JP3094865U - しおり - Google Patents
しおりInfo
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- JP3094865U JP3094865U JP2002008177U JP2002008177U JP3094865U JP 3094865 U JP3094865 U JP 3094865U JP 2002008177 U JP2002008177 U JP 2002008177U JP 2002008177 U JP2002008177 U JP 2002008177U JP 3094865 U JP3094865 U JP 3094865U
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- JP
- Japan
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- base material
- adhesive
- book
- bookmark
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 書物から抜け落ちることをなくし、読み進ん
だ行を指示するしおりを提供する。 【解決手段】 基材11の一端に指示部11aを形成
し、基材11の裏面側には、指示部11aの先端から基
材11の全長Lの50〜90%の範囲に粘着部11bを
形成する。基材11の一部が書物から突出するようにし
て、粘着部11bを介して読みかけの書物のページの任
意の位置に貼り付け、指示部11aを介して読み進んだ
行を指示することができる。
だ行を指示するしおりを提供する。 【解決手段】 基材11の一端に指示部11aを形成
し、基材11の裏面側には、指示部11aの先端から基
材11の全長Lの50〜90%の範囲に粘着部11bを
形成する。基材11の一部が書物から突出するようにし
て、粘着部11bを介して読みかけの書物のページの任
意の位置に貼り付け、指示部11aを介して読み進んだ
行を指示することができる。
Description
【0001】
この考案は、読みかけの書物の間に挟んで使用するしおりに関する。
【0002】
読みかけの書物にしおり(栞)を挟み、読み進んだページのしるしとして使用
することがある。
【0003】
従来のしおりは、単なる縦長の紙片であり、その一部が書物の外部に突出する
ようにしてページの間に深く差し込んで使用する。なお、厚紙製のしおりや、一
端に房ひもを付けたしおりは、全体を書物に挟み込んだり、房ひもの先端部だけ
を書物の外部に突出させたりしても、その目的を十分に達成することができる。
【0004】
かかる従来技術によるときは、しおりは、単に書物のページの間に挟み込むだ
けであるから、簡単に抜け落ちてしまい、読みかけのページがわからなくなった
り、しおり自体を紛失したりすることがある上、抜落ちを防ぐためにページの間
に深く差し込まなければならないから、ページ内の読み進んだ行の指示が全くで
きないという問題があった。
【0005】
そこで、この考案の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、基材の裏面側に粘
着部を設けることによって、簡単に抜け落ちることがなく、ページ内の行を指示
することもできるしおりを提供することにある。
【0006】
かかる目的を達成するためのこの考案の構成は、一端に指示部を形成する縦長
の基材と、基材の裏面側に形成する粘着部とを備えてなり、粘着部は、指示部の
先端から基材の全長の50〜90%の範囲に形成することをその要旨とする。
【0007】
なお、粘着部は、感圧性接着剤を全面的に塗布してもよく、分散的に塗布して
もよい。
【0008】
また、指示部は、山形に形成することができ、頂角90°に形成することがで
きる。
【0009】
さらに、基材の表面側には、書物の紹介記事を印刷してもよく、基材は、可撓
性のシート材により形成してもよい。
【0010】
かかる考案の構成によるときは、しおりは、基材の裏面側に形成する粘着部を
介し、書物のページの任意の位置に張り付けることにより、読みかけのページを
表示するとともに、貼付位置を選定することにより、指示部を介し、読み進んだ
行をも適確に指示することができる。ただし、粘着部は、感圧性接着剤を基材の
裏面側に塗布することによって形成するものとし、多数回の貼付け、剥取りを繰
り返しても、感圧性接着剤が書物のページ側に移行せず、ごみなどが大量に付着
しない限り、接着力が極端に低下することもない。なお、粘着部は、基材の全長
の90%を超えると、粘着部が形成されていない側の一部を書物の外部に突出さ
せて貼り付けるとき、十分な突出長さを確保することができなくなり、50%未
満であると、読書中にたとえば本のカバーや机などに一時的に貼り付けておいた
り、使用中の抜落ちを防いだりするために必要な十分な接着力が得られない。
【0011】
粘着部は、感圧性接着剤を全面的に塗布すれば、強力な接着力が得られ、分散
的に塗布すれば、接着力を適切に低減させることができる。
【0012】
指示部は、二等辺三角形または不等辺三角形の山形に形成することにより、そ
の頂部の位置によってページ内の行を指示することができる上、貼付け、剥取り
を繰り返しても、指示部が容易に欠落するおそれがない。また、山形の指示部の
頂角を90°に設定すれば、書物のカバーなどの隅部に頂角を合わせて貼り付け
、書物の付録として販売するときに便利である。なお、基材の表面側に書物の紹
介記事を印刷すれば、書物のカバーなどに貼り付けて販売するとき、宣伝用の帯
封と同様の宣伝効果を得ることができる。
【0013】
基材は、紙、プラスチックフィルムなどの適当な剛さ(こし)を有する可撓性
のシート材によって作ることが好ましい。なお、基材は、透明、不透明のいずれ
であってもよく、表面側、裏面側には、それぞれ任意の文字、模様などを表示す
ることができる。ただし、粘着部は、透明な感圧性接着剤を使用することにより
、粘着部に表示される文字、模様などが見えるようにすることが好ましい。
【0014】
以下、図面を以って考案の実施の形態を説明する。
【0015】
しおりは、縦長の基材11の一端に指示部11aを形成し、基材11の裏面側
に粘着部11bを形成してなる(図1)。ただし、図1(A)、(B)は、それ
ぞれ表面図、裏面図であり、同図(C)は、同図(A)の中央縦断面図である。
【0016】
基材11は、薄い可撓性のシート材からなり、一端には、二等辺三角形の山形
の指示部11aが形成されている。なお、指示部11aは、頂角θ=90°に形
成されている。
【0017】
粘着部11bは、基材11の裏面側に感圧性接着剤12を塗布して形成されて
いる。ただし、粘着部11bは、基材11の全長Lに対し、指示部11aの先端
