JP3114229U - 包装用内枠 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用前は概ね組み立てられた状態で嵩低く重ね合わせることができ、商品を包装するときには簡単な操作で内枠をケース本体の中に納めることができる包装用内枠を提供する。
【解決手段】上端回り縁11の外側に折りたたみ線12を介して外壁片13a,13bを設け、上記上端回り縁11の内側に折りたたみ線14a,14bを介して内壁片15a,15bを設け、上記折りたたみ線14aは断続的に向き合って形成され、上記折りたたみ線14aが途切れた部分に円弧状波形の切り込み20を入れ、上記外壁片13aの両端には折り曲げ線16aと傾斜折り曲げ線16bを介して係止片18を有するフラップ17を設け、上記外壁片13bの両端には上記係止片18が嵌る部分円孔19をハの字状に設けてなる。
【選択図】図1
【解決手段】上端回り縁11の外側に折りたたみ線12を介して外壁片13a,13bを設け、上記上端回り縁11の内側に折りたたみ線14a,14bを介して内壁片15a,15bを設け、上記折りたたみ線14aは断続的に向き合って形成され、上記折りたたみ線14aが途切れた部分に円弧状波形の切り込み20を入れ、上記外壁片13aの両端には折り曲げ線16aと傾斜折り曲げ線16bを介して係止片18を有するフラップ17を設け、上記外壁片13bの両端には上記係止片18が嵌る部分円孔19をハの字状に設けてなる。
【選択図】図1
Description
この考案は、箱詰め商品の見栄えを高めるための包装用内枠であって、箱詰め作業の過程で部材を嵩低く取り扱えるようにした包装用内枠に関する。
段ボールケース内に内ケースを配置するものとして特許文献1がある。
上記特許文献に記載のケースは、外ケースに内ケースを嵌め入れるものであるが、その外ケース、内ケースとも嵩高で輸送・保管に大きなスペースを必要とし、輸送・保管のスペースを小さくするにはブランクの状態にする他なく、商品を包装するときにブランクを折りたたみ組み立てなければならず包装作業に多くの時間をかけることとなっている。
上記状況に鑑みこの考案は、使用前は概ね組み立てられた状態で嵩低く重ね合わせることができ、商品を包装するときには簡単な操作で内ケース(本考案では「内枠」と表現)をケース本体内に納めることができる包装用内枠を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためにこの考案は、上端回り縁11の外側に折りたたみ線12を介して外壁片13a,13bを設け、上記上端回り縁11の内側に折りたたみ線14a,14bを介して内壁片15a,15bを設け、上記外壁片13aの両端に折り曲げ線16a,16bを介してフラップ17を設け、少なくとも上記外壁片13aが裾広がりになるように、上記フラップ17を介して係合してなり、上記係合は、外壁片13bの両端にハの字状に設けた部分円孔19に、フラップ17に設けた係止片18を差し込んでなるもの、または、フラップ17に入れた切り込み28と、外壁片13bに入れた傾斜、先細り、幅広の切り込み29とを掛け合わせてなる。
また、上記折りたたみ線14aは断続的に向き合って形成され、上記折りたたみ線14aが途切れた部分に凸状の切り込み20を入れてなる構成とすることもできる。
上記の如く構成するこの考案によれば、外壁片を折りたたみフラップを折り曲げ線、傾斜折り曲げ線に沿って折り曲げ、係止片を部分円孔に差し込むか、切り込みを係合させた状態で外壁片の下端を広げたり、窄めたりすることができるので、輸送、保管、包装作業中は嵩低くすることができる。また、内壁片を折りたたむと仕切り片が残って包装商品の揺動を防止する効果を得ることができる。
