JP3094822U - チューブを用いた健康用具 - Google Patents
チューブを用いた健康用具Info
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 肩または腰等の関節炎の緩和および防止等た
めのトレーニングにおいて、従来のチューブトレーニン
グでは、アタッチメントの着脱等の作業を要していた。
またトルマリンを用いた健康グッズは広く用いられてい
るが、トレーニング時にトルマリン効果が得られる用具
はこれまでなかった。 【解決手段】 弾性体チューブの一部にループを用い、
該ループを利用して支柱にチューブを固定させ、手首を
とおし、または肩関節にかけること等によって、アタッ
チメントの着脱等を必要としないトレーニングチューブ
を提供する。さらにトレーニングを行いながらトルマリ
ン効果が得られるよう、トルマリンを混練したチューブ
を用いた健康用具を提供する。
めのトレーニングにおいて、従来のチューブトレーニン
グでは、アタッチメントの着脱等の作業を要していた。
またトルマリンを用いた健康グッズは広く用いられてい
るが、トレーニング時にトルマリン効果が得られる用具
はこれまでなかった。 【解決手段】 弾性体チューブの一部にループを用い、
該ループを利用して支柱にチューブを固定させ、手首を
とおし、または肩関節にかけること等によって、アタッ
チメントの着脱等を必要としないトレーニングチューブ
を提供する。さらにトレーニングを行いながらトルマリ
ン効果が得られるよう、トルマリンを混練したチューブ
を用いた健康用具を提供する。
Description
【0001】
本考案は、肩または腰等の関節炎等による痛みの緩和および/または防止のた
めのチューブを用いた健康用具に関する。
【0002】
現在、肩関節周囲炎(五十肩、四十肩、肩関節の使い過ぎによるルーズショル
ダー)による肩の痛みを訴える患者が急増している。また運動時および静止時の
肩部および腰部のサポートまたは矯正を必要とする患者若しくは該症状を未然に
防ぐための用具を求める健常者が増加している。
【0003】
これらの症状等に対しては、専門家によるマッサージ、針灸、または温熱療法
等の治療以外に、患者自らが日常、継続したトレーニングを行うことが症状の改
善に望ましい。またこのような患者のみならず、該症状を防止するために健常者
も同様にトレーニングまたはサポートを行うことが望ましい。
【0004】
これに対し患者または健常者自らが行えるトレーニングの1つとしてチューブ
を用いたトレーニングが行われている(特許文献1参照)。
【0005】
また腰痛や肩こり防止または姿勢矯正のためのチューブバンドも用いられてい
る。
【0006】
さらに、トルマリンをブレスレットなどの形態で身体に装着することも、身体
の疲労の緩和、血行促進、リラックス効果並びに筋肉痛の回復に有効であること
が知られている(特許文献2参照)。トルマリンは、静置時にもマイナスイオン
および/または遠赤外線を発生するが、トルマリンに適度な熱、摩擦、圧力また
は湿度等の刺激を加えることにより、さらにマイナスイオンの発生効果が高くな
り、上記の効果が増すことが知られている。
【0007】
【特許文献1】
登録実用新案第3036979号公報
【0008】
【特許文献2】
登録実用新案第3037678号公報
【0009】
ところで上述した肩関節炎、膝関節炎または腰痛などの緩和または防止のトレ
ーニング用チューブまたはチューブバンドに関しては以下の欠点を有していた。
【0010】
すわなち、既存のチューブトレーニングでは、その前段階として、支柱などに
固定するのにチューブ自体を結ぶ作業を要するか、またはアタッチメントの装着
を要していた。またある種のトレーニング、例えば肩関節の牽引運動等のトレー
ニングを行う際には、該チューブの一端を握らなければならず、これによって前
腕部筋肉の望ましくない緊張が生じ、肩関節がリラックスした望ましい状態での
トレーニングができなかった。これを克服するためにはやはりアタッチメントの
装着を必要としていた。
【0011】
これらの作業または装着の手間により、既存のチューブを用いたトレーニング
は、患者らに煩わしさおよび使用感の悪さを与えていた。また望ましくない筋肉
の緊張によりトレーニング効果を減少させていた。さらに上述した短所によりス
ムースに連続的なトレーニングを行うことできず効率が悪いという欠点を有して
いた。
【0012】
また腰痛や肩こり防止または姿勢矯正のためのチューブバンドは、扁平な紐状
形態であり、特に運動時に使用する際には、ねじれまたはよじれが生じ、使用感
が悪いという欠点を有していた。
【0013】
さらに、患者らは日常においてより簡便なトレーニングでより効果的な結果を
求めるところ、トレーニング時にトルマリンによるマイナスイオン効果および/
または遠赤外線効果を同時に得ることのできる用具はこれまで存在していなかっ
た。また上述のトルマリンの性質、すなわちトルマリンに適度な熱、摩擦、圧力
または湿度等の刺激を加えることにより、これらの刺激がないときに比べさらに
マイナスイオンの発生効果が高くなる性質を利用し、より高いトルマリン効果を
得ることができる健康用具は存在していなかった。
【0014】
本考案は上記問題点を鑑みて提案されたものであり、患者らが日常的に継続し
て簡便かつ効果的なトレーニングを行い、並びにその前および/または後におけ
る肩、腰等のサポートを行うためのチューブを用いた健康用具を提供することを
目的とするものである。
【0015】
本考案は、前記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
【0016】
すなわち本考案に係る健康用具は、長さ方向への引張力に対応して伸長し、か
つ引張力の解除により元の長さが復元される弾性体チューブにおいて、該チュー
ブの一部をループとしたものである。
【0017】
本考案に係る健康用具の別の態様は、前記チューブの両端をそれぞれ1つずつ
のループとしたものである。該ループは大きさを固定したものであってもよいし
、またさらなる態様として、前記チューブ両端のそれぞれ1つずつのループが、
前記チューブに沿って移動可能な留め具により形成され、該ループの大きさをト
レーニングの内容にあわせて調節してもよい。
【0018】
さらにまた本考案に係る健康用具の別の態様は、前記チューブを該チューブの
長さ方向に約2分の1の部分で2つ折りにし、チューブに沿って移動可能な留め
具で、該2つ折りになったチューブの任意の2箇所を束ねることにより2つのル
ープを形成するものである。
【0019】
さらに別の本考案に係る健康用具の態様は、前記チューブを該チューブの長さ
方向に約2分の1の部分で2つ折りにし、チューブに沿って移動可能な留め具で
該2つ折りになったチューブの任意の1箇所を束ねることにより1つのループを
形成するものである。
【0020】
本考案による前記各健康用具は、1本の弾性体チューブからなってもよく、ま
た前記弾性体チューブを、長さ方向に両端をそろえて束ねた複数本の弾性体チュ
ーブが、伸縮性のある布状体で覆われてなってもよい。該束ねられたチューブは
特に3本であることが望ましい。
【0021】
また本考案による前記各健康用具は、該チューブを形成する弾性体にトルマリ
ン粉末体が混練されていることが望ましい。
【0022】
本考案に使用する弾性体の材質は、合成ゴム、天然ゴム等の伸縮可能な弾性体
であってよく、特にシリコーンが望ましい。
【0023】
なお、以上に述べた各構成は、本考案の趣旨を逸脱しない限り、互いに組み合
わせることが可能である。
【0024】
以下上述の考案の使用方法について述べる。
【0025】
図1(A)に示す前述のチューブ両端に2つのループを備える健康用具は、図
1(B)に示すように、該チューブの一端ループ(1)にもう一端(2)を通す
ことにより輪を形成し、固定のための支柱(ドアノブ、物干し竿、フェンスなど
の身の回りの支柱として望ましいもの)(3)に該輪をくぐらせ、または逆の順
序で、支柱にチューブをかけた後に、上述の端を引っ張り、チューブで支柱を締
め付け固定する。これにより簡単に支柱にチューブを固定することができる。こ
の状態でループに手のひらをかけ(図2(A))(4)、肩関節深部筋(インナ
ーマッスル)のトレーニングを行うことができる(図2(B)参照)。
【0026】
また図3(B)に示すようにチューブを2等分に折畳み、両端のループを重ね
、該重ねたループに手首を通し(図3(A))(5)、一方2等分にしたチュー
ブの谷の部分を自らの足で踏んで固定し(6)、または支柱にかけて、五十肩等
の肩関節牽引運動(アイロン体操)を行うことができる。
【0027】
上述の図2(B)および図3(B)に示すトレーニングでは、用具を握るとき
に前腕部に発生する望ましくない筋肉の緊張を回避し、かつ肩関節をリラックス
させた望ましい状態で行うことができる。
【0028】
本考案による別の実施態様では、図4(A)に示すようにチューブに沿って移
動可能な第1の留め具(7)および第2の留め具(8)で、2つ折りになったチ
ューブの任意の2箇所を束ねることにより2つのループ(9)(10)を形成さ
せた健康用具を提供する。図4(B)に示すようにチューブの長さ方向に2分の
1の部分を含むループ(9)に腕を通し、該ループを形成せしめる第1の留め具
(7)の位置を両肩の中央部に位置するように調節し、もう1つのループ(10
)に反対の腕をとおし、適度な圧力が肩周囲の筋肉にかかるよう第2の留め具(
8)で調節する。これにより肩こり防止および姿勢強制を可能とするたすきがけ
を実施しうる。また図4Aに示すループ9、10を重ねて二重のループとし、該
二重のループを図5のように腰に通し、適度な圧力が腰にかかるよう該二重のル