からの長さL1 が0.5L≦L1 ≦0.9Lの範囲に形成されており、感圧性接
着剤12が全面的に塗布されている。
【0018】
かかるしおりは、読みかけの書物Bの特定のページPに対し、指示部11aが
読み進んだ行を指示するような位置に粘着部11bを介して貼り付けて使用する
ことができる(図2(A)、(B))。なお、このとき、基材11の粘着部11
bを形成しない側の一部が書物Bの外部に突出するように貼り付けるものとする
。
【0019】
このようなしおりは、粘着部11bを介して多数枚を同一方向にスタック状に
貼り合わせ、一括包装して販売単位とすることができる(図3)。また、書物B
のカバーCに貼り付けて書物Bの付録としてもよい(図4)。なお、書物Bの付
録とするとき、基材11の表面側には、書物Bの紹介記事を宣伝用に印刷して表
示することができる。また、カバーCへの貼付位置は、山形の指示部11aをカ
バーCの一隅部に合わせてもよく(同図(A))、全体をカバーCの任意の一辺
に平行にしてもよく(同図(B))、他の任意の位置、姿勢に貼り付けてもよい
。
【0020】
しおりの全体形状は、任意に変形可能である(図5)。たとえば、指示部11
aの頂角θ<90°としてもよく(同図(A))、指示部11aを不等辺三角形
の山形としてもよく(同図(B))、さらに、指示部11aの片側だけを斜辺に
してもよい(同図(C))。また、基材11の全体形状を手指状とし(同図(D
))、木の葉状としてもよい(同図(E))。さらに、基材11の指示部11a
を形成しない側の先端を円弧状に丸くしてもよい(同図(F))。いずれの場合
も、粘着部11bは、指示部11aの先端から基材11の全長の50〜90%の
範囲に形成されている。
【0021】
粘着部11bを形成するための感圧性接着剤12は、全面的に塗布するに代え
て、分散的に塗布してもよい(図6)。ただし、同図(A)〜(D)は、それぞ
れ感圧性接着剤12の塗布パターンを示す要部拡大図である。すなわち、感圧性
接着剤12は、規則正しく配列する点状に塗布してもよく(同図(A))、適当
な線状のパターンに塗布してもよい(同図(B)〜(D))。また、同図(A)
の各点は、丸点に限らず、他の任意の形状の点であってもよく、輪郭線によって
囲む形状であってもよい。感圧性接着剤12による有効接着面積を粘着部11b
の全面積より小さくすることにより、接着力を適切に低減させることができる。
ただし、図6(A)〜(D)において、各矢印は、基材11の指示部11aの方
向を示すものとする。
【0022】
以上説明したように、この考案によれば、一端に指示部を形成する縦長の基材
の裏面側に粘着部を形成することによって、粘着部を介して読みかけの書物の特
定のページの任意の位置に貼り付けることができるから、書物から簡単に抜け落
ちるおそれがなく、指示部を介してページ内の読み進んだ特定の行をも適確に指
示することができるという優れた効果がある。
【図1】 全体構成説明図
【図2】 使用状態説明図(1)
【図3】 使用状態説明図(2)
【図4】 使用状態説明図(3)
【図5】 他の実施の形態を示す図1(B)相当説明図
【図6】 他の実施の形態を示す感圧性接着剤の塗布パ
ターン説明図
ターン説明図
11…基材
11a…指示部
11b…粘着部
12…感圧性接着剤
Claims (7)
- 【請求項1】 一端に指示部を形成する縦長の基材と、
該基材の裏面側に形成する粘着部とを備えてなり、該粘
着部は、前記指示部の先端から前記基材の全長の50〜
90%の範囲に形成することを特徴とするしおり。 - 【請求項2】 前記粘着部は、感圧性接着剤を全面的に
塗布することを特徴とする請求項1記載のしおり。 - 【請求項3】 前記粘着部は、感圧性接着剤を分散的に
塗布することを特徴とする請求項1記載のしおり。 - 【請求項4】 前記指示部は、山形に形成することを特
徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載のしお
り。 - 【請求項5】 前記指示部は、頂角90°に形成するこ
とを特徴とする請求項4記載のしおり。 - 【請求項6】 前記基材の表面側には、書物の紹介記事
を印刷することを特徴とする請求項1ないし請求項5の
いずれか記載のしおり。 - 【請求項7】 前記基材は、可撓性のシート材により形
成することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいず
れか記載のしおり。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002008177U JP3094865U (ja) | 2002-12-25 | 2002-12-25 | しおり |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002008177U JP3094865U (ja) | 2002-12-25 | 2002-12-25 | しおり |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3094865U true JP3094865U (ja) | 2003-07-04 |
Family
ID=43248819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002008177U Expired - Fee Related JP3094865U (ja) | 2002-12-25 | 2002-12-25 | しおり |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3094865U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008143166A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-06-26 | Kokuyo Co Ltd | 接着剤付紙片 |
JP5203540B2 (ja) * | 2011-01-18 | 2013-06-05 | 株式会社ピーシーエム竹尾 | 粘着メモ用紙束 |
-
2002
- 2002-12-25 JP JP2002008177U patent/JP3094865U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008143166A (ja) * | 2006-11-13 | 2008-06-26 | Kokuyo Co Ltd | 接着剤付紙片 |
JP5203540B2 (ja) * | 2011-01-18 | 2013-06-05 | 株式会社ピーシーエム竹尾 | 粘着メモ用紙束 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |