JP3100455B2 - 骨切除部の固定および癒合促進用くさび状スペーサ材料 - Google Patents
骨切除部の固定および癒合促進用くさび状スペーサ材料Info
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- JP3100455B2 JP3100455B2 JP04055266A JP5526692A JP3100455B2 JP 3100455 B2 JP3100455 B2 JP 3100455B2 JP 04055266 A JP04055266 A JP 04055266A JP 5526692 A JP5526692 A JP 5526692A JP 3100455 B2 JP3100455 B2 JP 3100455B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は骨切除部の固定および癒
合促進用くさび状スペーサ材料に関する。更に詳しく述
べるならば本発明は骨切除部に挿入し、当該患部を固定
し、かつその骨癒合を促進するのに有用なくさび状スペ
ーサ材料に関するものである。
合促進用くさび状スペーサ材料に関する。更に詳しく述
べるならば本発明は骨切除部に挿入し、当該患部を固定
し、かつその骨癒合を促進するのに有用なくさび状スペ
ーサ材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、骨の切除部、例えば内側型変形性
膝関節症に対する脛骨高位骨切り手術、および脛骨粗面
前方移動骨切り手術などにおいて、骨の切除部に、自家
腸骨を移植する方法が知られているが、この場合には移
植された自家骨が小さすぎる場合、および骨に萎縮があ
る場合には骨の圧潰がおこり、所望の矯正効果が得られ
ないという問題点があった。
膝関節症に対する脛骨高位骨切り手術、および脛骨粗面
前方移動骨切り手術などにおいて、骨の切除部に、自家
腸骨を移植する方法が知られているが、この場合には移
植された自家骨が小さすぎる場合、および骨に萎縮があ
る場合には骨の圧潰がおこり、所望の矯正効果が得られ
ないという問題点があった。
【0003】このため、自家骨の代りにセラミック製、
特にアルミナ製人工骨をスペーサとして用いることが試
みられている。このような人工骨としては、平滑な上下
面を有するくさび状体が用いられた。しかし、上記従来
のくさび状スペーサ材料は、挿入された骨の切除部内に
おいて移動しやすく、従って、その骨の切除部に固定す
ることが困難であって、破断することがあり、かつこの
部分の骨癒合が遅いという問題点があった。
特にアルミナ製人工骨をスペーサとして用いることが試
みられている。このような人工骨としては、平滑な上下
面を有するくさび状体が用いられた。しかし、上記従来
のくさび状スペーサ材料は、挿入された骨の切除部内に
おいて移動しやすく、従って、その骨の切除部に固定す
ることが困難であって、破断することがあり、かつこの
部分の骨癒合が遅いという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のスペ
ーサ材料の上述のような問題点を解消し、骨切除部を確
実に固定することができ、かつ骨の癒合を促進するため
に有効な、骨切除部の固定および癒合促進用スペーサ材
料を提供しようとするものである。
ーサ材料の上述のような問題点を解消し、骨切除部を確
実に固定することができ、かつ骨の癒合を促進するため
に有効な、骨切除部の固定および癒合促進用スペーサ材
料を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は骨切除部に挿入
されるセラミック製くさび状スペーサ材料の少なくとも
1面に、少なくとも1個の棘状突起体を設けることによ
って、上記課題の解決に成功したものである。
されるセラミック製くさび状スペーサ材料の少なくとも
1面に、少なくとも1個の棘状突起体を設けることによ
って、上記課題の解決に成功したものである。
【0006】すなわち、本発明に係る骨切除部の固定お
よび癒合促進用くさび状スペーサ材料は、セラミック製
くさび状体であって、その上下面の少なくとも1面から
外向きに伸び出ている少なくとも1個の棘状突起体を有
することを特徴とするものである。
よび癒合促進用くさび状スペーサ材料は、セラミック製
くさび状体であって、その上下面の少なくとも1面から
外向きに伸び出ている少なくとも1個の棘状突起体を有
することを特徴とするものである。
【0007】本発明において、くさび状スペーサ材料
は、リン酸カルシウム系化合物、例えばハイドロキシア
パタイトを主成分として含むことが好ましく、また、そ
の上下面を貫通する少なくとも1個の透孔が形成されて
いることが好ましく、更に上記上下面がなす傾斜角は、
5〜15度であることが好ましく、更にまた、前記棘状
