JP3119718B2 - 低圧発電方法とその装置 - Google Patents
低圧発電方法とその装置Info
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Description
い効率で蒸気タービンを駆動させる低圧発電方法とその
装置に関する。
ラー、産業用加熱炉、各種廃棄物、たとえば下水汚泥、
有機物を含むスラッジまたは都市ごみなどの可燃物を焼
却炉から発生するガスを用いて蒸気タービンを駆動させ
て発電する方法とその装置に関する。
石燃料を燃焼させて高温高圧の蒸気を発生させ、過熱し
て蒸気タービン内でエンタルピー落差を有する状態で機
械的エネルギーに変換し、発電を行っている。
を用いて、あるいは都市ごみ、都市下水、産業有機物を
含む廃棄物、産業固形廃棄物などを焼却して、その焼却
排ガスを利用して自家発電を行うことも一般化してい
る。
は、発電効率の点から、臨界圧力にして運転し、あるい
は過熱度を極度に高め、さらには再熱を行うなどの運転
操作を伴い、設備費が嵩み、運転制御上も高度運転員を
必要とするなど、小型の発電プラント(たとえば蒸気発
生量:20ton /hr以下)に、そのまま適用することが困
難である。
HClやSOxが発生するために、大型の発電設備のよ
うに、ボイラーの圧力を臨界圧力近くまで高めることは
困難であり、過熱度を高めることにも限界がある。たと
えば、塩酸の発生があるときには、300 ℃以上の過熱蒸
気を得ることができず、鉄皮温度が150 ℃以下の運転は
その塩酸の凝縮による腐食が生じるので、この温度を超
える運転が必要となる。
高圧のボイラーを用いなくとも、低圧の蒸気を用いて発
電を行うこと、その際に高い効率で発電すること、低圧
での運転を可能とし高価な圧力容器の使用を避けて設備
費の低減を図ること、腐食性排ガスによる腐食を避ける
ことにある。
が発生器、凝縮器、蒸発器及び吸収器を順に循環し、か
つ前記発生器から前記吸収器へ二作動流体の濃厚液が移
行する吸収式ヒートポンプを構成し、循環水が前記凝縮
器及び吸収器を通るように構成し、高温ガスの全量を過
熱器を通した後に、その全量を前記発生器に導いてその
加熱源とし、発生する二作動流体のベーパーを凝縮器に
供給し、この凝縮器で前記循環水を蒸発させて、その蒸
気を前記過熱器に導いた後、その過熱蒸気を蒸気タービ
ンに供給してその蒸気タービンを駆動し、前記蒸気ター
ビンの排気は、前記蒸発器および温水用コンデンサーの
うち少なくとも前記蒸発器に導き、二作動流体の加熱源
とした後、ここで凝縮した水は前記循環水として前記凝
縮器および前記吸収器に並列に返送し、前記凝縮器での
二作動流体の凝縮液は蒸発器に移行させそこで蒸発させ
た後、これを吸収器に導き、この吸収器内で、前記発生
器からの前記濃厚液と直接接触させ二作動流体の吸収凝
縮を行うとともに、その凝縮熱により前記循環水を蒸発
させて、この循環水の蒸発蒸気は前記凝縮器での循環水
の蒸発蒸気と共に前記過熱器に導いて前記蒸気タービン
の駆動熱源とすることことで解決できる。ここで、吸収
式のヒートポンプの二作動流体は、水−リチウムブロマ
イド系、水−アンモニア系およびフロン−有機物系の群
から選択することができる。
と、過熱器と、二作動流体が発生器、凝縮器、蒸発器及
び吸収器を順に循環し、かつ前記発生器から前記吸収器
へ二作動流体の濃厚液が移行する吸収式ヒートポンプ
と、蒸気タービンとを備え、循環水が前記凝縮器及び吸
収器を通るように構成し、高温ガス源からの高温ガスの
全量が前記過熱器が通り、その全量が発生器に導いてそ
の加熱源とする手段、発生器での前記二作動流体の発生
ベーパーは凝縮器に供給し、この凝縮器で前記循環水を
