JP3104064B1 - 排泄物処理装置 - Google Patents
排泄物処理装置Info
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Abstract
【要約】
【課題】臭いを防止し、自動化が可能な泄物処理装置の
開発。 【解決手段】排出管が排出口1dを有し、洗浄ノズル、
エアーブローノズル、乾燥ノズル、加圧ノズルを接続し
た便器としてのコンタクトヘッド部1と、コンタクトヘ
ッド部の便座外周部に設けられ、外圧用ノズル3aが接
続されて収縮、膨張可能の外圧用ショーツ3と、コンタ
クトヘッド部1内に排泄された排泄物を洗浄水と共に吸
引して排出口から排出し、収納する排泄物収納カートリ
ッジ5とを備え、コンタクトヘッド部は、コンタクトヘ
ッド1aと、便座に設けられた漏れ防止用リップ1c
と、排出口に設けられ、排出管4aの開閉する開閉弁1
eとを設け、洗浄ノズル、エアーブローノズル、乾燥ノ
ズル、加圧ノズルの各ノズルを共通とし、洗浄水、換気
用空気、乾燥用空気、圧力空気を供給し、装置の操作
を、電気制御による自動化または半自動化、あるいは手
動とした。
開発。 【解決手段】排出管が排出口1dを有し、洗浄ノズル、
エアーブローノズル、乾燥ノズル、加圧ノズルを接続し
た便器としてのコンタクトヘッド部1と、コンタクトヘ
ッド部の便座外周部に設けられ、外圧用ノズル3aが接
続されて収縮、膨張可能の外圧用ショーツ3と、コンタ
クトヘッド部1内に排泄された排泄物を洗浄水と共に吸
引して排出口から排出し、収納する排泄物収納カートリ
ッジ5とを備え、コンタクトヘッド部は、コンタクトヘ
ッド1aと、便座に設けられた漏れ防止用リップ1c
と、排出口に設けられ、排出管4aの開閉する開閉弁1
eとを設け、洗浄ノズル、エアーブローノズル、乾燥ノ
ズル、加圧ノズルの各ノズルを共通とし、洗浄水、換気
用空気、乾燥用空気、圧力空気を供給し、装置の操作
を、電気制御による自動化または半自動化、あるいは手
動とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トイレへの固設は
もとより、移動が可能で、健常者、身体障害者から病人
に至るまで、老若男女を問わずあらゆる人が使用でき、
しかも、臭いを防止し、衛生的で、かつ自動化が可能な
泄物処理装置に関する。
もとより、移動が可能で、健常者、身体障害者から病人
に至るまで、老若男女を問わずあらゆる人が使用でき、
しかも、臭いを防止し、衛生的で、かつ自動化が可能な
泄物処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のトイレは、便器、排水タンク、ウ
オシュレット、トイレットペーパー、水道の引き込み、
排水管、浄化槽、下水道等に加え、屋内にトイレ設置場
所を建設施工しなければならず、多くの費用と場所を必
要とし、その上、使用者はトイレまで赴かなければなら
なかった。
オシュレット、トイレットペーパー、水道の引き込み、
排水管、浄化槽、下水道等に加え、屋内にトイレ設置場
所を建設施工しなければならず、多くの費用と場所を必
要とし、その上、使用者はトイレまで赴かなければなら
なかった。
【0003】また、病人にオシメを用いている場合に
は、多額の費用と人的経費等を必要としている。さら
に、溲瓶や簡易移動トイレを使用する場合には、使用の
都度始末しなければならなかった。その上、臭いを発し
て周囲に迷惑をかけたり、使用者が羞恥心を覚えたりす
ることがあった。
は、多額の費用と人的経費等を必要としている。さら
に、溲瓶や簡易移動トイレを使用する場合には、使用の
都度始末しなければならなかった。その上、臭いを発し
て周囲に迷惑をかけたり、使用者が羞恥心を覚えたりす
ることがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のト
