JP3105749B2 - 画面表示変換方法 - Google Patents
画面表示変換方法Info
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Landscapes
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスプレイに表示さ
れる画面を変換するための画面変換方法に係り、特に、
コンピュータ・システムに接続されたビットマップ形式
ディスプレイ上に表示されるアプリケーション・プログ
ラムの画面を変換するための画面変換方法に関する。更
に詳しくは、本発明は、3270端末エミュレータのよ
うに、本来、テキスト・ベースの画面を提供するアプリ
ケーション・プログラムに向けられたものであり、ホス
ト・アプリケーションから送られてくるテキスト・ベー
スの画面情報をGUI風の画面表示(GUI-flavored
host screen)に変換するとともにマウス型入力(Mouse
-oriented operation)を可能にするための画面変換方
法に関する。
れる画面を変換するための画面変換方法に係り、特に、
コンピュータ・システムに接続されたビットマップ形式
ディスプレイ上に表示されるアプリケーション・プログ
ラムの画面を変換するための画面変換方法に関する。更
に詳しくは、本発明は、3270端末エミュレータのよ
うに、本来、テキスト・ベースの画面を提供するアプリ
ケーション・プログラムに向けられたものであり、ホス
ト・アプリケーションから送られてくるテキスト・ベー
スの画面情報をGUI風の画面表示(GUI-flavored
host screen)に変換するとともにマウス型入力(Mouse
-oriented operation)を可能にするための画面変換方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の技術革新によって、パーソナル・
コンピュータ(PC)の利用態様は多様化してきた。
コンピュータ(PC)の利用態様は多様化してきた。
【0003】PCの利用態様の1つとして、ES900
0あるいはS/390などのホスト・システムとネット
ワークを介して接続されて、ホスト・メインフレーム上
で稼働する適用業務プログラムの入出力端末(例えば3
270端末)として用いられる場合が挙げられる(図3
4参照)。この場合、PCは、ハードウェア的には、通
信データ(例えば3270データ・ストリーム)を送受
信するための通信用アダプタ・カードを装着することに
よって通信線(例えば同軸ケーブル)でホスト・システ
ムと連絡しているとともに、ソフトウェア的には、32
70端末などをエミュレートするためのプログラム(以
下、「エミュレーション・プログラム」又は「エミュレ
ータ」という。)をアプリケーション・プログラムの1
つとしてサポートしていることが前提となる(図2参
照)。3270端末エミュレータは、エミュレーション
・プログラムの一例であり、ホスト・システムから送ら
れてくるホスト・アプリケーション(例えばVM/CM
Sなどのホスト・オペレーティング・システムの上で稼
動するアプリケーション・プログラム)の出力を表示す
るとともに、PC上で入力されたデータをホストに対し
て送るなど、ホスト・メインフレーム用の3270端末
となるための機能のほとんど全てを提供するソフトウェ
アである。
0あるいはS/390などのホスト・システムとネット
ワークを介して接続されて、ホスト・メインフレーム上
で稼働する適用業務プログラムの入出力端末(例えば3
270端末)として用いられる場合が挙げられる(図3
4参照)。この場合、PCは、ハードウェア的には、通
信データ(例えば3270データ・ストリーム)を送受
信するための通信用アダプタ・カードを装着することに
よって通信線(例えば同軸ケーブル)でホスト・システ
ムと連絡しているとともに、ソフトウェア的には、32
70端末などをエミュレートするためのプログラム(以
下、「エミュレーション・プログラム」又は「エミュレ
ータ」という。)をアプリケーション・プログラムの1
つとしてサポートしていることが前提となる(図2参
照)。3270端末エミュレータは、エミュレーション
・プログラムの一例であり、ホスト・システムから送ら
れてくるホスト・アプリケーション(例えばVM/CM
Sなどのホスト・オペレーティング・システムの上で稼
動するアプリケーション・プログラム)の出力を表示す
るとともに、PC上で入力されたデータをホストに対し
て送るなど、ホスト・メインフレーム用の3270端末
となるための機能のほとんど全てを提供するソフトウェ
アである。
【0004】また、最近のPCは、ハードウェア的に
は、ビットマップ表示形式のディスプレイを装備するも
のが増えてきた。また、ソフトウェア的には、OS/2
(IBM Corp.の商標)やMS−Windows(Micr
osoft Corp.の商標)のように、ビットマップ表示形式
をサポートし、マルチ・ウィンドウを提供できるオペレ
ーティング・システム(OS)が主流となってきた。こ
れら最新のOSは、一般的に、グラフィカル・ユーザ・
インターフェース(GUI)を組み込んでいる。GUI
は、マウスやジョイスティックなどによって入力された
座標値をアプリケーション・プログラムに伝えることが
できる。したがって、ユーザは、キーボードだけでな
く、マウスによっても自己の意思を簡易に入力すること
ができるようになっている。
は、ビットマップ表示形式のディスプレイを装備するも
のが増えてきた。また、ソフトウェア的には、OS/2
(IBM Corp.の商標)やMS−Windows(Micr
osoft Corp.の商標)のように、ビットマップ表示形式
をサポートし、マルチ・ウィンドウを提供できるオペレ
ーティング・システム(OS)が主流となってきた。こ
れら最新のOSは、一般的に、グラフィカル・ユーザ・
インターフェース(GUI)を組み込んでいる。GUI
は、マウスやジョイスティックなどによって入力された
座標値をアプリケーション・プログラムに伝えることが
できる。したがって、ユーザは、キーボードだけでな
く、マウスによっても自己の意思を簡易に入力すること
ができるようになっている。
【0005】また、このような最新鋭のOS上で稼働す
るアプリケーション・プログラムの中には、ビットマッ
プ表示やGUIの流れを受けて、ユーザの目を魅了する
とともに入力操作が容易な表示画面を提供するものもあ
る。図36は、このようなアプリケーション・プログラ
ムの1例を示している。同図で一目瞭然なように、画面
上でユーザに入力を促す領域((例えばウィンドウ右上
端の「アイコン化」ボタン,「最大表示」ボタンやダイ
アログ・ポックス内の「OK」ボタン,「Cancel」ボタ
ンなど)は、枠で囲われているとともに3次元的な陰影
が付されている(以下、画面上で枠で囲われてアイコン
化した領域を「ホット・スポット(HotSpot)」または
「3Dボタン」ともいう)。このような画面上では、ユ
ーザは、所望の3Dボタン領域内にマウス・ポインタを
移動し、マウス・ボタンをクリック操作するだけで該3
Dボタンに対応するキー入力と同じ操作を行えるように
なっている。3Dボタン表示は、ユーザに対して、アプ
リケーションが最新(次世代的)であるという印象を与
えるだけでなく、マウス入力のための視覚的な注意を喚
起することにもなるので、有効な表示方法といえよう。
るアプリケーション・プログラムの中には、ビットマッ
プ表示やGUIの流れを受けて、ユーザの目を魅了する
とともに入力操作が容易な表示画面を提供するものもあ
る。図36は、このようなアプリケーション・プログラ
ムの1例を示している。同図で一目瞭然なように、画面
上でユーザに入力を促す領域((例えばウィンドウ右上
端の「アイコン化」ボタン,「最大表示」ボタンやダイ
アログ・ポックス内の「OK」ボタン,「Cancel」ボタ
ンなど)は、枠で囲われているとともに3次元的な陰影
が付されている(以下、画面上で枠で囲われてアイコン
化した領域を「ホット・スポット(HotSpot)」または
「3Dボタン」ともいう)。このような画面上では、ユ
ーザは、所望の3Dボタン領域内にマウス・ポインタを
移動し、マウス・ボタンをクリック操作するだけで該3
Dボタンに対応するキー入力と同じ操作を行えるように
なっている。3Dボタン表示は、ユーザに対して、アプ
リケーションが最新(次世代的)であるという印象を与
えるだけでなく、マウス入力のための視覚的な注意を喚
起することにもなるので、有効な表示方法といえよう。
【0006】ところで、前述の3270端末エミュレー
タが提供する表示画面(以下、単に「3270画面」と
もいう)は、一般的には、テキスト・ベース(若しくは
キャラクタ・ベース)の旧態依然とした2次元的な形式
で提示されるものである。また、3270端末上では、
ユーザはキーボードから入力して操作することしか許さ
れておらず(キャラクタ・ユーザ・インターフェース:
CUI)、マウスなどによるGUI入力はできない。そ
の理由には、3270データ・ストリームがテキスト・
データのみで構成される、ということが挙げられよう。
ここで、エミュレータもPCのOS上で稼働するアプリ
ケーション・プログラムの1つであるということと、前
述のマルチ・ウインドウ環境とを考え合わせると、3D
ボタン表示が採用された最新のアプリケーションに係る
ウィンドウと旧態依然としたエミュレータに係るウィン
ドウとが同じディスプレイ・スクリーン上で雑居する、
という様子は容易に想像できるであろう。MS−Win
dowsやOS/2のプレゼンテーション・マネージャ
(PM)、AIX(IBM Corp.の商標)など、ビット
マップ表示式のGUI環境をサポートするOS上でも、
3270端末エミュレータは既にインプリメントされて
おり、マルチ・ウインドウ環境下での3270画面の存
在は実際的な問題である。テキスト・ベースの3270
画面の存在は、単にユーザにとって不便なだけでなく、
マルチ・ウィンドウ自体に対する印象をも陳腐化してし
まいかねない。
タが提供する表示画面(以下、単に「3270画面」と
もいう)は、一般的には、テキスト・ベース(若しくは
キャラクタ・ベース)の旧態依然とした2次元的な形式
で提示されるものである。また、3270端末上では、
ユーザはキーボードから入力して操作することしか許さ
れておらず(キャラクタ・ユーザ・インターフェース:
CUI)、マウスなどによるGUI入力はできない。そ
の理由には、3270データ・ストリームがテキスト・
データのみで構成される、ということが挙げられよう。
ここで、エミュレータもPCのOS上で稼働するアプリ
ケーション・プログラムの1つであるということと、前
述のマルチ・ウインドウ環境とを考え合わせると、3D
ボタン表示が採用された最新のアプリケーションに係る
ウィンドウと旧態依然としたエミュレータに係るウィン
ドウとが同じディスプレイ・スクリーン上で雑居する、
という様子は容易に想像できるであろう。MS−Win
dowsやOS/2のプレゼンテーション・マネージャ
(PM)、AIX(IBM Corp.の商標)など、ビット
マップ表示式のGUI環境をサポートするOS上でも、
3270端末エミュレータは既にインプリメントされて
おり、マルチ・ウインドウ環境下での3270画面の存
在は実際的な問題である。テキスト・ベースの3270
画面の存在は、単にユーザにとって不便なだけでなく、
マルチ・ウィンドウ自体に対する印象をも陳腐化してし
まいかねない。
【0007】2次元的な3270画面を3Dボタン表示
に変換するとともにGUI風のマウス入力を可能にする
ための既存の手法として、画面変換のためのプログラム
を各エミュレータ画面のタイプ毎に開発する、というこ
とが挙げられる。この場合、画面変換プログラムは、エ
ミュレータに対して画面バッファの内容のコピーを要求
して、該画面バッファをスキャンして所望の(ファンク
ション・キーに該当する)文字列を抽出して、これら文
字列を3次元的な陰影付き表示に変換するようになって
いる。
に変換するとともにGUI風のマウス入力を可能にする
ための既存の手法として、画面変換のためのプログラム
を各エミュレータ画面のタイプ毎に開発する、というこ
とが挙げられる。この場合、画面変換プログラムは、エ
ミュレータに対して画面バッファの内容のコピーを要求
して、該画面バッファをスキャンして所望の(ファンク
ション・キーに該当する)文字列を抽出して、これら文
字列を3次元的な陰影付き表示に変換するようになって
いる。
【0008】このような既存の画面変換プログラムは、
画面のタイプ毎に作成するという、いわばカスタマイズ
されたものであり、ユーザにとって最適なエミュレータ
画面を得ることができよう。しかしながら、画面のタイ
プ毎に変換プログラムを開発するという作業は非常に労
力を要するものであり、例えばホスト・システムが提供
する画面の種類が多ければ、ユーザのプログラム開発意
欲は忽ち失われてしまう。なお、所望の文字列等を自動
的に3Dボタン化するアプリケーション・プログラムは
既に存在するが、現行のものは単純に文字列を追うだけ
なので誤変換が多い。
画面のタイプ毎に作成するという、いわばカスタマイズ
されたものであり、ユーザにとって最適なエミュレータ
画面を得ることができよう。しかしながら、画面のタイ
プ毎に変換プログラムを開発するという作業は非常に労
力を要するものであり、例えばホスト・システムが提供
する画面の種類が多ければ、ユーザのプログラム開発意
欲は忽ち失われてしまう。なお、所望の文字列等を自動
的に3Dボタン化するアプリケーション・プログラムは
既に存在するが、現行のものは単純に文字列を追うだけ
なので誤変換が多い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、コン
ピュータ・システムに接続されたビットマップ形式ディ
スプレイ上に表示されるアプリケーション・プログラム
に係る画面を自動変換するための画面変換方法を提供す
ることにある。
ピュータ・システムに接続されたビットマップ形式ディ
スプレイ上に表示されるアプリケーション・プログラム
に係る画面を自動変換するための画面変換方法を提供す
ることにある。
【0010】本発明の更なる目的は、3270端末エミ
ュレータのようなテキスト・ベース、キャラクタ・ベー
スのアプリケーション・プログラムに係る画面を、ユー
ザがプログラムを何ら修正・変更することなく、自動変
換するための画面変換方法を提供することにある。
ュレータのようなテキスト・ベース、キャラクタ・ベー
スのアプリケーション・プログラムに係る画面を、ユー
ザがプログラムを何ら修正・変更することなく、自動変
換するための画面変換方法を提供することにある。
【0011】本発明の更なる目的は、ホスト・アプリケ
ーションから送られてくるテキスト・ベース、キャラク
タ・ベースの画面情報をGUI風の画面表示(GUI-f
lavored host screen)に変換するとともにマウス型入
力(Mouse-oriented operation)を可能にするための画
面変換方法を提供することにある。
ーションから送られてくるテキスト・ベース、キャラク
タ・ベースの画面情報をGUI風の画面表示(GUI-f
lavored host screen)に変換するとともにマウス型入
力(Mouse-oriented operation)を可能にするための画
面変換方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面
は、画面情報を変換して表示する画面表示変換方法にお
いて、表示形式を変換したい文字列(以下、被変換文字
列という)を含む集合的な文字列を前記画面情報内で検
索する第1の段階と、第1の段階で抽出された各集合的
な文字列同士の前記画面情報内における配置関係を判定
する第2の段階と、第2の段階における判定結果が肯定
的であれば各集合的な文字列の中の被変換文字列を所定
の表示形式に変換する第3の段階と、を含むことを特徴
とする画面表示変換方法である。
課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面
は、画面情報を変換して表示する画面表示変換方法にお
いて、表示形式を変換したい文字列(以下、被変換文字
列という)を含む集合的な文字列を前記画面情報内で検
索する第1の段階と、第1の段階で抽出された各集合的
な文字列同士の前記画面情報内における配置関係を判定
する第2の段階と、第2の段階における判定結果が肯定
的であれば各集合的な文字列の中の被変換文字列を所定
の表示形式に変換する第3の段階と、を含むことを特徴
とする画面表示変換方法である。
【0013】また、本発明の第2の側面は、画面情報を
変換して表示する画面表示変換方法において、前記画面
情報内で表示形式を変換したい文字列(以下、Attentio
n IDKeyという。Attention ID KeyにはPFn,FP
n,Fn,n,PAn等が挙げられる。但し、nは1乃
至24の整数)を含んで一体として取り扱われる文字列
(以下、aidkeyexpressionという)を所定の条件式に基
づいて検索する第1の段階と、1行中にaidkeyexpressi
onを複数個含む行を水平型配列の行と推定する第2の段
階と、水平型配列と推定された行のうちでAttention ID
keyとしてPFn,FPn,Fn又はnを含むaidkeyex
pressionを1行中に2以上含み且つnが左から右に向か
って正順に配列されていない行については該推定を否定
する第3の段階と、水平型配列の行に含まれる各Attent
ion ID Keyを所定の表示形式に変換する第4の段階と、
を含むことを特徴とする画面表示変換方法である。
変換して表示する画面表示変換方法において、前記画面
情報内で表示形式を変換したい文字列(以下、Attentio
n IDKeyという。Attention ID KeyにはPFn,FP
n,Fn,n,PAn等が挙げられる。但し、nは1乃
至24の整数)を含んで一体として取り扱われる文字列
(以下、aidkeyexpressionという)を所定の条件式に基
づいて検索する第1の段階と、1行中にaidkeyexpressi
onを複数個含む行を水平型配列の行と推定する第2の段
階と、水平型配列と推定された行のうちでAttention ID
keyとしてPFn,FPn,Fn又はnを含むaidkeyex
pressionを1行中に2以上含み且つnが左から右に向か
って正順に配列されていない行については該推定を否定
する第3の段階と、水平型配列の行に含まれる各Attent
ion ID Keyを所定の表示形式に変換する第4の段階と、
を含むことを特徴とする画面表示変換方法である。
【0014】また、本発明の第3の側面は、画面情報を
変換して表示する画面表示変換方法において、前記画面
情報内で表示形式を変換したい文字列(以下、Attentio
n IDKeyという。Attention ID keyには、PFn,FP
n,Fn,n,PAn等が挙げられる。但し、nは1乃
至24の整数)を含んで一体として取り扱われる文字列
(以下、aidkeyexpressionという)を所定の条件式に基
づいて検索する第1の段階と、aidkeyexpressionを1つ
だけ含む行が複数連続しているか否かを判定して、該連
続している各行を垂直型配列の行と推定する第2の段階
と、垂直型配列と推定された行のうちでPFn,FP
n,Fn又はnを含む行が2以上ある場合には各行でP
Fn,FPn,Fn又はnの画面左端若しくは右端から
の位置が一致していなければ該推定を否定する第3の段
階と、垂直型配列と推定された行のうちでPFn,FP
n,Fn又はnを含む行が2以上ある場合には各行のn
が画面上から下に向かって正順に配列していなければ該
推定を否定する第4の段階と、垂直型配列の行に含まれ
る各Attention ID Keyを所定の表示形式に変換する第5
の段階と、を含むことを特徴とする画面表示変換方法で
ある。
変換して表示する画面表示変換方法において、前記画面
情報内で表示形式を変換したい文字列(以下、Attentio
n IDKeyという。Attention ID keyには、PFn,FP
n,Fn,n,PAn等が挙げられる。但し、nは1乃
至24の整数)を含んで一体として取り扱われる文字列
(以下、aidkeyexpressionという)を所定の条件式に基
づいて検索する第1の段階と、aidkeyexpressionを1つ
だけ含む行が複数連続しているか否かを判定して、該連
続している各行を垂直型配列の行と推定する第2の段階
と、垂直型配列と推定された行のうちでPFn,FP
n,Fn又はnを含む行が2以上ある場合には各行でP
Fn,FPn,Fn又はnの画面左端若しくは右端から
の位置が一致していなければ該推定を否定する第3の段
階と、垂直型配列と推定された行のうちでPFn,FP
n,Fn又はnを含む行が2以上ある場合には各行のn
が画面上から下に向かって正順に配列していなければ該
推定を否定する第4の段階と、垂直型配列の行に含まれ
る各Attention ID Keyを所定の表示形式に変換する第5
の段階と、を含むことを特徴とする画面表示変換方法で
ある。
【0015】また、本発明の第4の側面は、テキストと
フィールド・アトリビュート(但し、フィールド・アト
リビュートは画面上にフィールドを設定して各フィール
ドが入力可能フィールドか入力禁止フィールドか等を定
