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JP3122307U - 和装用帯 - Google Patents

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Publication number
JP3122307U
JP3122307U JP2006002245U JP2006002245U JP3122307U JP 3122307 U JP3122307 U JP 3122307U JP 2006002245 U JP2006002245 U JP 2006002245U JP 2006002245 U JP2006002245 U JP 2006002245U JP 3122307 U JP3122307 U JP 3122307U
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JP
Japan
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design
belt
band
color
kimono
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Application number
JP2006002245U
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English (en)
Inventor
良己 三好
Original Assignee
株式会社ニーブセンス
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Publication date
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Abstract

【課題】 一本の帯で他種類の意匠を実現する。
【解決手段】 帯1の全長方向の中央付近を境に、色彩または模様または色彩及び模様からなる意匠を両方向で違える。
【選択図】 図1

Description

この考案は和装に使用する帯に関し、より詳細には締め方によって色彩や模様を変化させることを可能とした帯に関する。
長尺の布片を胴に巻いて両端同士を結び付けることにより着物を体に固定する服飾品として帯が公知である。和服の服飾美をかたちづくる上において、帯は着物と並んで重要な役割を占める。そのため、女性の場合は、合わせる着物や着用の場面に応じて色彩や模様等の意匠が異なる帯を複数保有するのが通常である。しかしながら、和服を着る機会の少ない男性の場合は、帯を複数保有することは少なく、一つの帯を使いまわしているのが現状であり、服飾美に変化が乏しいという問題があった。
この考案は以上の問題点に鑑みて創作されたものであり、一つの帯で複数種の意匠を実現することを技術的な課題とするものである。一つの帯で複数種の意匠を実現するという発想自体は目新しいものではなく、表裏の意匠を違えてリバーシブルに使用できるようにした、所謂「昼夜帯」や特許文献1及び2に示すように帯の外装布を着脱自在に構成し、一つの帯に対して意匠を違えた複数種の外装布を用意するという考案が公知である。
実公昭9−15241号公報 特開2005−325463号公報
しかしながら、前者の「昼夜帯」においては実現できる意匠の種類は最大2種類しかないという問題があった。
又、後者の公知考案においては帯に対して複数種の外装布が附属する結果、常にこれらをセットで保管しておかなくてはならない煩わしさがあり、また附属させる外装布の分コストも嵩むという問題があった。
この考案は一つの帯で複数種の意匠を実現するという作用を上記の従来技術とは異なる技術的思想により実現するものであり、全長方向の中央付近を境に、色彩または模様または色彩及び模様からなる意匠を両方向で違えた構成よりなる。
帯は着用にあたり、胴部に二巻き以上するのが通常である。この場合、一巻き目の帯の部分は二巻き目の帯の部分に覆われて外には表れない。この考案によれば全長方向の中央付近を境に、色彩または模様または色彩及び模様からなる意匠を両方向で違えているので、巻き終わりの側の帯の意匠が外に表れることとなる。よって、巻き始め、巻き終わりを違えることにより任意の意匠を選択することが可能となる。
更に、この考案によれば帯の表裏の意匠も違えることにより、最大四種類の意匠の変化を実現できる帯とすることが可能となる。
又、「垂れ」と「手」が交差する帯の結び目部分においてはそれぞれ帯の両端に位置する「垂れ」と「手」は異なる意匠なのでこれらが組合わさって今までにない斬新な意匠を実現することも可能となる。
以上の効果を有するこの考案の帯は交換用の外装布を要さず、帯の締め方によって色彩や模様を変化させることを可能としているのでコストが増大することなく、しかも帯自体は一本で済むので、保管や携帯も容易となる。
以下、この考案の和装用帯の具体的実施例を添付図面に基づいて説明する。図1及び図2はこの考案の第1実施例を示す図である。図中符号1は帯を指す。尚、(A)は帯の表側、(B)は裏側である。この実施例においては帯1として男性用の角帯を例にとっているが、この考案を実施可能な帯は角帯に限らないことは勿論である。ここでは、帯1の全長方向の中央付近を境に、左方2の表裏の意匠と右方3の表裏の意匠を違えている。この実施例では意匠を違えた例として左方2の色彩を淡色、右方3の色彩を濃色としたものを例示しているが、この考案における意匠には色彩または模様または色彩及び模様が含まれる。又、材質や織り方の違いも、それが外観に表れる限り模様と扱う。
図6及び7は上記の実施例の帯の着用例を示す図である。ここでは帯の右方3を巻き始め側に選択して着用しているので、外に表れのは淡色側である左方2の意匠である。一方、結び目部分(ここでは貝の口を図示している)においては左方2に位置する垂れRが淡色、右方3に位置する手Tが濃色となって表れることとなる。
図3はこの考案の第2実施例を示す図であり、ここでは帯1の右方3の裏側の意匠のみを他の部分の意匠と違えている。
図4はこの考案の第3実施例を示す図であり、ここでは帯1の右方3の表側の意匠と裏側の意匠を違えている。
図5はこの考案の第4実施例を示す図であり、ここでは帯1の左方2の表側の意匠と裏側の意匠、それに右方3の表側の意匠と裏側の意匠の全てを違えている。
この考案の和装用帯の第1実施例の斜視図。 同上、表裏の平面図。 この考案の和装用帯の第2実施例の表裏の平面図。 この考案の和装用帯の第3実施例の表裏の平面図。 この考案の和装用帯の第4実施例の表裏の平面図。 この考案の和装用帯の第1実施例の着用例を示す平面図。 この考案の和装用帯の第1実施例の着用例を示す平面図。
符号の説明
1 帯
2 左方
3 右方
T 手
R 垂れ

Claims (3)

  1. 全長方向の中央付近を境に、色彩または模様または色彩及び模様からなる意匠を両方向で違えたことを特徴とする和装用帯。
  2. 片方向の表面の意匠に対して他方向の表面の意匠を違えた請求項1記載の和装用帯。
  3. 片方向の表面の意匠に対して他方向の裏面の意匠を違えた請求項1または2記載の和装用帯。
JP2006002245U 2006-03-28 2006-03-28 和装用帯 Expired - Fee Related JP3122307U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5156142B1 (ja) * 2012-10-15 2013-03-06 芳子 菊地 付け帯
JP5156145B1 (ja) * 2012-10-31 2013-03-06 芳子 菊地 名古屋帯

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5156142B1 (ja) * 2012-10-15 2013-03-06 芳子 菊地 付け帯
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