03-15 | Dispositif pour la commande d'un flash d'appareil photographique |
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1989
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