ープの大きさを調節する。これにより腰痛防止および運動時の腰部サポートを可
能にする腰部バンドを実施しうる。また1つのループを形成することを特徴とす
る本考案による健康用具は、該腰部バンド専用に用いることができる。
【0029】
また本考案のさらなる実施態様において、図6(A)に示す、チューブに沿っ
て移動可能な留め具(11)(12)によりチューブ両端に形成された2つのル
ープ(13)(14)を有する健康用具は、図2(B)および図3(B)に示す
上述の肩関節深部筋のトレーニングおよび肩関節の牽引運動だけでなく、ループ
(13)(14)の大きさおよび留め具(11)(12)の位置を調整すること
により(図6(A’)参照)、たすきがけを可能とし(図6(B)参照)、さら
に広げたループ(13)(14)を二重にし、図5と同様に腰部に固定させるこ
とにより腰部バンドとしての使用を可能とする。すなわち図6に示す1の健康用
具で、図1(A)、および図4(A)に示される健康用具、並びに1つのループ
を形成することを特徴とする本考案による健康用具の3つのタイプの健康用具を
兼ねることが可能である。
【0030】
チューブおよび該チューブに備えられるループの大きさ、長さは特に限定され
ず、トレーニングの種類または使用者の体格等にあわせて作製してもよいし、ま
たはチューブに沿って移動可能な留め具で適宜調節してもよい。
【0031】
上述のとおり、本考案による健康用具は、アタッチメントの装着および脱着な
どの作業が必要ない。そのため上述のようなトレーニング並びにその前および/
または後の運動時または静止時に行う肩、腰等のサポートなどの複数の行為にお
いて、順次スムースに移行することができるため、簡便かつ高い効率で一連のト
レーニングを連続して行うことができる。
【0032】
さらに上述の弾性体にトルマリン粉末体を混練することができる。トルマリン
が混練された弾性体よりなるチューブを用いてトレーニングまたはサポートを行
えば、該トレーニング等の効果に加え同時にマイナスイオン効果および/または
遠赤外線効果をも得ることができる。トルマリンを弾性体に混練させることによ
って、該トルマリンに対し効果的な刺激、すなわち弾性体からの圧力、弾性体と
の間に生じる摩擦、および該弾性体を用いたトレーニングまたは人体への装着に
よって加えられる圧力、摩擦、熱もしくは湿度等を与えることができる。この結
果、刺激を受けないトルマリンに比べ、上述の刺激を受けたトルマリンからは、
より高いマイナスイオンが発せられる。
【0033】
本考案に使用するトルマリン粉末体のサイズは特に限定されないが、通常1μ
m〜10μmの粒子径に粉砕したものが好ましい。
【0034】
本考案に使用するトルマリン粉末体を弾性体に混練させる量は、特に限定され
ないが、通常弾性体に対し3.5〜8.5%であることが好ましい。
【0035】
尚、本健康用具を用いたトレーニングは以上に述べたものに限定されず、適宜
種々のトレーニングに用いることができる。
【0036】
(実施例1)
シリコーンを用いて張力約3.0kgのチューブを作製した。その際径の大き
さが約3μmのトルマリン粉末体を、シリコーンに対し5質量%の量で混練した
。該シリコーンを径2mm、長さ187cmのチューブに成形した。次に、該チ
ューブ3本を両端を揃えて束ね、伸縮性を有する布で束ねた(図7参照)。
【0037】
(実施例2)
実施例1の束ねたチューブの両端を、それぞれチューブに沿って折畳み、チュ
ーブに沿って移動可能な留め具(11)(12)で連結し、大きさ調節すること
のできる2つのループ(13)(14)を有するチューブを用いた健康用具を作
製した。該健康用具を図6(A)に示した。
【0038】
(実施例3)
実施例2で作製したトレーニング用チューブを用いて、以下のトレーニングを
行った。
【0039】
最初にチューブの一端にあるループ(13)に、もう一端にあるループ(14
)をくぐらせ、形成された輪にドアノブをくぐらせた。チューブを引っ張り、該
輪を縮小させドアノブを締め付け、該ドアノブを支柱とした。そして図2で示す
のと同様に、ループ(14)にドアから近い方の手のひらをとおし、ひじを90
度に曲げ、脇をしめ、手首を曲げずに内側に引き、もとに戻す運動を繰り返すこ
とにより、肩関節深部筋(インナーマッスル)のトレーニングを行った。
【0040】
次に前述のチューブをドアノブからはずし、図3で示すのと同様に該チューブ
の長さ方向に2分の1の部分を片足で踏み(6)、チューブ両端のループを揃え
て、手首を通した。そして該ループに通した方の腕が床に垂直になる程度に前に
かがみ、該ループに通した方の手のひらを地面に向けて円を書くような運動を行
うことにより、肩関節の牽引運動を行った。
【0041】
最後に該チューブの2つの留め具(11)(12)を、図6(A’)に示すよ
うにチューブの長さ方向の2分の1の部分に向かってそれぞれ移動させ、八の字