義するための値)とで構成される画面情報を変換して表
示する画面表示変換方法において、予め指定された文字
列の組合せが前記画面情報内で1行中又は連続する2行
中に存在するか否かを判定する第1の段階と、第1の段
階の結果が肯定的であれば、フィールド・アトリビュー
トによって形成されるフィールドの構造が同一の行が複
数連続しているか否かを判定する第2の段階と、第2の
段階の結果が肯定的であれば、該連続している各行の少
なくとも先頭の入力可能フィールドを所定の表示形式に
変換する第3の段階と、を含むことを特徴とする画面表
示変換方法である。
フィールド・アトリビュート(但し、フィールド・アト
リビュートは画面上にフィールドを設定して各フィール
ドが入力可能フィールドか入力禁止フィールドか等を定
義するための値)とで構成される画面情報を変換して表
示する画面表示変換方法において、予め指定された文字
列の組合せが前記画面情報内で1行中又は連続する2行
中に存在するか否かを判定する第1の段階と、第1の段
階の結果が肯定的であれば、フィールド・アトリビュー
トによって形成されるフィールドの構造が同一の行が複
数連続しているか否かを判定する第2の段階と、第2の
段階の結果が肯定的であれば、該連続している各行の少
なくとも先頭の入力可能フィールドを所定の表示形式に
変換する第3の段階と、を含むことを特徴とする画面表
示変換方法である。
【0016】また、本発明の第5の側面は、テキストと
フィールド・アトリビュート(但し、フィールド・アト
リビュートは画面上にフィールドを設定して各フィール
ドが入力可能フィールドか入力禁止フィールドか等を定
義するための値)で構成される画面情報を変換して表示
する画面表示変換方法において、前記画面情報内の非空
白行のうち最上段の行が2以上の入力可能フィールドを
含むか否かを判定する第1の段階と、第1の段階の結果
が肯定的であれば、該最上段の行のフィールドの構造が
直近下位の非空白行と一致するか否かを判定する第2の
段階と、第2の段階の結果が否定的であれば、該最上段
の行を所定の表示形式に変換する第3の段階と、を含む
ことを特徴とする画面表示変換方法である。
フィールド・アトリビュート(但し、フィールド・アト
リビュートは画面上にフィールドを設定して各フィール
ドが入力可能フィールドか入力禁止フィールドか等を定
義するための値)で構成される画面情報を変換して表示
する画面表示変換方法において、前記画面情報内の非空
白行のうち最上段の行が2以上の入力可能フィールドを
含むか否かを判定する第1の段階と、第1の段階の結果
が肯定的であれば、該最上段の行のフィールドの構造が
直近下位の非空白行と一致するか否かを判定する第2の
段階と、第2の段階の結果が否定的であれば、該最上段
の行を所定の表示形式に変換する第3の段階と、を含む
ことを特徴とする画面表示変換方法である。
【0017】しかして、本発明の第1乃至第3の側面に
よれば、画面上で特に3Dボタン化したい文字列である
Attention ID Keyを3270画面(プレゼンテーション
・スペース)の中から直接検索して表示変換するのでは
なく、Attention ID Keyを含んで一体として取り扱われ
る文字列を"aidkeyexpression"(Attention ID Key Expr
ession)と定義し、3270画面から一旦aidkeyexpress
ionを検索しておき、さらに抽出された各aidkeyexpress
ion間の配置関係を検証することによって、所望のAtten
tion ID Keyだけを確実に3Dボタン化するようにして
いる(図29乃至図30参照)。例えば図22に示す画
面上のカレンダ内の各日付はAttentionID Keyの候補で
はあるが、日付を含む一連の文字列はaidkeyexpression
には該当しないので、誤って3Dボタン化されることは
ないのである(図29参照)。
よれば、画面上で特に3Dボタン化したい文字列である
Attention ID Keyを3270画面(プレゼンテーション
・スペース)の中から直接検索して表示変換するのでは
なく、Attention ID Keyを含んで一体として取り扱われ
る文字列を"aidkeyexpression"(Attention ID Key Expr
ession)と定義し、3270画面から一旦aidkeyexpress
ionを検索しておき、さらに抽出された各aidkeyexpress
ion間の配置関係を検証することによって、所望のAtten
tion ID Keyだけを確実に3Dボタン化するようにして
いる(図29乃至図30参照)。例えば図22に示す画
面上のカレンダ内の各日付はAttentionID Keyの候補で
はあるが、日付を含む一連の文字列はaidkeyexpression
には該当しないので、誤って3Dボタン化されることは
ないのである(図29参照)。
【0018】また、本発明の第4の側面によれば、図2
4や図27に示すような3270画面内のカーソル位置
指定型の領域を、図31や図32に示すように、的確に
3Dボタン化できる。
4や図27に示すような3270画面内のカーソル位置
指定型の領域を、図31や図32に示すように、的確に
3Dボタン化できる。
【0019】また、本発明の第5の側面によれば、図2
8に示すような3270画面内のメニュー・バー中の各
入力項目を、図33に示すように、的確に3Dボタン化
できる。
8に示すような3270画面内のメニュー・バー中の各
入力項目を、図33に示すように、的確に3Dボタン化
できる。
【0020】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0021】
【0022】本発明の実施例を以下のように項分けして
説明する。 A.パーソナル・コンピュータのハードウェア構成 B.パーソナル・コンピュータのソフトウェア構成 C.ホスト〜PC間のデータ・フロー C−1.3270データの画面表示処理 C−2.PC側で入力された画面情報の処理 D.3270画面の表示変換処理 D−1.3Dボタン表示に変換したい領域 D−2.画面変換処理ルーチン D−3.画面変換の解除キー
説明する。 A.パーソナル・コンピュータのハードウェア構成 B.パーソナル・コンピュータのソフトウェア構成 C.ホスト〜PC間のデータ・フロー C−1.3270データの画面表示処理 C−2.PC側で入力された画面情報の処理 D.3270画面の表示変換処理 D−1.3Dボタン表示に変換したい領域 D−2.画面変換処理ルーチン D−3.画面変換の解除キー
【0023】A.パーソナル・コンピュータのハードウ
ェア構成 図1は、本発明の実施に供されるパーソナル・コンピュ
ータ(PC)20のハードウェア構成を概観的に示した
ものである。
ェア構成 図1は、本発明の実施に供されるパーソナル・コンピュ
ータ(PC)20のハードウェア構成を概観的に示した
ものである。
【0024】1はCPUであり、システム20全体の動
作を統御するためのものである。CPU1は、各入出力
装置と連絡すべく、アドレス/データ・バス2と接続し
ているとともに、メモリ・バス3を介してメイン・メモ
リ4と連絡している。メイン・メモリ4は、通常はDR
AMなどの書込み可能メモリである。メイン・メモリ4
は、ROM5に格納されたBIOS(Basic Input/Outp
ut System)やハード・ディスク装置(HDD)6に格
納されたオペレーティング・システム(OS)などのシ
ステム・ソフトウェアをロードし、また、ユーザの要求
に応じて各種アプリケーションをロードするようになっ
ている。また、メイン・メモリ4中には、CPU1がこ
れらソフトウェアを実行するための作業エリアが確保さ
れている。
作を統御するためのものである。CPU1は、各入出力
装置と連絡すべく、アドレス/データ・バス2と接続し
ているとともに、メモリ・バス3を介してメイン・メモ
リ4と連絡している。メイン・メモリ4は、通常はDR
AMなどの書込み可能メモリである。メイン・メモリ4
は、ROM5に格納されたBIOS(Basic Input/Outp
ut System)やハード・ディスク装置(HDD)6に格
納されたオペレーティング・システム(OS)などのシ
ステム・ソフトウェアをロードし、また、ユーザの要求
に応じて各種アプリケーションをロードするようになっ
ている。また、メイン・メモリ4中には、CPU1がこ
れらソフトウェアを実行するための作業エリアが確保さ
れている。
【0025】アドレス/データ・バス2に連絡している
入出力装置の1つは、ビデオ・コントローラ(VGA)
7である。ビデオ・コントローラ7は、CPU1からの
描画命令に従って画面バッファ(VRAM)8に画面情
報を書き込むとともに、画面バッファ8の内容に従って
画像データを表示するように制御するためのものであ
る。システム20には、表示装置として、LCDコント
ローラ10を介して液晶表示装置(LCD)11が、あ
るいはデジタル/アナログ変換回路(DAC)10を介
してCRTディスプレイ12が装着されている。なお、
本実施例を具現するためには、ビデオ・コントローラ7
や液晶表示装置11,ディスプレイ12がビットマップ
表示をサポートすることが前提となっている。
入出力装置の1つは、ビデオ・コントローラ(VGA)
7である。ビデオ・コントローラ7は、CPU1からの
描画命令に従って画面バッファ(VRAM)8に画面情
報を書き込むとともに、画面バッファ8の内容に従って
画像データを表示するように制御するためのものであ
る。システム20には、表示装置として、LCDコント
ローラ10を介して液晶表示装置(LCD)11が、あ
るいはデジタル/アナログ変換回路(DAC)10を介
してCRTディスプレイ12が装着されている。なお、
本実施例を具現するためには、ビデオ・コントローラ7
や液晶表示装置11,ディスプレイ12がビットマップ
表示をサポートすることが前提となっている。
【0026】また、アドレス/データ・バス2には、1
ビット単位でデータを転送するためのシリアル・ポート
13,バイト単位でデータを転送するためのパラレル・
ポート14や,ES9000などのホスト・システム
(図示しない)との間で3270データの交信を行うた
めの通信用アダプタ・カード(例えば3270アダプタ
・カード,トークン・リング・カード,SDLC用のカ
ード)15が接続されている。
ビット単位でデータを転送するためのシリアル・ポート
13,バイト単位でデータを転送するためのパラレル・
ポート14や,ES9000などのホスト・システム
(図示しない)との間で3270データの交信を行うた
めの通信用アダプタ・カード(例えば3270アダプタ
・カード,トークン・リング・カード,SDLC用のカ
ード)15が接続されている。
【0027】なお、実際には、以上のハードウェア要素
の他に多数のI/F(インターフェース)が存在する
が、それらは当業者には周知の事項なので、本実施例の
説明を簡潔にする便宜上省略している。
の他に多数のI/F(インターフェース)が存在する
が、それらは当業者には周知の事項なので、本実施例の
説明を簡潔にする便宜上省略している。
【0028】B.パーソナル・コンピュータのソフトウ
ェア構成 図2は、メイン・メモリ3上にロードされているソフト
ウェアの階層的構成を概略的に示したものである。該ソ
フトウェア層は、上層よりアプリケーション・プログラ
ム33層、オペレーティング・システム32層、ハード
ウェア制御層としてのBIOS層31とからなる。
ェア構成 図2は、メイン・メモリ3上にロードされているソフト
ウェアの階層的構成を概略的に示したものである。該ソ
フトウェア層は、上層よりアプリケーション・プログラ
ム33層、オペレーティング・システム32層、ハード
ウェア制御層としてのBIOS層31とからなる。
【0029】アプリケーション・プログラム33…は、
ユーザの要求に応じてHDD6,FDDなどの外部記憶
装置からロードされるものであり、文書処理,データベ
ース管理,スプレッドシートの他、3270端末エミュ
レータなどがこれに該当する。各アプリケーション33
…の画面は、例えば図36に示すように、ディスプレイ
11(又は12)上ではマルチ・ウィンドウとして表示
されてもよい。
ユーザの要求に応じてHDD6,FDDなどの外部記憶
装置からロードされるものであり、文書処理,データベ
ース管理,スプレッドシートの他、3270端末エミュ
レータなどがこれに該当する。各アプリケーション33
…の画面は、例えば図36に示すように、ディスプレイ
11(又は12)上ではマルチ・ウィンドウとして表示
されてもよい。
【0030】3270端末エミュレータは、アプリケー
ション・プログラム33…のうちの1つであり、通信ア
ダプタ・カード15を介して接続されたホスト・システ
ムから送られてくるホスト・プログラム(例えばVM/
CMSなどのホスト・オペレーティング・システム)の
コマンドを実行するとともに、PC20上で入力された
データをホストに対して送るなど、PC20が3270
端末として動作するための機能を提供するものである。
また、テキスト・ベースの3270画面情報を変換する
ための画面変換プログラム(以下、「3Dボタン化サブ
ルーチン」という)は、3270エミュレータ33中の
1モジュールとして組み込まれているものと把えられた
い。
ション・プログラム33…のうちの1つであり、通信ア
ダプタ・カード15を介して接続されたホスト・システ
ムから送られてくるホスト・プログラム(例えばVM/
CMSなどのホスト・オペレーティング・システム)の
コマンドを実行するとともに、PC20上で入力された
データをホストに対して送るなど、PC20が3270
端末として動作するための機能を提供するものである。
また、テキスト・ベースの3270画面情報を変換する
ための画面変換プログラム(以下、「3Dボタン化サブ
ルーチン」という)は、3270エミュレータ33中の
1モジュールとして組み込まれているものと把えられた
い。
【0031】オペレーティング・システム(OS)32
は、各アプリケーション・プログラム33…の動きを制
御するためのソフトウェアであり、リソース管理,デバ
イス管理,ファイル管理などを行う。本発明を具現する
ためには、OS32は、特に、VRAM8の内容を掌握
して(すなわちビットマップ表示をサポート)表示を制
御できるとともに、グラフィカル・ユーザ・インターフ
ェース(GUI)をサポートすることが不可欠である。
このようなOSには、例えばMS−WindowsやO
S/2,AIXが挙げられる。
は、各アプリケーション・プログラム33…の動きを制
御するためのソフトウェアであり、リソース管理,デバ
イス管理,ファイル管理などを行う。本発明を具現する
ためには、OS32は、特に、VRAM8の内容を掌握
して(すなわちビットマップ表示をサポート)表示を制
御できるとともに、グラフィカル・ユーザ・インターフ
ェース(GUI)をサポートすることが不可欠である。
このようなOSには、例えばMS−WindowsやO
S/2,AIXが挙げられる。
【0032】BIOS31は、ソフトウェア層31,3
2とハードウェア層との間のインターフェースであり、
アプリケーション・プログラム33…やOS32から送
られてくる一般的な性格のコマンドを解釈して各入出力
装置のハードウェア操作するためのコマンドに変換する
ためのコードで構成されている。
2とハードウェア層との間のインターフェースであり、
アプリケーション・プログラム33…やOS32から送
られてくる一般的な性格のコマンドを解釈して各入出力
装置のハードウェア操作するためのコマンドに変換する
ためのコードで構成されている。
【0033】C.ホスト・システム〜PC間のデータ・
フロー
フロー
【0034】C−1.3270データの画面表示処理 図3は、ホスト・システムから送られてくる3270デ
ータ・ストリームを、PC側の3270端末エミュレー
タ33及びオペレーティング・システム32が行う処理
フローを概略的に示した図である。
ータ・ストリームを、PC側の3270端末エミュレー
タ33及びオペレーティング・システム32が行う処理
フローを概略的に示した図である。
【0035】(1) ステップ1 3270データ・ストリームは、通信線を介してシーケ
ンシャルに(すなわち1次元的な文字コードの流れとし
て)PC20に送られてくる。そして、ホスト−PC間
のデータ転送速度の差を吸収すべく、データ・ストリー
ムは通信バッファに一旦格納される。この通信バッファ
は、実際には、アダプタ・カード15が備えているメモ
リか、あるいはメイン・メモリ4内にマッピングされた
エリアである。
ンシャルに(すなわち1次元的な文字コードの流れとし
て)PC20に送られてくる。そして、ホスト−PC間
のデータ転送速度の差を吸収すべく、データ・ストリー
ムは通信バッファに一旦格納される。この通信バッファ
は、実際には、アダプタ・カード15が備えているメモ
リか、あるいはメイン・メモリ4内にマッピングされた
エリアである。
【0036】(2) ステップ2 次いで、3270データ・ストリームは、3270端末
エミュレータ33によって解釈され、テキスト・プレー
ン(text plane)情報とアトリビュート・プレーン(at
tribute plane)情報とからなる2次元的な画面情報と
して再編成されて、プレゼンテーション・スペース(P
S)上に書き込まれる。プレゼンテーション・スペース
は、実際には、メイン・メモリ4内にマッピングされた
エリアであり、1つのプレゼンテーション・スペースは
3270画面1枚分の情報に相当する。ここで、テキス
ト・プレーンとは、画面上に表示すべき文字列や入力可
能な位置を指定するためのものであり、文字やフィール
ド・アトリビュートが3270画面と対応する位置に書
き込まれるようになっている(但し、処理の高速化のた
め、フィールド・アトリビュートも独立した1枚のプレ
ーン上に書き込む場合もある)。フィールド・アトリビ
ュートとは、3270画面をフィールドと呼ばれる区域
(フィールドの長さは任意)に分けるとともに、各々の
フィールドがキー入力が可能なフィールド(入力可能フ
ィールド)かキー入力が禁止されているフィールド(入
力禁止フィールド若しくは保護フィールド)かを指定す
るために用いられる。また、アトリビュート・プレーン
とは、主にテキスト・プレーン中の各文字の色などの属
性(キャラクタ・アトリビュート)を定義するためのも
のであり、テキスト・プレーン上の各文字と対応する位
置にキャラクタ・アトリビュートが書き込まれるように
なっている。なお、本実施例では、説明を容易にするた
めにアトリビュート・プレーンは各プレゼンテーション
・スペース毎に1枚としたが、指定したいパラメータが
多数ある場合は、アトリビュート・プレーンを各プレゼ
ンテーション・スペース毎に複数枚設けてもよい。
エミュレータ33によって解釈され、テキスト・プレー
ン(text plane)情報とアトリビュート・プレーン(at
tribute plane)情報とからなる2次元的な画面情報と
して再編成されて、プレゼンテーション・スペース(P
S)上に書き込まれる。プレゼンテーション・スペース
は、実際には、メイン・メモリ4内にマッピングされた
エリアであり、1つのプレゼンテーション・スペースは
3270画面1枚分の情報に相当する。ここで、テキス
ト・プレーンとは、画面上に表示すべき文字列や入力可
能な位置を指定するためのものであり、文字やフィール
ド・アトリビュートが3270画面と対応する位置に書
き込まれるようになっている(但し、処理の高速化のた
め、フィールド・アトリビュートも独立した1枚のプレ
ーン上に書き込む場合もある)。フィールド・アトリビ
ュートとは、3270画面をフィールドと呼ばれる区域
(フィールドの長さは任意)に分けるとともに、各々の
フィールドがキー入力が可能なフィールド(入力可能フ
ィールド)かキー入力が禁止されているフィールド(入
力禁止フィールド若しくは保護フィールド)かを指定す
るために用いられる。また、アトリビュート・プレーン
とは、主にテキスト・プレーン中の各文字の色などの属
性(キャラクタ・アトリビュート)を定義するためのも
のであり、テキスト・プレーン上の各文字と対応する位
置にキャラクタ・アトリビュートが書き込まれるように
なっている。なお、本実施例では、説明を容易にするた
めにアトリビュート・プレーンは各プレゼンテーション
・スペース毎に1枚としたが、指定したいパラメータが
多数ある場合は、アトリビュート・プレーンを各プレゼ
ンテーション・スペース毎に複数枚設けてもよい。
【0037】ホスト・システム(ホスト・アプリケーシ
ョン)は、3270端末エミュレータによって作成され
たプレゼンテーション・スペースの内容を完全に掌握で
きる。すなわち、ホスト・システムは、PC20に対し
てプレゼンテーション・スペースの一部又は全部の書き
込みを指示できるとともに、逆に、PC20側でユーザ
のキー入力操作などによってプレゼンテーション・スペ
ースに書き込まれた内容を読みとることができる。但
し、プレゼンテーション・スペース自体は、テキスト・
ベースの旧態依然とした2次元的な画面情報に過ぎな
い、という点に留意されたい。
ョン)は、3270端末エミュレータによって作成され
たプレゼンテーション・スペースの内容を完全に掌握で
きる。すなわち、ホスト・システムは、PC20に対し
てプレゼンテーション・スペースの一部又は全部の書き
込みを指示できるとともに、逆に、PC20側でユーザ
