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JP3092361B2 - 血液凝固測定装置 - Google Patents

血液凝固測定装置

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Publication number
JP3092361B2
JP3092361B2 JP04315823A JP31582392A JP3092361B2 JP 3092361 B2 JP3092361 B2 JP 3092361B2 JP 04315823 A JP04315823 A JP 04315823A JP 31582392 A JP31582392 A JP 31582392A JP 3092361 B2 JP3092361 B2 JP 3092361B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cuvette
blood coagulation
discarded
tray
coagulation measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04315823A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06148204A (ja
Inventor
俊美 門田
弘治 谷水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP04315823A priority Critical patent/JP3092361B2/ja
Publication of JPH06148204A publication Critical patent/JPH06148204A/ja
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Publication of JP3092361B2 publication Critical patent/JP3092361B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は臨床検査の分野において
血液凝固反応を自動的に分析する測定装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】血液凝固反応を測定するには、キュベッ
トに検体と試薬を入れ、そのキュベットを凝固反応測定
部位に移動させて測定している。ほとんどの血液凝固測
定装置では、測定部位にはキュベットに光源から測定光
を照射し、試料反応液による散乱光や透過光を光検出器
で検出する光度計を備えている。
【0003】血液凝固測定装置では、キュベットは検体
ごとに用意され、測定終了後のキュベットは廃棄され
る。血液凝固測定装置のキュベット廃棄部には、図5に
示されるように、キュベットを搬送するアーム31から
取り外されて落下したキュベット20が受け皿51で受
けられ、受け皿51に溜ったキュベット20は受け皿5
1を血液凝固測定装置本体18から取り出して捨てられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5のように、廃棄さ
れたキュベット20を受け皿51で単に受けるだけで
は、受け皿51を大きくしてもキュベット20の落下位
置は一定であるため、受け皿内でキュベットが山のよう
に盛り上がり、受け皿51の他の部分にはスペースがあ
ってもキュベットをそれ以上受けることができない状態
となる。受け皿にキュベットがそれ以上受けられない状
態になると、受け皿51を装置本体18から取り出し、
空の受け皿51を装着するという操作が必要になるた
め、受け皿51を取り出り、再び装着するために分析動
作を一時中断しなければならなくなる。
【0005】そこで、本発明は廃棄されたキュベットが
受け皿に収容しきれなくなって分析動作を中断するのを
回避し、又は分析動作を中断する回数を少なくすること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のキュベ
ットを着脱可能に保持する反応部、キュベットの供給廃
棄機構、検体分注器及び試薬分注器を備えた血液凝固測
定装置において、分析終了後のキュベットが廃棄される
廃棄部には廃棄されたキュベットを受けるとともに、廃
棄されたキュベットが落下する位置の底面が凹面状にな
って一端側にせり上がっている受け皿と、前記受け皿の
凹面状底面に沿って移動するように回転するレバーとを
設ける。
【0007】本発明の他の態様では、分析終了後のキュ
ベットが廃棄される廃棄部に廃棄されたキュベットを受
ける受け皿を設けるとともに、この血液凝固測定装置本
体の底面には廃棄されたキュベットが落下する位置に孔
をあけ、受け皿を外したときにその孔を経てこの血液凝
固測定装置本体の外部の下部へキュベットが直接廃棄さ
れるようにする。
【0008】
【実施例】図1は本発明が適用される血液凝固測定装置
の一例を表わしたものである。反応部1は円盤状のテー
ブルを有し、そのテーブルは図に現われていない駆動機
構によって往復方向に回転し、停止できるようになって
いる。テーブルの円周上には測定部モジュール2が複数
個等間隔に配置されている。
【0009】各測定部モジュール2は、検体と試薬が分
注されるキュベットを1つずつ着脱可能に保持し、キュ
ベット中の試料液に対し測定光を照射するLEDなどの
光源と、試料液による測定光の散乱光や透過光を検出す
るためのフォトダイオードなどの光検出器とを備えてい
る。
【0010】反応部1の近くにはキュベット移送部3が
設けられ、キュベット移送部3には反応部1のテーブル
の円周上の位置Aで測定部モジュール2にキュベットを
装着したり、測定部モジュール2からキュベットを取り
外したりするアーム31が設けられている。アーム31
は位置Aのほか、キュベット供給部4でキュベットを受
け取る位置、キュベット廃棄部5でキュベットを廃棄す
る位置にそれぞれ移動し、停止できるように駆動され
る。キュベット移送部3はキュベット供給部4に溜って
いるキュベットを1つずつ取り出して反応部1の位置A
にある測定部モジュールにキュベットを移送して装着し
たり、反応部1の位置Aにきた測定終了後のキュベット
を取り出してキュベット廃棄部5に廃棄する。この例で
はキュベット移送部3がキュベットの供給と廃棄の両機
能を兼ねているが、キュベットの供給と廃棄を別のアー
ムなどの機構により実現してもよい。
【0011】反応部1の近くにはサンプリングプローブ
6が設けられており、ラック方式の検体移送部7の位置
Cに移送されてきた検体を吸引し、反応部1の位置Bに
ある測定部モジュールのキュベットに検体を分注する。
反応部1の近くには更に試薬プローブ9が設けられてお
り、複数の試薬8から測定項目に応じて所定の試薬を吸
引し、反応部1の位置Dにある測定部モジュールのキュ
ベットに試薬を分注する。10はシリンジポンプであ
り、サンプリングプローブ6と試薬プローブ9に配管で
接続されており、所定量の吸引と吐出を行なう。11は
操作部であり、キーボードやCRT、プリンタなどを含
んでいる。
【0012】図2に第1の実施例のキュベット廃棄部を
示す。キュベット廃棄部5には受け皿51が設けられて
おり、受け皿51の底面の形状は廃棄されたキュベット
20が落下する位置の底面が凹面状になって一端側にせ
り上がっている。受け皿51内でその凹面状の底面に沿
って移動するように回転するレバー22が設けられてお
り、レバー22はその回転中心軸がモータ(図示略)で
駆動されて往復方向に回転するようになっている。レバ
ー22には、レバー22が上に上がった状態で、アーム
31から外されたキュベット20が落下してくる位置に
孔24があけられており、キュベット20はその孔24
を通って受け皿51へ落下する。
【0013】図3(A)から(C)により、図2の実施
例の動作を説明する。受け皿51にキュベット20があ
る程度溜ると、レバー22を回転させるモータが作動し
てレバー22が受け皿51の一端側(図では右側)から
他端側に向かって回転し、溜ったキュベット20を他端
側へ押し寄せる。受け皿51にキュベット20が一定数
落下する度にこの動作が繰り返される。受け皿51にキ
ュベット20がいくつ落ちたかはこの血液凝固測定装置
の動作を制御しているCPUで検知することができるの
で、キュベット20の落下数によってレバー22の動作
を制御することができる。
【0014】図4は第2の実施例を表わしたものであ
る。装置本体18の底面にはアーム31から外されたキ
ュベット20が落下してくる位置に孔26があけられて
いる。装置本体18内には受け皿51を装着することも
できるし、受け皿51を外してその孔26を経てキュベ
ット20が装置本体18の外部へ直接落下するように使
用することもできる。装置本体18が装着されるテーブ
ル27にも孔26に対応した位置に孔28があけられて
おり、テーブル27の下面には例えば袋29が取りつけ
られ、孔26と28を経て落下してきた使用済みキュベ
ットをその袋29で受けるようにすることができる。袋
29に代えてテーブル27の下側にキュベットを受ける
容器を設けておいてもよい。
【0015】
【発明の効果】請求項1の発明では、受け皿の一箇所に
キュベットが溜らないようにレバーでキュベットを移動
させることによって、受け皿の容積を有効に利用するこ
とができるようになり、受け皿を取り出す期間が長くな
り、それによって分析動作が中断される回数が少なくな
る。請求項2の発明では、装置本体内の受け皿を外し、
廃棄されたキュベットを装置本体外部で受けるようにす
ることによって、キュベットの廃棄にともなう分析動作
の中断がなくなり、連続して分析を続けることができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される血液凝固測定装置の一例を
示す平面図である。
【図2】第1の実施例を示す概略断面図である。
【図3】同実施例の動作を示す概略断面図である。
【図4】第2の実施例を示す概略断面図である。
【図5】従来の血液凝固測定装置のキュベット廃棄部の
例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
5 キュベット廃棄部 18 装置本体 20 キュベット 22 レバー 26 装置本体の底面の孔 31 キュベット搬送用アーム 51 受け皿