を形成する。そして任意の一方のループに腕を通し、該ループを形成する留め具
が両肩の2分の1の地点(15)にくるよう調節する。次にもう一方のループに
腕を通し、前者ループと左右対照になるよう大きさを調節し、たすきがけを行う
。このとき肩に適度な圧力がかかるように両ループの大きさを調節することが望
ましい。また後者ループを調節後、チューブ残余部分は、両肩の2分の1の地点
(15)から垂らした状態にしておいよい。該たすきがけの様子を図6(B)に
示す。
【0042】
上記のように考案された本考案に係る健康用具によれば、トレーニング前に付
属のアタッチメントをとりつけたり、チューブを支柱に結ぶなどの作業を要しな
いので、煩わしい作業することなく簡便にトレーニングを行うことができる。ま
た容易かつ迅速に次ぎのトレーニングへと移行できるため複数のトレーニングを
スムースに連続して行うことができ、非常に効率がよい。また特定のトレーニン
グ、特に肩のトレーニングにおいては、両端のループに手首を通すことによって
チューブの端を支えることができ、これによって用具を握る時に生じる筋肉の緊
張を開放し、肩関節をリラックスさせることができ、理想的な状態でトレーニン
グを行うことができる。
【0043】
さらに本考案のチューブをたすきがけにし、または腰部に固定すれば、運動時
でもねじれおよびよじれが生じず、使用者に使用感の悪さを与えずに肩または腰
のサポートをすることができる。
【0044】
上記健康用具のチューブにトルマリンを混練することにより、トルマリンの持
つマイナスイオン効果および/または遠赤外線効果をトレーニング中に得ること
ができ、さらに効率のよいトレーニングが可能である。該チューブに混練された
トルマリンには、トレーニング時の弾性体の収縮によって、または身体への装着
によって適度な熱、摩擦、圧力および湿度が加えられる。これによってトルマリ
ンから発生するマイナスイオンは、トルマリンが静置時に発生するものと比べて
より高くなる。このように高いマイナスイオン効果を得ることによって、チュー
ブトレーニングをさらに効率のよいものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、本考案に係る健康用具の一実施態様
を示す構成図であり、(B)は、(A)に示す健康用具
を支柱に固定するための状態を示す説明図である。
を示す構成図であり、(B)は、(A)に示す健康用具
を支柱に固定するための状態を示す説明図である。
【図2】(A)は、本考案に係る健康用具を用いた肩関
節深部筋のトレーニングの際に、本考案に係る健康用具
が備えるループに手のひらをかけた状態を示す説明図で
あり、(B)は、肩関節深部筋のトレーニングでの本考
案に係る健康用具の使用状態を示す説明図である。
節深部筋のトレーニングの際に、本考案に係る健康用具
が備えるループに手のひらをかけた状態を示す説明図で
あり、(B)は、肩関節深部筋のトレーニングでの本考
案に係る健康用具の使用状態を示す説明図である。
【図3】(A)は、本考案に係る健康用具を用いた肩関
節の牽引運動の際に、本考案に係る健康用具が備えるル
ープに手首をかけた状態を示す説明図であり、(B)
は、肩関節の牽引運動での本考案に係る健康用具の使用
状態を示す説明図である。
節の牽引運動の際に、本考案に係る健康用具が備えるル
ープに手首をかけた状態を示す説明図であり、(B)
は、肩関節の牽引運動での本考案に係る健康用具の使用
状態を示す説明図である。
【図4】(A)は、本考案に係る健康用具の一実施態様
を示す構成図であり、(B)は、図4(A)の健康用具
を用いて行うたすきがけの状態を示す説明図である。
を示す構成図であり、(B)は、図4(A)の健康用具
を用いて行うたすきがけの状態を示す説明図である。
【図5】図4(A)に示す健康用具を用いて腰部のサポ
ートを行う状態を示す説明図である。
ートを行う状態を示す説明図である。
【図6】(A)は、本考案に係る健康用具の一実施態様
を示す構成図、(A’)および(A’’)は、図6
(A)に示す健康用具の変形例を示す構成図であり、
(B)は、図6(A’)の状態に変形された健康用具を
用いて行うたすきがけの状態を示す説明図である。
を示す構成図、(A’)および(A’’)は、図6
(A)に示す健康用具の変形例を示す構成図であり、
(B)は、図6(A’)の状態に変形された健康用具を
用いて行うたすきがけの状態を示す説明図である。
【図7】本考案の一実施態様において、伸縮性のある布
状体で弾性体チューブを3本束ねることによって形成し
た本考案に係る健康用具の断面図である。
状体で弾性体チューブを3本束ねることによって形成し
た本考案に係る健康用具の断面図である。
1 健康用具の右端のループ
2 健康用具の左端のループ
3 支柱
4 ループと手との接触部
5 ループと手との接触部
6 健康用具と足裏面との接触部
7 第一の移動可能な留め具
8 第二の移動可能な留め具
9 第一の移動可能な留め具により形成されたループ
10 第一および第二の移動可能な留め具により形成さ
れたループ 11 移動可能な留め具 12 移動可能な留め具 13 移動可能な留め具により形成されたループ 14 移動可能な留め具により形成されたループ 15 健康用具実施者の両肩2分の1の位置
れたループ 11 移動可能な留め具 12 移動可能な留め具 13 移動可能な留め具により形成されたループ 14 移動可能な留め具により形成されたループ 15 健康用具実施者の両肩2分の1の位置
Claims (10)
- 【請求項1】 長さ方向への引張力に対応して伸長し、
かつ引張力の解除により元の長さが復元される弾性体チ
ューブにおいて、該チューブの一部をループとしたチュ
ーブを用いることを特徴とするチューブを用いた健康用
具。 - 【請求項2】 前記チューブの両端をそれぞれ1つずつ
のループとしたことを特徴とする請求項1に記載のチュ
ーブを用いた健康用具。 - 【請求項3】 前記チューブ両端のそれぞれ1つずつの
ループを、前記チューブに沿って移動可能な留め具によ
り形成することを特徴とする請求項2に記載のチューブ
を用いた健康用具。 - 【請求項4】 前記チューブを該チューブの長さ方向に
約2分の1の部分で2つ折りにし、チューブに沿って移
動可能な留め具で、該2つ折りになったチューブの任意
の2箇所を束ねることにより2つのループを形成するこ
とを特徴とする請求項1に記載のチューブを用いた健康
用具。 - 【請求項5】 前記チューブを該チューブの長さ方向に
約2分の1の部分で2つ折りにし、チューブに沿って移
動可能な留め具で該2つ折りになったチューブの任意の
1箇所を束ねることにより1つのループを形成すること
を特徴とする請求項1に記載のチューブを用いた健康用
具。 - 【請求項6】 前記弾性体チューブ複数本を、長さ方向
に両端をそろえて束ね、該束ねたチューブを伸縮性のあ
る布状体で覆うことを特徴とする請求項1〜5のいずれ
か1項に記載のチューブを用いた健康用具。 - 【請求項7】 前記束ねたチューブが、前記弾性体3本
よりなることを特徴とする請求項6に記載のチューブを
用いた健康用具。 - 【請求項8】 前記弾性体チューブにトルマリン粉末体
を混練することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1
項に記載のチューブを用いた健康用具。 - 【請求項9】 前記弾性体チューブが合成ゴムまたは天
然ゴム等の伸縮可能な弾性体よりなることを特徴とする
請求項1〜7のいずれか1項に記載のチューブを用いた
健康用具。 - 【請求項10】 前記弾性体チューブがシリコーンであ
ることを特徴とする請求項8に記載のチューブを用いた
健康用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002008119U JP3094822U (ja) | 2002-12-20 | 2002-12-20 | チューブを用いた健康用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002008119U JP3094822U (ja) | 2002-12-20 | 2002-12-20 | チューブを用いた健康用具 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3094822U true JP3094822U (ja) | 2003-07-04 |
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ID=43248778
Family Applications (1)
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JP2002008119U Expired - Fee Related JP3094822U (ja) | 2002-12-20 | 2002-12-20 | チューブを用いた健康用具 |
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JP (1) | JP3094822U (ja) |
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-
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- 2002-12-20 JP JP2002008119U patent/JP3094822U/ja not_active Expired - Fee Related
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