イレ、オシメ、溲瓶や簡易移動トイレ等においては、上
述のような解決しなければならない各種の問題があっ
た。
イレ、オシメ、溲瓶や簡易移動トイレ等においては、上
述のような解決しなければならない各種の問題があっ
た。
【0005】本発明は、上記の事情にかんがみなされた
もので、健常者、身体障害者から病人に至るまで、老若
男女を問わずあらゆる人が、その環境に応じて屋内・外
を問わず、車両、災害時や入院、手術後等も含めて、時
と場所を選ばず、人目に晒されずに使用可能で、しか
も、臭いを防止でき、衛生的で、かつ自動化が可能な泄
物処理装置を提供することを目的とする。
もので、健常者、身体障害者から病人に至るまで、老若
男女を問わずあらゆる人が、その環境に応じて屋内・外
を問わず、車両、災害時や入院、手術後等も含めて、時
と場所を選ばず、人目に晒されずに使用可能で、しか
も、臭いを防止でき、衛生的で、かつ自動化が可能な泄
物処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、以下の構成を有することを特徴としてい
る。
めに本発明は、以下の構成を有することを特徴としてい
る。
【0007】A.排出管4aが挿脱可能の排出口1dを
有し、洗浄ノズル、エアーブローノズル、乾燥ノズル、
加圧ノズルを兼ねるノズル2,2aを接続した便器とし
てのコンタクトヘッド部1と、このコンタクトヘッド部
1の便座1bの外周部に密着して設けられ、外圧用ノズ
ル3aに加圧用ホース3bが接続されて収縮、膨張可能
の外圧用ショーツ3と、コンタクトヘッド部1の排出口
1dには、その内部に排泄された排泄物を洗浄水と共に
吸引して排出口1dから排出し、排出ホース4により送
られて収納する排泄物収納カートリッジ5と、を備え
た。
有し、洗浄ノズル、エアーブローノズル、乾燥ノズル、
加圧ノズルを兼ねるノズル2,2aを接続した便器とし
てのコンタクトヘッド部1と、このコンタクトヘッド部
1の便座1bの外周部に密着して設けられ、外圧用ノズ
ル3aに加圧用ホース3bが接続されて収縮、膨張可能
の外圧用ショーツ3と、コンタクトヘッド部1の排出口
1dには、その内部に排泄された排泄物を洗浄水と共に
吸引して排出口1dから排出し、排出ホース4により送
られて収納する排泄物収納カートリッジ5と、を備え
た。
【0008】B.コンタクトヘッド部1は、コンタクト
ヘッド1aと、便座1bの中側に設けられた漏れ防止用
リップ1cと、排出口1dに設けられ、排出管4aの挿
脱により開閉する開閉弁1eと、を設けている。
ヘッド1aと、便座1bの中側に設けられた漏れ防止用
リップ1cと、排出口1dに設けられ、排出管4aの挿
脱により開閉する開閉弁1eと、を設けている。
【0009】C.洗浄ノズル、エアーブローノズル、乾
燥ノズル、加圧ノズルの各ノズル2,2aを共通とし、
洗浄水、換気用空気、乾燥用空気、圧力空気を選択して
供給するようにした。
燥ノズル、加圧ノズルの各ノズル2,2aを共通とし、
洗浄水、換気用空気、乾燥用空気、圧力空気を選択して
供給するようにした。
【0010】D.排泄物処理装置の操作を、電気制御に
よる自動化または半自動、あるいは手動とした。
よる自動化または半自動、あるいは手動とした。
【0011】
【作用】上記の構成によって本発明の排泄物処理装置
は、トイレへの固設はもとより、移動が可能で、健常
者、身体障害者から病人に至るまで、老若男女を問わず
あらゆる人が、その環境に応じて屋内・外を問わず、車
両、災害時や入院、手術後等も含めて、時と場所を選ば
ず、人目に晒されずに使用可能である。しかも、立った
ままは勿論、座った状態でも、横になった(寝た)状態
でも使用でき、臭いを防止でき、衛生的で、かつ自動化
が可能で、特に、体の自由が損なわれたような場合に適
している。
は、トイレへの固設はもとより、移動が可能で、健常
者、身体障害者から病人に至るまで、老若男女を問わず
あらゆる人が、その環境に応じて屋内・外を問わず、車
両、災害時や入院、手術後等も含めて、時と場所を選ば
ず、人目に晒されずに使用可能である。しかも、立った
ままは勿論、座った状態でも、横になった(寝た)状態
でも使用でき、臭いを防止でき、衛生的で、かつ自動化
が可能で、特に、体の自由が損なわれたような場合に適
している。
【0012】また操作は、シリーズ化することにより、
自動式、半自動式、手動式として使用可能で、人手の介
在を極力少なくし、排便・排尿後に洗浄、乾燥、送風等
を行い、防臭を行うと共に清潔に保持される。このこと
により、使用者の個人としての尊厳が保たれる。さら
に、消音、雑菌の抑制、肌荒れ防止、排泄に伴う羞恥心
の軽減による心身に及ぼす好影響などの働きがある。
自動式、半自動式、手動式として使用可能で、人手の介
在を極力少なくし、排便・排尿後に洗浄、乾燥、送風等
を行い、防臭を行うと共に清潔に保持される。このこと
により、使用者の個人としての尊厳が保たれる。さら
に、消音、雑菌の抑制、肌荒れ防止、排泄に伴う羞恥心
の軽減による心身に及ぼす好影響などの働きがある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
添付の図面に基づいて具体的に説明する。
添付の図面に基づいて具体的に説明する。
【0014】図1ないし図3において、符号1は排出管
4aが挿脱可能の排出口1dを有し、洗浄ノズル、エア
ーブローノズル、乾燥ノズル、加圧ノズルを兼ねるノズ
ル2,2aが接続された便器としてのコンタクトヘッド
部1で、このコンタクトヘッド部1の便座1bの外周部
に密着するようにして、外圧用ノズル3aに加圧用ホー
ス3bが接続されて収縮、膨張可能の外圧用ショーツ3
が設けられている。この外圧用ショーツ3にはサイズ変
更用のアダプター3cが設けられ、外圧用ショーツ3の
サイズが変更可能となっている。コンタクトヘッド部1
の排出口1dには、その内部に排泄された排泄物を洗浄
水と共に吸引して排出口1dから排出し、排出ホース4
により送られて収納する排泄物収納カートリッジ5が接
続されている。この排泄物収納カートリッジ5の大きさ
は自由に選択でき、排出ホース4の端部が容易に挿脱で
きるようになっている。
4aが挿脱可能の排出口1dを有し、洗浄ノズル、エア
ーブローノズル、乾燥ノズル、加圧ノズルを兼ねるノズ
ル2,2aが接続された便器としてのコンタクトヘッド
部1で、このコンタクトヘッド部1の便座1bの外周部
に密着するようにして、外圧用ノズル3aに加圧用ホー
ス3bが接続されて収縮、膨張可能の外圧用ショーツ3
が設けられている。この外圧用ショーツ3にはサイズ変
更用のアダプター3cが設けられ、外圧用ショーツ3の
サイズが変更可能となっている。コンタクトヘッド部1
の排出口1dには、その内部に排泄された排泄物を洗浄
水と共に吸引して排出口1dから排出し、排出ホース4
により送られて収納する排泄物収納カートリッジ5が接
続されている。この排泄物収納カートリッジ5の大きさ
は自由に選択でき、排出ホース4の端部が容易に挿脱で
きるようになっている。
【0015】コンタクトヘッド部1は、コンタクトヘッ
ド1aと、便座1bの中側に設けられた漏れ防止用リッ
プ1cと、排出口1dに設けられ、排出管4aの挿脱に
より開閉する開閉弁1eとを有している。開閉弁1eは
バネ付きヒンジ1fにより軸支されていて、排出管4a
を排出口1dから抜き取ったときはバネ付きヒンジ1f
により自動的に回動して閉まり、排出管4aを排出口1
dに差し込んだときには、排出管4aの突出部4bによ
り開閉弁1eを押し開いて排出管4aがコンタクトヘッ
ド部1に接続される。なお、コンタクトヘッド部1は図
1に示したもののほか、図4に示す女子用、図5に示す
男子用(1gは小便用)、図6に示す便座1bに膨縮式
エアークッションを設けたものなど、いろいろな形式の
ものが適用でき、このほかにも各種のものが用意でき
る。
ド1aと、便座1bの中側に設けられた漏れ防止用リッ
プ1cと、排出口1dに設けられ、排出管4aの挿脱に
より開閉する開閉弁1eとを有している。開閉弁1eは
バネ付きヒンジ1fにより軸支されていて、排出管4a
を排出口1dから抜き取ったときはバネ付きヒンジ1f
により自動的に回動して閉まり、排出管4aを排出口1
dに差し込んだときには、排出管4aの突出部4bによ
り開閉弁1eを押し開いて排出管4aがコンタクトヘッ
ド部1に接続される。なお、コンタクトヘッド部1は図
1に示したもののほか、図4に示す女子用、図5に示す
男子用(1gは小便用)、図6に示す便座1bに膨縮式
エアークッションを設けたものなど、いろいろな形式の
ものが適用でき、このほかにも各種のものが用意でき
る。
【0016】洗浄ノズル、エアーブローノズル、乾燥ノ
ズル、加圧ノズル等を兼ねるノズル2,2aには洗浄用
ホース2bが接続され、流量調整弁2c、水圧調整弁7
bを介して洗浄水加圧シリンダー7に接続されている。
洗浄水加圧シリンダー7には洗浄タンク6が接続されて
いる。洗浄タンク6はボールタップ6a、キャップ6b
等を有し、フィルター14、洗浄水供給路15が接続さ
れている。また、洗浄タンク6にはヒーター13が設け
られている。
ズル、加圧ノズル等を兼ねるノズル2,2aには洗浄用
ホース2bが接続され、流量調整弁2c、水圧調整弁7
bを介して洗浄水加圧シリンダー7に接続されている。
洗浄水加圧シリンダー7には洗浄タンク6が接続されて
いる。洗浄タンク6はボールタップ6a、キャップ6b
等を有し、フィルター14、洗浄水供給路15が接続さ
れている。また、洗浄タンク6にはヒーター13が設け
られている。
【0017】洗浄水加圧シリンダー7と並列にエアシリ
ンダー7aが配設され、電磁弁12により切り替えられ
てエアー流量が調整されて送られる。排泄物収納カート
リッジ5には脱臭用フィルター10を介してエアーポン
プ9が接続されており、排泄物収納カートリッジ5内を
吸引負圧にして排出ホース4を介してコンタクトヘッド
部1から排泄物を洗浄水と共に吸引して排泄物収納カー
トリッジ5内に収納する。エアーポンプ9からエアー圧
調整弁11,11を介して電磁弁12と外圧変動チェッ
クセンサー8を介して加圧用ホース3bに接続してい
る。そして、ノズル2,2aに洗浄水、換気用空気、乾
燥用空気、圧力空気を選択して供給するようにしてい
る。
ンダー7aが配設され、電磁弁12により切り替えられ
てエアー流量が調整されて送られる。排泄物収納カート
リッジ5には脱臭用フィルター10を介してエアーポン
プ9が接続されており、排泄物収納カートリッジ5内を
吸引負圧にして排出ホース4を介してコンタクトヘッド
部1から排泄物を洗浄水と共に吸引して排泄物収納カー
トリッジ5内に収納する。エアーポンプ9からエアー圧
調整弁11,11を介して電磁弁12と外圧変動チェッ
クセンサー8を介して加圧用ホース3bに接続してい
る。そして、ノズル2,2aに洗浄水、換気用空気、乾
燥用空気、圧力空気を選択して供給するようにしてい
る。
【0018】図示しないが、図1の排泄物処理装置の操
作を、電気制御による自動化または半自動化、あるいは
手動とした制御部が設けられている。この制御部は任意
の位置に設置可能であり、完全自動制御のほか、半自動
化、あるいは手動の場合に、使用者本人または他の人が
操作できるようになっている。次に、排泄物処理装置の
主要部の機能について説明する。
作を、電気制御による自動化または半自動化、あるいは
手動とした制御部が設けられている。この制御部は任意
の位置に設置可能であり、完全自動制御のほか、半自動
化、あるいは手動の場合に、使用者本人または他の人が
操作できるようになっている。次に、排泄物処理装置の
主要部の機能について説明する。
【0019】.コンタクトヘッド部 コンタクトヘッド部1は、有る程度の機密性(ソフトフ
ィット性・柔軟性を含む)を保持することを可能とする
もので、排出口1d、洗浄ノズル、エアーブローノズ
ル、乾燥ノズル、加圧ノズル兼用するノズル2,2aを
有し、排泄物を洗浄水等と共にスムーズに排出口1dよ
り排出する機能を持ち、洗浄、乾燥、加圧を可能とす
る。排出口1dより排出管4aを抜き取ると排出口1d
は開閉弁1eにより閉じられて液漏れを生じない。
ィット性・柔軟性を含む)を保持することを可能とする
もので、排出口1d、洗浄ノズル、エアーブローノズ
ル、乾燥ノズル、加圧ノズル兼用するノズル2,2aを
有し、排泄物を洗浄水等と共にスムーズに排出口1dよ
り排出する機能を持ち、洗浄、乾燥、加圧を可能とす
る。排出口1dより排出管4aを抜き取ると排出口1d
は開閉弁1eにより閉じられて液漏れを生じない。
【0020】.外圧用ショーツ 有る程度以上の機密性を持ち、コンタクトヘッド部1の
機密性をサポートするもので、コンタクトヘッド部1か
らの排出物や匂いの漏れを無くす。また、誤って漏れ等
を起こした時に洋服、シーツ、布団等を、汚れから守る
ものである。外圧用ノズル3aを有し、外圧用ショーツ
3内の加圧を可能とする。
機密性をサポートするもので、コンタクトヘッド部1か
らの排出物や匂いの漏れを無くす。また、誤って漏れ等
を起こした時に洋服、シーツ、布団等を、汚れから守る
ものである。外圧用ノズル3aを有し、外圧用ショーツ
3内の加圧を可能とする。
【0021】.排出用ホース 機密性、柔軟性を有し、排出物等を、コンタクトヘッド
部1から排泄物収納カートリッジへ運ぶ事を目的とし、
ワンタッチ式にて脱着・接続を可能とする。 .排泄物収納カートリッジ 排泄物を洗浄水と共に収納することを目的とし、機密性
を持ち、排泄物取入口、エアー排気口等を有し、ワンタ
ッチ排出ホース4を取り付け、取りはずしを可能とす
る。シリーズ化により、脱臭用フィルター10等を装着
する。
部1から排泄物収納カートリッジへ運ぶ事を目的とし、
ワンタッチ式にて脱着・接続を可能とする。 .排泄物収納カートリッジ 排泄物を洗浄水と共に収納することを目的とし、機密性
を持ち、排泄物取入口、エアー排気口等を有し、ワンタ
ッチ排出ホース4を取り付け、取りはずしを可能とす
る。シリーズ化により、脱臭用フィルター10等を装着
する。
【0022】.洗浄タンク 洗浄水を設定温度(調整可)までヒーター13によって
上昇することを可能とし、ある程度の貯水ができる。ま
た、水供給源(水道栓)と接続することによって、常に
一定量の貯水を可能とする。ヒーター13(サーモスタ
ット付き)、メンテ用洗浄口等を有する。 .洗浄水加圧シリンダー コンタクトヘッド部1へ洗浄水を送ることを目的とする
に留まらず、通常のポンプ以上の加圧を小スーペースに
て行える構造を持っている。本発明ではエアーシリンダ
ー方式を示しているが、他の方式も考慮できる。
上昇することを可能とし、ある程度の貯水ができる。ま
た、水供給源(水道栓)と接続することによって、常に
一定量の貯水を可能とする。ヒーター13(サーモスタ
ット付き)、メンテ用洗浄口等を有する。 .洗浄水加圧シリンダー コンタクトヘッド部1へ洗浄水を送ることを目的とする
に留まらず、通常のポンプ以上の加圧を小スーペースに
て行える構造を持っている。本発明ではエアーシリンダ
ー方式を示しているが、他の方式も考慮できる。
【0023】.外圧変動チェックセンサー 微小の圧力変動を検出可能なものであり、コンタクトヘ
ッド各種センサーを使用することも可能であり、この実
施例では外圧式を例示している。コンタクトヘッド部1
の安全性、脱着性を重要視し、あえて外部にて排泄等の
発生を検出することを目的としている。 .エアーポンプ この実施例では、エアーポンプ9を動力として示すが、
他の方式にしてもよく、コンパクト性を重視し、エアー
ポンプ方式を例示している。エアーポンプ9はモーター
駆動式とし、真空用、高圧用併用可のインバーター方式
により可変可能とし、可変設定可能としている。
ッド各種センサーを使用することも可能であり、この実
施例では外圧式を例示している。コンタクトヘッド部1
の安全性、脱着性を重要視し、あえて外部にて排泄等の
発生を検出することを目的としている。 .エアーポンプ この実施例では、エアーポンプ9を動力として示すが、
他の方式にしてもよく、コンパクト性を重視し、エアー
ポンプ方式を例示している。エアーポンプ9はモーター
駆動式とし、真空用、高圧用併用可のインバーター方式
により可変可能とし、可変設定可能としている。
【0024】.制御盤または、制御方法 装置の制御方法は、基本的には電気制御とする(シーケ
ンサー制御、リレー制御、その他)。また、手動式はこ
の限りではない。
ンサー制御、リレー制御、その他)。また、手動式はこ
の限りではない。
【0025】装置の作動方式及び原理は以下の通りであ
る。予め準備することとして、コンタクトヘッド部1の
の装着、外圧用ショーツ3の装着、排泄物収納カートリ
ッジ5を空にする。洗浄タンク6に洗浄水を充填する。
供給電源を必要なものについては、電源をつなぐ。ま
た、バッテリー方式の時は充電の確認等を含みOKであ
ればスイッチをONとする。各種ホース等の接続を行
う。
る。予め準備することとして、コンタクトヘッド部1の
の装着、外圧用ショーツ3の装着、排泄物収納カートリ
ッジ5を空にする。洗浄タンク6に洗浄水を充填する。
供給電源を必要なものについては、電源をつなぐ。ま
た、バッテリー方式の時は充電の確認等を含みOKであ
ればスイッチをONとする。各種ホース等の接続を行
う。
【0026】作動原理は、機密性のあるコンタクトヘッ
ド部1に常にエアーポンプ9より少量のエアーを供給す
る。そのことにより排泄時等の臭気を直接外気に放出し
ない。排泄が行われると、排泄物等により排泄口が塞が
れコンタクトヘッド部1の圧力が上昇する。その圧力変
動を外圧変動チェックセンサー8が検出し、制御盤へ信
号を送る。次に制御盤でインバーターコントローラーの
設定値を変え、エアーポンプ9の能力をアップする。以
上によりコンタクトヘッド部1の圧力が上昇し、さらに
排出物収納タンク5内の圧力かダウンすることにより排
出物は排出物収納タンク5へと運ばれエアーのみがフィ
ルター10等を通り、再びポンプ9へ戻るか、または外
気に放出される。排泄等の終了時間は予めタイマー等で
調整可能とし、タイムアップにより、電磁弁12の切り
替えを行う。電磁弁12の切り替えにより、エアーシリ
ンダー7aが作動し充填された洗浄水が洗浄ホース2b
を通り洗浄ノズルを経て繰り返し(回数設定可とする)
噴射される。以上を基本的な作動方式とし、圧力差を起
こすことにより排泄物の処理等を行うことを原理とす
る。ただし、本発明の目的を達成するための方法及び原
理は、この実施例に限定されない。
ド部1に常にエアーポンプ9より少量のエアーを供給す
る。そのことにより排泄時等の臭気を直接外気に放出し
ない。排泄が行われると、排泄物等により排泄口が塞が
れコンタクトヘッド部1の圧力が上昇する。その圧力変
動を外圧変動チェックセンサー8が検出し、制御盤へ信
号を送る。次に制御盤でインバーターコントローラーの
設定値を変え、エアーポンプ9の能力をアップする。以
上によりコンタクトヘッド部1の圧力が上昇し、さらに
排出物収納タンク5内の圧力かダウンすることにより排
出物は排出物収納タンク5へと運ばれエアーのみがフィ
ルター10等を通り、再びポンプ9へ戻るか、または外
気に放出される。排泄等の終了時間は予めタイマー等で
調整可能とし、タイムアップにより、電磁弁12の切り
替えを行う。電磁弁12の切り替えにより、エアーシリ
ンダー7aが作動し充填された洗浄水が洗浄ホース2b
を通り洗浄ノズルを経て繰り返し(回数設定可とする)
噴射される。以上を基本的な作動方式とし、圧力差を起
こすことにより排泄物の処理等を行うことを原理とす
る。ただし、本発明の目的を達成するための方法及び原
理は、この実施例に限定されない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明の排泄物処理
装置によれば、上記請求項1〜4の構成を有しているの
で、以下の作用効果を奏することができる。
装置によれば、上記請求項1〜4の構成を有しているの
で、以下の作用効果を奏することができる。
【0028】.トイレへの固設はもとより、移動が可
能であり、健常者、身体障害者から病人に至るまで、老
若男女を問わずあらゆる人が、その環境に応じて屋内・
外を問わず、車両、災害時や入院、手術後等も含めて、
時と場所を選ばず、人目に晒されずに使用することがで
きる。しかも、立ったままは勿論、座った状態でも、横
になった(寝た)状態でも使用することができ、臭いを
防止でき、衛生的で、かつ自動化が可能で、特に、体の
自由が損なわれたような場合に適している。
能であり、健常者、身体障害者から病人に至るまで、老
若男女を問わずあらゆる人が、その環境に応じて屋内・
外を問わず、車両、災害時や入院、手術後等も含めて、
時と場所を選ばず、人目に晒されずに使用することがで
きる。しかも、立ったままは勿論、座った状態でも、横
になった(寝た)状態でも使用することができ、臭いを
防止でき、衛生的で、かつ自動化が可能で、特に、体の
自由が損なわれたような場合に適している。
【0029】.また操作は、シリーズ化することによ
り、自動式、半自動式、手動式として使用可能であり、
人手の介在を極力少なくすることができ、排便・排尿後
に洗浄し、乾燥、送風等を行い、防臭を行うと共に清潔
に保持することができる。このことにより、使用者の個
人としての尊厳を保つことができる。さらに、消音、雑
菌の抑制、肌荒れ防止ができ、排泄に伴う羞恥心の軽減
による心身に及ぼす好影響などの働きがある。
り、自動式、半自動式、手動式として使用可能であり、
人手の介在を極力少なくすることができ、排便・排尿後
に洗浄し、乾燥、送風等を行い、防臭を行うと共に清潔
に保持することができる。このことにより、使用者の個
人としての尊厳を保つことができる。さらに、消音、雑
菌の抑制、肌荒れ防止ができ、排泄に伴う羞恥心の軽減
による心身に及ぼす好影響などの働きがある。
【図1】本発明による排泄物処理装置の模式図である。
【図2】コンタクトヘッド部の排出口に排出管を接続す
る状態の斜視図である。
る状態の斜視図である。
【図3】コンタクトヘッド部の排出口に排出管を接続し
た状態の斜視図である。
た状態の斜視図である。
【図4】コンタクトヘッド部の第2実施例の斜視図であ
る。
る。
【図5】コンタクトヘッド部の第3実施例の斜視図であ
る。
る。
【図6】コンタクトヘッド部の第4実施例の斜視図であ
る。
る。
1 コンタクトヘッド部 2 ノズル 3 外圧用ショーツ 4 排出ホース 5 排泄物収納カートリッジ 6 洗浄タンク 7 洗浄水加圧シリンダー 8 外圧変動チェックセンサー 9 エアーポンプ 10,14 フィルター 11 エアー圧調整弁 12 電磁弁 13 ヒーター 15 洗浄水供給路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61G 9/00 A61F 5/44 - 5/448
Claims (4)
- 【請求項1】 排出管(4a)が挿脱可能の排出口(1
d)を有し、洗浄ノズル、エアーブローノズル、乾燥ノ
ズル、加圧ノズルを兼ねるノズル(2,2a)を接続し
た便器としてのコンタクトヘッド部(1)と、このコン
タクトヘッド部(1)の便座(1b)の外周部に密着し
て設けられ、外圧用ノズル(3a)に加圧用ホース(3
b)が接続されて収縮、膨張可能の外圧用ショーツ
(3)と、コンタクトヘッド部(1)の排出口(1d)
には、その内部に排泄された排泄物を洗浄水と共に吸引
して排出口(1d)から排出し、排出ホース(4)によ
り送られて収納する排泄物収納カートリッジ(5)と、
を備えたことを特徴とする排泄物処理装置。 - 【請求項2】 コンタクトヘッド部(1)は、コンタク
トヘッド(1a)と、便座(1b)の中側に設けられた
漏れ防止用リップ(1c)と、排出口(1d)に設けら
れ、排出管(4a)の挿脱により開閉する開閉弁(1
e)と、を設けていることを特徴とする請求項1記載の
排泄物処理装置。 - 【請求項3】 洗浄ノズル、エアーブローノズル、乾燥
ノズル、加圧ノズルの各ノズル(2,2a)を共通と
し、洗浄水、換気用空気、乾燥用空気、圧力空気を選択
して供給するようにしたことを特徴とする請求項1記載
の排泄物処理装置。 - 【請求項4】 排泄物処理装置の操作を、電気制御によ
る自動化または半自動、あるいは手動としたことを特徴
とする請求項1又は3記載の排泄物処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17310899A JP3104064B1 (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 排泄物処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17310899A JP3104064B1 (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 排泄物処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3104064B1 true JP3104064B1 (ja) | 2000-10-30 |
JP2000325411A JP2000325411A (ja) | 2000-11-28 |
Family
ID=15954321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17310899A Expired - Fee Related JP3104064B1 (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 排泄物処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3104064B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113499488A (zh) * | 2021-07-08 | 2021-10-15 | 吉林大学 | 一种消化内科用通便装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100872456B1 (ko) | 2007-05-31 | 2008-12-08 | 라니쎄인트웰 주식회사 | 자동배설물처리기의 배설물처리 제어방법 및 그 장치 |
KR101595434B1 (ko) * | 2014-10-13 | 2016-02-19 | 한국생산기술연구원 | 배설물형상측정장치 및 방법 |
-
1999
- 1999-05-17 JP JP17310899A patent/JP3104064B1/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113499488A (zh) * | 2021-07-08 | 2021-10-15 | 吉林大学 | 一种消化内科用通便装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000325411A (ja) | 2000-11-28 |
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