のキー入力操作などによってプレゼンテーション・スペ
ースに書き込まれた内容を読みとることができる。但
し、プレゼンテーション・スペース自体は、テキスト・
ベースの旧態依然とした2次元的な画面情報に過ぎな
い、という点に留意されたい。
【0038】(3) ステップ3 次いで、プレゼンテーション・スペースの内容をディス
プレイ11(又は12)に表示すべく、オペレーティン
グ・システムが画面バッファ(VRAM)8に対して画
面情報の書き込みを行う。
プレイ11(又は12)に表示すべく、オペレーティン
グ・システムが画面バッファ(VRAM)8に対して画
面情報の書き込みを行う。
【0039】従来の3270端末エミュレータは、ホス
ト・アプリケーションから受け取った3270データ・
ストリームを単に2次元データとして解釈する(すなわ
ちプレゼンテーション・スペースにテキスト・データを
書き込む)のみで、それ以上の処理は行わなかった。し
たがって、オペレーティング・システムはプレゼンテー
ション・スペースの内容をそのままVRAM8に書き込
むしかなく、ディスプレイ12上に表示される3270
画面もプレゼンテーション・スペースに書き込まれた内
容(すなわち旧態依然としたテキスト・ベースの2次元
的な画面)と同一であった。
ト・アプリケーションから受け取った3270データ・
ストリームを単に2次元データとして解釈する(すなわ
ちプレゼンテーション・スペースにテキスト・データを
書き込む)のみで、それ以上の処理は行わなかった。し
たがって、オペレーティング・システムはプレゼンテー
ション・スペースの内容をそのままVRAM8に書き込
むしかなく、ディスプレイ12上に表示される3270
画面もプレゼンテーション・スペースに書き込まれた内
容(すなわち旧態依然としたテキスト・ベースの2次元
的な画面)と同一であった。
【0040】これに対し、本実施例に係る3270端末
エミュレータ33は、プレゼンテーション・スペースに
対して所定の前処理をしてから、オペレーティング・シ
ステム32に画面情報を渡すようになっている。ここで
いう前処理とは、プレゼンテーション・スペースの内容
を順次スキャンして、テキスト・ベースの画面情報の中
から3Dボタン表示に変換したい領域(例えばファンク
ション・キーなどの"Attention ID Key"に対応する文字
列)を検索して、各領域毎にその文字列の内容,文字列
の左上のxy座標と高さと幅などの3Dボタン化するた
めに必要な情報を構築することをいう(この前処理の詳
細についてはD−2項で詳解する)。そして、オペレー
ティング・システム32は、VRAM8に書き込む際
に、3270端末エミュレータ33が構築した情報に基
づいて画面情報を適宜3Dボタン表示に変換処理する。
MS−WindowsやOS/2のようにビットマップ
表示をサポートするオペレーティング・システムは、指
定された領域を陰影付きの3Dボタンに変換する機能を
サポートしている。そして、ディスプレイ11(又は1
2)は、VRAM8の内容に従って3Dボタン化処理さ
れた画面を実際に表示する訳である。
エミュレータ33は、プレゼンテーション・スペースに
対して所定の前処理をしてから、オペレーティング・シ
ステム32に画面情報を渡すようになっている。ここで
いう前処理とは、プレゼンテーション・スペースの内容
を順次スキャンして、テキスト・ベースの画面情報の中
から3Dボタン表示に変換したい領域(例えばファンク
ション・キーなどの"Attention ID Key"に対応する文字
列)を検索して、各領域毎にその文字列の内容,文字列
の左上のxy座標と高さと幅などの3Dボタン化するた
めに必要な情報を構築することをいう(この前処理の詳
細についてはD−2項で詳解する)。そして、オペレー
ティング・システム32は、VRAM8に書き込む際
に、3270端末エミュレータ33が構築した情報に基
づいて画面情報を適宜3Dボタン表示に変換処理する。
MS−WindowsやOS/2のようにビットマップ
表示をサポートするオペレーティング・システムは、指
定された領域を陰影付きの3Dボタンに変換する機能を
サポートしている。そして、ディスプレイ11(又は1
2)は、VRAM8の内容に従って3Dボタン化処理さ
れた画面を実際に表示する訳である。
【0041】なお、3270端末エミュレータ33やホ
スト・システムからは、VRAM8の内容が見える必要
はない。何故なら、プレゼンテーション・スペースから
VRAM8への書き込みはオペレーティング・システム
が行うからである(上述)。ホスト・システム自体は、
プレゼンテーション・スペースを介してPC20のユー
ザとコミュニケーションできるのみであり、VRAM8
(換言すればディスプレイ11(又は12)に実際に表
示されている変換処理後の3270画面)に対しては、
書き込むことも、逆にユーザが書き込んだ内容を直接読
み取ることもできないのである。
スト・システムからは、VRAM8の内容が見える必要
はない。何故なら、プレゼンテーション・スペースから
VRAM8への書き込みはオペレーティング・システム
が行うからである(上述)。ホスト・システム自体は、
プレゼンテーション・スペースを介してPC20のユー
ザとコミュニケーションできるのみであり、VRAM8
(換言すればディスプレイ11(又は12)に実際に表
示されている変換処理後の3270画面)に対しては、
書き込むことも、逆にユーザが書き込んだ内容を直接読
み取ることもできないのである。
【0042】C−2.PC側で入力された画面情報の処
理 図4は、PC側で入力された情報を3270データ・ス
トリームとしてホスト・システムに送るためのフローを
概略的に示した図である。
理 図4は、PC側で入力された情報を3270データ・ス
トリームとしてホスト・システムに送るためのフローを
概略的に示した図である。
【0043】PCが従来の3270端末エミュレーショ
ン・プログラムしかサポートしていない場合、ディスプ
レイ11,12に表示される3270画面は、3270
データ・ストリームをベースとした旧態依然の2次元的
画面である(上述)。また、ユーザの入力操作は、(画
面上で指定された)ファンクション・キーの入力か、フ
ィールド・アトリビュートで定義された入力可能フィー
ルド内でのキー入力という形態しか許されていない。こ
れは、3270端末エミュレータやホスト・アプリケー
ションがVRAM8の内容を直接読むことができず、プ
レゼンテーション・スペースに入力されたキーの内容し
か3270データ・ストリームとしてホスト・アプリケ
ーションに渡すことができないからある。
ン・プログラムしかサポートしていない場合、ディスプ
レイ11,12に表示される3270画面は、3270
データ・ストリームをベースとした旧態依然の2次元的
画面である(上述)。また、ユーザの入力操作は、(画
面上で指定された)ファンクション・キーの入力か、フ
ィールド・アトリビュートで定義された入力可能フィー
ルド内でのキー入力という形態しか許されていない。こ
れは、3270端末エミュレータやホスト・アプリケー
ションがVRAM8の内容を直接読むことができず、プ
レゼンテーション・スペースに入力されたキーの内容し
か3270データ・ストリームとしてホスト・アプリケ
ーションに渡すことができないからある。
【0044】これに対し、本実施例に係る3270端末
エミュレータ33は、ユーザに対してマウス入力も許し
ている。ユーザが任意の3Dボタン(例えば陰影付きの
枠で囲まれたPF1キー)上でマウスをクリック操作す
ると(ステップ4)、オペレーティング・システムは、
クリック操作という事象とともにクリックされた座標値
などの必要なパラメータを3270端末エミュレータ3
3に通知する(ステップ5)。次いで、3270端末エ
ミュレータ33は、該クリック操作に該当する入力キー
が何であるかを察知して、該入力キーが押されたと同じ
3270データ・ストリームを作り出し、通信バッファ
に対して送り出す(ステップ6)。したがって、ホスト
・アプリケーションは、3270データ・ストリームを
受け取って、従来と同様の処理をするだけでよい。換言
すれば、ホスト・システムは、3Dボタン表示された3
270画面の内容を意識しなくともPC側での入力デー
タを処理できる訳である。
エミュレータ33は、ユーザに対してマウス入力も許し
ている。ユーザが任意の3Dボタン(例えば陰影付きの
枠で囲まれたPF1キー)上でマウスをクリック操作す
ると(ステップ4)、オペレーティング・システムは、
クリック操作という事象とともにクリックされた座標値
などの必要なパラメータを3270端末エミュレータ3
3に通知する(ステップ5)。次いで、3270端末エ
ミュレータ33は、該クリック操作に該当する入力キー
が何であるかを察知して、該入力キーが押されたと同じ
3270データ・ストリームを作り出し、通信バッファ
に対して送り出す(ステップ6)。したがって、ホスト
・アプリケーションは、3270データ・ストリームを
受け取って、従来と同様の処理をするだけでよい。換言
すれば、ホスト・システムは、3Dボタン表示された3
270画面の内容を意識しなくともPC側での入力デー
タを処理できる訳である。
【0045】D.3270画面の表示変換処理 この項では、テキスト・ベースの3270画面を3Dボ
タンを含む画面に変換するための処理手順について詳解
する。なお、図15乃至図28には、テキスト・ベース
(すなわち3Dボタン化処理前)の3270画面の例を
挙げている。3Dボタン化処理前の3270画面の内容
はプレゼンテーション・スペースのテキスト・プレーン
の内容と等価であると理解されたい。
タンを含む画面に変換するための処理手順について詳解
する。なお、図15乃至図28には、テキスト・ベース
(すなわち3Dボタン化処理前)の3270画面の例を
挙げている。3Dボタン化処理前の3270画面の内容
はプレゼンテーション・スペースのテキスト・プレーン
の内容と等価であると理解されたい。
【0046】D−1.3Dボタン表示に変換したい領域 テキスト・ベースの3270画面の中で3Dボタン表示
に変換したい領域には、以下のものが挙げられる。
に変換したい領域には、以下のものが挙げられる。
【0047】(1) Attention ID Key: 3Dボタン化したい領域の第1は、Attention ID Keyに
係る領域である。ここで、Attention ID Keyとは、ファ
ンクション・キー("PFn","Fn","n","PAn"など(但
し、nは番号))や"ENTER","CLEAR"キーなど、字句通
りのキャラクタ・キーの入力を要しない入力キーのこと
である。
係る領域である。ここで、Attention ID Keyとは、ファ
ンクション・キー("PFn","Fn","n","PAn"など(但
し、nは番号))や"ENTER","CLEAR"キーなど、字句通
りのキャラクタ・キーの入力を要しない入力キーのこと
である。
【0048】画面上でAttention ID Keyを表示する領域
は、ユーザに対して特に注意を喚起したい領域でもあ
る。しかしながら、全てのAttention ID Keyに相当する
文字列を3Dボタン化すると、却って画面を見にくいも
のにしてしまう場合がある。何故なら、単なるコメント
文に過ぎず、ユーザに入力動作を喚起しないようなAtte
ntion ID Key表示もあるからである。また、2〜3文字
程度の字句の一致度だけAttention ID Keyを検索したの
では、Attention ID Keyでないものまで抽出して3Dボ
タン化してしまうおそれもある。そこで、本実施例で
は、画面上でAttention ID Keyを含んで一体として取り
扱われる文字列を"aidkeyexpression"(Attention ID Ke
y Expression)と定義し、プレゼンテーション・スペー
スから一旦aidkeyexpressionを検索しておき、さらに抽
出された各aidkeyexpression間の配置関係を検証するこ
とによって、所望のAttention ID Keyだけを確実に抽出
できるようにしている。例えば図22に示す画面上のカ
レンダ内の各日付はAttentionID Keyの候補ではある
が、日付を含む一連の文字列はaidkeyexpressionには該
当しないので、誤って3Dボタン化されることはないの
である。
は、ユーザに対して特に注意を喚起したい領域でもあ
る。しかしながら、全てのAttention ID Keyに相当する
文字列を3Dボタン化すると、却って画面を見にくいも
のにしてしまう場合がある。何故なら、単なるコメント
文に過ぎず、ユーザに入力動作を喚起しないようなAtte
ntion ID Key表示もあるからである。また、2〜3文字
程度の字句の一致度だけAttention ID Keyを検索したの
では、Attention ID Keyでないものまで抽出して3Dボ
タン化してしまうおそれもある。そこで、本実施例で
は、画面上でAttention ID Keyを含んで一体として取り
扱われる文字列を"aidkeyexpression"(Attention ID Ke
y Expression)と定義し、プレゼンテーション・スペー
スから一旦aidkeyexpressionを検索しておき、さらに抽
出された各aidkeyexpression間の配置関係を検証するこ
とによって、所望のAttention ID Keyだけを確実に抽出
できるようにしている。例えば図22に示す画面上のカ
レンダ内の各日付はAttentionID Keyの候補ではある
が、日付を含む一連の文字列はaidkeyexpressionには該
当しないので、誤って3Dボタン化されることはないの
である。
【0049】以下、式(1)〜(18)を用いてaidkeyexpress
ionの定義しておく。
ionの定義しておく。
【0050】
【数1】
【0051】式(1)によれば、aidkeyexpressionは、del
im0と、aidkeytermと、delim2と、functionとで構成さ
れる。delim0とdelim2は、ともに文字列間を区切るため
の境界(以下、「デリミッタ」(delimiter)と総称す
る)のことである。delim0は、aidkeyexpressionの先頭
位置を画定するためのものであり、式(2)に示すよう
に、ブランク('_')が用いられる。但し、表示画面上
のブランクはSpace,Null,Attribute Characterなどを
含むので、複数種類の文字コードがブランクに該当する
(以下、delimiterとして用いられるブランクについて
同様)。また、delim2は、aidkeytermとこれに関連する
functionとを接続するためのいわば接続詞であり、式
(3)に示すように、ブランクの他に'=','−',':'の
うちのいずれかのキャラクタが用いられる。なお、deli
m2の後方に付された戻り矢印は、delim2が繰り返される
場合があることを意味する(例えば'=='や':='など)。
im0と、aidkeytermと、delim2と、functionとで構成さ
れる。delim0とdelim2は、ともに文字列間を区切るため
の境界(以下、「デリミッタ」(delimiter)と総称す
る)のことである。delim0は、aidkeyexpressionの先頭
位置を画定するためのものであり、式(2)に示すよう
に、ブランク('_')が用いられる。但し、表示画面上
のブランクはSpace,Null,Attribute Characterなどを
含むので、複数種類の文字コードがブランクに該当する
(以下、delimiterとして用いられるブランクについて
同様)。また、delim2は、aidkeytermとこれに関連する
functionとを接続するためのいわば接続詞であり、式
(3)に示すように、ブランクの他に'=','−',':'の
うちのいずれかのキャラクタが用いられる。なお、deli
m2の後方に付された戻り矢印は、delim2が繰り返される
場合があることを意味する(例えば'=='や':='など)。
【0052】
【数2】
【数3】
【0053】aidkeytermとは、画面上でユーザの注意を
喚起させたい文字列そのものであり、画面表示をテキス
ト・ベースから3Dボタンに変換させたい文字列の中で
も中心的存在である。aidkeytermは、その文字列の内容
に応じて、式(4)に示すように、pfkeyitemと、pakeyite
mと、otherkeyitemとに分類される。
喚起させたい文字列そのものであり、画面表示をテキス
ト・ベースから3Dボタンに変換させたい文字列の中で
も中心的存在である。aidkeytermは、その文字列の内容
に応じて、式(4)に示すように、pfkeyitemと、pakeyite
mと、otherkeyitemとに分類される。
【0054】
【数4】
【0055】pfkeyitemとは、通常のファンクション
(PF)・キーに対応するものであり(例えば図16の
各"PF"キー)、式(5)に示すように、他の文字列との境
界を画定するためのdelim1(行の先頭などでdelim1がな
い場合を含む)と、PFキーの種別などを特定するため
のpfkeyidとで構成される。delim1は、例えば図20に
示す画面内のPFキー"PF8/10"や"PF3/12"のように、単
一のpfkeyitemが2以上のpfnumberを備える場合など
に、各pfnumberの間を仕切るための文字であり、"/","
|",","などのキャラクタが用いられる(式(6)参照)。
また、pfkeyidは、式(7)に示すように、さらに、pfpref
ix(pfprefixを省略する場合を含む)とpfnumberとで構
成される。pfprefixとは、aidkeytermがPFキーである
ことを表すためのいわば接頭辞であり、式(8)に示すよ
うに、"PF","FP","F"のうちのいずれかの文字列が用
いられる。pfnumberとは、PFキーの番号を特定するた
めの変数であり、使用するマシンなどにもよるが、式
(9)に示すように、1…24,01…09,_1…_9のうちのいず
れかのレンジで用いられる。
(PF)・キーに対応するものであり(例えば図16の
各"PF"キー)、式(5)に示すように、他の文字列との境
界を画定するためのdelim1(行の先頭などでdelim1がな
い場合を含む)と、PFキーの種別などを特定するため
のpfkeyidとで構成される。delim1は、例えば図20に
示す画面内のPFキー"PF8/10"や"PF3/12"のように、単
一のpfkeyitemが2以上のpfnumberを備える場合など
に、各pfnumberの間を仕切るための文字であり、"/","
|",","などのキャラクタが用いられる(式(6)参照)。
また、pfkeyidは、式(7)に示すように、さらに、pfpref
ix(pfprefixを省略する場合を含む)とpfnumberとで構
成される。pfprefixとは、aidkeytermがPFキーである
ことを表すためのいわば接頭辞であり、式(8)に示すよ
うに、"PF","FP","F"のうちのいずれかの文字列が用
いられる。pfnumberとは、PFキーの番号を特定するた
めの変数であり、使用するマシンなどにもよるが、式
(9)に示すように、1…24,01…09,_1…_9のうちのいず
れかのレンジで用いられる。
【0056】
【数5】
【数6】
【数7】
【数8】
【数9】
【0057】pakeyitemとは、ファンクション・キーの
中でも"PA"という接頭辞が付されるPAキーのことであ
る。PAキーは、従来のホスト・アプリケーションでは
よく用いられたキーである(例えば図27中に"PA"キー
が存在する)。pakeyitemは、式(10)に示すように、他
の文字列との境界を画定するためのdelim1と、PAキー
であることを特定するためのpakeyidとで構成される(d
elim1が省略される場合を含む)。pakeyidは、式(11)に
示すように、さらに、接頭辞としてのpaprefix(文字
列"PA"。式(12)参照)と、PAキーの番号を特定するた
めのpanumber(式(13)参照)とで構成される。
中でも"PA"という接頭辞が付されるPAキーのことであ
る。PAキーは、従来のホスト・アプリケーションでは
よく用いられたキーである(例えば図27中に"PA"キー
が存在する)。pakeyitemは、式(10)に示すように、他
の文字列との境界を画定するためのdelim1と、PAキー
であることを特定するためのpakeyidとで構成される(d
elim1が省略される場合を含む)。pakeyidは、式(11)に
示すように、さらに、接頭辞としてのpaprefix(文字
列"PA"。式(12)参照)と、PAキーの番号を特定するた
めのpanumber(式(13)参照)とで構成される。
【0058】
【数10】
【数11】
【数12】
【数13】
【0059】なお、ファンクション・キーの接頭辞やde
limiterファンクション番号等は、言語や使用する機種
によって異なり、通常、ユーザによる変更が許されてい
る。本明細書で書かれているのは英語ベースの画面にお
ける代表的な例を扱っているに過ぎない。
limiterファンクション番号等は、言語や使用する機種
によって異なり、通常、ユーザによる変更が許されてい
る。本明細書で書かれているのは英語ベースの画面にお
ける代表的な例を扱っているに過ぎない。
