[go: up one dir, main page]

JP3108032U - 段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置 - Google Patents

段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3108032U
JP3108032U JP2004005822U JP2004005822U JP3108032U JP 3108032 U JP3108032 U JP 3108032U JP 2004005822 U JP2004005822 U JP 2004005822U JP 2004005822 U JP2004005822 U JP 2004005822U JP 3108032 U JP3108032 U JP 3108032U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
dust
rolls
elastic
cardboard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004005822U
Other languages
English (en)
Inventor
優蔵 坂本
Original Assignee
株式会社坂本製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社坂本製作所 filed Critical 株式会社坂本製作所
Priority to JP2004005822U priority Critical patent/JP3108032U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3108032U publication Critical patent/JP3108032U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

【課題】打抜具を用いることなく、また印刷面を傷付けることなく個々の段ボール類又は紙製品類の大小の打ち抜き部分から紙片、紙粉等を的確に除去できる紙片紙粉除去装置を提供する。
【解決手段】打ち抜き部分のカス102を押圧除去する弾性ロール11A乃至11Cと、外周の突起33をワーク100の打ち抜き部分に接触させてカス102を除去する突起付弾性ロール31と、打ち抜き部分のカスを掻き払う複数段のブラシ付ロール対41と、弾性ロール、突起付弾性ロール及びブラシ付ロール対の間に適宜配置したワーク102に空気圧を付与して紙片、紙粉、塵埃を除去するエアーノズル12A乃至12Dと、弾性ロール、突起付弾性ロール、ブラシ付ロール対41、エアーノズルの下方に配置され、除去されたカス、塵埃を収集、集塵する収集・集塵手段50とを有するものである。
【選択図】図1

Description

本考案は、段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置に関し、詳しくは成形裁断されたシート状の段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分の紙片、紙粉を抜き型や抜き具を使用することなく効率よく除去する段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置に関するものである。
例えば、段ボール製造装置により所定の形状に成形裁断されたシート状の段ボール類又は紙製品類等には、段ボール製造装置による製造段階で行われるカス取りだけでは除去し得ない紙片、紙粉が残存、付着している。
また、シート状の段ボール類又は紙製品類等の表面には、製品名、会社名等の所要の文字等が印刷されているため、この印刷面を傷付けることなく段ボール類又は紙製品類等の打ち抜き部分から大小の紙片、紙粉を除去し、更には微細な塵埃等を除去することが要請される。このような紙片、紙粉等を除去するため、従来においても種々の紙片紙粉除去装置が提案されている。
特許文献1には、裁断された段ボール板に付着する紙片、紙粉、バリ状の繊維状体の除去を目的として、段ボール板の積層ブロックをリフトを用いて上下動させるとともに、積層ブロックの上昇位置で回転ブラシを積層ブロックの周囲面に接触させて紙片、紙粉除去を行うように構成した段ボール板の紙片紙粉除去装置が提案されている。
しかし、この特許文献1の段ボール板の紙片紙粉除去装置の場合、段ボール板の積層ブロックの周囲面への回転ブラシ接触による紙片、紙粉除去を行うものであることから、積層ブロックを構成する個々の段ボール板においては回転ブラシと接触しない領域が多く存在し、このため個々の段ボール板全てについて紙片、紙粉除去を確実に行うことは難しいという問題を包含している。
特許文献2には、積載バー上に位置決めして積載した段ボールに対して、上下動可能な打抜き具を駆動して型抜き穴内のカス取りを行うようにした段ボールの型抜き穴のカス取り装置が提案されている。
しかし、この特許文献2の段ボールの型抜き穴のカス取り装置の場合、打抜具を積載した段ボールの型抜き穴内へ進入させて型抜き穴内のカス取りを行うものであるから、打抜具により段ボール表面が傷付く危険性を包含している。
特開2000−107978号公報 特開平10−000595号公報
解決しようとする問題点は、打抜具を用いることなく、また印刷面を傷付けることなく個々の段ボール類又は紙製品類の大小の打ち抜き部分から紙片、紙粉等を的確に除去することが可能な紙片紙粉除去装置が存在しない点である。
本考案は、成形裁断されたシート状の段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分の紙片、紙粉を除去する段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置において、段ボール類又は紙製品類の搬送路に臨ませて配置した外周に弾性材を巻回し、この弾性材と段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分との接触による歪曲によって打ち抜き部分の紙片、紙粉を押圧除去するとともに段ボール類又は紙製品類に搬送力を付与する複数段の弾性ロールと、前記搬送路に臨ませて配置され、外周に巻回した弾性材に設けた突起を段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分に接触させて打ち抜き部分の紙片、紙粉を除去する突起付弾性ロールと、前記搬送路を挟む上下配置に対向して配置され外周に設けたブラシを段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分に接触させて打ち抜き部分の紙片、紙粉を掻き払う複数段のブラシ付ロール対と、前記複数段の弾性ロール、突起付弾性ロール及び複数段のブラシ付ロール対の間に適宜配置した段ボール類又は紙製品類に空気圧を付与して紙片、紙粉、塵埃を除去する単数又は複数の空気圧付与手段と、前記複数段の弾性ロール、突起付弾性ロール、複数段のブラシ付ロール対及び空気圧付与手段により段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分から除去された各紙片、紙粉、塵埃を収集、集塵する収集・集塵手段とを有することを最も主要な特徴とする。
本考案によれば、以下の効果を奏する。
請求項1記載の考案によれば、弾性ロールの弾性材と段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分との接触による歪曲によって打ち抜き部分の紙片、紙粉を押圧除去でき、突起付弾性ロールの突起によっても打ち抜き部分の紙片、紙粉を除去でき、空気圧付与手段による空気圧により紙片、紙粉、塵埃を除去することもでき、更にブラシ付ロール対により打ち抜き部分の紙片、紙粉を掻き払うこともでき、これらにより除去された紙片、紙粉や塵埃を収集・集塵手段により収集、集塵することが可能で、全体として段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分の紙片、紙粉、段ボール類又は紙製品類に付着している塵埃を総合的、且つ、効率よく打ち抜き具を使用することなく除去することが可能な段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置を提供することができる。
請求項2記載の考案によれば、請求項1記載の考案と同様な効果を奏するとともに、複数段の弾性ロールにおける分割配置の弾性材を隣りの弾性ロール間の弾性材の隙間を補完する配置としているので、弾性ロールによる段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分の紙片、紙粉除去に際して死角領域が存在しない優れた除去機能を有する段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置を提供することができる。
請求項3記載の考案によれば、請求項2記載の考案と同様な効果を奏するとともに、特に配置部分を紐状体により回転軸方向又は回転方向に絞った異形ロール状の弾性ロールを使用することから、打ち抜き対象である段ボール類又は紙製品類の種類、厚さ等に応じて打ち抜き部分に対する押圧除去力を変更したり、或いは(突起付)弾性ロールにおける突起の長さや形状又は径を変更したりして紙片、紙粉を除去することが可能な段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置を提供することができる。
請求項4記載の考案によれば、請求項3記載の考案と同様な効果を奏するとともに、特に突起付弾性ロールとして外周に巻回した弾性材に突起及びこの突起に対応する内面に弾力増強用の凹部を設けて形成ものを使用しているので、段ボール類又は紙製品類の厚さ、すなわち、紙片、紙粉の厚さが比較的薄いものに対しても効率よくこの突起付弾性ロールにより除去できる段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置を提供することができる。
請求項5記載の考案によれば、請求項4記載の考案と同様な効果を奏するとともに、特に複数段のブラシ付ロール対として、上下及び隣り合うもの同士回転方向を異にしたブラシ付ロールを使用し、これらの外周に設けたブラシを段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分に接触させて打ち抜き部分の紙片、紙粉を掻き払うように構成しているので、打ち抜き部分に残存し、落ちかけている紙片、紙粉の打ち抜き部分からのはみ出し方向が、搬送方向に沿った斜め前方、斜め下方、更には搬送方向とは逆方向の斜め前方、斜め下方のいずれであっても、各々効率よく打ち抜き部分から紙片、紙粉を除去することができる段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置を提供することができる。
本考案は、打抜具を用いることなく、また印刷面を傷付けることなく個々の段ボール類又は紙製品類の大小の打ち抜き部分から紙片、紙粉等を的確に除去するという目的を、成形裁断されたシート状の段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分の紙片、紙粉を除去する段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置において、段ボール類又は紙製品類の搬送路に臨ませて配置した外周に弾性材を配置して巻回し、当該配置の弾性材と段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分との接触による歪曲によって打ち抜き部分の紙片、紙粉を押圧除去するとともに、段ボール類又は紙製品類に搬送力を付与する複数段の弾性ロールと、前記搬送路に臨ませて配置され、外周に巻回した弾性材に設けた突起を段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分に接触させて打ち抜き部分の紙片、紙粉を除去する突起付弾性ロールと、前記搬送路を挟む上下配置に対向して配置され外周に設けたブラシを段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分に接触させて打ち抜き部分の紙片、紙粉を掻き払う複数段のブラシ付ロール対と、前記複数段の弾性ロール、突起付弾性ロール及び複数段のブラシ付ロール対の間に適宜配置した段ボール類又は紙製品類に空気圧を付与して紙片、紙粉、塵埃を除去する単数又は複数の空気圧付与手段と、前記複数段の弾性ロール、突起付弾性ロール、複数段のブラシ付ロール対、単数又は複数の空気圧付与手段の下方に配置され、これらにより段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分から除去された各紙片、紙粉、塵埃を収集、集塵する収集・集塵手段とを有する構成により実現した。
以下に、本考案の段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置の実施例を詳細に説明する。
図1は、本実施例に係る段ボール類又は紙製品類(以下「ワーク100」という)の紙片紙粉除去装置1の概略構成を示すものである。この紙片紙粉除去装置1は、床2に設置した全体として例えば直方体状に枠組み構成された装置本体3を具備している。
装置本体3の一端(図1において右端)側には、成形裁断されたシート状のワーク100用の平坦な受台4を取り付けている。また、装置本体3の他端(図1において左端)を、ワーク100の放出口4としている。そして、装置本体3において、前記受台4から放出口4に至るワーク100の搬送路5を形成している。
前記装置本体3の一端の内方には搬入ロール対6を、前記放出口4の手前には搬出ロール対7を各々搬送路5を挟むようにして配置している。
前記搬入ロール対6、搬出ロール対7間には、複数段の、例えば3段の弾性ロール11A、11B、11Cと、突起付弾性ロール31と、複数段、例えば2段構成のブラシ付ロール対41とをこの順で各々前記搬送路5に臨ませて配置している。
また、3段の弾性ロール11A、11B、11Cの近傍、突起付弾性ロール31の近傍には、各々ワーク100の搬送方向前側に位置する配置で空気圧付与手段を構成する例えば合計4個のエアーノズル12A、12B、12C、12Dを各々その空気放出端を前記搬送路5の近傍に臨ませて配置している。
また、3段の弾性ロール11A、11B、11C、突起付弾性ロール31の各下方には、前記搬送路5を挟む対向配置に各々2個のずつの受けロール13を配置している。
更に、前記3段の弾性ロール11A、11B、11C、突起付弾性ロール31を、各々支持ユニット14A、14B、14C、14Dによりワーク100の搬送方向と直交する配置で回転可能に支持している。
前記装置本体3における前記3段の弾性ロール11A、11B、11C、突起付弾性ロール31、ブラシ付ロール対41及びエアーノズル12A、12B、12C、12Dの下方には、これらによりワーク100の打ち抜き部分から除去された各紙片、紙粉、塵埃を収集、集塵する収集・集塵手段50を配置している。
収集・集塵手段50は、前記3段の弾性ロール11A、11B、11C、突起付弾性ロール31、ブラシ付ロール対41及びエアーノズル12A、12B、12C、12Dによりワーク100の打ち抜き部分から除去され、落下する各紙片、紙粉、塵埃を受けるホッパー部51と、紙片、紙粉、塵埃を吸引する収集・集塵機52と、収集・集塵機52により吸引した紙片、紙粉、塵埃を収容する前記装置本体3に対して例えば着脱可能な収容箱53とを具備している。
図1に示す収集・集塵手段50は、一例であり、必ず収容箱53を設ける必要はなく、この他収集・集塵機52より吸引した紙片、紙粉、塵埃を図示しないダクトを用いて装置本体3から所定の場所に排出するように構成することももちろん可能である。なお、図1中、20は上部カバー体である。
次に、図2を参照して、本実施例に係る紙片紙粉除去装置1の制御系について説明する。
本実施例に係る紙片紙粉除去装置1は、全体の制御を行う制御部61を具備し、この制御部61により、前記搬入ロール対6を回転駆動する搬入ロール駆動部62、前記搬出ロール対7を回転駆動する搬出ロール駆動部63、前記3段の弾性ロール11A、11B、11Cを回転駆動する弾性ロール駆動部64、前記突起付弾性ロール31を回転駆動する突起付弾性ロール駆動部65、前記ブラシ付ロール対41を回転駆動するブラシ付ロール駆動部66、前記エアーノズル12A、12B、12C、12Dに各々高圧エアーを供給するエアー供給部67、前記収集・集塵機52の駆動制御を行うようになっている。本実施例に係る紙片紙粉除去装置1は、更にこの紙片紙粉除去装置1の各要素に電力供給を行う電源部68を具備している。
図3は、本実施例に係る紙片紙粉除去装置1におけるワーク100を示すものである。
このワーク100においては、図3において点線で示すような所定形状の箱型等を形成するための大、中、小の打ち抜き部分101に大、中、小のカス(紙片、紙粉)102が残存しているものとして以下の説明を行う。図3に示すワーク100の打ち抜き部分101の形状はほんの一例であり、実際にはワーク100の種類、大小等に応じて種々の形態となることはいうまでもない。
次に、図4乃至図8を参照して、前記3段の弾性ロール11A、11B及び11Cの構成、配置、変形例等について説明する。
図4は、前記3段の弾性ロール11A、11B、11Cの構成及び配置を示すものであり、これらの弾性ロール11A、11B、11Cは、各々軸芯15の外周に例えばウレタンフォーム等からなる弾性材16を複数層巻回し、弾性ロール駆動部64により図5において矢印方向に回転駆動されて、前記弾性材16とワーク100の打ち抜き部分101との接触による外周部分の歪曲によって打ち抜き部分101に残存しているカス102を下方に押圧除去するとともに、ワーク100に搬送方向への搬送力を付与するようになっている。
また、弾性ロール11A、11B、11Cは、軸芯15の外周に、所定幅の弾性材16を、例えば4箇所又は3箇所にわたって例えば分割配置に巻回している。
本考案においては、軸芯15の外周に、所定幅の弾性材16を分割配置に巻回しする他、当該弾性材16の分割配置の巻回しをすることなく、軸芯15の外周に分割されていない弾性材を巻回しして実施することも勿論できる。また、本考案においては、前記3段の弾性ロール11A、11B、11C、前記受けロール13の夫々を軸芯の外周に、所定幅の弾性材を例えば4箇所又は3箇所にわたって分割配置に巻回してもよく、更には前記3段の弾性ロール11A、11B、11C、前記受けロール13のいずれにも弾性材の分割配置の巻回しをすることなく各軸芯の外周に分割されていない弾性材を巻回しするようにしても良く、更にまた前記3段の弾性ロール11A、11B、11C、前記受けロール13のいずれか一方に軸芯の外周に、所定幅の弾性材を例えば4箇所又は3箇所にわたって分割配置に巻回し、他方には弾性材の分割配置の巻回しをすることなく軸芯の外周に分割されていない弾性材を巻回しして実施することもできる。
本実施例においては、初段及び第3段の弾性ロール11A、11Cにおいては、軸芯15の軸方向に沿って所定の隙間17をもった4箇所の分割配置とし、第2段の弾性ロール11Bにおいては軸芯15の軸方向に沿って所定の隙間17をもった3箇所の分割配置としている。そして、第2段の弾性ロール11Bの分割配置のロール部分が初段及び第3段の弾性ロール11A、11Cにおける分割配置のロール部分の隙間17を補完する位置となるようにこれらを配置している。
このような弾性ロール11A、11B、11Cの配置により、前記ワーク100の打ち抜き部分101に対する死角領域が存在しないように構成している。
なお、本実施例では、3段構成の弾性ロール11A、11B、11Cを採用しているが、これに限定されるものではなく更に多数の段構成とすることもできる。また、軸芯15の軸方向の分割個数も上述した場合に限定されるものではない。
図6は、例えば弾性ロール11A(弾性ロール11B、11Cについても同様)の形状の変形例を示すものであり、同図に示す弾性ロール11Dは、この弾性ロール11Dにおける弾性材16を例えば糸又はワイヤ等の紐状体18により軸芯15の軸方向(回転軸方向)に沿って2箇所交差配置に絞り込み、軸方向と直交する回転方向の断面形状が4葉の略円形を呈するような異形ロール状としたものである。
すなわち、この弾性ロール11Dの回転に伴い、略円柱状を呈する4個のロールが順にワーク100に接触するように構成したものである。なお、絞り込み箇所の個数は上述した場合に限定されるものではない。
このような弾性ロール11Dを適宜使用することで、ワーク100の打ち抜き部分101に残存しているカス102を下方に押圧除去する際の押圧力を変更でき、カス102の除去対象であるワーク100の種類、厚さを変更する場合等にも的確に対応できる。
図7、図8は、例えば弾性ロール11A(弾性ロール11B、11Cについても同様)の形状の他の変形例を示すものであり、図7、図8に示す弾性ロール11Eは、この弾性ロール11Eにおける弾性材16を例えば糸又はワイヤ等の紐状体18により回転方向に沿って、且つ、所定の間隔で2箇所絞り込み、外周部分に回転方向に沿い、且つ、所定の間隔を有する2箇所の凹部19を有する形状としたものである。
このような弾性ロール11Eを適宜使用する場合においても、ワーク100の打ち抜き部分101に残存しているカス102を下方に押圧除去する際の押圧力を変更でき、カス102の除去対象であるワーク100の種類、厚さを変更する場合等にも的確に対応できる。
図9は、前記エアーノズル12Aによるカス102の除去状態を示すものであり、前記エアー供給部67から供給される高圧エアーをワーク100の打ち抜き部分101に吹き付け、打ち抜き部分101に残存しているカス102、更には微細な塵埃等を下方に落下させる。前記エアーノズル12Aは、そのエアー放出端を可能な限りワーク100の表面に近づけて配置することが好ましい。
このようなエアーノズル12Aによれば、図9において矢印で示す高圧エアーの流れが衝撃的にカス102に作用してこのカス102押圧し、効率良く打ち抜き部分101に残存しているカス102を前記弾性ロール11Aで除去しきれないものをも含めて下方に落下させることができる。他のエアーノズル12B乃至12Dについても上述したエアーノズル12Aの場合と同様である。
図10は、前記突起付弾性ロール31を拡大して示すもので、軸芯32の外周に多数の円錐台状の突起33を突設した軟質ゴム材をはじめとする弾性材34を巻回して構成し、前記突起付弾性ロール駆動部65により回転駆動されるようになっている。
前記突起33は、軟質ゴム材をはじめとする弾性材34側の基端部の径d1を例えば直径5mm、突出端の径d2を直径2mm程度に形成してあり、ワーク100の上方で回転して前記ワーク100の打ち抜き部分101に残存しているカス102の上面に突起33を接触しカス102を下方に落下させる。
このような突起付弾性ロール31によれば、前記打ち抜き部分101に残存しているカス102の形状が例えば一片5mm程度の比較的小さいもの、直径10mm程度の円形状の比較的小さいもの等を効率よく下方に落下させることができる。
図11、図12は、前記突起付弾性ロール31の変形例である突起付弾性ロール31Aを示すものであり、前記突起付弾性ロール31と同様、軸芯32の外周に多数の円錐台状の突起33を突設した軟質ゴム材をはじめとする弾性材34を巻回して構成している。また、軟質ゴム材をはじめとする弾性材34における各突起33に対応する位置の内面には、各々弾力増強用の凹部35を設けている。
このような突起付弾性ロール31Aを使用した場合には、図12に示すように、ワーク100の上方で回転して前記ワーク100の打ち抜き部分101に残存しているカス102の上面に突起33を接触しカス102を下方に落下させる際に、突起33に対応する位置の凹部35が撓んだ状態になり、上述した突起付弾性ロール31に比べてより弾力が増強した状態で前記カス102を下方に落下させることができる。
すなわち、上述した突起付弾性ロール31は凹部35を有しないことからワーク100の厚さが比較的厚いもののカス取りに適し、突起付弾性ロール31Aは凹部35を有することからワーク100の厚さが比較的厚いもののカス取りに適することになる。
次に、図13、図14を参照して前記ブラシ付ロール対41について説明する。
ブラシ付ロール対41は、外周全体にブラシ42を植設した前段上ロール43及び前段下ロール44を搬送路5を挟んで上下配置とし、後段上ロール45及び後段下ロール46を搬送路5を挟んで上下配置とした合計4個構成であり、これらを前記ブラシ付ロール駆動部66により図13に矢印で示すように上下及び隣り合うもの同士の回転方向が異なるように回転駆動するようになっている。
更に詳述すると、図14に示すように、前段上ロール43は搬送路5の上方で回転し、ワーク100の搬送方向(矢印x方向)に対してブラシ42が搬送路上方から対向するように回転して、ワーク100の打ち抜き部分101に残存しているカス102を掻き払うことで該カス102をワーク100の上方に除去する。
前段下ロール44は搬送路5の下方で回転し、ワーク100の搬送方向(矢印x方向)に対してブラシ42が搬送路下方から対向するように回転して、ワーク100の打ち抜き部分101に残存しているカス102を掻き払うことで該カス102をワーク100の下方に除去する。
後段上ロール45は、搬送路5の上方で回転し、ワーク100の搬送方向(矢印x方向)に対してブラシ42が搬送路上方から搬送方向と同方向に回転して、ワーク100の打ち抜き部分101に残存しているカス102を掻き払うことで該カス102をワーク100の上方に除去する。
後段下ロール46は搬送路5の下方で回転し、ワーク100の搬送方向(矢印x方向)に対してブラシ42が搬送路下方から搬送方向と同方向に回転して、ワーク100の打ち抜き部分101に残存しているカス102を掻き払うことで該カス102をワーク100の下方に除去する。
このような構成のブラシ付ロール対41によれば、ワーク100の打ち抜き部分101に残存し、落ちかけているカス102の打ち抜き部分101からのはみ出し方向が、ワーク100の搬送方向に沿った斜め前方、斜め下方、ワーク100の搬送方向とは逆方向の斜め前方、斜め下方のいずれであっても、各々効率よく打ち抜き部分101から除去することができる。
また、このような構成のブラシ付ロール対41によれば、前段上ロール43及び前段下ロール44、後段上ロール45及び後段下ロール46の各々のブラシ42がワーク100の上面、下面を掻き払うことから、ワーク100の上面、下面に付着している打ち抜き部分101から漏れ出た微細な粉、塵埃等をも除去することができる。
上述した本実施例の紙片紙粉除去装置1によれば、弾性ロール11A、11B及び11Cの弾性材16と、ワーク100の打ち抜き部分101との接触による外周部分の歪曲によって打ち抜き部分101に残存しているカス102を効率よく下方に押圧除去できるとともに、これらの弾性ロール11A、11B、11Cによりワーク100に搬送方向への搬送力を付与することもできる。
また、第2段の弾性ロール11Bの分割配置のロール部分が初段及び第3段の弾性ロール11A、11Cにおける分割配置のロール部分の隙間17を補完するように配置しているので、前記ワーク100の打ち抜き部分101に対する死角領域を発生させることなく、このワーク100全体に分布する打ち抜き部分101に対するカス除去を行うことができる。前記したように、本考案においては、軸芯15の外周に、当該弾性材16の分割配置の巻回しをすることなく、軸芯15の外周に分割されていない弾性材を巻回しして実施することも勿論できる。
また、軸方向と直交する回転方向の断面形状が4葉の略円形を呈するような異形ロール状とした弾性ロール11Dや、外周部分に回転方向に沿い、且つ、所定の間隔を有する2箇所の凹部19を有する異形ロール状とした弾性ロール11Eを用いることにより、ワーク100の打ち抜き部分101に残存しているカス102を下方に押圧除去する際の押圧力を変更でき、カス102の除去対象であるワーク100の種類、厚さを変更する場合等にも的確に対応できる。
また、前記突起付弾性ロール31や凹部35を有する突起付弾性ロール31Aにより、打ち抜き部分101に残存しているカス102の形状が例えば一片5mm程度の比較的小さいもの、直径10mm程度の円形状の比較的小さいもの等を効率よく下方に落下させることができ、且つ、ワーク100の厚さが比較的厚いもの、比較的薄い等に幅広く対応できる。
更に、エアーノズル12A乃至12Dによれば、高圧エアーをカス102に吹き付け、効率良く打ち抜き部分101に残存しているカス102を前記弾性ロール11Aで除去しきれないものをも含めて下方に落下させることができる。
また、前記ブラシ付ロール対41によれば、落ちかけているカス102の打ち抜き部分101からのはみ出し方向が、種々の方向であっても各々効率よく打ち抜き部分101から除去することができ、しかもワーク100の上面、下面に付着している打ち抜き部分101から漏れ出た微細な粉、塵埃等をも除去することができる。
更に、前記装置本体3に設けた収集・集塵手段50によれば、前記3段の弾性ロール11A、11B、11C、突起付弾性ロール31、ブラシ付ロール対41及びエアーノズル12A、12B、12C、12Dによって各々ワーク100の打ち抜き部分101から除去された大、中、小のカス102、微細な粉、塵埃等をホッパー部51で受け、収集・集塵機52により吸引し、収容箱53に収容して外部に排除することができる。
本考案は、上述した段ボール類又は紙製品類の紙片、紙粉除去に適用する他、一部分がシート状の部材から部分的に打ち抜かれるような形態のシート状物における打ち抜部分の部材除去を行うような分野に幅広く適用できる。
本考案の実施例に係る段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置の概略構成図である。 本実施例に係る紙片紙粉除去装置の制御系を示すブロック図である。 本実施例に係る紙片紙粉除去装置におけるワーク(段ボール類又は紙製品類)の一例を示す斜視図である。 本実施例に係る紙片紙粉除去装置における3列構成の弾性ロールの配置を示す斜視図である。 本実施例に係る紙片紙粉除去装置における弾性ロールによるカス除去の状態を示す斜視図である。 本実施例に係る紙片紙粉除去装置における弾性ロールを軸方向に絞った異形ロールとした場合の斜視図である。 本実施例に係る紙片紙粉除去装置における弾性ロールを回転方向に絞った異形ロールとした場合の部分拡大図である。 本実施例に係る紙片紙粉除去装置における弾性ロールを回転方向に絞った異形ロールとした場合の部分拡大断面図である。 本実施例に係る紙片紙粉除去装置におけるエアーノズルによるカス除去の状態を示す拡大図である。 本実施例に係る紙片紙粉除去装置における突起付ロールの一例の拡大図である。 本実施例に係る紙片紙粉除去装置における突起付ロールの他例の拡大図である。 本実施例に係る紙片紙粉除去装置における突起付ロールの他例によるカス除去の状態を示す説明図である。 本実施例に係る紙片紙粉除去装置における4個のブラシ付ロールの配置を示す拡大図である。 本実施例に係る紙片紙粉除去装置における4個のブラシ付ロール各々のカス除去の状態を示す説明図である。
符号の説明
1 紙片紙粉除去装置
2 床
3 装置本体
4 受台
5 搬送路
6 搬入ロール対
7 搬出ロール対
11A乃至11C 弾性ロール
11D 弾性ロール
11E 弾性ロール
12A乃至12D エアーノズル
13 受けロール
14A乃至14D 支持ユニット
15 軸芯
16 弾性材
17 隙間
18 紐状体
19 凹部
31 突起付弾性ロール
31A 突起付弾性ロール
32 軸芯
33 突起
34 軟質ゴム材をはじめとする弾性材
35 凹部
41 ブラシ付ロール対
42 ブラシ
43 前段上ロール
44 前段下ロール
45 後段上ロール
46 後段下ロール
50 収集・集塵手段
51 ホッパー部
52 収集・集塵機
53 収容箱
61 制御部
62 搬入ロール駆動部
63 搬出ロール駆動部
64 弾性ロール駆動部
65 突起付弾性ロール駆動部
66 ブラシ付ロール駆動部
67 エアー供給部
68 電源部
100 ワーク
101 打ち抜き部分
102 カス

Claims (5)

  1. 成形裁断されたシート状の段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分の紙片、紙粉を除去する段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置において、
    段ボール類又は紙製品類の搬送路に臨ませて配置した外周に弾性材を巻回し、この弾性材と段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分との接触による歪曲によって打ち抜き部分の紙片、紙粉を押圧除去するとともに段ボール類又は紙製品類に搬送力を付与する複数段の弾性ロールと、
    前記搬送路に臨ませて配置され、外周に巻回した弾性材に設けた突起を段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分に接触させて打ち抜き部分の紙片、紙粉を除去する突起付弾性ロールと、
    前記搬送路を挟む上下配置に対向して配置され外周に設けたブラシを段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分に接触させて打ち抜き部分の紙片、紙粉を掻き払う複数段のブラシ付ロール対と、
    前記複数段の弾性ロール、突起付弾性ロール及び複数段のブラシ付ロール対の間に適宜配置した段ボール類又は紙製品類に空気圧を付与して紙片、紙粉、塵埃を除去する単数又は複数の空気圧付与手段と、
    前記複数段の弾性ロール、突起付弾性ロール、複数段のブラシ付ロール対及び空気圧付与手段により段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分から除去された各紙片、紙粉、塵埃を収集、集塵する収集・集塵手段と、
    を有することを特徴とする段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置。
  2. 成形裁断されたシート状の段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分の紙片、紙粉を除去する段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置において、
    段ボール類又は紙製品類の搬送路に臨ませて配置した外周に弾性材を分割配置し巻回し、分割配置の弾性材と段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分との接触による歪曲によって打ち抜き部分の紙片、紙粉を押圧除去するとともに、前記分割配置の弾性材を隣りの弾性ロール間の弾性材の隙間を補完する配置とし、段ボール類又は紙製品類に搬送力を付与する複数段の弾性ロールと、
    前記搬送路に臨ませて配置され、外周に巻回した弾性材に設けた突起を段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分に接触させて打ち抜き部分の紙片、紙粉を除去する突起付弾性ロールと、
    前記搬送路を挟む上下配置に対向して配置され外周に設けたブラシを段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分に接触させて打ち抜き部分の紙片、紙粉を掻き払う複数段のブラシ付ロール対と、
    前記複数段の弾性ロール、突起付弾性ロール及び複数段のブラシ付ロール対の間に適宜配置した段ボール類又は紙製品類に空気圧を付与して紙片、紙粉、塵埃を除去する単数又は複数の空気圧付与手段と、
    前記複数段の弾性ロール、突起付弾性ロール、複数段のブラシ付ロール対、単数又は複数の空気圧付与手段の下方に配置され、これらにより段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分から除去された各紙片、紙粉、塵埃を収集、集塵する収集・集塵手段と、
    を有することを特徴とする段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置。
  3. 成形裁断されたシート状の段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分の紙片、紙粉を除去する段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置において、
    段ボール類又は紙製品類の搬送路に臨ませて配置した外周に弾性材を配置し巻回し、且つ、この配置部分を紐状体により回転軸方向又は回転方向に絞った異形ロール状に形成し、当該配置の異形ロール状の弾性材と段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分との接触による歪曲によって打ち抜き部分の紙片、紙粉を押圧除去するとともに、段ボール類又は紙製品類に搬送力を付与する複数段の弾性ロールと、
    前記搬送路に臨ませて配置され、外周に巻回した弾性材に設けた突起を段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分に接触させて打ち抜き部分の紙片、紙粉を除去する突起付弾性ロールと、
    前記搬送路を挟む上下配置に対向して配置され外周に設けたブラシを段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分に接触させて打ち抜き部分の紙片、紙粉を掻き払う複数段のブラシ付ロール対と、
    前記複数段の弾性ロール、突起付弾性ロール及び複数段のブラシ付ロール対の間に適宜配置した段ボール類又は紙製品類に空気圧を付与して紙片、紙粉、塵埃を除去する単数又は複数の空気圧付与手段と、
    前記複数段の弾性ロール、突起付弾性ロール、複数段のブラシ付ロール対、単数又は複数の空気圧付与手段の下方に配置され、これらにより段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分から除去された各紙片、紙粉、塵埃を収集、集塵する収集・集塵手段と、
    を有することを特徴とする段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置。
  4. 成形裁断されたシート状の段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分の紙片、紙粉を除去する段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置において、
    段ボール類又は紙製品類の搬送路に臨ませて配置した外周に弾性材を配置し巻回し、且つ、この配置部分を紐状体により回転軸方向又は回転方向に絞った異形ロール状に形成し、当該配置の異形ロール状の弾性材と段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分との接触による歪曲によって打ち抜き部分の紙片、紙粉を押圧除去するとともに、段ボール類又は紙製品類に搬送力を付与する複数段の弾性ロールと、
    前記搬送路に臨ませて配置されるとともに、外周に巻回した弾性材に突起及びこの突起に対応する内面に弾力増強用の凹部を設けて形成され、段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分に前記突起を接触させて打ち抜き部分の紙片、紙粉を除去する突起付弾性ロールと、
    前記搬送路を挟む上下配置に対向して配置され外周に設けたブラシを段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分に接触させて打ち抜き部分の紙片、紙粉を掻き払う複数段のブラシ付ロール対と、
    前記複数段の弾性ロール、突起付弾性ロール及び複数段のブラシ付ロール対の間に適宜配置した段ボール類又は紙製品類に空気圧を付与して紙片、紙粉、塵埃を除去する単数又は複数の空気圧付与手段と、
    前記複数段の弾性ロール、突起付弾性ロール、複数段のブラシ付ロール対、単数又は複数の空気圧付与手段の下方に配置され、これらにより段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分から除去された各紙片、紙粉、塵埃を収集、集塵する収集・集塵手段と、
    を有することを特徴とする段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置。
  5. 成形裁断されたシート状の段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分の紙片、紙粉を除去する段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置において、
    段ボール類又は紙製品類の搬送路に臨ませて配置した外周に弾性材を配置に巻回し、且つ、この配置部分を紐状体により回転軸方向又は回転方向に絞った異形ロール状に形成し、当該配置の異形ロール状の弾性材と段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分との接触による歪曲によって打ち抜き部分の紙片、紙粉を押圧除去するとともに、段ボール類又は紙製品類に搬送力を付与する複数段の弾性ロールと、
    前記搬送路に臨ませて配置されるとともに、外周に巻回した弾性材に突起及びこの突起に対応する内面に弾力増強用の凹部を設けて形成され、段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分に前記突起を接触させて打ち抜き部分の紙片、紙粉を除去する突起付弾性ロールと、
    前記搬送路を挟む上下配置に対向して配置され、上下及び隣り合うもの同士回転方向を異にして配置され、各々外周に設けたブラシを段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分に接触させて打ち抜き部分の紙片、紙粉を掻き払う複数段のブラシ付ロール対と、
    前記複数段の弾性ロール、突起付弾性ロール及び複数段のブラシ付ロール対の間に適宜配置した段ボール類又は紙製品類に空気圧を付与して紙片、紙粉、塵埃を除去する単数又は複数の空気圧付与手段と、
    前記複数段の弾性ロール、突起付弾性ロール、複数段のブラシ付ロール対、単数又は複数の空気圧付与手段の下方に配置され、これらにより段ボール類又は紙製品類の打ち抜き部分から除去された各紙片、紙粉、塵埃を収集、集塵する収集・集塵手段と、
    を有することを特徴とする段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置。
JP2004005822U 2004-10-04 2004-10-04 段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置 Expired - Fee Related JP3108032U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004005822U JP3108032U (ja) 2004-10-04 2004-10-04 段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004005822U JP3108032U (ja) 2004-10-04 2004-10-04 段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3108032U true JP3108032U (ja) 2005-04-07

Family

ID=43270727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004005822U Expired - Fee Related JP3108032U (ja) 2004-10-04 2004-10-04 段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3108032U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08338025A (ja) * 1995-06-10 1996-12-24 Nisshoku Corp 植生用マット
JPH09151458A (ja) * 1995-11-30 1997-06-10 Nisshoku Corp 植生用マットおよびその施工方法
KR102034598B1 (ko) * 2019-01-04 2019-10-21 홍장헌 제습제 또는 흡습제용 내부 비닐 포장지의 관통홀 제조장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08338025A (ja) * 1995-06-10 1996-12-24 Nisshoku Corp 植生用マット
JPH09151458A (ja) * 1995-11-30 1997-06-10 Nisshoku Corp 植生用マットおよびその施工方法
KR102034598B1 (ko) * 2019-01-04 2019-10-21 홍장헌 제습제 또는 흡습제용 내부 비닐 포장지의 관통홀 제조장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006102844A (ja) 段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置
JP3108032U (ja) 段ボール類又は紙製品類の紙片紙粉除去装置
JP2015077639A (ja) ダイカット装置、切断方法
CN114040567A (zh) 一种fpc产品的冲切成型方法
JP2005193097A (ja) 段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置
JP2002346992A (ja) フイルム打ち抜き装置
JP2020011368A (ja) 段ボールシート用抜き型および段ボールシート向け打ち抜き方法
JP6656452B2 (ja) 段ボールシート用抜き型および段ボールシート向け打ち抜き方法
US7384003B1 (en) Apparatus and methods for preventing engagement of stacked embossed cards
JPH08118298A (ja) タック紙におけるシール、ラベル、ステッカー等の製造方法及びその製造装置
JP2005087925A (ja) 段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置及び紙粉除去方法
WO2020017584A1 (ja) 段ボールシート用抜き型および段ボールシート向け打ち抜き方法
JP3727824B2 (ja) 打抜き屑分離型の突落し部材支持具
CN109747264B (zh) 薄膜碎屑清除结构
JP4791294B2 (ja) 紙粉除去装置
JP5148091B2 (ja) ロータリダイカット装置
CN212020963U (zh) 一种动态清废模具
CN218659475U (zh) 一种礼品盒底座落料装置
CN221756222U (zh) 一种堆叠式压痕打孔装置
JP6482153B1 (ja) 段ボールシート用抜き型および段ボールシート向け打ち抜き方法
KR101915569B1 (ko) 마트용 가격태그 제조 시스템
CN221092962U (zh) 取料装置
CN221953436U (zh) 一种具有材料固定结构的印刷模切机
JP3100551U (ja) 段ボール類又は紙製品類等の紙粉除去装置
JP3117929B2 (ja) 自動カス取り装置及び自動カス取り方法

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090119

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees