JP3107071U - 可変減衰回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】 回路規模を大きくすることなく大きな減衰量が得られる可変減衰回路を提供する。
【解決手段】 第1の半導体可変インピーダンス素子2aを有する減衰回路2と、外部から与えられる制御電圧によって自身のインピーダンスが変化すると共に、第1の可変インピーダンス素子2aのインピーダンスを制御する第2の半導体可変インピーダンス素子3aを有する減衰制御回路3とを備え、減衰回路2と減衰制御回路3とを縦続接続して減衰回路2のみならず減衰制御回路3によっても信号を減衰するようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】 第1の半導体可変インピーダンス素子2aを有する減衰回路2と、外部から与えられる制御電圧によって自身のインピーダンスが変化すると共に、第1の可変インピーダンス素子2aのインピーダンスを制御する第2の半導体可変インピーダンス素子3aを有する減衰制御回路3とを備え、減衰回路2と減衰制御回路3とを縦続接続して減衰回路2のみならず減衰制御回路3によっても信号を減衰するようにした。
【選択図】 図1
Description
本考案は、テレビジョンチューナ等に使用される可変減衰回路に関する。
従来の可変減衰回路は、図2に示すように第一アッテネータ部41aとRF増幅回路42と第二アッテネータ部41bとが縦続接続されて構成されている。両アッテネータ部41a、41bは同一の回路構成を有しているので、第一アッテネータ部41aについて説明する。第一アッテネータ部41aの入力端子INaと出力端子OUTaとの間には、PINダイオードD1aが設けられている。PINダイオードD1aのアノードは、接続用のコンデンサC1aを介して入力端子INaに接続されており、カソードは、コンデンサC2aを介して出力端子OUTaに接続されている。
PINダイオードD1aのアノードには、駆動用の抵抗R1aおよびトランジスタTr1a、並びに高域遮断用のコイルL1aを介して、制御電圧v2が印加されている。PINダイオードD1aのカソードは、抵抗R2aを介して接地されている。
さらに、PINダイオードD1aのアノードは、直流阻止用のコンデンサC3a、PINダイオードD2aおよびコンデンサC4aを介して接地されている。PINダイオードD2aのアノード、すなわち、コンデンサC3aとPINダイオードD2aとの接続点には、所定の電圧v4aが印加されている。電圧v4aは、例えば、抵抗R3aおよびR4aで所定の電源電圧Bを分圧して生成されており、制御電圧v2が最大の場合におけるPINダイオードD1aのカソード端の電圧v3aよりも低くなるように設定される。また、PINダイオードD2aのカソードは、PINダイオードD3aを介して、PINダイオードD1aのカソードに接続される。
そして、制御電圧v2を変化することによってトランジスタTr1のコレクタ電流を変化させ、これによってPINダイオードD1a〜D3aに流れる電流を制御する(例えば、特許文献1参照。)。
アッテネータ部41aのPINダイオードD1a〜D3aは駆動用のトランジスタTr1によって電流が制御され、それによって減衰量が変化するが、減衰量が不足する場合は同様な構成のアッテネータ部41bをさらに追加する必要があった。そのため、回路規模が大きくなって、チューナ等の小型化ができなかった。
本考案は、回路規模を大きくすることなく大きな減衰量が得られる可変減衰回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の半導体可変インピーダンス素子を有する減衰回路と、外部から与えられる制御電圧によって自身のインピーダンスが変化すると共に、前記第1の可変インピーダンス素子のインピーダンスを制御する第2の半導体可変インピーダンス素子を有する減衰制御回路とを備え、前記減衰回路と前記減衰制御回路とを信号経路に縦続接続した。
また、前記第1の半導体可変インピーダンス素子をPINダイオードで構成すると共に、前記第2の半導体可変インピーダンス素子をトランジスタで構成し、前記PINダイオードを信号線とグランドとの間に結合すると共に、前記トランジスタのコレクタ、エミッタを前記信号線、グランドにそれぞれ結合し、前記トランジスタのベースに前記制御電圧を印加し、前記トランジスタのコレクタ電流を前記PINダイオードにも流した。
また、前記トランジスタをPNPトランジスタで構成し、前記PINダイオードのアノードを前記信号線に結合すると共にチョークインダクタを介して電源にプルアップし、前記PNPトランジスタのコレクタを接地し、エミッタを前記信号線路に結合すると共に、第1の抵抗を介して前記電源にプルアップし、エミッタを、高周波絶縁素子を介して前記PINダイオードのカソードに接続した。
また、前記減衰回路と前記減衰制御回路との間に増幅回路を介挿した。
請求項1の考案によれば、第1の半導体可変インピーダンス素子を有する減衰回路と、外部から与えられる制御電圧によって自身のインピーダンスが変化すると共に、第1の可変インピーダンス素子のインピーダンスを制御する第2の半導体可変インピーダンス素子を有する減衰制御回路とを備え、減衰回路と減衰制御回路とを信号経路に縦続接続したので、減衰回路だけでなく減衰制御回路によっても信号を減衰させることができる。よって、大きな減衰量が得られる。
また、請求項2の考案によれば、第1の半導体可変インピーダンス素子をPINダイオードで構成すると共に、第2の半導体可変インピーダンス素子をトランジスタで構成し、PINダイオードを信号線とグランドとの間に結合すると共に、トランジスタのコレクタ、エミッタを信号線、グランドにそれぞれ結合し、トランジスタのベースに制御電圧を印加し、トランジスタのコレクタ電流をPINダイオードにも流したので、制御電圧によってトランジスタのインピーダンスとPINダイオードのインピーダンスとを変えられる。
また、請求項3の考案によれば、トランジスタをPNPトランジスタで構成し、PINダイオードのアノードを信号線に結合すると共にチョークインダクタを介して電源にプルアップし、PNPトランジスタのコレクタを接地し、エミッタを信号線路に結合すると共に、第1の抵抗を介して電源にプルアップし、エミッタを、高周波絶縁素子を介してPINダイオードのカソードに接続したので、最も簡単な構成で大きな減衰量が得られる。
また、請求項4の考案によれば、減衰回路と減衰制御回路との間に増幅回路を介挿したので、増幅回路の歪みを少なくして大きな減衰が得られる。
図1に従って本考案の可変減衰回路を説明する。増幅回路1の次段には減衰回路2が設けられ、前段には減衰制御回路3が設けられる。減衰回路2には第1の半導体可変インピーダンス素子であるPINダイオード2aが用いられ、増幅回路1の出力側の信号線にアノードが結合される。そして、アノードはチョークインダクタ2bを介して電源Bにプルアップされ、カソードは直流阻止コンデンサ2cによって高周波的に接地される。
減衰制御回路3には第2の半導体可変インピーダンス素子であるPNPトランジスタ3aが用いられ、そのコレクタは接地され、エミッタは、増幅回路1の入力側の信号線にコンデンサ3bを介して結合されると共に、抵抗3cを介して電源Bにプルアップされる。また、エミッタはPINダイオード2aのカソードに抵抗4を介して接続される、そして、ベースには制御電圧Vが印加される。制御電圧Vは電源Bの電圧よりも低い範囲で変化する。
この構成において、制御電圧Vが電源Bの電圧にほぼ等しい場合では、トランジスタ3aはオフの状態を維持してコレクタ電流は流れず、コレクタの電圧は電源Bの電圧に等しい。従って、PINダイオード2aのカソードの電圧もほぼ電源Bの電圧に等しくPINダイオード2aには電流が流れない。よって、入力端子INに入力された信号は減衰制御回路3と減衰回路2によって減衰することなく、増幅回路1で増幅されて出力端子OUTに出力される。
制御電圧が電源Bの電圧よりも低くなるに従って、トランジスタ3aのコレクタ電流が増加し、コレクタ電圧は漸次低下する。このため、PINダイオード2aに流れる電流も漸次増加する。トランジスタ2aのコレクタ電流の低下にともなって、コレクタ−エミッタ間の等価抵抗値が漸次減少し、PINダイオード2aの電流の増加にともなってアノード−カソード間の等価抵抗値が漸次減少する。よって、増幅回路1に入力される信号と増幅回路1から出力される信号のレベルが下がる。
以上のように、減衰回路2のみならず、減衰制御回路3によっても信号レベルが減衰するので、簡単な構成によって大きな減衰量が得られる。また、減衰回路2と減衰制御回路3との間に増幅回路1が介挿されたことで、減衰時の歪みも改善できる。
なお、減衰回路2の構成としては、図示した回路に限定されることはなく、例えばPINダイオードをπ型あるいはL型に構成したものでもよい。
1:増幅回路
2:減衰回路
2a:PINダイオード
2b:チョークインダクタ
2c:直流カットコンデンサ
3:減衰制御回路
3a:PNPトランジスタ
3b:コンデンサ
3c:抵抗
4:抵抗
2:減衰回路
2a:PINダイオード
2b:チョークインダクタ
2c:直流カットコンデンサ
3:減衰制御回路
3a:PNPトランジスタ
3b:コンデンサ
3c:抵抗
4:抵抗
Claims (4)
- 第1の半導体可変インピーダンス素子を有する減衰回路と、外部から与えられる制御電圧によって自身のインピーダンスが変化すると共に、前記第1の可変インピーダンス素子のインピーダンスを制御する第2の半導体可変インピーダンス素子を有する減衰制御回路とを備え、前記減衰回路と前記減衰制御回路とを信号経路に縦続接続したことを特徴とする可変減衰回路。
- 前記第1の半導体可変インピーダンス素子をPINダイオードで構成すると共に、前記第2の半導体可変インピーダンス素子をトランジスタで構成し、前記PINダイオードを信号線とグランドとの間に結合すると共に、前記トランジスタのコレクタ、エミッタを前記信号線、グランドにそれぞれ結合し、前記トランジスタのベースに前記制御電圧を印加し、前記トランジスタのコレクタ電流を前記PINダイオードにも流したことを特徴とする請求項1に記載の可変減衰回路。
- 前記トランジスタをPNPトランジスタで構成し、前記PINダイオードのアノードを前記信号線に結合すると共にチョークインダクタを介して電源にプルアップし、前記PNPトランジスタのコレクタを接地し、エミッタを前記信号線路に結合すると共に、第1の抵抗を介して前記電源にプルアップし、エミッタを、高周波絶縁素子を介して前記PINダイオードのカソードに接続したことを特徴とする請求項2に記載の可変減衰回路。
- 前記減衰回路と前記減衰制御回路との間に増幅回路を介挿したことを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の可変減衰回路。
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- 2005-07-28 US US11/191,465 patent/US7345556B2/en not_active Expired - Fee Related
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