【0060】otherkeyitemとは、"ENTER","CLEAR","E
NT","CLR"など、ファンクション・キー以外のAttentio
n ID Keyのことであり、式(14)に示すように、otherkey
itemであることを特定するためのotherkeyidで構成され
る。otherkeyidは、式(15)に示すように、さらに、接頭
辞としてのotherprefix(式(16)参照)と、文字列の間
を画定するためのdelim3(式(17)参照)と、接尾辞とし
てのothersuffix(式(18)参照)とからなる(delim3とo
therkeysuffixを省略する場合も含む)。
NT","CLR"など、ファンクション・キー以外のAttentio
n ID Keyのことであり、式(14)に示すように、otherkey
itemであることを特定するためのotherkeyidで構成され
る。otherkeyidは、式(15)に示すように、さらに、接頭
辞としてのotherprefix(式(16)参照)と、文字列の間
を画定するためのdelim3(式(17)参照)と、接尾辞とし
てのothersuffix(式(18)参照)とからなる(delim3とo
therkeysuffixを省略する場合も含む)。
【0061】
【数14】
【数15】
【数16】
【数17】
【数18】
【0062】また、functionとは、aidkeytermの機能を
説明するための文字列である。例えば、図15の場合で
は、"PF1"に連なる"Alternate PFs"や、"PF2"に連なる"
FileNOTE"などが各々のfunctionに該当する。
説明するための文字列である。例えば、図15の場合で
は、"PF1"に連なる"Alternate PFs"や、"PF2"に連なる"
FileNOTE"などが各々のfunctionに該当する。
【0063】aidkeyexpressionは、通常、3270画面
中に複数個存在するが、お互いの配置関係に応じて「水
平型」と「垂直型」に分類される。aidkeyexpressionの
配列が水平型、垂直型のいずれかであるかは、以下の判
定条件に従って決定することができる。なお、上述した
otherkey prefix,othersuffix,delim3などは、使用す
る言語によって異なる、いわばcase insentiveなもので
ある。
中に複数個存在するが、お互いの配置関係に応じて「水
平型」と「垂直型」に分類される。aidkeyexpressionの
配列が水平型、垂直型のいずれかであるかは、以下の判
定条件に従って決定することができる。なお、上述した
otherkey prefix,othersuffix,delim3などは、使用す
る言語によって異なる、いわばcase insentiveなもので
ある。
【0064】(a) 水平型判定条件 (a-1) 一行中に複数個のaidkeyexpressionが含まれてい
ること。但し、水平型が複数行にまたがっている場合の
最終行はこの限りではない。 (a-2) 一行中にpfkeyitemを複数個含む場合は、それら
のpfnumberが左から右に向かって正順に配列されている
こと。但し、pfnumberは等差数列的に並んでいなくても
よい。また、pfnumberが行中に1つしか含まれていない
場合も正順とみなす。delim1が存在する場合には、この
条件は適用しない。 (a-3) いずれのaidkeyexpressionもdelim2には同じ文字
コードが使われている。
ること。但し、水平型が複数行にまたがっている場合の
最終行はこの限りではない。 (a-2) 一行中にpfkeyitemを複数個含む場合は、それら
のpfnumberが左から右に向かって正順に配列されている
こと。但し、pfnumberは等差数列的に並んでいなくても
よい。また、pfnumberが行中に1つしか含まれていない
場合も正順とみなす。delim1が存在する場合には、この
条件は適用しない。 (a-3) いずれのaidkeyexpressionもdelim2には同じ文字
コードが使われている。
【0065】(b) 垂直型判定条件 (b-1) aidkeyexpressionを1つしか含まない行が複数連
続している。但し、他の行が間に入ることは許容する。 (b-2) pfkeyidの左端の桁位置と右端の桁位置の少なく
とも一方が各行とも同一である。 (b-3) 各行のdelim2が一致する。 (b-4) pfnumberは上段の行から下段に向かって正順に配
列されている。但し、pfnumberは必ずしも等差数列的に
並んでいる必要はない。
続している。但し、他の行が間に入ることは許容する。 (b-2) pfkeyidの左端の桁位置と右端の桁位置の少なく
とも一方が各行とも同一である。 (b-3) 各行のdelim2が一致する。 (b-4) pfnumberは上段の行から下段に向かって正順に配
列されている。但し、pfnumberは必ずしも等差数列的に
並んでいる必要はない。
【0066】水平型及び垂直型の判定条件において、pf
numberが正順に配列されていない場合を取り除くのは、
かかる場合は3270画面中にAttention ID Keyが煩雑
に羅列されているだけでユーザに入力を喚起しない場合
が多い、という経験則に基づくものである。
numberが正順に配列されていない場合を取り除くのは、
かかる場合は3270画面中にAttention ID Keyが煩雑
に羅列されているだけでユーザに入力を喚起しない場合
が多い、という経験則に基づくものである。
【0067】(2) カーソルを置いて指定すべき領域:3
Dボタン化したい領域の第2は、カーソルを置いて指定
すべき領域である。例えば、図26中の"TABLE OF CONT
ENTS"の各エントリの先頭の入力可能フィールドがこれ
に該当する。入力可能フィールドは、テキスト・プレー
ン中の対応位置にキー入力の許可を意味するフィールド
・アトリビュートを書き込むことによって指定される
(C−1項参照)。本明細書ではこのような領域を「カ
ーソル位置指定型の領域」と呼ぶことにしている。「カ
ーソル位置指定型」の領域は、図24乃至図27に示す
ように、1つの3270画面内で「水平型」や「垂直
型」と混在していてもよい。
Dボタン化したい領域の第2は、カーソルを置いて指定
すべき領域である。例えば、図26中の"TABLE OF CONT
ENTS"の各エントリの先頭の入力可能フィールドがこれ
に該当する。入力可能フィールドは、テキスト・プレー
ン中の対応位置にキー入力の許可を意味するフィールド
・アトリビュートを書き込むことによって指定される
(C−1項参照)。本明細書ではこのような領域を「カ
ーソル位置指定型の領域」と呼ぶことにしている。「カ
ーソル位置指定型」の領域は、図24乃至図27に示す
ように、1つの3270画面内で「水平型」や「垂直
型」と混在していてもよい。
【0068】カーソル位置指定型は、"cursor"&"Ente
r"のように、予め指定されているキーワードの組が同一
行又は連続する二行(但し、間に空白行の挿入するのは
許される)の中に存在することが第1の成立条件である
(図24乃至図27参照)。さらに、テキスト・プレー
ン中ではフィールドの構造(すなわち、入力可能フィー
ルドと入力禁止フィールドの並び方。各フィールドはフ
ィールド・アトリビュートによって区切られる。C−1
参照)が一致する行が連続して存在し(但し、空白行の
挿入は許す)、各行が入力可能フィールドを少なくとも
1つ含んでいることが第2の成立条件である。
r"のように、予め指定されているキーワードの組が同一
行又は連続する二行(但し、間に空白行の挿入するのは
許される)の中に存在することが第1の成立条件である
(図24乃至図27参照)。さらに、テキスト・プレー
ン中ではフィールドの構造(すなわち、入力可能フィー
ルドと入力禁止フィールドの並び方。各フィールドはフ
ィールド・アトリビュートによって区切られる。C−1
参照)が一致する行が連続して存在し(但し、空白行の
挿入は許す)、各行が入力可能フィールドを少なくとも
1つ含んでいることが第2の成立条件である。
【0069】(3) メニュー・バー内の各メニュー項目の
文字列を表示する領域:3Dボタン化したい領域の第3
は、メニュー・バー内の各メニュー項目の文字列を表示
する領域である。例えば、図28に示すように、327
0画面の最上段にある水平なバーがこれに該当し、この
メニュー・バー内の"Books","GoTo","Search","Not
e"…などの各メニュー項目に係る文字列が3Dボタン化
したい領域である。本明細書ではこのような領域を「メ
ニュー・バー型の領域」と呼ぶことにしている。「メニ
ュー・バー型」は、同じ3270画面内で「カーソル位
置指定型」や「水平型」.「垂直型」と混在してもよ
い。
文字列を表示する領域:3Dボタン化したい領域の第3
は、メニュー・バー内の各メニュー項目の文字列を表示
する領域である。例えば、図28に示すように、327
0画面の最上段にある水平なバーがこれに該当し、この
メニュー・バー内の"Books","GoTo","Search","Not
e"…などの各メニュー項目に係る文字列が3Dボタン化
したい領域である。本明細書ではこのような領域を「メ
ニュー・バー型の領域」と呼ぶことにしている。「メニ
ュー・バー型」は、同じ3270画面内で「カーソル位
置指定型」や「水平型」.「垂直型」と混在してもよ
い。
【0070】メニュー・バー型は、画面の最上部の行が
複数の入力可能フィールドに分かれていることと、該行
の直近下位の行が入力可能フィールドを含まないことが
成立条件である。
複数の入力可能フィールドに分かれていることと、該行
の直近下位の行が入力可能フィールドを含まないことが
成立条件である。
【0071】なお、式(1)〜式(18)によるaidkeyexpress
ionの定義や、「水平型」,「垂直型」,「カーソル位
置指定型」,「メニュー・バー型」という分類は、図1
5乃至図28などの3270画面を始めとする多数のテ
キスト・ベースのアプリケーション画面の内容に基づい
て、ヒューリスティクな手法により構築されたものであ
る。
ionの定義や、「水平型」,「垂直型」,「カーソル位
置指定型」,「メニュー・バー型」という分類は、図1
5乃至図28などの3270画面を始めとする多数のテ
キスト・ベースのアプリケーション画面の内容に基づい
て、ヒューリスティクな手法により構築されたものであ
る。
【0072】D−2.画面変換処理ルーチン 図5は、プレゼンテーション・スペース上のテキスト・
ベースの画面情報を変換処理してVRAM8に書き込む
ためのフローチャートを概略的に示している。該処理
は、実際には、3270端末エミュレータ33中の3D
ボタン化サブルーチンと、当プログラムを動作している
オペレーティング・システム32(例えばMS−Win
dowsやOS/2,AIXなど)との協働的作用によ
って実現される。3Dボタン化サブルーチンは、引数と
して与えられた情報に基づいて、3270画面上の行
数、桁数など3Dボタン化に必要な情報を、オペレーテ
ィング・システム32の定義に合致した形式(すなわ
ち、3Dボタンの起点の座標、横幅、高さなどの情報)
に変換して渡すとともに、オペレーティング・システム
に対し3Dボタンの表示を要求する。また、3Dボタン
の上に表示すべき文字列もオペレーティング・システム
に渡すようになっている。
ベースの画面情報を変換処理してVRAM8に書き込む
ためのフローチャートを概略的に示している。該処理
は、実際には、3270端末エミュレータ33中の3D
ボタン化サブルーチンと、当プログラムを動作している
オペレーティング・システム32(例えばMS−Win
dowsやOS/2,AIXなど)との協働的作用によ
って実現される。3Dボタン化サブルーチンは、引数と
して与えられた情報に基づいて、3270画面上の行
数、桁数など3Dボタン化に必要な情報を、オペレーテ
ィング・システム32の定義に合致した形式(すなわ
ち、3Dボタンの起点の座標、横幅、高さなどの情報)
に変換して渡すとともに、オペレーティング・システム
に対し3Dボタンの表示を要求する。また、3Dボタン
の上に表示すべき文字列もオペレーティング・システム
に渡すようになっている。
【0073】本実施例に係る3270端末エミュレータ
33は、まず、処理対象となるプレゼンテーション・ス
ペースをスキャンして、全てのaidkeyexpressionを抽出
して、3Dボタン表示に変換するために必要な情報を、
リスト形式にして構築する(ステップ100)。
33は、まず、処理対象となるプレゼンテーション・ス
ペースをスキャンして、全てのaidkeyexpressionを抽出
して、3Dボタン表示に変換するために必要な情報を、
リスト形式にして構築する(ステップ100)。
【0074】次いで、該リストを参照して、プレゼンテ
ーション・スペース中に水平型(前述)に配列されたai
dkeyexpressionが存在するか否かを判別し、存在すれ
ば、該当するAttention ID Keyの3Dボタン化処理を行
う(ステップ200)。但し、水平型に対して画面表示
変換を行うべきか否かを、ユーザが選択できるようにし
てもよい。
ーション・スペース中に水平型(前述)に配列されたai
dkeyexpressionが存在するか否かを判別し、存在すれ
ば、該当するAttention ID Keyの3Dボタン化処理を行
う(ステップ200)。但し、水平型に対して画面表示
変換を行うべきか否かを、ユーザが選択できるようにし
てもよい。
【0075】次いで、該リストを参照して、プレゼンテ
ーション・スペース中に垂直型(前述)に配列されたai
dkeyexpressionが存在するか否かを判別し、存在すれ
ば、該当するAttention ID Keyの3Dボタン化処理を行
う(ステップ300)。但し、垂直型に対して画面表示
変換を行うべきか否か、及びaidkeyexpression中のどの
範囲を3Dボタン化するかを、ユーザが選択できるよう
にしてもよい。
ーション・スペース中に垂直型(前述)に配列されたai
dkeyexpressionが存在するか否かを判別し、存在すれ
ば、該当するAttention ID Keyの3Dボタン化処理を行
う(ステップ300)。但し、垂直型に対して画面表示
変換を行うべきか否か、及びaidkeyexpression中のどの
範囲を3Dボタン化するかを、ユーザが選択できるよう
にしてもよい。
【0076】次いで、プレゼンテーション・スペース中
で既に3Dボタンに変換されている部分を除いた残りの
領域で、カーソル位置指定型の領域があれば3Dボタン
化し(ステップ400)、また、メニュー・バー型があ
れば3Dボタン化する(ステップ500)。但し、カー
ソル位置指定型、メニュー・バー型に対して画面表示変
換を行うべきか否かを、ユーザが選択できるようにして
もよい。
で既に3Dボタンに変換されている部分を除いた残りの
領域で、カーソル位置指定型の領域があれば3Dボタン
化し(ステップ400)、また、メニュー・バー型があ
れば3Dボタン化する(ステップ500)。但し、カー
ソル位置指定型、メニュー・バー型に対して画面表示変
換を行うべきか否かを、ユーザが選択できるようにして
もよい。
【0077】3Dボタン化のためのフローチャートを概
略的に述べてきたが、以下、各ステップの詳細な処理手
順する。
略的に述べてきたが、以下、各ステップの詳細な処理手
順する。
【0078】(1) プレゼンテーション・スペース中での
aidkeyexpressionの検索 まず、プレゼンテーション・スペース中に存在するaidk
eyexpressionの検索を行うが、これは水平型又は垂直型
に配列されたAttention ID Keyの表示を変換するための
前処理に該当する。本実施例では、プレゼンテーション
・スペースの各行毎に1つのレコード(以下、「aid-ke
yレコード」という)を作成することによって、行単位
でaidkeyexpressionに関する情報を把握するようにして
いる。aid-keyレコードは、図6(a)に示すように、keyt
ypeフィールド,keycountフィールド,deltypeフィール
ド,delcountフィールド,startフィールド,endフィー
ルドという6つのフィールドで構成される。ここで、ke
ytypeフィールドは、対応する行の上にPFキーに係るa
idkeyexpressionが存在する場合に、そのPFキーのタ
イプ(すなわちpfprefixが"PF","FP","F"又はデフォ
ルトのいずれであるか)を格納しておくための領域であ
る。また、keycountフィールドは、対応する行の上に存
在するaidkeyexpressionの個数を格納しておくための領
域である。また、deltypeフィールドは、対応する行の
上に存在するaidkeyexpressionの中で用いられるdelim2
のタイプ(すなわち"_","=","-",":"のいずれである
か)を格納しておくための領域である。また、delcount
フィールドは、対応する行の上に存在するdelim2の個数
を格納しておくための領域である。また、startフィー
ルド,endフィールドは、対応する行の上に存在する最
も行頭に近いpfkeyidの左端の桁位置(start)及び右端
の桁位置(end)を格納しておくための領域である。各a
id-keyレコードはフラグを1つ持っているが、このフラ
グは対応する行が未処理かを示すためのものであり、初
期状態ではセットされており、3Dボタン化処理される
とリセットされるようになっている。
aidkeyexpressionの検索 まず、プレゼンテーション・スペース中に存在するaidk
eyexpressionの検索を行うが、これは水平型又は垂直型
に配列されたAttention ID Keyの表示を変換するための
前処理に該当する。本実施例では、プレゼンテーション
・スペースの各行毎に1つのレコード(以下、「aid-ke
yレコード」という)を作成することによって、行単位
でaidkeyexpressionに関する情報を把握するようにして
いる。aid-keyレコードは、図6(a)に示すように、keyt
ypeフィールド,keycountフィールド,deltypeフィール
ド,delcountフィールド,startフィールド,endフィー
ルドという6つのフィールドで構成される。ここで、ke
ytypeフィールドは、対応する行の上にPFキーに係るa
idkeyexpressionが存在する場合に、そのPFキーのタ
イプ(すなわちpfprefixが"PF","FP","F"又はデフォ
ルトのいずれであるか)を格納しておくための領域であ
る。また、keycountフィールドは、対応する行の上に存
在するaidkeyexpressionの個数を格納しておくための領
域である。また、deltypeフィールドは、対応する行の
上に存在するaidkeyexpressionの中で用いられるdelim2
のタイプ(すなわち"_","=","-",":"のいずれである
か)を格納しておくための領域である。また、delcount
フィールドは、対応する行の上に存在するdelim2の個数
を格納しておくための領域である。また、startフィー
ルド,endフィールドは、対応する行の上に存在する最
も行頭に近いpfkeyidの左端の桁位置(start)及び右端
の桁位置(end)を格納しておくための領域である。各a
id-keyレコードはフラグを1つ持っているが、このフラ
グは対応する行が未処理かを示すためのものであり、初
期状態ではセットされており、3Dボタン化処理される
とリセットされるようになっている。
【0079】一般的なPCに用いられる表示装置上では
プレゼンテーション・スペースは例えば24行で構成さ
れるので、図6(b)に示すように、1画面に対して24
個のaid-keyレコード(以下「aid-keyリスト」という)
が作成されることになる。各行に関するaid-keyレコー
ドの各フィールドの値は、水平型・垂直型それぞれに配
列されたaid-keyを3Dボタン化する際に利用される
が、詳細は後述する。
プレゼンテーション・スペースは例えば24行で構成さ
れるので、図6(b)に示すように、1画面に対して24
個のaid-keyレコード(以下「aid-keyリスト」という)
が作成されることになる。各行に関するaid-keyレコー
ドの各フィールドの値は、水平型・垂直型それぞれに配
列されたaid-keyを3Dボタン化する際に利用される
が、詳細は後述する。
【0080】図7には、プレゼンテーション・スペース
中のaidkeyexpressionを検索するためのステップ100
の詳細な処理手順、すなわち各行毎にaid-keyレコード
を作成するための処理手順について図解してある。以
下、このフローについて説明しておく。
中のaidkeyexpressionを検索するためのステップ100
の詳細な処理手順、すなわち各行毎にaid-keyレコード
を作成するための処理手順について図解してある。以
下、このフローについて説明しておく。
【0081】まずステップ102で内部変数等を初期設
定するとともに行ポインタに1を代入することによっ
て、プレゼンテーション・スペースの先頭行からステッ
プ104以降の処理を開始する。
定するとともに行ポインタに1を代入することによっ
て、プレゼンテーション・スペースの先頭行からステッ
プ104以降の処理を開始する。
【0082】ステップ106乃至112で形成される閉
ループでは、処理対象となっている行の左端の桁からタ
ーム(term)毎に文字列を順次取り出して(ステップ1
06)、前回取り出したタームとの関係に応じて内部状
態を遷移させて処理することによって(ステップ11
0)、該行のkeytype,keycount,deltype,delcountを
求める。そして、該行からもはや取り出すべきタームが
ない場合(すなわち該行の全ての文字列の処理が終了し
た場合)、判断ブロック108の分岐Noに進んで該閉
ループを抜け出す。次いで、ステップ118では、得ら
れたkeytype,keycount,deltype,delcountの各値をai
d-keyレコードの対応フィールドに格納する。次いで、
ステップ116では、行中の最も行頭に近いpfkeyidの
左端の桁位置と右端の桁位置をそれぞれstart,endの各
フィールドに格納し、行ポインタを1つだけインクリメ
ントして、判断ブロック104の直前に戻る。判断ブロ
ック104では行ポインタがプレゼンテーション・スペ
ースの最終行(例えば24行目)を越えているか否かを
判断する。行ポインタが最終行を越えていなければ、該
ブロック104の分岐Noに進み、次の行に対して上述
の閉ループ処理を繰り返す。一方、行ポインタが最終行
を越えていれば、プレゼンテーション・スペース中の全
ての行の処理が終了したことを意味するので、該ブロッ
ク104の分岐Yesに進んで、包括的ステップ100
から抜け出す(経由点P)。
ループでは、処理対象となっている行の左端の桁からタ
ーム(term)毎に文字列を順次取り出して(ステップ1
06)、前回取り出したタームとの関係に応じて内部状
態を遷移させて処理することによって(ステップ11
0)、該行のkeytype,keycount,deltype,delcountを
求める。そして、該行からもはや取り出すべきタームが
ない場合(すなわち該行の全ての文字列の処理が終了し
た場合)、判断ブロック108の分岐Noに進んで該閉
ループを抜け出す。次いで、ステップ118では、得ら
れたkeytype,keycount,deltype,delcountの各値をai
d-keyレコードの対応フィールドに格納する。次いで、
ステップ116では、行中の最も行頭に近いpfkeyidの
左端の桁位置と右端の桁位置をそれぞれstart,endの各
フィールドに格納し、行ポインタを1つだけインクリメ
ントして、判断ブロック104の直前に戻る。判断ブロ
ック104では行ポインタがプレゼンテーション・スペ
ースの最終行(例えば24行目)を越えているか否かを
判断する。行ポインタが最終行を越えていなければ、該
ブロック104の分岐Noに進み、次の行に対して上述
の閉ループ処理を繰り返す。一方、行ポインタが最終行
を越えていれば、プレゼンテーション・スペース中の全
ての行の処理が終了したことを意味するので、該ブロッ
ク104の分岐Yesに進んで、包括的ステップ100
から抜け出す(経由点P)。
【0083】また、ステップ110において、新しく取
り出したタームと内部状態との関係により現在処理中の
該行を3Dボタン化の対象とする必要がないと判断され
たときには、内部状態を"abort"にして判断ブロッ
ク112の分岐Yesに進み、次いでステップ114で
は該行のaid-keyレコードの各フィールドにはkeytype=n
ull,keycount=0,deltype=null,delcount=0を格納す
る。各フィールドのこのような値は後続のステップ20
0,300では無意味なレコードと判断されるようにな
っているので(後述)、結果として該行の処理を失敗
(abort)したことを示せる訳である。このような
失敗処理が必要なのは、3270画面上のPFキーが必
ずしもユーザが3Dボタン化を要求しているとは限らな
いからである。例えば、画面上のテキスト文の中で単に
PFキーに係る文字列が引用されているに過ぎない場合
がabortに該当する。また、図22の画面内のカレ
ンダの各日付はpfprefixが省略されたタイプのPFキー
の候補ではあるが、3Dボタン化の対象とは言えない。
このようなabort処理を要する場合、行の上にPF
キーが煩雑に配置されているだけで、PFキーを含む文
字列がaidkeyexpressionを形成していないのが常であ
る。
り出したタームと内部状態との関係により現在処理中の
該行を3Dボタン化の対象とする必要がないと判断され
たときには、内部状態を"abort"にして判断ブロッ
ク112の分岐Yesに進み、次いでステップ114で
は該行のaid-keyレコードの各フィールドにはkeytype=n
ull,keycount=0,deltype=null,delcount=0を格納す
る。各フィールドのこのような値は後続のステップ20
0,300では無意味なレコードと判断されるようにな
っているので(後述)、結果として該行の処理を失敗
(abort)したことを示せる訳である。このような
失敗処理が必要なのは、3270画面上のPFキーが必
ずしもユーザが3Dボタン化を要求しているとは限らな
いからである。例えば、画面上のテキスト文の中で単に
PFキーに係る文字列が引用されているに過ぎない場合
がabortに該当する。また、図22の画面内のカレ
ンダの各日付はpfprefixが省略されたタイプのPFキー
の候補ではあるが、3Dボタン化の対象とは言えない。
このようなabort処理を要する場合、行の上にPF
キーが煩雑に配置されているだけで、PFキーを含む文
字列がaidkeyexpressionを形成していないのが常であ
る。
【0084】なお、包括的ステップ100でいう「ター
ム」とは、デリミッタ(delim2やdelim0)で区切られた
文字列のことである。例えば図8(a)に示すようにr行
目が"PF1=Help_PF2=…"からなる文字列で
構成される場合、r行目から取り出されるタームは、図
8(b)に示すように、"PF1","=","Help","P
F2"…である。なお、"PF1"と"Help"の間の"
="と、"Help"と"PF2"の間の"_"(ブランク)
はともにデリミッタである。但し、ブランクは3Dボタ
ン化処理するには無意味な文字であることが経験的に判
っているので、本実施例ではデリミッタがブランクの場
合にはタームとして取り出さないようにしている。
ム」とは、デリミッタ(delim2やdelim0)で区切られた
文字列のことである。例えば図8(a)に示すようにr行
目が"PF1=Help_PF2=…"からなる文字列で
構成される場合、r行目から取り出されるタームは、図
8(b)に示すように、"PF1","=","Help","P
F2"…である。なお、"PF1"と"Help"の間の"
="と、"Help"と"PF2"の間の"_"(ブランク)
はともにデリミッタである。但し、ブランクは3Dボタ
ン化処理するには無意味な文字であることが経験的に判
っているので、本実施例ではデリミッタがブランクの場
合にはタームとして取り出さないようにしている。
【0085】図9は、ステップ106乃至112で形成
される閉ループを状態遷移図の形態表現したものであ
る。同図における各状態間の遷移を以下に説明してお
く。当業者であれば、処理対象となっている行について
の変数keytype,keycount,deltype,delcountの値を得
るための具体的なプログラム構成を、この状態遷移図か
ら充分理解できるであろう。
される閉ループを状態遷移図の形態表現したものであ
る。同図における各状態間の遷移を以下に説明してお
く。当業者であれば、処理対象となっている行について
の変数keytype,keycount,deltype,delcountの値を得
るための具体的なプログラム構成を、この状態遷移図か
ら充分理解できるであろう。
【0086】状態0:行の先頭桁(すなわち左端の桁)
では前の内部状態(すなわち前に取り出したターム)を
持たないので、ニュートラル(neutral)の状態(状態
0)で待機する。状態0において、次タームとしてpfke
yid以外の文字列が取り出されると、状態0に戻る(矢
印α)。何故なら、PFキーの配列によって水平型及び
垂直型の判定を行うのであり、その他の文字列には関心
がないからである。また、状態0において、次タームと
して取り出した文字列がaidkeytermの定義(式(4)参
照)に合致するときは、状態1に遷移する(矢印β)。
この場合は、該行で新たにaidkeyexpressionを見つけ出
したのと等価なので、keycountを1つインクリメントす
る。また、該aidkeytermがpfkeyitem(すなわちPFキ
ー)であれば、そのタイプ(すなわちpfprefix)をkeyt
ypeとして仮に保持するとともに、そのpfnumberも保持
しておく。
では前の内部状態(すなわち前に取り出したターム)を
持たないので、ニュートラル(neutral)の状態(状態
0)で待機する。状態0において、次タームとしてpfke
yid以外の文字列が取り出されると、状態0に戻る(矢
印α)。何故なら、PFキーの配列によって水平型及び
垂直型の判定を行うのであり、その他の文字列には関心
がないからである。また、状態0において、次タームと
して取り出した文字列がaidkeytermの定義(式(4)参
照)に合致するときは、状態1に遷移する(矢印β)。
この場合は、該行で新たにaidkeyexpressionを見つけ出
したのと等価なので、keycountを1つインクリメントす
る。また、該aidkeytermがpfkeyitem(すなわちPFキ
ー)であれば、そのタイプ(すなわちpfprefix)をkeyt
ypeとして仮に保持するとともに、そのpfnumberも保持
しておく。
【0087】状態1:状態1は、前回取り出したターム
がpfkeyidの場合の内部状態である。状態1において、
次タームとして取り出した文字列がdelim1であれば、状
態1'に遷移する(矢印γ)。そして、次々タームがpfn
umberであれば、再び状態1に戻る(矢印δ)。この場
合は、同一ファンクションのPFキーが重複(duplicat
e)したに過ぎないので、keytypeの値を変更せず、keyc
ountもインクリメントしない。例えば図20に示す32
70画面において、PFキー"PF8"の次にデリミッタ"/"
を隔ててpfnumber"10"が続き、"PF3"の次に"/"を隔て
て"12"が続く場合がこれに該当する。また、状態1にお
いて、次タームがaidkeytermであれば、状態1に戻る
(矢印ε)。この場合は、新たにaidkeyexpressionを見
つけ出したのと等価なので、keycountを1つインクリメ
ントするとともに、前回のpfnumberを廃棄して今回のも
のを保持する。但し、aidkeytermがpfkeyitemの場合
は、そのPFキーのタイプ(すなわちpfprefix)が既に
格納しているkeytypeと同一であることと、そのpfnumbe
rが前回保持したpfnumberよりも大きな値であること
(すなわちpfnumberが正順であること)が条件である。
また、状態1において、次タームがdelim2であれば、該
delim2がdeltypeと一致することを条件に、状態2に遷
移する(矢印ζ)。但し、該行において最初に状態2に
遷移する場合は、deltypeとしてdelim2の値を仮に保持
してから状態2に遷移する。また、遷移の度に、必ずde
lcountを1つインクリメントする。また、状態1におい
て、次タームがaidkeytermやdelim2以外の文字列であれ
ば、該タームはfunction(又はその一部)であると判断
して、状態3に遷移する(矢印η)。また、状態1にお
いて、次タームがpfkeyitemであって、そのpfprefixが
前回までのkeytypeと異なっていたり、そのpfnumberが
前回保持したものよりも小さい値(すなわち逆順)であ
る場合は、矢印θを経て失敗(abort)処理する。
このようなタームの配列を持つ行は、PFキーと同じ文
字列が単に煩雑に配置されているに過ぎず、3Dボタン
化処理する上で関心が低いと考えられるからである。ま
た、状態1において、次タームがdelim2であって前回ま
でのdeltypeとは一致しないものである場合、矢印κを
経てabort処理する。このようなタームの配列を持
つ行は、aidkeytermやdelim2と同じ文字列が単に煩雑に
配列されているに過ぎず、3Dボタン化の対象外と考え
られるからである
がpfkeyidの場合の内部状態である。状態1において、
次タームとして取り出した文字列がdelim1であれば、状
態1'に遷移する(矢印γ)。そして、次々タームがpfn
umberであれば、再び状態1に戻る(矢印δ)。この場
合は、同一ファンクションのPFキーが重複(duplicat
e)したに過ぎないので、keytypeの値を変更せず、keyc
ountもインクリメントしない。例えば図20に示す32
70画面において、PFキー"PF8"の次にデリミッタ"/"
を隔ててpfnumber"10"が続き、"PF3"の次に"/"を隔て
て"12"が続く場合がこれに該当する。また、状態1にお
いて、次タームがaidkeytermであれば、状態1に戻る
(矢印ε)。この場合は、新たにaidkeyexpressionを見
つけ出したのと等価なので、keycountを1つインクリメ
ントするとともに、前回のpfnumberを廃棄して今回のも
のを保持する。但し、aidkeytermがpfkeyitemの場合
は、そのPFキーのタイプ(すなわちpfprefix)が既に
格納しているkeytypeと同一であることと、そのpfnumbe
rが前回保持したpfnumberよりも大きな値であること
(すなわちpfnumberが正順であること)が条件である。
また、状態1において、次タームがdelim2であれば、該
delim2がdeltypeと一致することを条件に、状態2に遷
移する(矢印ζ)。但し、該行において最初に状態2に
遷移する場合は、deltypeとしてdelim2の値を仮に保持
してから状態2に遷移する。また、遷移の度に、必ずde
lcountを1つインクリメントする。また、状態1におい
て、次タームがaidkeytermやdelim2以外の文字列であれ
ば、該タームはfunction(又はその一部)であると判断
して、状態3に遷移する(矢印η)。また、状態1にお
いて、次タームがpfkeyitemであって、そのpfprefixが
前回までのkeytypeと異なっていたり、そのpfnumberが
前回保持したものよりも小さい値(すなわち逆順)であ
る場合は、矢印θを経て失敗(abort)処理する。
このようなタームの配列を持つ行は、PFキーと同じ文
字列が単に煩雑に配置されているに過ぎず、3Dボタン
化処理する上で関心が低いと考えられるからである。ま
た、状態1において、次タームがdelim2であって前回ま
でのdeltypeとは一致しないものである場合、矢印κを
経てabort処理する。このようなタームの配列を持
つ行は、aidkeytermやdelim2と同じ文字列が単に煩雑に
配列されているに過ぎず、3Dボタン化の対象外と考え
られるからである
【0088】状態2:状態2は、前回取り出したターム
がdelim2の場合の内部状態である。状態2において、次
タームがaidkeytermであれば、状態1に遷移する(矢印
λ)。但し、aidkeytermがpfkeyitemの場合は、pfprefi
xが前回までのkeytypeと同一であることと、そのpfnumb
erが正順であることが条件である。また、状態1に遷移
する度に、必ずkeycountを1つインクリメントするとと
もに、前回のpfnumberを廃棄して今回のものを保持す
る。また、状態2において、次タームがaidkeyterm以外
の文字列であれば、該タームはfunction(又はその一
部)であると判断して、状態3に遷移する(矢印μ)。
また、状態2において、次タームがpfkeyitemであっ
て、そのpfprefixが前回までのkeytypeと異なっていた
り、そのpfnumberが逆順である場合は、3Dボタン化の
関心は低いので、前述同様に失敗(abort)処理す
る(矢印ξ)。
がdelim2の場合の内部状態である。状態2において、次
タームがaidkeytermであれば、状態1に遷移する(矢印
λ)。但し、aidkeytermがpfkeyitemの場合は、pfprefi
xが前回までのkeytypeと同一であることと、そのpfnumb
erが正順であることが条件である。また、状態1に遷移
する度に、必ずkeycountを1つインクリメントするとと
もに、前回のpfnumberを廃棄して今回のものを保持す
る。また、状態2において、次タームがaidkeyterm以外
の文字列であれば、該タームはfunction(又はその一
部)であると判断して、状態3に遷移する(矢印μ)。
また、状態2において、次タームがpfkeyitemであっ
て、そのpfprefixが前回までのkeytypeと異なっていた
り、そのpfnumberが逆順である場合は、3Dボタン化の
関心は低いので、前述同様に失敗(abort)処理す
る(矢印ξ)。
【0089】状態3:状態3は、前回取り出したターム
がfunctionに係る文字列である場合の内部状態である。
状態3において、次タームがaidkeytermであれば、状態
1に遷移する(矢印π)。但し、aidkeytermがpfkeyite
mの場合は、pfprefixが前回までのkeytypeと同一である
ことと、そのpfnumberが正順であることが条件である。
また、状態1に遷移する度に、必ずkeycountを1つイン
クリメントするとともに、前回のpfnumberを廃棄して今
回のものを保持する。また、状態3において、次ターム
がaidkeyterm以外の文字列であれば、該タームはfuncti
on(又はその一部)であると判断して、状態3に戻る
(矢印σ)。また、状態3において、次タームがpfkeyi
temであって、そのpfprefixが前回までのkeytypeと異な
っていたり、そのpfnumberが逆順である場合は、3Dボ
タン化の関心は低いので、前述同様に失敗(abor
t)処理する状態に遷移する(矢印τ)。
がfunctionに係る文字列である場合の内部状態である。
状態3において、次タームがaidkeytermであれば、状態
1に遷移する(矢印π)。但し、aidkeytermがpfkeyite
mの場合は、pfprefixが前回までのkeytypeと同一である
ことと、そのpfnumberが正順であることが条件である。
また、状態1に遷移する度に、必ずkeycountを1つイン
クリメントするとともに、前回のpfnumberを廃棄して今
回のものを保持する。また、状態3において、次ターム
がaidkeyterm以外の文字列であれば、該タームはfuncti
on(又はその一部)であると判断して、状態3に戻る
(矢印σ)。また、状態3において、次タームがpfkeyi
temであって、そのpfprefixが前回までのkeytypeと異な
っていたり、そのpfnumberが逆順である場合は、3Dボ
タン化の関心は低いので、前述同様に失敗(abor
t)処理する状態に遷移する(矢印τ)。
【0090】abort:abortとは、上述したよ
うに、状態1乃至3において処理中の行がもはや3Dボ
タン化の対象外であると判断されたときに遷移する内部
状態である。この場合、図7に示すフローチャートで
は、判断ブロック112の分岐Yesに進んで閉ループ
を抜けて、該行の処理を失敗に終わらせる。次いで、ス
テップ114では、該行のaid-keyレコードの各フィー
ルドにはkeytype=null,keycount=0,deltype=null,de
lcount=0を格納することによって、後続の包括的ステッ
プ200,300では該行が3Dボタン化サブルーチン
にとって関心がないものであることを示すようになって
いる。
うに、状態1乃至3において処理中の行がもはや3Dボ
タン化の対象外であると判断されたときに遷移する内部
状態である。この場合、図7に示すフローチャートで
は、判断ブロック112の分岐Yesに進んで閉ループ
を抜けて、該行の処理を失敗に終わらせる。次いで、ス
テップ114では、該行のaid-keyレコードの各フィー
ルドにはkeytype=null,keycount=0,deltype=null,de
lcount=0を格納することによって、後続の包括的ステッ
プ200,300では該行が3Dボタン化サブルーチン
にとって関心がないものであることを示すようになって
いる。
【0091】このようにして作成されたaid-keyionリス
ト(図6(b)参照)は、物理的にはメイン・メモリ4の
中に置かれ、後の処理において3Dボタン化サブルーチ
ンは適宜読み出すことができる。
ト(図6(b)参照)は、物理的にはメイン・メモリ4の
中に置かれ、後の処理において3Dボタン化サブルーチ
ンは適宜読み出すことができる。
【0092】(2) 水平型のaid-keyの3Dボタン化 次いで、作成されたaid-keyリストを参照して、プレゼ
ンテーション・スペース中に水平型に配列されたaidkey
expressionが存在するか否かを判別して、存在すれば、
該当するAttention ID Keyを3Dボタン化表示に変換す
る。図10は該ステップ200の詳細な処理手順につい
て図解している。以下、このフローについて説明してお
く。
ンテーション・スペース中に水平型に配列されたaidkey
expressionが存在するか否かを判別して、存在すれば、
該当するAttention ID Keyを3Dボタン化表示に変換す
る。図10は該ステップ200の詳細な処理手順につい
て図解している。以下、このフローについて説明してお
く。
【0093】包括的ステップ100を終了すると、処理
は経由点Pを経て包括的ステップ200に進む。
は経由点Pを経て包括的ステップ200に進む。
【0094】まず、判断ブロック202では、水平型の
Attention ID Keyの3Dボタン化をユーザが指定してい
るか否かを判断する。結果が肯定的であれば次ステップ
204に進む。一方、結果が否定的であれば、分岐No
に進んで後続のステップをスキップして、包括的ステッ
プ100から抜け出す(経由点Q)。ブロック202
は、3Dボタン化サブルーチンを利用するユーザの中に
はそもそもAttention IDKeyの3Dボタン化を希望しな
い者がいることを考慮して設けられたものである(後述
の判断ブロック302,404,502も同様)。ユー
ザの該指定操作は、例えば3270エミュレーション・
プログラムのPCへの導入時に対話形式で行われる。
Attention ID Keyの3Dボタン化をユーザが指定してい
るか否かを判断する。結果が肯定的であれば次ステップ
204に進む。一方、結果が否定的であれば、分岐No
に進んで後続のステップをスキップして、包括的ステッ
プ100から抜け出す(経由点Q)。ブロック202
は、3Dボタン化サブルーチンを利用するユーザの中に
はそもそもAttention IDKeyの3Dボタン化を希望しな
い者がいることを考慮して設けられたものである(後述
の判断ブロック302,404,502も同様)。ユー
ザの該指定操作は、例えば3270エミュレーション・
プログラムのPCへの導入時に対話形式で行われる。
【0095】ステップ204では、aid-keyリストを最
終行から上向きにスキャンして、keycountが最大の行
(すなわちaidkeyexpressionを最も多く含む行)を捜し
出す。最終行から捜し始めるのは、例えば図15乃至図
20,図23乃至図27から推察されるように、「水平
型の配列をしたaidkeyexpressionは3270画面の下方
に多く存在する」ということが経験的に判っているから
である。なお、処理速度を向上させるなどの目的で、ユ
ーザが指定した行数だけしかaid-keyリストをスキャン
しないようにしてもよい。
終行から上向きにスキャンして、keycountが最大の行
(すなわちaidkeyexpressionを最も多く含む行)を捜し
出す。最終行から捜し始めるのは、例えば図15乃至図
20,図23乃至図27から推察されるように、「水平
型の配列をしたaidkeyexpressionは3270画面の下方
に多く存在する」ということが経験的に判っているから
である。なお、処理速度を向上させるなどの目的で、ユ
ーザが指定した行数だけしかaid-keyリストをスキャン
しないようにしてもよい。
【0096】ステップ204において該当する行が見つ
け出されれば、ステップ206では、該行、及びその上
下でaidkeyexpressionを含む行に対して3Dボタン化処
理を行う。このとき、3Dボタン化サブルーチンは、プ
レゼンテーション・スペース上の行数や桁数など3Dボ
タン化に必要な情報を、オペレーティング・システム3
2の定義に合致した形式(すなわち、3Dボタンの起点
の座標、横幅、高さなどの情報)に変換して渡すととも
に、オペレーティング・システム32に対して3Dボタ
ンの表示を要求する。そして、オペレーティング・シス
テムが該要求に応じてプレゼンテーション・スペースの
内容を変換して画面バッファ8に書き込むことによっ
て、3270画面上の所望の文字列が3Dボタンに切り
換えられる。なお、3Dボタン化処理の済んだ行につい
ては、そのaid-keyレコードのフラグをリセットしてお
く。
け出されれば、ステップ206では、該行、及びその上
下でaidkeyexpressionを含む行に対して3Dボタン化処
理を行う。このとき、3Dボタン化サブルーチンは、プ
レゼンテーション・スペース上の行数や桁数など3Dボ
タン化に必要な情報を、オペレーティング・システム3
2の定義に合致した形式(すなわち、3Dボタンの起点
の座標、横幅、高さなどの情報)に変換して渡すととも
に、オペレーティング・システム32に対して3Dボタ
ンの表示を要求する。そして、オペレーティング・シス
テムが該要求に応じてプレゼンテーション・スペースの
内容を変換して画面バッファ8に書き込むことによっ
て、3270画面上の所望の文字列が3Dボタンに切り
換えられる。なお、3Dボタン化処理の済んだ行につい
ては、そのaid-keyレコードのフラグをリセットしてお
く。
【0097】判断ブロック208では、前ステップ20
4において該当する行が実際に見つけられたか否かを判
別する。結果が肯定的であれば、該画面内にはもはや水
平型の処理を行う必要はないものとみなして、分岐Ye
sに進み、包括的ステップ204から抜け出す(経由点
Q)。一方、結果が否定的であれば、後続のステップ2
10に進み、今度は先頭行からユーザが指定した行数だ
けaid-keyリストをスキャンして、その中でkeycountが
最大の行を捜す。次いで、ステップ212では、該当す
る行と、その上下でpfkeytitemを含む行に対して3Dボ
タン化処理を行ってから、包括的ステップ200を終了
する(経由点Q)。なお、ステップ212における処理
の内容は、ステップ206と略同一なので、ここでは説
明を省略する。
4において該当する行が実際に見つけられたか否かを判
別する。結果が肯定的であれば、該画面内にはもはや水
平型の処理を行う必要はないものとみなして、分岐Ye
sに進み、包括的ステップ204から抜け出す(経由点
Q)。一方、結果が否定的であれば、後続のステップ2
10に進み、今度は先頭行からユーザが指定した行数だ
けaid-keyリストをスキャンして、その中でkeycountが
最大の行を捜す。次いで、ステップ212では、該当す
る行と、その上下でpfkeytitemを含む行に対して3Dボ
タン化処理を行ってから、包括的ステップ200を終了
する(経由点Q)。なお、ステップ212における処理
の内容は、ステップ206と略同一なので、ここでは説
明を省略する。
【0098】図30,図31及び図32には、水平型の
配列をしたaidkeyexpressionを3Dボタン表示に変換し
た3270画面の例を示してある。同図では、aidkeyex
pression全体を3Dボタン化しているが、1部の文字列
(例えばaidkeyterm)だけしか表示を変換させないよう
にすることはプログラマブルである。
配列をしたaidkeyexpressionを3Dボタン表示に変換し
た3270画面の例を示してある。同図では、aidkeyex
pression全体を3Dボタン化しているが、1部の文字列
(例えばaidkeyterm)だけしか表示を変換させないよう
にすることはプログラマブルである。
【0099】(3) 垂直型のaid-keyの3Dボタン化 次いで、作成されたaid-keyリストを参照して、プレゼ
ンテーション・スペース中に垂直型に配列されたaidkey
expressionが存在するか否かを判別して、存在すれば、
該当するAttention ID Keyを3Dボタン化表示に変換す
る。図11は該ステップ300の詳細な処理手順につい
て図解している。以下、このフローについて説明してお
く。
ンテーション・スペース中に垂直型に配列されたaidkey
expressionが存在するか否かを判別して、存在すれば、
該当するAttention ID Keyを3Dボタン化表示に変換す
る。図11は該ステップ300の詳細な処理手順につい
て図解している。以下、このフローについて説明してお
く。
【0100】包括的ステップ200を終了すると、処理
は経由点Qを経て包括的ステップ300に進む。
は経由点Qを経て包括的ステップ300に進む。
【0101】まず、判断ブロック302では、垂直型の
Attention ID Keyの3Dボタン化をユーザが指定してい
るか否かを判断する。結果が否定的であれば、分岐No
に進み、包括的ステップ300から抜け出す(経由点
R)。一方、結果が肯定的であれば次ステップ304に
進む。
Attention ID Keyの3Dボタン化をユーザが指定してい
るか否かを判断する。結果が否定的であれば、分岐No
に進み、包括的ステップ300から抜け出す(経由点
R)。一方、結果が肯定的であれば次ステップ304に
進む。
【0102】ステップ304では、既に包括的ステップ
200で3Dボタン化処理された行を除いた残りのaid-
keyレコードについて垂直型の条件に適合するか否かを
順次調べ、適合するaid-keyレコードに係る行番号を垂
直型リスト(図示しない)に記録する。各行が3Dボタ
ン化処理済みか否かは各aid-keyレコードのフラグによ
って確認できる。また、垂直型の条件は、上述したよう
に、 (b-1) aidkeyexpressionを1つしか含まない行が複数連
続していること。 (b-2) pfkeyidの左端の桁位置と右端の桁位置の少なく
とも一方が各行とも同一であること。 (b-3) 各行のdelim2が一致すること。 (b-4) pfnumberは上段の行から下段に向かって正順に配
列されていること。 の4つである。条件(b-1)については、keycountが1のa
id-keyレコードが連続しているか否かを調べることによ
り判断できる。条件(b-2)については、各aid-keyレコー
ドのstart,endの各フィールドの値を比較することによ
り判断できる。また、条件(b-3)と(b-4)に反する行は、
aid-keyレコードを作成する段階でabort処理され
て、既に条件(b-1)を満たさないように変数keytype…が
設定されている。
200で3Dボタン化処理された行を除いた残りのaid-
keyレコードについて垂直型の条件に適合するか否かを
順次調べ、適合するaid-keyレコードに係る行番号を垂
直型リスト(図示しない)に記録する。各行が3Dボタ
ン化処理済みか否かは各aid-keyレコードのフラグによ
って確認できる。また、垂直型の条件は、上述したよう
に、 (b-1) aidkeyexpressionを1つしか含まない行が複数連
続していること。 (b-2) pfkeyidの左端の桁位置と右端の桁位置の少なく
とも一方が各行とも同一であること。 (b-3) 各行のdelim2が一致すること。 (b-4) pfnumberは上段の行から下段に向かって正順に配
列されていること。 の4つである。条件(b-1)については、keycountが1のa
id-keyレコードが連続しているか否かを調べることによ
り判断できる。条件(b-2)については、各aid-keyレコー
ドのstart,endの各フィールドの値を比較することによ
り判断できる。また、条件(b-3)と(b-4)に反する行は、
aid-keyレコードを作成する段階でabort処理され
て、既に条件(b-1)を満たさないように変数keytype…が
設定されている。
【0103】次いで、ステップ306では、垂直型リス
トに記録された各行を調べ、最も頻出するPFキーのタ
イプであり、且つpfkeyitemの開始桁として最も多いも
のと一致する行のみを垂直型リストに残して、他のレコ
ードを廃棄する。
トに記録された各行を調べ、最も頻出するPFキーのタ
イプであり、且つpfkeyitemの開始桁として最も多いも
のと一致する行のみを垂直型リストに残して、他のレコ
ードを廃棄する。
【0104】次いで、判断ブロック308では、ステッ
プ306で余分なレコードを廃棄した結果、未だ垂直型
リストに2行以上残っているか否かを判断する。残った
記録が1行以下であれば、条件(b-1)の「…行が複数連
続している」という点を満たしていないことになるの
で、分岐Noに進んで、包括的ステップ300から抜け
出す(経由点R)。一方、結果が肯定的であれば、次ス
テップ310に進む。
プ306で余分なレコードを廃棄した結果、未だ垂直型
リストに2行以上残っているか否かを判断する。残った
記録が1行以下であれば、条件(b-1)の「…行が複数連
続している」という点を満たしていないことになるの
で、分岐Noに進んで、包括的ステップ300から抜け
出す(経由点R)。一方、結果が肯定的であれば、次ス
テップ310に進む。
【0105】ステップ310では、垂直型リストに残っ
ている各行毎に、ユーザの指定に基づいて3Dボタン化
処理を行う。文字列の3Dボタン化は、3Dボタン化サ
ブルーチンがオペレーティング・システム32に対して
必要な情報とともに要求を送るとともに、オペレーティ
ング・システム32が所定の描画処理を行うことによっ
てなされる(前述)。また、3Dボタン化処理の済んだ
行については、そのaid-keyレコードのフラグをリセッ
トしておく。なお、ここでいう「ユーザの指定」とは、
3Dボタン化する開始桁や終了桁などのことであり、pf
keyitemだけでなくfunctionに係る文字列をも3Dボタ
ン化の対象に指定できる。例えば図30には、垂直型の
配列をしたaidkeyexpressionを3Dボタン表示に変換し
た3270画面の例を示しているが、3Dボタン化する
領域をaidkeytermに限ったり、あるいは3Dボタン化す
る領域の長さを最長のものに統一するこうにすることは
プログラマブルである。
ている各行毎に、ユーザの指定に基づいて3Dボタン化
処理を行う。文字列の3Dボタン化は、3Dボタン化サ
ブルーチンがオペレーティング・システム32に対して
必要な情報とともに要求を送るとともに、オペレーティ
ング・システム32が所定の描画処理を行うことによっ
てなされる(前述)。また、3Dボタン化処理の済んだ
行については、そのaid-keyレコードのフラグをリセッ
トしておく。なお、ここでいう「ユーザの指定」とは、
3Dボタン化する開始桁や終了桁などのことであり、pf
keyitemだけでなくfunctionに係る文字列をも3Dボタ
ン化の対象に指定できる。例えば図30には、垂直型の
配列をしたaidkeyexpressionを3Dボタン表示に変換し
た3270画面の例を示しているが、3Dボタン化する
領域をaidkeytermに限ったり、あるいは3Dボタン化す
る領域の長さを最長のものに統一するこうにすることは
プログラマブルである。
【0106】(4) カーソル位置指定型の領域の3Dボタ
ン化 次いで、プレゼンテーション・スペース中で既に3Dボ
タン化された行を除いた残りの領域で、カーソル位置指
定型が存在すれば、さらに3Dボタン化する。図12は
該ステップ400の詳細な処理手順について図解してい
る。以下、このフローについて説明しておく。
ン化 次いで、プレゼンテーション・スペース中で既に3Dボ
タン化された行を除いた残りの領域で、カーソル位置指
定型が存在すれば、さらに3Dボタン化する。図12は
該ステップ400の詳細な処理手順について図解してい
る。以下、このフローについて説明しておく。
【0107】包括的ステップ300を終了すると、処理
は経由点Rを経て包括的ステップ400に進む。
は経由点Rを経て包括的ステップ400に進む。
【0108】まず、ステップ402では、プレゼンテー
ション・スペース中の各入力可能フィールド毎に1つの
レコード(以下、「入力可能フィールド・レコード」と
いう)を作成して、入力可能フィールド単位でプレゼン
テーション・スペースを管理できるようにする。入力可
能フィールド・レコードは、図13(a)に示すように、
対応する入力可能フィールドの開始行(row:r),開
始桁(column:c),長さ(length:l)の各々を格納
しておくために、3つのフィールドで構成される。ま
た、図13(b)には、1画面分の入力可能フィールド・
レコードの集合(以下、「入力可能フィールド・リス
ト」という)が示してある。1画面分の入力可能フィー
ルド・レコードの個数は、行毎に作成されるaid-keyレ
コードと違って一定でないので、該リストは、プレゼン
テーション・スペース中の入力可能フィールドの個数を
計数し保持しておくためのカウンタを備えている。当業
者であれば、プレゼンテーション・スペースを先頭行の
左端桁からスキャンしていくことによって容易に入力可
能フィールド・リストを作成できる、ということを理解
できるであろう。なお、入力可能フィールド・リスト
は、次の包括的ステップ500の中でも利用される(後
述)。
ション・スペース中の各入力可能フィールド毎に1つの
レコード(以下、「入力可能フィールド・レコード」と
いう)を作成して、入力可能フィールド単位でプレゼン
テーション・スペースを管理できるようにする。入力可
能フィールド・レコードは、図13(a)に示すように、
対応する入力可能フィールドの開始行(row:r),開
始桁(column:c),長さ(length:l)の各々を格納
しておくために、3つのフィールドで構成される。ま
た、図13(b)には、1画面分の入力可能フィールド・
レコードの集合(以下、「入力可能フィールド・リス
ト」という)が示してある。1画面分の入力可能フィー
ルド・レコードの個数は、行毎に作成されるaid-keyレ
コードと違って一定でないので、該リストは、プレゼン
テーション・スペース中の入力可能フィールドの個数を
計数し保持しておくためのカウンタを備えている。当業
者であれば、プレゼンテーション・スペースを先頭行の
左端桁からスキャンしていくことによって容易に入力可
能フィールド・リストを作成できる、ということを理解
できるであろう。なお、入力可能フィールド・リスト
は、次の包括的ステップ500の中でも利用される(後
述)。
【0109】次いで、判断ブロック404では、カーソ
ル位置指定型に対する3Dボタン化処理をユーザが指定
しているか否かを判断する。結果が否定的であれば、分
岐Noに進み、包括的ステップ400から抜け出す(経
由点S)。一方、結果が肯定的であれば次ステップ40
6に進む。
ル位置指定型に対する3Dボタン化処理をユーザが指定
しているか否かを判断する。結果が否定的であれば、分
岐Noに進み、包括的ステップ400から抜け出す(経
由点S)。一方、結果が肯定的であれば次ステップ40
6に進む。
【0110】次いで、ステップ406では、プレゼンテ
ーション・スペースの先頭行の左端桁からスキャンして
いくことによって、予め指定されているキーワードの組
を検索する。そして、見つけ出された「キーワードの
組」毎にその位置を格納するためのレコード(キーワー
ド・レコード)を作成する(以下、キーワード・レコー
ドをリスト・アップしたものを「キーワード・リスト」
という)。ここで、「予め指定されているキーワードの
組」とは、図24乃至図27に示すように、"cursor"
と"Enter"のような2以上の単語の組合せであり、且
つ、組合せを構成する全ての単語が同一行又は連続する
二行(但し、空白行の挿入は許す)の中に存在するもの
をいう(前述)。
ーション・スペースの先頭行の左端桁からスキャンして
いくことによって、予め指定されているキーワードの組
を検索する。そして、見つけ出された「キーワードの
組」毎にその位置を格納するためのレコード(キーワー
ド・レコード)を作成する(以下、キーワード・レコー
ドをリスト・アップしたものを「キーワード・リスト」
という)。ここで、「予め指定されているキーワードの
組」とは、図24乃至図27に示すように、"cursor"
と"Enter"のような2以上の単語の組合せであり、且
つ、組合せを構成する全ての単語が同一行又は連続する
二行(但し、空白行の挿入は許す)の中に存在するもの
をいう(前述)。
【0111】次いで、ステップ408では、入力可能フ
ィールド・リストの中から、既に3Dボタン化処理を行
った行に関する入力可能フィールド・レコードを廃棄す
る。何故なら、このような行は再度3Dボタン化処理す
る必要がなく、余分なレコードと考えられるからであ
る。該処理は、各入力可能フィールドのr値に対応する
aid-keyレコードのフラグがリセットされているか否か
を検査することによって行える。
ィールド・リストの中から、既に3Dボタン化処理を行
った行に関する入力可能フィールド・レコードを廃棄す
る。何故なら、このような行は再度3Dボタン化処理す
る必要がなく、余分なレコードと考えられるからであ
る。該処理は、各入力可能フィールドのr値に対応する
aid-keyレコードのフラグがリセットされているか否か
を検査することによって行える。
【0112】次いで、ステップ410では、キーワード
・リストの中から、既に3Dボタン化処理を行った行に
関する「キーワードの組」を廃棄する。廃棄する理由は
ステップ408と同様である。該処理は、各「キーワー
ドの組」の行位置に対応するaid-keyレコードのフラグ
を検査することによって行える。
・リストの中から、既に3Dボタン化処理を行った行に
関する「キーワードの組」を廃棄する。廃棄する理由は
ステップ408と同様である。該処理は、各「キーワー
ドの組」の行位置に対応するaid-keyレコードのフラグ
を検査することによって行える。
【0113】次いで、判断ブロック412では、ステッ
プ410で余分のレコードを廃棄した結果、キーワード
・リスト中に未だ「キーワードの組」が残っているか否
かを判断する。もはや何も残っていなければ、処理中の
3270画面中にはカーソル位置指定型の領域は存在し
ないことになるので、分岐Noに進み、包括的ステップ
400から抜け出す(経由点S)。一方、まだ「キーワ
ードの組」が残っていれば、次ステップ414に進む。
プ410で余分のレコードを廃棄した結果、キーワード
・リスト中に未だ「キーワードの組」が残っているか否
かを判断する。もはや何も残っていなければ、処理中の
3270画面中にはカーソル位置指定型の領域は存在し
ないことになるので、分岐Noに進み、包括的ステップ
400から抜け出す(経由点S)。一方、まだ「キーワ
ードの組」が残っていれば、次ステップ414に進む。
【0114】次いで、ステップ414では、ステップ4
08で余分なレコードを廃棄した結果、未だ入力可能フ
ィールド・リストに残っている入力可能フィールド・レ
コードに対して、カーソル位置指定型の条件を満たすか
否かを順次調べる。該条件とは、フィールドの構造が一
致する行が連続していること(但し、空白行の挿入は許
す)と、各行が入力可能フィールドを少なくとも1つ含
んでいることである。さらに、該条件を満たす行に対し
ては、入力可能フィールドが複数行に跨っていないか否
か、及び該フィールドが文字列を含まない空白フィール
ドであるか否かを検査する。1つの入力可能フィールド
が複数行に跨っていればユーザが3Dボタン表示を求め
ない場合が多いし、空白フィールドであればそもそも3
Dボタン化すべき対象領域ではないからである。そし
て、全ての条件をクリアした入力可能フィールドについ
て3Dボタン化処理を行う。文字列の3Dボタン化は、
3Dボタン化サブルーチンがオペレーティング・システ
ム32に対して必要な情報とともに要求を送るととも
に、オペレーティング・システム32が所定の描画処理
を行うことによってなされる(前述)。また、3Dボタ
ン化処理の済んだ行については、そのaid-keyレコード
のフラグをリセットしておく。
08で余分なレコードを廃棄した結果、未だ入力可能フ
ィールド・リストに残っている入力可能フィールド・レ
コードに対して、カーソル位置指定型の条件を満たすか
否かを順次調べる。該条件とは、フィールドの構造が一
致する行が連続していること(但し、空白行の挿入は許
す)と、各行が入力可能フィールドを少なくとも1つ含
んでいることである。さらに、該条件を満たす行に対し
ては、入力可能フィールドが複数行に跨っていないか否
か、及び該フィールドが文字列を含まない空白フィール
ドであるか否かを検査する。1つの入力可能フィールド
が複数行に跨っていればユーザが3Dボタン表示を求め
ない場合が多いし、空白フィールドであればそもそも3
Dボタン化すべき対象領域ではないからである。そし
て、全ての条件をクリアした入力可能フィールドについ
て3Dボタン化処理を行う。文字列の3Dボタン化は、
3Dボタン化サブルーチンがオペレーティング・システ
ム32に対して必要な情報とともに要求を送るととも
に、オペレーティング・システム32が所定の描画処理
を行うことによってなされる(前述)。また、3Dボタ
ン化処理の済んだ行については、そのaid-keyレコード
のフラグをリセットしておく。
【0115】なお、図31及び図32には、カーソル位
置指定型の領域を3Dボタン表示に変換した3270画
面の例を示してある。
置指定型の領域を3Dボタン表示に変換した3270画
面の例を示してある。
【0116】(5) メニュー・バー型の領域の3Dボタン
化 次いで、プレゼンテーション・スペースの先頭行にメニ
ュー・バーが存在すれば、メニュー・バー内の各メニュ
ーを3Dボタン化する。図14は該ステップ500の詳
細な処理手順について図解している。以下、このフロー
について説明しておく。
化 次いで、プレゼンテーション・スペースの先頭行にメニ
ュー・バーが存在すれば、メニュー・バー内の各メニュ
ーを3Dボタン化する。図14は該ステップ500の詳
細な処理手順について図解している。以下、このフロー
について説明しておく。
【0117】包括的ステップ400を終了すると、処理
は経由点Sを経て包括的ステップ500に進む。
は経由点Sを経て包括的ステップ500に進む。
【0118】まず、判断ブロック502では、メニュー
・バー型の3Dボタン化処理をユーザが指定しているか
否かを判断する。結果が否定的であれば、分岐Noに進
み、3Dボタン化サブルーチンを終了する。一方、結果
が肯定的であれば、次ステップ504に進む。
・バー型の3Dボタン化処理をユーザが指定しているか
否かを判断する。結果が否定的であれば、分岐Noに進
み、3Dボタン化サブルーチンを終了する。一方、結果
が肯定的であれば、次ステップ504に進む。
【0119】判断ブロック504では、入力可能フィー
ルド・リストを参照することによって、プレゼンテーシ
ョン・スペースの1行目に入力可能フィールドが2個以
上存在するか否かを検査する。次いで、判断ブロック5
06では、入力可能フィールド・リストを参照すること
によって、プレゼンテーション・スペースの2行目の入
力可能フィールドは0個か否かを判断する。両ブロック
504,506の結果がともに肯定的であることがプレ
ゼンテーション・スペース中にメニュー・バー型の領域
が存在するための必要条件である。したがって、ブロッ
ク504又は506のいずれかで否定的な結果を得る
と、分岐Noに進み、後続のステップをスキップして、
3Dボタン化サブルーチンを終了する。一方、両ブロッ
ク504,506の結果がともに肯定的であれば、次ス
テップ508に進む。
ルド・リストを参照することによって、プレゼンテーシ
ョン・スペースの1行目に入力可能フィールドが2個以
上存在するか否かを検査する。次いで、判断ブロック5
06では、入力可能フィールド・リストを参照すること
によって、プレゼンテーション・スペースの2行目の入
力可能フィールドは0個か否かを判断する。両ブロック
504,506の結果がともに肯定的であることがプレ
ゼンテーション・スペース中にメニュー・バー型の領域
が存在するための必要条件である。したがって、ブロッ
ク504又は506のいずれかで否定的な結果を得る
と、分岐Noに進み、後続のステップをスキップして、
3Dボタン化サブルーチンを終了する。一方、両ブロッ
ク504,506の結果がともに肯定的であれば、次ス
テップ508に進む。
【0120】判断ブロック508では、1行目のaid-ke
yレコードのフラグを参照して、メニュー・バーの候補
である1行目が既に3Dボタン化されているか否かを判
断する。結果が肯定的であれば、もはや1行目を処理す
る必要はないので、分岐Yesに進み、次ステップ51
0をスキップして、3Dボタン化サブルーチンを終了す
る。一方、結果が否定的であれば、次ステップ510に
進む。
yレコードのフラグを参照して、メニュー・バーの候補
である1行目が既に3Dボタン化されているか否かを判
断する。結果が肯定的であれば、もはや1行目を処理す
る必要はないので、分岐Yesに進み、次ステップ51
0をスキップして、3Dボタン化サブルーチンを終了す
る。一方、結果が否定的であれば、次ステップ510に
進む。
【0121】ステップ510では、入力可能フィールド
・リストに基づいて、1行目の入力可能フィールドのう
ち最終行*又は2行目と連続していないフィールドを全
て3Dボタン化する。3Dボタン化は、3Dボタン化サ
ブルーチンがオペレーティング・システム32に対して
必要な情報とともに要求を送るとともに、オペレーティ
ング・システム32が所定の描画処理を行うことによっ
てなされる(前述)。このとき、元々表示されるべき文
字列(メニューの内容)を対応する3Dボタン上に上書
き表示するようにしてもよい。なお、図33には、メニ
ュー・バーを3Dボタン表示に変換した例を示してあ
る。(*:3270データ・ストリームの定めるところ
によれば、画面左上(第1行目,第1桁目)にフィール
ド・アリトビュートが存在しない場合には、画面右上
(最終行,最右桁)のフィールドの属性を継承すること
になっているためである。)
・リストに基づいて、1行目の入力可能フィールドのう
ち最終行*又は2行目と連続していないフィールドを全
て3Dボタン化する。3Dボタン化は、3Dボタン化サ
ブルーチンがオペレーティング・システム32に対して
必要な情報とともに要求を送るとともに、オペレーティ
ング・システム32が所定の描画処理を行うことによっ
てなされる(前述)。このとき、元々表示されるべき文
字列(メニューの内容)を対応する3Dボタン上に上書
き表示するようにしてもよい。なお、図33には、メニ
ュー・バーを3Dボタン表示に変換した例を示してあ
る。(*:3270データ・ストリームの定めるところ
によれば、画面左上(第1行目,第1桁目)にフィール
ド・アリトビュートが存在しない場合には、画面右上
(最終行,最右桁)のフィールドの属性を継承すること
になっているためである。)
【0122】しかして、ステップ510の処理が終わる
と、3Dボタン化サブルーチンを抜けて、3270エミ
ュレーション・プログラムのメイン・ルーチンに復帰す
る。
と、3Dボタン化サブルーチンを抜けて、3270エミ
ュレーション・プログラムのメイン・ルーチンに復帰す
る。
【0123】以上のようにして、旧態依然とした2次元
的な3270画面は、3Dボタン表示を含む画面に変換
される。また、オペレーティング・システム32は、ユ
ーザが任意の3Dボタン上でクリック操作などを行う
と、該事象が発生したことを3270端末エミュレータ
33に対して通知することができる(C−2項参照)。
的な3270画面は、3Dボタン表示を含む画面に変換
される。また、オペレーティング・システム32は、ユ
ーザが任意の3Dボタン上でクリック操作などを行う
と、該事象が発生したことを3270端末エミュレータ
33に対して通知することができる(C−2項参照)。
【0124】D−3.画面変換の解除キー 前項では、旧態依然としたエミュレーション画面を3ボ
タン表示画面に変換するための処理手順について説明し
た。しかしながら、必ずしも変換後の画面は、ユーザに
とっては必ずしも好ましいものとは限らない。例えば、
画面が複雑化して却って見づらくなる場合や、ユーザの
意図とは異なる変換結果となる場合が有りうるからであ
る。このような場合のために、3270端末エミュレー
タ33は、変換画面を解除するための『解除キー』若し
くはこれと同等の手段を持つようにしてもよい。ユーザ
は、このキーを押すことによって、変換前の本来の32
70画面(すなわちプレゼンテーション・スペースの内
容と略同一の画面)に戻る。なお、再度このキーを押す
ことによって再び変換後の画面が表示されるようにして
もよい。
タン表示画面に変換するための処理手順について説明し
た。しかしながら、必ずしも変換後の画面は、ユーザに
とっては必ずしも好ましいものとは限らない。例えば、
画面が複雑化して却って見づらくなる場合や、ユーザの
意図とは異なる変換結果となる場合が有りうるからであ
る。このような場合のために、3270端末エミュレー
タ33は、変換画面を解除するための『解除キー』若し
くはこれと同等の手段を持つようにしてもよい。ユーザ
は、このキーを押すことによって、変換前の本来の32
70画面(すなわちプレゼンテーション・スペースの内
容と略同一の画面)に戻る。なお、再度このキーを押す
ことによって再び変換後の画面が表示されるようにして
もよい。
【0125】以上、特定の実施例を参照しながら、本発
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成
し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で
本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべ
きではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に
記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成
し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で
本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべ
きではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に
記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0126】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
ホスト・アプリケーションから送られてくるテキスト・
ベース、キャラクタ・ベースの画面情報を、ユーザがプ
ログラムを何ら修正・変更することなく、GUI風の画
面表示(GUI-flavored hostscreen)に変換するとと
もに、ユーザのマウス型入力(Mouse-oriented operati
on)を可能にするための画面変換方法を提供することが
できる。したがって、本発明を3270端末エミュレー
タにインストールすれば、テキスト・ベースの3270
画面内に存在するAttention ID Keyなどをを3Dボタン
表示に変換することができ、ユーザの使い勝手が頗る向
上する。
ホスト・アプリケーションから送られてくるテキスト・
ベース、キャラクタ・ベースの画面情報を、ユーザがプ
ログラムを何ら修正・変更することなく、GUI風の画
面表示(GUI-flavored hostscreen)に変換するとと
もに、ユーザのマウス型入力(Mouse-oriented operati
on)を可能にするための画面変換方法を提供することが
できる。したがって、本発明を3270端末エミュレー
タにインストールすれば、テキスト・ベースの3270
画面内に存在するAttention ID Keyなどをを3Dボタン
表示に変換することができ、ユーザの使い勝手が頗る向
上する。
【図1】図1は、本発明の実施に供されるパーソナル・
コンピュータ(PC)20のハードウェア構成を概観的
に示したものである。
コンピュータ(PC)20のハードウェア構成を概観的
に示したものである。
【図2】図2は、メイン・メモリ2上にロードされてい
るソフトウェアの階層的構成を概略的に示したものであ
る。
るソフトウェアの階層的構成を概略的に示したものであ
る。
【図3】図3は、ホスト・システムから送られてくる3
270データ・ストリームを3270端末エミュレータ
が処理するためのフローを概略的に示した図である。
270データ・ストリームを3270端末エミュレータ
が処理するためのフローを概略的に示した図である。
【図4】図4は、PC側で入力された情報を3270デ
ータ・ストリームとしてホスト・システムに送るための
フローを概略的に示した図である。
ータ・ストリームとしてホスト・システムに送るための
フローを概略的に示した図である。
【図5】図5は、テキスト・ベースの3270画面を3
Dボタン表示された画面に変換するための処理手順をフ
ローチャートで示した図である。
Dボタン表示された画面に変換するための処理手順をフ
ローチャートで示した図である。
【図6】図6は、プレゼンテーション・スペース中のai
dkeyexpressionに関する情報を格納するためのレコード
(aid-keyレコード)のデータ構造を示す図である。よ
り具体的には、図6(a)はaid-keyレコード単体の構造
(すなわち該レコードを構成する各フィールド)を示す
図、図6(b)は1画面分のaid-keyレコードの集合(aid-
keyリスト)を示す図である。
dkeyexpressionに関する情報を格納するためのレコード
(aid-keyレコード)のデータ構造を示す図である。よ
り具体的には、図6(a)はaid-keyレコード単体の構造
(すなわち該レコードを構成する各フィールド)を示す
図、図6(b)は1画面分のaid-keyレコードの集合(aid-
keyリスト)を示す図である。
【図7】図7は、プレゼンテーション・スペース中のai
dkeyexpressionを検索するためのステップ100の詳細
な処理手順、すなわち各行毎にaid-keyレコードを作成
するための処理手順を示した図である。
dkeyexpressionを検索するためのステップ100の詳細
な処理手順、すなわち各行毎にaid-keyレコードを作成
するための処理手順を示した図である。
【図8】図8は、プレゼンテーション・スペース中の1
行からタームを順次取り出していく様子を示す図であ
り、より具体的には図8(a)は"PF1=Help_PF
2=…"からなる文字列で構成されるr行目を示す図、
図8(b)はターム"PF1","=","Help","PF
2"…がその各々の開始桁の情報とともにr行目から取
り出されることを示す図である。
行からタームを順次取り出していく様子を示す図であ
り、より具体的には図8(a)は"PF1=Help_PF
2=…"からなる文字列で構成されるr行目を示す図、
図8(b)はターム"PF1","=","Help","PF
2"…がその各々の開始桁の情報とともにr行目から取
り出されることを示す図である。
【図9】図9は、図7のフローチャート中のステップ1
06乃至112で形成される閉ループを状態遷移図の形
態で表現した図である。
06乃至112で形成される閉ループを状態遷移図の形
態で表現した図である。
【図10】図10は、3270画面の表示を変換するた
めの処理手順を示す図であり、より具体的には、aid-ke
yレコードを参照することによってプレゼンテーション
・スペース上で水平型に配列したAttention ID Keyを見
出だして3Dボタン化処理するステップ200を詳解し
た図である。
めの処理手順を示す図であり、より具体的には、aid-ke
yレコードを参照することによってプレゼンテーション
・スペース上で水平型に配列したAttention ID Keyを見
出だして3Dボタン化処理するステップ200を詳解し
た図である。
【図11】図11は、3270画面の表示を変換するた
めの処理手順を示す図であり、より具体的には、aid-ke
yレコードを参照することによってプレゼンテーション
・スペース上で垂直型に配列したAttention ID Keyを見
出だして3Dボタン化処理するステップ300を詳解し
た図である。
めの処理手順を示す図であり、より具体的には、aid-ke
yレコードを参照することによってプレゼンテーション
・スペース上で垂直型に配列したAttention ID Keyを見
出だして3Dボタン化処理するステップ300を詳解し
た図である。
【図12】図12は、3270画面の表示を変換するた
めの処理手順を示す図であり、より具体的には、プレゼ
ンテーション・スペース上でカーソル位置指定型に配列
した領域を3Dボタン化処理するステップ400を詳解
した図である。
めの処理手順を示す図であり、より具体的には、プレゼ
ンテーション・スペース上でカーソル位置指定型に配列
した領域を3Dボタン化処理するステップ400を詳解
した図である。
【図13】図13は、ステップ400で作成され且つ利
用される入力可能フィールド・レコードの構造を示す図
であり、より具体的には図13(a)は該レコード単体の
構造(すなわちレコードを構成する各フィールド)を示
す図、図13(b)は1画面分の入力可能フィールド・レ
コードの集合(入力可能フィールド・リスト)を示す図
である。
用される入力可能フィールド・レコードの構造を示す図
であり、より具体的には図13(a)は該レコード単体の
構造(すなわちレコードを構成する各フィールド)を示
す図、図13(b)は1画面分の入力可能フィールド・レ
コードの集合(入力可能フィールド・リスト)を示す図
である。
【図14】図14は、プレゼンテーション・スペースの
表示を変換するための処理手順を示す図であり、より具
体的には、プレゼンテーション・スペース上でメニュー
・バー型に配列した領域を3Dボタン化処理するステッ
プ500を詳解した図である。
表示を変換するための処理手順を示す図であり、より具
体的には、プレゼンテーション・スペース上でメニュー
・バー型に配列した領域を3Dボタン化処理するステッ
プ500を詳解した図である。
【図15】図15は、ホスト・アプリケーションが提供
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
aidkeyexpressionが水平型に配列された場合の例であ
る。同画面において、aidkeytermはpfkeyitemタイプ、p
fprefixは"PF"、pfnumberは1…12、delim2は"_"(ブラ
ンク)である。
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
aidkeyexpressionが水平型に配列された場合の例であ
る。同画面において、aidkeytermはpfkeyitemタイプ、p
fprefixは"PF"、pfnumberは1…12、delim2は"_"(ブラ
ンク)である。
【図16】図16は、ホスト・アプリケーションが提供
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
aidkeyexpressionが水平型に配列された場合の例であ
る。同画面において、aidkeytermはpfkeyitemタイプ、p
fprefixは"PF"、pfnumberは1…12、delim2は"_"(ブラ
ンク)である。
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
aidkeyexpressionが水平型に配列された場合の例であ
る。同画面において、aidkeytermはpfkeyitemタイプ、p
fprefixは"PF"、pfnumberは1…12、delim2は"_"(ブラ
ンク)である。
【図17】図17は、ホスト・アプリケーションが提供
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
aidkeyexpressionが水平型に配列された場合の例であ
る。同画面において、aidkeytermはpfkeyitemタイプ、p
fprefixは"F"、pfnumberは1…12、delim2は"="である。
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
aidkeyexpressionが水平型に配列された場合の例であ
る。同画面において、aidkeytermはpfkeyitemタイプ、p
fprefixは"F"、pfnumberは1…12、delim2は"="である。
【図18】図18は、ホスト・アプリケーションが提供
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
aidkeyexpressionが水平型に配列された場合の例であ
る。同画面において、aidkeytermはpfkeyitemタイプ、p
fprefixはデフォルト、pfnumberは1…12、delim2は"="
である。
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
aidkeyexpressionが水平型に配列された場合の例であ
る。同画面において、aidkeytermはpfkeyitemタイプ、p
fprefixはデフォルト、pfnumberは1…12、delim2は"="
である。
【図19】図19は、ホスト・アプリケーションが提供
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
aidkeyexpressionが水平型に配列された場合のプレゼン
テーション・スペースの例である。同画面において、ai
dkeytermはpfkeyitemタイプ、pfprefixはデフォルト、p
fnumberは1…12、delim2は"-"である。
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
aidkeyexpressionが水平型に配列された場合のプレゼン
テーション・スペースの例である。同画面において、ai
dkeytermはpfkeyitemタイプ、pfprefixはデフォルト、p
fnumberは1…12、delim2は"-"である。
【図20】図20は、ホスト・アプリケーションが提供
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
aidkeyexpressionが水平型に配列された場合の例であ
る。同画面において、aidkeytermはpfkeyitemタイプ、p
fprefixは"PF"、pfnumberは1…12、delim1は"/"、delim
2は"_"(ブランク)である。
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
aidkeyexpressionが水平型に配列された場合の例であ
る。同画面において、aidkeytermはpfkeyitemタイプ、p
fprefixは"PF"、pfnumberは1…12、delim1は"/"、delim
2は"_"(ブランク)である。
【図21】図21は、ホスト・アプリケーションが提供
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
aidkeyexpressionが水平型に配列された場合の例であ
る。同画面において、aidkeytermはpfkeyitemタイプ、p
fprefixはデフォルト、pfnumberは1…12、delim2は"="
である。
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
aidkeyexpressionが水平型に配列された場合の例であ
る。同画面において、aidkeytermはpfkeyitemタイプ、p
fprefixはデフォルト、pfnumberは1…12、delim2は"="
である。
【図22】図22は、ホスト・アプリケーションが提供
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
水平型及び垂直型のaidkeyexpressionが混在している場
合の例である。同画面において、垂直型に係るaidkeyte
rmはpfkeyitemタイプ、pfprefixは"PF"、pfnumberは1…
12、delim2は"_"(ブランク)である。
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
水平型及び垂直型のaidkeyexpressionが混在している場
合の例である。同画面において、垂直型に係るaidkeyte
rmはpfkeyitemタイプ、pfprefixは"PF"、pfnumberは1…
12、delim2は"_"(ブランク)である。
【図23】図23は、ホスト・アプリケーションが提供
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
水平型配列と垂直型配列とが混在した場合の例である。
同画面において、水平型のaidkeytermはpfkeyitemタイ
プ、pfprefixは"PF"、pfnumberは1…12、delim2は"_"
(ブランク)であり、また、垂直型のaidkeytermはpfke
yitemタイプ、pfprefixは"PF"、pfnumberは1…12、deli
m2は"_"(ブランク)である。
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
水平型配列と垂直型配列とが混在した場合の例である。
同画面において、水平型のaidkeytermはpfkeyitemタイ
プ、pfprefixは"PF"、pfnumberは1…12、delim2は"_"
(ブランク)であり、また、垂直型のaidkeytermはpfke
yitemタイプ、pfprefixは"PF"、pfnumberは1…12、deli
m2は"_"(ブランク)である。
【図24】図24は、ホスト・アプリケーションが提供
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
水平型配列とカーソル位置指定型配列とが混在した場合
の例である。同画面において、水平型のaidkeytermはpf
keyitemタイプ、pfprefixは"PF"、pfnumberは1…12、de
lim2は"="である。
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
水平型配列とカーソル位置指定型配列とが混在した場合
の例である。同画面において、水平型のaidkeytermはpf
keyitemタイプ、pfprefixは"PF"、pfnumberは1…12、de
lim2は"="である。
【図25】図25は、ホスト・アプリケーションが提供
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
水平型配列とカーソル位置指定型配列とが混在した場合
の例である。同画面において、水平型のaidkeytermはpf
keyitemタイプ、pfprefixはデフォルト、pfnumberは1…
12、delim2は"="である。
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
水平型配列とカーソル位置指定型配列とが混在した場合
の例である。同画面において、水平型のaidkeytermはpf
keyitemタイプ、pfprefixはデフォルト、pfnumberは1…
12、delim2は"="である。
【図26】図26は、ホスト・アプリケーションが提供
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
水平型配列とカーソル位置指定型配列とが混在する場合
の例である。同画面において、水平型のaidkeytermはpf
keyitemタイプ、pfprefixはデフォルト、pfnumberは1…
12、delim2は"="である。
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
水平型配列とカーソル位置指定型配列とが混在する場合
の例である。同画面において、水平型のaidkeytermはpf
keyitemタイプ、pfprefixはデフォルト、pfnumberは1…
12、delim2は"="である。
【図27】図27は、ホスト・アプリケーションが提供
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
水平型配列とカーソル位置指定型配列とが混在する場合
の例である。同画面において、水平型のaidkeytermはpf
keyitemタイプ、pfprefixは"PF"、pfnumberは1…12、de
lim2は"="である。
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
水平型配列とカーソル位置指定型配列とが混在する場合
の例である。同画面において、水平型のaidkeytermはpf
keyitemタイプ、pfprefixは"PF"、pfnumberは1…12、de
lim2は"="である。
【図28】図28は、ホスト・アプリケーションが提供
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
メニュー・バー型の例である。
する3270画面の例を示す図である。より詳細には、
メニュー・バー型の例である。
【図29】図29は、図22に示す3270画面に対し
て3Dボタン化処理を行った例である。
て3Dボタン化処理を行った例である。
【図30】図30は、図23に示す3270画面に対し
て3Dボタン化処理を行った例である。
て3Dボタン化処理を行った例である。
【図31】図31は、図24に示す3270画面に対し
て3Dボタン化処理を行った例である。
て3Dボタン化処理を行った例である。
【図32】図32は、図27に示す3270画面に対し
て3Dボタン化処理を行った例である。
て3Dボタン化処理を行った例である。
【図33】図33は、図28に示す3270画面に対し
て3Dボタン化処理を行った例である。
て3Dボタン化処理を行った例である。
【図34】図34は、パーソナル・コンピュータの利用
態様の一例を示した図であり、より具体的には、が、E
S9000やS/390などのホスト・システムとネッ
トワークを介して接続されて、ホスト・メインフレーム
上で稼働するグラフィック適用業務プログラムの入出力
端末(例えば3270端末)として利用される様子を示
した図である。
態様の一例を示した図であり、より具体的には、が、E
S9000やS/390などのホスト・システムとネッ
トワークを介して接続されて、ホスト・メインフレーム
上で稼働するグラフィック適用業務プログラムの入出力
端末(例えば3270端末)として利用される様子を示
した図である。
【図35】図35は、パーソナル・コンピュータとホス
ト・システムとが、通信データ(例えば3270データ
・ストリーム)を双方向通信可能な通信線(例えば同軸
ケーブル)を介して連絡している様子を示した図であ
る。
ト・システムとが、通信データ(例えば3270データ
・ストリーム)を双方向通信可能な通信線(例えば同軸
ケーブル)を介して連絡している様子を示した図であ
る。
【図36】図36は、ビットマップ表示及びマルチ・ウ
ィンドウをサポートするオペレーティング・システムが
提供する画面の例を示した図である。
ィンドウをサポートするオペレーティング・システムが
提供する画面の例を示した図である。
1…メインCPU、2…アドレス/データ・バス、3…
メモリ・バス、4…メイン・メモリ、5…ROM、6…
HDD、7…ビデオ・コントローラ(VGA)、8…画
面バッファ(VRAM)、10…LCDコントローラ/
DA変換回路、11…LCD、12…CRT、13…シ
リアル・ポート、14…パラレル・ポート、15…通信
用アダプタカード。
メモリ・バス、4…メイン・メモリ、5…ROM、6…
HDD、7…ビデオ・コントローラ(VGA)、8…画
面バッファ(VRAM)、10…LCDコントローラ/
DA変換回路、11…LCD、12…CRT、13…シ
リアル・ポート、14…パラレル・ポート、15…通信
用アダプタカード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−289964(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/14 370 G09G 5/00 510
Claims (8)
- 【請求項1】画面情報を変換して表示する画面表示変換
方法において、前記画面情報内で表示形式を変換したい
文字列(以下、Attention ID Keyという。Attention ID
KeyにはPFn,FPn,Fn,n,PAn等が挙げら
れる。但し、nは1乃至24の整数)を含んで一体とし
て取り扱われる文字列(以下、aidkeyexpressionとい
う)を所定の条件式に基づいて検索する第1の段階と、
1行中にaidkeyexpressionを複数個含む行を水平型配列
の行と推定する第2の段階と、水平型配列と推定された
行のうちでAttention ID keyとしてPFn,FPn,F
n,n又はPAnを含むaidkeyexpressionを1行中に2
以上含み且つnが左から右に向かって正順に配列されて
いない行については該推定を否定する第3の段階と、水
平型配列の行に含まれる各Attention ID Keyを所定の表
示形式に変換する第4の段階と、を含むことを特徴とす
る画面表示変換方法。 - 【請求項2】画面情報を変換して表示する画面表示変換
方法において、前記画面情報内で表示形式を変換したい
文字列(以下、Attention ID Keyという。Attention ID
keyには、PFn,FPn,Fn,n,PAn等が挙げ
られる。但し、nは1乃至24の整数)を含んで一体と
して取り扱われる文字列(以下、aidkeyexpressionとい
う)を所定の条件式に基づいて検索する第1の段階と、
aidkeyexpressionを1つだけ含む行が複数連続している
か否かを判定して、該連続している各行を垂直型配列の
行と推定する第2の段階と、垂直型配列と推定された行
のうちでPFn,FPn,Fn又はnを含む行が2以上
ある場合には各行でPFn,FPn,Fn又はnの画面
左端若しくは右端からの位置が一致していなければ該推
定を否定する第3の段階と、垂直型配列と推定された行
のうちでPFn,FPn,Fn又はnを含む行が2以上
ある場合には各行のnが画面上から下に向かって正順に
配列していなければ該推定を否定する第4の段階と、垂
直型配列の行に含まれる各Attention ID Keyを所定の表
示形式に変換する第5の段階と、を含むことを特徴とす
る画面表示変換方法。 - 【請求項3】前記所定の条件式がdelim0,aidkeyterm,
delim2,functionの文字列の順で構成される文字列であ
ることを特徴とする請求項1又は2に記載の画面表示変
換方法。但し、delim0とは、aidkeyexpression間を画定
するための文字であり、ブランクが用いられる。また、
aidkeytermとは、画面表示を変換させたい文字列そのも
のであり、PFn,FPn,Fn,n,PAnなどのフ
ァンクション・キー(但し、nは正の整数)やClearキ
ー,EnterキーなどのAttention ID Keyで構成される。
また、delim2とは、aidkeytermと後続のfunctionとを結
び付けるための文字であり、ブランクの他、"=","
−",":"が用いられ、繰り返し用いられてもよい。ま
た、functionとは、aidkeytermの機能を説明するための
文字列のことである。 - 【請求項4】テキストとフィールド・アトリビュート
(但し、フィールド・アトリビュートとは画面上にフィ
ールドを設定して各フィールドが入力可能フィールドか
入力禁止フィールドか等を定義するための値)とで構成
される画面情報を変換して表示する画面表示変換方法に
おいて、予め指定された文字列の組合せが前記画面情報
内で1行中又は連続する2行中に存在するか否かを判定
する第1の段階と、第1の段階の結果が肯定的であれ
ば、フィールド・アトリビュートによって形成されるフ
ィールドの構造が同一の行が複数連続しているか否かを
判定する第2の段階と、第2の段階の結果が肯定的であ
れば、該連続している各行の非空白の入力可能フィール
ドを所定の表示形式に変換する第3の段階と、を含むこ
とを特徴とする画面表示変換方法。 - 【請求項5】前記予め指定された文字列の組合せとは"C
ursor"と"Enter"(若しくは他の言語でこれらと同義の
単語の組合せ)であることを特徴とする請求項4に記載
の画面表示変換方法。 - 【請求項6】前記所定の表示形式とは、文字列を枠で囲
むとともに陰影を付けて表示する形式であることを特徴
とする請求項1、2,4のいずれかに記載の画面表示変
換方法。 - 【請求項7】テキストとフィールド・アトリビュート
(但し、フィールド・アトリビュートとは画面上にフィ
ールドを設定して各フィールドが入力可能フィールドか
入力禁止フィールドか等を定義するための値)で構成さ
れる画面情報を変換して表示する画面表示変換方法にお
いて、前記画面情報内の非空白行のうち最上段の行が2
以上の入力可能フィールドを含むか否かを判定する第1
の段階と、第1の段階の結果が肯定的であれば、該最上
段の行のフィールドの構造が直近下位の非空白行と一致
するか否かを判定する第2の段階と、第2の段階の結果
が否定的であれば、該最上段の行を所定の表示形式に変
換する第3の段階と、を含むことを特徴とする画面表示
変換方法。 - 【請求項8】前記所定の表示形式とは、各入力可能フィ
ールドを枠で囲んで陰影を付けるとともに、該枠の上に
は元々入力可能フィールド上にあった文字列を表示する
形式であることを特徴とする形式であることを特徴とす
る請求項7に記載の画面表示変換方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06266452A JP3105749B2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 画面表示変換方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06266452A JP3105749B2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 画面表示変換方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08137657A JPH08137657A (ja) | 1996-05-31 |
JP3105749B2 true JP3105749B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=17431140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06266452A Expired - Fee Related JP3105749B2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 画面表示変換方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3105749B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05289964A (ja) * | 1992-04-09 | 1993-11-05 | Mitsubishi Electric Corp | ユーザインタフェース変換装置 |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP06266452A patent/JP3105749B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08137657A (ja) | 1996-05-31 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |