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JP3116614U - 消臭芳香剤 - Google Patents

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JP3116614U
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deodorizing
deodorant
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喜嗣 菅
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NOL CORPORATION CO., LTD.
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NOL CORPORATION CO., LTD.
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Abstract

【課題】
タバコ臭や居住空間の不快な臭いを選択的に吸収する優れた消臭効果を有するチップ状の消臭芳香剤を提供する。
【解決手段】
悪臭成分と選択的に反応することにより消臭性能を発現するチップ状の多孔質体鉱物からなることを特徴とする消臭芳香剤とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、消臭芳香剤に関し、タバコ臭や居住空間の不快な臭いを選択的に吸収する優れた消臭効果を有するチップ状の消臭芳香剤に関する。
タバコを好まない人にとってタバコの臭いは不快なものである。また室内の臭いも他人に対して不快感を与えるものである。これらの臭いを消臭あるいは芳香する手段として、固形の消臭・芳香剤を臭いの気になる場所に設置したり、スプレータイプやミストタイプの消臭・芳香剤を空中に散布する方法がある。
また、タバコの臭いを消臭する方法として、従来より消臭機能を有した不燃性の顆粒状の固形物を灰皿に充填する方法がある。充填材として、例えば、多孔質の鉱物材料からなる顆粒状の母材に揮発性の消臭材料を担持させたものが挙げられる(特許文献1参照)。この消臭材料を担持させた顆粒を灰皿の中敷材として灰皿の底に充填し、この中敷材に吸殻の燃焼部分を差し込んでタバコを消火し、同時に臭いを消臭する。
特開平06−000074
前述した従来のタバコの中敷材は、母材に消臭材料を担持させた構成であり、その消臭材料に揮発性の植物精油などを用いている。従って、中敷材が一旦密閉状態から開放されると消臭効果を呈する一方でその消臭材自体の揮発も進み、その効果は経時的に低下するものであった。従って、長期間の使用には向かず、新しく中敷材を充填しなおすか、消臭材を追加して効果を確保しなければならなかった。
本考案者は上記問題点に鑑み、居住空間で装飾・観賞用に用いる植木鉢等の充填材や建築材料に用いられているバーミキュライトに優れた消臭性能があることに着目し、このバーミキュライトをタバコや居住空間の臭いを消臭する消臭材料として応用することを見出し、本考案を完成するに至った。
すなわち、本考案は悪臭成分と選択的に反応することにより消臭性能を発現するチップ状の多孔質体鉱物からなる消臭芳香剤に関する。該多孔質体鉱物としてはバーミキュライトを用いることが好ましい。また、該多孔質体鉱物は粒径が約1〜10mmとなるように破砕し、チップ状として用いることが好ましい。
また、本考案は消臭剤成分を該チップ状の多孔質体鉱物の重量に対して5重量%以下の割合で添加することを特徴とする消臭芳香剤に関する。
本考案の消臭芳香剤は優れた消臭性能を有し、また手軽に取り扱えるという利点を有する。また、香料を担持させた場合は、その香りが空中に拡散するため爽快感を与えることができる。
以下、本考案の消臭芳香剤について、詳細に説明する。
本考案の消臭芳香剤は、悪臭成分を吸着可能な多孔質体鉱物をチップ状にして用いることを特徴とする。該多孔質体鉱物は、不燃性であり、且つ有機分子を吸着可能であれば特に限定されないが、特にバーミキュライトが好ましく用いられる。該バーミキュライトは、蛭石を加熱処理により発泡させた焼成物であるが、開気孔の多い多孔体であるため表面積が大きく、有機物を物理吸着することができる。また軽量で手軽に扱えることも特徴である。
本考案に用いるバーミキュライトは粒径が1〜10mm程度の大きさになるように破砕したものを用い、好ましくは粒径が約3〜6mmとなるように破砕しチップ状とする。粒径が小さすぎると、その軽量さゆえに風などの外部の影響を受けやすくなり取り扱いが不便になる。また粒径が10mmを超える大きさになると、表面積が小さくなるため消臭性能が低下したり、例えば灰皿に充填して用いる場合に、美観が損なわれたりするため好ましくない。
また、チップ状とすることでバーミキュライトの加工がしやすく、また不揃いの破砕片もインテリアとしておしゃれな美観効果を与えることができる。
バーミキュライトはそれ自体で優れた消臭効果を有するが、所望により消臭剤を担持させることができる。消臭剤としては、揮発性で人体に害を与えないものであれば特に限定されず、市販のものを用いることができる。例えば、スーパーピュリエール(商品名、松下電工化研株式会社製)などを例として挙げることができる。
該消臭剤はバーミキュライトの重量に対し5重量%以下の割合で付着させることが好ましい。5重量%を超えて消臭剤を添加するとバーミキュライト自身が有する消臭効果を阻害することになるため好ましくない。
消臭剤の添加方法としては、バーミキュライトを容器にとり、消臭剤を添加し全体になじむように攪拌すればよい。
また、本考案はバーミキュライトの消臭効果を妨げない範囲で香料や着色料を添加することができる。
香料は消臭と同時に芳香を与えることを目的として用いられる。バーミキュライトの消臭作用と同時に該バーミキュライトになじませた香料成分が徐々に揮発し、空中に拡散するため、爽快感を与えることができる。例えば、タバコの臭いの消臭剤に添加した場合、タバコを消す時の熱で香りが広がり、臭いの消臭だけでなくさわやかな香りを提供することができる。
着色料は美観効果を目的として用いられる。カラフルな色でバーミキュライトを着色することにより、室内に設置した場合インテリアとして用いることができる。
また、着色料とその色のイメージに合った香料を組み合わせて用いることでバラエティに富んだインテリアグッズとして楽しむこともできる。
本考案の消臭芳香剤の使用形態としてはとくに限定はされないが、タバコの灰皿や居住空間に設置して用いる。
例えば、タバコの臭いを消臭するための消臭剤として用いる場合は、図1に示すように、本考案の消臭芳香剤1を灰皿2に充填して用いる。使用量としては、灰皿の大きさに合わせて適宜調整すればよく、該消臭芳香剤を灰皿の底面が十分に隠れる程度充填すればよい。
また、本考案は部屋、トイレ、玄関、クローゼット、下駄箱などの居住空間にも好適に用いることができる。その場合、ガラスや陶器などの好みの容器に充填して設置したり、通気性を有する布袋等に入れて壁から吊るしたりと、様々な形態で使用することができる。
(実施例)
以下、実施例により本考案における消臭芳香剤の効果を説明するが、本実施例は技術的思想や範囲の制限又は限定を意味するものではない。
トリメチルアミンを初期濃度21ppmとなるように4.5L容のアクリルボックスに充填し、本考案のバーミキュライト10gを設置した。5、10、20、30、40、60、80分後のボックス内のトリメチルアミン濃度を以下の測定条件で測定した。結果を表1に示す。
<測定条件>
測定器 :気体採取器(型式:GV−100S,株式会社ガステック製)
検知管 :アミン類検知管(型式:180L,株式会社ガステック製)
試験条件:気温18℃、湿度48%RH
本考案のバーミキュライト10gに対して消臭剤スーパーピュリエール(商品名,松下電工化研株式会社製)を1重量%となるように添加し、攪拌により該バーミキュライトに浸み込ませた。実施例1と同様の測定条件でトリメチルアミン濃度を測定した。結果を表1に示す。
本考案のバーミキュライト10gに対して消臭剤スーパーピュリエール(商品名,松下電工化研株式会社製)を3重量%となるように添加し、攪拌により該バーミキュライトに浸み込ませた。実施例1と同様の測定条件でトリメチルアミン濃度を測定した。結果を表1に示す。
本考案のバーミキュライト10gに対して消臭剤スーパーピュリエール(商品名,松下電工化研株式会社製)を5重量%となるように添加し、攪拌により該バーミキュライトに浸み込ませた。実施例1と同様の測定条件でトリメチルアミン濃度を測定した。結果を表1に示す。
(比較例)
比較例1として該アクリルボックスにトリメチルアミンを初期濃度21ppmとなるように充填したものを用いて実施例1と同様の測定条件でトリメチルアミン濃度を測定した。結果をあわせて表1に示す。
Figure 0003116614
表1からわかるように、実施例1〜4はアクリルボックスにトリメチルアミンを充填しただけの比較例1と比べて、試験開始直後から消臭効果を見せ、80分後にはほとんどトリメチルアミンを吸着していることがわかった。
本考案のチップ状消臭芳香剤の利用の一例を示す図である。
符号の説明
1 消臭芳香剤
2 灰皿

Claims (4)

  1. 悪臭成分と選択的に反応することにより消臭性能を発現するチップ状の多孔質体鉱物からなることを特徴とする消臭芳香剤。
  2. 前記多孔質体鉱物がバーミキュライトであることを特徴とする請求項1に記載の消臭芳香剤。
  3. 前記チップ状の多孔質体鉱物の粒径が約1〜10mmであることを特徴とする請求項1又は2に記載の消臭芳香剤。
  4. 消臭剤成分が前記チップ状の多孔質体鉱物の重量に対して5重量%以下の割合で添加されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の消臭芳香剤。
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