JP3105625B2 - スイッチ極盤の製造方法 - Google Patents
スイッチ極盤の製造方法Info
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- JP3105625B2 JP3105625B2 JP04076260A JP7626092A JP3105625B2 JP 3105625 B2 JP3105625 B2 JP 3105625B2 JP 04076260 A JP04076260 A JP 04076260A JP 7626092 A JP7626092 A JP 7626092A JP 3105625 B2 JP3105625 B2 JP 3105625B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、車両用ターン
シグナルスイッチ等各種スイッチのスイッチ極盤の製造
方法に関する。
シグナルスイッチ等各種スイッチのスイッチ極盤の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の技術としては、例え
ば、特開平1―173517号公報に開示した製造方法
がある。この製造方法は、ベース、例えば、スイッチ極
盤に複数の金属片や端子等をインサート成形するとき、
前記複数の金属片等の両端を導電板等で構成するキャリ
アで連結したフープを用いる手段である。該フープは、
幅が一方のキャリアから他方のキャリアまでの長さとす
る帯状の導電板をプレス加工して製作したものである。
従来の製造方法は、該フープの中央に形成した金属片を
インサート成形し、キャリアを切断除去し、ベースの製
品を完成する。
ば、特開平1―173517号公報に開示した製造方法
がある。この製造方法は、ベース、例えば、スイッチ極
盤に複数の金属片や端子等をインサート成形するとき、
前記複数の金属片等の両端を導電板等で構成するキャリ
アで連結したフープを用いる手段である。該フープは、
幅が一方のキャリアから他方のキャリアまでの長さとす
る帯状の導電板をプレス加工して製作したものである。
従来の製造方法は、該フープの中央に形成した金属片を
インサート成形し、キャリアを切断除去し、ベースの製
品を完成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のフープ
を用いた製造方法は、帯状の導電板から金属片をプレス
成形し、かつ該金属片をベースにインサート成形する間
に、導電板の大部分を占めるキャリア等を切断除去して
いる。このため、材料を大量に消費し、コストアップの
原因となっている。
を用いた製造方法は、帯状の導電板から金属片をプレス
成形し、かつ該金属片をベースにインサート成形する間
に、導電板の大部分を占めるキャリア等を切断除去して
いる。このため、材料を大量に消費し、コストアップの
原因となっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスイッチ極
盤の製造方法は、前述した問題点を解消すべく、発明さ
れたものであり、導電板から各々分離したスイッチ板を
プレス成形するプレス工程と、樹脂ワイヤを供給するワ
イヤ供給工程と、前記スイッチ板を所望位置にセッティ
ングするスイッチ板供給工程と、前記樹脂ワイヤ、及び
スイッチ板を金型で支持する支持工程と、前記樹脂ワイ
ヤ、及びスイッチ板を樹脂でスイッチ極盤にインサート
成形する成形工程と、該成形工程で前記樹脂ワイヤで連
結して成形した前記スイッチ極盤を間欠的に定寸法送る
定寸法送り工程と、一連の各スイッチ極盤の間にある前
記樹脂ワイヤの連結部分を切断する切断工程と、から構
成したことにより、スイッチ板を、キャリア部分が不要
な導電板で形成して導電板材料を有効活用すると共に、
かつ多量の生産性に富んだスイッチ極盤の製造方法を提
供するものである。
盤の製造方法は、前述した問題点を解消すべく、発明さ
れたものであり、導電板から各々分離したスイッチ板を
プレス成形するプレス工程と、樹脂ワイヤを供給するワ
イヤ供給工程と、前記スイッチ板を所望位置にセッティ
ングするスイッチ板供給工程と、前記樹脂ワイヤ、及び
スイッチ板を金型で支持する支持工程と、前記樹脂ワイ
ヤ、及びスイッチ板を樹脂でスイッチ極盤にインサート
成形する成形工程と、該成形工程で前記樹脂ワイヤで連
結して成形した前記スイッチ極盤を間欠的に定寸法送る
定寸法送り工程と、一連の各スイッチ極盤の間にある前
記樹脂ワイヤの連結部分を切断する切断工程と、から構
成したことにより、スイッチ板を、キャリア部分が不要
な導電板で形成して導電板材料を有効活用すると共に、
かつ多量の生産性に富んだスイッチ極盤の製造方法を提
供するものである。
【0005】
【第1実施例】以下、図1ないし図9に基づき本発明に
係るスイッチ極盤の製造方法の好適な一実施例を詳述す
る。先ず、図1、図2、図3、図4、図5及び図6に基
づきスイッチ極盤に装着するスイッチ板を製作するプレ
ス成形工程を詳述する。
係るスイッチ極盤の製造方法の好適な一実施例を詳述す
る。先ず、図1、図2、図3、図4、図5及び図6に基
づきスイッチ極盤に装着するスイッチ板を製作するプレ
ス成形工程を詳述する。
【0006】1は、帯状の導電板2を巻回したボビンで
あり、回動自在に設置してある。3は、ボビン1から導
電板2を送り、かつ第1プレス機5のパンチ5bの周期
に合わせて、該導電板2を所定寸法距離毎間欠的に第1
洗浄器4に送る定寸法送り機である。
あり、回動自在に設置してある。3は、ボビン1から導
電板2を送り、かつ第1プレス機5のパンチ5bの周期
に合わせて、該導電板2を所定寸法距離毎間欠的に第1
洗浄器4に送る定寸法送り機である。
【0007】図4は、定寸法送り機3の一実施例を示す
説明図である。3aは、定寸法送り部であり、回転する
カム3bの偏心位置に設置した連結部3cの回転運動を
クランク3dで直線運動に変換し往復運動する。該往復
運動は、カム3bの中心から連結部3cの固定点までの
長さをクランク半径とする往復スライダクランク機構で
ある。定寸法送り部3aは、前記クランク半径の2倍の
距離をストロークとして往復運動する。定寸法送り部3
aの作動周期は、上下動する第1プレス機5のパンチ5
bのそれと同一である。
説明図である。3aは、定寸法送り部であり、回転する
カム3bの偏心位置に設置した連結部3cの回転運動を
クランク3dで直線運動に変換し往復運動する。該往復
運動は、カム3bの中心から連結部3cの固定点までの
長さをクランク半径とする往復スライダクランク機構で
ある。定寸法送り部3aは、前記クランク半径の2倍の
距離をストロークとして往復運動する。定寸法送り部3
aの作動周期は、上下動する第1プレス機5のパンチ5
bのそれと同一である。
【0008】3eは、定寸法送り部3aに設置した押え
部であり、油圧力で間欠的に上下動して、テーブル3f
とで導電板2を押えて固定する。該押え部3eは、往復
運動する定寸法送り部3aがボビン1側から第1洗浄器
4側の方向に直進運動するときに下降し、テーブル3f
面とで導電板2を挟み付け固定する。そして、定寸法送
り部3aは第1洗浄器4側からボビン1側の方向に直進
運動(逆転)するとき、押え部3eが上昇しテーブル3
f面から解放する。
部であり、油圧力で間欠的に上下動して、テーブル3f
とで導電板2を押えて固定する。該押え部3eは、往復
運動する定寸法送り部3aがボビン1側から第1洗浄器
4側の方向に直進運動するときに下降し、テーブル3f
面とで導電板2を挟み付け固定する。そして、定寸法送
り部3aは第1洗浄器4側からボビン1側の方向に直進
運動(逆転)するとき、押え部3eが上昇しテーブル3
f面から解放する。
【0009】3gは、固定部であり、押え部3hが油圧
作動で間欠的に上下動して、該押え部3hとテーブル3
iとで導電板2を押えて固定する。押え部3hは、定寸
法送り部3aの押え部3eとは相逆の上下動をする。す
なわち、固定部3gの押え部3hは、定寸法送り部3a
の押え部3eが下降すると該押え部3hが上昇し、押え
部3eが上昇すると押え部3hが下降する。そして、定
寸法送り部3aがボビン1側から第1洗浄器4側の方向
に直進運動するとき、押え部3eとテーブル3f面とで
導電板2を挟持して直進移動させ、また定寸法送り部3
aが第1洗浄器4からボビン1側の方向に直進運動する
とき、導電板2は固定部3gの押え部3hとテーブル3
i面とで挟持され、固定静止する。図中、3j及び3k
は、ローラである。
作動で間欠的に上下動して、該押え部3hとテーブル3
iとで導電板2を押えて固定する。押え部3hは、定寸
法送り部3aの押え部3eとは相逆の上下動をする。す
なわち、固定部3gの押え部3hは、定寸法送り部3a
の押え部3eが下降すると該押え部3hが上昇し、押え
部3eが上昇すると押え部3hが下降する。そして、定
寸法送り部3aがボビン1側から第1洗浄器4側の方向
に直進運動するとき、押え部3eとテーブル3f面とで
導電板2を挟持して直進移動させ、また定寸法送り部3
aが第1洗浄器4からボビン1側の方向に直進運動する
とき、導電板2は固定部3gの押え部3hとテーブル3
i面とで挟持され、固定静止する。図中、3j及び3k
は、ローラである。
【0010】第1洗浄器4は、トリクロロエチレンなど
の洗浄液4aで導電板2を清浄する装置である。第1プ
レス機5は、導電板2をプレス成形するための第1次プ
レス加工をする機械である。該第1プレス機5は、グリ
ップテンション5aを備えており、パンチ5bの上下動
の周期に合わせて間欠的に所望寸法毎導電板2を送り込
む機能を有する。また該グリップテンション5aは、例
えば、前述した定寸法送り機3の構成と同一構造であ
る。
の洗浄液4aで導電板2を清浄する装置である。第1プ
レス機5は、導電板2をプレス成形するための第1次プ
レス加工をする機械である。該第1プレス機5は、グリ
ップテンション5aを備えており、パンチ5bの上下動
の周期に合わせて間欠的に所望寸法毎導電板2を送り込
む機能を有する。また該グリップテンション5aは、例
えば、前述した定寸法送り機3の構成と同一構造であ
る。
【0011】前記第1プレス機5は、前記グリップテン
ション5aで導電板2を間欠的に送り込み、かつ順次に
打ち抜いて、例えば、図2に示す導電板2の形状にプレ
ス加工する。該第1プレス機5は、まず、第1段階目の
工程で導電板2に孔2fを打ち抜き、例えば、図2に図
示した第1次加工部2aを形成する。該第1プレス機5
は、第2段階目の工程で導電板2に長孔2gを打ち抜
き、例えば、図2に図示した第2次加工部2bを形成す
る。更に第1プレス機5は、第3段階目の工程で導電板
2に端子部2h、及び接点部2iを部分的に打ち抜き、
図2に図示した第3次加工部2cを形成する。
ション5aで導電板2を間欠的に送り込み、かつ順次に
打ち抜いて、例えば、図2に示す導電板2の形状にプレ
ス加工する。該第1プレス機5は、まず、第1段階目の
工程で導電板2に孔2fを打ち抜き、例えば、図2に図
示した第1次加工部2aを形成する。該第1プレス機5
は、第2段階目の工程で導電板2に長孔2gを打ち抜
き、例えば、図2に図示した第2次加工部2bを形成す
る。更に第1プレス機5は、第3段階目の工程で導電板
2に端子部2h、及び接点部2iを部分的に打ち抜き、
図2に図示した第3次加工部2cを形成する。
【0012】6は、第1プレス機5により導電板2に付
着した油類等をトリクロロエチレン等の洗浄液6aで洗
浄する第2洗浄器である。6b、及び6cは、導電板2
を送るためのローラである。
着した油類等をトリクロロエチレン等の洗浄液6aで洗
浄する第2洗浄器である。6b、及び6cは、導電板2
を送るためのローラである。
【0013】7は、第1プレス機5による加工後に、導
電板2を第2次プレス加工する第2プレス機である。該
第2プレス機7は、グリップテンション7aを備えてお
り、パンチ7bの上下動の作動周期に合わせて間欠的に
所望寸法毎、導電板2を送り込む機能を有する。また、
グリップテンション7aは、例えば、前述した定寸法送
り機3の構成と同一構造である。
電板2を第2次プレス加工する第2プレス機である。該
第2プレス機7は、グリップテンション7aを備えてお
り、パンチ7bの上下動の作動周期に合わせて間欠的に
所望寸法毎、導電板2を送り込む機能を有する。また、
グリップテンション7aは、例えば、前述した定寸法送
り機3の構成と同一構造である。
【0014】前記第2プレス機7は、前記第1プレス機
5で加工した第3次加工部2cの形状状態の導電板2を
グリップテンション7aで該第2プレス機7に間欠的に
送り込む。該第2プレス機7は、第1段階目の工程で、
例えば、導電板2を図3に図示した第4次加工部2dの
形状に打ち抜き加工する。該第2プレス機7は、第2段
目の工程で、例えば、導電板2を図3に図示した第5次
加工部2eの形状に曲げ加工する。尚、第1プレス機
5、及び第2プレス機7は、1台のプレス機で兼用して
もよい。
5で加工した第3次加工部2cの形状状態の導電板2を
グリップテンション7aで該第2プレス機7に間欠的に
送り込む。該第2プレス機7は、第1段階目の工程で、
例えば、導電板2を図3に図示した第4次加工部2dの
形状に打ち抜き加工する。該第2プレス機7は、第2段
目の工程で、例えば、導電板2を図3に図示した第5次
加工部2eの形状に曲げ加工する。尚、第1プレス機
5、及び第2プレス機7は、1台のプレス機で兼用して
もよい。
【0015】9は、第2プレス機7で図3で示す第5次
加工部2eの形状に形成した導電板2を切断機11に送
る搬送機である。該搬送機9は、例えば、ベルトコンベ
ア等である。
加工部2eの形状に形成した導電板2を切断機11に送
る搬送機である。該搬送機9は、例えば、ベルトコンベ
ア等である。
【0016】切断機11は、図3で示す導電板2の接続
部分2jを切断し、図5及び図6に図示したスイッチ板
8を形成する機械である。該切断機11は、例えば、射
出成形機12に設置する。
部分2jを切断し、図5及び図6に図示したスイッチ板
8を形成する機械である。該切断機11は、例えば、射
出成形機12に設置する。
【0017】図5及び図6は、前述した製造工程で導電
板2をプレス加工して製品として完成したスイッチ板8
の一実施例を示す図面である。該スイッチ板8は、多数
のターミナル8a,8b,8c,8d,8e,8f,及
び8gを連設している。該スイッチ板8の形状、及びタ
ーミナル8aないし8gの本数は、この実施例に限定す
るものでなく、所望の形状にすればよい。該スイッチ板
8は、供給ロボット13により図1及び図8に示す射出
成形機12に送られる。
板2をプレス加工して製品として完成したスイッチ板8
の一実施例を示す図面である。該スイッチ板8は、多数
のターミナル8a,8b,8c,8d,8e,8f,及
び8gを連設している。該スイッチ板8の形状、及びタ
ーミナル8aないし8gの本数は、この実施例に限定す
るものでなく、所望の形状にすればよい。該スイッチ板
8は、供給ロボット13により図1及び図8に示す射出
成形機12に送られる。
【0018】供給ロボット13は、射出成形機12の金
型12aにスイッチ板8をセットするスイッチ板供給工
程を行なう自動機械であり、例えば、射出成形機12に
設置する。
型12aにスイッチ板8をセットするスイッチ板供給工
程を行なう自動機械であり、例えば、射出成形機12に
設置する。
【0019】樹脂ワイヤ15は、スイッチ極盤10と同
一の樹脂材料で線状に形成したものであり、断面形状が
円形あるいは四角形等である。該樹脂ワイヤ15は、複
数から成り、ボビン14aで構成するワイヤ供給装置1
4に巻回している。該樹脂ワイヤ15は、グリップテン
ション12b、金型12a、グリップフィーダ装置12
c、グリップテンション16b、第3プレス機16、グ
リップテンション17bを介して第4プレス機17に送
り、切断される。該樹脂ワイヤ15は、グリップテンシ
ョン12bにより、ボビン14aから解かれる。該樹脂
ワイヤ15は、図7、図8、及び図9に示すように、射
出成形機12でスイッチ板8と共にインサート部分15
bを各スイッチ極盤10にインサート成形する。
一の樹脂材料で線状に形成したものであり、断面形状が
円形あるいは四角形等である。該樹脂ワイヤ15は、複
数から成り、ボビン14aで構成するワイヤ供給装置1
4に巻回している。該樹脂ワイヤ15は、グリップテン
ション12b、金型12a、グリップフィーダ装置12
c、グリップテンション16b、第3プレス機16、グ
リップテンション17bを介して第4プレス機17に送
り、切断される。該樹脂ワイヤ15は、グリップテンシ
ョン12bにより、ボビン14aから解かれる。該樹脂
ワイヤ15は、図7、図8、及び図9に示すように、射
出成形機12でスイッチ板8と共にインサート部分15
bを各スイッチ極盤10にインサート成形する。
【0020】ワイヤ供給装置14は、図1に示すよう
に、ボビン14aに巻回した複数の樹脂ワイヤ15を射
出成形機12に送るワイヤ供給工程を行なう装置であ
る。
に、ボビン14aに巻回した複数の樹脂ワイヤ15を射
出成形機12に送るワイヤ供給工程を行なう装置であ
る。
【0021】射出成形機12は、スイッチ板8、及び樹
脂ワイヤ15をスイッチ極盤10にインサート成形する
成形工程を行なう自動金型成形機である。該射出成形機
12は、金型12a、グリップテンション12b、及び
グリップフィーダ装置12cを具備している。該射出成
形機12で成形した各スイッチ極盤10は、図7に示す
ように、樹脂ワイヤ15のインサート部分15bを樹脂
でインサート成形し、連結部分15aで数珠繋ぎ状に連
続している。
脂ワイヤ15をスイッチ極盤10にインサート成形する
成形工程を行なう自動金型成形機である。該射出成形機
12は、金型12a、グリップテンション12b、及び
グリップフィーダ装置12cを具備している。該射出成
形機12で成形した各スイッチ極盤10は、図7に示す
ように、樹脂ワイヤ15のインサート部分15bを樹脂
でインサート成形し、連結部分15aで数珠繋ぎ状に連
続している。
【0022】金型12aは、同時に複数のスイッチ極盤
10を成形することが可能である。該金型12aは、ス
イッチ板8、及び樹脂ワイヤ15を支持する支持工程も
行なう。
10を成形することが可能である。該金型12aは、ス
イッチ板8、及び樹脂ワイヤ15を支持する支持工程も
行なう。
【0023】グリップテンション12bは、射出成形機
12の作動周期に合わせて、間欠的に、樹脂ワイヤ15
を送り込むための装置である。該グリップテンション1
2bは、金型12aに樹脂ワイヤ15を送り込む定寸法
送り行程をする定寸法送り機である。該グリップテンシ
ョン12bは、前述した定寸法送り機3と同一構造であ
る。
12の作動周期に合わせて、間欠的に、樹脂ワイヤ15
を送り込むための装置である。該グリップテンション1
2bは、金型12aに樹脂ワイヤ15を送り込む定寸法
送り行程をする定寸法送り機である。該グリップテンシ
ョン12bは、前述した定寸法送り機3と同一構造であ
る。
【0024】グリップフィーダ装置12cは、樹脂ワイ
ヤ15を第3プレス機16のパンチ16aの作動周期に
合わせて間欠的に送り込むことで、スイッチ極盤10を
第3プレス機16に搬送する機械である。該グリップフ
ィーダ装置12cは、例えば、前述した定寸法送り機3
と同一構造である。
ヤ15を第3プレス機16のパンチ16aの作動周期に
合わせて間欠的に送り込むことで、スイッチ極盤10を
第3プレス機16に搬送する機械である。該グリップフ
ィーダ装置12cは、例えば、前述した定寸法送り機3
と同一構造である。
【0025】第3プレス機16は、図9に示すスイッチ
極盤10にインサート成形したスイッチ板8の切断部8
h,8i,8j,8k,8l,8m,及び8nを切断す
る機械である。スイッチ極盤10内のスイッチ板8は、
第3プレス機16で、7本のターミナル8aないし8g
に分断する。第3プレス機16は、グリップテンション
16bを具備している。該第3プレス機16及び第4プ
レス機17のパンチ16a及び17bの作動周期は、射
出成形機12の作動周期と同一にする。
極盤10にインサート成形したスイッチ板8の切断部8
h,8i,8j,8k,8l,8m,及び8nを切断す
る機械である。スイッチ極盤10内のスイッチ板8は、
第3プレス機16で、7本のターミナル8aないし8g
に分断する。第3プレス機16は、グリップテンション
16bを具備している。該第3プレス機16及び第4プ
レス機17のパンチ16a及び17bの作動周期は、射
出成形機12の作動周期と同一にする。
【0026】グリップテンション16bは、樹脂ワイヤ
15の連結部分15aを掴み、第3プレス機16のパン
チ16aの周期に合わせて、間欠的に送り込むことで、
スイッチ極盤10を該第3プレス機16に搬送する機械
である。該グリップテンション16bは、例えば、前述
した定寸法送り機3と同一構造である。
15の連結部分15aを掴み、第3プレス機16のパン
チ16aの周期に合わせて、間欠的に送り込むことで、
スイッチ極盤10を該第3プレス機16に搬送する機械
である。該グリップテンション16bは、例えば、前述
した定寸法送り機3と同一構造である。
【0027】第4プレス機17は、各スイッチ極盤10
相互間に介在している樹脂ワイヤ15の連結部分15a
を切り落す切断工程をする機械である。該第4プレス機
17は、グリップテンション17bを具備している。ス
イッチ極盤10は、該第4プレス機17により完成品と
なる。樹脂ワイヤ15は、インサート部分15bがスイ
ッチ極盤10内に残留する。
相互間に介在している樹脂ワイヤ15の連結部分15a
を切り落す切断工程をする機械である。該第4プレス機
17は、グリップテンション17bを具備している。ス
イッチ極盤10は、該第4プレス機17により完成品と
なる。樹脂ワイヤ15は、インサート部分15bがスイ
ッチ極盤10内に残留する。
【0028】グリップテンション17bは、第4プレス
機17のパンチ17aの作動周期に合わせて、間欠的に
樹脂ワイヤ15の連結部分15aを掴み第4プレス機1
7側に送り込むことで、スイッチ極盤10を該第4プレ
ス機17に搬送する機械である。該グリップテンション
17bは、例えば、前述した定寸法送り機3の構成と同
一構造である。
機17のパンチ17aの作動周期に合わせて、間欠的に
樹脂ワイヤ15の連結部分15aを掴み第4プレス機1
7側に送り込むことで、スイッチ極盤10を該第4プレ
ス機17に搬送する機械である。該グリップテンション
17bは、例えば、前述した定寸法送り機3の構成と同
一構造である。
【0029】18は、第4プレス機17で完成品となっ
たスイッチ極盤10を収納するボックスである。19
は、第4プレス機17で切断した樹脂ワイヤ15の連結
部分15aを収納し、かつ粉砕するリサイクルボックス
である。該リサイクルボックス19は、樹脂ワイヤ15
の連結部分15aを射出成形機12でスイッチ極盤10
の樹脂材料として再利用できる状態に粉砕する機械であ
る。20は、リサイクルボックス19内の樹脂ワイヤ1
5の連結部分15aを射出成形機12に送る配送管であ
る。
たスイッチ極盤10を収納するボックスである。19
は、第4プレス機17で切断した樹脂ワイヤ15の連結
部分15aを収納し、かつ粉砕するリサイクルボックス
である。該リサイクルボックス19は、樹脂ワイヤ15
の連結部分15aを射出成形機12でスイッチ極盤10
の樹脂材料として再利用できる状態に粉砕する機械であ
る。20は、リサイクルボックス19内の樹脂ワイヤ1
5の連結部分15aを射出成形機12に送る配送管であ
る。
【0030】尚、前述した第3プレス機16及び第4プ
レス機17は、1台のプレス機に兼用させても良い。
レス機17は、1台のプレス機に兼用させても良い。
【0031】本発明に係るスイッチ極盤の製造方法の第
1実施例は、以上のような構成であり、次に第1実施例
の製造工程を説明する。
1実施例は、以上のような構成であり、次に第1実施例
の製造工程を説明する。
【0032】先ず、プレス成形工程を行ない導電板2か
らスイッチ板8を成形する。更に詳述すると、先ず、ボ
ビン1に巻回した導電板2を解き、該導電板2は定寸法
送り機3、第1洗浄器4、第1プレス機5、第2洗浄器
6、第2プレス機7を通して切断機11にセットされ
る。定寸法送り機3、第1洗浄器4、第1プレス機5、
第2洗浄器6、及び第2プレス機7、搬送機9、及び切
断機11を始動する。
らスイッチ板8を成形する。更に詳述すると、先ず、ボ
ビン1に巻回した導電板2を解き、該導電板2は定寸法
送り機3、第1洗浄器4、第1プレス機5、第2洗浄器
6、第2プレス機7を通して切断機11にセットされ
る。定寸法送り機3、第1洗浄器4、第1プレス機5、
第2洗浄器6、及び第2プレス機7、搬送機9、及び切
断機11を始動する。
【0033】ボビン1に巻回した導電板2は、定寸法送
り機3で間欠的に送り込まれる。該導電板2は、第1洗
浄器4で洗浄し、第1プレス機5に送られる。第1プレ
ス機5において、導電板2は、パンチ5bの作動周期に
合わせてグリップテンション5aで間欠的に送り、該導
電板2の第1次打ち抜き加工をする。導電板2は、第1
プレス機5で、例えば図2に示すように第1次加工部2
a、第2次加工部2b、第3次加工部2cの形状に順次
プレス加工される。
り機3で間欠的に送り込まれる。該導電板2は、第1洗
浄器4で洗浄し、第1プレス機5に送られる。第1プレ
ス機5において、導電板2は、パンチ5bの作動周期に
合わせてグリップテンション5aで間欠的に送り、該導
電板2の第1次打ち抜き加工をする。導電板2は、第1
プレス機5で、例えば図2に示すように第1次加工部2
a、第2次加工部2b、第3次加工部2cの形状に順次
プレス加工される。
【0034】該導電板2は、第2洗浄器6で再度洗浄
し、第2プレス機7に送られる。導電板2は、第2プレ
ス機7のパンチ7bの作動周期に合わせて、グリップテ
ンション7aで該第2プレス機7に送り込まれる。導電
板2は、第2プレス機7で例えば図3に示すように第4
次加工部2d、第5次加工部2eの形状に順次プレス加
工される。
し、第2プレス機7に送られる。導電板2は、第2プレ
ス機7のパンチ7bの作動周期に合わせて、グリップテ
ンション7aで該第2プレス機7に送り込まれる。導電
板2は、第2プレス機7で例えば図3に示すように第4
次加工部2d、第5次加工部2eの形状に順次プレス加
工される。
【0035】第5次加工部2eの形状に成形された導電
板2は、搬送機9で切断機11に搬送して、接続部分2
jを切り落とし、図5及び図6に示すスイッチ板8を形
成する。このように、ボビン1から導電板2を搬送し、
かつ該導電板2を所望の形状にプレス加工し、そして、
スイッチ板8を製作成形することがプレス成形工程であ
る。
板2は、搬送機9で切断機11に搬送して、接続部分2
jを切り落とし、図5及び図6に示すスイッチ板8を形
成する。このように、ボビン1から導電板2を搬送し、
かつ該導電板2を所望の形状にプレス加工し、そして、
スイッチ板8を製作成形することがプレス成形工程であ
る。
【0036】次にスイッチ板供給工程を説明する。スイ
ッチ板供給工程は、前述したプレス成形工程で成形した
スイッチ板8を金型12aの所望位置にセッティングす
ることである。更に詳述すると、スイッチ板供給工程
は、切断機11で形成したスイッチ板8を供給ロボット
13で掴み、かつ金型12aに搬送して、セッティング
することである。
ッチ板供給工程は、前述したプレス成形工程で成形した
スイッチ板8を金型12aの所望位置にセッティングす
ることである。更に詳述すると、スイッチ板供給工程
は、切断機11で形成したスイッチ板8を供給ロボット
13で掴み、かつ金型12aに搬送して、セッティング
することである。
【0037】次にワイヤ供給工程を説明する。ワイヤ供
給工程は、ワイヤ供給装置14のボビン14aに巻回し
た樹脂ワイヤ15を射出成形機12の金型12aに送り
出すことである。
給工程は、ワイヤ供給装置14のボビン14aに巻回し
た樹脂ワイヤ15を射出成形機12の金型12aに送り
出すことである。
【0038】次に支持工程を説明する。支持工程は、前
記樹脂ワイヤ15、及びスイッチ板8を射出成形機12
の金型12aで支持することである。
記樹脂ワイヤ15、及びスイッチ板8を射出成形機12
の金型12aで支持することである。
【0039】次に成形工程を説明する。成形工程は、前
記樹脂ワイヤ15、及びスイッチ板8を樹脂でインサー
ト成形し、スイッチ極盤10を成形することである。こ
のとき、樹脂ワイヤ15は、金型12a、及び樹脂材料
の熱で溶融しない。
記樹脂ワイヤ15、及びスイッチ板8を樹脂でインサー
ト成形し、スイッチ極盤10を成形することである。こ
のとき、樹脂ワイヤ15は、金型12a、及び樹脂材料
の熱で溶融しない。
【0040】次に定寸法送り工程を説明する。定寸法送
り工程は、前記成形工程で樹脂ワイヤ15を一体に成形
したスイッチ極盤10を間欠的に搬送することである。
更に詳述すると、定寸法送り工程は、グリップテンショ
ン12b,16b,17b,及びグリップフィーダ装置
12cで、樹脂ワイヤ15の連結部分15aを掴み、射
出成形機12の作動周期に合わせて、スイッチ極盤10
を間欠的に送り込むことで、スイッチ極盤10を射出成
形機12から第3プレス機16、及び第4プレス機17
に搬送することである。樹脂ワイヤ15は、各スイッチ
極盤10にインサート成形することで、各スイッチ極盤
10の相互間を連結し、かつ列設させた状態で自動的に
搬送させることができる。
り工程は、前記成形工程で樹脂ワイヤ15を一体に成形
したスイッチ極盤10を間欠的に搬送することである。
更に詳述すると、定寸法送り工程は、グリップテンショ
ン12b,16b,17b,及びグリップフィーダ装置
12cで、樹脂ワイヤ15の連結部分15aを掴み、射
出成形機12の作動周期に合わせて、スイッチ極盤10
を間欠的に送り込むことで、スイッチ極盤10を射出成
形機12から第3プレス機16、及び第4プレス機17
に搬送することである。樹脂ワイヤ15は、各スイッチ
極盤10にインサート成形することで、各スイッチ極盤
10の相互間を連結し、かつ列設させた状態で自動的に
搬送させることができる。
【0041】第3プレス機16では、スイッチ板8の切
断部8hないし8nを切断し、ターミナル8aないし8
gを製作する。
断部8hないし8nを切断し、ターミナル8aないし8
gを製作する。
【0042】次に切断工程を説明する。切断工程は、一
連の各スイッチ極盤10の相互間にある樹脂ワイヤ15
の連結部分15aを切断することである。更に詳述する
と、切断工程は、第4プレス機17で、各スイッチ極盤
10の相互間にある連結部分15aを切り落しスイッチ
極盤10の完成品を製作することである。
連の各スイッチ極盤10の相互間にある樹脂ワイヤ15
の連結部分15aを切断することである。更に詳述する
と、切断工程は、第4プレス機17で、各スイッチ極盤
10の相互間にある連結部分15aを切り落しスイッチ
極盤10の完成品を製作することである。
【0043】本発明の第1実施例は、以上の製造工程に
より、スイッチ極盤10を成形する。
より、スイッチ極盤10を成形する。
【0044】尚、切り落した樹脂ワイヤ15の連結部分
15aは、リサイクルボックス19に納めて粉砕し、か
つ射出成形機12に送り、スイッチ極盤10の樹脂材料
としてリサイクルする。このため、本発明は、樹脂ワイ
ヤ15の樹脂材料を有効利用すると共に、スイッチ極盤
10の材料費及び製造コストを低減することができる。
15aは、リサイクルボックス19に納めて粉砕し、か
つ射出成形機12に送り、スイッチ極盤10の樹脂材料
としてリサイクルする。このため、本発明は、樹脂ワイ
ヤ15の樹脂材料を有効利用すると共に、スイッチ極盤
10の材料費及び製造コストを低減することができる。
【0045】
【第2実施例】次に図10、図11、図12及び図13
に基づき本発明に係るスイッチ極盤の製造方法の第2実
施例を詳述する。本発明の第2実施例は、前述した第1
実施例のスイッチ極盤に、更に多数個のターミナルを設
置する場合のスイッチ極盤の製造方法である。以下、本
発明の第2実施例を詳述する。
に基づき本発明に係るスイッチ極盤の製造方法の第2実
施例を詳述する。本発明の第2実施例は、前述した第1
実施例のスイッチ極盤に、更に多数個のターミナルを設
置する場合のスイッチ極盤の製造方法である。以下、本
発明の第2実施例を詳述する。
【0046】図10及び図11は、前述した第1実施例
のスイッチ板8と同一プレス成形工程でプレス加工した
スイッチ板21である。該スイッチ板21は、前記第1
実施例のターミナル8aないし8g以外に、更にターミ
ナル21a,21b,21c,21d,21e,21
f,21g,21h,及び21iをスイッチ極盤22に
配設する場合に、該スイッチ極盤22にインサート成形
する。該スイッチ板21は、多数個のターミナル21a
ないし21iを一体的に連設している。該スイッチ板2
1の形状、及びターミナル21aないし21iの本数
は、この実施例に限定するものでなく、所望の形状にす
ればよい。スイッチ板21は、パーツフィーダ23内に
送る。
のスイッチ板8と同一プレス成形工程でプレス加工した
スイッチ板21である。該スイッチ板21は、前記第1
実施例のターミナル8aないし8g以外に、更にターミ
ナル21a,21b,21c,21d,21e,21
f,21g,21h,及び21iをスイッチ極盤22に
配設する場合に、該スイッチ極盤22にインサート成形
する。該スイッチ板21は、多数個のターミナル21a
ないし21iを一体的に連設している。該スイッチ板2
1の形状、及びターミナル21aないし21iの本数
は、この実施例に限定するものでなく、所望の形状にす
ればよい。スイッチ板21は、パーツフィーダ23内に
送る。
【0047】このように、本発明の第2実施例における
プレス成形工程は、第1実施例と同一工程で導電板2か
らスイッチ板8及び21を成形することである。
プレス成形工程は、第1実施例と同一工程で導電板2か
らスイッチ板8及び21を成形することである。
【0048】パーツフィーダ23は、図13に示すよう
に、該パーツフィーダ23内に不整いの状態に入れたス
イッチ板21を整列させ、各個別に送り出す供給装置で
ある。該パーツフィーダ23は、射出成形機26、ある
いは該射出成形機26の近傍に設置する。24は、該パ
ーツフィーダ23のスイッチ板21を搬送機25のテー
ブル25a上に転送する供給ロボットである。
に、該パーツフィーダ23内に不整いの状態に入れたス
イッチ板21を整列させ、各個別に送り出す供給装置で
ある。該パーツフィーダ23は、射出成形機26、ある
いは該射出成形機26の近傍に設置する。24は、該パ
ーツフィーダ23のスイッチ板21を搬送機25のテー
ブル25a上に転送する供給ロボットである。
【0049】搬送機25は、テーブル25a上のスイッ
チ板21を射出成形機26の所定位置に送り込む機械で
ある。搬送機25は、射出成形機26等の所望位置に設
置したレール25bでスイッチ板21をテーブル25a
上に案内して移動させる。尚、搬送機25は、ベルトコ
ンベア等で構成してもよい。切断機11、及び搬送機2
5上のスイッチ板8及び21は、供給ロボット13によ
り金型26aまで搬送され、支持される。該供給ロボッ
ト13は、例えば、射出成形機26に設置する。
チ板21を射出成形機26の所定位置に送り込む機械で
ある。搬送機25は、射出成形機26等の所望位置に設
置したレール25bでスイッチ板21をテーブル25a
上に案内して移動させる。尚、搬送機25は、ベルトコ
ンベア等で構成してもよい。切断機11、及び搬送機2
5上のスイッチ板8及び21は、供給ロボット13によ
り金型26aまで搬送され、支持される。該供給ロボッ
ト13は、例えば、射出成形機26に設置する。
【0050】このように、本発明の第2実施例のスイッ
チ板供給工程は、スイッチ板8及び21を供給ロボット
13により金型26aにセッティングすることである。
尚、スイッチ板供給工程は、手作業で行なってもよい。
チ板供給工程は、スイッチ板8及び21を供給ロボット
13により金型26aにセッティングすることである。
尚、スイッチ板供給工程は、手作業で行なってもよい。
【0051】本発明の第2実施例のワイヤ供給工程は、
第1実施例と同一であり、ワイヤ供給装置14の樹脂ワ
イヤ15を射出成形機26に送ることである。
第1実施例と同一であり、ワイヤ供給装置14の樹脂ワ
イヤ15を射出成形機26に送ることである。
【0052】射出成形機26は、金型26aで樹脂ワイ
ヤ15、スイッチ板8及び21を支持して、スイッチ極
盤22を樹脂成形する。該射出成形機26は、第1実施
例と同一のグリップテンション26bとグリップフィー
ダ装置26cとを有する。
ヤ15、スイッチ板8及び21を支持して、スイッチ極
盤22を樹脂成形する。該射出成形機26は、第1実施
例と同一のグリップテンション26bとグリップフィー
ダ装置26cとを有する。
【0053】このように、本発明の第2実施例の支持工
程は、射出成形機26の金型26aで樹脂ワイヤ15、
スイッチ板8及び21を支持することである。
程は、射出成形機26の金型26aで樹脂ワイヤ15、
スイッチ板8及び21を支持することである。
【0054】本発明の第2実施例の成形工程は、射出成
形機26で樹脂ワイヤ15、スイッチ板8及び21をイ
ンサート成形したスイッチ極盤22を成形することであ
る。
形機26で樹脂ワイヤ15、スイッチ板8及び21をイ
ンサート成形したスイッチ極盤22を成形することであ
る。
【0055】本発明の第2実施例の定寸法送り工程は、
前記成形工程で樹脂ワイヤ15を一体に成形したスイッ
チ極盤22をグリップテンション16b,17b,及び
26bとグリップフィーダ装置26cとで間欠的に搬送
することである。
前記成形工程で樹脂ワイヤ15を一体に成形したスイッ
チ極盤22をグリップテンション16b,17b,及び
26bとグリップフィーダ装置26cとで間欠的に搬送
することである。
【0056】第3プレス機16は、スイッチ板8及び2
1の切断部8hないし8n、及び21kないし21rを
切断して、16本のターミナル8aないし8g、及び2
1aないし21iに分断する。そして、第4プレス機1
7が各スイッチ極盤22にある樹脂ワイヤ15の連結部
分15aを切断する。
1の切断部8hないし8n、及び21kないし21rを
切断して、16本のターミナル8aないし8g、及び2
1aないし21iに分断する。そして、第4プレス機1
7が各スイッチ極盤22にある樹脂ワイヤ15の連結部
分15aを切断する。
【0057】このように、本発明の第2実施例の切断工
程は、第1実施例と同様に、一連の各スイッチ極盤22
の相互間にある樹脂ワイヤ15の連結部分15aを切断
することである。
程は、第1実施例と同様に、一連の各スイッチ極盤22
の相互間にある樹脂ワイヤ15の連結部分15aを切断
することである。
【0058】本発明の第2実施例は、以上の製造工程に
より、多数個のターミナル8aないし8g、及び21a
ないし21iを備えたスイッチ極盤22を成形する。
より、多数個のターミナル8aないし8g、及び21a
ないし21iを備えたスイッチ極盤22を成形する。
【0059】尚、本発明は、プレス成形工程で導電板2
から多数個のターミナル8aないし8g、及び21aな
いし21iを形成する一方、スイッチ板供給工程で該タ
ーミナル8aないし8g、及び21aないし21iを金
型26aにセッティングし、かつ順次、前述した支持工
程、成形工程、定寸法送り工程、及び切断工程を行なう
ことで、前述したスイッチ極盤22を形成することもで
きる。尚、この場合は、第4プレス機17によるスイッ
チ板8及び21の切断部8hないし8n、及び21kな
いし21rを切断する切断加工が不要である。
から多数個のターミナル8aないし8g、及び21aな
いし21iを形成する一方、スイッチ板供給工程で該タ
ーミナル8aないし8g、及び21aないし21iを金
型26aにセッティングし、かつ順次、前述した支持工
程、成形工程、定寸法送り工程、及び切断工程を行なう
ことで、前述したスイッチ極盤22を形成することもで
きる。尚、この場合は、第4プレス機17によるスイッ
チ板8及び21の切断部8hないし8n、及び21kな
いし21rを切断する切断加工が不要である。
【0060】
【発明の効果】本発明に係るスイッチ極盤の製造方法
は、以上説明したように、プレス成形工程で導電板から
各々分離したスイッチ板と、樹脂ワイヤをスイッチ極盤
にインサート成形して、スイッチ極盤を該樹脂ワイヤで
連結するので、機械でスイッチ極盤を自動送りするため
のキャリアを導電板に設ける必要がなく、該導電板の幅
及び長さを短くして、1つのスイッチ極盤を製造するの
に要する導電板の使用量を削減することができる。これ
により、該導電板をスイッチ板の材料として最大限活用
することができ、材料費、及び製品コストを低減するこ
とができると共に、屑鉄の量を削減することができる。
また、本発明は、樹脂ワイヤをスイッチ極盤のキャリア
として使用すると共に、スイッチ極盤から切り落した樹
脂ワイヤの残部をスイッチ極盤等の樹脂材料としてリサ
イクルすることができるので、スイッチ極盤の材料費、
及び製品コストを低減することができる。また、本発明
に係るスイッチ極盤の製造方法は、複数のプレス機を単
一のプレス機で構成することができ、作業工程時間を大
幅に短縮し、生産性を向上させることができる。
は、以上説明したように、プレス成形工程で導電板から
各々分離したスイッチ板と、樹脂ワイヤをスイッチ極盤
にインサート成形して、スイッチ極盤を該樹脂ワイヤで
連結するので、機械でスイッチ極盤を自動送りするため
のキャリアを導電板に設ける必要がなく、該導電板の幅
及び長さを短くして、1つのスイッチ極盤を製造するの
に要する導電板の使用量を削減することができる。これ
により、該導電板をスイッチ板の材料として最大限活用
することができ、材料費、及び製品コストを低減するこ
とができると共に、屑鉄の量を削減することができる。
また、本発明は、樹脂ワイヤをスイッチ極盤のキャリア
として使用すると共に、スイッチ極盤から切り落した樹
脂ワイヤの残部をスイッチ極盤等の樹脂材料としてリサ
イクルすることができるので、スイッチ極盤の材料費、
及び製品コストを低減することができる。また、本発明
に係るスイッチ極盤の製造方法は、複数のプレス機を単
一のプレス機で構成することができ、作業工程時間を大
幅に短縮し、生産性を向上させることができる。
【図1】本発明の第1実施例を示すスイッチ極盤の製造
工程の説明図である。
工程の説明図である。
【図2】本発明の第1実施例の第1プレス機でプレス加
工したときの導電板の形状を示す正面図である。
工したときの導電板の形状を示す正面図である。
【図3】本発明の第1実施例の第2プレス機でプレス加
工したときの導電板の形状を示す正面図である。
工したときの導電板の形状を示す正面図である。
【図4】本発明の第1実施例の定寸法送り機の説明図で
ある。
ある。
【図5】本発明の第1実施例のスイッチ板の拡大正面図
である。
である。
【図6】本発明の第1実施例のスイッチ板の拡大平面図
である。
である。
【図7】本発明の第1実施例の射出成形機で樹脂ワイヤ
をインサート成形したときのスイッチ極盤の状態を示す
斜視図である。
をインサート成形したときのスイッチ極盤の状態を示す
斜視図である。
【図8】本発明の第1実施例の射出成形機の説明図であ
る。
る。
【図9】本発明の第1実施例の射出成形機で樹脂ワイヤ
をインサート成形したときのスイッチ極盤の拡大正面図
である。
をインサート成形したときのスイッチ極盤の拡大正面図
である。
【図10】本発明の第2実施例のスイッチ板の拡大正面
図である。
図である。
【図11】本発明の第2実施例のスイッチ板の拡大平面
図である。
図である。
【図12】本発明の第2実施例の射出成形機で樹脂ワイ
ヤをインサート成形したときのスイッチ極盤の拡大背面
図である。
ヤをインサート成形したときのスイッチ極盤の拡大背面
図である。
【図13】本発明の第2実施例の射出成形機の説明図で
ある。
ある。
1,14a ボビン 2 導電板 3 定寸法送り機 5 第1プレス機 5a,7a,12b,16b,17b,26b グリッ
プテンション 7 第2プレス機 8,21 スイッチ板 9,25 搬送機 10,22 スイッチ極盤 11 切断機 12,26 射出成形機 12a,26a 金型 12c,26c グリップフィーダ装置 13,24 供給ロボット 14 ワイヤ供給装置 15 樹脂ワイヤ 15a 樹脂ワイヤの連結部分 15b 樹脂ワイヤのインサート部分 16 第3プレス機 17 第4プレス機
プテンション 7 第2プレス機 8,21 スイッチ板 9,25 搬送機 10,22 スイッチ極盤 11 切断機 12,26 射出成形機 12a,26a 金型 12c,26c グリップフィーダ装置 13,24 供給ロボット 14 ワイヤ供給装置 15 樹脂ワイヤ 15a 樹脂ワイヤの連結部分 15b 樹脂ワイヤのインサート部分 16 第3プレス機 17 第4プレス機
Claims (1)
- 【請求項1】 導電板から各々分離したスイッチ板をプ
レス成形するプレス成形工程と、 樹脂ワイヤを供給するワイヤ供給工程と、 前記スイッチ板を所望位置にセッティングするスイッチ
板供給工程と、 前記樹脂ワイヤ、及びスイッチ板を金型で支持する支持
工程と、 前記樹脂ワイヤ、及びスイッチ板を樹脂でスイッチ極盤
にインサート成形する成形工程と、 該成形工程で前記樹脂ワイヤで連結して成形した前記ス
イッチ極盤を間欠的に定寸法送る定寸法送り工程と、 一連の各スイッチ極盤の間にある前記樹脂ワイヤの連結
部分を切断する切断工程と、 を有することを特徴とするスイッチ極盤の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04076260A JP3105625B2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | スイッチ極盤の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04076260A JP3105625B2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | スイッチ極盤の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05242756A JPH05242756A (ja) | 1993-09-21 |
JP3105625B2 true JP3105625B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=13600251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04076260A Expired - Fee Related JP3105625B2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | スイッチ極盤の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3105625B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5116087B2 (ja) * | 2007-10-11 | 2013-01-09 | 朝日電装株式会社 | 端子台の製造装置 |
-
1992
- 1992-02-27 JP JP04076260A patent/JP3105625B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05242756A (ja) | 1993-09-21 |
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