JP3107619B2 - ディスク装置 - Google Patents
ディスク装置Info
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- JP3107619B2 JP3107619B2 JP03329380A JP32938091A JP3107619B2 JP 3107619 B2 JP3107619 B2 JP 3107619B2 JP 03329380 A JP03329380 A JP 03329380A JP 32938091 A JP32938091 A JP 32938091A JP 3107619 B2 JP3107619 B2 JP 3107619B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積層配置され、回転駆
動される記録媒体と、該記録媒体の近傍に設けられ、回
転端部には前記記録媒体に対してデータのリード/ライ
トを行うヘッドが設けられたロータリアクチュエータと
を具備するディスク装置に関する。
動される記録媒体と、該記録媒体の近傍に設けられ、回
転端部には前記記録媒体に対してデータのリード/ライ
トを行うヘッドが設けられたロータリアクチュエータと
を具備するディスク装置に関する。
【0002】近年、ノートサイズのパーソナルコンピュ
ータに代表されるように、コンピュータシステムの小型
化,インテリジェント化が進んでいるが、これに伴い外
部記憶装置としてのディスク装置も小型化,大容量化が
要望されている。このため、記録媒体のTPI(トラック密
度),BPI(最大線記録密度)等を上げることも有効な方法
であるが、単純に記録媒体間の間隔を狭くして、記録媒
体の枚数を増やすことも有効な手段である。
ータに代表されるように、コンピュータシステムの小型
化,インテリジェント化が進んでいるが、これに伴い外
部記憶装置としてのディスク装置も小型化,大容量化が
要望されている。このため、記録媒体のTPI(トラック密
度),BPI(最大線記録密度)等を上げることも有効な方法
であるが、単純に記録媒体間の間隔を狭くして、記録媒
体の枚数を増やすことも有効な手段である。
【0003】
【従来の技術】図8は従来のディスク装置の一例として
の磁気ディスク装置の平面部分断面図、図9は図8にお
けるA方向矢視図である。
の磁気ディスク装置の平面部分断面図、図9は図8にお
けるA方向矢視図である。
【0004】これらの図において、1は天面が開放され
たエンクロージャ、2はエンクロージャ1の天面を覆う
ふたである。エンクロージャ1のベース上には、積層配
置され、図示しない駆動部によって回転駆動(例えば、3
600rpm)される記録媒体としての磁気ディスク3が設け
られている。
たエンクロージャ、2はエンクロージャ1の天面を覆う
ふたである。エンクロージャ1のベース上には、積層配
置され、図示しない駆動部によって回転駆動(例えば、3
600rpm)される記録媒体としての磁気ディスク3が設け
られている。
【0005】磁気ディスク3の近傍には、アクチュエー
タ4が配設されている。次に、アクチュエータ4の説明
を行う。エンクロージャ1のベースには、アクチュエー
タシャフト5が立設されている。このアクチュエータシ
ャフト5には、アクチュエータ組み立て体6が回転可能
に取り付けられている。アクチュエータ組み立て体6の
一方の回転端部には、磁気ディスクの記録面に延出する
ヘッドアーム7が形成されている。一方、アクチュエー
タ組み立て体6の他方の端部には、コイル8が取り付け
られている。そして、このコイル8は、エンクロージャ
1のベースに設けられた磁気回路9の磁気ギャップ10
に配設されている。
タ4が配設されている。次に、アクチュエータ4の説明
を行う。エンクロージャ1のベースには、アクチュエー
タシャフト5が立設されている。このアクチュエータシ
ャフト5には、アクチュエータ組み立て体6が回転可能
に取り付けられている。アクチュエータ組み立て体6の
一方の回転端部には、磁気ディスクの記録面に延出する
ヘッドアーム7が形成されている。一方、アクチュエー
タ組み立て体6の他方の端部には、コイル8が取り付け
られている。そして、このコイル8は、エンクロージャ
1のベースに設けられた磁気回路9の磁気ギャップ10
に配設されている。
【0006】ヘッドアーム7の先端部には、ヘッド支持
機構としてのスプリングアーム11,ジンバルばね12
を介して、磁気ディスク3に対してデータのリード/ラ
イトを行うヘッド13が設けられている。
機構としてのスプリングアーム11,ジンバルばね12
を介して、磁気ディスク3に対してデータのリード/ラ
イトを行うヘッド13が設けられている。
【0007】次に、上記構成の作動を説明する。磁気デ
ィスク装置に電流を供給すると、磁気ディスク3は図示
しない駆動部によって回転駆動される。そして、図示し
ない制御部がコイル8へ電流を流すと、コイル8に推力
が発生し、アクチュエータ4はアクチュエータシャフト
5を中心に回転し、この回転により、ヘッドアーム7が
磁気ディスクの所望のトラック上へ移動する。そして、
ヘッド13が磁気ディスク3に対してデータのリード/
ライトを行う。
ィスク装置に電流を供給すると、磁気ディスク3は図示
しない駆動部によって回転駆動される。そして、図示し
ない制御部がコイル8へ電流を流すと、コイル8に推力
が発生し、アクチュエータ4はアクチュエータシャフト
5を中心に回転し、この回転により、ヘッドアーム7が
磁気ディスクの所望のトラック上へ移動する。そして、
ヘッド13が磁気ディスク3に対してデータのリード/
ライトを行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の従来の磁気
ディスク装置の場合、図9に示すように、ヘッドアーム
7の一方の面に、スプリングアーム11,ジンバルばね
12を介してup側のヘッド13が設けられ、ヘッドアー
ム7の他方の面には、スプリングアーム11と背中合せ
に設けられたスプリングアーム11′,ジンバルばね1
2と背中合わせに設けられたジンバルばね12′を介し
て、up側のヘッド13と背中合わせに設けられたdown側
のヘッド13′が設けられている。
ディスク装置の場合、図9に示すように、ヘッドアーム
7の一方の面に、スプリングアーム11,ジンバルばね
12を介してup側のヘッド13が設けられ、ヘッドアー
ム7の他方の面には、スプリングアーム11と背中合せ
に設けられたスプリングアーム11′,ジンバルばね1
2と背中合わせに設けられたジンバルばね12′を介し
て、up側のヘッド13と背中合わせに設けられたdown側
のヘッド13′が設けられている。
【0009】この様な構成であると、スプリングアーム
11,11′、ジンバルばね12,12′及びヘッド1
3,13′が背中合わせの状態であるので、磁気ディス
ク3の面間距離を狭くするには、限度があるという問題
点がある。
11,11′、ジンバルばね12,12′及びヘッド1
3,13′が背中合わせの状態であるので、磁気ディス
ク3の面間距離を狭くするには、限度があるという問題
点がある。
【0010】これを解決するために、特開平3−128
82号公報で開示されたものがある。図10は特開平3
−12882号公報に開示された磁気ディスク装置のヘ
ッド配置を説明する構成図、図11は図10における問
題点を説明する図である。尚、これらの図において、図
8及び図9と同一部位には、同一符合を付し、それらの
説明は省略する。これらの図において、図8及び図9と
異なる点は、ヘッド13,ヘッド13′が背中合せにな
っておらず、ずらして配設されている点である。
82号公報で開示されたものがある。図10は特開平3
−12882号公報に開示された磁気ディスク装置のヘ
ッド配置を説明する構成図、図11は図10における問
題点を説明する図である。尚、これらの図において、図
8及び図9と同一部位には、同一符合を付し、それらの
説明は省略する。これらの図において、図8及び図9と
異なる点は、ヘッド13,ヘッド13′が背中合せにな
っておらず、ずらして配設されている点である。
【0011】このような構成とすることで、磁気ディス
ク3間の面間距離を狭くすることが可能となるが、図1
1に示すように、ヘッドアーム7の先端に設けられたヘ
ッド13とヘッド13′との可動範囲が異なるので、磁
気ディスク3の記録面(データエリア)が狭くなるという
別の問題点が生じる。
ク3間の面間距離を狭くすることが可能となるが、図1
1に示すように、ヘッドアーム7の先端に設けられたヘ
ッド13とヘッド13′との可動範囲が異なるので、磁
気ディスク3の記録面(データエリア)が狭くなるという
別の問題点が生じる。
【0012】例えば、磁気ディスク3の使用可能データ
ゾーンを20mm,ヘッド13,13′の幅を2mm,ヘッド1
3,13′の隙間を2mmと仮定すると、ヘッド13,1
3′のピッチは3mmとなり、各ヘッド13,13′の使用
可能データゾーンは20mm-3mm=17mmとなる。したがっ
て、磁気ディスク1枚当たりの記憶容量が、約(17-20)/
20=15%減少する。
ゾーンを20mm,ヘッド13,13′の幅を2mm,ヘッド1
3,13′の隙間を2mmと仮定すると、ヘッド13,1
3′のピッチは3mmとなり、各ヘッド13,13′の使用
可能データゾーンは20mm-3mm=17mmとなる。したがっ
て、磁気ディスク1枚当たりの記憶容量が、約(17-20)/
20=15%減少する。
【0013】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、記録媒体間の面間距離を狭くでき、
これにより記録媒体の実装枚数を増やし、記憶容量の大
容量化を可能とするディスク装置を提供することにあ
る。
ので、その目的は、記録媒体間の面間距離を狭くでき、
これにより記録媒体の実装枚数を増やし、記憶容量の大
容量化を可能とするディスク装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1及び図2は本発明の
請求項1記載の発明の原理図であり、図1は平面構成
図、図2は図1における側面構成図である。21は積層
配置され、回転駆動される記録媒体、22は記録媒体2
1の近傍に設けられ、回転端部には記録媒体21に対し
てデータのリード/ライトを行うヘッドが設けられたロ
ータリアクチュエータである。
請求項1記載の発明の原理図であり、図1は平面構成
図、図2は図1における側面構成図である。21は積層
配置され、回転駆動される記録媒体、22は記録媒体2
1の近傍に設けられ、回転端部には記録媒体21に対し
てデータのリード/ライトを行うヘッドが設けられたロ
ータリアクチュエータである。
【0015】そして、ロータリアクチュエータ22に
は、積層配置された記録媒体21のうちの第1の記録媒
体23の記録面23aとこの第1の記録媒体23に隣接
する第2の記録媒体24の記録面24aとで挟まれた空
間であって、記録媒体21の回転中心とロータリアクチ
ュエータ22の回転中心とを面内に含む平面によって対
称に仕切られた二つの空間のうちの、一方の空間内へ延
出する第1のアーム部25と、他方の空間内へ延出する
第2のアーム部26とが設けられている。
は、積層配置された記録媒体21のうちの第1の記録媒
体23の記録面23aとこの第1の記録媒体23に隣接
する第2の記録媒体24の記録面24aとで挟まれた空
間であって、記録媒体21の回転中心とロータリアクチ
ュエータ22の回転中心とを面内に含む平面によって対
称に仕切られた二つの空間のうちの、一方の空間内へ延
出する第1のアーム部25と、他方の空間内へ延出する
第2のアーム部26とが設けられている。
【0016】第1のアーム部25の先端部には、第1の
ヘッド支持機構27を介して第1の記録媒体23の記録
面23aに対してデータのリード/ライトを行う第1の
ヘッド28が、第2のアーム部26の先端部には、第2
のヘッド支持機構29を介して第2の記録媒体24の記
録面24aに対してデータのリード/ライトを行う第2
のヘッド30がそれぞれ設けられている。
ヘッド支持機構27を介して第1の記録媒体23の記録
面23aに対してデータのリード/ライトを行う第1の
ヘッド28が、第2のアーム部26の先端部には、第2
のヘッド支持機構29を介して第2の記録媒体24の記
録面24aに対してデータのリード/ライトを行う第2
のヘッド30がそれぞれ設けられている。
【0017】そして、第1のアーム部25と第2のアー
ム部26は、第1のヘッド28が記録媒体21の最イン
ナのトラックに位置しているときに、第2のヘッド30
は記録媒体21の最アウタのトラックに位置するように
形成されている。
ム部26は、第1のヘッド28が記録媒体21の最イン
ナのトラックに位置しているときに、第2のヘッド30
は記録媒体21の最アウタのトラックに位置するように
形成されている。
【0018】次に、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、第1及び第2のヘッド支持機構2
7,29のうちどちらか一方のヘッド支持機構は、アー
ム部の先端部より基端部に向かって延出するように設け
られ、他方のヘッド支持機構は、アームの先端部より基
端部とは反対方向に向かって延出するように設けたもの
である。
載の発明において、第1及び第2のヘッド支持機構2
7,29のうちどちらか一方のヘッド支持機構は、アー
ム部の先端部より基端部に向かって延出するように設け
られ、他方のヘッド支持機構は、アームの先端部より基
端部とは反対方向に向かって延出するように設けたもの
である。
【0019】
【作用】請求項1記載の発明のディスク装置において、
ロータリアクチュエータ22が回転駆動されると、第1
のアーム部25の先端部に設けられた第1のヘッド28
が第1の記録媒体23の記録面23aの所望のトラック
へ移動し、第1の記録媒体23の記録面に対してデータ
のリード/ライトを行う。
ロータリアクチュエータ22が回転駆動されると、第1
のアーム部25の先端部に設けられた第1のヘッド28
が第1の記録媒体23の記録面23aの所望のトラック
へ移動し、第1の記録媒体23の記録面に対してデータ
のリード/ライトを行う。
【0020】又、第2のアーム部26の先端部に設けら
れた第2のヘッドアーム26の先端部に設けられた第2
のヘッド30が第2の記録媒体24の記録面24aの所
定のトラックへ移動し、第2の記録媒体24の記録面2
4aに対してデータのリード/ライトを行う。
れた第2のヘッドアーム26の先端部に設けられた第2
のヘッド30が第2の記録媒体24の記録面24aの所
定のトラックへ移動し、第2の記録媒体24の記録面2
4aに対してデータのリード/ライトを行う。
【0021】そして、第1のアーム部25と第2のアー
ム部26とは、記録媒体21の回転中心を間にして両サ
イドに設けられ、更に、第1のヘッド28が記録媒体2
1の最インナのトラックに位置する時には、第2のヘッ
ド30が記録媒体21の最アウタのトラックに位置する
ように設けられているので、記録媒体21の記録面23
a,24a全域に対してデータのリード/ライトを行え
る。
ム部26とは、記録媒体21の回転中心を間にして両サ
イドに設けられ、更に、第1のヘッド28が記録媒体2
1の最インナのトラックに位置する時には、第2のヘッ
ド30が記録媒体21の最アウタのトラックに位置する
ように設けられているので、記録媒体21の記録面23
a,24a全域に対してデータのリード/ライトを行え
る。
【0022】次に、請求項2記載のディスク装置におい
ては、請求項1記載の発明において、第1及び第2のヘ
ッド支持機構27,29のうちどちらか一方をヘッドア
ームの先端部より基端部に向かって延出するように設け
たことにより、第1のヘッドと第2のヘッドが同一タイ
プのものを使用でき、安定した浮上特性及び電磁変換特
性を可能とする。
ては、請求項1記載の発明において、第1及び第2のヘ
ッド支持機構27,29のうちどちらか一方をヘッドア
ームの先端部より基端部に向かって延出するように設け
たことにより、第1のヘッドと第2のヘッドが同一タイ
プのものを使用でき、安定した浮上特性及び電磁変換特
性を可能とする。
【0023】
【実施例】次に図面を用いて本発明の一実施例を説明す
る。図3は本発明の第1の実施例を説明する要部平面構
成図、図4は本実施例の全体を説明する平面構成図、図
5は図4における正面構成図、図6は本発明の第2の実
施例を説明する図、図7は第2の実施例の効果を説明す
る図である。
る。図3は本発明の第1の実施例を説明する要部平面構
成図、図4は本実施例の全体を説明する平面構成図、図
5は図4における正面構成図、図6は本発明の第2の実
施例を説明する図、図7は第2の実施例の効果を説明す
る図である。
【0024】最初に、図3乃至図5を用いて本発明の第
1の実施例を説明する。先ず図4及び図5を用いて本実
施例のディスク装置を説明する。31は上面が開放され
たエンクロージャである。このエンクロージャ31のベ
ース上には、複数枚積層配置され、図示しない駆動部に
よって回転駆動(例えば、3600rpm)される記録媒体とし
ての磁気ディスク33が設けられている。
1の実施例を説明する。先ず図4及び図5を用いて本実
施例のディスク装置を説明する。31は上面が開放され
たエンクロージャである。このエンクロージャ31のベ
ース上には、複数枚積層配置され、図示しない駆動部に
よって回転駆動(例えば、3600rpm)される記録媒体とし
ての磁気ディスク33が設けられている。
【0025】磁気ディスク33の近傍には、アクチュエ
ータ34が配設されている。次に、アクチュエータ34
の説明を行う。エンクロージャ31のベースには、アク
チュエータシャフト35が立設されている。このアクチ
ュエータシャフト35には、アクチュエータ組み立て体
36が回転可能に取り付けられている。アクチュエータ
組み立て体36の一方の回転端部には、積層配置された
磁気ディスク33の各記録面上に延出するアームAが設
けられている。
ータ34が配設されている。次に、アクチュエータ34
の説明を行う。エンクロージャ31のベースには、アク
チュエータシャフト35が立設されている。このアクチ
ュエータシャフト35には、アクチュエータ組み立て体
36が回転可能に取り付けられている。アクチュエータ
組み立て体36の一方の回転端部には、積層配置された
磁気ディスク33の各記録面上に延出するアームAが設
けられている。
【0026】次に、アームAの説明を行う。アームA
は、第1の磁気ディスク37の記録面37aとこの第1
の磁気ディスク37に隣接する第2の磁気ディスク38
の記録面38aとで挟まれた空間であって、磁気ディス
ク33の回転中心とアクチュエータシャフト35の回転
中心とを面内に含む平面によって対称に仕切られた二つ
の空間のうちの、一方の空間内へ延出する第1のアーム
部39と、他方の空間内へ延出する第2のアーム部40
とより構成されている。第1のアーム部39の先端部に
は、第1のアーム部39の基端部と反対方向に延出する
第1のヘッド支持機構41を介して第1の磁気ディスク
37の記録面37aに対してデータのリード/ライトを
行う第1のヘッド42が設けられ、又、第2のアーム部
40の先端部には、第2のヘッドアーム部40の基端部
と反対方向に延出する第2のヘッド支持機構43を介し
て第2の磁気ディスク38の記録面38aに対してデー
タのリード/ライトを行う第2のヘッド44が設けられ
ている。
は、第1の磁気ディスク37の記録面37aとこの第1
の磁気ディスク37に隣接する第2の磁気ディスク38
の記録面38aとで挟まれた空間であって、磁気ディス
ク33の回転中心とアクチュエータシャフト35の回転
中心とを面内に含む平面によって対称に仕切られた二つ
の空間のうちの、一方の空間内へ延出する第1のアーム
部39と、他方の空間内へ延出する第2のアーム部40
とより構成されている。第1のアーム部39の先端部に
は、第1のアーム部39の基端部と反対方向に延出する
第1のヘッド支持機構41を介して第1の磁気ディスク
37の記録面37aに対してデータのリード/ライトを
行う第1のヘッド42が設けられ、又、第2のアーム部
40の先端部には、第2のヘッドアーム部40の基端部
と反対方向に延出する第2のヘッド支持機構43を介し
て第2の磁気ディスク38の記録面38aに対してデー
タのリード/ライトを行う第2のヘッド44が設けられ
ている。
【0027】一方、アクチュエータ組み立て体36の他
方の端部には、コイル48が取り付けられている。そし
て、このコイル48は、エンクロージャ31のベースに
設けられた磁気回路49の磁気ギャップ50に配設され
ている。
方の端部には、コイル48が取り付けられている。そし
て、このコイル48は、エンクロージャ31のベースに
設けられた磁気回路49の磁気ギャップ50に配設され
ている。
【0028】そして、図3に示すように、第1のアーム
部39と第2のアーム部40は、第1のヘッド42が第
1の磁気ディスク37の記録面37aの最インナ側のト
ラックITに位置しているときに、第2のヘッド44は第
2の磁気ディスク38の記録面38aの最アウタ側のト
ラックOTに位置するように形成されている。
部39と第2のアーム部40は、第1のヘッド42が第
1の磁気ディスク37の記録面37aの最インナ側のト
ラックITに位置しているときに、第2のヘッド44は第
2の磁気ディスク38の記録面38aの最アウタ側のト
ラックOTに位置するように形成されている。
【0029】次に、上記構成の作動を説明する。磁気デ
ィスク装置に電流を供給すると、磁気ディスク33は図
示しない駆動部によって回転駆動される。そして、図示
しない制御部がコイル48へ電流を流すと、コイル48
に推力が発生し、アクチュエータ34はアクチュエータ
シャフト35を中心に回転し、この回転により、第1及
び第2のアーム部39,40が磁気ディスクの所望のト
ラック上へ移動する。そして、第1のヘッド42,第2
のヘッド44が磁気ディスク33に対してデータのリー
ド/ライトを行う。
ィスク装置に電流を供給すると、磁気ディスク33は図
示しない駆動部によって回転駆動される。そして、図示
しない制御部がコイル48へ電流を流すと、コイル48
に推力が発生し、アクチュエータ34はアクチュエータ
シャフト35を中心に回転し、この回転により、第1及
び第2のアーム部39,40が磁気ディスクの所望のト
ラック上へ移動する。そして、第1のヘッド42,第2
のヘッド44が磁気ディスク33に対してデータのリー
ド/ライトを行う。
【0030】上記構成によれば、アームAにおいて、第
1及び第2のヘッド42,44が背中合わせになってい
ないので、第1の磁気ディスク37と第2の磁気ディス
ク38との面間距離を従来よりも狭めることができる。
1及び第2のヘッド42,44が背中合わせになってい
ないので、第1の磁気ディスク37と第2の磁気ディス
ク38との面間距離を従来よりも狭めることができる。
【0031】又、第1のアーム部39と第2のアーム部
40とを磁気ディスク33の回転中心を介して配置し、
更に、第1のヘッド42が第1の磁気ディスク37の最
インナのトラックに位置している時に、第2のヘッド4
4が第2の磁気ディスク38の最アウタのトラックに位
置するように第1のアーム部39と第2のアーム部40
とを形成したので、各磁気ディスクの記録面を全部使用
することができるので、記憶容量の大容量化を図ること
ができる。
40とを磁気ディスク33の回転中心を介して配置し、
更に、第1のヘッド42が第1の磁気ディスク37の最
インナのトラックに位置している時に、第2のヘッド4
4が第2の磁気ディスク38の最アウタのトラックに位
置するように第1のアーム部39と第2のアーム部40
とを形成したので、各磁気ディスクの記録面を全部使用
することができるので、記憶容量の大容量化を図ること
ができる。
【0032】次に、図6及び図7を用いて本発明の第2
の実施例を説明する。これらの図において、第1の実施
例と同一部分には、同一符合を付し、それらの詳細な説
明は省略する。本実施例と第1の実施例と異なる部分
は、アクチュエータ組み立て体61である。アクチュエ
ータ組み立て体61の各アームAには、第1のアーム部
62と第2のアーム部63とが形成されている。
の実施例を説明する。これらの図において、第1の実施
例と同一部分には、同一符合を付し、それらの詳細な説
明は省略する。本実施例と第1の実施例と異なる部分
は、アクチュエータ組み立て体61である。アクチュエ
ータ組み立て体61の各アームAには、第1のアーム部
62と第2のアーム部63とが形成されている。
【0033】第1のアーム部62の先端部には、第1の
アーム部62の基端部と反対方向に向かって延出する第
1のヘッド支持機構64を介して第1のヘッド65が設
けられている。又、第2のアーム部63の先端部には、
第2のアーム部63の基端部に向かって延出する第2の
ヘッド支持機構66を介して第2のヘッド67が設けら
れている。そして、アクチュエータシャフト60から第
1のヘッド65迄の距離とアクチュエータシャフト60
から第2のヘッドアーム部63迄の距離は略等しくなる
ように、第2のアーム部63及び第2のヘッド支持機構
の長さは設定されている。
アーム部62の基端部と反対方向に向かって延出する第
1のヘッド支持機構64を介して第1のヘッド65が設
けられている。又、第2のアーム部63の先端部には、
第2のアーム部63の基端部に向かって延出する第2の
ヘッド支持機構66を介して第2のヘッド67が設けら
れている。そして、アクチュエータシャフト60から第
1のヘッド65迄の距離とアクチュエータシャフト60
から第2のヘッドアーム部63迄の距離は略等しくなる
ように、第2のアーム部63及び第2のヘッド支持機構
の長さは設定されている。
【0034】ところで、第1の実施例においては、図7
(a)及び図7(b)に示すように、第1のヘッド42及び
第2のヘッド44に対する磁気ディスク37,38の回
転方向(矢印で示す)は異なる。よって、第1のヘッド4
2が第1の磁気ディスク37に対して微小量浮上する為
に、第1の磁気ヘッド42では、テーパ部(空気流入端)
42aを前端部に形成したもの(DOWNタイプ)が用いら
れ、第2の磁気ヘッド44においては、テーパ部44a
を後端部に形成したもの(UPタイプ)が用いられ、2つの
タイプの磁気ヘッドが必要となる。
(a)及び図7(b)に示すように、第1のヘッド42及び
第2のヘッド44に対する磁気ディスク37,38の回
転方向(矢印で示す)は異なる。よって、第1のヘッド4
2が第1の磁気ディスク37に対して微小量浮上する為
に、第1の磁気ヘッド42では、テーパ部(空気流入端)
42aを前端部に形成したもの(DOWNタイプ)が用いら
れ、第2の磁気ヘッド44においては、テーパ部44a
を後端部に形成したもの(UPタイプ)が用いられ、2つの
タイプの磁気ヘッドが必要となる。
【0035】特に、DOWNタイプである第1の磁気ヘッド
42の場合、浮上特性も不安定な挙動を示す場合もあ
る。しかし、本実施例においては、上記の様な構成とし
たことにより、第1の磁気ヘッド65,第2の磁気ヘッ
ド67は、共に、図7(a)に示すUPタイプの磁気ヘッド
となり、第1の実施例における効果に加え、磁気ヘッド
種類を浮上特性が良好で、電磁変換特性も良好な1つの
種類に限定できる。
42の場合、浮上特性も不安定な挙動を示す場合もあ
る。しかし、本実施例においては、上記の様な構成とし
たことにより、第1の磁気ヘッド65,第2の磁気ヘッ
ド67は、共に、図7(a)に示すUPタイプの磁気ヘッド
となり、第1の実施例における効果に加え、磁気ヘッド
種類を浮上特性が良好で、電磁変換特性も良好な1つの
種類に限定できる。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように請求項1記載の発明に
よれば、記録媒体間の面間距離を狭くでき、これにより
記録媒体の実装枚数を増やし、記憶容量の大容量化を実
現できる。
よれば、記録媒体間の面間距離を狭くでき、これにより
記録媒体の実装枚数を増やし、記憶容量の大容量化を実
現できる。
【0037】又、請求項2記載の発明によれば、請求項
1記載の発明の効果に加え、浮上特性の良好なヘッドの
種類を1つにできる。
1記載の発明の効果に加え、浮上特性の良好なヘッドの
種類を1つにできる。
【図1】本発明の原理図である。
【図2】図1における側面構成図である。
【図3】本発明の第1の実施例を説明する要部平面構成
図である。
図である。
【図4】本実施例の全体を説明する平面構成図である。
【図5】図4における正面構成図である。
【図6】本発明の第2の実施例を説明する図である。
【図7】第2の実施例の効果を説明する図である。
【図8】従来のディスク装置の一例としての磁気ディス
ク装置の平面部分断面図である。
ク装置の平面部分断面図である。
【図9】図8におけるA方向矢視図である。
【図10】特開平3−12882号公報に開示された磁
気ディスク装置のヘッド配置を説明する構成図である。
気ディスク装置のヘッド配置を説明する構成図である。
【図11】図10における問題点を説明する図である。
21 記録媒体 22 ロータリアクチュエータ 23 第1の記録媒体 23a,24a 記録面 24 第2の記録媒体 25 第1のアーム部 26 第2のアーム部 27 第1のヘッド支持機構 28 第1のヘッド 29 第2のヘッド支持機構 30 第2のヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 21/02,5/012,33/12
Claims (2)
- 【請求項1】 積層配置され、回転駆動される記録媒体
と、該記録媒体の近傍に設けられ、回転端部には前記記
録媒体に対してデータのリード/ライトを行うヘッドが
設けられたロータリアクチュエータとを具備するディス
ク装置において、 前記ロータリアクチュエータには、前記積層配置された
記録媒体のうちの第1の記録媒体の記録面とこの第1の
記録媒体に隣接する第2の記録媒体の記録面とで挟まれ
た空間であって、前記記録媒体の回転中心と前記ロータ
リアクチュエータの回転中心とを面内に含む平面によっ
て対称に仕切られた二つの空間のうちの、一方の空間内
へ延出する第1のアーム部と、他方の空間内へ延出する
第2のアーム部とを設け、前記第1の記録媒体の記録面に対してデータのリード/
ライトを行う第1のヘッドは、 前記第1のアーム部の先
端部に、第1のヘッド支持機構を介して設け、前記第2
の記録媒体の記録面に対してデータのリード/ライトを
行う第2のヘッドは、前記第2のアーム部の先端部に、
第2のヘッド支持機構を介して設け、 前記第1のアーム部と前記第2のアーム部との位置関係
は、前記第1のヘッドが記録媒体の最インナのトラック
に位置している時、前記第2のヘッドが前記記録媒体の
最アウタのトラックに位置するように設定したことを特
徴とするディスク装置。 - 【請求項2】 前記第1及び第2のヘッド支持機構のう
ちの一方のヘッド支持機構は、アーム部の先端部より基
端部に向かって延出するように設けられ、他方のヘッド
支持機構は、アームの先端部より基端部とは反対方向に
向かって延出するように設けられたことを特徴とする請
求項1記載のディスク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03329380A JP3107619B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03329380A JP3107619B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0745013A JPH0745013A (ja) | 1995-02-14 |
JP3107619B2 true JP3107619B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=18220796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03329380A Expired - Fee Related JP3107619B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3107619B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014010846A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-20 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | ディスクストレージ装置 |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP03329380A patent/JP3107619B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0745013A (ja) | 1995-02-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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