JP3100323U - ヘアカーラー - Google Patents

Abstract

【課題】頭に装着したまま寝るときでも痛くなく、また携帯に便利なヘアカーラーを提供する。
【解決手段】弾力性のある網の周囲をほつれないように布で覆って接着し丸めて構成した芯体３と、中空円筒形状のスポンジ４とで構成される。この芯体を中空円筒形状のスポンジ内に挿入してヘアカーラーを構成し、このヘアカーラーに髪の毛を巻きつけて、市販のヘアピンで髪の毛を止める。
【選択図】図２

Description

考案の詳細な説明

　本考案はヘアカーラーに係わり、さらに詳しくは、頭に装着したまま寝るときでも痛くなく、また携帯に便利なヘアカーラーに関するものである。

　ヘアカーラーとしては、従来は主として硬質のプラスチック等の芯体を中空円筒状のプラスチック、スポンジ等でカバーしたものが一般的であり、次のような出願がある。特開２００１−２７５７３６、特開２００１−３７５２７、特開２００１−３７５２８、特開平９−２９９１３０、特開平１０−２１５９４０、特開２０００−６０６２８、実開平７−２７４０１等は、このタイプに属するもので、いずれも硬質のプラスチック等の芯体あるいは固定具を使用している。

　プラスチック等の硬質の材質を使用すると、就寝中に固いものが頭にあたり痛いために、就寝が妨げられるという欠点があった。また一般的にヘアカーラーは多数使用するために、旅行に持っていくときには非常にかさばり重いという欠点があった。

　本考案のヘアカーラーは、弾力性のある網状のものの周囲をほつれないように布で覆って接着し丸めて構成した芯体と、中空円筒形状のスポンジとで構成される。この芯体を中空円筒形状のスポンジ内に挿入してヘアカーラーを構成し、このヘアカーラーに髪の毛を巻きつけて、市販のヘアピンで髪の毛を止める。なおこの芯体の網の周囲をほつれないように接着剤等で止めることによって、特に周囲を布で覆わなくても同じ効果が得られる。

　本考案のヘアカーラーは、芯体が弾力性のある材質であるために、頭につけて寝ても痛くなく、また旅行の時にバッグに入れても少し潰れるためにかさばらないという効果がある。また製作が非常に容易であるために、安く製作できるというメリットがある。

　本考案のヘアカーラーの実施の形態を図で説明する。このヘアカーラーの芯体は図１に示す弾力性のあるポリエステルやナイロン製などの網２の周囲がほつれないように、ナイロン、ポリエステル又は綿などでできた布１で覆う。そのために、布１の四辺を折り曲げ、接着剤などで網２と布１とを接着する。この接着したものを丸めて芯体３を作る。図２に示すように、この芯体３を中空円筒形状のスポンジ４の中に挿入して、ヘアカーラーを作る。このヘアカーラーを髪の毛に巻き付けてから市販のヘアピンなどで髪の毛を止める。
　なおこの芯体の網の周囲をほつれないように接着剤等で止めることによって、特に網の周囲を布で覆わなくても同じ効果が得られる。また芯体の網の代わりに、弾力性のあるスポンジを使用しても、同じ効果が得られる。

　本考案の実施例を示す網と布の平面図および芯体の斜視図 　芯体を中空円筒状スポンジ内に挿入するヘアカーラーの斜視図

符号の説明

　１は布
　２は網
　３は芯体
　４は中空円筒状スポンジ

Claims (1)

1. 　（１）弾力性のある網２の周囲がほつれないように、布１で覆う。
   　（２）接着剤などで網２と布１とを接着し、これを丸めて芯体３を作る。
   　（３）中空円筒形状のスポンジ４内にこの芯体３を挿入することにより構成したヘアカーラー

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