次にこの考案の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1乃至図3は実施例1の包装用内枠を示し、上端回り縁11の外側に折りたたみ線12を介して外壁片13a,13bを設け、上記上端回り縁11の内側に折りたたみ線14a,14bを介して内壁片15a,15bを設けている。なお、上端回り縁11と内壁片15a,15b間の折りたたみ線14a,14bのコーナーは1/4円弧の切り込み23と45°の切り込み24を入れている。
また、上記折りたたみ線14aは断続的に向き合って途切れさせ、途切れた部分に円弧状波形(台形でもよい)の凸状切り込み20を設けることができる。このようにすると内壁片15aを折り曲げたとき仕切り片26が残って図10に示すように包装商品Hの揺動防止効果を得ることができる。
上記外壁片13aの両端には、折り曲げ線16aと傾斜折り曲げ線16bを介して係止片18を有するフラップ17を設け、上記外壁片13bの両端には上記係止片18が嵌る部分円孔19をハの字状に設けている。なお、上記傾斜折り曲げ線16bを介さず、折り曲げ線16aを介して直接フラップ17を設けてもよく、また、上記フラップ17の端縁22と外壁片13bとの間に切り込みを入れているのは係止片18を部分円孔19に差し込み易くするためである。
図1に示すブランクを内枠10とするときは、図2に示すように内壁片15a,15bを折りたたみ線14a,14bに沿って折りたたみ、外壁片13a,13bを折りたたみ線12に沿って折りたたみ、外壁片13aの両端に設けたフラップ17を折り曲げ線16aに沿って折り曲げて係止片18を部分円孔19に差し込む(図3(a)参照)。
係止片18を差し込んだとき、係止片の括れ部21が部分円孔19の下端に当接し、外壁片13bの両端が傾斜折り曲げ線16bに位置するときは、外壁片の下端が裾広がりになって図3(b)のように嵩低く重ねることができ、フラップ17の端縁22が部分円孔19の上端に当接し、外壁片13bの両端が折り曲げ線16aに位置するときは図3(c)のように外壁片13a,13bは直立し、図示しないケースに納め易くなる。
図4乃至図6は実施例2のその1、図7乃至図9は実施例2のその2で、基本的な構造は、実施例1と同様で、外壁片13a,13bをフラップ17でもって係合させる構造が相違するだけであるから、相違する部分について説明する。
上記フラップ17には、その内側から外側に向け、自由端に向け上向きに傾斜する切り込み28を設け、この切り込み28の入口には面取りを施し、他の角部も面取りを施してある。
上記外壁片13bの両端寄りには、ハの字状で奥に向かって幅が次第に狭くなる切り込み29を設け、この切り込み29の入口には面取りが施され、他の角部も面取りを施し、切り込み29の幅は上記切り込み28の幅より広くして外壁片13aを裾広がりにできるようにしている。
上記切り込み28と上記切り込み29とは図5、図6に示すように外壁片13a,13bを折り曲げ、折り曲げ線16aでフラップ17を折り曲げて切り込み28と切り込み29とを互いに掛け合わせるように係合させる。
上記切り込み28と29との係合は、各切り込みが傾斜しているので、外壁片13aが復元しようとすると互いに深く係合するように作用し、切り込み29の幅が広く外側に向けて裾広がりになっているので、図5,図6に示すように外壁片13aを裾広がりにし、図3(b)に示すように嵩低く重ねることを可能にしている。
図7乃至図9は実施例2のその2で、その1と相違するのは、外壁片13aの両端に設けたフラップ17の折り曲げ部分に折り曲げ線16aと16bを設けている点である。
このように折り曲げ線16bを設けることにより外壁片13bも裾広がりにすることができて嵩低く積み重ね易くなる。
なお、折りたたみ線14aを断続的に向き合って形成し、この折りたたみ線14aが途切れた部分に凸状(円弧状波形あるいは台形)の切り込み20を入れると内壁片15aを折り曲げたとき、切り込み20の部分が折り曲げられず仕切り片26となって図10に示すように包装商品H(例えばハム)の横揺れを阻止する効果が得られる。
以上説明した包装用内枠には、包装商品の体裁をよくするために織布、不織布25を図1、図2、図4、図5、図7、図8に示すように余裕をもって被せ、例えば、この織布、不織布25の上に商品を納めた内枠10を、内函C1と蓋函C2とからなるケースに納めて包装することができる(図10参照)。
以上説明したとおりこの考案によれば、包装作業前は重ねて嵩低くすることができ、包装時には簡単な操作で図示しないケース内に納める状態にすることができる。また、内壁片を折りたたむと凸状切り込みが残って仕切り効果を発揮する。
10 内枠
11 上端回り縁
13a,13b 外壁片
12,14a,14b 折りたたみ線
15a,15b 内壁片
16a 折り曲げ線
16b 傾斜折り曲げ線
17 フラップ
18 係止片
19 部分円孔
20 円弧状波形の切り込み
21 (係止片の)括れ部
22 (フラップの)端縁
23 1/4円弧の切り込み
24 45°の切り込み
25 不織布
26 仕切り片
C1 内函
C2 蓋函
H ハム(包装商品)
11 上端回り縁
13a,13b 外壁片
12,14a,14b 折りたたみ線
15a,15b 内壁片
16a 折り曲げ線
16b 傾斜折り曲げ線
17 フラップ
18 係止片
19 部分円孔
20 円弧状波形の切り込み
21 (係止片の)括れ部
22 (フラップの)端縁
23 1/4円弧の切り込み
24 45°の切り込み
25 不織布
26 仕切り片
C1 内函
C2 蓋函
H ハム(包装商品)
Claims (7)
- 上端回り縁(11)の外側に折りたたみ線(12)を介して外壁片(13a,13b)を設け、上記上端回り縁(11)の内側に折りたたみ線(14a,14b)を介して内壁片(15a,15b)を設け、上記外壁片(13a)の両端に折り曲げ線(16a,16b)を介してフラップ(17)を設け、上記両外壁片(13a,13b)を、フラップ(17)を介して係合し、少なくとも上記外壁片(13a)が裾広がりになるようにしてなる包装用内枠。
- 上記両外壁片(13a,13b)の係合は、上記フラップ(17)に係止片(18)を設け、上記外壁片(13b)の両端に部分円孔(19)をハの字状に設け、この部分円孔(19)に係止片(18)を差し込んでなる請求項1に記載の包装用内枠。
- 上記フラップ(17)を折り曲げ線(16a)に沿って折り曲げて係止片(18)を上記部分円孔(19)に差し込み、その係止片(18)の括れ部(21)が部分円孔(19)の下端に当接したとき外壁片(13a)が裾広がりになる請求項1または2に記載の包装用内枠。
- 上記フラップ(17)を折り曲げ線(16b)に沿って折り曲げて係止片(18)を上記部分円孔(19)に差し込み、その係止片(18)の括れ部(21)が部分円孔(19)の下端に当接したとき外壁片(13a,13b)が裾広がりになる請求項1または2に記載の包装用内枠。
- 上記両外壁片(13a,13b)の係合は、上記フラップ(17)に、その自由端に向かって傾斜する切り込み(28)を入れ、上記外壁片(13b)の両端寄りに、その両端に向かって傾斜先細りの、幅の広い切り込み(29)を設け、この切り込み(28)と切り込み(29)とを互いに掛け合わせてなる請求項1に記載の包装用内枠。
- 上記フラップ(17)を折り曲げ線(16b)に沿って折り曲げて、上記切り込み(28)と上記切り込み(29)とを係合して外壁片(13a,13b)が裾広がりになる請求項1または5に記載の包装用内枠。
- 上記折りたたみ線(14a)は断続的に向き合って形成され、上記折りたたみ線(14a)が途切れた部分に凸状の切り込み(20)を入れてなる請求項1乃至6のいずれかに記載の包装用内枠。
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2005
- 2005-06-30 JP JP2005005059U patent/JP3114229U/ja not_active Expired - Fee Related
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