[go: up one dir, main page]

JP3115894U - 鍼収納構造 - Google Patents

鍼収納構造 Download PDF

Info

Publication number
JP3115894U
JP3115894U JP2005006791U JP2005006791U JP3115894U JP 3115894 U JP3115894 U JP 3115894U JP 2005006791 U JP2005006791 U JP 2005006791U JP 2005006791 U JP2005006791 U JP 2005006791U JP 3115894 U JP3115894 U JP 3115894U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
storage
tray
stored
bag storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2005006791U
Other languages
English (en)
Inventor
修 丸山
Original Assignee
株式会社カナケン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社カナケン filed Critical 株式会社カナケン
Priority to JP2005006791U priority Critical patent/JP3115894U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3115894U publication Critical patent/JP3115894U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)

Abstract

【課題】多数本の鍼を簡単に収納できて鍼の収納作業が容易であり、ガス滅菌が確実に行われ、収納容器に収納機能と鍼を並べて載置するトレー機能とを兼具させ、使用に際しては鍼に手を触れないでトレー部に鍼を並べることができる鍼収納構造を提供すること。
【解決手段】底板部12と周壁部13を備えたケース本体11の一部に仕切り壁14を設けて鍼収納部2と鍼を並べて載置するトレー部3とを区画形成した鍼収納容器1と、複数本の鍼6を収納して前記鍼収納部2に収納され、収納された鍼の針柄部6b側の端部が開口していると共に針先側の開口端には針先6aを保護する柔軟部材からなる栓体5が設けられている収納筒4と、前記鍼収納部2及びトレー部3を覆うように前記周壁部13の頂部13aに剥離可能に貼着された滅菌ガス透過性のシール材7とからなり、鍼6をガス滅菌状態で収納する収納機能と施術時の鍼のトレー機能とを兼具させた鍼収納構造である。
【選択図】図1

Description

本考案は、鍼灸鍼をガス滅菌状態で収納することができる収納機能とケース本体の一部を施術時の鍼のトレーとして使用し得るようにしたトレー機能とを兼具させた鍼収納構造に関するものであり、特にディスポーザブル鍼の収納に適する収納構造に関するものである。
鍼施術による感染予防の要請から、近時はディスポーザブル鍼(略称ディスポ鍼)、いわゆる使い捨て鍼が使用されるようになっており、鍼の包装形態としては鍼収納溝を形成した樹脂製容器に鍼を1本ずつ収納して滅菌ガス透過性のシートで覆い、これをガス滅菌している。
しかし、従来の包装形態では鍼を取り出す際に1本1本シートを剥がして取り出さなければならず、実際の施術に際しては1回に5〜10本の鍼を使用するから、鍼の取り出しが頗る面倒である。
このような難点を解消する手段として種々提案されており、例えば、
鍼収納溝を多数形成したケースに鍼を並べ、その上からケースと同じ大きさの用紙で密封するようにしたもの、或いは、多数本の鍼を集束状態で収納する有底筒状のケース内に針先を保持する脱脂綿等の柔軟保持部材を設けると共に、内部に消毒液を入り込ませるための貫通穴をケースの内外周面に設け、消毒した後に前記ケースをブリスタパックするようにしたもの等がある。
実用新案登録第3069863号実用新案公報 特許第2968261号特許公報
しかし、特許文献1に記載のものでは、鍼の梱包に際しては収納溝に鍼を1本1本収納しなければならず、また、使用に際しても鍼の形状をなした収納溝に嵌っている鍼を1本1本取り出すため、鍼の摘み出しが容易ではなく頗る面倒であり、また、特許文献2に記載のものでは、液体消毒形式であるため処理が面倒であり、しかも筒状ケースへの孔加工を必要とする等の難点があり、さらにこれをブリスタパックするものであるから、ブリスタパックからの取り出しが面倒であると共に多数本取り出された鍼を例えば別のトレー等に並べておく必要がある等の難点がある。
本考案が解決しようとする課題は、通常1回の施術で必要とされる本数の鍼を簡単に収納することができて鍼の収納作業が容易であってしかもガス滅菌が確実に行われ、収納容器に収納機能と鍼を並べて載置するトレー機能とを兼具させ、使用に際しては鍼に手を触れることなくトレー部に鍼を並べることができるようにした鍼収納構造を提供しようとするものである。
本考案の鍼収納構造は、底板部と周壁部を備えたケース本体の一部に仕切り壁を設けて鍼収納部と鍼を並べて載置するトレー部とを区画形成した鍼収納容器と、複数本の鍼を収納して前記鍼収納部に収納され、収納された鍼の針柄部側の端部が開口していると共に針先側の開口端には針先を保護する柔軟部材からなる栓体が設けられている収納筒と、前記鍼収納部及びトレー部を覆うように前記周壁の頂部に剥離可能に貼着された滅菌ガス透過性のシール材とからなり、鍼をガス滅菌状態で収納する収納機能と施術時の鍼のトレー機能とを兼具させたことを特徴とする。
この鍼収納構造によれば、収納筒に1回の施術に使用される複数本の鍼を針先側から収納すると共にこれを鍼収納容器の鍼収納部に収納して鍼収納容器全体に滅菌ガス透過性のシール材を貼着し、これをガス滅菌処理を施すと、収納筒は針柄部側(後部側)が開口しているため滅菌ガスは収納筒内に回り、鍼全体を確実に滅菌処理することができる。
使用に際しては、鍼収納容器のシール材を剥がして鍼収納部から収納筒を取り出し、トレー部に収納筒の後部側(針柄部側)から全ての鍼を吐出させて並べ載置することができる。この場合、収納筒からの鍼の吐出は針柄部側(竜頭側)から行われるため針先を痛めたりするおそれはない。
請求項2に記載のものでは、収納筒の長さは鍼の長さよりも長く、鍼収納部の長さは、鍼が収納された収納筒を収納した際に収納筒の開口から鍼が抜け出ない長さとなっていることを特徴とし、鍼が収納筒の開口部から抜け出したりすることはない。
請求項3に記載のものでは、ケース本体の周縁部に袴部が延設されていることを特徴とし、これにより多数本の鍼を並べて載置するトレー部を備えた鍼収納容器をより安定的に所定位置に載置することができる。
請求項4に記載のものでは、トレー部の底面に針柄部を摘み易くするための凹部が形成されていることを特徴とし、これにより施術に際して鍼をトレー部から容易に摘み上げることができる。
請求項5に記載のものでは、鍼収納部又はトレー部に鍼管が収納されていることを特徴とし、これにより鍼管自体も確実にガス滅菌されると共に施術に際して鍼管を使用する場合には別に鍼管を用意する必要がない。
本考案の鍼収納構造によれば、例えば、1回の施術に使用される本数の鍼を1度に収納筒に収納することができて鍼の収納作業が容易であって、しかもガス滅菌を確実に行わせることができる。また、収納容器に収納機能と鍼を並べて載置するトレー機能とを兼具させているから、使用に際して鍼に手を触れることなくトレー部に鍼を並べることができ、この場合、針先を痛めたりするおそれもない。
底板部と周壁部を備えたケース本体の一部に仕切り壁を設けて鍼収納部と鍼を並べて載置するトレー部とを区画形成した鍼収納容器を樹脂材料により薄肉で成形し、透明樹脂パイプ等からなる収納筒の一端側(先端側)には針先を保護する柔軟部材からなる栓体を詰めて封止し、該収納筒に1回の施術で使用される本数の鍼を針先側から挿入して収納する。これを前記鍼収納容器の鍼収納部に収納し、前記鍼収納容器の上面に滅菌ガス透過性のシール材を貼着してガス滅菌処理を施す。使用に際しては、前記シール材を剥がし、鍼収納部の収納筒を取り出して後端側から振り出すようにして全ての鍼をトレー部に並べる。
図1は、本考案の鍼収納構造の1実施例を示す分解斜視図であり、シール材の一部を切除して示している。図2は図1におけるA−A線断面図、図3は図1におけるB−B線断面図である。
図において、1はプラスチック製の鍼収納容器を示し、底板部12と頂部13aが平坦な突堤状の周壁部13とを備えたやや縦長のケース本体11の一部に前記周壁部13よりもやや低い仕切り壁14を長さ方向に設け、これにより鍼収納部2と鍼を並べて載置するトレー部3とを区画形成したものであり、さらに前記周壁部13の底部外周には袴部13bが延設され、これら全体は薄肉に成形されている。また、前記トレー部3の後部側には並べられた鍼6の針柄部6bを摘み易くするための凹部3aが形成されている。
4は透明樹脂パイプ等からなる収納筒であり、その長さは鍼6の全体の長さよりも長く、その一端側(先端側)4aには針先を保護する柔軟部材からなる栓体5を詰めて封止し、該収納筒4に例えば1回の施術で使用される5〜10本程度の本数の鍼6を針先6a側から挿入して収納する。
これを前記鍼収納容器1の鍼収納部2に収納し、前記周壁部13の頂部13aに滅菌ガス透過性のシール材7を貼着して閉塞する。なお、実施例では、前記鍼収納部2に樹脂パイプからなる鍼管8を1本収納してある。前記滅菌ガス透過性のシール材7は従来から使用されているシートが用いられる。このようにしてシールされた後、ガス滅菌処理を施して、鍼6、収納筒4及び鍼管8を含めて全体を滅菌する。前記収納筒4は後端側(針柄側)4bが開口しているため滅菌ガスは収納筒4内に回り、鍼6は確実に滅菌処理される。
実施例では前記鍼収納部2の長さは収納筒4の長さよりもやや長くしてあって、収納筒4内に収納された鍼6が針柄部側から抜け出さない長さとなっているが、鍼の抜け出し防止手段は他の手段であってもよい。
使用に際しては、前記シール材7を剥がし、鍼収納部2の収納筒4を取り出して後端の開口側から振り出すようにして全ての鍼6をトレー部3に並べる。このとき、鍼6は針柄部6b側から振り出されるため針先5aが損傷したりするおそれはない。なお、前記鍼収納容器1は鍼廃棄時に廃棄用シャーレとして使用することができる。
鍼収納構造の1実施例を示す分解斜視図である。 図1におけるA−A線断面図である。 図1におけるB−B線断面図である。
符号の説明
1 鍼収納容器
2 鍼収納部
3 トレー部
4 収納筒
5 栓体
6 鍼
7 シール材
8 鍼管
11 ケース本体
12 底板部
13 周壁部
14 仕切り壁

Claims (5)

  1. 底板部と周壁部を備えたケース本体の一部に仕切り壁を設けて鍼収納部と鍼を並べて載置するトレー部とを区画形成した鍼収納容器と、複数本の鍼を収納して前記鍼収納部に収納され、収納された鍼の針柄側の端部が開口していると共に針先側の開口端には針先を保護する柔軟部材からなる栓体が設けられている収納筒と、前記鍼収納部及びトレー部を覆うように前記周壁の頂部に剥離可能に貼着された滅菌ガス透過性のシール材とからなり、鍼をガス滅菌状態で収納する収納機能と施術時の鍼のトレー機能とを兼具させたことを特徴とする鍼収納構造。
  2. 収納筒の長さは鍼の長さよりも長く、鍼収納部の長さは、鍼が収納された収納筒を収納した際に収納筒の開口から鍼が抜け出ない長さとなっていることを特徴とする請求項1に記載の鍼収納構造。
  3. ケース本体の周縁部に袴部が延設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鍼収納構造。
  4. トレー部の底面には針柄部を摘み易くするための凹部が形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の鍼収納構造。
  5. 鍼収納部又はトレー部に鍼管が収納されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の鍼収納構造。
JP2005006791U 2005-08-19 2005-08-19 鍼収納構造 Expired - Lifetime JP3115894U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005006791U JP3115894U (ja) 2005-08-19 2005-08-19 鍼収納構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005006791U JP3115894U (ja) 2005-08-19 2005-08-19 鍼収納構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3115894U true JP3115894U (ja) 2005-11-17

Family

ID=43278131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005006791U Expired - Lifetime JP3115894U (ja) 2005-08-19 2005-08-19 鍼収納構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3115894U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112999074A (zh) * 2021-04-01 2021-06-22 张伟 一种中医针灸罐智能治疗装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112999074A (zh) * 2021-04-01 2021-06-22 张伟 一种中医针灸罐智能治疗装置
CN112999074B (zh) * 2021-04-01 2022-08-23 张伟 一种中医针灸罐智能治疗装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5584386A (en) Container for safely storing and disinfecting used medical instruments
JP4842926B2 (ja) 眼内レンズ注入器がパッケージ装置に収容されたアセンブリ
US6830149B2 (en) Package with insert for holding allograft implant to preclude lipid transfer
US7784612B2 (en) Packaging container for acupuncture needles
JP3635647B1 (ja) 医療キット
JP2003190190A (ja) 加圧滅菌可能で再封可能な歯内治療用ファイル容器
BR112015000891B1 (pt) embalagem para seringa
US20130105344A1 (en) Storage receptacle for medical instruments
US6534000B1 (en) Sterilization cassette and method
JP2012506277A (ja) 医療用器具の保存と移送のためのキット
CN109938845A (zh) 消毒托盘
ES2393418T3 (es) Sistema de desinfección
ES2498975T3 (es) Dispensador de fluido en la medicina en forma de una pieza de manejo
US3434587A (en) Package for syringe
JP3115894U (ja) 鍼収納構造
US20070023309A1 (en) Sterilization pouch for medical instruments and methods of use
JP4425733B2 (ja) 綿棒容器
US20050218032A1 (en) Sterile cleaning kit
JP2001031144A (ja) 消毒用材の保管方法と滅菌包装容器及び滅菌包装袋
JP4008247B2 (ja) 衛生材料容器
CN208017589U (zh) 一种一次性开放性手术术中用无菌纱布收纳盒
US20090139889A1 (en) Medical Instrument Sterilization Pouch
KR20040023449A (ko) 소독 솜 저장용기
JP3123126U (ja) 血液フィルタ付血液バッグの包装体
JP3000726U (ja) 輸液容器のプラスチック栓体

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091005

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091005

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101005

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111005

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121005

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121005

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131005

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term