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキュベットを着脱可能に保持する
    反応部、キュベットの供給廃棄機構、検体分注器及び試
    薬分注器を備えた血液凝固測定装置において、分析終了
    後のキュベットが廃棄される廃棄部には廃棄されたキュ
    ベットを受けるとともに、廃棄されたキュベットが落下
    する位置の底面が凹面状になって一端側にせり上がって
    いる受け皿と、前記受け皿の凹面状底面に沿って移動す
    るように回転するレバーとが設けられていることを特徴
    とする血液凝固測定装置。
  2. 【請求項2】 複数のキュベットを着脱可能に保持する
    反応部、キュベットの供給廃棄機構、検体分注器及び試
    薬分注器を備えた血液凝固測定装置において、分析終了
    後のキュベットが廃棄される廃棄部には廃棄されたキュ
    ベットを受ける受け皿が設けられており、この血液凝固
    測定装置本体の底面には廃棄されたキュベットが落下す
    る位置に孔があけられ、前記受け皿を外したときにキュ
    ベットがその孔を経てこの血液凝固測定装置本体の外部
    の下部へ直接廃棄されることを特徴とする血液凝固測定
    装置。
JP04315823A 1992-10-30 1992-10-30 血液凝固測定装置 Expired - Fee Related JP3092361B2 (ja)

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JPH06148204A JPH06148204A (ja) 1994-05-27
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