JP3099739U - 端部補強グレーチング - Google Patents
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Abstract
【課題】側溝の縦方向に延びた溝と横方向に延びた溝が直交する箇所や、L型形状で縦方向に延びた溝と横方向に延びた溝が交わる箇所等では、蓋受け部が欠落しており、そのような箇所で敷設されたグレーチングが本来の機能を発揮し、かつ、容易に敷設できる端部補強グレーチングを提供することを目的とする。また、蓋受け部を別に設けることがないので、側溝の流水断面を損ねにくくなるため、設計排水量を侵さないようにすることを目的とする。
【解決手段】グレーチング1の少なくとも一つの端面に補強部2を固着して設け、該補強部2を前記のような側溝6の蓋受け部の欠落部6aを覆うように敷設する。
【選択図】 図2
【解決手段】グレーチング1の少なくとも一つの端面に補強部2を固着して設け、該補強部2を前記のような側溝6の蓋受け部の欠落部6aを覆うように敷設する。
【選択図】 図2
Description
本考案は、側溝の縦方向に延びた溝と横方向に延びた溝が直交する箇所や、L型形状で縦方向に延びた溝と横方向に延びた溝が交わる箇所等では、蓋受け部が欠落しており、そのような箇所に敷設するグレーチングに関するものである。
通常、グレーチングを用いるとき、両端支持された状態で敷設されることが望ましいが、例えば、縦方向に延びた溝と横方向に延びた溝が直交する箇所を有する側溝や、L型形状で縦方向に延びた溝と横方向に延びた溝が交わる箇所を有する側溝等では、グレーチング等を載せる蓋受け部が欠落しており、そのような箇所にグレーチングを敷設すると、敷設直後においては格子状に組まれたグレーチングの剛性により形状保持はするものの、グレーチング上に人や車等が載った場合にグレーチングにかかる局部的な力に対して変形或いは破損することがあり、構造物として機能しない恐れがあった。
そのため、前記のような状況でグレーチング等を敷設する場合には、別に蓋受け機能を有する鋼材等が設けられ、そのような鋼材等は、例えば、コンクリート側溝の蓋受け部の欠落した部分に埋め込んだり、ボルト等で固定して側溝と固着していた。
しかし、前記のように別に蓋受け機能を有する鋼材等を設ける場合、側溝の開口部に設けなければならず、それによって流水断面を損ねることになり設計排水量を侵していた。
平成7年特許公開第305400号
従来、例えば、側溝の縦方向に延びた溝と横方向に延びた溝が直交する箇所や、L型形状で縦方向に延びた溝と横方向に延びた溝が交わる箇所等では、グレーチング等を載せる蓋受け部が欠落しており、そのような箇所にグレーチング等を敷設しようとすると、構造物として機能しない恐れがあった。そのため、蓋受け部が欠落した部分には別に鋼材等で蓋受け部を設けなければならず、グレーチングを敷設するのに手間がかかるとともに、側溝の流水断面を損ねるため設計排水量を侵していた。
本考案は上記の課題を解決すべく、前記のような蓋受け部の欠落した箇所で敷設されたグレーチングが本来の機能を発揮し、かつ、容易に敷設できる端部補強グレーチングを提供することを目的とする。また、蓋受け部を別に設けることがないので、側溝の流水断面を損ねにくくなるため、設計排水量を侵さないようにすることを目的とする。
請求項1に係わる考案は、側溝等の開口を覆うグレーチングであって、少なくとも一つの端面に補強部が設けられていることを特徴とする。
本考案によると、例えば、側溝の縦方向に延びた溝と縦方向に延びた溝が直交する箇所や、L型形状で縦方向に延びた溝と横方向に延びた溝が交わる箇所等では蓋受け部が欠落しており、そのような箇所にグレーチングを敷設する場合に、容易に敷設でき、補強部がグレーチング端面を補強し、かつ、蓋受け部と同じ機能を果たすので、グレーチング本来の機能を発揮することができる。また、蓋受け部を別に設けることがないので、側溝の流水断面を損ねにくく、設計排水量を侵すことが少ない。
補強部は、グレーチングの少なくとも一つの端面に設けられている。該補強部は該端面に連結して固着されることにより該端面を補強し、グレーチングに局部的にかかる力を、該補強部を通してグレーチングに全体的に分散することができる。
例えば、前記のような蓋受け部が欠落した箇所に本考案製品を敷設する場合、補強部が該蓋受け部の欠落した箇所を覆うように設置する。
補強部には台座部が設けられており、該台座部は該補強部のグレーチング端面に接する面より該グレーチングの反対方向に延びた面であり、蓋受け部に支持される部分については該グレーチング下面と同等の位置とする。蓋受け部の欠落部に接する部分については、該グレーチング下面と同等、或いは、該グレーチング下面より下方、若しくは上方であってもよい。該補強部の上面については、該グレーチングと該補強部が固着したとき凹みができないように該グレーチング上面と同等の位置に設けられる。
補強部は、該補強部の下面及び上面がグレーチングの下面及び上面と同等の位置にあった場合、例えば、四角形状をした板材や側部開口を有するコの字形状をした板材を用いることを例示として上げることができる。四角形状をした該補強部は角パイプ等を用いることができ、該角パイプ等の材料は容易に準備ができる。側部開口を有するコの字形状の板材を用いた場合には、四角形状をした補強部よりも一面省いているため重量が軽くなり、作業や持ち運び、保管等を容易にすることができる。
補強部は少なくとも一つのグレーチングの端面に設けられており、使用条件によって設ける数や箇所を変えられる。
請求項2に係わる考案は、補強部に補強補助材を設けたことを特徴とする。
本考案によると、グレーチングの用途に応じて対応荷重が異なるため、それに対応できるよう補強部に補強補助材を設ける。これにより、様々なタイプのグレーチングに用いることができる。補強補助材は、例えば、鋼材等のリブ等であってもよく、該補強補助材を補強部の空間部分に嵌合等して固着することが例示できる。
本考案によると、グレーチングの用途に応じて対応荷重が異なるため、それに対応できるよう補強部に補強補助材を設ける。これにより、様々なタイプのグレーチングに用いることができる。補強補助材は、例えば、鋼材等のリブ等であってもよく、該補強補助材を補強部の空間部分に嵌合等して固着することが例示できる。
請求項1の考案によると、グレーチングの端面に補強部を設けることで、例えば、縦方向に延びた溝と縦方向に延びた溝が直交する箇所や、L型形状で縦方向に延びた溝と横方向に延びた溝が交わる箇所を有する側溝等では蓋受け部が欠落しており、そのような箇所にグレーチングを敷設する場合に容易に敷設することができ、補強部がグレーチング端面を補強し、かつ、蓋受け部と同じ機能を果たすので、グレーチング本来の機能を発揮することができる。また、蓋受け部を別に設けることがないので、側溝の流水断面を損ねにくく、設計排水量を侵すことが少ない。
請求項2の考案によると、対応荷重に応じて補強補助材を設けることで、補強部の強度を上げることができる。
側溝の縦方向に延びた溝と横方向に延びた溝が直交する箇所や、L型形状で縦方向に延びた溝と横方向に延びた溝が交わる箇所等では、蓋受け部が欠落しており、そのような箇所で敷設されたグレーチングが本来の機能を発揮し、かつ、容易に敷設でき、設計排水量を侵さないようにする目的を、グレーチング端面に補強部を設けることで実現した。
図1ないし図3は請求項1に記載した考案の実施例を示したものである。図1及び図2は第一の実施例を示す。図1は第一の実施例の斜視図を示しており、グレーチング1は、主部材1aと、並設される主部材1aと直交する横部材1bで構成されている。グレーチング1の端面には補強部として側部開口を有するコの字形状板2を溶接等で固着している。コの字形状板2の蓋受け部に支持される部分はグレーチング1の下面と同等の位置とし、コの字形状板2の上面とグレーチング1の上面は同等の位置とする。
図2は第一の実施例の使用時を示しており、グレーチング1を縦方向に延びた溝と横方向に延びた溝が直交する箇所を有する側溝5に敷設している。コの字形状板2が蓋受け部6の欠落部6aを覆うようにして敷設する。
図3は第二の実施例を示す。角パイプ7を補強部として用いており、第一の実施例と同様に角パイプ7が蓋受け部6の欠落部6aを覆うようにして敷設する。角パイプ7の蓋受け部に支持される部分はグレーチング1の下面と同等の位置とし、角パイプ7の上面とグレーチング1の上面は同等の位置とする。
図4は第三の実施例を示す。補強補助材8をコの字形状板2の側部開口部分に嵌合させ固着する。図4はコの字形状板4の内側の高さと横長さに合わせた板状の補強補助材8を、コの字形状板2のグレーチング端面と接する側面3と垂直、台座部4と平行になるように間隔をあけて設けている。また、図5のように、コの字形状板2の内側の高さに合わせた板状の補強補助材9を、間隔をあけてグレーチング1端面と接する側面3と平行になるように側部開口部分の台座部4に設けることを例示としてあげられる。
図6は角パイプ7に補強補助材10を設けた場合であり、角パイプ7の内面の高さと縦長さに合わせた板状の補強補助材10を嵌着して溶接等で固着する。補強補助材は他に、角パイプの内側の高さや横、縦又は対角線に合わせた様々な板状の鋼材等が例示され、それらを角パイプの空間部分に嵌合させて固着することができる。
1 グレーチング
1a 主部材
1b 横部材
2 コの字形状板(補強部)
3 側面
4 台座部
5 側溝
6 蓋受け部
6a 欠落部
7 角パイプ(補強部)
8、9、10 補強補助材
1a 主部材
1b 横部材
2 コの字形状板(補強部)
3 側面
4 台座部
5 側溝
6 蓋受け部
6a 欠落部
7 角パイプ(補強部)
8、9、10 補強補助材
Claims (2)
- 側溝等の開口を覆うグレーチングであって、少なくとも一つの端面に補強部が設けられていることを特徴とする端部補強グレーチング。
- 補強部に補強補助材を設けたことを特徴とする請求項1記載の端部補強グレーチング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003270452U JP3099739U (ja) | 2003-08-07 | 2003-08-07 | 端部補強グレーチング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003270452U JP3099739U (ja) | 2003-08-07 | 2003-08-07 | 端部補強グレーチング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3099739U true JP3099739U (ja) | 2004-04-15 |
Family
ID=43253422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003270452U Expired - Lifetime JP3099739U (ja) | 2003-08-07 | 2003-08-07 | 端部補強グレーチング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3099739U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0676347U (ja) * | 1993-03-31 | 1994-10-28 | 株式会社コスモテック | 両面粘着体 |
-
2003
- 2003-08-07 JP JP2003270452U patent/JP3099739U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0676347U (ja) * | 1993-03-31 | 1994-10-28 | 株式会社コスモテック | 両面粘着体 |
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