突起体は、2〜4mmの高さを有していることが好まし
い。
は、リン酸カルシウム系化合物、例えばハイドロキシア
パタイトを主成分として含むことが好ましく、また、そ
の上下面を貫通する少なくとも1個の透孔が形成されて
いることが好ましく、更に上記上下面がなす傾斜角は、
5〜15度であることが好ましく、更にまた、前記棘状
突起体は、2〜4mmの高さを有していることが好まし
い。
【0008】
【作用】本発明に係る骨切除部の固定、および癒合促進
用スペーサ材料の一実施態様の平面図が図1に示されて
おり、その正面図が図2に示されている。
用スペーサ材料の一実施態様の平面図が図1に示されて
おり、その正面図が図2に示されている。
【0009】図1および図2において、スペーサ材料1
は、くさび状の形状を有するものであって互に対向して
傾斜する上面2および下面3を有し、この上面2および
下面3がなす傾斜角θは、5〜15度の範囲内にあるこ
とが好ましい。このような傾斜角θを有するくさび状ス
ペーサ材料は骨切除部に挿入が容易であり、かつその挿
入角度を調節することによって、骨切除部の開き角度
(矯正角度)を適宜に調整することが可能になる。
は、くさび状の形状を有するものであって互に対向して
傾斜する上面2および下面3を有し、この上面2および
下面3がなす傾斜角θは、5〜15度の範囲内にあるこ
とが好ましい。このような傾斜角θを有するくさび状ス
ペーサ材料は骨切除部に挿入が容易であり、かつその挿
入角度を調節することによって、骨切除部の開き角度
(矯正角度)を適宜に調整することが可能になる。
【0010】くさび状スペーサ材料1の上下面の少なく
とも1面、好ましくは両面上には、それぞれの面から外
側に伸び出ている少なくとも1個の、好ましくは2〜8
個の棘状突起4が形成されている。この棘状突起は、く
さび状スペーサ材料を骨切除部に確実に固定し、その癒
合を促進するためにきわめて有効なものである。
とも1面、好ましくは両面上には、それぞれの面から外
側に伸び出ている少なくとも1個の、好ましくは2〜8
個の棘状突起4が形成されている。この棘状突起は、く
さび状スペーサ材料を骨切除部に確実に固定し、その癒
合を促進するためにきわめて有効なものである。
【0011】また、くさび状スペーサ材料1には、その
上面2および下面3を連通する少なくとも1個(好まし
くは1〜6個)の透孔5が形成されていることが好まし
い。この透孔4は、骨切除部の両面からこの透孔を通っ
て再生骨が生長し架橋することを可能にするものであっ
て、これによりくさび状スペーサ材料の骨内における安
定性が一層向上する。
上面2および下面3を連通する少なくとも1個(好まし
くは1〜6個)の透孔5が形成されていることが好まし
い。この透孔4は、骨切除部の両面からこの透孔を通っ
て再生骨が生長し架橋することを可能にするものであっ
て、これによりくさび状スペーサ材料の骨内における安
定性が一層向上する。
【0012】本発明のくさび状スペーサ材料の寸法およ
び形状には、格別の限定はなく、骨切除部の寸法形状な
どに応じて適宜に設定されるが、一般には、その長さL
は、30〜80mm、最大幅W1 は10〜25mm、最小幅
W2 は5〜15mm、最大厚さは3〜15mm、および最小
厚さは1〜3mmであることが好ましい。
び形状には、格別の限定はなく、骨切除部の寸法形状な
どに応じて適宜に設定されるが、一般には、その長さL
は、30〜80mm、最大幅W1 は10〜25mm、最小幅
W2 は5〜15mm、最大厚さは3〜15mm、および最小
厚さは1〜3mmであることが好ましい。
【0013】本発明のくさび状スペーサ材料の棘状突起
体の寸法・形状についても格別の限定はなく、骨切除部
の寸法・形状などに応じて適宜に設定し得るものである
が、一般には、2〜4mmの高さを有するものが好まし
く、その形状は、円錐形、三角錐形、四角錐形および、
その他の多角錐形、並びに楕円錐形などのいづれであっ
てもよいが、その先端は骨切除部に確実に鋲着されるよ
うに尖鋭であることが好ましい。
体の寸法・形状についても格別の限定はなく、骨切除部
の寸法・形状などに応じて適宜に設定し得るものである
が、一般には、2〜4mmの高さを有するものが好まし
く、その形状は、円錐形、三角錐形、四角錐形および、
その他の多角錐形、並びに楕円錐形などのいづれであっ
てもよいが、その先端は骨切除部に確実に鋲着されるよ
うに尖鋭であることが好ましい。
【0014】本発明のくさび状スペーサ材料を構成する
材料はセラミック材料である。このセラミック材料とし
ては、リン酸カルシウム系化合物材料、並びにアルミナ
などを用いることができるが、リン酸カルシウム系化合
物、特にヒドロキシアパタイトを用いることが好まし
い。
材料はセラミック材料である。このセラミック材料とし
ては、リン酸カルシウム系化合物材料、並びにアルミナ
などを用いることができるが、リン酸カルシウム系化合
物、特にヒドロキシアパタイトを用いることが好まし
い。
【0015】本発明のくさび状スペーサ材料に用いられ
るリン酸カルシウム系化合物は、 CaHPO4 Ca3(PO4)2 Ca5(PO4)3 OH Ca4 O(PO4)2 Ca10(PO4)6(PH2) CaP4 O11 Ca(PO3)2 Ca2 P2 O7 Ca(H2 PO4)2 ・H2 O などを包含する。またヒドロキシアパタイトは、組成
式: Ca5(PO4)3 OH、又はPa10(PO4)6(OH)2 を有する化合物を基本成分とするもので、Ca成分の一
部は、例えば、Sr,Ba,Mg,Fe,Al,Y,L
a,Na,K、およびHなどから選ばれた1種以上によ
り置換されていてもよく、また(PO4)成分の一部分
が、例えばVO4 ,BO3 ,SO4 ,CO3 、およびS
iO4 などから選ばれた1種以上により置換されていて
もよい。更にヒドロキシアパタイトは、通常の結晶体で
あってもよく、或は同型固溶体、置換型固溶体、および
侵入型固溶体のいづれであってもよく、また、非量論的
格子欠陥を有するものであってもよい。
るリン酸カルシウム系化合物は、 CaHPO4 Ca3(PO4)2 Ca5(PO4)3 OH Ca4 O(PO4)2 Ca10(PO4)6(PH2) CaP4 O11 Ca(PO3)2 Ca2 P2 O7 Ca(H2 PO4)2 ・H2 O などを包含する。またヒドロキシアパタイトは、組成
式: Ca5(PO4)3 OH、又はPa10(PO4)6(OH)2 を有する化合物を基本成分とするもので、Ca成分の一
部は、例えば、Sr,Ba,Mg,Fe,Al,Y,L
a,Na,K、およびHなどから選ばれた1種以上によ
り置換されていてもよく、また(PO4)成分の一部分
が、例えばVO4 ,BO3 ,SO4 ,CO3 、およびS
iO4 などから選ばれた1種以上により置換されていて
もよい。更にヒドロキシアパタイトは、通常の結晶体で
あってもよく、或は同型固溶体、置換型固溶体、および
侵入型固溶体のいづれであってもよく、また、非量論的
格子欠陥を有するものであってもよい。
【0016】一般に本発明に用いられるリン酸カルシウ
ム系化合物としては、そのカルシウム(Ca)と、燐
(P)との厚さ比が1.30〜1.80の範囲内にある
ものが好ましく、1.60〜1.67の範囲内にあるも
のが更に好ましい。
ム系化合物としては、そのカルシウム(Ca)と、燐
(P)との厚さ比が1.30〜1.80の範囲内にある
ものが好ましく、1.60〜1.67の範囲内にあるも
のが更に好ましい。
【0017】本発明に用いられるリン酸カルシウム系化
合物はリン酸三カルシウム〔Ca3(PO4)2 〕、ヒドロ
キシアパタイト〔Ca5(PO4)3 OHおよびCa10(P
O4) 6(OH)2〕であることが好ましく、特にゾルゲル法
により合成され、凍結乾燥されたものが好ましい。ま
た、本発明に用いられるリン酸カルシウム系化合物は、
800〜1350℃の温度で焼結されたものであること
が好ましく、この焼結温度は、850〜1200℃がよ
り好ましい。
合物はリン酸三カルシウム〔Ca3(PO4)2 〕、ヒドロ
キシアパタイト〔Ca5(PO4)3 OHおよびCa10(P
O4) 6(OH)2〕であることが好ましく、特にゾルゲル法
により合成され、凍結乾燥されたものが好ましい。ま
た、本発明に用いられるリン酸カルシウム系化合物は、
800〜1350℃の温度で焼結されたものであること
が好ましく、この焼結温度は、850〜1200℃がよ
り好ましい。
【0018】本発明のくさび状スペーサ材料を形成して
いるセラミック材料は、多孔質であってもよく、この場
合40〜90%の気孔率を有するものが好ましく、60
〜70%の気孔率を有するものがより好ましい。
いるセラミック材料は、多孔質であってもよく、この場
合40〜90%の気孔率を有するものが好ましく、60
〜70%の気孔率を有するものがより好ましい。
【0019】本発明のくさび状スペーサ材料を用いるに
は、骨の切除部にくさび状スペーサ材料を挿入し、この
挿入角度を調節することによってこの骨切除部の開き角
度(矯正角度)を所定値に設定すればよい。このとき、
本発明のくさび状スペーサ材料は、その棘状突起体によ
り残存骨部に鋲着されるのでこれを所定位置に固定する
ことができる。
は、骨の切除部にくさび状スペーサ材料を挿入し、この
挿入角度を調節することによってこの骨切除部の開き角
度(矯正角度)を所定値に設定すればよい。このとき、
本発明のくさび状スペーサ材料は、その棘状突起体によ
り残存骨部に鋲着されるのでこれを所定位置に固定する
ことができる。
【0020】更に必要に応じて、図3に例示されている
ように骨6の切除部に挿入されたくさび状スペーサ材料
1の頭部を金属、又はセラミックプレート7で押え、こ
のプレートを骨6にスクリュー8により固定することも
可能である。
ように骨6の切除部に挿入されたくさび状スペーサ材料
1の頭部を金属、又はセラミックプレート7で押え、こ
のプレートを骨6にスクリュー8により固定することも
可能である。
【0021】本発明のくさび状スペーサ材料は、図4に
示されているように、その最大厚さを有する頭部9に連
続して形成されたプレート部10を有していてもよい。
プレート部10は、くさび状スペーサ材料の頭部9から
所望の方向に所望の長さ(又は面積)をもって張り出て
いる。くさび状スペーサ材料を骨切除部に挿入したと
き、プレート部10を骨にスクリューなどにより連結
し、それによって、くさび状スペーサ材料全体を、所定
位置に固定することができる。
示されているように、その最大厚さを有する頭部9に連
続して形成されたプレート部10を有していてもよい。
プレート部10は、くさび状スペーサ材料の頭部9から
所望の方向に所望の長さ(又は面積)をもって張り出て
いる。くさび状スペーサ材料を骨切除部に挿入したと
き、プレート部10を骨にスクリューなどにより連結
し、それによって、くさび状スペーサ材料全体を、所定
位置に固定することができる。
【0022】本発明のくさび状スペーサ材料を骨切除部
に挿入する際、骨切除部の開き角度(矯正角度)を調整
するため、又は,本発明のくさび状スペーサ材料の挿入
位置を保持するために、棘状突起を有していないくさび
状材料、例えば、図5に示されているようなくさび材料
11を併用してもよい。このくさび材料11は、図5に
示されているようにその頭部に連続するプレート部10
を有していてもよい。
に挿入する際、骨切除部の開き角度(矯正角度)を調整
するため、又は,本発明のくさび状スペーサ材料の挿入
位置を保持するために、棘状突起を有していないくさび
状材料、例えば、図5に示されているようなくさび材料
11を併用してもよい。このくさび材料11は、図5に
示されているようにその頭部に連続するプレート部10
を有していてもよい。
【0023】本発明のくさび状スペーサ材料は、例えば
下記のようにして内側型変形性膝関節症に対する脛骨高
位部骨切り術に用いることができる。図6に示されてい
るように、膝関節が内側に変形している場合、脛骨の高
位部12を図示のように切除し、この切除部に本発明の
くさび状スペーサ1を挿入して膝関節を所定の角度に矯
正し図3と同様に固定する。このような手術によって、
図7に下されている手術前の湾曲した膝関節を、手術後
の正常な状態に矯正することができる。
下記のようにして内側型変形性膝関節症に対する脛骨高
位部骨切り術に用いることができる。図6に示されてい
るように、膝関節が内側に変形している場合、脛骨の高
位部12を図示のように切除し、この切除部に本発明の
くさび状スペーサ1を挿入して膝関節を所定の角度に矯
正し図3と同様に固定する。このような手術によって、
図7に下されている手術前の湾曲した膝関節を、手術後
の正常な状態に矯正することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明の棘状突起体を有するくさび状ス
ペーサ材料は、骨の切除部分に確実に固定されるので、
その挿入角度を適宜に調節することによって、骨の切除
部分の開き角度(矯正角度)を、所望値に容易に設定す
ることができる。また、本発明のくさび状スペーサ材料
を用いることにより、骨の切除量又は切除角度を可及的
に小さくすることができ、手術時間が短縮され、手術の
手技が容易となり、かつ骨の癒合が促進され、短期間内
の治癒が可能になるなどの効果を得ることができる。
ペーサ材料は、骨の切除部分に確実に固定されるので、
その挿入角度を適宜に調節することによって、骨の切除
部分の開き角度(矯正角度)を、所望値に容易に設定す
ることができる。また、本発明のくさび状スペーサ材料
を用いることにより、骨の切除量又は切除角度を可及的
に小さくすることができ、手術時間が短縮され、手術の
手技が容易となり、かつ骨の癒合が促進され、短期間内
の治癒が可能になるなどの効果を得ることができる。
【図1】本発明のくさび状スペーサ材料の一実施態様の
平面図。
平面図。
【図2】図1のくさび状スペーサ材料の正面図。
【図3】本発明のくさび状スペーサ材料の使用状態の一
例を示す説明図。
例を示す説明図。
【図4】本発明のくさび状スペーサ材料の他の実施態様
の正面図。
の正面図。
【図5】矯正角度調整用スペーサの一実施態様の正面
図。
図。
【図6】本発明のくさび状スペーサ材料を用いた変形膝
関節の矯正手術例を示す説明図。
関節の矯正手術例を示す説明図。
【図7】本発明のくさび状スペーサ材料を用いて変形膝
関節を矯正手術した場合の矯正効果を示す説明図。
関節を矯正手術した場合の矯正効果を示す説明図。
1…くさび状スペーサ材料 2…上面 3…下面 4…棘状突起体 5…透孔 6…骨 7…プレート 8…スクリュー 9…頭部 10…プレート部 11…矯正角度調節用スペーサ 12…骨切除部
Claims (6)
- 【請求項1】 セラミック材料製くさび状体であって、
その上下面の少なくとも1面から外向きに伸び出ている
少なくとも1個の棘状突起体とを有する、骨切除部の固
定、および癒合促進用くさび状スペーサ材料。 - 【請求項2】 前記くさび状スペーサ材料を形成するセ
ラミック材料が、リン酸カルシウム系化合物から選ばれ
る、請求項1に記載のくさび状スペーサ材料。 - 【請求項3】 前記くさび状スペーサ材料の上下面を貫
通する少なくとも1個の透孔を有する、請求項1に記載
のくさび状スペーサ材料。 - 【請求項4】 前記くさび状スペーサ材料の上下面がな
す傾斜角度が5〜15度である、請求項1に記載のくさ
び状スペーサ材料。 - 【請求項5】 前記棘状突起体が2〜4mmの高さを有す
る、請求項1 に記載のくさび状スペーサ材料。 - 【請求項6】 前記くさび状体の頭部に連続するプレー
ト部を有する、請求項1に記載のくさび状スペーサ材
料。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04055266A JP3100455B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 骨切除部の固定および癒合促進用くさび状スペーサ材料 |
US08/749,678 US5766251A (en) | 1992-03-13 | 1996-11-15 | Wedge-shaped spacer for correction of deformed extremities |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04055266A JP3100455B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 骨切除部の固定および癒合促進用くさび状スペーサ材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0614947A JPH0614947A (ja) | 1994-01-25 |
JP3100455B2 true JP3100455B2 (ja) | 2000-10-16 |
Family
ID=12993806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04055266A Expired - Fee Related JP3100455B2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 骨切除部の固定および癒合促進用くさび状スペーサ材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3100455B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2741525B1 (fr) * | 1995-11-24 | 2000-12-08 | Voydeville Gilles | Cale correctrice orthopedique |
USRE38614E1 (en) | 1998-01-30 | 2004-10-05 | Synthes (U.S.A.) | Intervertebral allograft spacer |
US8083746B2 (en) * | 2004-05-07 | 2011-12-27 | Arthrex, Inc. | Open wedge osteotomy system and surgical method |
CN101237835B (zh) * | 2005-04-01 | 2012-11-07 | 阿特雷克斯公司 | 用于执行打开楔高位胫骨切开术的设备 |
KR101534624B1 (ko) * | 2013-07-23 | 2015-07-07 | 오스젠 주식회사 | 다경사 합성골 웨지 |
CN114206237B (zh) * | 2019-04-12 | 2024-05-03 | 德普伊新特斯产品公司 | 截骨导向器 |
CN112932746A (zh) * | 2021-04-06 | 2021-06-11 | 中山大学肿瘤防治中心(中山大学附属肿瘤医院、中山大学肿瘤研究所) | 一种骨填充构件及填充方法 |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP04055266A patent/JP3100455B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0614947A (ja) | 1994-01-25 |
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