蒸発させて、その蒸気を前記過熱器に導いた後、その過
熱蒸気を蒸気タービンに供給してその蒸気タービンを駆
動する手段、前記蒸気タービンの排気は、前記蒸発器お
よび温水用コンデンサーのうち少なくとも蒸発器に導
き、その加熱源とした後、蒸発器で凝縮した水は吸収器
に循環水として返送する手段、前記凝縮器での二作動流
体の凝縮液は蒸発器に移行させそこで蒸発させた後、こ
れを吸収器に導き、この吸収器内で、前記発生器からの
前記濃厚液と直接接触させ二作動流体の吸収凝縮を行う
とともに、その凝縮熱により前記循環水を蒸発させる手
段、前記吸収器での循環水の蒸発蒸気は前記凝縮器での
循環水の蒸発蒸気と共に前記過熱器に導いて前記蒸気タ
ービンの駆動熱源とする手段、を含む構成としたもので
ある。
られると、吸収式ヒートポンプにより、凝縮器および吸
収器の両者から発生する蒸気のもっている熱量は2Qと
なり、供給熱量の約2倍の熱量を取り出すことができ
る。この熱量により蒸気タービンを駆動することによ
り、高い発電効率を得ることができる。したがって、比
較的低温であるとしても、その熱を有効に利用できるの
で、発電量として、高温高圧のボイラーから発生する蒸
気により発電する場合と遜色ない発電量を得ることがで
きる。
とえば水−リチウムブロマイド系の沸点は沸点上昇によ
り常圧で160 〜170 ℃とすることができるので、この発
生器に過熱器2を経て直接的に燃焼ガスを通して加熱し
たとしても、発生器の操作温度が高くその加熱管の温度
が高いので、塩酸の加熱管表面での凝縮による腐食を防
止できる。
排気を蒸発器に導き凝縮させて吸収式ヒートポンプを完
成している。この場合、余剰の排気は温水コンデンサー
などで凝縮させて循環させる。余剰の排気を温水として
回収できることにも利点がある。蒸気タービンの排気の
蒸発器および温水コンデンサーへの振り分け態様として
は、低温の冷却水を利用できるか否かなどの態様により
適宜選択できる。
実施例によりさらに詳説する。1はガス発生源、たとえ
ば各種焼却炉であり、このガス発生源1からの排ガス
は、過熱器2に導かれた後、吸収式のヒートポンプの駆
動熱源とされる。このヒートポンプは、発生器3、凝縮
器4、蒸発器5および吸収器6を含んでいる。また、ヒ
ートポンプで得られた熱は、過熱器2を通った後、蒸気
タービン7を駆動し、発電機8を運転するようになって
いる。
らの高温排ガスを導管9を介して発生器3に導き、その
排ガスのもっている熱により冷媒を蒸発させ、この蒸発
冷媒を凝縮器4に供給し、凝縮器4内のドレンを蒸発さ
せ、蒸気は循環ブロワ19により、導管10を通して、
過熱器2で過熱した後に蒸気タービン7に供給して発電
機8を運転する。循環ブロワ19は、起動用および安全
運転上のために設けるもので、操作条件によっては不要
である。
管11を介して蒸発器5に供給するとともに、凝縮器4
での凝縮水を導管12を通して蒸発器5に入れ、その凝
縮水を蒸発器5内において、前記のタービン排気の持っ
ている熱により蒸発させる。ここでの発生ベーパーは、
導管13を介して吸収器6内に導く。この吸収器6は発
生器3とは、濃厚液の供給管路14および希薄液の返送
管路15を通して循環ポンプ16により循環させる循環
路により連結されているとともに、希薄液と濃厚液との
熱交換器17が途中に設けられている。
14からの吸収剤液の濃厚液と蒸発器5からの発生ベー
パーが管内で直接接触して凝縮して、管外の循環水を蒸
発させる方式を採ることができる。この際の凝縮熱は、
後述の循環水の蒸発により除去され、この蒸発に伴う蒸
気は、過熱器2に供給管路18を通して循環ブロワ19
により供給される。希薄になった吸収剤液は循環ポンプ
16により発生器3に返送される過程で熱交換器17に
おいて、濃厚液と接触して熱交換が行われ、発生器3の
負荷が少ない状態での操作が行われる。
えば半分程度は温水コンデンサー20に供給されて、被
過熱用水21Aを温水21Bとして取り出しながら、自
らは凝縮して、循環水として、蒸発器5での凝縮水と一
緒に、循環ポンプ22により導管23を介してエコノマ
イザー24を経て、吸収器6および凝縮器4に前述の循
環水の経路により返送される。エコノマイザー24で
は、発生器3を通った後の排ガスにより循環水を加熱す
る。このエコノマイザー24の設置は、発生器3の負荷
を軽減させる利点がある。
で用いる二作動流体としては、水−リチウムブロマイド
系や、水−アンモニア系、あるいはフロン−有機物系な
どのものを用いることができる。
2の高温側回収部2Aと低温側回収部2Bに対して、第
1蒸気タービン7Aおよび第1発電機8Aを設けるとと
もに、第2蒸気タービン7Bおよび第2発電機8Bを設
けて、第1蒸気タービン7Aの排気は蒸発器5の蒸発用
に、第2蒸気タービン7Bの排気は温水コンデンサー2
0の加熱用に用いるものである。
スを利用したフローシートに従う実施例を示して、本発
明の効果を明らかにする。水分35%、発熱量2000Kcal/
kgの都市ゴミを65t/日で流動焼却炉に投入し、発生す
る850 ℃の燃焼排ガス量13270 kg/hrを、過熱器2に通
した。このときの過熱器2の出口温度は125 ℃あった。
過熱器2を通った排ガスは、水−リチウムブロマイドの
水溶液がサイクルする吸収式ヒートポンプの発生器3に
導き、その加熱源として利用した。発生器3での圧力は
760 mmHgで、165 〜170 ℃で運転した。また、発生器3
では吸収器6からの63%濃度の溶液を66%まで濃縮し
た。
凝縮させる凝縮器4に導き、循環水を温度95℃で蒸発さ
せるとともに、凝縮ドレンは45〜46℃の蒸発温度で運転
している蒸発器5に供給した。凝縮器4での操作圧力
は、650 〜660 mmHg、蒸発器5での操作圧力は約68mmHg
とした。この蒸発器5では、蒸気タービンよりの排気蒸
気を供給して、蒸発操作を行い、発生した蒸気は操作圧
力650 〜660 mmHgの吸収器6に供給し、発生器3からの
リチウムブロマイド濃厚水溶液と接触させて、吸収凝縮
させた。この場合、100 ℃程度の凝縮温度で運転され
た。
され、発生した蒸気は、過熱器2において過熱し、125
℃の蒸気として蒸気タービン7に供給され、ここで発電
機8を駆動して、循環ブロワ19の消費電力を差し引い
て450 kw/hrの電力を得た。なお、循環水量は約84 T
on/hrで、全発生蒸気量は8960〜9100kg/hrで、その55
〜56%は吸収器6で、44〜46%は凝縮器4で発生した。
この熱回収効果および発電効率は、従来のエネルギー回
収設備よりはるかに大きなものであった。
縮器、蒸発器、吸収器のそれぞれの操作圧力および温度
は、2kgf /cm2 (165 〜173 ℃)、2kgf /cm2 (11
5 ℃)、340 〜355 mmHg(79〜80℃)、2kgf /cm
2 (115 ℃)とした。かかるシステムにより発生した全
蒸気量は7934kg/hrで、150 〜160 ℃の温度の過熱蒸気
3400kg/hrを公称出力200 KWの蒸気タービンに供給し、
その排気を全量蒸発器に導き凝縮させた。残部の蒸気45
34kg/hrは250 ℃まで加熱し、公称出力600 KWの蒸気タ
ービンに供給し断熱膨張させ、その排気を37℃の凝縮温
度で運転されている凝縮復水器で全量凝縮した。その結
果、全発電量は702 KWで効率の高い発電を行うことがで
きた。
電能力は、200 t/日当たり1250kw/hrであるのに対
して、実施例1では750 kw/hr、実施例2では1180k
w/hrであることから、きわめて高い発電効率となる。
しかも、実施例1では常圧運転、実施例2が0.6 kgf/
cm2 Gの低圧運転であることから、設備費の低減を図る
ことができ、かつ運転が容易となる利点があることが判
った。
のボイラーを用いなくとも、低圧の蒸気を用いて発電を
行うことができるとともに、その際に高い効率での発電
が可能である。さらに、低圧での運転を可能とし高価な
圧力容器の使用を避けて設備費の低減を図ることがで
き、腐食性排ガスによる腐食を避けることができるなど
の利点がもたらされる。
ートである。
器、5…蒸発器、6…吸収器、7…蒸気タービン、8…
発電機、20…温水コンデンサー。
Claims (3)
- 【請求項1】二作動流体が発生器、凝縮器、蒸発器及び
吸収器を順に循環し、かつ前記発生器から前記吸収器へ
二作動流体の濃厚液が移行する吸収式ヒートポンプを構
成し、循環水が前記凝縮器及び吸収器を通るように構成
し、 高温ガスの全量を過熱器を通した後に、その全量を前記
発生器に導いてその加熱源とし、発生する二作動流体の
ベーパーを凝縮器に供給し、この凝縮器で前記循環水を
蒸発させて、その蒸気を前記過熱器に導いた後、その過
熱蒸気を蒸気タービンに供給してその蒸気タービンを駆
動し、 前記蒸気タービンの排気は、前記蒸発器および温水用コ
ンデンサーのうち少なくとも前記蒸発器に導き、二作動
流体の加熱源とした後、ここで凝縮した水は前記循環水
として前記凝縮器および前記吸収器に並列に返送し、 前記凝縮器での二作動流体の凝縮液は蒸発器に移行させ
そこで蒸発させた後、これを吸収器に導き、この吸収器
内で、前記発生器からの前記濃厚液と直接接触させ二作
動流体の吸収凝縮を行うとともに、その凝縮熱により前
記循環水を蒸発させて、この循環水の蒸発蒸気は前記凝
縮器での循環水の蒸発蒸気と共に前記過熱器に導いて前
記蒸気タービンの駆動熱源とすることを特徴とする低圧
発電方法。 - 【請求項2】吸収式のヒートポンプの二作動流体は、水
−リチウムブロマイド系、水−アンモニア系およびフロ
ン−有機物系の群から選ばれる請求項1記載の低圧発電
方法。 - 【請求項3】高温ガス源と、過熱器と、二作動流体が発
生器、凝縮器、蒸発器及び吸収器を順に循環し、かつ前
記発生器から前記吸収器へ二作動流体の濃厚液が移行す
る吸収式ヒートポンプと、蒸気タービンとを備え、循環
水が前記凝縮器及び吸収器を通るように構成し、 高温ガス源からの高温ガスの全量が前記過熱器が通り、
その全量が発生器に導いてその加熱源とする手段、 発生器での前記二作動流体の発生ベーパーは凝縮器に供
給し、この凝縮器で前記循環水を蒸発させて、その蒸気
を前記過熱器に導いた後、その過熱蒸気を蒸気タービン
に供給してその蒸気タービンを駆動する手段、 前記蒸気タービンの排気は、前記蒸発器および温水用コ
ンデンサーのうち少なくとも蒸発器に導き、その加熱源
とした後、蒸発器で凝縮した水は吸収器に循環水として
返送する手段、 前記凝縮器での二作動流体の凝縮液は蒸発器に移行させ
そこで蒸発させた後、これを吸収器に導き、この吸収器
内で、前記発生器からの前記濃厚液と直接接触させ二作
動流体の吸収凝縮を行うとともに、その凝縮熱により前
記循環水を蒸発させる手段、 前記吸収器での循環水の蒸発蒸気は前記凝縮器での循環
水の蒸発蒸気と共に前記過熱器に導いて前記蒸気タービ
ンの駆動熱源とする手段、 を含むことを特徴とする低圧発電装置。
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